JPH0143715Y2 - - Google Patents

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JPH0143715Y2
JPH0143715Y2 JP20142282U JP20142282U JPH0143715Y2 JP H0143715 Y2 JPH0143715 Y2 JP H0143715Y2 JP 20142282 U JP20142282 U JP 20142282U JP 20142282 U JP20142282 U JP 20142282U JP H0143715 Y2 JPH0143715 Y2 JP H0143715Y2
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cleaning
charge wire
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wire
charger
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JP20142282U
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) この考案は、電子写真における帯電器のチヤー
ジワイヤクリーニング装置に関する。
(従来技術) 帯電器のチヤージワイヤには、紙粉やトナー粒
子等のゴミ等が付着し易い。ゴミが付着したチヤ
ージワイヤの場合、発生するコロナ放電が不均一
になつたり、減少したりして、所望の電子写真プ
ロセスを実行できなくなる。
そこで、チヤージワイヤの清掃が必要になる。
従来、チヤージワイヤの簡便なクリーニング装置
として、チヤージワイヤを、固定位置に配置した
クリーニング部材で挾持しておいて、帯電器をセ
ツト位置と引出し位置との間で抜差しすることに
よつて、ワイヤをクリーニング部材で摺擦するも
のが知られている。かかる装置の場合、帯電器を
例えば複写機から外さなくとも、チヤージワイヤ
のクリーニングができるという便利さがある。と
ころで、チヤージワイヤは、例えば感光体に対し
て、常に正確な平行度を維持されていなければな
らない。上記した従来装置においては、クリーニ
ング部材がチヤージワイヤを常時挾持しているた
めに、感光体との平行度が狂つてしまうという不
具合がある。この感光体とチヤージワイヤとの平
行度、換言すると、チヤージワイヤのハイトを変
えないためには、非クリーニング時にクリーニン
グ部材をチヤージワイヤから離間させておけばよ
い。かかる技術思想を実施したものがある。それ
は、クリーニング時にのみチヤージワイヤを挾持
するクリーニングパツドを樹脂製のパッドホルダ
に固着し、非クリーニング時にはパツドホルダを
強制的に拡開して、クリーニングパツドをチヤー
ジワイヤから離間させるもである。かかる装置に
おいては、クリーニング時以外はクリーニングパ
ツドがチヤージワイヤから離れているので、該ワ
イヤのハイナが変動することがないという効果が
ある。しかしながら、クリーニング時以外は、樹
脂製のパツドホルダが、強制的にそのばね性に抗
して拡開されているので、経時的にクリープ変形
してしまい、そのばね性が失なわれてしまう。そ
の結果、クリーニング時にパツドホルダが閉じな
くなつて、パツドがチヤージワイヤを挾持せず、
クリーニングを行なえなくなつてしまうという不
具合が生じる。
(考案の目的) 本考案は、非クリーニング時にチヤージワイヤ
のハイトを変えることなく、また、パツドホルダ
のばね性を損なうことのない帯電器のチヤージワ
イヤクリーニング装置を提供することを目的とす
る。
(考案の構成) 本考案は、非クリーニング時にはクリーニング
パツドをチヤージワイヤから離間させ、クリーニ
ング時にのみクリーニングパツドでチヤージワイ
ヤを挾持するのであるが、クリーニングパツドを
保持する保持部材は、拡開習性を与えられた弾性
アームを有し、このアームがシールド側板と係合
したとき(クリーニング時)にのみ、その習性に
抗して撓わませられ、シールド側板から解放され
たとき(非クリーニング時)にはその習性により
拡開するようになつている。
以下、図示の実施例によつて本考案を詳細に説
明する。
第1図乃至第3図において、符号1は帯電器を
示し、符号2はチヤージワイヤクリーニング装置
(以下単に「クリーニング装置」と称す)を示し
ている。
帯電器1は、互いに平行なシールド側板3,4
を有するケーシング5と、これの両端(一方のみ
示す)に固着されたエンドブロツク6と、このエ
ンドブロツク6と図示されないエンドブロツクと
の間に張設されたチヤージワイヤ7とからなつて
いる。チヤージワイヤの一端はエンドブロツクの
ピン6aに係止されている。ケーシング5の背面
には、当該帯電器を複写機本体に対して移動可能
に装着するための取付部8が設けられている。こ
の取付部8は、第3図に示すように、複写機本体
に固定して配設されたガイドレール9に移動可能
に嵌合させられる。
図において、符号10は、図示されない感光体
ドラムの軸や、該ドラムに対して所定位置を保つ
べき部材を支持すると共にこれらを位置決めする
ための面板を示している。面板10は図示されな
い不動の側板に対して着脱自在である。面板10
には、帯電器1を出し入れするための窓穴10a
が形成されている。第1図、第2図は、帯電器1
が図示されない感光体ドラム周面に対して所定の
位置に置かれた、所謂セツト位置をそれぞれ示し
ている。この位置において、エンドブロツク6の
一部に形成された把持部11は、面板10より外
方へ突出させられている。
クリーニング装置2は、第4図によく示すよう
に、合成樹脂からなるクリーニングパツド保持部
材12と、フエルト等からなるクリーニングパツ
ド13とからなつている。保持部材12は、面板
10にネジ14で固定されている基体15と、こ
の基体の上端面側から延出した弾性アーム16,
17とからなつている。弾性アーム16,17の
自由端16a,17aの対向面には、上記クリー
ニングパツド13,13が固着されている。樹脂
製によるばね性を与えられた弾性アーム16,1
7が、何者にも拘束されていない自由状態におい
ては、両パツド13,13の相互間が離間するよ
うになつている。上記弾性アーム16,17の自
由端外側には、それぞれ翼18,19が突出して
形成されている。弾性アーム16,17が自由状
態に置かれているときの、上記翼18,19の外
端間の距離は、第3図によく示すように、相対す
るシールド側板3,4相互間の距離より大きい。
保持部材2は、第1図乃至第3図に示すよう
に、弾性アーム16,17を窓孔10aから内方
へ進入させて、基体15を面板10にネジ止め固
定される。このとき、セツト位置に置かれている
帯電器1のシールド側板3,4と弾性アーム1
6,17とは、第1図、第2図に示すように、互
いに離れている。すなわち、弾性アーム16,1
7は、、自由状態におかれるのであるが、このと
き、クリーニングパツド13,13は、チヤージ
ワイヤ7を間において互いに離間している。クリ
ーニングパツド13,13が互いに離間していて
且つチヤージワイヤと非接触状態におかれている
弾性アーム16,17の位置を非クリーニングモ
ードと称す。この非クリーニングモードにおい
て、チヤージワイヤ7は、クリーニングパツド1
3,13相互間に位置させられるのであるが、パ
ツドとワイヤとの相対的な位置を決めるための手
段が講じられている。すなわち、エンドブロツク
6の両側面には、突起6b,6bが設けられ、弾
性アーム16,17の基端には、切欠16b,1
7bが形成されている。そして、保持部材12を
面板10に固定するにあたり、上記突起6b,6
bと切欠16b,17bを互いに嵌合させれば、
チヤージワイヤ7は、クリーニングパツド13,
13間に自動的に位置させられる。
以上のように構成されたクリーニング装置の作
用を説明する。第2図に示すように、セツト位置
におかれた帯電器1を図にて左方に引き出すと、
第5図に示すように、シールド側板3,4が同方
向へ移動させられる。そして、上記両側板3,4
の間に翼18,19が挾み込まれると、弾性アー
ム16,17がその習性に抗して撓ませられる。
その結果、クリーニングパツド13,13が互い
に圧接させられて、チヤージワイヤ7を挾持す
る。この第5図に示すように、弾性アームが撓ん
でクリーニングパツド13,13がチヤージワイ
ヤ7を挾持した状態でクリーニングモードと称
す。このモードは、帯電器1のシールド側板3,
4と翼18,19が係合している間保持される。
従つて、帯電器1を、セツト位置とこの位置から
引き出した引出し位置との間で移動させると、チ
ヤージワイヤ7は、クリーニングパツド13,1
3によつてクリーニングされ、これに付着してい
る異物を除去される。
上記の如きクリーニング動作を終えて、帯電器
1を第2図に示すセツト位置に戻すと、弾性アー
ム16,17は、それぞれの翼18,19がシー
ルド側板3,4から解放されることにより、拡開
復帰して非クリーニングモードに置かれる。
次に、第6図、第7図において、本考案の他の
実施例を説明する。この例は、クリーニングパツ
ド保持部材20の弾性アーム21,22に、いま
1つの弾性変形箇所を設けたことに特徴がある。
弾性アーム21,22の自由端には、前記翼1
8,19に代えて、弾性変形可能な折曲部21
a,22aが形成されている。第6図は、非クリ
ーニングモードを示していて、折曲部21a,2
2aは、シールド側板3,4と互いに非接触の位
置におかれている。第7図はクリーニングモード
を示していて、折曲部21a,22aがシールド
側板3,4間に位置してこれにガイドされている
態様である。このとき、弾性アーム21,22が
撓ませられているのであるが、折曲部21a,2
2aもある程度撓むことにより、クリーニングパ
ツド13,13相互間の圧接力を緩和している。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、非クリーニン
グモードにおいて、クリーニングパツドはチヤー
ジワイヤから離間するので、該ワイヤのハイトを
変化させることがない。そして、非クリーニング
モードにおいては、弾性アームは、その習性を何
ら拘束されることのない自由状態におかれるの
で、クリープ変形することがなく、長期に亘りそ
の弾性を維持することができる。このことは、ワ
イヤのハイトへの悪影響がなくなることをも意味
している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示していて、非ク
リーニングモードを示す側面図、第2図は同底面
図、第3図は同正面図、第4図はクリーニング装
置を示す斜視図、第5図はクリーニングモードを
示す底面図、第6図は本考案の他の実施例を示し
ていて、非クリーニングモードを示す要部底面
図、第7図は同上のクリーニングモードを示す底
面図である。 1……帯電器、2……クリーニング装置、3,
4……シールド側板、6……エンドブロツク、7
……チヤージワイヤ、10……面板、12……保
持部材、13……クリーニングパツド、16,1
7,21,22……弾性アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チヤージワイヤを間において互いに平行なシー
    ルド側板を有していて、所定の位置に置かれたセ
    ツト位置とこのセツト位置から引き出された引出
    し位置との間で移動可能に設けられた帯電器にお
    いて、上記チヤージワイヤを間において対向配置
    されるクリーニングパツドと、このクリーニング
    パツドを自由端に固着保持していて、拡開摺性を
    有する一対の弾性アームが、上記引出し位置に置
    かれた上記平行なシールド側板相互間に位置した
    ときには、上記習性に抗して撓わませられて、上
    記クリーニングパツドがチヤージワイヤを挾持す
    るクリーニングモードと、シールド側板がセツト
    位置に置かれて上記弾性アームがシールド側板か
    ら解放されたときには、クリーニングパツドを互
    いに離間させると共に該パツドをチヤージワイヤ
    に対して非接触に位置させる非クリーニングモー
    ドとを選択的に採り得るクリーニングパツド保持
    部材とからなるチヤージワイヤクリーニング装
    置。
JP20142282U 1982-12-28 1982-12-28 帯電器のチヤ−ジワイヤクリ−ニング装置 Granted JPS59104162U (ja)

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JP20142282U JPS59104162U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 帯電器のチヤ−ジワイヤクリ−ニング装置

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Publication Number Publication Date
JPS59104162U JPS59104162U (ja) 1984-07-13
JPH0143715Y2 true JPH0143715Y2 (ja) 1989-12-19

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