JPS58157435A - 内視鏡洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は内視鏡を洗浄水によって洗浄する洗浄方式に
関する。

洗浄槽に収容された内視鏡に洗浄水′に噴射させて洗堕
する場合、単に洗浄水だけで行なったのでは内視鏡に付
璽した汚物などが良好に除去されないので、この洗浄工
程時に洗剤を噴射させて洗浄効果な烏めることが知られ
ている。

洗浄工程時に洗剤を噴射させるには、洗浄水の噴射時間
と別に洗剤の噴射時間ｔ−設足することが行なわれ℃い
る。しかしながら、このようにして洗剤の噴射時間を設
定するようにしたのでは、その設定操作が煩わしいばか
りか、忘れてしまうことがあるという間−が生じる。ま
た、洗浄水の噴射時間よ＝対して洗剤の噴射時間をどの
程度に設定するかということが操作者に応じて異なるか
ら、その設定時間が少なすぎるときには十分な洗浄効果
が得られず、逆に多すぎるときには洗剤が洗浄水によっ
て確実に洗い落されない状態で抗争工程が終了してしま
うという問題も生じる。

さらに、洗浄水の噴射と別の時間帯で洗剤を噴射させる
ようにしたのでは、洗剤を予め所定の一度に希釈してお
かなければならないから、それを収容しておく洗剤タン
クが大形化し、しいては装−全体が大形化してしまうと
いう不都合が生じる。

この発明は上記−情にもとづきなされたもので、その目
的とするところは、洗浄水による洗浄時間を設定するこ
とにより、この洗浄水に洗剤を添加し、しかもその添加
時間が自動的に設定されるようにした内視鏡の洗浄方式
を提供することにある。

以下　この発明の一実施例を図面を＃蝋して説明する。

第１図中１は内視鏡の洗ｆｐａｔにおける装置本体であ
り、このｉ１１本体１の内部には上面が開口した洗浄槽
２（第４図に示す）が設けられている。洗＃横２の開口
部は開閉自在なカバー３によって閉塞されている。そし
て、洗浄槽２の内部に内視鏡（図示しない）を設置する
ことにより、この内視鏡を洗浄水や薬液な用いて後述す
るごとく自動的に洗浄消毒することができるようになっ
ている。

装置本体１の上面部における１端の左端部分には凹所か
らなる内視鏡用の固定部位４が設けられ、この固定部位
４には挿入部のみが洗浄可能な形式の内視鏡Ｖ洗浄消毒
するとき、その操作部を設置するようになっている。ま
た、固定部位４の近傍には、この固定部位４に設置され
た操作部に図示しないチューブによって振椀されて内視
鏡のチャンネルに洗浄水や薬液を供給するための４ＩＬ
数の供給口５・・・が設けられている。

さらに、全体が洗浄可能な内視鏡においては、操作部も
洗浄槽２内に設置されるので、そのときに使用する供給
口５・・・は洗浄槽２内に設けられている。

また、装置本体１の上面部における前端の右端部分には
操作パネルを構成するメインパネル部６が設けられ、こ
のメインパネル部６の下方である装置本体１の前面上部
にはサブパネル部８が設置されている。上記メインパネ
ル部６には第２図に示すように比較的使用頻度の大きい
メインｖ−ｔａと表示器類が配設されている。スイッチ
類としては洗剤スイッチ１０、消毒スイッチ１１、オー
バナイトスイッチ１２、ストップスイッチ１３、スター
トスイッチ１４および漏洩検査スイッチ１５が設けられ
ている。また、ストップスイッチ１３を除く各スイッチ
１０゜１１．１：１，１４．１５の上方近傍にはそれぞ
れ各スイッチを操作したときにそのことを表示する表示
ランプ１６，１７．１Ｂ、１９．２０が設けられている
。また、メインパネル部６には洗浄時における水洗工程
とエアー吹き工程を表示する表示部２１ｍ、２１ｂおよ
び消毒時における水洗工程とエアー吹き工程を表示する
表示部２１ｅ、：ｌｌｄが設けられ、またこれら各表示
部２１ｍ〜２１ｄの上方には表示ランプ２２．２３，２
４．；１５．２６が設けられている。なお、表示ランプ
２４は消毒工程を表示するためのものである。さらに、
メインパネル部６には工程動作の残り時間を表示する４
桁のＬＥＤからなる時間表示器２１が設けられ、また右
側上部には工程動作中に異常事態が生じたときにそのこ
とを表示する異常ランプ２ａが設けられている。そして
、上記スイッチ類はすべて接触するだけで操作できるタ
ッチ式メイッデであるとともに、外面形状がメインパネ
ル部６の表面から突出しないシートスイッチ式となって
いる。さらに、表示器類もメインパネルＳ（の表面から
突出しないように設けられている。

つまり、メインパネル部６の表面は全体としてフラット
な形状に構成されている。

一方、上記サブパネル部８には第３図に示すようにスイ
ッチ類として押しボタン式の電源スイッチ３１．クリッ
ク式ダイヤルスイッチからなる水洗時間設定タイマ３２
と消毒時間設定り々 イマ３３、ツーアクションスイッチからなるノニアル用
の水洗スイッチ３４、エアースイッチ３５および洗浄槽
２内の薬液を排出するための排出スイッチ３６が設けら
れている。上記ツーアクションスイッチは１回目の操作
でオンし、２回目の操作でオフするようになっている。

このように、サブパネル部８には使用頻度の少ないもの
を中心として設置されているので　このサブパネル部８
が装置本体１の前面部の果まった所にあっても使用上支
障をきたすことがない。

つぎに、装置本体１の内部構造を第４図にもとづき説明
する。装置本体１内には給水タンク４０、洗剤タンク４
）および薬液タンク４２が　　　　　−設けられている
。給水タンク４ｏの上部は、フイルタ４３および第１の
切換弁４４を介して給水源である水道水の蛇口４５に接
続さ゛れている。

また、給水タンク４０内には第１の水位検知装Ｗｔａｅ
が設けられている。この第１の水位検知装置４６は、異
なる高さの水位を検知する第１乃至第３の接点部４１ｍ
、４ｒｂ、４ｒｅを有し、これら接点部４１ｍ、４１ｂ
、Ｉｒｅのオン−オフ状態により各ｓａ器を後述するご
とく制御するようになっている。また、給水タンク４０
の上部には連通管４８が一端を接続している。この連通
管４８の他端は上記洗浄槽２に連通していて、給水タン
ク４０内の空気抜きおよび給水タンク４０に洗浄水が供
給されすぎたときに上記洗浄槽２に逃がすようになって
いる。

さらに、給水タンク４０の底部には給水管４＃が接続さ
れている。この給水管イ９は１１！２の切換弁５０を介
してｓｌの液体ポンプ５１に連通している。また、給水
管４ｇの中途部は、１１３の切換弁５２とオリフィス６
３を介して上記洗剤タンク４１に接続され、さらに１１
２の液体ポンプ５４およびフィルタ５５を介して洗浄槽
２内に設けられる回転ノズル５５に接続されている。こ
の回転ノズル５５は第１のモータ５６によって回転駆動
されるようになっている。

また、を記集液タンク４２内には第２の水位検知装置５
７が設けられている。この第２の水位検知装置５７は、
薬液りＶり４２に貯える薬液の異なる高さの水位を検知
する第１乃至第３の接点部５８ｍｍ５１１ｂ、５１１ｅ
を有し、これら接点部５８　＆　ｔ　５　ＩＩ　ｂ　＊
　５　Ｊｆ　ｃのオン−オフ状態により各種機器を後述
するごとく制御するブ５１に連通している。また、薬液
タンク４２の上部には第２のモータ６ｏによって図示せ
ぬカムを介して切換えられる３ポジシヨンの第５の切換
弁６１が！［されている。すなわち、第５の切換弁６１
には２つの流出口および１つの流入口が形成されていて
、流出口の一方に上記桑故タンク４２が接続されている
。他方の流出口には排液ポンプ６２が接続され、流入口
は上記洗浄槽２の底部に接続されている。そして、第５
の切換弁６１は、洗浄槽２と鶴液タンク４ｚを連通させ
る第１の状態、洗浄槽２からの液体の流出を遮断する・
第２の状態および洗紗槽２と排液ポンプ６２とを連通さ
せる第３の状態に切換わるようになっている。

また、上記第１の液体ポンプ５１の吐出側には第６の切
換弁６３が接続されている。この第６の切換弁６３は２
つの流出口を有し、その一方ｌよ上記洗浄槽２に連通し
、他方はｍｌの逆止弁６４を介して混合ヘッダ６５に接
続されている。この混合ヘッダ６５には第２の逆止弁６
６を介して上記第２の液体ポンプ５４の吐出側が接続さ
れているとともに、第３の逆止弁ｇｒｗ：介して第１の
エアーポンプ６８が接続されている。この第１のエアー
ポンプ６８と上記第３の逆止弁６１との間には第７の切
換弁６９が接続されていて、この第７の切換弁６９が閉
の状態に作動したときにだけ上記混合ヘッダ６５に圧縮
空気が供給されるようになっている。さらに。

混合へラダ６５には装置本体１の外部に設けられた供給
口５・・・と同様の供給口５・・・が設けられ、全体が
洗浄可能な内視鏡を洗浄するときにその供＠［］５・・
・（二円視鏡のチャンネル７０が接続されるようになっ
ている。

また、Ｅ記洗浄槽２内には第３の水位検知装置１１が設
けられている。この′＠３の水位検知′ＪＩｆｔｉｎ　
７　Ｊは異なる高さの水位を検知する第１の接点部２２
畠と第２の接点部７Ｊｂを有し、これら徽点部７２ｍ、
７２ｂのオン−オフ状態により各種機器を後述するごと
く制御するようになっている。

さらに、ＶｉｒＩｔ本体１内には第２のエアーポンプ７
３が設けられている。この第２のエアーポンプ７３から
の圧縮空気はりｌ７−）弁１４を介して内規−のユニバ
ーサルコードのコネクタ１５に設けられた嫉続口（図示
せず）から内祝−の内部に供給される。したがって　内
視鏡全（ 体を洗Ｐｐ稽２内で洗浄水に漬けた状態で圧砺交気を供
給すれば、内視鏡の外皮に孔が穿いている場合にそこか
ら漏れる空気により、そのことを検知することができる
ようになっている。また、内視鏡を洗浄あるいは消毒す
るときに圧縮空気を供給しておけば、内視鏡の外皮に孔
が穿いていても、そこから洗浄水や薬液が内部に浸入す
るのを防ぐことができる。

一方、上記第１の水位検知装＠４ｇの１１１乃至第３の
接点部４１＆、４ｒｂ、４１ｅは第５図に示すように制
御部としてのＣＰＵＦｇに接続されている。そして、洗
浄装置をスタートさせる的から第１の接点部４７ｍがオ
ンしていたならば、給水タンク４０に洗浄水が十分に供
給されていることであるから、ｃｐｕｙｇからの信号に
よってＷｓｌの切換弁４４が閉じられる。

洗浄装置をスタートさせ、洗浄工程に入ると、給水タン
ク４０の水位が低下する。そして、第２の接点部４．７
　ｂがオフになると　その信号によってＣｐＵ７ｇによ
り第１の切換弁４４が開かれて給水タンク４０に洗浄水
が供給される。

すなわち、給水タンク４０の水位は第１の接点部４７ａ
＼と第２の接点部４１ｂとの間で制御さレル。また、洗
浄ｉｔをスタートさせる前から第２の接点部４７ｂがオ
フのときには、洗浄工程に必要な洗浄水が給水タンク４
０に予め貯えられていないことなので、そのときにはＣ
ＰＵ１６からの信号によって洗浄装置をスタートさせる
ことができないようになっている。さらに、５６、排液
ポンプ６２、第１のエアーポンプ６８が停止し、第２の
モータ６０によって第５の切換弁６１が洗浄槽２を遮断
した状態にするとともに、第２の切換弁ＳＯ，第３の切
換弁５２、＄４の切換弁尋９が閉の状態に切換わる。

すなわち、洗＃装置が停止させられる。さらに、このと
きメインパネル部６に設けられた異常ランプ２８が点灯
するとともに１図示せぬブザーが鳴ってそのことを表示
する。

また、上記第２の水位検知装置５１の第１乃至＠３の接
点部５８＊、１ｌｌｂ、５１＠は第６図に示すように制
御部である上記ＣＰＵＦ４Ｆに接続されている。この′
＠１の接点部５８ａは薬液タンク４２内の水位が異常上
昇（洗浄水の流入などによる）したことを検知するもの
で、この第１の接点部５８ａが洗浄装置を作動させる１
？］からオンのときにはＣＰＵ７ｇからの信号によって
消毒工程をスタートさせることができないようになって
いる。また、洗浄工程の途中でプロ１．第１のエアーポ
ンプ６８が停止し、第２のモータ６０によって′ｓ５の
切換弁６１が洗浄槽Ｉを遮断した状態にするとともに、
第２の切換弁ｓｚ、１４４の切換弁５９が閉の状態に切
換わる。すなわち、洗＃装置が停止させられる。

さらに、このときメインパネル部６に設けられた異常ラ
ンプ２８が点灯するとともに、図示せぬブザーが鳴って
そのことを表示する。また、第２の接点部５８ｂが薬液
タンク４２の薬液を洗浄槽２に移して浸漬消毒工程を開
始するＢ＠にオンのときは正常であるが、浸漬消毒工程
を開始した以後で、薬液の回収工程中を除くときにオン
になったときには薬液タンク４２に洗浄槽２から薬液が
漏れてその水位が上昇するためであるから、＠１の接点
部５８ａが途中でオンしたときと同様に各種のａｍ器が
制御され、洗浄装置が停止するとともに異音ランプ２８
が点灯し、ブザーが鳴る。ただし、このとき排液ポンプ
６２は停止し、第５の切換弁６１は洗浄槽２と薬液タン
ク４２とを連通させた状態、すなわち消毒工程を中断し
て薬液を回収する状態となる。また、上記第２の蛍点部
ｔｔｓｂが初めからオフであるならば薬液タンク４２に
内視鏡を浸漬消毒をするに十分な薬液が入れられて、い
ないことであるので、ＣＰＵ７ｇからの信号によって消
毒工程をスタートさせることができない。

さらに、第３の接点部５８ｃは消毒工程時に県液タンク
４２の水位が所定以上にあってオンになったとき、すな
わち洗浄槽２に所定量の条痕を供給し、１度オフになっ
たのち、洗浄槽２から薬液が薬液タンク４２に−れたと
きに、第１の接点部５８ａが途中でオンしたときと同様
に各種の機器がＣＰＵＦｇからの信号で制御され、洗浄
装置の動作が停止させられる。

また、第３の水位検知装＠１１の第１の接点部７２畠と
第２の接点Ｈｙｘｂは第７図に示すように制御部である
ＣＰＵＦｇに接続されている。第１の接点部１２ｍは洗
浄槽２の水位が異常に上昇しすぎたことを検知するもの
で、この第１の接点部７２ｍが消毒工程中などにオンす
ると、第２のモータ６０によって第５の切換弁６Ｊが洗
浄槽２と排液“ポンプ６２とな連通する状態に切換わる
とともに排液ポンプ６２が作−して洗浄槽２内の液体な
排出する。また、このとき他のｍ器のうち、第１の液体
ポンプ５１は停止し、第４の切換弁５９は閉となる。さ
らに、第２の接点部７Ｚｂは洗浄槽２の適正水位を検知
するもので、消毒工程中にオンすると、薬液が洸争檀２
に適正水位に供給されたことであるに集成が洗浄槽２に
所定量供給されてオンとなったのちにオフになったとき
には、洗浄槽２から薬液が薬液タンク４２あるいは排液
ポンプ６２側に漏れていることであるから、このときに
は第２の水位検知装［５７の第１の接点部５８ａが消毒
工程の途中でオンしたときと同様に各種の囲器が制御さ
れて洗＃装置が停止するようになっている。

つぎに、上記洗＃装置によって内視鏡を洗浄消毒する工
程について説明する。まず、内視鏡を洗浄槽２に設置す
るが、この内視鏡が全体な洗伊消ｉ１１可能な場合には
その全体を洗浄槽２内に設置する。そして、内税−の各
樵チャンネル７０と供給Ｌｌ　５とを図示せぬチューブ
で接続する。また、内視鏡の漏洩検査用のコネクタ１５
に設けられた接続口には第２のエアーポンプサブバネル
ｉａｇの電源スィッチ３１をオンし、作＃　ｉ’Ｔ能な
状態とする。つぎに、メインパネル部６の麺洩＊＊スイ
ッチ１５を押すと、直ちにメインパネル部６の表示ラン
プ２０が点灯し、漏洩検量中であることを表示する。こ
の表示は漏洩検査が全て光子するまで点灯し続ける。こ
れと同時に第２のモータ６ｏが作動して第５の切換弁６
１を閉の状態にし、洗浄槽２を遮断する。なお、この第
５の切換弁６１の切換え動作はこれに組込まれたリミッ
トスイッチによって正しく規制される。このようにして
洗浄槽２の流出が完全に遮断された直後に、第２のエア
ーポンプ７３が作＠を開始し、圧縮空気を内視鏡の内部
空間に供給する。一方、第２のエアーポンプ７３が作動
後、一定時間Ｔ１経過すると、ｖＩＡＩ２の切換弁５０
が開となるとともに、′ｓ６の切換弁６３が洗浄槽２側
に通じる状態に切換わり、さらに第１の液体ポンプ５１
が作動する。

したがって、給水タンク４０内の洗浄水が洗浄槽２に設
けられたｗＩ３の水位検知装置７１の第２の検知部７Ｊ
ｂがオンするまで供給される。

このように、洗浄槽２へ注水されると、洗浄槽２内に設
置された内視鏡はその全体が水中に没する。そして、こ
の内視鏡の内部はｔ述したよる うに圧縮空気で加圧されてい肩から、内視鏡の外皮に亀
裂やピンホールなどの漏洩個所があると、そこから気泡
が噴出する。したがって、これな′＃ａ祭してｍ認する
ことによりその漏洩個所を発見することができる。

また、所定の時間内に再度漏洩検査スイッチ１５を押す
と、動作時間が延長されるが、押されない場合には所定
時間経過後第２のモータ６０が自動的に作動して′＠５
の切換弁６）を排出側に切換えるとともに、この切換え
終了後に排液ポンプ６２が作動して洗浄槽２内の水を排
出する。また、ｆｉ２のエアーポンプ１３も停止するが
、内視鏡の内部空間の加圧状態はしばらく続く。そして
、洗浄槽２内の水が全て排出され終ると、終了ブザーが
なり、そのことを知らせる。

つぎに、洗浄水による洗浄工程と薬液による消毒工程の
動作を説明する。洗浄工程のみを選択するときにはその
洗浄工程だけが行なわれるが、消毒工程を選択すると、
この前工程として洗浄工程が行なわれる。そこで、消毒
工程を選択した場合について説明する。まず、水洗時間
設定タイマ３２と消毒時間設定タイマ３３とを所定時間
に設定したのち、スタートスイッチ１４をオンすると、
その表示ランプ１９が点灯し、また全工程の残り時間が
時間表示器２１に表示される。また、第２のモータ６０
が作動して＄５の切換弁６１を排出側に切換える。この
後直ちに第２の液体ポンプ５１が作動するとともに第ｌ
のモータ５６が作動して回転ノズル５５′Ｉｋ−回転さ
せる。また、これと同時に１８７の切換弁６９が閉に切
換わるとともにｍｌのエアーポンプ６８が作動する。し
たがって、内視鏡の各稙チャンネル７０には第２の液体
ポンプ５４によって給水タンク４０から送られた洗浄水
と＃Ａｌのエアーポンプ６８から送られた圧縮“す気と
が混合ヘッダ６５で混合した状態で送り込まれる゛。す
なわち、チャンネル７０にはいわゆる気泡流が送り込ま
れるので、チャンネル７０を効果的に洗浄することがで
きる。また、給水タンク４０の洗浄水は第１のエアーポ
ンプ６８によって回転ノズル５５にも゛送られ、洗浄槽
２内で内視鏡の表面に洗浄水が吹き付けられる。

一方、この洗浄工程において洗浄水に洗剤を添加するこ
ともできる。洗剤を添加する場合にはスタートスイッチ
１４をオンする前に洗剤スイッチ１０を入れておく。す
ると、水洗時間段マ 定タイ１３２によって設定された洗浄時間に応じて８１
′ｒ足時間だけ＄３の切換弁５２が開き、洗浄水に洗剤
タンク４１内の洗剤が添加されていわゆるａ　ＴｈＪ　
ａいが行なわれる。たとえば、水洗時間設定タイマ３２
を３分に設定すると、抗争開始と同時に最初の１分間だ
け洗剤が隨加され、５分のときには洗浄開始後１分経過
してから２分間だけ洗剤が添加される。さらに、６分の
ときには洗浄開始後１分経過してから３分間だけ洗剤が
添加される。すなわち、洗剤スイッチ１０を入れると、
水洗時間設定タイマＪ２によって設定された洗浄時間に
応じて洗剤が添加される時間が自動的に設定され、しか
も洗剤洗い後は必ず洗浄水のみを供給して洗剤を除去す
る、いわゆるリンス工程が一定時間行なわれる。

このリンス工程が終了すると、第２の液体ポンプ５４が
停止し、洗浄水の供給が停止する。

また、同時に５４１のモータ５６が止まり、回転ノズル
６５の回転が停止する。しかし、第１のエアーポンプ６
８はその後も一定時間作動して内視鏡のチャンネル２０
内に空気のみを供給し、その中に残った洗浄水な排出す
る。なお、排液ポンプ６２は洗伊櫂２内の洗浄水が完全
になくなるまで作動して自動的に停止する。

以上が洗浄工程であり、抗争工程だけが城択されたとＡ
にはここで終る。しかし、消擲スイッチ１１を押して消
毒工程を選択したときにはｆＡ、浄工程につづいて消毒
工程が行なわれる。

すなわち、第２のモータ６０が作動して第５の切換弁６
ノがｍ＃＃状態に切換わる。この直後に第４の切換弁５
９が開き、また第１の液体ポンプ５１が作動することに
より、薬液タンク４２の薬液を洗浄槽２に供給する。そ
して薬液中に内視鏡が十分に浸る状態にな′ると、第３
の水位検知装置７１の第２の接点部７ｊｂがオンしてそ
のことを検知し、この検知信号がＣＰＵ７６に入力され
る。これによって第６の切換弁６３が切換わり、薬液を
内視−のチャンネル７０に供給する。そして、チャンネ
ル７０内に薬液が満たされて′ｓ３の水位検知装［５１
の第３の一点４５　ｌ　ｃがオフになったときに第４の
切換弁５９が閉じ、かつＩＡＩの液体ポンプ５１が停止
する。すなわち、内視鏡はその外表面のみならずチャン
ネル７０内も薬液によって浸漬消毒される。

そして、消毒時間設定タイマ３３によって設定された時
間が経過すると、薬液の回収動作が行なわれる。すなわ
ち、第２のモータ６０が作動して第５の切換弁６ノの流
入口が薬液タンク４２に通じる状態に切換わり、洗浄槽
２内の薬液を薬液タンク４２に戻すとともに、＠１のエ
アーポンプ６８が作動して内視鏡のチャンネル７０に入
り込んでいる薬液も排出させて回収する。

この回収が終ると、再びＩ８２のモータ６０が作動して
第５の切換弁６ノが排出側に切換わり、排液ポンプ６２
が作動を開始する。また、これと同時に第１のエアーポ
ンプ６８および第２の液体ポンプ５４が作動して、上述
したと同様なリンス動作、つまり洗剤が添加されること
なく気泡流による水洗いが行なわれ、内視鏡の外表面は
もちろんのことチャンネル１０内もすすがれる。このリ
ンス工程が終ると、第２の液体ポンプ５４が停止し、第
１のエアーポンプ６８だけが作動を継続してチャンネル
７０内の水切りを行なう。

また、上記消毒工程において消毒スイッチ１１に代すオ
ーバナイトスイッチ１２をオンさせると、内視鏡を薬液
に浸漬する時間が長時間、たとえば１０時間程度継続さ
せたのち、上述したリンス工程と水切り工程が行なわれ
る。このようなオーバナイト消毒は、耐薬品性に優れた
内視鏡を確実に消毒する場合などに用いられる。

一方、サブパネル部３５に設けられたマニュアル用の水
洗スイッチ３４あるいはエアースイッチ３５をオンさせ
ることにより上述した水洗いや水切りを行なうことがで
き、また薬液タンク４２の薬液を交換する場合ｌ二は排
出スイッチ　　　　□３６をオンさせれば、第１の液体
ポンプ５ノ。

排液ポンプ６２、第４、第５、第６の切換弁５９．６１
．６３が作動して薬液が排出される。

ところで、上記構成の洗浄装置によって洗浄工程中に洗
剤によるいわゆる洗剤洗いｔじたい場合には、スタート
スイッチ１４をオンさせる１社に洗剤スイッチ１ｏをオ
ンさせればよい。そして、洗剤スインｆｌＯをオンさせ
ることにより、水洗時間設定タイマ３２によって定めら
れた洗浄時間に応じて所定時間だけ第３の切換弁５２が
開き、洗剤タンク４１内の洗剤が洗浄水に添加される。

すなわち、−１述したように洗浄時間を３分に設定した
ときには洗浄開始と同時に綬初の１分間だけ洗剤が添加
され、残りの２分間が洗浄水だけによって洗浄される。

同様に設定時間が５分のときには洗浄開始後１分経過し
てから２分間だけ洗剤が添加され残りの２分が洗浄水だ
けによる洗浄が行なわれ、さらに設定時間が６分のとき
には洗浄開始後１分経過してから２分間だけ洗剤が添加
されて残りの２分が洗浄水だけによる洗浄がなされる。

洗いの時間が一定しないなどのことがない。また、洗浄
水にｆＩｃｌＦＩＪを添加したのちに必ず洗浄水だけに
よる洗浄があるから、内視鏡から洗剤を確実に洗い落す
ことができ、さらに洗剤を洗浄水に添加するため、洗剤
タンク４１には洗剤原液を貯え林ればよく、よって洗剤
タンク４ノのｇｌを小さくすることができる。

以上述べたようにこの発明は、洗浄水を洗浄槽に供給す
る時間を設定することにより、その設定時間に応じて上
記洗浄水に洗剤が添加される時間が自動釣に設定される
から、内視鏡を洗剤によって洗ういわゆる洗剤洗いを多
くの操作を譬せず確実に行なうことができる。また洗浄
時間に応じて洗剤の添加が所定時間行なわれるので、操
作者による洗剤洗いの不均一をなくすことができる。さ
らに、洗浄水に洗剤を添加して洗剤洗いを行なうため、
洗剤は原液の状態で装置内に貯えられるから、希釈して
貯える場合に比べて各項が少なくてすみ、その分だけ装
置を小形化することができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、箪１図は洗浄装置の
斜視図、第２図はメインパネル部の平面図、第３図はサ
ブパネル邪の平面図、第４鏡の漏洩検音時のタイムチャ
ート図、第９図は洗浄工程と消毒工程とのタイムチャー
ト図である。 ２・・・洗浄槽、３２・・・水洗時間設定タイマ、４１
・・・洗剤タンク、５２・・・第３の切換弁。 出鵬人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 洗浄槽に収容される内視−を洗浄水で洗浄する方式にお
   いて、洗浄水な洗浄槽に供給する洗浄時間を設定するこ
   とにより、その設定時間に応じて上記洗浄水に洗剤が添
   加される時間が自動的に設定されることを特徴とする内
   視鏡の洗浄方式。