JPH04369663A - 放電装置及びそれを装着した画像形成装置 - Google Patents
放電装置及びそれを装着した画像形成装置Info
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- JPH04369663A JPH04369663A JP16761591A JP16761591A JPH04369663A JP H04369663 A JPH04369663 A JP H04369663A JP 16761591 A JP16761591 A JP 16761591A JP 16761591 A JP16761591 A JP 16761591A JP H04369663 A JPH04369663 A JP H04369663A
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Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機,プリンタ等
の電子写真装置の放電ワイヤやグリッド等を清掃する放
電器清掃装置に関する。
の電子写真装置の放電ワイヤやグリッド等を清掃する放
電器清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば複写機には、装置本体内に設けら
れている画像形成系の感光体の帯電部,除電部,転写部
,用紙分離部等の各所に放電器が設けられている。そし
て、これらの各放電器内には放電ワイヤ(チャージワイ
ヤ)と、その放電ワイヤによる放電を安定化させるため
のグリッドが所定の張力で張設されている。
れている画像形成系の感光体の帯電部,除電部,転写部
,用紙分離部等の各所に放電器が設けられている。そし
て、これらの各放電器内には放電ワイヤ(チャージワイ
ヤ)と、その放電ワイヤによる放電を安定化させるため
のグリッドが所定の張力で張設されている。
【0003】この放電ワイヤやグリッドは、それが飛散
トナーやオゾン等により汚れてしまうと放電ムラが発生
したり、転写紙に転写した画像に白スジ等が発生しやす
い。特に複写機がフルカラーである場合には、それが色
ムラとなって現われてくるため致命的な問題になりやす
い。したがって、これらの放電ワイヤやグリッドは定期
的に清掃を行う必要があった。
トナーやオゾン等により汚れてしまうと放電ムラが発生
したり、転写紙に転写した画像に白スジ等が発生しやす
い。特に複写機がフルカラーである場合には、それが色
ムラとなって現われてくるため致命的な問題になりやす
い。したがって、これらの放電ワイヤやグリッドは定期
的に清掃を行う必要があった。
【0004】従来、このような放電ワイヤを清掃する装
置としては、例えば放電ワイヤに摺擦するパッド状の放
電ワイヤクリーナを対向する一対の弾性を有するクリー
ナ支持体にそれぞれ取り付け、清掃時にはその支持体に
連結されている清掃棒を放電ワイヤの張設方向に沿って
移動させることにより放電ワイヤクリーナを移動させ、
放電ワイヤに付着している汚れを取り除くようにしたも
のがある。
置としては、例えば放電ワイヤに摺擦するパッド状の放
電ワイヤクリーナを対向する一対の弾性を有するクリー
ナ支持体にそれぞれ取り付け、清掃時にはその支持体に
連結されている清掃棒を放電ワイヤの張設方向に沿って
移動させることにより放電ワイヤクリーナを移動させ、
放電ワイヤに付着している汚れを取り除くようにしたも
のがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな清掃装置は、パッド状の放電ワイヤクリーナを放電
ワイヤの張設方向に沿って移動させることにより放電ワ
イヤを清掃することができるが、グリッドも清掃しよう
とすると放電ワイヤの清掃作業とは別にそれを清掃する
ための作業を行わなければならなかったため手間がかか
った。
うな清掃装置は、パッド状の放電ワイヤクリーナを放電
ワイヤの張設方向に沿って移動させることにより放電ワ
イヤを清掃することができるが、グリッドも清掃しよう
とすると放電ワイヤの清掃作業とは別にそれを清掃する
ための作業を行わなければならなかったため手間がかか
った。
【0006】そして、この放電ワイヤとグリッドの汚れ
の度合いは、通常の場合において略同時に進行するため
、放電ワイヤを清掃するときにはグリッドも清掃する必
要があった。
の度合いは、通常の場合において略同時に進行するため
、放電ワイヤを清掃するときにはグリッドも清掃する必
要があった。
【0007】また、このように放電ワイヤとグリッドを
共に清掃すると白スジ等の異常画像が発生しなくなるが
、それは一時的なものであって、またすぐにそれが再発
してしまう傾向があった。これは、異常画像の原因が放
電ワイヤやグリッドの汚れだけではなく、放電器のケー
シング内面の汚れも影響しているためである。
共に清掃すると白スジ等の異常画像が発生しなくなるが
、それは一時的なものであって、またすぐにそれが再発
してしまう傾向があった。これは、異常画像の原因が放
電ワイヤやグリッドの汚れだけではなく、放電器のケー
シング内面の汚れも影響しているためである。
【0008】この発明は上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、放電ワイヤとグリッド、さらには放
電器のケーシング内面をも同時に清掃することができる
ようにすることを目的とする。また、その放電ワイヤや
グリッド等を清掃するクリーナによって放電ワイヤやグ
リッドが損傷されないようにすることも目的とする。
されたものであり、放電ワイヤとグリッド、さらには放
電器のケーシング内面をも同時に清掃することができる
ようにすることを目的とする。また、その放電ワイヤや
グリッド等を清掃するクリーナによって放電ワイヤやグ
リッドが損傷されないようにすることも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、放電器にそれぞれ張設される放電ワイ
ヤとグリッドを清掃する放電ワイヤクリーナとグリッド
クリーナを備えた放電器清掃装置において、上記放電ワ
イヤクリーナとグリッドクリーナを同一のクリーナ支持
体に取リ付けたものである。
を達成するため、放電器にそれぞれ張設される放電ワイ
ヤとグリッドを清掃する放電ワイヤクリーナとグリッド
クリーナを備えた放電器清掃装置において、上記放電ワ
イヤクリーナとグリッドクリーナを同一のクリーナ支持
体に取リ付けたものである。
【0010】そして、その放電器清掃装置を、上記放電
ワイヤクリーナが放電ワイヤを、グリッドクリーナがグ
リッドをそれぞれ清掃しないホームポジションにあると
き、クリーナ支持体に係合してそのクリーナ支持体を放
電ワイヤクリーナが放電ワイヤから、グリッドクリーナ
がグリッドからそれぞれ離隔する位置に移動させるクリ
ーナ離隔機構を設けて構成すると効果的である。
ワイヤクリーナが放電ワイヤを、グリッドクリーナがグ
リッドをそれぞれ清掃しないホームポジションにあると
き、クリーナ支持体に係合してそのクリーナ支持体を放
電ワイヤクリーナが放電ワイヤから、グリッドクリーナ
がグリッドからそれぞれ離隔する位置に移動させるクリ
ーナ離隔機構を設けて構成すると効果的である。
【0011】さらに、上記各放電器清掃装置において、
クリーナ支持体の回転を防止する支持体回転防止部材を
設けるとよい。
クリーナ支持体の回転を防止する支持体回転防止部材を
設けるとよい。
【0012】また、そのクリーナ支持体に、放電ワイヤ
クリーナとグリッドクリーナに加えて放電器のケーシン
グ内面を清掃するケーシング清掃部材を一体に取リ付け
ると更に効果的であり、そのケーシング清掃部材がケー
シング内面に接することによってクリーナ支持体の回転
防止部材を兼ねるようにするとよい。
クリーナとグリッドクリーナに加えて放電器のケーシン
グ内面を清掃するケーシング清掃部材を一体に取リ付け
ると更に効果的であり、そのケーシング清掃部材がケー
シング内面に接することによってクリーナ支持体の回転
防止部材を兼ねるようにするとよい。
【0013】
【作用】このように構成した放電器清掃装置よれば、放
電ワイヤクリーナとグリッドクリーナは同一のクリーナ
支持体に取リ付けられているので、そのクリーナ支持体
を放電ワイヤに沿って移動させれば放電ワイヤとグリッ
ドを1回の清掃動作で共に清掃することができる。
電ワイヤクリーナとグリッドクリーナは同一のクリーナ
支持体に取リ付けられているので、そのクリーナ支持体
を放電ワイヤに沿って移動させれば放電ワイヤとグリッ
ドを1回の清掃動作で共に清掃することができる。
【0014】また、その放電器清掃装置に、ホームポジ
ションにあるときクリーナ支持体を放電ワイヤクリーナ
が放電ワイヤから、グリッドクリーナがグリッドからそ
れぞれ離隔する位置に移動させるクリーナ離隔機構を設
ければ、放電ワイヤ及びグリッドを清掃しないホームポ
ジションにクリーナ支持体がある時は、放電ワイヤクリ
ーナとグリッドクリーナがそのクリーナ離隔機構によっ
て放電ワイヤとグリッドからそれぞれ離隔した状態にな
るので、それらが強く接触した際に生じる放電ワイヤや
グリッドの損傷を防止することができる。
ションにあるときクリーナ支持体を放電ワイヤクリーナ
が放電ワイヤから、グリッドクリーナがグリッドからそ
れぞれ離隔する位置に移動させるクリーナ離隔機構を設
ければ、放電ワイヤ及びグリッドを清掃しないホームポ
ジションにクリーナ支持体がある時は、放電ワイヤクリ
ーナとグリッドクリーナがそのクリーナ離隔機構によっ
て放電ワイヤとグリッドからそれぞれ離隔した状態にな
るので、それらが強く接触した際に生じる放電ワイヤや
グリッドの損傷を防止することができる。
【0015】さらに、クリーナ支持体の回転を防止する
支持体回転防止部材を設ければ、放電ワイヤクリーナと
グリッドクリーナはクリーナ支持体と共に回転が防止さ
れるので、より確実に放電ワイヤやグリッドの損傷を防
止することができる。
支持体回転防止部材を設ければ、放電ワイヤクリーナと
グリッドクリーナはクリーナ支持体と共に回転が防止さ
れるので、より確実に放電ワイヤやグリッドの損傷を防
止することができる。
【0016】そして、そのクリーナ支持体に、放電ワイ
ヤクリーナとグリッドクリーナに加えて放電器のケーシ
ング内面を清掃するケーシング清掃部材を一体に取リ付
ければ、クリーナ支持体を放電ワイヤに沿って移動させ
るだけで放電器のケーシング内面も同時に清掃すること
ができる。
ヤクリーナとグリッドクリーナに加えて放電器のケーシ
ング内面を清掃するケーシング清掃部材を一体に取リ付
ければ、クリーナ支持体を放電ワイヤに沿って移動させ
るだけで放電器のケーシング内面も同時に清掃すること
ができる。
【0017】また、そのケーシング清掃部材が、ケーシ
ング内面に接することによってクリーナ支持体の回転防
止部材を兼ねるようにすれば、新たにクリーナ支持体の
回転を防止するための部材を設けなくてすむ。
ング内面に接することによってクリーナ支持体の回転防
止部材を兼ねるようにすれば、新たにクリーナ支持体の
回転を防止するための部材を設けなくてすむ。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例である放電
器清掃装置を部分的に破断して示した正面図、図2は同
じくその放電器清掃装置を放電器の一部と共に示す断面
図、図3は同じくその放電器清掃装置を装着可能な放電
器が各所に配設されているカラー複写機の例を示す全体
構成図である。
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例である放電
器清掃装置を部分的に破断して示した正面図、図2は同
じくその放電器清掃装置を放電器の一部と共に示す断面
図、図3は同じくその放電器清掃装置を装着可能な放電
器が各所に配設されているカラー複写機の例を示す全体
構成図である。
【0019】この放電器清掃装置10は、図3に示す複
写機の感光体ドラム1の回りに設けられているそれぞれ
放電器である帯電チャージャ2,除電チャージャ5、及
び転写ドラム15の付近に設けられている転写チヤージ
ャ3,用紙分離チヤージャ4,除電チヤージャ6,7及
び各チャージャ8,9にそれぞれ適用が可能である。
写機の感光体ドラム1の回りに設けられているそれぞれ
放電器である帯電チャージャ2,除電チャージャ5、及
び転写ドラム15の付近に設けられている転写チヤージ
ャ3,用紙分離チヤージャ4,除電チヤージャ6,7及
び各チャージャ8,9にそれぞれ適用が可能である。
【0020】なお、図3のその他の部分については、こ
の発明に直接関係しないことと、電子写真方式を用いた
カラー複写機における公知の構成であることから、その
説明を省略する。
の発明に直接関係しないことと、電子写真方式を用いた
カラー複写機における公知の構成であることから、その
説明を省略する。
【0021】図1及び図2は、その帯電チヤージャ2に
放電器清掃装置10を装着した一例を示したものである
。この放電器清掃装置10は、帯電チヤージャ2の図示
を略しているケーシング(シールドケース)内部に張設
されている放電ワイヤ12を清掃する放電ワイヤクリー
ナとなるクリーナパッド13,17と、グリッドクリー
ナとなるグリッド清掃パッド21と、それらの各パッド
13,17,21を全て支持するクリーナ支持体14と
、そのクリーナ支持体14を放電ワイヤ12及びグリッ
ド25の張設方向(図2で左右方向)に沿って移動させ
る清掃棒16とを備えている。
放電器清掃装置10を装着した一例を示したものである
。この放電器清掃装置10は、帯電チヤージャ2の図示
を略しているケーシング(シールドケース)内部に張設
されている放電ワイヤ12を清掃する放電ワイヤクリー
ナとなるクリーナパッド13,17と、グリッドクリー
ナとなるグリッド清掃パッド21と、それらの各パッド
13,17,21を全て支持するクリーナ支持体14と
、そのクリーナ支持体14を放電ワイヤ12及びグリッ
ド25の張設方向(図2で左右方向)に沿って移動させ
る清掃棒16とを備えている。
【0022】そのクリーナ支持体14は、例えばプラス
チック等の樹脂材で形成され、図1に示すように矢示A
,B方向にそれぞれ弾性変形可能な腕部14a,14b
を両側に形成し、その各腕部14a,14bの下端部分
のクリーナ支持体14の側面14c,14dに対応する
位置にクリーナパッド13,13をそれぞれ接着により
取り付けると共に、クリーナ支持体14の側面14c,
14dにそのクリーナパッド13,13に対応させてク
リーナパッド17,17を接着し、自由状態においてク
リーナパッド13が17にクリーナ支持体14の材料自
身が持つ弾性力によってそれぞれ圧接するようにしてい
る。
チック等の樹脂材で形成され、図1に示すように矢示A
,B方向にそれぞれ弾性変形可能な腕部14a,14b
を両側に形成し、その各腕部14a,14bの下端部分
のクリーナ支持体14の側面14c,14dに対応する
位置にクリーナパッド13,13をそれぞれ接着により
取り付けると共に、クリーナ支持体14の側面14c,
14dにそのクリーナパッド13,13に対応させてク
リーナパッド17,17を接着し、自由状態においてク
リーナパッド13が17にクリーナ支持体14の材料自
身が持つ弾性力によってそれぞれ圧接するようにしてい
る。
【0023】このクリーナ支持体14は、その下端側を
末広がりに形成してその両端に下方へ向けて突出する係
合部18,19をそれぞれ形成し、その間の下面にグリ
ッド清掃パッド21を接着により取り付けている。
末広がりに形成してその両端に下方へ向けて突出する係
合部18,19をそれぞれ形成し、その間の下面にグリ
ッド清掃パッド21を接着により取り付けている。
【0024】また、そのクリーナ支持体14の正面の上
方に孔14eを形成すると共にその面の高さ方向の略中
間部に、図2に示すように放電ワイヤ12と反対側(図
で左方側)にガイドロッド部22を突出させている。
方に孔14eを形成すると共にその面の高さ方向の略中
間部に、図2に示すように放電ワイヤ12と反対側(図
で左方側)にガイドロッド部22を突出させている。
【0025】そして、帯電チャージャ2の両側にそれぞ
れ固定されるエンドブロック23,23(図2では右方
側は見えない)間に、左方側に細径部24aを形成した
支持体ガイドロッド24を橋絡させて固定し、その支持
体ガイドロッド24をクリーナ支持体14の孔14e内
に嵌入させてクリーナ支持体14がその支持体ガイドロ
ッド24に沿って移動するようにし、ガイドロッド部2
2を左方側のエンドブロック23に清掃棒導入口11と
共に形成したガイド孔23a内に移動可能に嵌入させて
いる。
れ固定されるエンドブロック23,23(図2では右方
側は見えない)間に、左方側に細径部24aを形成した
支持体ガイドロッド24を橋絡させて固定し、その支持
体ガイドロッド24をクリーナ支持体14の孔14e内
に嵌入させてクリーナ支持体14がその支持体ガイドロ
ッド24に沿って移動するようにし、ガイドロッド部2
2を左方側のエンドブロック23に清掃棒導入口11と
共に形成したガイド孔23a内に移動可能に嵌入させて
いる。
【0026】そのガイド孔23aは、全体が放電ワイヤ
12の張設方向に平行しているが、上部のみを図2で右
上りに傾斜させてクリーナ支持体14のクリーナパッド
13を保持する部分が上方に若干持ち上げられた時に、
そのガイドロッド部22の上昇を許容できるようにして
いる。
12の張設方向に平行しているが、上部のみを図2で右
上りに傾斜させてクリーナ支持体14のクリーナパッド
13を保持する部分が上方に若干持ち上げられた時に、
そのガイドロッド部22の上昇を許容できるようにして
いる。
【0027】そして、クリーナ支持体14の孔14eを
支持体ガイドロッド24に、またガイドロッド部22を
エンドブロック23のガイド孔23aにそれぞれ嵌入さ
せた図2に示す位置、あるいはそれよりも右方へクリー
ナ支持体14を移動させた状態において、図4に示すよ
うに各クリーナパッド13,17が放電ワイヤ12に、
またグリッド清掃パッド21が両側のエンドブロック2
3,23間に張設されるグリッド25に接して、それら
を清掃可能な状態になる。
支持体ガイドロッド24に、またガイドロッド部22を
エンドブロック23のガイド孔23aにそれぞれ嵌入さ
せた図2に示す位置、あるいはそれよりも右方へクリー
ナ支持体14を移動させた状態において、図4に示すよ
うに各クリーナパッド13,17が放電ワイヤ12に、
またグリッド清掃パッド21が両側のエンドブロック2
3,23間に張設されるグリッド25に接して、それら
を清掃可能な状態になる。
【0028】なお、図2に示すクリーナ支持体14のガ
イドロッド部22の左端部分には、ネジ穴22aを形成
し、そのネジ穴22a内に清掃棒16の先端に形成した
雄ネジ部16aを螺着可能にし、それらを連結させた状
態でクリーナ支持体14を放電ワイヤ12の張設方向に
沿って移動できるようにしている。
イドロッド部22の左端部分には、ネジ穴22aを形成
し、そのネジ穴22a内に清掃棒16の先端に形成した
雄ネジ部16aを螺着可能にし、それらを連結させた状
態でクリーナ支持体14を放電ワイヤ12の張設方向に
沿って移動できるようにしている。
【0029】また、この放電器清掃装置は、クリーナ支
持体14を各クリーナパッド13,17が放電ワイヤ1
2を、グリット清掃パッド21がグリッド25をそれぞ
れ清掃しない図2に示す位置よりも左方側となるホーム
ポジション(図5に示す位置)へ移動させた時に、その
クリーナ支持体14を帯電チャージャ2の固定部となる
左方側のエンドブロック23にロックするロック機構3
0を設けている。
持体14を各クリーナパッド13,17が放電ワイヤ1
2を、グリット清掃パッド21がグリッド25をそれぞ
れ清掃しない図2に示す位置よりも左方側となるホーム
ポジション(図5に示す位置)へ移動させた時に、その
クリーナ支持体14を帯電チャージャ2の固定部となる
左方側のエンドブロック23にロックするロック機構3
0を設けている。
【0030】そのロック機構30は、エンドブロック2
3の下端にクリーナ支持体14の係合部18,19にそ
れぞれ対応させて形成したグリッド清掃パッド解除用の
カムを兼ねた爪部31,31と、それらに係合するクリ
ーナ支持体14側の各係合部18,19とからなり、ク
リーナ支持体14を図2に示す位置から左方側へ移動さ
せると、係合部18,19が爪部31,31の斜面31
aを登りながら移動する。
3の下端にクリーナ支持体14の係合部18,19にそ
れぞれ対応させて形成したグリッド清掃パッド解除用の
カムを兼ねた爪部31,31と、それらに係合するクリ
ーナ支持体14側の各係合部18,19とからなり、ク
リーナ支持体14を図2に示す位置から左方側へ移動さ
せると、係合部18,19が爪部31,31の斜面31
aを登りながら移動する。
【0031】したがって、クリーナパッド13,17と
グリッド清掃パッド21を共に支持しているクリーナ支
持体14は、その各パッドを取り付けている図2で右方
の部分が持ち上げられ、係合部18,19が各爪部31
の山部を乗り越えると、図5に示すようにそれがロック
される。この位置が、非清掃時のホームポジションとな
る。
グリッド清掃パッド21を共に支持しているクリーナ支
持体14は、その各パッドを取り付けている図2で右方
の部分が持ち上げられ、係合部18,19が各爪部31
の山部を乗り越えると、図5に示すようにそれがロック
される。この位置が、非清掃時のホームポジションとな
る。
【0032】なお、このクリーナ支持体14の係合部1
8,19が爪部31,31にそれぞれ接する図2に示す
位置付近で、支持体ガイドロッド24は細く(細径部2
4aに向う)なりかけるようにしてある。したがって、
その係合部18,19が爪部31の斜面31aに沿って
移動した際にクリーナ支持体14の上方への移動が許容
され、それによってグリッド清掃パッド21(図1)が
グリッド25から離隔する。
8,19が爪部31,31にそれぞれ接する図2に示す
位置付近で、支持体ガイドロッド24は細く(細径部2
4aに向う)なりかけるようにしてある。したがって、
その係合部18,19が爪部31の斜面31aに沿って
移動した際にクリーナ支持体14の上方への移動が許容
され、それによってグリッド清掃パッド21(図1)が
グリッド25から離隔する。
【0033】そのため、グリッド清掃パッド21がグリ
ッド25に圧接した状態のままである場合には、グリッ
ド25と感光体ドラム1(図3)との間の距離が正規の
ものでなくなってしまうが、このようにグリッド清掃パ
ッド21が離隔することによりグリッド25が正規の位
置になる。
ッド25に圧接した状態のままである場合には、グリッ
ド25と感光体ドラム1(図3)との間の距離が正規の
ものでなくなってしまうが、このようにグリッド清掃パ
ッド21が離隔することによりグリッド25が正規の位
置になる。
【0034】また、この放電器清掃装置10は、クリー
ナ支持体14がホームポジション(図5に示す位置)に
ある時に、クリーナ支持体14に係合してそのクリーナ
支持体14の両側の腕部14a,14bを図1に示すよ
うに放電ワイヤ12から離隔する位置にそれぞれ移動さ
せる機構を設けている。
ナ支持体14がホームポジション(図5に示す位置)に
ある時に、クリーナ支持体14に係合してそのクリーナ
支持体14の両側の腕部14a,14bを図1に示すよ
うに放電ワイヤ12から離隔する位置にそれぞれ移動さ
せる機構を設けている。
【0035】すなわち、クリーナ支持体14の各腕部1
4a,14bと側面14c,14dとの間の隙間に嵌入
可能に離隔用突起32,33をエンドブロック23にそ
れぞれ突設し、クリーナ支持体14が図5に示すホーム
ポジションに移動してロック機構30によってロックさ
れた時に、その離隔用突起32が腕部14aと側面14
cの間に、離隔用突起33が腕部14bと側面14dの
間の隙間にそれぞれ入り込んで腕部14a,14bを図
1に示すようにそれぞれ押し広げ、それによって各クリ
ーナパッド13,13が放電ワイヤ12からそれぞれ離
隔すると共に各クリーナパッド17,17も放電ワイヤ
12からそれぞれ離隔するようにしている。
4a,14bと側面14c,14dとの間の隙間に嵌入
可能に離隔用突起32,33をエンドブロック23にそ
れぞれ突設し、クリーナ支持体14が図5に示すホーム
ポジションに移動してロック機構30によってロックさ
れた時に、その離隔用突起32が腕部14aと側面14
cの間に、離隔用突起33が腕部14bと側面14dの
間の隙間にそれぞれ入り込んで腕部14a,14bを図
1に示すようにそれぞれ押し広げ、それによって各クリ
ーナパッド13,13が放電ワイヤ12からそれぞれ離
隔すると共に各クリーナパッド17,17も放電ワイヤ
12からそれぞれ離隔するようにしている。
【0036】したがって、この実施例では、このエンド
ブロック23にそれぞれ形成される離隔用突起32,3
3及び爪部31と、クリーナ支持体14の腕部14a,
14b及び係合部18,19とが、クリーナパッド13
,17を放電ワイヤ12から、グリッド清掃パッド21
をグリッド25からそれぞれ離隔する位置に移動させる
クリーナ離隔機構として機能する。
ブロック23にそれぞれ形成される離隔用突起32,3
3及び爪部31と、クリーナ支持体14の腕部14a,
14b及び係合部18,19とが、クリーナパッド13
,17を放電ワイヤ12から、グリッド清掃パッド21
をグリッド25からそれぞれ離隔する位置に移動させる
クリーナ離隔機構として機能する。
【0037】なお、図2に示す清掃棒導入口11は、帯
電チャージャ2が操作者から見える位置に配設されてい
る場合にはこの実施例のようにその帯電チャージャ自体
に形成し、手前側に他のユニットがあって帯電チャージ
ャ2が見えない場合にはそのユニットに設けたり、場合
によっては装置本体前面のカバーに設けて、そこから挿
入した清掃棒16を図2に示すようにクリーナ支持体1
4のガイドロッド部22に連結する。
電チャージャ2が操作者から見える位置に配設されてい
る場合にはこの実施例のようにその帯電チャージャ自体
に形成し、手前側に他のユニットがあって帯電チャージ
ャ2が見えない場合にはそのユニットに設けたり、場合
によっては装置本体前面のカバーに設けて、そこから挿
入した清掃棒16を図2に示すようにクリーナ支持体1
4のガイドロッド部22に連結する。
【0038】この放電器清掃装置10は、放電ワイヤ1
2及びグリッド25を清掃する時は、装置本体の収納部
に収納してある図2に示す清掃棒16を清掃棒導入口1
1から差し込んで、それをクリーナ支持体14のガイド
ロッド部22のネジ穴22aに螺着して一体に連結し、
それを同図で右方へ押し出す。すると、図1及び図5に
示す非清掃時のホームポジションにあったクリーナ支持
体14が、クリーナパッド13,17及びグリッド清掃
パッド21と共に図2で右方へ移動する。
2及びグリッド25を清掃する時は、装置本体の収納部
に収納してある図2に示す清掃棒16を清掃棒導入口1
1から差し込んで、それをクリーナ支持体14のガイド
ロッド部22のネジ穴22aに螺着して一体に連結し、
それを同図で右方へ押し出す。すると、図1及び図5に
示す非清掃時のホームポジションにあったクリーナ支持
体14が、クリーナパッド13,17及びグリッド清掃
パッド21と共に図2で右方へ移動する。
【0039】そのため、離隔用突起32,33がクリー
ナ支持体14の腕部14a,14bの隙間から抜けるた
め、その腕部14a,14bが弾性復帰力により元の位
置に戻ってクリーナパッド13と17が図4に示すよう
に放電ワイヤ12に両側から密着し、クリーナ支持体1
4の係合部18,19が各爪部31,31から外れて孔
14eが支持体ガイドロッド24の細径部24aから太
い径の部分に移動して案内されるようになる。そのため
、クリーナ支持体14の位置が全体的に下がって、グリ
ッド清掃パッド21もグリッド25に図4に示すように
接する。
ナ支持体14の腕部14a,14bの隙間から抜けるた
め、その腕部14a,14bが弾性復帰力により元の位
置に戻ってクリーナパッド13と17が図4に示すよう
に放電ワイヤ12に両側から密着し、クリーナ支持体1
4の係合部18,19が各爪部31,31から外れて孔
14eが支持体ガイドロッド24の細径部24aから太
い径の部分に移動して案内されるようになる。そのため
、クリーナ支持体14の位置が全体的に下がって、グリ
ッド清掃パッド21もグリッド25に図4に示すように
接する。
【0040】したがって、この状態のまま清掃棒16を
押し続けた後にそれを往復させれば、放電ワイヤ12と
グリッド25に共に付着しているトナーや紙粉等の汚れ
が、クリーナ支持体14と一体で移動するクリーナパッ
ド13,17及びグリッド清掃パッド21によって同時
に取り除かれる。
押し続けた後にそれを往復させれば、放電ワイヤ12と
グリッド25に共に付着しているトナーや紙粉等の汚れ
が、クリーナ支持体14と一体で移動するクリーナパッ
ド13,17及びグリッド清掃パッド21によって同時
に取り除かれる。
【0041】なお、このグリッド清掃パッド21による
グリッド25の清掃は、グリッド25の上側部分のみの
清掃となるが、このグリッド25の放電性能に影響を与
える部分はその上側部分なので、このような清掃方法で
あっても画像品質の面で十分な効果が得られる。
グリッド25の清掃は、グリッド25の上側部分のみの
清掃となるが、このグリッド25の放電性能に影響を与
える部分はその上側部分なので、このような清掃方法で
あっても画像品質の面で十分な効果が得られる。
【0042】このように、この放電器清掃装置10は、
清掃棒16を手動によって往復させることにより、1回
の清掃作業で放電ワイヤ12とグリッド25を同時に清
掃することができる。そして、その清掃が終了すると、
清掃棒16を前述の方向と逆側に回転させてガイドロッ
ド部22との螺着を解き、それを分離して装置本体の収
納部に再び保管しておく。
清掃棒16を手動によって往復させることにより、1回
の清掃作業で放電ワイヤ12とグリッド25を同時に清
掃することができる。そして、その清掃が終了すると、
清掃棒16を前述の方向と逆側に回転させてガイドロッ
ド部22との螺着を解き、それを分離して装置本体の収
納部に再び保管しておく。
【0043】ところで、清掃棒16をガイドロッド部2
2にネジ込んで連結したり、それを分離したりする際に
は、その操作の仕方によってはクリーナ支持体14がガ
タついてそれがうまくいかなかったり、クリーナ支持体
14がクリーナパッド13,17及びグリッド清掃パッ
ド21と共に大きくガタついて放電ワイヤ12やグリッ
ド25を損傷させてしまったり、場合によってはそれを
切断してしまう恐れがある。
2にネジ込んで連結したり、それを分離したりする際に
は、その操作の仕方によってはクリーナ支持体14がガ
タついてそれがうまくいかなかったり、クリーナ支持体
14がクリーナパッド13,17及びグリッド清掃パッ
ド21と共に大きくガタついて放電ワイヤ12やグリッ
ド25を損傷させてしまったり、場合によってはそれを
切断してしまう恐れがある。
【0044】しかしながら、この実施例によれば、上述
したように清掃棒16の連結及び分離時には、クリーナ
支持体14が図5に示すホームポジションでロック機構
30により確実にロックされるので、そのような不都合
が生じない。また、そのホームポジションではクリーナ
離隔機構によりクリーナパッド13,17が放電ワイヤ
12から、グリッド清掃パッド21がグリッド25から
それぞれ離隔した状態になるため、そこで清掃棒16の
着脱を行ってもそれらのクリーナパッドが放電ワイヤ1
2やグリッド25に接触することはない。
したように清掃棒16の連結及び分離時には、クリーナ
支持体14が図5に示すホームポジションでロック機構
30により確実にロックされるので、そのような不都合
が生じない。また、そのホームポジションではクリーナ
離隔機構によりクリーナパッド13,17が放電ワイヤ
12から、グリッド清掃パッド21がグリッド25から
それぞれ離隔した状態になるため、そこで清掃棒16の
着脱を行ってもそれらのクリーナパッドが放電ワイヤ1
2やグリッド25に接触することはない。
【0045】このように、この実施例によれば、放電ワ
イヤ12やグリッド25が飛散トナーやオゾン等によっ
て汚れることにより生じた放電ムラによる異常画像(ス
ジや色ムラの発生)を確認したときは、清掃棒16を上
述したように連結してそれを移動させれば、各クリーナ
パッドが放電ワイヤ12やグリッド25上を摺動するの
で、このような簡単な操作によりそれらの汚れを確実に
清掃することができる。
イヤ12やグリッド25が飛散トナーやオゾン等によっ
て汚れることにより生じた放電ムラによる異常画像(ス
ジや色ムラの発生)を確認したときは、清掃棒16を上
述したように連結してそれを移動させれば、各クリーナ
パッドが放電ワイヤ12やグリッド25上を摺動するの
で、このような簡単な操作によりそれらの汚れを確実に
清掃することができる。
【0046】そして、清掃棒16のクリーナ支持体14
に対する着脱を、クリーナパッド13,17及びグリッ
ド清掃パッド21が放電ワイヤ12及びグリッド25か
ら離隔した状態で行う構成にしているため、その着脱操
作時に放電ワイヤ12やグリッド25が損傷しない。
に対する着脱を、クリーナパッド13,17及びグリッ
ド清掃パッド21が放電ワイヤ12及びグリッド25か
ら離隔した状態で行う構成にしているため、その着脱操
作時に放電ワイヤ12やグリッド25が損傷しない。
【0047】図6はこの発明による放電器清掃装置の他
の実施例を示す図1と同様な正面図、図7は同じくその
放電器清掃装置を放電器の一部と共に示した側面図であ
り、図1及び図2に対応する部分には同一の符号を付し
てある。
の実施例を示す図1と同様な正面図、図7は同じくその
放電器清掃装置を放電器の一部と共に示した側面図であ
り、図1及び図2に対応する部分には同一の符号を付し
てある。
【0048】この放電器清掃装置は、図1,図2に示し
た実施例に対し、クリーナ支持体14の回転を防止する
のに両エンドブロック23,23間に設けているケーシ
ング35,36も使用するようにした点のみが異る。
た実施例に対し、クリーナ支持体14の回転を防止する
のに両エンドブロック23,23間に設けているケーシ
ング35,36も使用するようにした点のみが異る。
【0049】すなわち、図7に示す両側のエンドブロッ
ク23,23(片側のみ図示している)間に、図6に示
すように両側面23b,23cにそれぞれ取り付けられ
ることにより設けられ、ホームポジション付近も含めた
クリーナ支持体14の移動範囲の全域に配設されるケー
シング35と36の各ケーシングの内面35a,36a
に、クリーナ支持体14の各係合部18,19の側面が
それぞれ摺接するようにして、クリーナ支持体14の矢
示C方向への回転を防止している。
ク23,23(片側のみ図示している)間に、図6に示
すように両側面23b,23cにそれぞれ取り付けられ
ることにより設けられ、ホームポジション付近も含めた
クリーナ支持体14の移動範囲の全域に配設されるケー
シング35と36の各ケーシングの内面35a,36a
に、クリーナ支持体14の各係合部18,19の側面が
それぞれ摺接するようにして、クリーナ支持体14の矢
示C方向への回転を防止している。
【0050】したがって、この実施例では、このケーシ
ング35,36が支持体回転防止部材として機能してい
る。
ング35,36が支持体回転防止部材として機能してい
る。
【0051】この実施例によれば、クリーナ支持体14
の回転が防止されることにより、クリーナパッド13,
17及びグリッド清掃パッド21による放電ワイヤ12
及びグリッド25の損傷をより確実に防止することがで
きる。
の回転が防止されることにより、クリーナパッド13,
17及びグリッド清掃パッド21による放電ワイヤ12
及びグリッド25の損傷をより確実に防止することがで
きる。
【0052】図8はこの発明による放電器清掃装置のさ
らに異なる他の実施例を示す図6と同様な正面図であり
、図6に対応する部分には同一の符号を付してある。
らに異なる他の実施例を示す図6と同様な正面図であり
、図6に対応する部分には同一の符号を付してある。
【0053】この放電器清掃装置は、図6の実施例に対
し、クリーナ支持体の両側にパッド支持部14f,14
gを下側から張り出させてクリーナ支持体14′とし、
その各パッド支持部14f,14gのケーシング35,
36の内面35a,36aにそれぞれ対応する位置にケ
ーシング清掃部材としてのケーシング清掃パッド45,
46をそれぞれ一体に固定し、それらによってケーシン
グの内面35a,36aを清掃するようにした点が異る
。
し、クリーナ支持体の両側にパッド支持部14f,14
gを下側から張り出させてクリーナ支持体14′とし、
その各パッド支持部14f,14gのケーシング35,
36の内面35a,36aにそれぞれ対応する位置にケ
ーシング清掃部材としてのケーシング清掃パッド45,
46をそれぞれ一体に固定し、それらによってケーシン
グの内面35a,36aを清掃するようにした点が異る
。
【0054】そして、この実施例では、このケーシング
清掃パッド45,46が常時ケーシング35,36の内
面35a,36aにそれぞれ接することによって、クリ
ーナ支持体14′の矢示C方向への回転防止部材を兼ね
ている。
清掃パッド45,46が常時ケーシング35,36の内
面35a,36aにそれぞれ接することによって、クリ
ーナ支持体14′の矢示C方向への回転防止部材を兼ね
ている。
【0055】この実施例によれば、クリーナ支持体14
′を放電ワイヤ12の張設方向に沿って移動させる一回
の操作だけで、放電ワイヤ12とグリッド25とケーシ
ング内面35a,36aにそれぞれ付着しているトナー
や紙粉等による汚れを全て同時に清掃することができる
ので、帯電チャージャ2の汚れを略初期の状態近くにま
で回復させることができる。
′を放電ワイヤ12の張設方向に沿って移動させる一回
の操作だけで、放電ワイヤ12とグリッド25とケーシ
ング内面35a,36aにそれぞれ付着しているトナー
や紙粉等による汚れを全て同時に清掃することができる
ので、帯電チャージャ2の汚れを略初期の状態近くにま
で回復させることができる。
【0056】なお、上記の各実施例では、清掃棒16を
図3に示した帯電チャージャ2以外の除電チヤージャ5
〜7,転写チヤージャ3,用紙分離チヤージャ4等の放
電器に装着される放電器清掃装置にも共通に使用できる
ようにしているので、その清掃棒16をこれらの各放電
器毎に設けなくてよい分だけコストダウンできると共に
、それらの各放電器の部品点数が減る分だけ構成が簡単
になる。
図3に示した帯電チャージャ2以外の除電チヤージャ5
〜7,転写チヤージャ3,用紙分離チヤージャ4等の放
電器に装着される放電器清掃装置にも共通に使用できる
ようにしているので、その清掃棒16をこれらの各放電
器毎に設けなくてよい分だけコストダウンできると共に
、それらの各放電器の部品点数が減る分だけ構成が簡単
になる。
【0057】また、この清掃棒16とクリーナ支持体1
4,14′のガイドロッド部22(図2参照)との連結
は、上記した各実施例による螺着方式に限るものではな
く、マグネット式,圧入式,ラッチ式等の取外しが可能
な構成のものであれば、その他のいずれの方式を用いた
連結手段であってもよい。
4,14′のガイドロッド部22(図2参照)との連結
は、上記した各実施例による螺着方式に限るものではな
く、マグネット式,圧入式,ラッチ式等の取外しが可能
な構成のものであれば、その他のいずれの方式を用いた
連結手段であってもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、クリーナ支持体を放電ワイヤに沿って移動させれば、
そこには放電ワイヤクリーナとグリッドクリーナが共に
取り付けられているので、その1回の操作だけで放電ワ
イヤとグリッドを同時に清掃することができるため清掃
時の手間が省ける。
、クリーナ支持体を放電ワイヤに沿って移動させれば、
そこには放電ワイヤクリーナとグリッドクリーナが共に
取り付けられているので、その1回の操作だけで放電ワ
イヤとグリッドを同時に清掃することができるため清掃
時の手間が省ける。
【0059】また、クリーナ支持体がホームポジション
にあるとき、放電ワイヤクリーナを放電ワイヤから、グ
リッドクリーナをグリッドからそれぞれ離隔する位置に
移動させるクリーナ離隔機構を設ければ、放電ワイヤ及
びグリッドを清掃しないホームポジションにクリーナ支
持体がある時は、放電ワイヤクリーナとグリッドクリー
ナがそのクリーナ離隔機構によって放電ワイヤとグリッ
ドから離隔した状態になるので、それらが強く接触した
ときに生じる放電ワイヤやグリッドの損傷を防止するこ
とができる。
にあるとき、放電ワイヤクリーナを放電ワイヤから、グ
リッドクリーナをグリッドからそれぞれ離隔する位置に
移動させるクリーナ離隔機構を設ければ、放電ワイヤ及
びグリッドを清掃しないホームポジションにクリーナ支
持体がある時は、放電ワイヤクリーナとグリッドクリー
ナがそのクリーナ離隔機構によって放電ワイヤとグリッ
ドから離隔した状態になるので、それらが強く接触した
ときに生じる放電ワイヤやグリッドの損傷を防止するこ
とができる。
【0060】さらに、クリーナ支持体の回転を防止する
支持体回転防止部材を設ければ、放電ワイヤクリーナと
グリッドクリーナはクリーナ支持体と共に回転が防止さ
れるので、より一層放電ワイヤやグリッドの損傷の危険
がなくなる。
支持体回転防止部材を設ければ、放電ワイヤクリーナと
グリッドクリーナはクリーナ支持体と共に回転が防止さ
れるので、より一層放電ワイヤやグリッドの損傷の危険
がなくなる。
【0061】そして、そのクリーナ支持体に、放電ワイ
ヤクリーナとグリッドクリーナに加えてケーシング清掃
部材も一体に取リ付けるようにすれば、放電ワイヤとグ
リッドの他に放電器のケーシング内面も1回の操作で同
時に清掃できるため、それらの各部にトナーや紙粉等が
付着することによって汚れた各部を初期の状態近くまで
回復させることができるので、異常画像の発生を一時的
だけではなく完全な状態にまで回復させることができる
。
ヤクリーナとグリッドクリーナに加えてケーシング清掃
部材も一体に取リ付けるようにすれば、放電ワイヤとグ
リッドの他に放電器のケーシング内面も1回の操作で同
時に清掃できるため、それらの各部にトナーや紙粉等が
付着することによって汚れた各部を初期の状態近くまで
回復させることができるので、異常画像の発生を一時的
だけではなく完全な状態にまで回復させることができる
。
【0062】さらに、そのケーシング清掃部材を、ケー
シング内面に接することによってクリーナ支持体の回転
防止部材を兼ねるようにすれば、新たにクリーナ支持体
の回転を防止するための部材を設けなくて済むので部品
点数を減らすことができると共に構成が簡単になる。
シング内面に接することによってクリーナ支持体の回転
防止部材を兼ねるようにすれば、新たにクリーナ支持体
の回転を防止するための部材を設けなくて済むので部品
点数を減らすことができると共に構成が簡単になる。
【図1】この発明の一実施例である放電器清掃装置を部
分的に破断して示した正面図である。
分的に破断して示した正面図である。
【図2】同じくその放電器清掃装置を放電器の一部と共
に示した断面図である。
に示した断面図である。
【図3】同じくその放電器清掃装置を装着可能な放電器
が各所に配設されているカラー複写機の例を示す全体構
成図である。
が各所に配設されているカラー複写機の例を示す全体構
成図である。
【図4】図1の放電器清掃装置のクリーナパッドが放電
ワイヤに接触した状態を示す正面図である。
ワイヤに接触した状態を示す正面図である。
【図5】図1の放電器清掃装置のクリーナ支持体がロッ
ク機構によってロックされた状態を部分的に示す側面図
である。
ク機構によってロックされた状態を部分的に示す側面図
である。
【図6】この発明による放電器清掃装置の他の実施例を
示す図1と同様な正面図である。
示す図1と同様な正面図である。
【図7】同じくその放電器清掃装置を放電器の一部と共
に示した側面図である。
に示した側面図である。
【図8】この発明による放電器清掃装置のさらに異なる
他の実施例を示す図6と同様な正面図である。
他の実施例を示す図6と同様な正面図である。
2 帯電チャージャ
3 転写チャージャ 4 用紙分離チャージャ
5,6,7 除電チャージャ 10 放電器清掃装置
12 放電ワイヤ 13,17 クリーナパッド(放電ワイヤクリーナ)
14,14′ クリーナ支持体
14a,14b 腕部 16 清掃棒
16a 雄ネジ部 21 グリッド清掃パッド(グリッドクリーナ)22
ガイドロッド部
23 エンドブロック 25 グリッド
31 爪部32,33 離隔用突起
35,36 ケー
シング 35a,36a 内面 45,46 ケーシング清掃パッド(ケーシング清掃
部材)
3 転写チャージャ 4 用紙分離チャージャ
5,6,7 除電チャージャ 10 放電器清掃装置
12 放電ワイヤ 13,17 クリーナパッド(放電ワイヤクリーナ)
14,14′ クリーナ支持体
14a,14b 腕部 16 清掃棒
16a 雄ネジ部 21 グリッド清掃パッド(グリッドクリーナ)22
ガイドロッド部
23 エンドブロック 25 グリッド
31 爪部32,33 離隔用突起
35,36 ケー
シング 35a,36a 内面 45,46 ケーシング清掃パッド(ケーシング清掃
部材)
Claims (5)
- 【請求項1】 放電器にそれぞれ張設される放電ワイ
ヤとグリッドを清掃する放電ワイヤクリーナとグリッド
クリーナを備えた放電器清掃装置において、前記放電ワ
イヤクリーナと前記グリッドクリーナを同一のクリーナ
支持体に取リ付けたことを特徴とする放電器清掃装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の放電器清掃装置におい
て、前記放電ワイヤクリーナが前記放電ワイヤを、グリ
ッドクリーナが前記グリッドをそれぞれ清掃しないホー
ムポジションにあるとき、前記クリーナ支持体に係合し
て該クリーナ支持体を前記放電ワイヤクリーナが前記放
電ワイヤから、前記グリッドクリーナが前記グリッドか
らそれぞれ離隔する位置に移動させるクリーナ離隔機構
を設けたことを特徴とする放電器清掃装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の放電器清掃装置
において、前記クリーナ支持体の回転を防止する支持体
回転防止部材を設けたことを特徴とする放電器清掃装置
。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載
の放電器清掃装置において、前記クリーナ支持体に、放
電ワイヤクリーナとグリッドクリーナに加えて放電器の
ケーシング内面を清掃するケーシング清掃部材を一体に
取リ付けたことを特徴とする放電器清掃装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の放電器清掃装置におい
て、前記ケーシング清掃部材が前記ケーシング内面に接
することによって前記クリーナ支持体の回転防止部材を
兼ねることを特徴とする放電器清掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16761591A JPH04369663A (ja) | 1991-04-08 | 1991-06-12 | 放電装置及びそれを装着した画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-103151 | 1991-04-08 | ||
JP10315191 | 1991-04-08 | ||
JP16761591A JPH04369663A (ja) | 1991-04-08 | 1991-06-12 | 放電装置及びそれを装着した画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04369663A true JPH04369663A (ja) | 1992-12-22 |
Family
ID=26443807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16761591A Pending JPH04369663A (ja) | 1991-04-08 | 1991-06-12 | 放電装置及びそれを装着した画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04369663A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010271353A (ja) * | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Brother Ind Ltd | 帯電器 |
CN102096353A (zh) * | 2009-12-14 | 2011-06-15 | 柯尼卡美能达商用科技株式会社 | 带电装置和具备它的图像形成装置 |
US8437656B2 (en) | 2009-05-19 | 2013-05-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Charger |
JP2013125137A (ja) * | 2011-12-14 | 2013-06-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 帯電装置、画像形成装置 |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP16761591A patent/JPH04369663A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010271353A (ja) * | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Brother Ind Ltd | 帯電器 |
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