JPS58166806A - 高周波用誘電体セラミツク上に電極を形成する方法 - Google Patents
高周波用誘電体セラミツク上に電極を形成する方法Info
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- JPS58166806A JPS58166806A JP57049309A JP4930982A JPS58166806A JP S58166806 A JPS58166806 A JP S58166806A JP 57049309 A JP57049309 A JP 57049309A JP 4930982 A JP4930982 A JP 4930982A JP S58166806 A JPS58166806 A JP S58166806A
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- C04B41/50—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials
- C04B41/51—Metallising, e.g. infiltration of sintered ceramic preforms with molten metal
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- H—ELECTRICITY
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
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- H05K3/18—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using precipitation techniques to apply the conductive material
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、高周波用誘電体セラミック上に電極を形成
する方法に関し、特に、誘電体共振器、高周波用回路基
板、マイクロ波集積回路用素子などのような高周波機器
に備える電極を銅の無電解めっきにより形成する方法の
改良に関する。
する方法に関し、特に、誘電体共振器、高周波用回路基
板、マイクロ波集積回路用素子などのような高周波機器
に備える電極を銅の無電解めっきにより形成する方法の
改良に関する。
マイクロ波回路のフィルタとして、従来は、空調共振器
を使用してきたが、その大きさは、原理的に、共振周波
数の波長によって決定されるので、小形化は困難であっ
た。そこで、この小形化の要求を満たすものとして、誘
電体共振器が提案されている。この誘電体共振器は、G
H2帯の高い周波数を用いる装習のフィルタとして注目
されており、従来の空調共振器に比べて、1/2〜1/
3に小形化され、さらに、高性能で安定性が高いという
特徴をもっている。その用途としては、自動車電話、通
儒衛簾などに及んでいる。
を使用してきたが、その大きさは、原理的に、共振周波
数の波長によって決定されるので、小形化は困難であっ
た。そこで、この小形化の要求を満たすものとして、誘
電体共振器が提案されている。この誘電体共振器は、G
H2帯の高い周波数を用いる装習のフィルタとして注目
されており、従来の空調共振器に比べて、1/2〜1/
3に小形化され、さらに、高性能で安定性が高いという
特徴をもっている。その用途としては、自動車電話、通
儒衛簾などに及んでいる。
第1図はこの発明が雇用される高周波機器の一例として
の誘電体共振器の代表的な形状を示す斜視図である。l
!誘電体共振器形状としては、その他に、直方体状、円
柱状のものがあるが、第1図に示すような円筒状のもの
が、スプリアス特性が優れているという理由からよく使
われている。第111を参照して、円筒状の誘電体1の
内周面、外周面、および一端面にそれぞれ電極2.3お
よび4が連続して形成されることによって、誘電体共振
器が得られる。なお、他端面5には電極は形成されてい
ない。
の誘電体共振器の代表的な形状を示す斜視図である。l
!誘電体共振器形状としては、その他に、直方体状、円
柱状のものがあるが、第1図に示すような円筒状のもの
が、スプリアス特性が優れているという理由からよく使
われている。第111を参照して、円筒状の誘電体1の
内周面、外周面、および一端面にそれぞれ電極2.3お
よび4が連続して形成されることによって、誘電体共振
器が得られる。なお、他端面5には電極は形成されてい
ない。
このような誘電体共振器において、Qは、誘電体1自慢
のQと電極2,3および4自身のQによって決定される
ものであって、次の式のように表わすことができる。
のQと電極2,3および4自身のQによって決定される
ものであって、次の式のように表わすことができる。
1/Qo =1 /Qd +1/Qe
ここに、QOは誘電体共振器のQ、Qdは誘電体1のQ
、Qeは電極2,3および4のQである。
、Qeは電極2,3および4のQである。
上の式において、通常、Qdは、20000のオーダで
あり、Qeは1000のオーダである。
あり、Qeは1000のオーダである。
このことから、電極のQeが無視できないほど太きくQ
oの値に影響することがわかる。この電極のQeは、電
極自身を構成する金属の導電率が大きく作用することが
わかっている。
oの値に影響することがわかる。この電極のQeは、電
極自身を構成する金属の導電率が大きく作用することが
わかっている。
従来、電極としては、銀が一般的に用いられていた。銀
を用いる場合、銀の焼付けが適用されていた。そのため
、銀粉末にガラスフリット、有機バインダ、および溶剤
を混入し、ペースト状とする。このペーストをI[塗り
等の手段で付着し、熱処理によりガラスフリットを溶融
させて誘電体の表面に銀が焼付けされる。しかしながら
、このような方法では塗りむらが起こる。またガラスフ
リットの混入は、導電率を低下させ、本来、6.06X
10” [1/Ω・calの導電率を有している銀で
あっても、約80%のオーダで導電率が低下する。鋼の
場合には、5.81X10’ [1/Ω・a−]の導
電串な有しているが、上述のようにガラスフリットを含
んだ銀の電極の導電率は、結局、高価な銀を使用してい
るにもかかわらず、銅より低くなってしまう、したがう
て、上記式で表わされたQOを低下させる。また、銀電
極の場合、密着強度を得る目的でガラスフリットを用い
ているにもかかわらず、0.38に9/−’程度と低く
、導電率の向上を狙ってガラスフリットの量を少なくす
ることはできないのが現状である。
を用いる場合、銀の焼付けが適用されていた。そのため
、銀粉末にガラスフリット、有機バインダ、および溶剤
を混入し、ペースト状とする。このペーストをI[塗り
等の手段で付着し、熱処理によりガラスフリットを溶融
させて誘電体の表面に銀が焼付けされる。しかしながら
、このような方法では塗りむらが起こる。またガラスフ
リットの混入は、導電率を低下させ、本来、6.06X
10” [1/Ω・calの導電率を有している銀で
あっても、約80%のオーダで導電率が低下する。鋼の
場合には、5.81X10’ [1/Ω・a−]の導
電串な有しているが、上述のようにガラスフリットを含
んだ銀の電極の導電率は、結局、高価な銀を使用してい
るにもかかわらず、銅より低くなってしまう、したがう
て、上記式で表わされたQOを低下させる。また、銀電
極の場合、密着強度を得る目的でガラスフリットを用い
ているにもかかわらず、0.38に9/−’程度と低く
、導電率の向上を狙ってガラスフリットの量を少なくす
ることはできないのが現状である。
高価な銀に対して、鋼を電極として用いる試みもなされ
ている。銅電極を形成する場合、通常、無電解めっきが
用いられる。しかしながら、この無電解めプきによる銅
電極は、このままでは導電率が小さく、Qも低いという
欠点があった。また、高湯に放置したり、層中に放置し
たりすると特性が劣化するため、耐候性に難点がある。
ている。銅電極を形成する場合、通常、無電解めっきが
用いられる。しかしながら、この無電解めプきによる銅
電極は、このままでは導電率が小さく、Qも低いという
欠点があった。また、高湯に放置したり、層中に放置し
たりすると特性が劣化するため、耐候性に難点がある。
さ・らに密着強度も悪く、これに起因して、ヒートサイ
クル試験を行なった後の共振周波数が大きく変化すると
いう欠点があった。このヒートサイクル試験の一例を挙
げれば、−40℃に2時間保持し、その俵+80℃に濃
度を上げ2時間保持することを1サイクルとして、10
サイクル繰返して行なう試験である。このようなヒート
サイクル試験で共振周波数が大きく変化する原因として
は、銅電極がヒートサイクル試験で誘電体との密着性が
低下することが考えられる。
クル試験を行なった後の共振周波数が大きく変化すると
いう欠点があった。このヒートサイクル試験の一例を挙
げれば、−40℃に2時間保持し、その俵+80℃に濃
度を上げ2時間保持することを1サイクルとして、10
サイクル繰返して行なう試験である。このようなヒート
サイクル試験で共振周波数が大きく変化する原因として
は、銅電極がヒートサイクル試験で誘電体との密着性が
低下することが考えられる。
さらに、ニッケルの無電解めっきによる電極も脅えられ
るが、ニッケルは、本来、導電率が低いため、その電極
のQeが低く、誘電体共w/1!IとしてのQOも、銀
電極のものに比べて172程度と低く、実用上評価に値
しない。
るが、ニッケルは、本来、導電率が低いため、その電極
のQeが低く、誘電体共w/1!IとしてのQOも、銀
電極のものに比べて172程度と低く、実用上評価に値
しない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、銅が安価であり
かつ導電率も比較的優れていることに着目し、この銅を
用いて、前述したような欠点を解消しつつ、高周波用誘
電体セラミック、ヒに電極を形成する方法を提供するこ
とである。
かつ導電率も比較的優れていることに着目し、この銅を
用いて、前述したような欠点を解消しつつ、高周波用誘
電体セラミック、ヒに電極を形成する方法を提供するこ
とである。
この発明は、要約すれば、高周波用誘電体セラミック上
に無電解鋼めっきによる綱皮鵬を形成することは従来と
同様であるが、さらに、この銅皮躾を窒素、アルゴンな
どの不活性雰囲気中で、300@〜900℃で熱処理す
ることを特徴とするものである。このような熱処理によ
って、無電解めっきによる鋼皮躾は、純銅に近い状態に
変化する。したがって、鋼皮躾の誘電体に対する密着強
度が高くなり、かつ電極のQOが改善され、ひいては、
たとえば誘電体共振器のQoも改善されることになる。
に無電解鋼めっきによる綱皮鵬を形成することは従来と
同様であるが、さらに、この銅皮躾を窒素、アルゴンな
どの不活性雰囲気中で、300@〜900℃で熱処理す
ることを特徴とするものである。このような熱処理によ
って、無電解めっきによる鋼皮躾は、純銅に近い状態に
変化する。したがって、鋼皮躾の誘電体に対する密着強
度が高くなり、かつ電極のQOが改善され、ひいては、
たとえば誘電体共振器のQoも改善されることになる。
さらに、このようなQeのばらつきも小さくなることも
確認されている。なお、熱処理を行なう時間については
、通常、約30分閣程直に運ばれる。そして、熱処理温
度としては、500°〜700℃の範囲でより優れた結
果をもたらす。
確認されている。なお、熱処理を行なう時間については
、通常、約30分閣程直に運ばれる。そして、熱処理温
度としては、500°〜700℃の範囲でより優れた結
果をもたらす。
以下、この発明を実施したより具体的な実施例について
説明する。
説明する。
まず、誘電体セラミックとして、Mu TI O。
−Ca TI Os系(Ml)TI O,・96モル%
、Ca TI O・・・・4モル%)の誘電串2o〜3
゜(この誘電串の1度係数は零)のものを用いた。
、Ca TI O・・・・4モル%)の誘電串2o〜3
゜(この誘電串の1度係数は零)のものを用いた。
この誘電体セラミックを、第1図に示すような形状のも
のとして、電極2.3および4を形成するために、無電
解網めっきを行なった。この無電解鋼めっきを行なう工
程を、より詳しく言えば、まず、脱脂を行ない、次に、
ホウフッ−などでエツチングを行ない表面を荒し、次に
、塩化第1−などで感受性化し、次に、塩化パラジウム
などで活性化を行ない、そして、硫酸鋼−EDTA−ホ
ルマリン、Na OHを含むめっき浴中で、無電解めっ
きを行なう。次に、洗浄、乾燥を行ない、この発明の特
徴となる熱処理を、窒素雰囲気中で約30分間行なった
。熱処l!濃度については、この発明の範囲を決定する
ために、第2図に示すような各条件について実施した。
のとして、電極2.3および4を形成するために、無電
解網めっきを行なった。この無電解鋼めっきを行なう工
程を、より詳しく言えば、まず、脱脂を行ない、次に、
ホウフッ−などでエツチングを行ない表面を荒し、次に
、塩化第1−などで感受性化し、次に、塩化パラジウム
などで活性化を行ない、そして、硫酸鋼−EDTA−ホ
ルマリン、Na OHを含むめっき浴中で、無電解めっ
きを行なう。次に、洗浄、乾燥を行ない、この発明の特
徴となる熱処理を、窒素雰囲気中で約30分間行なった
。熱処l!濃度については、この発明の範囲を決定する
ために、第2図に示すような各条件について実施した。
熱Iii′IIII、第1図に示すように、他端ff1
5を研廟してチューニングを行ない、フィルタとなるよ
うに誘電体共振器を組立てた。
5を研廟してチューニングを行ない、フィルタとなるよ
うに誘電体共振器を組立てた。
第2図はこの発明による熱処理の濃度と共振器のQoと
の関係を示すグラフである。熱処理の施されていない試
料(25℃)については、Qoは761であり、この発
明の範囲内である300”〜900℃では、それぞれ第
2図中にかっこ書きで示したように、それぞれQOが^
められている。
の関係を示すグラフである。熱処理の施されていない試
料(25℃)については、Qoは761であり、この発
明の範囲内である300”〜900℃では、それぞれ第
2図中にかっこ書きで示したように、それぞれQOが^
められている。
このデータから推測されることは、熱処lI!濃度が3
00℃より低い場合には、無電解めっきにより析出した
綱の付着が不充分で、900’Cより高い場合には、鋼
が誘電体セラミック中に拡散して酸化されてしまうとい
うことである。また、熱処理濃度が500°〜700’
Cである場合、より高いQoを示すことがわかる。
00℃より低い場合には、無電解めっきにより析出した
綱の付着が不充分で、900’Cより高い場合には、鋼
が誘電体セラミック中に拡散して酸化されてしまうとい
うことである。また、熱処理濃度が500°〜700’
Cである場合、より高いQoを示すことがわかる。
この発明によって得られた銅電極の密着強度を測定すれ
ば、1.25kM−一2と向上されていることがわかっ
た。なお、熱処lを行なわないと密着強度は0 、5
kG/ as’であった。また、QOのばらつきを標準
偏差で示すと、この発明の場合2゜1%であり、従来の
銀電極の10.0%に比べて小さくなっていることがわ
がった。また、電極の膜厚は、1〜10μ■ (化学分
析法に基づく値であって、純粋な銅を分析するとする場
合)が適当である。すなわち、1μ−未満であると、電
極の抵抗値が轟くなり、逆に、10μ量を越えると、厚
みを厚くするのみで経済的でなく、またQの低下が認め
られるようになる。さらに、無電解めっきによると、必
要な面にむらなく銅皮膜を形成することができ、したが
って、第1図の誘電体1の内周面にある電極2も問題な
く形成することができるとともに、電極形成のための工
程において大量にめっき処理を同時に行なうことができ
る。そして、この発明では、安価な銅を用いることがで
きるので、材料コストを下げ、しかも従来の鏝の焼付け
による電極に比べて、Qが向上される。
ば、1.25kM−一2と向上されていることがわかっ
た。なお、熱処lを行なわないと密着強度は0 、5
kG/ as’であった。また、QOのばらつきを標準
偏差で示すと、この発明の場合2゜1%であり、従来の
銀電極の10.0%に比べて小さくなっていることがわ
がった。また、電極の膜厚は、1〜10μ■ (化学分
析法に基づく値であって、純粋な銅を分析するとする場
合)が適当である。すなわち、1μ−未満であると、電
極の抵抗値が轟くなり、逆に、10μ量を越えると、厚
みを厚くするのみで経済的でなく、またQの低下が認め
られるようになる。さらに、無電解めっきによると、必
要な面にむらなく銅皮膜を形成することができ、したが
って、第1図の誘電体1の内周面にある電極2も問題な
く形成することができるとともに、電極形成のための工
程において大量にめっき処理を同時に行なうことができ
る。そして、この発明では、安価な銅を用いることがで
きるので、材料コストを下げ、しかも従来の鏝の焼付け
による電極に比べて、Qが向上される。
また、得られた共振器を相対湿度95%、温度60℃の
条件で1000時間のam耐湿試験を行なった。第3図
はその試験結果を示したものであり、QOの変化はわず
かである。一方、熱処理を行なわなかった従来例のもの
はQoが10%前後も変化しており、このことから、こ
の発明の方法によって耐候性に優れた誘電体共振器が得
られるといえる。
条件で1000時間のam耐湿試験を行なった。第3図
はその試験結果を示したものであり、QOの変化はわず
かである。一方、熱処理を行なわなかった従来例のもの
はQoが10%前後も変化しており、このことから、こ
の発明の方法によって耐候性に優れた誘電体共振器が得
られるといえる。
なお、この発明は、誘電体共振器に限らず、高周波用回
路基板、マイクロ波集積回路用素子などにも等しく適用
することができる。
路基板、マイクロ波集積回路用素子などにも等しく適用
することができる。
第1図はこの発明が適用される高周波機器の一例として
の誘電体共振器の代表的な形状を示す斜視図である。第
2図はこの発明による熱処理の温度と共振−のQoとの
関係を示すグラフである。 第3図は高温耐湿試験時間とQoとの関係を示すグラフ
である。 図において、1は誘電体、2,3.4は電極である。 特許出願人 株式会社村田製作所 第1図 2 第2図 謬灯理1亀 第3図
の誘電体共振器の代表的な形状を示す斜視図である。第
2図はこの発明による熱処理の温度と共振−のQoとの
関係を示すグラフである。 第3図は高温耐湿試験時間とQoとの関係を示すグラフ
である。 図において、1は誘電体、2,3.4は電極である。 特許出願人 株式会社村田製作所 第1図 2 第2図 謬灯理1亀 第3図
Claims (2)
- (1) 高周波用誘電体セラミック上に無電解鋼めっき
による銅皮膜を形成し、 この銅皮膜を不活性雰囲気中において3000〜900
℃で熱処理して電極とする、高周波用誘電体セラミック
上に電極を形成する方法。 - (2) 前記熱処理ハ、5oO6〜7oO℃で行なわれ
る特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57049309A JPS58166806A (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 高周波用誘電体セラミツク上に電極を形成する方法 |
FR8304842A FR2523952B1 (fr) | 1982-03-26 | 1983-03-24 | Procede de formation d'une electrode sur une piece de ceramique dielectrique pour des applications en haute frequence |
DE19833311046 DE3311046A1 (de) | 1982-03-26 | 1983-03-25 | Verfahren zur herstellung einer elektrode auf einem dielektrischen keramikmaterial fuer hochfrequenzanwendungen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57049309A JPS58166806A (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 高周波用誘電体セラミツク上に電極を形成する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58166806A true JPS58166806A (ja) | 1983-10-03 |
JPS6325723B2 JPS6325723B2 (ja) | 1988-05-26 |
Family
ID=12827343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57049309A Granted JPS58166806A (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 高周波用誘電体セラミツク上に電極を形成する方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58166806A (ja) |
DE (1) | DE3311046A1 (ja) |
FR (1) | FR2523952B1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02126701A (ja) * | 1988-11-07 | 1990-05-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘電体共振器の製造方法 |
JPH04160904A (ja) * | 1990-10-25 | 1992-06-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘電体共振器の製造方法 |
JPH04185103A (ja) * | 1990-11-20 | 1992-07-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘電体共振器及びその製造方法 |
US5234562A (en) * | 1988-11-07 | 1993-08-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electroplating apparatus for coating a dielectric resonator |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0362929U (ja) * | 1989-10-25 | 1991-06-19 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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