JPH0438360Y2 - - Google Patents

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JPH0438360Y2
JPH0438360Y2 JP1985135936U JP13593685U JPH0438360Y2 JP H0438360 Y2 JPH0438360 Y2 JP H0438360Y2 JP 1985135936 U JP1985135936 U JP 1985135936U JP 13593685 U JP13593685 U JP 13593685U JP H0438360 Y2 JPH0438360 Y2 JP H0438360Y2
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cleaner
wire
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【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案はチヤージヤに関し、さらに詳細にい
えば、画像形成装置に装着した状態において外部
操作により簡単にチヤージヤワイヤの清掃を行な
うことができるチヤージヤに関する。
<従来の技術と考案が解決しようとする課題> 電子写真複写機等の画像形成装置に使用される
チヤージヤにおいては、放電の際に発生するオゾ
ンによつて、装置内に浮遊するトナー、塵埃等が
酸化されて放電電極としてのワイヤに付着する。
そして、装置の動作を反復する毎に塵埃等の付着
量が増加し、安定な放電特性を発揮させることが
できなくなる。特に電子写真複写機であれば、複
写動作を反復する毎に複写画質が低下するという
不都合を発生させることになる。
このような点を改善するために、従来は、チヤ
ージヤハウジングの内部にクリーナをスライド可
能に取付け、このクリーナの所定位置に、チヤー
ジヤワイヤを挟持して清掃する清掃体、およびハ
ウジングの内面と接触して清掃する清掃体とを取
付けた構成のチヤージヤが提供されている(特開
昭51−133029号公報参照)。
上記の構成のチヤージヤであれば、清掃動作を
行なう場合のみならず、清掃動作を行なわない場
合においてもワイヤがクリーナの清掃体により挟
持された状態であるため、経時的にワイヤの被帯
電部分に対する高さが変化し、結果的に表面電位
が変化することになるという問題がある。この結
果、例えば電子写真複写機ににおいては、得られ
る複写画質が変化し、思いどおりの複写物が得ら
れなくなるという問題を有することになる。
また、クリーナの装着動作を行なう場合におい
ては、清掃体がワイヤを挟持した状態においてハ
ウジングに装着されることになるので、ワイヤの
被帯電部材に対する高さの変化が顕著に現われる
とともに、最悪の場合には、ワイヤがハウジング
内部のワイヤ高さ調整板から外れるという問題が
ある。
そこで、クリーナを相対的移動限界位置に移動
させた状態で、ワイヤを非挟持状態とすべくクリ
ーナを拡開させる拡開部材を設けたチヤージヤが
提案されている(特公昭61−45829号公報参照)。
しかし、このチヤージヤについては、清掃体の
汚れに伴なうクリーナの交換に際して、クリーナ
をハウジングの一端部から抜き取る必要があるの
で、ハウジングに張設されたワイヤを取外した
り、ハウジングの端部に取付けられたワイヤ張設
用のブロツクを当該ハウジングから取外したりす
る作業が必要であり、クリーナの交換に手間がか
かるという問題がある。
この考案は上記の問題点に鑑みてなされたもの
であり、クリーナが清掃動作遂行時にのみワイヤ
を挟持することができるにも拘らず、クリーナの
交換を簡単に行うことができるチヤージヤを提供
することを目的としている。
<問題点を解決するための手段> 上記の目的を達成するための、この考案のチヤ
ージヤは、両端に絶縁体を有する長尺のハウジン
グと、ハウジングの内部の絶縁体間に張設された
ワイヤと、ハウジングの内部にワイヤと平行な方
向へ相対的に移動可能に導入され、ワイヤを挟持
した状態でワイヤを清掃する弾性的に拡開可能な
双脚状のクリーナと、クリーナを相対的移動限界
位置に移動させた状態で、ワイヤ非挟持状態とす
べくクリーナを拡開させる楔状の拡開部材とを設
けているチヤージヤにおいて、 ハウジングの周壁のうちの、クリーナの相対的
移動限界位置に対応する部分に、クリーナをハウ
ジングの内部に対して挿抜するための開口が形成
され、上記拡開部材がワイヤを挟んで上記開口に
対向する部分に配置されているとともに、上記拡
開部材に近接させて、クリーナをハウジング内に
挿入する際にクリーナを拡開させて当該クリーナ
がワイヤに突き当たるのを防止する楔状の第2の
拡開部材を設けているものである。
<作用> 上記の構成のチヤージヤであれば、クリーナを
所定範囲内においてハウジングに対して相対的に
移動させれば、この移動中クリーナがワイヤを挟
持した状態に保持されるので確実にワイヤの清掃
を行なうことができ、クリーナを相対的移動限界
位置まで移動させれば、拡開部材によりクリーナ
を拡開させてワイヤ非挟持状態に保持することが
できる。
しかも、上記ハウジングの、開拡部材に対向す
る側に形成された開口を通して、ハウジング内の
クリーナをハウジングから取外したり、ハウジン
グに装着したりすることができる。
また、クリーナをハウジングに装着する際に、
上記第2の拡開部材によつて当該クリーナを拡開
させることができるので、ワイヤにクリーナが突
き当たるのを防止することができる。
<実施例> 以下、実施例を示す添付図面によつて詳細に説
明する。
第1図はチヤージヤクリーナを装着したチヤー
ジヤの一実施例を示す一部切欠斜視図であり、放
電用のワイヤ1と、ハウジング2と、クリーナ3
とを有している。
さらに詳細に説明すると、上記ワイヤ1は、ハ
ウジング2の内部にほぼ全長に亘つて張設されて
おり、図示しない高さ調整板により、電子写真複
写機等の所定位置に装着された状態における、図
示しない帯電部材との距離を調整することができ
るようにしている。そして、ハウジング2の周壁
の上面中央部に、ワイヤ1と平行な長尺のスライ
ド溝21を形成しているとともに、スライド溝2
1の一方の端部であつてワイヤ1を挟んで後述す
る第1の拡開部材38に対向する側に、クリーナ
着脱用の開口22を形成している。尚、23は絶
縁体であり、24は電極であり、25はハウジン
グ抜取り用の把持部である。
上記クリーナ3は、上記ハウジング2とほぼ等
しい長さの可撓性を有する板材31の一方の端部
に取付けられている。また、上記板材31の他方
の端部に操作レバー33、および係合部材34を
一体に形成している。
上記クリーナ3は、クリーナ本体32を有して
おり、このクリーナ本体32は、板材31からハ
ウジング2の肉厚に相当する距離だけ離隔した位
置において上記開口22を通過可能で、かつスラ
イド溝21より広幅の鍔部35を有しているとと
もに、鍔部35の所定位置に、可撓性を有する拡
開可能な一対の突出部36を有する双脚状のもの
であり、この突出部36の互に対向する面に、フ
エルト等からなる清掃体37を取付けている。そ
して、上記ハウジング2の内部の、ワイヤ1を挟
んで拡開22に対する位置に、第2図、および第
5図に示すように、クリーナ本体32が移動限界
位置まで移動した状態において上記突出部36間
に割り込んで、これらを互に離隔する方向に変形
させる楔状の第1の拡開部材38を取付けてある
とともに、第6図に示すように、上記開口22を
通してクリーナ本体32を装着する場合に、上記
突出部36間に割り込んで、これらを互に離隔す
る方向に変形させる楔状の第2の拡開部材39を
第1の拡開部材38に近接させて取付けている。
上記操作レバー33は、第3図に示すように、
板材31を直角に折曲することにより形成された
ものであり、端部が把持部25側の絶縁体23に
当接することにより、クリーナ本体の移動限界位
置が設定される。
上記係合部材34は、第3図に示すように、上
記操作レバー33の所定位置から直角方向に延
び、かつ可撓性を有する板部材40の先端部に一
体形成されたものであり、操作部41とフツク部
42とを有し、上記把持部25から一体に垂下形
成された係合部43と係合できるようにしてい
る。
以上の構成のチヤージヤであれば、第2図、お
よび第6図に示すように、開口22を通してクリ
ーナ本体32をハウジング2の内部に位置させ、
板材31と鍔部35とでスライド溝21の近傍の
部分を挟持するよう把持部25の側に移動させて
抜け落ちを確実に防止するとともに、フツク部4
2を係合部43と係合させることによりクリーナ
本体32の装着を完了する。
その後は、フツク部42と係合部43との係合
を外し、操作レバー33を持つてクリーナ3を往
復移動させれば、第1の拡開部材38による突出
部36の拡開状態が解除されて、第4図に示すよ
うに、清掃体37がワイヤ1を挟持した状態で往
復移動するので、ワイヤ1に付着した塵埃等を除
去することができる。そして、操作レバー33が
把持部25の側の絶縁体23に当接する位置まで
クリーナ3を移動させれば、フツク部42が係合
部43に係合して、移動限界位置に保持されると
ともに、この状態において、第5図に示すよう
に、第1の拡開部材38により突出部36が拡開
されてワイヤ1を非挟持状態に保持することがで
きる。したがつて、常時ワイヤ1を清掃体36で
挟持し続けることに起因する不都合の発生を確実
に防止することができる。
しかも、清掃体37の汚れ伴なうクリーナ3の
交換に際して、上記開口22を通してクリーナ本
体32をハウジング2から容易に取出すことがで
きると共に、新たなクリーナ3をハウジング2に
装着する際に、開口22を通してクリーナ本体3
2をハウジング2内に容易に導入することができ
る。さらに、このクリーナ本体32の導入時に、
クリーナ本体32を、第2の拡開部材39によつ
て開拡させて、クリーナ本体32がワイヤ1に突
き当たるのを防止することができるので、その導
入作業を容易に行うことができるとともに、ワイ
ヤ1に当該導入方向の力の作用して、その高さが
変化するのを防止することができる。
尚、この考案は上記の実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、突出部36の外面側にも清掃
体を取付けて、ハウジング2の内面の清掃をも行
なうことができるようにすることが可能である
他、クリーナを装置本体に固定して、ハウジング
を移動可能とすることが可能であり、その他、こ
の考案の要旨を変更しない範囲内において種々の
設計変更を施すことが可能である。
<考案の効果> 以上のようにこの考案は、ワイヤを清掃する必
要がある場合にのみ清掃体によりワイヤを挟持す
るので、経時的にワイヤの被帯電部分に対する高
さが変化し、結果的に表面電位が変化することに
なるという不都合を確実に解消することができ
る。
しかも、クリーナの着脱を、ワイヤを張設した
状態でハウジングの開口を通して行うことができ
るので、クリーナの交換作業を容易にすることが
できるとともに、クリーナを上記開口を通してハ
ウジングに装着する際に、第2の拡開部材によつ
て当該クリーナを開拡させて、クリーナがワイヤ
に突き当たるのを防止することができるので、ワ
イヤの交換作業をより一層容易にすることができ
るほか、ワイヤの高さ変化を生じるのを一層確実
に防止することができるという特有の実用的効果
を奏する。。
【図面の簡単な説明】
第1図はチヤージヤの一実施例を示す一部切欠
斜視図、第2図はクリーナ装着前の状態を示す要
部分解斜視図、第3図は操作レバー部を示す図、
第4図はワイヤ挟持状態を示す縦断面図、第5図
はワイヤ非挟持状態を示す縦断面図、第6図はク
リーナ装着動作を説明する図。 1……ワイヤ、2……ハウジング、3……クリ
ーナ、36……突出部、37……清掃体、38…
…第1の拡開部材、39……第2の拡開部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両端に絶縁体を有する長尺のハウジングと、ハ
    ウジングの内部の絶縁体間に張設されたワイヤ
    と、ハウジングの内部にワイヤと平行な方向へ相
    対的に移動可能に導入され、ワイヤを挟持した状
    態でワイヤを清掃する弾性的に拡開可能な双脚状
    のクリーナと、クリーナを相対的移動限界位置に
    移動させた状態で、ワイヤ非挟持状態とすべくク
    リーナを拡開させる楔状の拡開部材とを設けてい
    るチヤージヤにおいて、 ハウジングの周壁のうちの、クリーナの相対的
    移動限界位置に対応する部分に、クリーナをハウ
    ジングの内部に対して挿抜するための開口が形成
    され、上記拡開部材がワイヤを挟んで上記開口に
    対向する部分に配置されているとともに、上記拡
    開部材に近接させて、クリーナをハウジング内に
    挿入する際にクリーナを拡開させて当該クリーナ
    がワイヤに突き当たるのを防止する楔状の第2の
    拡開部材を設けていることを特徴とするチヤージ
    ヤ。
JP1985135936U 1985-09-05 1985-09-05 Expired JPH0438360Y2 (ja)

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