JPS58163402A - 気体分離膜 - Google Patents

気体分離膜

Info

Publication number
JPS58163402A
JPS58163402A JP57044808A JP4480882A JPS58163402A JP S58163402 A JPS58163402 A JP S58163402A JP 57044808 A JP57044808 A JP 57044808A JP 4480882 A JP4480882 A JP 4480882A JP S58163402 A JPS58163402 A JP S58163402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
polyurethane
membrane
gas separation
general formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57044808A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Abe
正男 阿部
Takashi Ichinose
一瀬 尚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Electric Industrial Co Ltd filed Critical Nitto Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP57044808A priority Critical patent/JPS58163402A/ja
Publication of JPS58163402A publication Critical patent/JPS58163402A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なポリウレタン/シリコーン共産合体から
なる気体分4膜に関する。
近年、省資源、省エネルギーの観点から有Il憇合体膜
による気体分離、特に空気の酸素富化が注目されている
が、従来知られている酸素富化用膜は酸素の透過速度が
小さすぎ、或いは窒素に対する酸素の透過係数比が小さ
いため、1檗的な規模で酸素富化を行なうには通しない
1例えばポリVメチルシロキサンは酸素の透過係数がl
f”d(3TP ) ・ca/cd@see−tvmH
f台であって、従来知られている一合体膜のなかでは最
大であるが、窒素に対する透過係数比が端々2程 の選択−過性又は分離性に劣り、高濃度の酸素を得よう
とすれば多段の膜処理を要することとなり、装置、費用
のいずれの点からも要用的でない.また、この嘆は機械
的強度が小さく、比較的厚い嘆を用いる必要があり、従
って、透過係数は大きくとも、透過速度を大きくするこ
とができない。
このため特公昭4 7−5 1 7 1 5号公報には
ポリビニルトリメチルVランからなる酸素富化膜が提案
されてPり一酸素の窒素に対する透過係数比はポリジメ
チルシロキサンの約2倍に改轡されているが、耐薬品性
に劣り電空気中の汚染物質、ポンプ類からの油等により
劣化しやすい欠点がある。
また1米国特許第3,1 8 9,6 6 2号にはポ
リVクキサン−ポリカーボネートブロック共離合体が開
示されているが、ポリカーボネート構造を含むために、
ポリビニルトリノチルシラン膜同様に耐S品性に劣る。
本発明者らは上記した問題を解決するために、ポリウレ
タンの主鎖中にジシロキサン構造を導入することにより
、酸素の選択透過性にすぐれると共に、耐薬品性及び機
械的強度にもすぐれる気体分411嗅を見出しく特願昭
56−104391)、更にジシロキサン構造に加えて
ポリエーテV構造を導入することにより一層改轡された
気体分離膜を見出してC特城昭56−41027号)、
既に提案しているが、その後、(に鋭意研究した結果、
ポリウレタンの1鎖中にポリVロキサン構造を導入した
所謂ポリウレタン/シリコーン共1合体が飛躍的にすぐ
れたIIII素透過性を有することを見出して、本発明
に制ったものである。
本発明による第一の気体分離膜は、一般式%式% (但し、R1は2価の有機基、Vはそれぞれ独立に1価
のアルキを基又は芳香族基、nは1〜4の整数、mは2
以七の整数を示す.) で表わされる繰返し単位を有するポリウレタン/シリコ
ーン共値合体からなることを特徴とする。
また、本発明による第゛二の気体分離膜は、上記一般式
で表わされる繰返し単位中とm=般式(但し、1は前記
と同じであり、11は2価の有鳴基を示す。)で表わさ
れる繰返し単位を膏する実質的に線状であるポリウレタ
ン/シリコーン共(合体からなることを特徴とする。
一般式(1+において、ljlは2価の有機基,好まし
くは脂肪族基又は芳香族基であり、これらの具−(CH
−、−等を挙げることができ、ここにXは2価のイー結
合基であって、具体例として心,−1−C(Oち)、−
1−〇ー1ー5−等を挙げることができる。
yLlは1価のアルキル基又は芳香族基である。
アルキル基は好ましくは炭素数が1〜4である。
R’の特に好ましい具体例はメチル基又はフエニル昌で
あるが、すべての1が同一である必要はない。
一般式(IIで表わされる紗返し単位を有するポリウレ
タン/シリコーン共鑵合体からなる第一の気体分411
11!は、一般式 %式%() (R1は前記と同じである。) で表わされるジイソシアネートと、一般式C但し、 R
1及びnは前記と同じである。)で表わされるポリシロ
キサン系ジオールとを4電の有機溶剤中にて加熱、反応
させることによって得られる・ 上記一般式/[11で表わされるジイソシアネートにお
いて、Vは前記したとおりであり、好まL4,1ジ1 イソシアネートの具体例としてトリレンジイソレアネー
ト、フェニレンシイVVア*−)、ジフェニルメタンジ
イソリアネート、シフェニVプロパンジイソシアネート
、ジフェニルエーテルジイソシアネート、ナフタレンV
イソシアネート、ヘキサメチレンシイ゛ノシアネート等
を挙げることができる。
上記ポリシロキサン系ジオ−An)は一般に既に知られ
ている方法によって得ることができる1例えば、一般式 %式% (但し、 vL’及びnは前記と同じである。)で表わ
されるジシロキサン系ジオール(ビス(ヒドロキシアル
キル)テトラオルガノジシロキサン)とオクタメチルシ
クロテトラシロキサンとの平衡化反応により得ることが
できる(J 、Am phem 。
Soc、、75.6337(1953))、前記一般式
で表わされるジシロキサン系ジオールも既に知られてお
り、n−1の場合は米国特許II2,527,591号
に、na=2(7)場合はJ、Org、Chem、、2
5゜1637(1960)に、また、nW=4の場合は
米国特許$3,083,219′w#に開示されている
また、前起ポリVOキサン系ジオーA/傅)は、一般式 %式% (但し、ijlは@紀と同じである。)で表わされるジ
オルがノジクロルv4ンの部分加水分解によって得られ
るα、―−シクロVポリジオルガノVロキサン R雪   R1 (但し、 ijl及びmは前記と同じである。)と−V
ラノール 鼠■ CH,COO(CI(、) n S i −OHijl (但し、V及びnは前記と同じであるO )とを反応さ
せてジエステルとし、(れをアルコリンスすることによ
っても得られる1本発明においては、ポリシロキサン系
ジオール■)はmの異なる混合物を用いることができる
前記一般式([II)で表わされるジイソシアネートと
一般式C■lで表わされるポリシロキサン系ジオールと
を1合させるための反応溶剤は、これらすべてを共に溶
解し得ると共に、これらに対して不活性であり、且つ、
生成するポリウレタン/Vリコーン共重合体をも溶解し
得るものが用いられる。
好ましい有線溶剤の具体例としてはジメチルスルホキシ
ド、N−メチv−2−ピロリドン、N、N−ジメチルア
セトアミド、N、N−ジメチルホルムアミド等の非プロ
トン性捲注有礫溶嗣や、これらとメチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、ンクロヘキサノン等の脂肪族
、指環族ケトン類との混合溶剤が用いられる。一般にシ
イリンアネートは上記非プロトン性橋性有機溶剤に難溶
性であるが、ケトン類との混合溶剤を用いることにより
ジオ−Vとの反応を均−系又は均−系に近い状態で行な
うことができる。
溶剤の使用曖は特に制限されないが、ジイソシアネート
とポリシロキサン系ジオールとの合計量が10〜5of
t憾、好ましくは20〜401量憾となるように用いら
れる。m合反応の温度は通常、50〜150℃の範囲で
あり、反応に要する時間は通常、数時間〜数十時間であ
る・尚、高分装置の電合体を得るには、ポリシロキサン
系ジオールに対してジイソシアネートを2〜90モA/
暢程度過剰に用いるのがよい。
このようにして得られるポリウレタン/Vリコーン共喧
合体は、通常、0.2〜1.0の対数粘度を有し、用い
るポリシロキサン系ジオールの鎖長により、強靭なフイ
Vムから弾性を有するエラストマーに至るまで、種々の
物性を有する0例えば、ジイソシアネートとしてシフエ
ニ〃メタンジイソVアネートを、ポリシロキサン系ジオ
ールとしてn I22 、 R@ 寵CH,であるもの
を用いた場合、ジオールにおいてmea2のときは、得
られる共重合体は強靭なフイνムを与え、m中20のと
舎4言ゴム弾性を有するエラストマーを与える1本発明
においてほこのようなフィルムもエラストマーも気体分
4膜として用いることができるが、一般に、酸素透4係
数はフィルム状の共重合体よりもエラストマー状の共(
合体の方が高く、一方、酸素と窒素の分離係数はフィル
ム状共重合体の方が高い。
また、mの値が余りに大きいときは、得られる共重合体
からは一械的強度の大きい気体分離膜を得ることが困難
である。従って、前記一般式(11において、好ましく
は2≦m≦100であり、特に好ましくは2≦m≦50
である。
次に、本発明による第二の気体分*mは、一般式中で表
わされる繰返し単位に加えて、一般式(■)で表わされ
る繰返し単位を有効量含む実質的に線状であるポリウレ
タン/シリコーンブロック共−合体から形成される。前
記したように、一般式[jで表わされる繰返し単位から
なる共電合体は、シリコーン構造のmの値によって、そ
の物性を強靭なフィルムから弾性を存するエラストマー
の範囲にわたって設針することができるが、一般式10
)で表わされるポリウレタン構造は共電合体においてハ
ードセグメントとして機能し、膜の1械的強度を保ちつ
つ、mの値を大きくすることができる。
このような第二の気体分離膜は、前記一般式(2)で表
わされるジイソシアネート、前記一般式枦で表わされる
ポリVロキサン系VオーV及び一般式HO−Km−01
−1(マ) (但し、iL”4t2価の有msを示す、)で表わされ
るグリコ−Vとを前記したような有礫溶痢中で加熱し、
反応させることによって得られる・ 一般式(vlで表わされるグリコールにおいて、1は脂
肪族、芳香族又は#11環族の2価の有−基であり、好
ましくは脂肪族基である・また−芳香族基や脂環族基を
含む場合にも両端は脂肪族基であることが望ましい、i
LIの具体例として−(OH,) j、−(CH,C:
H((:H,) )−1−(CH,)、−1−(CHI
)@1(CH*)s−等のC1〜C□のアルキレン基や
tC)−1,CH。
ことができる。
従って、好ましいグリコールの具体例としてエチレング
リコール、プロピレングリコ−A/、1゜4−ブタンジ
オール、1,5−ジヒドロキV−3−メチルペンタン、
1.6−ヘキサンリオール、1.8−オクタンジオール
、1.4−シクロヘキサンジメタノ−V等を挙げること
ができる。また、ジ(β−ヒドロキシエチル)アニリン
、1.4−ジ(ヒドロキシエトキV)ベンゼン等もグリ
コールとして用いることができる。
これらグリコールを含む反応においても、溶剤の使甲罐
、反応温度及び反応時間は第一の気体分1m!膜をなす
共重合体の製造と同じでよいが、しかし、高分子着の共
重合体を得るには・この場合はポリシロキサン系ジオー
ルとグリコールの合計量に対してジイソシアネートを2
〜150モル係程度過剰に用いるのが好ましい・ このようにして得られるポリウVタン/Vリコーンブロ
ック共電合体は、0.2〜1.3の対数粘度を有するが
、シリコーン構造の鎖長及び二般式−で表わされるポリ
ウレタンハードセグメント構造の嘘により種々異なる物
性を有し、シリコーン構造の鎖長が長くなるにつれて、
膜は強靭なフィルムから柔軟なエラストマーに変化し、
またーノ1−ドセグメント緻が増すにつれて、−はフィ
ルム状となる。この傾向はシリコーン構造の鎖長が長い
!!1WAIIrであるーこのような物性の変化に対応
して膜の気体分IIm!−の性能もまた変化し、シリコ
ーン構造の鎖長が長くなるにつれて、また、ポリウレタ
ン構造が減少し、共噂合体中のポ17 S)オルガンシ
ロキサン含盪が増加するにつれて、膜の酸素透過係数は
大きくなり、最終的にはVリコーンゴ五のそれに近ずく
、II素に対する酸素の分離係数は逆に上記の変化に対
応して減少する。しかし、共1′直合体中のポリジオル
ガノVロキサン含量が傘りに多い場合には、得られる膜
の機械的強度が小さく、実用的に不利である。一方、1
lifleしたように、ポリウレタン構造を有するハー
ドセグメントを喧合体鎖中に導入することにより、実用
し得る範囲のシリコーン構造の鎖長を長くすることがで
き、従って、第一の気体分111g11に比べると、実
用的な機械的強度を保ちつつ、シリコーン構造の鎖長を
長くすることができ、!11P素の透過係数を高めるこ
とができる。
従って、第二の気体分唯−において、一般式tH1で表
わされる繰返し単位の緻は目的とする物性に応じて有効
纏が含有されるが、通常は1〜99モル優であり、また
、シリコーン構造の鎖長は2≦m≦100であるのが好
ましい。
本発明による気体分1m1mは標々の方法によって製造
することができるが、普通は、上記ポリウレタン/シリ
コーン共重合体を製膜液溶剤に溶解して均一な製膜液と
し、これを適宜の支持基材に流延塗布した優−加熱処理
して溶剤を蒸発させて均11な膜とする。また、上記共
1合体の希薄な溶液をこの溶液と膚和しない液体上に注
いでその液面に広げ、次いで共4合体溶液からその溶剤
を蒸発させることによって、掻めて薄い膜を得ることが
できる。
気体の透過速度を太き(するためには膜厚は薄い程好ま
しいが、一方、機械的強度のほからは厚い方が好ましく
、これらの観点から膜厚は0.05〜30μが望ましい
、従って、製!III液の自合体濃度はlO醒I11以
下がよい。
製膜液溶剤は一合反応溶剤と同様にジメチVスルホキシ
ド、N−メチA/−2−ヒロリドン、N、N−ジメチル
アセトアミy、N、N−ジメチルホVムアミド等の非プ
ロトン性鴫性有鴫溶剤が好ましい、また、テトラヒドロ
フランもポリウレタン/y IJコーン共共合合体よく
溶解するので製膜液溶剤として好適であり、必要ならば
上紀非プロトン性有m溶剤及びテトラヒドロフランの混
合溶剤も用いられる。製膜液を支持基材に塗布後、加熱
する温度は製膜液溶剤にもよるが、上記非プロトン性鴫
性育磯溶剤の場合、には80〜140℃、好ましくは1
00〜120℃である。特に好ましくはこのような温度
範囲で溶剤のほとんどを蒸発させた後、150℃程度に
昇温して溶剤を完全に蒸発させる。製膜液溶剤としてテ
トラヒドロ7ランを用いた場合には常温でこれを蒸発さ
ぜるこ瀝ができ、均賓な膜を容島に得ることができる。
本発明の戴体分4111は、その表面をスパッタエツチ
ング処理することにより、気体の透過係数及び/又は分
離係数を高めることができる。
スパッタエツチング処理の技術自体は、例えば特公昭5
3−31827Jij公報にも記載されているように既
に知られているが、本発明においては、気体分1111
mの表[1lililを放電域中のイオンエネルギーが
+42t)で大きい陰橘暗部に曝してスパッタエツチン
グ、即ち、放電の結果、生じた陽イオンを膜表1m層に
加速して衝突させることにより、vl!質的に表面層の
みを物理的、化学的に変化させると共に一上記表面層を
超薄膜状に架橋させるのである。
スパッタエツチング処理は通常、常温で0.0005−
 I Toyrノ雰囲気圧、好ましくは0.001〜0
.1 Torrの雰囲気圧下に行なわれる。雰囲気圧が
0.0005 Tor r より小さいときは放電が持
続的に行なわれず、また、l Torrより大きい生き
はスパッタエツチング速度が普しく低下すると共に、放
電が不安定となって、特に遍祷的にスパッタエツチング
処理を行なう場合に均質な処理表面層を得ることができ
ないからである。
スパッタエツチングによる表面層の処理饋は処理電力密
度と処理時+lJ5の横で表わされ、最適の処理曖は、
通常、1〜5 X 10”W6 sec /−である。
放電処装置が1w6 sec/cdより小さいと壷は処
理効果が小さく、分離係数を十分に高めることができな
い、J1!に、処IIl曖が大きすぎるときは、フィル
ムが収縮したり、劣化したりするので好ましくない、尚
、処理電力密度が小さくなる柵、処理時間を長くする必
要があるが、実用的には処理電力密度を太き(して処理
時間を短かくするのが望ましい。
電源としては数百KHz乃至数十MHzの高周波電源を
用いることができるが、実用土は13.56MHz  
のニー用割当鳩波数を用いるのが便利である。必要な電
1間距離は雰囲気圧をPとするとき1V下−に比例し、
例えばPが0. Q Q 5 Torrのときは°4f
4間距離は3〇−以上とすることが必要であり、普通4
01程度に一幅される。ネた、陰吻用111礪とシール
ド用電倫との間には、両鑵掩間に欣゛罐が生じないよう
に間隙が設けられるが、例えば雰囲気圧がO,Q Q 
5 ’roτrの場合、間隙は通常41程Itである。
スパッタエツチング処1増する際の雰囲気ガスは実用ト
はアルゴン、#I素等の不活性ガス、空気、炭酸ガス、
水蒸気が用いられる。このようにして処理された気体分
4膜は、一般に、ヘリウムや水(のように分子数の小さ
い気体については透過速度が′*!質的に変化しないが
、一方、窒素、d素、二噴化炭素等のように分子数の大
きい気体又は極性の晶い横置を有する気体の透過速度が
低下する。
その結果、気体分、1t1嘆は分子−の小さい気体につ
いて大きい透過速度を維持しつつ、分子数の大きい気体
又は極性の大きい構造の気体に対する分離係数が高めら
れる1才た、分子数の大きい電体及び極性構造の電体間
に2いても透過速度が変化し、分離係数が高められる。
上記のようにしてスパッタエツチング処理された表面層
を電子顕微鏡にて観察すると、陽イオンによる表面エツ
チングの結果、凹凸や繊毛状物がS面に認められると共
に、架橋層が超jlll膜状に生じている0分子数の大
きい気体や極性構造の気体のd4速度が低下するのはこ
の架橋層の形成が寄与しているとみられる。
本発明の気体分IIIIIIIIは以上のように主鎖に
ポリシロキサン構造を有するポリウレタンからなり、ポ
リシロキサン構造の大きいlll1票の透過速度とポリ
ウレタン構造のすぐれた酸素の選択通過性、耐薬品性と
相俟って特に1III素富化に好適である。しかしなが
ら、他の気体混合物の膜分離へ゛の便用を妨げるもので
はない。
以下に本発明の実施例を挙げるが、本発明はこれらに限
定されるものではない、尚%以下の実施例において、気
体の透過係数Pは25℃で高真空法により求めたもので
あり、分離係数αは25℃における当該気体の18過係
数/窒素の透過係数(PN−から求めたものである・ 実施例1 α1m−ビス(ヒドロキシエチル)ポリジメチuyoキ
サン(mm2)(14,8rb O,05モル)のジメ
チルスルホキシド(40t)溶液をジフェニルメタンジ
イソシアネー) (15,5f 、 0.゛062モル
)のメチルイソブチルケトン(30fl?&に加え、攪
拌下に加熱した。徐々に粘度が上昇し、100℃の温度
で5時間反応させて非常に粘稠を溶液を得た。この溶液
を大量の水中に投じ、共重合体を析出させ、水中で粉砕
した。−夜放置後、共重合体をP別し、80℃で10時
間真空乾燥した。得られた共重合体は前記一般式(11
にνいてである繰返し単位を膏し、対数粘度は0.77
であった(N−メチル−2−ピロリドン、30℃、0.
5t/di、以下同じ、) この共重合体を5置纜僑のテトラヒドロフラン溶液とし
、スズメッキ板上に流延した後、室渇Iで3日間放置し
て溶剤を蒸発させ一次にスズを水銀でアマルガムにして
溶かし、厚み8μの均質な共1合体膜を得た。この共鑑
合体膜の気体透過性を高真空法にて測定し、結果を第1
表に示す。
第1表 ポリウレタン/シリコーン共−金膜の気体透過性比較例
として、実施例1においてα、・−ビス(ヒドロキシエ
チル)ポリVメチルシロキサン(m−2)の代わりにエ
チレングリコール(3,1F”      、o、os
モル)を用いた以外は実施例1と全く同様にしてポリウ
レタン膜を調製した。このポリウレタン膜の気体透過性
を1182.表に示す・第2表 以上の結果から、本発明のポリウレタン/シリコーン共
1合体膜によればaA:の#1票に対する分#11係数
を高く維持して、酸素の選択透過性を2桁も増大させる
ことができた。
実施例2 ゛ 実施例1に2いてα、―−ビス(ヒドロキシエチル
)ポリVメチルシロキサン(n)−2)の代わりに、よ
り1IAJlの長いもの(m中20)(66,6f、0
.05モ/L/)を用いた以外は、実施例1と全であっ
て、対数粘度0.67のポリウレタン/シリコーン共龜
合体を得た。この共1合体から実施例1と同様にして厚
み15μの膜を鋼製した。酸素の透過係数は1.1 X
 10−’ CC(3TP ) a6@/d ・llI
c”twlに4fs 分離係数は3.7であった。
実施例3 実施例1において、VフェニルメタンN4ソシアネート
の代わりに2.4−)リレンジイノVアネー)(9,4
0f、0.054モV)を、また、α、・−ビス(ヒド
ロキシエチル)ポリVメチルシロキサン(m−2)の代
わりにα、・−ビス(ヒドロキレプロピル)ポリジフェ
ニルyouサン(m−10)(68,4F%0.03モ
ル)を用いた以外は、実施例1と全く同様にして、前記
一般式に合体を得た。この1合体から実施例1と同様に
して厚み5声の膜を調製した。酸素の透過係数は8.4
X10 ”CC(STP ) *ewv/ai・Ic 
C”csHf s分離係数は4.1であった。
実施例4 α、ω−ビス(ヒドロキシエチル)ポリジメチ/L/V
ロキサン(m−10)(13,3F% 0.015モル
)と1.4−ブタンジオール(3,15f。
0.035−+=ル)のジメチA/ x y ホキノド
(50f)71Mをジフェニルメタンジイソシアネート
(17,5F%0.07七V)のメチルイソブチVケト
ン(30f)溶液に加え、実施例1と同様に処理してポ
リウレタン/シリコーンブロック共重合体を得た。
RL=−(OH,) 4−であり、一般式(11の繰返
し単位が30モt’ 優s一般式(311の繰返し単位
が70モル囁からなり、対数粘度は0.85であった。
この共重合体から実施例1と全く同様にして厚み10μ
の均質な産金体膜を得た。この膜の気体透過性を第3s
に示す。
第3表 ポリウレタン/Vリコーンブロック共値合体膜の気体透
過性 前記第2表に示すポリウレタン膜に比べ、酸素の透過係
数が170倍近くも増大している。
実施例5 実施例4に2いて、α、・−ビス(ヒドロキシメチル)
ポリジメチルシロキサン(fil−10)の代わりに、
α、#−ビス(ヒドロキンプロピs/)ポリジメチルシ
ロキサン(m中30)(37,4F、0.006毫ル)
を、1.4−ブタンジオールの代わりに1.6−ヘキサ
ンジオ−/L’(3,3fs0.043モル)を、また
、ジフェニルメタンジイソシアネートの代わりに2.4
−)リレンジイソシアネート(14,8Is O,08
5vニーu)を用いた以外は実施例4と同様にして、一
般式(ll及びC■口ど単位が12モfv4、一般式(
II)の繰返し単位が88七A9Kからなり、対数粘度
が0.63のポリウレタン/シリコーンブロック共−合
体を得た。この共産合体から実施例1と同様にして厚み
18μの膜を114111!シた自@素の透過係数は3
.8X10−9cc(S’rP ) −cpv’cd・
a e C@cIRHfs分離係数は3.4であった・ 実施例6 実施例4において、α、#−ビス(ヒドロキシメチル)
ポリジメチルシロキサン(In−10)の代わりにα、
#−ビス(ヒドロキシメチル)ポリジメチルシロキサン
(m中18)(20,3F。
0.014モル)を、また、1.4−ブタンジオ−Vの
代わりに1.4−シクロヘキサ6ンジメタノール(3,
7F、 0.026モル)を用いた以外は実施例4と同
様にして、一般式(II及び(■)において、一般式(
■1の繰返し単位が35モル囁、一般式の)の繰返し単
位が65モル優からなり、対数粘度が0.71のポリウ
レタン/シリコーンブロック共1合体を得た。この共信
合体から実施例1と同様にして得た膜はWI素の透過係
数5.5X10  cc(STP ) me@/cd 
m I e Cm(zHf %酸素の分離係数3.2で
あった・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 C但し、λ1は2価の有機基%illはそれぞれ独立に
    1価のアルキル基又は芳香族基、論は1〜4の整数、m
    は2以上の整数を示す、)で表わされる繰返し単位を有
    するポリウレタン/Vリコーン共1合体からなることを
    特徴とする気体分離塵。 12)1が脂肪族基又は芳香族基であり、llが炭素数
    1〜40アルキル基又はフェニル基であることを特徴と
    する特許請求の範囲111EII記載の気体分離−・ あり、R参がメチル基又はフェニル晶であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の気体分離膜・ (4)  一般式 %式% (但し、yLlは2価の有機基、R1はそれぞれ独立に
    1価のアルキル基又は芳香族基、nは1〜4の整数、m
    は2以上の整数を示す、) で表わされる繰返し単位と、一般式 (但し、RIはSUaと同じであり、艮−は2価の有機
    基を示す、)で表わされる繰返し単位を有する実質的に
    線状であるポリウレタン/Vリコーン共市合体からなる
    ことを特徴とする気体分離膜。 151  R’が脂肪族基又は芳香族基であり、R−が
    炭素数1〜4のアルキル基又はフェニル基であり、R1
    が脂肪族基、指環族基又は芳香族基であることを特徴と
    する特許請求の範囲114項起載の気体分am。 であり、Be がメチル基又はフエニA/&であり、i
    jlがC1〜C1m  のアルキレジ基又は−ctir
    (ジーω「であることを特徴とする特許請求の範囲11
    4項起載の気体分離膜。
JP57044808A 1982-03-20 1982-03-20 気体分離膜 Pending JPS58163402A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57044808A JPS58163402A (ja) 1982-03-20 1982-03-20 気体分離膜

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57044808A JPS58163402A (ja) 1982-03-20 1982-03-20 気体分離膜

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58163402A true JPS58163402A (ja) 1983-09-28

Family

ID=12701723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57044808A Pending JPS58163402A (ja) 1982-03-20 1982-03-20 気体分離膜

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58163402A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61430A (ja) * 1984-06-14 1986-01-06 Agency Of Ind Science & Technol 選択性ガス透過膜
JPS62106810A (ja) * 1985-11-05 1987-05-18 Agency Of Ind Science & Technol 浸透気化用分離膜
US9693721B2 (en) 2008-03-28 2017-07-04 Dexcom, Inc. Polymer membranes for continuous analyte sensors
US9763609B2 (en) 2003-07-25 2017-09-19 Dexcom, Inc. Analyte sensors having a signal-to-noise ratio substantially unaffected by non-constant noise
US9801574B2 (en) 2002-05-22 2017-10-31 Dexcom, Inc. Techniques to improve polyurethane membranes for implantable glucose sensors
US9804114B2 (en) 2001-07-27 2017-10-31 Dexcom, Inc. Sensor head for use with implantable devices
US9931067B2 (en) 1997-03-04 2018-04-03 Dexcom, Inc. Device and method for determining analyte levels
US9993186B2 (en) 2003-07-25 2018-06-12 Dexcom, Inc. Oxygen enhancing membrane systems for implantable devices
US10028683B2 (en) 2008-09-19 2018-07-24 Dexcom, Inc. Particle-containing membrane and particulate electrode for analyte sensors
US10052051B2 (en) 2002-05-22 2018-08-21 Dexcom, Inc. Silicone based membranes for use in implantable glucose sensors
US10300507B2 (en) 2005-05-05 2019-05-28 Dexcom, Inc. Cellulosic-based resistance domain for an analyte sensor
US10376143B2 (en) 2003-07-25 2019-08-13 Dexcom, Inc. Analyte sensors having a signal-to-noise ratio substantially unaffected by non-constant noise
US10791928B2 (en) 2007-05-18 2020-10-06 Dexcom, Inc. Analyte sensors having a signal-to-noise ratio substantially unaffected by non-constant noise
US11730407B2 (en) 2008-03-28 2023-08-22 Dexcom, Inc. Polymer membranes for continuous analyte sensors

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0363419B2 (ja) * 1984-06-14 1991-10-01 Kogyo Gijutsuin
JPS61430A (ja) * 1984-06-14 1986-01-06 Agency Of Ind Science & Technol 選択性ガス透過膜
JPS62106810A (ja) * 1985-11-05 1987-05-18 Agency Of Ind Science & Technol 浸透気化用分離膜
JPH047257B2 (ja) * 1985-11-05 1992-02-10 Kogyo Gijutsuin
US9931067B2 (en) 1997-03-04 2018-04-03 Dexcom, Inc. Device and method for determining analyte levels
US9804114B2 (en) 2001-07-27 2017-10-31 Dexcom, Inc. Sensor head for use with implantable devices
US10052051B2 (en) 2002-05-22 2018-08-21 Dexcom, Inc. Silicone based membranes for use in implantable glucose sensors
US11020026B2 (en) 2002-05-22 2021-06-01 Dexcom, Inc. Silicone based membranes for use in implantable glucose sensors
US9801574B2 (en) 2002-05-22 2017-10-31 Dexcom, Inc. Techniques to improve polyurethane membranes for implantable glucose sensors
US10154807B2 (en) 2002-05-22 2018-12-18 Dexcom, Inc. Techniques to improve polyurethane membranes for implantable glucose sensors
US9763609B2 (en) 2003-07-25 2017-09-19 Dexcom, Inc. Analyte sensors having a signal-to-noise ratio substantially unaffected by non-constant noise
US9993186B2 (en) 2003-07-25 2018-06-12 Dexcom, Inc. Oxygen enhancing membrane systems for implantable devices
US10610140B2 (en) 2003-07-25 2020-04-07 Dexcom, Inc. Oxygen enhancing membrane systems for implantable devices
US10376143B2 (en) 2003-07-25 2019-08-13 Dexcom, Inc. Analyte sensors having a signal-to-noise ratio substantially unaffected by non-constant noise
US10300507B2 (en) 2005-05-05 2019-05-28 Dexcom, Inc. Cellulosic-based resistance domain for an analyte sensor
US10791928B2 (en) 2007-05-18 2020-10-06 Dexcom, Inc. Analyte sensors having a signal-to-noise ratio substantially unaffected by non-constant noise
US10143410B2 (en) 2008-03-28 2018-12-04 Dexcom, Inc. Polymer membranes for continuous analyte sensors
US9693721B2 (en) 2008-03-28 2017-07-04 Dexcom, Inc. Polymer membranes for continuous analyte sensors
US11147483B2 (en) 2008-03-28 2021-10-19 Dexcom, Inc. Polymer membranes for continuous analyte sensors
US11730407B2 (en) 2008-03-28 2023-08-22 Dexcom, Inc. Polymer membranes for continuous analyte sensors
US10561352B2 (en) 2008-09-19 2020-02-18 Dexcom, Inc. Particle-containing membrane and particulate electrode for analyte sensors
US10028684B2 (en) 2008-09-19 2018-07-24 Dexcom, Inc. Particle-containing membrane and particulate electrode for analyte sensors
US10028683B2 (en) 2008-09-19 2018-07-24 Dexcom, Inc. Particle-containing membrane and particulate electrode for analyte sensors
US11918354B2 (en) 2008-09-19 2024-03-05 Dexcom, Inc. Particle-containing membrane and particulate electrode for analyte sensors

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS58163402A (ja) 気体分離膜
CA1092976A (fr) Polyurethannes pour objets a usage medical
EP0073978B1 (en) Antithrombogenic materials
IE68421B1 (en) Prepolymers useful in biomedical devices
JPS58163403A (ja) 気体分離膜
WO1998025982A1 (en) Porous polyorganosiloxane polymers
JPS6251131B2 (ja)
EP0748650A2 (en) Fluorine-containing polyimide gas separation membrane and method of manufacturing the same
JPS5987004A (ja) 気体分離膜
JP3266601B2 (ja) ポリウレタンの製造におけるハードセグメントのサイズ制御
JPH05279447A (ja) シリコン系ブロック共重合体及びそれからなる膜
JPH01274769A (ja) 血液適合性表面を有する物品およびその製造方法
JPH036226A (ja) ポリイミド樹脂の製造方法
JPS6252602B2 (ja)
KR100380595B1 (ko) 열경화성수지조성물
JPH0478332B2 (ja)
JPH02291603A (ja) イオン伝導性ポリマー電解質およびこれを用いた電池
JPS581685B2 (ja) シロキサン結合を含むポリアミド酸及びシロキサン結合とイソインドロキナゾリンジオン環を有するポリイミドの製造法
SE506688C2 (sv) Hydrofilisk polyuretan
JPH0881545A (ja) 熱硬化性樹脂組成物
JPH03177409A (ja) 高分子固体電解質
JPS60238315A (ja) 抗血栓性ポリウレタン又はポリウレタンウレア及びその製造方法、ならびに血液接触医療器具
JPH0387214A (ja) 薄壁中空重合体物品の製造又は基板上の重合体被覆の形成方法
JPS5858123B2 (ja) 気体分離膜
JPH0363419B2 (ja)