JPS58163964A - コロナワイヤのクリ−ニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコロナワイヤのクリーニング装置に関するもの
である。

本発明において、コロナワイヤとは、電子写真複写機及
びその応用機器に用いられているいわゆる帯電器の一部
品たるコロナ放電用の細線のことであり、露光に先立ち
感光体を一様に帯電させる主帯電器用のコロナワイヤに
限らず、転写用帯電器や転写紙分離用帯電器、除電用の
帯電器（一般的には除電器と称される）等のコロナワイ
ヤをも広く包含するものとする。

ちなみに、一般的な電子写真複写機を示す第１図におい
て示矢方向に回転される感光体ドラム１の周囲に設けら
れた各種部材の中、符号２で示したのが主帯電器、符号
′３で示したのが転写用帯電器、符号４で示したのが転
写紙分離用帯電器である。その他、符号５は露光光、符
号６は現像ユニット、符号７は転写紙ガイド、符号８は
転写紙分離爪、符号９はクリーニングユニット、符号１
０は除電用のクエンチングランプ等をそれぞれ示す。

このクエンチングランプに代えて除電用の帯電器が使用
されることもある。

これう各部材の機能については周知であるので詳細な説
明は省略する。

ところで、上記の各帯電器に使用されているコロナワイ
ヤＷ、’Ｗ’、Ｗ“には、経時的にトナーや埃が付着し
て均一な放電作用が害されるという問題がある。例えば
トナーの他、空気中の水分に含まれるカルシ−ラム等が
コロナワイヤに結晶化して付着するとこれが直接放電む
らとなってあられれ、複写品質を低下させてしまう。

このようなことから、コロナワイヤのクリーニングは随
時或いは定期的に行なわなければならないのであるが、
コロナワイヤ自体の張設部位が凹状のフレーム内にある
こと等もあって、これを長手方向にわたって均一にクリ
ーニングすることは殊に素人であるユーザー側にとって
容易ではなく、怠りがちになる。

本発明は上述の事情に着目してなされたもので、コロナ
ワイヤのクリーニングを容易に行なうことのできるコロ
ナワイヤのクリでニング装置を提供することを目的とす
る。

以下、本発明の詳細な説明する。

本発明の基本的な考え方は次の通りである。

前記第１図における主帯電器ｌを例にとって説明すると
、第２図はその拡大断面図であシ、コロナワイヤＷは長
尺状のフレーム１１に張設支持されている。このフレー
ム１１の背部にはプレート状の第１ガイド１２が一体的
に数取けられている。一方、感光体ドラム１の周囲であ
って、主帯電器１が装着されるべき所定の空間位置には
上記ｉｌガイド１２を嵌入支持するための凹状の溝を有
する第２ガイド１３が当該電子写真複写機と一体的に設
けられている。上記ｉｌガイド１２及び第２ガイド１３
は主帯蔦 電器２を着脱自在に支持する支持手段の一態様であシ、
第１ガイド１２と第２ガイド１３の構造を相互におき変
えた如き態様のものもある。

いずれにしても、主帯電器２は、その着脱に際して第２
図において紙面を貫く方向に、支持手段を介して高精度
に規制された移動をし、位置決めされる。

−ｔこて、例えば、コロナワイヤＷを適宜のクリーニン
グ部材１４　、１５で挾持し、しかもこれらのクリーニ
ング部材１４　、１５を、支持部材１６（後述）を介し
て第２ガイド１３の入口部近傍の不動部材例えば側板２
５　（ｉ　４図参照）に止めておき、この挾持状態で主
帯電器２を、その着脱方向に前後動させれば、この動き
に伴なってクリーニング部材１４゜１５はコロナワイヤ
Ｗを拭くことになりクリーニングを行なうことができる
。しかも、この場合、支持手段により規制されて移動す
る方向とコロナワイヤＷの張設方向とは平行であるので
、コロナワイヤＷのクリーニングを必要とする全長手範
囲にわたって均一な条件でクリーニングを行なうことが
できる。

ところで、クリーニング部材１４　、１５はクリーニン
グ時においてはコロナワイヤＷを挾持せしめておく必要
があるけれども、それ以外の時にはコロナワイヤＷから
離間させておかなければならない。なんとなれば、もし
離間させなりとしたならば、■クリーニング部材が干渉
することによシ、高精度を要求されるべきコロナワイヤ
と感光体ドラム間の寸法がずれる■クリーニング部材に
付着したトナーや埃の吸湿現象に伴ない当該部分を通じ
て放電が生じ帯電に悪影響が及ぶ■クリーニング部材が
変形してクリーニング効果が減殺される等の不具合を生
ずることがあるからである。例えば第２図に仮想線で示
す如き位置に退避させる。

苓 そこで、上記退避係る課題を解決した退避手段ｉを併せ
て、吹下に具体例を以て説明する。

第３図乃至第５図に符号１６で示したのがクリーニング
部材１４　、１５の支持部材であり、全体形状は略し字
状をなしている。そしてその一端部１６１は電子写真複
写機本体の側板２５にねじ２６及び係止突起１６６によ
り止められている（第４図参照）。

又、その他端部は二股に分岐してクリーニングア−ム１
６２　、１６３が形成され、各々の先端対向面にはクリ
ーニング部材１４　、１５が接着されている。

これらクリーニング部材１４　、１５としては毛屑状の
ものが発生し買いという特性に着目して発泡膜面を除去
処理した発泡ポリウレタンの使用が最も好ましく、その
他フェルト、スポンジ等もよい。

クリーニングアーム１６２　、１６３は各々の基端部が
支持部材１６と一体全なし、材質的には合成樹脂材若し
くは金属で構成されている。前記した如く、各クリ〒ユ
ングアーム１６２　、１６３の先端間にはクリーニング
部材１４　、１５が接着されており、これら同士は何ら
の外力が作用しない通常時にはクリーニングアーム１６
２　、１６３の各弾性的な力により互いに圧接さぜられ
ている。

次に、クリーニングアーム１６２　、１６３の各対向面
には、基端部から遠ざかるにつれて対向間隔が１欠りな
るように段部１６４（片側のみ符号を付して図示）が形
成されている。なお、クリーニングアームの側面からこ
の段部１６４に移る途中部分は斜面１６５を以て滑らか
に構成されている。

次に、第３図に符号１７で示したのは絶縁材で構成され
たエンドブロックで、第３図での図示を省略したフレー
ム１１の後端部に一体的に取付けられている。符号１７
１はフレーム１１とエンドブロック１７とを止めるため
のねじ１７３（第４図参照）を螺入するねじ穴を示す。

又、符号１７２で示すリング状の部分は把手を示す。フ
レーム１１の他端つまり前端部にもエンドブロックが取
付けられている。

但し、そのエンドブロックには把手は付いてない。

こレラの各エンドブロック間にコロナワイヤＷが張設さ
れている。符号１８はコロナワイヤＷの一端を止めてい
るねじを示す。

このエンドブロック１７の巾２はクリーニングアーム１
６２　、１６３間の間隔ｚｌより小さく作られており、
段部１６４とその対向位置における段部との間隔ｚ２は
上記中Ｚよりも小さく作られている。

従って、第１ガイド１２ｆｆｉ第２ガイド１３に係合さ
せた初期の状態及び、主帯電器２をさらに装着方向へ押
し込む過程では、第３図に示されるように、クリーニン
グ部材１４　、１５はコロナワイヤＷを挾持した状態を
保持しておシ、帯電器２とともに移動されるコロナワイ
ヤＷの動きに伴ない相対的にコロナワイヤＷを拭きつつ
クリーニングする。

そして、該主帯電器２が所定の装着位置まで押し動かさ
れる直前位置にて、巾２の幅寸法を有するエンドブロッ
ク１７の前端のアーム開脚部１９が斜面１６５（及びこ
の対向位置にある斜面）に摺接して段部１６４（及びそ
の対向位置にある段部〕に乗り上げてこれらを押し広げ
、クリーニングアーム１６２　、１６３を開脚状態にし
てクリー二／グ部材１４゜１５を各々コロナワイヤＷか
ら離間させ第２図に示す如き状態にする。そして、やが
て、該主帯電器２は図示を省略したストッパでに突き当
たり、所定の装着位置に位置決めされる。この状態で、
アーム開脚部１９は段部１６４に干渉した態位を維持し
て、クリーニング部材１４　、１５を各々コロナワイヤ
Ｗから離間した状態に保持する。

なお、エンドブロック１７の底部には符号２０で示す絶
縁性のプレートが取付けであるが、これは主帯電器２が
正規の位置に装着された状態下において、その一端部が
クリーニング部材よりも僅かに内側（感光体ドラムｌの
中央部寄りの方向）に延出した位置にあり、感光体ドラ
ム上での帯電巾を規制する機能を果している。

以上説明した如く、本発明では把手１７２を手に持ち、
主帯電器２を着脱方向に前後動させるだけでコロナワイ
ヤＷの均一なりリーニングを実行でき、クリーニング後
は正規の装着位置に戻すことによりアーム開脚部１９に
よってクリーニングアーム１６２　、１６３が押し開か
れて、クリーニング部材１４　、１５がコロナワイヤＷ
から離間した状態が保持される。

そして、このような作業性の向上、容易化により誰でも
随時、クリーニングを実行できることとなり、その結果
として複写品質を高レベルに維持することが可能となる
。

なお、クリーニング部材１４　、１５の同一箇所が繰り
返し使用されると該部分に汚れや損傷が集中して次第に
クリーニング効果が得られなくなることが懸念される。

その場合には、汚れや損傷の状況に応じてコロナワイヤ
Ｗとクリーニング部材１４゜１５との圧接箇所をずらす
ことができるように、第７図に示す如く側板２５に７１
する支持部材１６′の取付穴を上下方向に長い長穴２７
とし、上記圧接箇所を順次移動調節する。

又、帯電器によっては、コロナワイヤＷが２本張設され
ているものもあるが、そのような帯電器への対応として
は第８図に示す如く片側のクリーニングアーム１６３′
の先端部に当該２本のコロナワイヤＷｌ、　Ｗ２のピッ
チに応じて２つのクリーニング部材１４’、　１４“を
設け、他側のクリーニング部材１６２′上の先端部にも
当該２本のコロナワイヤＷ１゜Ｗ２のピッチに応じてか
つ、上記クリーニング部材１４’、　１４“に各々対向
させて２つのクリーニング部材１５’、１５“を設けた
構成とする。その他の構成例えば股部１６４’、斜面１
６５′等については既述の支持部材１６の構成に準する
。

以上、主帯電器２に対する適用例について説明したが、
他の帯電器例えば転写用帯電器３や分離用帯電器４及び
その他の帯電器に対しても上記実施例に準じて本発明が
適用できることはいうまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は電子写真複写機の構成図、第２図は主帯電器の
断面図、第３図は本発明の一実施例としてのクリーニン
グ装置及び主帯電器の一構成部材たるエンドブロックの
斜視図、第４図は主帯電器が正規の装着位置におかれた
ときのクリーニング装置及びその周辺部の正面図、第５
図は同上図のＸ−Ｘ断面図、第６図は同上図のＹ−Ｘ断
面図、第７図は支持部材の他の実施例を説明した側面図
、第８図は２本のコロナワイヤをクリーニングするだめ
のクリーニングアームの構成を説明した斜視図である。 １２・・・第１ガイド、１３・・・第２ガイド、１４　
、１５・・・クリーニング部材、１６２　、１６３・・
・クリーニングアーム、１９・・・アーム開脚部、　Ｗ
・・・コロナワイヤ。 ＼ ０１ １

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コロナワイヤと、このコロナワイヤを張設状態で支持す
   る長尺状のフレームとを主要部材とする帯電器と、該帯
   電器を感光体ドラム周囲の所定位置に着脱自在に装着す
   る手段であって上記フレームと一体的に構成された第１
   ガイドと、該感光体ドラム周囲の不動部材の所定位置に
   設けられていて上記ｉｌガイドと係合する第２ガイドで
   構成される支持手段を有してなる帯電ユニットにおいて
   、第２ガイドの入口近傍の不動部材に設けられていて、
   コロナワイヤを間にして対向する少なくとも一対の部材
   から成り、該コロナワイヤを弾性的に挾持する力を有し
   ′ているクリーニングアームと、これらのクリーニング
   アームの先端対向面に設けられたクリーニング部材と、
   フレーム後端部に設けられていて、第１ガイド、第２ガ
   イド相互の係合により該帯電器が所定の装着位置迄押し
   込まれた時にクリーニングアーム同士の間隔を押し広げ
   てクリーニング部材を互いに離間する方向へ移動させる
   アーム開脚部等を有することを特徴とするコロナワイヤ
   のクリーニング装置。