JP3294588B2 - 工作物の保持具 - Google Patents

工作物の保持具

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JP3294588B2 JP2000067929A JP2000067929A JP3294588B2 JP 3294588 B2 JP3294588 B2 JP 3294588B2 JP 2000067929 A JP2000067929 A JP 2000067929A JP 2000067929 A JP2000067929 A JP 2000067929A JP 3294588 B2 JP3294588 B2 JP 3294588B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工作物の保持具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の工作物の保持具として、
例えば、図8に示されるものがあった。この保持具30
は、上面31aから底面31bに向かって形成される支
持部材挿入穴32と、底面31bから下方に突出する第
一の雄ネジ部33と、その第一の雄ネジ部33の下面3
3aからさらに下方に突出する、前記第一の雄ネジ部3
3よりも小径の第二の雄ネジ部34とを備える保持具本
体31と、その保持具本体31の前記第一の雄ネジ部3
3に螺合するナット35とを備えていた。また、前記支
持部材挿入穴32内には、コイルスプリング36を介し
て、上下動可能に支持部材37が挿入されており、この
支持部材37は、保持具本体31の側面31cからねじ
込まれた押圧部材38によって押圧固定されるようにな
っていた。そして、保持具本体31の第二の雄ネジ部3
4を、取付体としての、治具板等の取付具39に設けら
れた雌ネジ部40にねじ込むとともに、前記押圧部材3
8の向きが作業上好ましい向きになる所でそのねじ込み
を止め、その後、レンチ等の作業工具41を操作して、
前記ナット35を、前記取付具39の取付面39aに締
め付けることにより、前記保持具30を前記取付具39
に固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
保持具30においては、前記ナット35を締め付ける際
には、前記取付具39に近接した高さ位置で前記作業工
具41を操作しなければならないため、その作業工具4
1と、前記取付具39に取り付けられた他の治具(例え
ば、位置決め具あるいは締め付け具等の治具)等とが干
渉し易かった。そのため、作業工具41の操作が困難と
なり、その取り付け作業に支障を来すおそれがあった。
【0004】この発明は、上記した従来の問題点を解決
するためになされたものであり、その目的は、作業工具
と、取付具等の取付体に取り付けられた他の治具等との
干渉を回避して、取付具等の取付体への取り付けあるい
は取り外しの作業を容易に行うことができる、作業性に
優れた工作物の保持具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る工作物の
保持具は、前記目的を達成するために、次の構成からな
る。すなわち、請求項1に記載の発明に係る工作物の保
持具は、取付体に着脱可能に取り付けられて工作物を保
持する工作物の保持具である。そして、上面から底面に
向かって形成される支持部材挿入穴と、その支持部材挿
入穴から前記底面に通じる雄ネジ部材挿入孔と、側面か
ら前記支持部材挿入穴に通じるネジ孔とを備える保持具
本体と、前記支持部材挿入穴に上下動可能に挿入され
て、前記工作物を支持する支持部材と、前記ネジ孔にね
じ込まれるとともに、先端部を、前記支持部材の当接面
部に当接させてその当接面部を押圧することができる押
圧部材と、前記支持部材挿入穴内に配置されて、前記支
持部材を上方へと付勢する付勢部材と、ネジ頭部が前記
支持部材挿入穴内の底部に直接的または間接的に当接す
るように、その底部側から前記雄ネジ部材挿入に挿入
されるとともに、前記取付体に設けられた雌ネジ部に螺
合される雄ネジ部材とからなる。そして、前記支持部材
は、前記雄ネジ部材を締め付けたり緩めたりすることが
できる作業工具の先端部を、その支持部材の上方からそ
の下面側へと挿通させて、前記雄ネジ部材の前記ネジ頭
部へと到達させることができる第一の通路を備える。
【0006】保持具本体に挿通された雄ネジ部材と、取
付体に設けられた雌ネジ部とを合わせるとともに、保持
具本体にねじ込まれた押圧部材の向きを、作業上好まし
い向きにして、前記保持具本体を取付体に設置する。そ
して、作業工具の先端部を、第一の通路に通し、前記雄
ネジ部材のネジ頭部に到達させる。その後、作業工具
を、支持部材の上方で操作して、雄ネジ部材の締め付け
を行う。これにより、保持具本体は、押圧部材の向きを
作業上好ましい向きにした状態で、取付体に取り付けら
れる。また、保持具本体を取付体から取り外すときは、
同様に、作業工具の先端部を、第一の通路に通して、前
記雄ネジ部材のネジ頭部に到達させた後、作業工具を、
支持部材の上方で操作して、前記雄ネジ部材を緩める。
【0007】また、請求項2に記載の発明に係る工作物
の保持具のように、前記付勢部材は、前記支持部材挿入
穴内の底部側と前記支持部材の下面側との間に配置さ
れ、かつ、前記第一の通路を通った前記作業工具の先端
部を、前記雄ネジ部材の前記ネジ頭部へと到達させるこ
とができる第二の通路を備えるのが望ましい。これによ
り、前記付勢部材が支持部材の下面下方に配置されて
も、作業工具の先端部が、前記雄ネジ部材の前記ネジ頭
部へと到達するのを妨げることはない。
【0008】また、請求項3に記載の発明に係る工作物
の保持具のように、前記支持部材は、前記工作物に当接
してその工作物の高さ位置を調節する調節部材を取り付
けるための取付部を備えているのが望ましい。これによ
り、取付部に、調節部材を取り付けることによって、工
作物の高さ位置が調節される。
【0009】また、請求項4に記載の発明に係る工作物
の保持具のように、前記取付部は、前記第一の通路の内
周壁に設けられた、前記調節部材をねじ込みによって取
り付けることができる雌ネジ部からなるのが望ましい。
これにより、第一の通路が、調節部材を取り付けるため
の雌ネジ部を兼ねているので、構成が簡素化される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る工作物の保
持具の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】図1ないし図4は、この発明に係る工作物
の保持具の第一の実施の形態を示し、図中符号1は、取
付体としての、例えば、治具板等の取付具である。この
取付具1には、工作物(図1において二点鎖線で示す)
を保持する工作物の保持具2、2と、同じく、工作物を
保持する、他の工作物の保持具3、3と、工作物を位置
決めするための位置決め具4、4と、工作物を締め付け
て固定するためのクランプ5、5とが、着脱可能に取り
付けられる。
【0012】工作物の保持具2は、図2ないし図4に示
されるように、保持具本体6と、工作物を支持する支持
部材7と、この支持部材7を押圧する押圧部材8と、支
持部材7を上方へと付勢する付勢部材9と、前記取付具
1に貫通するように設けられた雌ネジ部1aに螺合され
る雄ネジ部材10とからなる。
【0013】保持具本体6は、例えば、円柱状であっ
て、その上面6aから底面6bに向かって、支持部材挿
入穴11が形成されている。そして、保持具本体6の底
部には、支持部材挿入穴11から前記底面6bに通じる
雄ネジ部材挿入孔12が形成されている。また、保持具
本体6の側面6cには、その側面6cから前記支持部材
挿入穴11に通じる第一のネジ孔13が、その側面6c
から前記支持部材挿入穴11に向かって上向きに延びる
ように形成されている。また、前記第一のネジ孔13の
側方の、前記側面6cには、前記側面6cから前記支持
部材挿入穴11に通じる第二のネジ孔14が、ほぼ水平
に延びるように形成されている。そして、その第二のネ
ジ孔14には、止めネジTがねじ込まれている。
【0014】支持部材7は、例えば、円柱状であって、
その軸心には、第一の通路15が形成されている。そし
て、その第一の通路15には、前記雄ネジ部材10を締
め付けたり緩めたりすることができる、例えば、六角棒
スパナ等の作業工具Kの先端部K1(図2において二点
鎖線で示す)を、その支持部材7の上方から下面7a側
へと挿通させることができるようになっている。また、
支持部材7は、前記工作物に当接してその工作物の高さ
位置を調節する、例えば、球面チップ、円錐チップ等の
チップ部材、あるいは、先端が尖った軸部材等の調節部
材Qを取り付けることができる取付部を備えている。こ
の取付部は、第一の通路15の内周壁15aに設けられ
た雌ネジ部16からなり、前記調節部材Qをねじ込みに
よって取り付けることができるようになっている。ま
た、この支持部材7の側面7bには、下方に向かうに従
い切り込みが軸心方向に深くなるように傾斜した当接面
部17が形成されている。また、当接面部17の側方
の、前記側面7bには、前記止めネジTの先端部T1が
通される、上下に延びる溝7cが形成されている。そし
て、支持部材7は、前記支持部材挿入穴11に、上下動
可能に挿入され、前記溝7cに通された前記止めネジT
の先端部T1よって、支持部材7の上下方向に移動する
距離が規制されている。
【0015】押圧部材8は、例えば、六角穴付きボルト
からなり、前記保持具本体6のネジ孔としての第一のネ
ジ孔13にねじ込まれている。そして、先端部8aを、
前記支持部材7の当接面部17に当接させることによ
り、その当接面部17を押圧することができるようにな
っている。なお、図示実施の形態においては、押圧部材
8は、保持具本体6の側面6cに対して斜めに取り付け
られるとともに、支持部材7を斜め下方から押圧してい
るが、保持具本体6の側面6cに対して直交するように
取り付けられて、支持部材7を水平方向から押圧するよ
うなものであっても構わない。
【0016】付勢部材9は、例えば、コイルスプリング
等の弾性体からなり、その内側の空間部が、前記第一の
通路15を通った前記作業工具Kの先端部K1を、後述
する雄ネジ部材10のネジ頭部10aへと到達させるこ
とができる第二の通路18となっている。そして、付勢
部材9は、前記支持部材挿入穴11内の底部11a側と
前記支持部材7の下面7a側との間に配置されている。
【0017】雄ネジ部材10は、例えば、六角穴付きナ
ベ小ネジからなり、ネジ頭部10aが前記支持部材挿入
穴11内の底部11aに、座金19を介して間接的に当
接するように、その底部11a側から前記雄ネジ部材挿
孔12に挿入されるとともに、前記取付具1の雌ネジ
部1aに螺合されるようになっている。
【0018】次に、保持具2の取付具1への取り付けに
ついて説明する。まず、保持具本体6に挿通された雄ネ
ジ部材10と、取付具1の雌ネジ部1aとを合わせると
ともに、保持具本体6にねじ込まれた押圧部材8の向き
を作業上好ましい向きにして、前記保持具本体6を取付
具1に置く。そして、六角棒スパナ等の作業工具Kの先
端部K1を、第一の通路15に通すとともに第二の通路
18にも通し、前記雄ネジ部材10のネジ頭部10aに
到達させて、その六角穴に嵌め合わせる。その後、作業
工具Kを、支持部材7の上方で操作して、雄ネジ部材1
0を、取付具1の雌ネジ部1aに螺合させるようにし
て、その締め付けを行い、保持具本体6を取付具1の取
付面に取り付け固定する。このとき、保持具本体6は、
押圧部材8が作業上好ましい向きに向いた状態で取り付
けられる。
【0019】また、保持具2を取付具1から取り外すと
きは、同様に、作業工具Kの先端部K1を、第一の通路
15に通すとともに第二の通路18にも通し、前記雄ネ
ジ部材10のネジ頭部10aに到達させて、その六角穴
に嵌め合わせた後、作業工具Kを、支持部材7の上方で
操作して、雄ネジ部材10を緩める。その結果、保持具
本体6は、取付具1から取り外される。
【0020】この第一の実施の形態に示す工作物の保持
具2によれば、取付具1に取り付けられた前記他の治
具、すなわち、他の工作物の保持具3、あるいは、位置
決め具4等との干渉の起きにくい、支持部材7の上方、
すなわち、保持具2の上方からの作業で、保持具本体6
を、取付具1に容易に取り付けたり、あるいは、取付具
1から容易に取り外したりすることができるので、作業
性に優れる。
【0021】また、支持部材7は、調節部材Qを取り付
けるための取付部を備えているので、取付部としての雌
ネジ部16に、調節部材Qをねじ込むことによって、工
作物の高さ位置を調節することができる。しかも、第一
の通路15が、調節部材Qを取り付けることができる取
付部としての雌ネジ部16を兼ねているので、構成を簡
素化することができる。
【0022】なお、本発明に係る工作物の保持具は、上
述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種
々の変更が可能である。例えば、支持部材7の第一の通
路15は、必ずしも軸心に形成する必要がなく、軸心か
ら外れていてもよく、例えば、支持部材7の側面7bに
上下に切り欠くように形成された溝状の通路であっても
よい。また、第一の通路15の内周壁15aには、調節
部材Qをねじ込みによって取り付けることができる取付
部としての雌ネジ部16が設けられているが、その雌ネ
ジ部16は、第一の通路15以外のところに独立するよ
うに設けられていてもよい。また、取付部は、調節部材
Qを差し込みによって取り付けることができるような取
付部、例えば、雌ネジ部16が設けられていない第一の
通路15がそのまま兼ねる、ストレート孔からなるもの
であってもよい。なお、保持具2には、調節部材Qを、
必ずしも取り付ける必要はなく、したがって、支持部材
7に取付部を、必ずしも設ける必要はない。
【0023】また、付勢部材9は、第一の通路15を通
った作業工具Kの先端部K1を、雄ネジ部材10のネジ
頭部10aへと到達させることができる第二の通路を備
えていれば、コイルスプリング以外のもの、例えば、円
筒状のウレタンゴム等の弾性体であってもよい。もっと
も、付勢部材自体にこのような第二の通路を、必ずしも
形成する必要はなく、また、付勢部材を、支持部材挿入
穴11内の底部11a側と支持部材7の下面7a側との
間に配置する必要もない。すなわち、図5および図6
は、この発明に係る工作物の保持具の第二の実施の形態
を示すものである。同図において、保持具20は、内周
壁22aに、対向位置するように形成された一対の縦溝
23、23を有する支持部材挿入穴22を備えた、保持
具本体21と、前記一対の縦溝23、23に嵌め込まれ
るつば部25、25を備える支持部材24とからなる。
そして、前記支持部材挿入穴22内の各縦溝23、23
の底部23a、23aと前記支持部材24のつば部2
5、25の下面25a、25aとの間に、コイルスプリ
ング等の弾性材からなる付勢部材26、26がそれぞれ
配置され、支持部材24を上方に付勢している。この第
二の実施の形態においては、支持部材24の下面24a
と、支持部材挿入穴22内の底部22bとの間の空間部
が、前記第一の実施の形態における、第二の通路18に
相当する通路を構成することとなる。
【0024】また、第二の実施の形態の工作物の保持具
20においては、付勢部材26、26を配置するための
一対の縦溝23、23を、保持具本体21に設けたが、
それら一対の縦溝23、23を、支持部材に設けてもよ
い。すなわち、図7に示す、この発明に係る第三の実施
の形態の工作物の保持具27のように、保持具本体28
の支持部材挿入穴28aに挿入される支持部材29の、
その側面29aに、上方に貫通することなく、かつ、対
向位置するような一対の縦溝29b、29bを形成し、
それら一対の縦溝29b、29bの上壁29c、29c
と、支持部材挿入穴28aの底部28bとの間に、コイ
ルスプリング等の弾性材からなる付勢部材26、26を
それぞれ配置してもよい。また、雄ネジ部材10は、六
角穴付きナベ小ネジからなるが、第一の通路15および
第二の通路を通った作業工具の先端部によって、その雄
ネジ部材を締め付けたり緩めたりすることができるので
あれば、それ以外の雄ネジ部材、例えば、十字穴付きサ
ラ小ネジ、あるいは、六角穴付きボルトその他の雄ネジ
部材であってもよい。また、雄ネジ部材10は、そのネ
ジ頭部10aが支持部材挿入穴11内の底部11aに直
接的に当接するように、その底部11a側から雄ネジ部
材挿入孔12に挿入されていてもよい。
【0025】なお、保持具本体6、21、28および支
持部材7、24、29の形状は、円柱状以外の形状、例
えば、直方体を始めとする四角柱等の多角柱状その他の
形状であってもよく、特に限定されない。また、押圧部
材8は、六角穴付きボルト以外のものであってもよい。
【0026】また、保持具2が着脱可能に取り付けられ
る取付体は、治具板以外の、例えば、二面イケール、四
面イケール等のブロック状の取付具であってもよく、さ
らには、工作機のマシンテーブル、あるいは、マシニン
グセンターのパレット等であってもよい。そして、雄ネ
ジ部材10が螺合する雌ネジ部は、取付具に明けた貫通
孔に挿入されたブッシュ部材の、内周部に設けられた雌
ネジ部であってもよく、また、前記マシンテーブルまた
はパレット等のT溝に取り付けられた、T溝ナット等の
雌ネジ部であってもよい。
【0027】
【発明の効果】請求項1および2に記載された工作物の
保持具によれば、取付体に取り付けられた他の治具との
干渉の起きにくい、支持部材の上方からの作業で、保持
具本体を取付体に容易に取り付けたり、あるいは、取付
体から容易に取り外したりすることができるので作業性
に優れる。
【0028】また、請求項3に記載された工作物の保持
具によれば、加えて、取付部に、調節部材を取り付ける
ことによって、工作物の高さ位置を調節することができ
る。
【0029】また、請求項4に記載された工作物の保持
具によれば、加えて、その構成を簡素化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る第一の実施の形態の工作物の保
持具の、取付体に取り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】同じく縦断面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】図3におけるA−A線による断面図である。
【図5】この発明に係る第二の実施の形態の工作物の保
持具の、図2相当図である。
【図6】図5におけるB−B線による断面図である。
【図7】この発明に係る第三の実施の形態の工作物の保
持具の平面図である。
【図8】従来の工作物の保持具を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 取付具(取付体) 1a 取付具の雌ネジ部(雌ネジ部) 2、20、27 保持具 6、21、28 保持具本体 6a 保持具本体の上面 6b 保持具本体の底面 6c 保持具本体の側面 7、24、29 支持部材 7a、24a 支持部材の下面 8 押圧部材 8a 押圧部材の先端部 9、26 付勢部材 10 雄ネジ部材 10a ネジ頭部 11、22、28a 支持部材挿入穴 11a、22b 支持部材挿入穴内の底部 12 雄ネジ部材挿入孔 13 第一のネジ孔(ネジ孔) 15 第一の通路 15a 第一の通路の内周壁 16 雌ネジ部 17 当接面部 18 第二の通路 K 作業工具 K1 作業工具の先端部 Q 調節部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 3/02 B23Q 3/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付体に着脱可能に取り付けられて工作
    物を保持する工作物の保持具であって、 上面から底面に向かって形成される支持部材挿入穴と、
    その支持部材挿入穴から前記底面に通じる雄ネジ部材挿
    入孔と、側面から前記支持部材挿入穴に通じるネジ孔と
    を備える保持具本体と、 前記支持部材挿入穴に上下動可能に挿入されて、前記工
    作物を支持する支持部材と、 前記ネジ孔にねじ込まれるとともに、先端部を、前記支
    持部材の当接面部に当接させてその当接面部を押圧する
    ことができる押圧部材と、 前記支持部材挿入穴内に配置されて、前記支持部材を上
    方へと付勢する付勢部材と、 ネジ頭部が前記支持部材挿入穴内の底部に直接的または
    間接的に当接するように、その底部側から前記雄ネジ部
    材挿入に挿入されるとともに、前記取付体に設けられ
    た雌ネジ部に螺合される雄ネジ部材とからなり、 前記支持部材は、前記雄ネジ部材を締め付けたり緩めた
    りすることができる作業工具の先端部を、その支持部材
    の上方からその下面側へと挿通させて、前記雄ネジ部材
    の前記ネジ頭部へと到達させることができる第一の通路
    を備えることを特徴とする工作物の保持具。
  2. 【請求項2】 前記付勢部材は、前記支持部材挿入穴内
    の底部側と前記支持部材の下面側との間に配置され、か
    つ、前記第一の通路を通った前記作業工具の先端部を、
    前記雄ネジ部材の前記ネジ頭部へと到達させることがで
    きる第二の通路を備えることを特徴とする請求項1に記
    載の工作物の保持具。
  3. 【請求項3】 前記支持部材は、前記工作物に当接して
    その工作物の高さ位置を調節する調節部材を取り付ける
    ための取付部を備えることを特徴とする請求項1または
    2に記載の工作物の保持具。
  4. 【請求項4】 前記取付部は、前記第一の通路の内周壁
    に設けられた、前記調節部材をねじ込みによって取り付
    けることができる雌ネジ部からなることを特徴とする請
    求項3に記載の工作物の保持具。
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