JPH07112342A - パレットと治具の締結構造 - Google Patents
パレットと治具の締結構造Info
- Publication number
- JPH07112342A JPH07112342A JP25879693A JP25879693A JPH07112342A JP H07112342 A JPH07112342 A JP H07112342A JP 25879693 A JP25879693 A JP 25879693A JP 25879693 A JP25879693 A JP 25879693A JP H07112342 A JPH07112342 A JP H07112342A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- jig
- jig plate
- clamp claw
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Feeding Of Workpieces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 治具2に治具プレート部3を設け、治具プレ
ート部3の下面にピン孔5を設け、パレット1の上面に
ピン4を設け、パレット1に設けたクランプ装置8に、
治具プレート部3の係合部7に係合するクランプ爪9を
揺動自在に設け、クランプ爪9を離脱する方向に付勢す
るスプリングバネ10と、このスプリングバネ10の付
勢力に抗してクランプ爪9を係合部に向けて押圧するボ
ルト11を設けた。 【効果】 ピン4とピン孔5の嵌合により治具2をパレ
ット1に位置決めすることができ、工作機械のメインス
ピンドル等によってボルト11を締め付けたり、緩めた
りすることにより、クランプ装置8による固定および解
除を容易に行うことができ、治具2とパレット1の着脱
動作を自動的に行うことができる。
ート部3の下面にピン孔5を設け、パレット1の上面に
ピン4を設け、パレット1に設けたクランプ装置8に、
治具プレート部3の係合部7に係合するクランプ爪9を
揺動自在に設け、クランプ爪9を離脱する方向に付勢す
るスプリングバネ10と、このスプリングバネ10の付
勢力に抗してクランプ爪9を係合部に向けて押圧するボ
ルト11を設けた。 【効果】 ピン4とピン孔5の嵌合により治具2をパレ
ット1に位置決めすることができ、工作機械のメインス
ピンドル等によってボルト11を締め付けたり、緩めた
りすることにより、クランプ装置8による固定および解
除を容易に行うことができ、治具2とパレット1の着脱
動作を自動的に行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パレットと治具の締結
構造に関し、マシニングセンター等の複数種類の加工作
業を行う工作機械において、加工対象物の搬送に用いる
パレットと加工対象物を所定の姿勢に保持する治具との
締結構造に係るものである。
構造に関し、マシニングセンター等の複数種類の加工作
業を行う工作機械において、加工対象物の搬送に用いる
パレットと加工対象物を所定の姿勢に保持する治具との
締結構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マシニングセンター等の複数種類
の加工作業を行う工作機械においては、パレット上に固
定した治具で加工対象物を保持している。この構成にお
いては、治具により加工対象物をパレット上に位置決め
し、パレットを工作機械の作業テーブル上に位置決めす
ることにより加工対象物を工作機械に対して位置決めし
ている。
の加工作業を行う工作機械においては、パレット上に固
定した治具で加工対象物を保持している。この構成にお
いては、治具により加工対象物をパレット上に位置決め
し、パレットを工作機械の作業テーブル上に位置決めす
ることにより加工対象物を工作機械に対して位置決めし
ている。
【0003】また、治具の形状は様々でパレット上に治
具を位置決めすることが困難であり、パレット上におけ
る治具の位置の精度が加工精度に影響を及ぼすことを考
慮すると、パレットと治具の固定作業は手作業に頼らざ
るをえず、従来は手作業によってパレット上に治具を位
置決めするとともに、パレットと治具をボルトで固定し
ていた。
具を位置決めすることが困難であり、パレット上におけ
る治具の位置の精度が加工精度に影響を及ぼすことを考
慮すると、パレットと治具の固定作業は手作業に頼らざ
るをえず、従来は手作業によってパレット上に治具を位
置決めするとともに、パレットと治具をボルトで固定し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の構成に
よれば、パレット上に治具を位置決めすることに手間取
るとともに、パレットと治具の締結構造がボルト固定に
よる固定的なものであるために、パレットと治具の着脱
を容易に行うことができず、加工対象品の変更に伴う段
取替えに手間取る問題があった。
よれば、パレット上に治具を位置決めすることに手間取
るとともに、パレットと治具の締結構造がボルト固定に
よる固定的なものであるために、パレットと治具の着脱
を容易に行うことができず、加工対象品の変更に伴う段
取替えに手間取る問題があった。
【0005】このため、操業面から考えると、保有する
治具の全数に相応する数のパレットを用意し、一度固定
したパレットと治具を永続的に一体のものとして扱うこ
とが好ましい。しかし、同一時間内に加工ライン上に供
給すべき治具の数は限られており、不要な治具を加工ラ
インから待避させる場合に、パレットも同時に棚等に格
納する必要があり、より大きな格納空間を必要とする問
題があった。また、形状が加工対象品向きに特化した治
具と異なり、汎用性のあるパレットを不必要に数多く用
意すること自体に無駄があった。
治具の全数に相応する数のパレットを用意し、一度固定
したパレットと治具を永続的に一体のものとして扱うこ
とが好ましい。しかし、同一時間内に加工ライン上に供
給すべき治具の数は限られており、不要な治具を加工ラ
インから待避させる場合に、パレットも同時に棚等に格
納する必要があり、より大きな格納空間を必要とする問
題があった。また、形状が加工対象品向きに特化した治
具と異なり、汎用性のあるパレットを不必要に数多く用
意すること自体に無駄があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、パレ
ットに対して治具を容易に着脱することができるパレッ
トと治具の締結構造を提供することを目的とする。
ットに対して治具を容易に着脱することができるパレッ
トと治具の締結構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、種々の形状をなす各治具に、パレットに対
する接合部としてパレットの形状に相応した定形の治具
プレート部を設け、治具プレート部の下面とパレットの
上面に相互に嵌合する位置決め用の凹凸部を設け、パレ
ットの側部に治具プレート部を固定するクランプ装置を
設け、クランプ装置に、治具プレート部の側部に設けた
係合部に対して係合する位置と離脱する位置にわたって
揺動するクランプ爪と、クランプ爪を係合部から離脱す
る方向に付勢する付勢手段と、この付勢手段の付勢力に
抗してクランプ爪を係合部に向けて押圧するボルトを設
け、係合部のクランプ爪に対する当接面を裾側ほど外側
に張り出す傾斜面に形成したものである。
に本発明は、種々の形状をなす各治具に、パレットに対
する接合部としてパレットの形状に相応した定形の治具
プレート部を設け、治具プレート部の下面とパレットの
上面に相互に嵌合する位置決め用の凹凸部を設け、パレ
ットの側部に治具プレート部を固定するクランプ装置を
設け、クランプ装置に、治具プレート部の側部に設けた
係合部に対して係合する位置と離脱する位置にわたって
揺動するクランプ爪と、クランプ爪を係合部から離脱す
る方向に付勢する付勢手段と、この付勢手段の付勢力に
抗してクランプ爪を係合部に向けて押圧するボルトを設
け、係合部のクランプ爪に対する当接面を裾側ほど外側
に張り出す傾斜面に形成したものである。
【0008】
【作用】上記した構成により、パレットに治具を装着す
る時には、パレット上に治具の治具プレート部を載置
し、治具プレート部の下面とパレットの上面に形成した
凹凸部を嵌合させるだけで治具をパレットに対して位置
決めすることができる。つまり、治具プレート部上に形
成する治具は用途に応じて種々の形状をなすが、治具プ
レート部はパレットの形状に相応した定形をなし、各治
具において共通であるので、凹凸部の嵌合により治具プ
レート部をパレットに位置決めすることによって結果と
して治具とパレットの位置関係が決定する。
る時には、パレット上に治具の治具プレート部を載置
し、治具プレート部の下面とパレットの上面に形成した
凹凸部を嵌合させるだけで治具をパレットに対して位置
決めすることができる。つまり、治具プレート部上に形
成する治具は用途に応じて種々の形状をなすが、治具プ
レート部はパレットの形状に相応した定形をなし、各治
具において共通であるので、凹凸部の嵌合により治具プ
レート部をパレットに位置決めすることによって結果と
して治具とパレットの位置関係が決定する。
【0009】治具とパレットの締結は、クランプ装置で
治具プレート部をクランプして行う。このクランプ装置
による固定は、ボルトを締め付けてクランプ爪を付勢手
段の付勢力に抗して治具プレート部の係合部に押圧し、
クランプ爪を係合部に係合させて行う。このとき、クラ
ンプ装置のクランプ爪が当接する係合部の傾斜面は、裾
側ほど外側に張り出す傾斜面をなすので、係合部の傾斜
面に対するクランプ爪の押圧力が治具プレート部をパレ
ットに押圧する力として作用し、治具とパレットを確実
に締結することができる。しかも、各パレットにおける
クランプ装置の位置は共通しているので、クランプ装置
のボルトを締め付ける作業を工作機械のメインスピンド
ル等によって行うことができ、治具とパレットの固定動
作を自動的に行うことができる。
治具プレート部をクランプして行う。このクランプ装置
による固定は、ボルトを締め付けてクランプ爪を付勢手
段の付勢力に抗して治具プレート部の係合部に押圧し、
クランプ爪を係合部に係合させて行う。このとき、クラ
ンプ装置のクランプ爪が当接する係合部の傾斜面は、裾
側ほど外側に張り出す傾斜面をなすので、係合部の傾斜
面に対するクランプ爪の押圧力が治具プレート部をパレ
ットに押圧する力として作用し、治具とパレットを確実
に締結することができる。しかも、各パレットにおける
クランプ装置の位置は共通しているので、クランプ装置
のボルトを締め付ける作業を工作機械のメインスピンド
ル等によって行うことができ、治具とパレットの固定動
作を自動的に行うことができる。
【0010】治具をパレットから取り外すときには、上
述した作業を逆の順序で行なえばよく、クランプ装置の
ボルトを緩めることにより、クランプ爪が付勢手段の付
勢力によって係合部から離脱し、容易にパレットから治
具を取り外すことができる。
述した作業を逆の順序で行なえばよく、クランプ装置の
ボルトを緩めることにより、クランプ爪が付勢手段の付
勢力によって係合部から離脱し、容易にパレットから治
具を取り外すことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1〜図4において、パレット1は、マシニン
グセンター等の複数種類の加工作業を行う工作機械にお
いて治具2で固定した加工対象物を保持するものであ
る。治具2は加工対象物の形状ならびに姿勢によって種
々の形状をなしており、パレット1に対する接合部とし
てパレット1の形状に相応した定形をなす治具プレート
部3を設けている。
明する。図1〜図4において、パレット1は、マシニン
グセンター等の複数種類の加工作業を行う工作機械にお
いて治具2で固定した加工対象物を保持するものであ
る。治具2は加工対象物の形状ならびに姿勢によって種
々の形状をなしており、パレット1に対する接合部とし
てパレット1の形状に相応した定形をなす治具プレート
部3を設けている。
【0012】治具プレート部3をパレット1に位置決め
するための凹凸部として、パレット1の上面の所定位置
に一対のピン4を上方に向けて突設し、治具プレート部
3の下面にピン4に嵌合するピン孔5を設けている。ま
た、治具プレート部3の下面の両側部には左右一対の切
込部6を設けており、切込部6の奥端には裾側ほど外側
に張り出す傾斜面をなす係合部7を設けている。
するための凹凸部として、パレット1の上面の所定位置
に一対のピン4を上方に向けて突設し、治具プレート部
3の下面にピン4に嵌合するピン孔5を設けている。ま
た、治具プレート部3の下面の両側部には左右一対の切
込部6を設けており、切込部6の奥端には裾側ほど外側
に張り出す傾斜面をなす係合部7を設けている。
【0013】パレット1の両側部には治具プレート部3
を固定するクランプ装置8を設けている。このクランプ
装置8は左右一対のクランプ爪9と付勢手段をなすスプ
リングバネ10を有しており、各クランプ爪9は治具プ
レート部3の側部に設けた係合部7に対して係合する位
置と離脱する位置にわたって揺動し、スプリングバネ1
0はクランプ爪9を係合部7から離脱する方向に付勢す
る。クランプ爪9の先端には係合部7の傾斜面に相当接
する傾斜面を形成している。また、クランプ装置8には
スプリングバネ10の付勢力に抗してクランプ爪9を係
合部7に向けて押圧するボルト11を設けている。この
ボルト11はクランプ装置8の本体枠に設けたネジ孔と
の螺合によって軸心方向に出退し、クランプ爪9に当接
する基端側が半球部11aをなし、先端側に工作機械の
メインスピンドル12に係合する頭部11bを有してい
る。
を固定するクランプ装置8を設けている。このクランプ
装置8は左右一対のクランプ爪9と付勢手段をなすスプ
リングバネ10を有しており、各クランプ爪9は治具プ
レート部3の側部に設けた係合部7に対して係合する位
置と離脱する位置にわたって揺動し、スプリングバネ1
0はクランプ爪9を係合部7から離脱する方向に付勢す
る。クランプ爪9の先端には係合部7の傾斜面に相当接
する傾斜面を形成している。また、クランプ装置8には
スプリングバネ10の付勢力に抗してクランプ爪9を係
合部7に向けて押圧するボルト11を設けている。この
ボルト11はクランプ装置8の本体枠に設けたネジ孔と
の螺合によって軸心方向に出退し、クランプ爪9に当接
する基端側が半球部11aをなし、先端側に工作機械の
メインスピンドル12に係合する頭部11bを有してい
る。
【0014】以下、上記構成における作用を説明する。
パレット1に治具2を装着する時には、パレット1上に
治具2の治具プレート部3を載置し、治具プレート部3
の下面に形成したピン孔5とパレット1の上面に形成し
たピン4を嵌合させるだけで治具2をパレット1に対し
て位置決めすることができる。つまり、治具プレート部
3の上面に形成する治具2は用途に応じて種々の形状を
なすが、治具プレート部3はパレット1の形状に相応し
た定形をなし、各治具2において共通であるので、ピン
4とピン孔5の嵌合により治具プレート部3をパレット
1に位置決めすることによって結果として治具2とパレ
ット1の位置関係が決定する。
パレット1に治具2を装着する時には、パレット1上に
治具2の治具プレート部3を載置し、治具プレート部3
の下面に形成したピン孔5とパレット1の上面に形成し
たピン4を嵌合させるだけで治具2をパレット1に対し
て位置決めすることができる。つまり、治具プレート部
3の上面に形成する治具2は用途に応じて種々の形状を
なすが、治具プレート部3はパレット1の形状に相応し
た定形をなし、各治具2において共通であるので、ピン
4とピン孔5の嵌合により治具プレート部3をパレット
1に位置決めすることによって結果として治具2とパレ
ット1の位置関係が決定する。
【0015】治具2とパレット1の締結は、クランプ装
置8で治具プレート部3をクランプして行う。このクラ
ンプ装置8による固定は、ボルト11をその頭部11b
に係合する工作機械のメインスピンドル12により締め
付け、ボルト11の頭部11aでクランプ爪9をスプリ
ングバネ10の付勢力に抗して治具プレート部3の係合
部7に向けて押圧し、クランプ爪9を係合部7に係合さ
せて行う。
置8で治具プレート部3をクランプして行う。このクラ
ンプ装置8による固定は、ボルト11をその頭部11b
に係合する工作機械のメインスピンドル12により締め
付け、ボルト11の頭部11aでクランプ爪9をスプリ
ングバネ10の付勢力に抗して治具プレート部3の係合
部7に向けて押圧し、クランプ爪9を係合部7に係合さ
せて行う。
【0016】このとき、クランプ爪9が当接する係合部
7の傾斜面は、裾側ほど外側に張り出す傾斜面をなすの
で、クランプ爪9を介して係合部7の傾斜面に作用する
ボルト11の押圧力は、治具プレート部3をパレット1
に押圧する力として作用し、治具2とパレット1を確実
に締結することができる。しかも、各パレット1におけ
るクランプ装置8の位置は共通しているので、クランプ
装置8のボルト11を締め付ける作業を工作機械のメイ
ンスピンドル12によって行うことができ、治具2とパ
レット1の固定動作を自動的に行うことができる。
7の傾斜面は、裾側ほど外側に張り出す傾斜面をなすの
で、クランプ爪9を介して係合部7の傾斜面に作用する
ボルト11の押圧力は、治具プレート部3をパレット1
に押圧する力として作用し、治具2とパレット1を確実
に締結することができる。しかも、各パレット1におけ
るクランプ装置8の位置は共通しているので、クランプ
装置8のボルト11を締め付ける作業を工作機械のメイ
ンスピンドル12によって行うことができ、治具2とパ
レット1の固定動作を自動的に行うことができる。
【0017】治具2をパレット1から取り外すときに
は、上述した作業を逆の順序で行なえばよく、クランプ
装置8のボルト11を緩めることにより、クランプ爪9
がスプリングバネ10の付勢力によって係合部から離脱
し、容易にパレット1から治具2を取り外すことができ
る。
は、上述した作業を逆の順序で行なえばよく、クランプ
装置8のボルト11を緩めることにより、クランプ爪9
がスプリングバネ10の付勢力によって係合部から離脱
し、容易にパレット1から治具2を取り外すことができ
る。
【0018】したがって、従来のように、パレットと治
具を永続的に固定する必要はなく、加工作業に必要とさ
れる治具のみを適宜にパレットに装着できるので、パレ
ットの数を無駄に多く用意する必要がない。
具を永続的に固定する必要はなく、加工作業に必要とさ
れる治具のみを適宜にパレットに装着できるので、パレ
ットの数を無駄に多く用意する必要がない。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、治
具プレート部の下面とパレットの上面に形成した凹凸部
を嵌合させるだけで治具をパレットに対して位置決めす
ることができる。また、工作機械のメインスピンドル等
によってボルトを締め付けたり、緩めたりすることによ
り、クランプ装置による治具の固定および解除を容易に
行うことができ、治具とパレットの着脱動作を自動的に
行うことができる。
具プレート部の下面とパレットの上面に形成した凹凸部
を嵌合させるだけで治具をパレットに対して位置決めす
ることができる。また、工作機械のメインスピンドル等
によってボルトを締め付けたり、緩めたりすることによ
り、クランプ装置による治具の固定および解除を容易に
行うことができ、治具とパレットの着脱動作を自動的に
行うことができる。
【図1】本発明の一実施例におけるパレットと治具の平
面図である。
面図である。
【図2】図1におけるA−A矢視図である。
【図3】図1におけるB−B矢視図である。
【図4】図3のC部の拡大図である。
1 パレット 2 治具 3 治具プレート部 4 ピン 5 ピン孔 7 係合部 8 クランプ装置 9 クランプ爪 10 スプリングバネ 11 ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 種々の形状をなす各治具に、パレットに
対する接合部としてパレットの形状に相応した定形の治
具プレート部を設け、治具プレート部の下面とパレット
の上面に相互に嵌合する位置決め用の凹凸部を設け、パ
レットの側部に治具プレート部を固定するクランプ装置
を設け、クランプ装置に、治具プレート部の側部に設け
た係合部に対して係合する位置と離脱する位置にわたっ
て揺動するクランプ爪と、クランプ爪を係合部から離脱
する方向に付勢する付勢手段と、この付勢手段の付勢力
に抗してクランプ爪を係合部に向けて押圧するボルトを
設け、係合部のクランプ爪に対する当接面を裾側ほど外
側に張り出す傾斜面に形成したことを特徴とするパレッ
トと治具の締結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25879693A JPH07112342A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | パレットと治具の締結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25879693A JPH07112342A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | パレットと治具の締結構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07112342A true JPH07112342A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17325191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25879693A Pending JPH07112342A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | パレットと治具の締結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07112342A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003039263A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-02-12 | Honda Motor Co Ltd | 治具パレットのワーククランプ装置 |
CN111515714A (zh) * | 2019-02-05 | 2020-08-11 | 株式会社莱茵瓦库斯 | 工件保持工具 |
KR20200102713A (ko) * | 2019-02-22 | 2020-09-01 | 두산공작기계 주식회사 | 공작 기계의 틸팅 테이블 위치 결정 장치 |
-
1993
- 1993-10-18 JP JP25879693A patent/JPH07112342A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003039263A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-02-12 | Honda Motor Co Ltd | 治具パレットのワーククランプ装置 |
CN111515714A (zh) * | 2019-02-05 | 2020-08-11 | 株式会社莱茵瓦库斯 | 工件保持工具 |
JP2020124777A (ja) * | 2019-02-05 | 2020-08-20 | 株式会社ラインワークス | ワーク保持具 |
KR20200102713A (ko) * | 2019-02-22 | 2020-09-01 | 두산공작기계 주식회사 | 공작 기계의 틸팅 테이블 위치 결정 장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5921534A (en) | Detachable jaw for vise-like workholding apparatus | |
US7568683B1 (en) | Vise attachable fixture plate for use with CNC milling equipment | |
KR920009967B1 (ko) | 선삭 가공물의 크램핑장치 | |
US5961108A (en) | Two-sided gripping device | |
KR200228144Y1 (ko) | 공작물 고정용 바이스 | |
US4022454A (en) | Universal self-aligning locator | |
JPH07112342A (ja) | パレットと治具の締結構造 | |
US3985462A (en) | V-block center finder | |
US5121908A (en) | Workpiece holder | |
TWM560976U (zh) | 夾具之夾持定位結構 | |
US6394439B1 (en) | Two-sided gripping device | |
CN219112919U (zh) | 一种双顶尖工装治具 | |
JPS6125957Y2 (ja) | ||
JPH0744448Y2 (ja) | バイス | |
KR970001655Y1 (ko) | 클램핑 장치 | |
JP3294588B2 (ja) | 工作物の保持具 | |
CN214641866U (zh) | 夹持系统及机床 | |
JPS609625A (ja) | 取付け治具 | |
CN217890240U (zh) | 薄件加工定位结构 | |
CN212169691U (zh) | 一种连接件夹具工装 | |
JPH0644583Y2 (ja) | クランプ | |
US6428251B1 (en) | System and method for supporting a workpiece from a milling vise | |
US6354579B1 (en) | Vise for holding workpiece | |
JPH0318109Y2 (ja) | ||
JP3007778U (ja) | ボール盤のテーブル |