JPS63300264A - 電子写真装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真プロセスに用いられる帯電・転写・除
電作用を行う帯電装置の取付及び高圧電源との接続に関
するものである。

〔従来技術及びその問題点〕

従来から、複写機、プリンター等の電子写真プロセスに
よって画像形成を行う装置の場合、静電潜像保持体の帯
電及び転写材への像転写を行うためにシールドケース内
に放電ワイヤーを張設した帯電装置を使用することは周
知である。

かかる帯電装置を電子写真装置本体に取りつけて像形成
を長期に渡って行うと、放電ワイヤーがトナーや装置内
の塵埃等によって汚れたり、劣化し放電ムラを発生する
。このためワイヤー及びシールドケースの清掃や交換の
ために帯電装置を本体から外したり、可動できるような
構造をとる必要があった。

かかる帯電装置の場合、電源装置との電気的接続は従来
第４図又は第５図に示す方法によって行われていた。

第４図に示す方法は帯電装置本体３１のビン電極３２を
コネクタハウング３３に設けたピン接触片３４に挿入保
持することにより高圧入力リード線３５を介して高圧電
源装置（図示せず）に電気的に接続するようにした差し
込み方式である。この方法の場合は、コネクタハウジン
グ３５を電子写真装置本体に取りつける際の組み付は精
度が要求されることになり、精度よくコネクタハウジン
グ３３が組み付けられなければその結果帯電装置が正規
位置に取付られないことになり、放電ムラを生じる等の
問題を発生する。

第５図は他の接続方法を示す断面図であり、帯電装置３
６下方にコネクタハウジング３７を設け、両者が嵌合さ
れるよう突起３８．３９を形成し、該突起３８内にはス
プリング４０を収納し電極とし、突起３９内に電極４１
を形成し、スプリング４０及び電極４１が導通すること
により高圧電源装置（図示せず）から高圧入力リード線
４２を介して帯電装置３６に電力供給を受けるようにし
ている。

しかし乍ら、この方法の場合は前記方法に比べてコネク
タハウジング３７の取付精度はさほど要求されないもの
の、帯電装置３６と電ＦｉＡ４１の接続がスプリング４
０によっているために、帯電装置３６の取付作業時の不
注意やたび重なる着脱作業によって該スプリング４０が
確損変形してしまい、導通不良を生じることがあり、耐
久性及び信軌性において問題を生じることがある。

本発明は上記欠点に鑑み成されたものであって、その目
的とする所は、電子写真装置本体に対し可動あるいは着
脱可能な帯電装置と高圧電源装置との容易かつ信転性の
高い電気的接続手段を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点を解決するために、本発明は、帯電装置と、
該帯電装置に出力コネクタを介して高圧電源を供給する
高圧電源装置を備えた電子写真装置において、 前記帯電装置を電子写真装置本体に対し可動あるいは着
脱可能に取りつけると共に、前記高圧電源装置の入力端
子に当接する出力コネクタ部を該入力端子と接離する方
向に移動するように設けた。

〔作　用〕

上記のごとく構成することにより帯電装置の入力端子と
出力コネクタ部が当接することにより高圧電源装置から
の電源供給が確実に行われるとともに、出力コネクタ部
が入力端子から接離する方向に移動するので、帯電装置
の装着も容易に行うことができる。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明の第１実施例を示す電子写真装置の要
部断面図であり、第２図は帯電装置の斜図において１は
電子写真装置本体Ｍであり、該側板１に第２図で示す帯
電装置２が着脱自在にをりつけられるよう構成されてい
る。帯電装置２は、コロナイオンを発生するワイヤー３
と該ワイヤー３を張設・係止するエンドブロック４．５
と、エンドブロック４の下方に電極ピン６を突設させた
突出部７とから構成されている。さらにエンドブロック
４の側壁には位置決め用突部が形成され、エンドブロッ
ク５の側壁には本体係止用の爪部９が形成されている。

一方装置本体後側板１ａには前記突部８が挿入されるこ
とにより、帯電装置２の位置決めが行われるよう位置決
め用穴ＩＯが形成されており、エンドブロック９側に対
応する前側板１ｂにはＬ字形のホルダー１１の下方がネ
ジ止めにより固定されており、ホルダーＩＩの上方をレ
バーとして矢印方向に傾動させることによりホルダー１
１に形成した爪部１２とエンドブロック５側壁に形成し
た爪部９とが係合し、帯電装置２が上方に移動しないよ
う上方規制するとともに、ホルダー１１に一端が固定さ
れた板バネ等の弾性体１３によって上方への付勢力を得
て帯電装置の位置決めを行っている。一方ホルダー１１
の上方を矢印方向に倒せば爪部９，１２の保合が解除さ
れるので突部８を側板１から外して帯電装置２を脱着す
ることができる。

１４は出力コネクタ部を構成するコネクタハウジングで
あり、該コネクタハウジング１４は指示ピン１５により
回動可能に軸支されており、コネクタハウジング１４の
一方側には、前記帯電装置２の電極ピン６と当接する電
極であるピン接触片１６が取りつけられており、該ピン
接触片１６と電極ピン６の接触により入力電源を得る。

ピン接触片１６は高圧電源トランス（図示せず）より配
線されたリード線１７と接続されており、電極ピン６と
ピン接触片１６の接触により帯電装置２のワイヤー３に
高圧が印加される。電極ピン６とビン接触片１６の接触
、圧力は一定であり、接触不良が発生しないようにコネ
クタハウジング１４の一端は本体に支持された支持ピン
１５により回動するように保持され、他端はバネ１８に
より常に時計回転方向に図では上方に移動するように保
持されて前記接触圧力が印加されるように構成されてい
る。

コネクタハウジング１４の自由端側は、本体後側板１ａ
に形成したガイド穴１９から突出するように突起部１４
ａを有しており、ガイド穴１９の形状によって突起部１
４ａの移動量が規制されるようになっている。

したがって、帯電装置２が本体より離脱している時は、
コネクタハウジング１４が第１図に示した位置より上方
位置、即ち、ガイド穴１９の上端で規制されている。帯
電装置２が本体に装着される時は電極ピン６がピン接触
片１６に当接し、支持ピン１５を支点にして下方に移動
する。そして帯電装置２が第１図に示した正常な位置に
装着されたときに、電極ピン６とビン接触片１６は良好
な設定された接触圧力で停止する。

したがって、帯電装置と出力コネクタとの電気接続が容
易かつ着実に行われる。

第３図は、本発明の第２実施例を示す電子写真装置の要
部断面図である。

本実施例においては、出力コネクタ部を高圧トランスと
一体化させている。

高圧トランス２０は一端が本体に支持されている支持ピ
ン２１により回動するように保持されており、他端は弾
性体２２により常に時計回転方向に移動するよう付勢さ
れており、この結果、出力コネクタ部２３が上方へ圧力
をかけるので、帯電装置２４の電極ピン２５とビン接触
片２６との接触を安定的に行うよう構成されている。

尚、上記実施例では、高圧トランス２０自体を支持ピン
２１により回動保持するようにしたが、ブラケットを回
動保持させ、該ブラケット上にトランスが固定されるよ
うにしてもよい。

また上記各実施例では帯電装置を電子写真装置本体に着
脱する例で説明したが、帯電装置の一端を固定する可動
式のものにも用いることができる。

さらに、本発明は転写用帯電装置に限らず、他の例えば
感光体に電荷を注入するための装置や除電用装置にも用
いることができる。

〔発明の効果］ 以上説明したように、本発明の電子写真装置は、帯電装
置を装置本体に対し可動あるいは着脱自在に取りつける
ようにした場合に、高圧電源装置からの出力コネクタ部
が移動しうるように構成したので、帯電装置と出力コネ
クタ間の電気的接続がその動作を行うことができる。

またＦＪ車な構造で帯電装置の取付及び電気接続を行う
ようにしたので、精度も必要としないという著効を有す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示す電子写真装置の要部
断面図である。第２図は本発明で用いる帯電装置の斜視
図である。第３図は本発明の第２実施例を示す電子写真
装置の要部断面図である。 第４図及び第５図は従来例を説明するための要部断面図
である。 ２・・・帯電装置 １４・・・出力コネクタ部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 帯電装置と、該帯電装置に出力コネクタを介して高圧電
   源を供給する高圧電源装置を備えた電子写真装置におい
   て、 前記帯電装置を電子写真装置本体に対し可動あるいは着
   脱可能に取りつけると共に、前記高圧電源装置の入力端
   子に当接する出力コネクタ部を該入力端子と接離する方
   向に移動するように設けたことを特徴とする電子写真装
   置。