JPS58155045A - 顆粒状ココアの製造法 - Google Patents

顆粒状ココアの製造法

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JPS58155045A
JPS58155045A JP57036760A JP3676082A JPS58155045A JP S58155045 A JPS58155045 A JP S58155045A JP 57036760 A JP57036760 A JP 57036760A JP 3676082 A JP3676082 A JP 3676082A JP S58155045 A JPS58155045 A JP S58155045A
Authority
JP
Japan
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cocoa
solid fat
cocoa powder
granules
powder
Prior art date
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Pending
Application number
JP57036760A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Morishima
森島 猛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Morinaga and Co Ltd
Original Assignee
Morinaga and Co Ltd
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Publication date
Application filed by Morinaga and Co Ltd filed Critical Morinaga and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ココアパウダーを顆粒メした顆粒状ココア
の製造法に関するものであり、湯のみならず冷たい水や
牛乳に一一解分散することが可能なココアを供すること
を目的としている。
ココアパウダーは、カカオマスを部分的に脱脂し、微粉
末とし九ものであシ、非常に軽く、その粒子は疎水性を
示す。従って、直接湯を注ぐとままことなり、均一に溶
解分散することが離かしい。
そのため、ココアを飲むには、少量の湯と混練してぺ一
曵ト状とした後、更に熱湯を加えなければならない。ま
た、冷えいココア飲料とするには、一度熱湯を用いて溶
解分散し先後、冷やさなければならない。
微粉末の溶解分飯性を改善する目的で、しばしば顆粒と
することが行われている。しかし、例えば転勤造粒、押
出造粒などの造粒法によりココアパウダーを顆粒として
も、溶解分散性が悪く、時には熱湯を加えよく攪拌して
も完全に溶等分散せずに粒子が残ることがち夛、実用に
供し得なかうえ。ま九、糖、ガム質などをバインダーと
して流動造粒して奄同じように溶解分散の悪い顆粒とな
った。
このような微粒状ココアの溶解分散性を改良する方法と
して、カカオマスにココアパウダー及び界面活性剤を添
加混合し、押出造粒する方法が、提案されている。しか
し、この方法は、テンパリング状態を保って押出すため
操作に熟練を要し、しかも得られる顆粒が固く締ったも
のとなり、揚を注ぐだけで溶解分散させることが困難な
ものとなった。
まえ、糖、ガム質などをバインダーとして、例えば流動
造粒法などで造粒した湿潤顆粒を静置乾燥する方法も提
案されているが、この方法は、乾燥に時間と場所を要し
、しかも湿潤顆粒の取扱いが不便であった。
この発明の発明者は、湯を注ぐだけで容易に溶解分散し
、しか4冷たい水や牛乳にも溶解分散するココアを開発
すべく研究し、親水性界面活性剤を含有する固形油脂を
バインダーとして流動造粒することにより、ココアの溶
解分散性が良くなることを見いだし、この発明を完成さ
せた。
すなわち、この発明は、親水性界面活性剤を溶解させた
融解状態の固形油脂を、固形油脂の融点よシ低い温度で
流動状態となっているココアパウダーに噴霧して加え、
ココアパウダーを顆粒とするものである。
その結果、ココアパウダーは、親水性界面活性剤を含有
する固形油脂をバインダーとした顆粒とた。従って、湯
(或いは水など)を加えた場合、顆粒の空隙を通って内
部まで侵入し、しかも親水性界面活性剤の働きによりコ
コア粒子の濡れも良くなっている丸め、容易に溶解分散
するものとなったと考えられる。
この発明を実施するには、先ず固形油脂を融解し、親水
性界面活性剤を溶解する。
こむに用いる固形油脂は、常温においてココアの粒子を
互いに付着させ、顆粒状態を保持するものが用いられる
が、ココアの風味に悪影響を与えないように、例えば精
製した植物性硬化油などその味、香りなどに注意して選
定するようにする。
特に、ココアバターは、ココアの風味をより豊潤なもの
とする丸め望ましい。
また、親水性界面活性剤社、融解した固形油脂に溶解す
るものならば使用可能であるが、ココアの溶解分散性を
良くするには、なるぺ〈親水性の強いものを使用するの
が望ましい。そのために杜、例えば同じ種類の界面活性
剤ならば分子量の小さいもの、或いは二重結合、−〇H
基、=O基などの極性の大きい活性基を有するものなど
が望ましい。
固形油脂に対する親水性界面活性剤の量は、使用する親
水性界面活性剤の種類などくより決定されるが、量が少
ないと効果が弱く顆粒状ココアの溶解分散性が悪くなシ
、多いと経済的に不型なだけでなく、融解した固形油脂
の粘度が高くなり細かい液滴として噴霧することが困−
となるため、固形油脂100部に対し5〜60部とする
のが望ましい。
次いで、親水性界面活性剤を含有する固形油脂を用いて
ココアパウダーを顆熟とする。
ココアパウダーを顆粒とするには、ココアパウダーを固
形油脂の融点よシ低い温度で流動状態とし、そこに融解
し親水性界面活性剤を含有する固形油脂を噴霧して行わ
れる。   − すなわち、噴霧された親水性界面活性剤を含有する固形
油脂の液滴によりココアパウダーの粒子は互いに付着し
、その状m″T:固形油脂の融点より低い温度に曝され
るため固形油脂が固化し、ココアパウダー粒子が固結し
あった顆粒となる、と考えられる。
この際、固化途中の顆粒は、流動運動によりぶつか9あ
い、適度に機械的刺激が加えられるためか、例えばココ
アバターなどのごとくテンパリングを行わなければなら
ない固形油脂でも望ましい状態で固結し友ものとなる。
なお、処理温度は、低くすぎるとココア粒子が付着して
顆粒となる前に固形油脂が固化するおそれがあり、高す
ぎると同化に時間がかかり、粗大な顆粒となるため、使
用する固形油脂の冷却−線などの性質により、ま九所望
する顆粒の大きさによシ決定する。すなわ〉、固形油脂
としてココアバターな用いた轡合、そや融点より5〜1
5、′C低い温度で処理するのが望ましい。
ま九、ココアパウダーに対スる固形油脂の貴社、少ない
と十分な雫さの顆粒にならず、多いと溶解分散性が悪く
な予ばかりでなく、ココアとして溶解分散した際、その
表面に油滴が浮いた9、重い食感となったりするため、
ココアノ(ウダー100部に対し、界面活性剤を含有す
る固形油H旨を5〜45s噴霧するのが望ましい。
なお、通常の飲用ココアより脂肪含量の少ないココアパ
ウダーを用い、固形油脂を噴霧して脂肪含量を増加させ
ることにより、通常の飲用ココアと同じ脂肪含量の顆粒
状ココアが得られる。
このようにして得た顆粒状ココアは、上よシ湯を注ぐだ
けで容易に溶解分散するだけでなく、冷たい水や牛乳に
加え攪拌することにより冷たいココア飲料が容易に得ら
れるものとなった。
次に、この発明を実施例により説明する。
実施例1 脂肪台tlo%のココアノくウダー100部を流動装置
に入れ、およそ27’Cの空気を送風して流動状態とし
、そこにあらかじめココアノ(ター100部に対し30
部の割合で親水性界面活性剤(グリセリンモノ脂肪酸エ
ステル)を溶解しておいた親水性界面活性剤含有融解コ
コアノ(ター17部を噴霧し、顆粒状ココアとした。
この顆粒状ココアをカップに入れ、上より湯を注ぐと攪
拌せずとも溶解分散し友。マえ、この顆粒状ココアを冷
たい牛乳に加えて攪拌すると容易に溶解分散した。
実施例2 ココアパウダー(脂肪含量16%)16部、脱脂粉乳2
5部、砂糖59部を混合して流動装置に入れ、およそ2
0°Cの空気を送風して流動状態とした。これとは別に
植物性硬化油(融点34°C)100部を融解し、親水
性界面活性剤(シ冒糖有機11エステル)25部を溶解
する。
次いで、この親水性界面活性剤を溶解した植物性硬化油
の21部を40〜45°Cに加熱して融解し、流動状態
となっている前記ココアパウダーに噴霧しながら加え、
ココアパウダーを微粒状とした。
この顆粒状ココアは、熱湯を注ぐだけで溶解分散し、冷
たい牛乳に加え攪拌すると冷たいミルクココアとなった

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 親水性界面活性痢を含有し走置形油脂を融解状態と
    して、固形油脂の融点より低い温度で流動状態となって
    いるココアパウダーに噴霧して加え、ココアパウダーを
    顆粒とする、顆粒状ココアの製造法。 2、特許請求の範囲第1項記載の固形油脂が、ココ゛ア
    バターである顆粒状ココアの製造法。
JP57036760A 1982-03-09 1982-03-09 顆粒状ココアの製造法 Pending JPS58155045A (ja)

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