JPS609625A - 取付け治具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、１作物をテーブル等に固定する取付は冶具に
関するものである。

一般に、フライス盤、ボール盤等の工作機械で金型、治
具等の工作物を加工（穴明けあるいは切削等）するのに
、この工作物を前記工作機械のテーブル等に、平行出し
芯出し等を行なって固定する取付は冶具が使用される。

このため従来は、第１図に示すように、工作物１を、該
工作物１の両端部側に２個の基準となるブロック２．２
を敷いてテーブル３の上に載置し、さらに工ｆｌＥ　Ｉ
Ｉ　１の上端部の高さとほぼ等しい高さの２ＩＩＩｉＩ
の敷台４，４をテーブルに置いて、工作物１の両端部側
の上面と敷台４，４の上面の間に板状の締金５．５を架
設し、該締金５．５のほぼ中央部に設（プられ、一端部
側をテーブル３のＴ溝に係入あるいはテーブル３のねじ
穴に螺合された締付Ｉブボルト６，６によりテーブル３
に固定して取付【プられていた。

しかしながら、このような従来例に係る取付は治具では
、工作物１に２ｆｌｌｉｌのブロック２，２を敷いてテ
ーブル等に固定でるようにし−Ｃいるので安定性が悪く
、取付けあるいは取外しが面倒となり、又テーブル上面
等の掃除、Ｗ理が必要となる。さらに、工作物１の加工
基準面、平行出し芯出し等も必要となる。従って、段取
りに時間がかかり、作業効率が悪かった。

本発明は、これらの事情に鑑みてなされたもので、特に
加工精度を要する金型、治具等の工作物のテーブル等へ
の取付けが安定性よく確実に行われ、又該工作物の取付
は取外し作業が簡単迅速にてき、さらには工作物の＋＋
ｕ　Ｉ基準面、平行出し芯出し等を不要として高粕曵に
加工が可能となり、作檗効串の向上を図ることかできる
取付は治具を提供覆ることを目的としている。

前記目的を達成するために本発明は、クランプ本体と締
金との間に工作物を取ｆｔ　＋ＪポルＩ・で挾持し、該
クランプ本体をテーブル等に固着して使用する取付１ノ
泊具において、前記クランプ本体の固着面にテーブル等
の溝に係入（る突出部を設け、前記クランプ本体に固着
面を基ｉＭとした工作物を挟持する取付面を形成するに
うにしている。

以下図面を参照して本光明の実施例を具体的に説明する
。

第２図乃至第５図は木凭明の第一実施例に係り、第２図
は取付（プ治具の斜視図、第３図は取イリは治具の正面
図、第４図は第３図のＡ−Ａ線断面図、第５図は取付は
治具を使用したときの斜視図である。これらの図におい
て符号１１は取付は治具であり、この鷹付は冶具１１は
、クランプ本体１２と締金１３との間の工作物等を取付
ボルト１４て挟持して、該クランプ本体１２をテーブル
等に固着して使用でるように（Ｒ成されている。前記ク
ランプ本体１２は、略直方ｆ本で、底面は工作１代緘の
テーブル等に固定され、かつ加工の際の基準となる固着
面１５となっており、その固ｎ面１５は高精度に研磨等
のＩＪＤ工が施されている。そし・て、この固着面１５
の中央部には長手方向に連通したキー溝１６か形成され
ており、このキー溝１６の両端部側に、２箇所キー１７
．１７が係入さね、ポル（〜１８．１８でクランプ本体
１２に固定され−でいて、固着面′１５より該キー１７
．１７が下方に突出しで突出部となっている。このキー
１７．１７の幅はテーブルの下溝に丁度係入覆る寸法と
なっている。一方前記クランプ本体１２の正面側の上側
角部は、工作物を挟持するための取付面が形成されてい
る。この取イ１面は、前記固着面１５と正確に一定距離
を隔て、かつ平行な平行取付面１８と、該固着面１５に
直角な直角取ｆづ面１９とかな成り、前記キー溝１６の
長手方向と正確に平行あるいは直角となるように形成さ
れており、又、それぞれの取付面１８．１９は高精度に
研磨等の加工が施されている。尚、前記平行および直角
の取付面１８．１９の交線部分は逃げ溝２０が形成され
ており、工作物の角部が当らないようになっている。又
、前°記りランプ本体１２の上側には締金１３が配設さ
れている。この締金１３は、その形状がクランプ本体１
２の長手方向の長さとほぼ等しく、横幅が該クランプ本
体１２の横幅より多少短かく形成された板状１水であり
、その手前側の中央部に上下に貫通する孔２１が形成さ
れている。

そしてこの孔２１には締金１３の板厚よりも長いねじ部
を有する取付ボルト１４が座金２２を介して挿通されて
いる。この取ｆｖｌボルト１４の締金１３より突出する
ねじ部分は、クランプ本体１２に形成された取付用ねじ
穴２３に螺合されている。

この取付用ねし穴２３は、取付面１８．１９よりやや後
方で、クランプ本体１２の上面より固着面１５まで貫通
して形成されている。そして、前記締金１３とクランプ
本体１２との間の取付ボルト１４部分には、圧縮したコ
イルばね２４が嵌装されている。一方、クランプ本体１
２の後部側には、調整用ねし穴２５が形成され、この調
整用ねし穴２５に調整ねじ２６が、該ねじ２６の頭部を
締金１３の後端部下側を当接させて、螺合されている。

尚、前記調整用ねじ穴２５が形成されたクランプ本体１
２上側部分は、調整ねじ２６の頭部が嵌合する嵌合部２
７が形成されており、該調整ねじ２６の頭部の高さより
も低い位置まで調整できるようになっている。即ち、工
作物は、その厚さに応じて、クランプ本体１２の平行取
付面１８と締金１３との間（８部分）に配設され、かつ
締金１３がクランプ本体１２の上面とほぼ平行に調整で
きるようになっている。又、前記クランプ本体１２のぽ
は中央部には、該本体１２の上面から固着面１５にかけ
て締付ボルト２８の頭部が嵌合する嵌合部２９と、この
嵌合部２９（二連設して締付ボルト２８のねじ部が挿通
する孔３０とが形成されており、この嵌合部２９．ｉ３
０に締付ボルト２８が配設されている。そして、この締
付ボルト２８は固着面１５より、そのねじ部が突出され
ており、この突出部分に断面形状がＴ字状のＴナツト３
１が螺合されている。このＴナラ１−３１は第５図に示
１ように、Ｉ　ｆ’ｆ　Ｍｌ　（ｒｌｉのテーブル３２
に形成された下溝３３．・・・に係入づる形状となって
いる。尚、前記クランプ本体１２Ｊ３よび締金１３の材
質は炭素工具閘等により形成され、焼入れ等の熱処理が
施されているとともに、各部材の角部は必要により面取
りが行われている。又ポル１−類は六角穴付きボルトが
用いられ−Ｃいる。尚又、符＠３４は工作物を示す。

このように（Ｒ成された本発明の第一実施例に係る取付
は治具では、工作物３３を取付けるのに、まず２個の同
一形状の取付は治具１１，１１が用意され、該冶具１１
．１１の取付面がお互に向き合う方向に、かつ固着面１
５．１５がテーブル３２上面に密＠するように載置され
るとともに、取付は治具１１，１１の固着面１５．１５
より突出するキー１７．・・・とＴナツト３１．３１が
それぞれ同時にテーブルのＴ　ｉＭ　３３に係入される
。そして、工作物３４の寸法に応じて取付は冶具１１゜
１１の固着位置が決定され、締イ１けボルト２８゜２８
を締付けることにより取付けｔａ貝１１．１１がテーブ
ル３２に固定される。次に、ＴｆＴＦ物３４物取４面（
平行取付面１８．１８）の間に架設するとともに、該工
作物３４の厚さに応じて締金１３．１３の位置を調整し
、しかる後に、取付ポル１−１４．１４を締付けること
により工作物３４がクランプ本体１２．１２と締金１３
．１３との間に挟持され強固に固定される。工作物３４
を取外すときには、取付ボルト１４．１／Ｉをｆ９める
ことによりできる。

このように、クランプ本体１２が一体的に成形されてい
るので、ブロックど敷台を組合わせて使用するときより
も安定性、操作性がよくなるとともに、剛性に優れて重
切削が可能となる。又クランプ本体、１２の固着面１５
、取付面（平行取付面１８、直角取付面１つ）および突
出部（キー１７゜１７）が高精度に加工されているので
、工作物３４の加工基準面、平行出し芯出しが不要ある
いは一部省略が可能となる。さらに、クランプ本体１２
と締金１３との間に圧縮したコイルばね２４が嵌装され
ていて、このコイルばね２４が締金１３を持ち」−げて
いるので工作物３４を入れるときに締金の締付操作が早
くできる。

第６図乃至第８図は本発明の第二実施例に係り、第６図
は取付は治具の正面図、第７図は第６図の左側面図、第
８図は第６図のＢ−Ｂ線断面図である。尚、第一実施例
と同一の部分および部材は同一符号を記す。この実施例
の取付は治具４１は、クランプ本体４２の固着面４３の
中央部の長手方向の両端部側に頭部を円筒形状に形成さ
れたボルト４４．４４が、固着面４３より該頭部を下に
向けて螺着されており１、突出部を形成している。

又前記クランプ本体４２の上側に配設された締金４５は
、その後端部側に調整用ねし穴４６が形成され、この調
整用ねじ穴・１６に下側から調整ねじ４７が、該調整ね
し４７の頭部をクランプ本体４２の後端部上面を当接さ
せて、螺合されている。

その他の部分および部材は第一実施例と同様である。

このように構成された本発明の第二実施例に係る取付は
治具では、前記第一実施例と全く同様の操作によりキー
のかわりにポル１−４４．４４の頭部かテーブルのＴ溝
に係入され、かつ調整ねじ４７を調整して工作物の取付
は取外しができる。そして、同様に安定性、操作性かよ
く、芯出し等も不要となる。又、第−実施例と］ぷいキ
ー溝、調整用ねじの嵌合部が不要となるので、この分だ
け安価に製造できる。

第９図乃至第１１図は本発明の第三実施例に係り、第９
図は取付は治具の正面図、第１０図は第９図の左側面図
、第１０図は第９図のＣ−Ｃ線断面図である。尚、第一
実施例と同一の部分および部材は同一符号を記す。この
実／、ＩＭ例の取付は冶具５１は、クランプ本体５２が
第一実施例より横幅が広く形成され、該クランプ本体５
２の固着面５３の中央部には長手方向に連通したキー溝
５４と、固着面５３の正面側には前記長手方向のキー溝
５４に直角方向で連通したキー溝５５とが形成され、各
キー溝５４．５５にそれぞれキー５６．・・・が係入さ
れポル１−等でクランプ本体５２に固定されていて、固
着面５３より前記キー５６．・・・が下方に突出して突
出部となっている。又、前記クランプ本体５２の正面側
の上側角部に取付面（平行取付面５７．直角取付面５８
）が形成され−Ｃいる。そして前記直角取付面５８の中
央部からそれぞれ多少端部側に寄った位置にクランプ本
体５２を長手方向に貫通づる２筒所の調整孔５９．５９
が形成され、この調整孔５９．５９の後端部側にはねじ
穴６０．６０が形成されている。前記調整孔５９゜５９
にはそれぞれ調整ロンドロ１．６１が挿通され、かつ該
調整ロッド６１，６１の端部側のねじ穴６０．６０に止
めねし６２．６２が螺合されている。即ち、止めねじ６
２．６２を回わす−ことにより調整ロッド６１．６１が
直角取付面５８の調整孔５９．５９より突出して工作物
の位置を調整できるようになっている。又、前記クラン
プ本体５２の両端部側には第一実施例と同一の構成に係
る締付ポルｈ２８．２８とＴナツｈ３１．３１が設（プ
られでチーフルに固定できるようになっている。その他
の部分および部材は第一実施例と同様である。

このように構成されｌζ本発明の第三実ｆｉ１例に係る
取付は治具ては、前記第−ｉｔ’）　ｄ：び第二実施例
と同様の操作によりキー５６．　・・ｉ１３．Ｊ：ひＴ
ナラ１−３１．３１がテーブルのＴｉＦｉに係入され、
かつ調整ねじ２６を調整して工作物の取（＝Ｊ　ＥＪ取
り１しができる。そして、この取イ」（プ治具５１は前
記第−Ｊ３よび第二実施例のものより横幅が広く形成さ
れているので、大きい工作物の取（Ｉ　ＥＪに使用され
る。又工作物の水平方向の調整も止めねし６０．６０を
回すことにより可能となる。

尚、前記各実施例において、＠金１３．４５は１箇所で
あるが、特に横幅の広いクランプ本体には２箇所以上設
けるようにし５てもＪ：い。又、突出部は、固着面より
突出して、デープルの溝に係入できるものであればよく
、実施例に限定されない。

さらに、クランプ本体のテーブルへの固着は、テーブル
のＴ溝にＴナツトを係入して締付はボルトにより締付け
る実施例に限らず、テーブルに設けられたねじ穴に直接
線イ」けポル］・を締付けるようにしてもよい。ざらに
又、取付面は固着面を基準として一定の位置関係にあれ
ばよく、水平あるいは垂直に限定されない。尚、前記各
実施例では、工作物のテーブルが水平なものに使用して
いるが、傾斜したあるいは垂直なテーブルにも使用でき
る。

以上説明したように本発明によれば、工作物をクランプ
本体と締金とで挟持する取付は治具において、前記クラ
ンプ本体の固着面にテーブルの溝に係入する突出部と、
該固着面を基準とした工作物の取付面を形成するように
しているので、従来のブロックと敷台を使用したときよ
りも、工作物のテーブルへの取付けが安定性よく確実に
行われ、かつ該工作物の取付は取外し作業も簡単迅速と
なり、さらには、取付面がテーブルと所定の精度で位面
し固定されているので、工作物の加工基準面、平行出し
芯出しを不要として、高精度に加工することが可能とな
る。従って、ｆｒ業効率の向上を図ることができる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図、は従来例に係る工作物の取付は治具を示ず図、
第２図乃至第５図は本発明の第一実施例に係り、第２図
は取付は治具の斜視図、第３図は取付は冶具の正面図、
第４図は第３図のＡ−Ａ線断面図、第５図は取付は治具
を使用したときの斜視図、第６図乃至第８図は本発明の
第二実施例に係り、第６図は取付は治具の正面図、第７
図は第６図の左側面図、第８図は第６図のＢ−Ｂｌ断面
図、第９図乃至第１１図は本発明の第三実施例に係り、
第９図は取付は治具の正面図、第１０図は第９図の左側
面図、第１今図は第９図のＣ−Ｃ線断面図である。 １１．４．１．５１・・・取付は治具 １２．４２．５２・・・クランプ本体 １３．４５・・・締金　１４・・・取付（Ｊボルト１７
．５６・・・キー　４４・・・ポル１〜１８．５７・・
・平行取付面 １９．５８・・・直角取ｆす面　２４・・・コイルＩＪ
ね２６．４７・・・調整ねじ　２８・・・締付【プボル
ト３１・・・Ｔナツト　６１・・・調整ロンド第４図 第６図　第７灰１ 第８１”？１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. クランプ本体と締金との間に工作物を取付はボルトで挟
   持し、該クランプ本体をテーブル等に固着して使用する
   取付り冶具において、前記クランプ本体の固着面にテー
   ブル等の溝に係入する突出部を設け、＃記りランプ本体
   に固着面を基準とした工作物を挟持する取付部を形成し
   たことを特徴とする取付は冶具。