JPS58145473A - シリアルプリンタ− - Google Patents

シリアルプリンタ−

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JPS58145473A
JPS58145473A JP2698082A JP2698082A JPS58145473A JP S58145473 A JPS58145473 A JP S58145473A JP 2698082 A JP2698082 A JP 2698082A JP 2698082 A JP2698082 A JP 2698082A JP S58145473 A JPS58145473 A JP S58145473A
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JP
Japan
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carriage
printing
hammer
guide shaft
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JP2698082A
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JPH0348035B2 (ja
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Masahiko Mori
正彦 森
Kenichiro Arai
健一郎 荒井
Chikao Tezuka
千加雄 手塚
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Seiko Epson Corp
Suwa Seikosha KK
Epson Corp
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Seiko Epson Corp
Suwa Seikosha KK
Epson Corp
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Publication of JPH0348035B2 publication Critical patent/JPH0348035B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J1/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies
    • B41J1/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies with types or dies mounted on carriers rotatable for selection
    • B41J1/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies with types or dies mounted on carriers rotatable for selection the plane of the type or die face being parallel to the axis of rotation, e.g. with type on the periphery of cylindrical carriers
    • B41J1/44Carriers stationary for impression
    • B41J1/46Types or dies fixed on wheel, drum, cylinder, or like carriers
    • B41J1/50Types or dies fixed on wheel, drum, cylinder, or like carriers with one or more carriers travelling across copy material in letter-space direction

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2色印字可能な活字式小型シリアルプリンタ
ーの構造に関する。
従来、2色印字可能なシリアルプリンターについては、
大型の所謂ディジープリンター、バドミントンプリンタ
ー、ゴルフボールプリンター等が2色リボンを使用する
形で存在し、電卓に使用されるような小型の分野では、
以下に簡略に説明するようなタイプのものしか存在しな
い。その一例は特開昭56−28885(これは単色印
字しかできないものであるが)に提案されているような
シリアルプリンタータイプのもので、円周上に活字を担
持する基本的に2個の活字輪が案内軸上を桁方向に歩進
的に移動しながら印字がなされるもので、待機状態では
、2個の活字輪のうち第1色用の活字輪は最下位桁側に
、第2色用の活字輪は最上位桁偶に位置し、第1色の印
字をする際には下位桁から順次第1色用活字輪が桁上げ
されていき印字がなされ、第2色の印字をする際には第
2色用活字輪が上位桁から順次下位桁側へ桁下げされな
がら印字がなされていくものである。
通常電卓等でプリンターが使用される場合、電卓で取扱
われる数値が、取扱い可能最大桁数よりかなり少ない桁
数である場合がほとんどであるため、上記方式のプリン
ターを使用した場合、第1色印字の場合には下位桁から
印字されるため必要な印字が終了するや否や活字輪は待
機位置へ復帰できるので印字スピード的に問題はないが
、第2色印字の場合には上位桁からブランクを相当な桁
数分印字したあと必要な数値を最下位桁まで印字する必
要があるので常に数値の全桁分活字輪が移動しなければ
ならず、印字スピードが極端に落ちる欠点があった。そ
れ故、このようなプリンター付電卓の使用者に与える操
作上の精神的イライラも大きな欠点であった。
本発明は、上記欠点に鑑みてなされたものである。
本発明の目的は、第1色印字の場合も第2色印字の場合
も、同じ桁数、同じ印字内容であればほぼ同じ印字スピ
ードが得られる活字式2色印字可能なシリアルプリンタ
ーの新規な構造を提供することにある。
以下、本発明の内容を実施例と共に詳述する。
第1図は、本発明になるシリアルプリンターの一実施例
を示す平断面図であり、本発明の内容をわかり易く説明
するために不要な箇所は省略した図である。1はプラテ
ン、2は被印刷用紙で図示してないが紙送りローラ、紙
案内装置によりプラテン1に沿うようにゴム等でできた
活字輪3の前面へ供給案内される。活字輪3は、第2図
に活字まわりの断面図の形で示すように、円周上に活字
(3R、3B、3S)を14個担持したリングで活字の
半径方向内側には活字基部3aを担持し、活字輪3の保
持部材4に巻装されている。詳しく説明すると保持部材
4は、第1図と第2図から容易に推察できるようにほぼ
かご形の形状をしており、かごを形造る円周面に張りめ
ぐらされた縦方向リブ4a(14本)と円周方向リブ4
c、4dおよび4eとフランジ4bに囲まれたほぼ4角
形状の穴(42個)を待ち、この穴の中に活字基部3a
が抱きこまれたごとき形で活字輪3は保持されている。
保持部材4はまたかごの中心部にボス部4fを有し、ボ
ス部4fは、円柱の円周面をフラットにカットしたごと
き断面形状をもつ案内軸5に、その軸方向には摺動可能
に、その円周方向には案内軸5と一体的に回動するよう
に嵌装されており、ボス部4fの左端(第1図)を矢印
A方向に圧縮コイルバネ(偏倚手段)6で偏倚力を付加
されている。圧縮コイルバネ6の座19は案内軸5と一
体的に回転する。7にハンマーで、一端(押圧部)7a
が活字基部3aをプラテン1側へ第2図二点鎖線で示す
ように押出し、被印刷用紙2と活字3R,3Bまたは3
Bが押圧されることにより、活字面のインクが被印刷用
紙2上へ転写される。活字面へのインク供給手段は図示
してないが、常時活字面ところがり接触するごとく配置
されたインクロール等である。ハンマー7は、保持部材
4とは基本的にある範囲で独立して案内軸5の軸方向に
動き得るキャリッジ8上に植立された軸8a(押圧部7
aの動作軌跡決定手段)に回動可能に保持され、腕7b
は、第1図上でハンマー7が反時計方向に回動するよう
にハンマー駆動レバー9の腕端9aから駆動力を受ける
。ハンマー駆動レバー9は、キャリッジ8上に植立され
た軸8bに回動可能に保持されており、ハンマー駆動レ
バー9上に一端か固足され他端が、ハンマー駆動カム1
0の椀状カム面10aのフォロワとなるぺきねじシコイ
ルパネ11を担持している。ハンマー駆動カム10は、
前記案内軸5の軸方向にはキャリッジ8に設けられた穴
の端面8Cおよび8dに挾まれ、案内軸5と平行に配設
された、例えばその断面形状が案内軸5とほぼ相似の形
の駆動軸12にその軸方向には摺動可能にその回転方向
には一体的に嵌装されている。すなわち印字動作のため
に駆動軸12が矢印B方向に見て反時計方向に回転する
ことによりハンマー駆動カム10も同方向に回転し、そ
の間まず最初にねじりコイルバネ11のフォロワ部11
aはほぼ矢印B方向に動き、ハンマー駆動レバー9は時
計方向に回動し腕端9aはハンマー7の腕8bをほぼ矢
印A方向に押し、ハンマー7は反時計方向に回動し、ハ
ンマー7の一端7aが活字基材3aをプラテン1側へ押
し出し印字がなされ、つぎにねじりコイルバネ11のフ
ォロワ部11aが反矢印B方向に動く過程では、ハンマ
ー駆動レバー9とハンマー7に上述の説明とは逆の駆動
をするが、その際のハンマー7の戻り動作を時間的に早
めるため、一端がハンマー7上に引かけられ、他端がキ
ャリッジ8上に引かけられた引張コイルバネ20の力を
借りている。
本発明によるプリンターはシリアルプリンターで、下位
桁側(第1図上で右側)から順次矢印B方向へ歩進的に
桁上げされながら印字がなされなければならない。その
ためキャリッジ8の桁上は手段としては、下記の方法を
とっている。すなわち、キャリッジ8に般けられた穴の
端面8eと8fに挾まれ、かつ駆動軸12にその軸方向
には摺動可能に、その回転方向には一体的に嵌装された
円柱状でその周面にリードを持つ突起状の条13aを担
持する桁上げカム13a前記条13aが、桁上げ工程に
おいて、条13aと噛合可能なごとき位置に接近して位
置し、所定のピッチで駆動軸12の軸方向に配置された
、位置決め板14上に配設された歯14aと噛合し駆動
軸12が1回転する毎に歯14aの1歯分のピッチすつ
歩進的に桁上げカム13すなわちキャリッジ8が一体的
に桁上げされるものである。上述の説明で明らかなよう
に、ハンマー駆動カム10と桁上げカム13は、駆動軸
12と一体的に回転するごとくしてあるため、駆動軸1
2の1回転で印字と桁上げが完了するように1回転の角
度360°を2分割し、印字のためハンマー7が動いて
いる期間は桁上げカム13の条13aはリードを生じな
いように(キャリッジ8が駆動軸12の軸方向に動かな
いように)し、印字動作が終了した後条13aのリード
を生じさせる部分が歯14aと噛合して桁上げがなされ
るごとくカム位相が決定されている。また任意の桁まで
桁上げされながら印字が終了した後キャリッジ8を待機
位置へ復帰させるためには、位置決め板14(すなわち
歯14a)を条13aから強制的に離間させる。そのと
きのキャリッジ8への復帰力付与手段として引張コイル
バネ21がキャリッジ8の一部とフレーム15等の不動
部分の間に張設されている。
つぎに本発明の主目的である2色印字を可能とする機構
について説明する。本説明での例は、電卓等に用いられ
るシリアルプリンタで下位桁(被印刷用紙2上で右側)
から印字をしていくものであり、第1図に、キャリッジ
8、活字輪3共各々圧縮コイルバネ6と引張コイルバネ
21により待機位置(右端)へ押しつけられていゐとき
の図である。保持部材4のフランジ4bとフレーム15
間には、フランジ4bに接して案内軸5にその軸方向に
は摺動可能に、その回転方向にも回転自在に嵌装された
略線対称形状の部材P16と、案内軸5にその回転方向
には案内軸5と一体的に回転するように嵌装された略線
対称形状の部材Q17と、フレーム15に固定されキャ
リッジ8の一部分8g−1,8g−2と当接するほぼ円
環状のキャリッジストッパー18が存在する。部材Q1
7はツバ部17aを持ち、この部分がフレーム15とキ
ャリッジストッパー18の段差面18aとの間に挾まれ
ているので部材Q17は案内軸5の軸方向には基本的に
動かない。キャリッジストッパ−18の端面18bと部
材P16の端面16aは当接しており摺動可能である。
部材P16と部材Q17の各々の対向面16bと17b
上には、部材P16、部材Q17が案内軸5を中心に回
転した場合その回転方向にお互いに係合可能な少なくと
も一対の歯16cおよび17cが存在する。第1図では
不明確であるが以後2対の歯が案内軸5の回転中心に対
して対称の位慣に存在する(その効用の説明は後述する
)として説明する。
部材P16の形状のより良い理解のため、第3図に示す
部材P16の斜視図を参照しながら説明する。部材P1
6は案内軸5に嵌装ざれる丸穴16dを中心にもつ略円
筒形で丸穴16dの中心線に関し略対称の部品で、外同
面にキャリッジの一部分8g−1あるいは8g−2と対
向している円筒面16eと、案内軸5の軸方向に垂直で
キャリッジの一部分8g−1あるいは8g−2の側面8
g−3、8g−4とある動作状態で当接係合する段差面
状の4個の部位16f−1、16f−2、14g−1.
16g−2(部材P16の端面16hから各部位までの
距離は、16f−1と16f−2および16g−1と1
6g−2に関しては各々等しい)と、部位16f−1、
16f−2の円周方向両端には突起16f−1a、16
f−1b、16f−2a、16f−2bを持つ。基本的
に円筒面16eは部位16g−1、16g−2の位置ま
で滑らかで同一径の円筒面であることが望ましい。前に
説明したが部材P16の内側円筒の奥の案内軸5に垂直
な円環■16b上には略3角歯状の歯16cが2個植立
され、この歯と部材Q17の端面17b上に植立されて
いる2個の略3角歯状の歯17cと回転方向に係合可能
である。
いま、第1図では、活字輪3は3個存在し、活字3Bの
載った活字輪3は基本的に印刷された行の数値の種類を
印刷するためのシンボル活字輪3−3Bで通常1桁目に
印刷されることが多い。活字3Bの載った活字輪5は基
本的に数値を印刷するためのニューメラル活字輪3−3
Bで第1色のインクが常時インクローラ等で塗付され、
第1色印字に使用される。活字3Rの載った活字輪3は
基本的に数値を印刷するたぬのニューメラル活字輪3−
3Rで第2色のインクが常時インクローラ等で塗付され
、第2色印字に使用される。
第1図に、1桁目に14個の活字3Bのいずれかが選択
印字可能な状態を示してあり、駆動軸12は回転してい
ず、案内軸5が図示していない駆動源(モーターとギヤ
輪列等)により矢印B方向に見て時計方向に回転してい
る。このとき部材P16の円筒面16eにキャリッジ8
の一部分8g−1あるいに8g−2が接近対向している
だけであるので部材P16の回転を妨げるものはなく、
部材P16の歯16Cが歯17cと係合して部材P16
が回転していてもあるいは歯16cと歯17cが係合し
ていず部材P16が回転方向に対し遊動状態にあったと
してもよく案内軸5の回転を無理に止める作用をする要
因はない。このとき当然ハンマー7の押圧部7aはシン
ボル活字輪3−38に対向している。前にも説明したよ
うに、保持部材4すなわち活字輪3は案内軸5と一体的
に回転しているので、所望の活字3Bが被印刷用紙2と
対向したところで、図示してないが活字上の文字位置に
一対一に苅応する文子位置検出信号を得て電磁石等を励
磁することにより案内軸5の停止手段(文字選択手段)
を作動させ案内軸5すなわち活字輪3の回転を停止保持
(文字選択)させると同時に駆動軸12の回転を停止保
持している機構を解除して、駆動軸12を矢印方向に見
て反時計方向に1回転させる。この1回転の過程で前述
したように被印刷用紙2上に所望のシンボルが印字され
、1桁分桁上げがなされる。桁上げが完了すると同時に
駆動軸12の回転は停止保持され案内軸5の停止状態が
解除され、活字輪3が回転を始め再度文字選択が可能な
状態となる。
第4図はこの状態を示したものであり、本説明のために
不要な部分は第1図に対し省略してある。
この状態では、桁上げカム13の条13aは位置決め板
14上の14aのうちの歯14a−1と噛み合っている
。1桁目からこの2桁目へのキャリッジ8すなわちハン
マー7の桁上げ量は歯14a−1の位置を調整して設け
ることにより活字輪3−3Bと活字輪3−3Bとの配置
ピッチ距離の中間程度の量となし、条13aの、桁上は
カム13の回転に対しリードを生じない部分と歯14a
−1が噛合っている。しかもこの桁上げ過程でキャリッ
ジ8の一部分8g−1、8g−2は部材P16の円筒面
16eに近接状態であるだけで、その桁上げの動きを妨
げるものは何もない。またそれ故保持部材4、部材P1
6は圧縮コイルバネ6により偏倚力を与えられているこ
とと相まって案内軸5の軸方向には停止したままである
。従ってハンマー7の押圧部は7a、保持部材4の円周
方向リブ4cと対向することとなる。またこの時点では
、部材P16の端面16aはキャリッジストッパー18
の端面18bと圧接しているのでその摩擦負荷により案
内軸5の回転に対し運行状態となっているので部材Q1
7の歯17cが歯16cを完全に回転方向に押す形とな
り部材P16.部材Q17および保持部材4は案内軸5
とほぼ一体となり回転するようになる。この状態では第
4図から明らかなごとく当然キャリッジ8の一部分8g
−1あるいは8g−2と部材P16上の突起16f−1
aおよび16f−1bとは案内軸5の軸方向に距離δ1
が保たれている。この状態である文字位置を選択して第
1図での説明と同様にハンマー7が動き位置決め板14
上の歯14a−2と歯14a−1のピッチ分だけキャリ
ッジ8は桁上げされていくことになる(注意すべきは、
この過程でハンマー7は動いても抑圧部7aは保持部材
4の円崗方向リプ4cに■当り活字3eあるいは活字3
Bを被印刷用紙2に接触する位置まで押出し得ないので
2桁目は実際には印字かなされないで桁上げされていく
ことになる)が、この過程での選択される文字位置によ
り3桁目以降が第1色印字可能状態になるか、あるいは
後述するように第4桁目以降が第2色印字可能状態とな
るかが決定される。すなわち活字輪3が停止したとき矢
印B方向に見て、キャリッジ8の一部分8g−1が部材
P16の部位16f−1または部位16f−2と回転角
度方向で完全に重なる(この場合は、今まで説明してな
かったが、キャリッジ8の一部分8g−1と8g−2は
また丸穴16dの中心線に関して線対称に配置されてい
るので、8g−2もまた部位16f−2または部位16
f−1と回転角度方向で完全に重なる)ように文字位置
が選択された場合(この場合を以後B選択の場合と呼ぶ
ことにする)には第1色印字可能状態に移行し、キャリ
ッジ8の一部分8g−1が部材P16の部位16g−1
または16g−2と回転角度方向で重なるように文字位
置が選択された場合(この場合を以後R選択の場合と呼
ぶことにする)には第2合印字可能状態に移行するので
ある。この場合に注目すべきは、キャリッジ8の一部分
8g−1または8g−2と部材P16上の各部位が重な
る文字位置は、この文字位置選択がなされるときには歯
16cと歯17cが係合状態にあるため、ある文字群に
特定され文字位置検出信号のうちの特定の信号群に対応
する文字位置となり間違いなくB選択とR選択の制御が
可能であることである。
いかにしてB選択あるいはR選択となるかについては以
下に第5図、第6図、第7図を用いて説明する。
第5図は、B選択により5桁目へ桁上げがなされた状態
を示す図で、第4図の状態に対しキャリッジ8は歯14
a−1と歯14a−2のピッチP0分桁上げされ、その
過程でキャリッジ8の一部分8g−1と8g−2は、第
4図で示すように一部分8g−4あるいは8g−2の端
面8g−3あるいに8g−4と部材P16の部位16f
−1あるいは16f−2との距畷δ2進むまではキャリ
ッジ8だけが矢印B方向に動き、それ以降桁上げが終了
するまでの区間はP2−δ2分の距離だけ一部分8g−
1と8g−2により部位16f−1あるいは16f−2
を押して桁上げがなされることになり、従って保持部材
4すなわち活字輪Sは、P2−δ2の距離だけ矢印B方
向に押よけられることになり、その結果第5図に示すよ
うにハンマー7の押圧部7aと活字輪3−3Bが対向す
ることになる(言いかえれば、そうなるようにP2とδ
2が設計されている)。このとき部材P16がP2−δ
2分押上けられることにより歯16cと歯17cの係合
ははずれるため、文字選択のため案内軸5、部材Q17
、保持部材4が一体的に回転を始め、部材P16だけは
案内軸5と回転自在であるため案内軸5の回転に対し運
行し、キャリッジ8の一部分8g−1あるいは8g−2
と突起16f−1aあるいは16f−2aとがぶつかり
部材P16の回転は停止されるが、案内軸5の回転を妨
げることはない。突起16f−1a、16f−2a、1
6f−1b、16f−2bは、キャリッジ8の一部分8
g−1あるいは8g−2が部位16f−1あるいは16
f−2からはずれない様にする役目をもっている。
この状態においては、任意の文字を選択して第1色用活
字輪3−3B上の文字を3桁目に印字しキャリッジ8、
部材P16および保持部材4を矢印B方向に一体的に4
桁目へ桁上げすることが可能で、4桁目においてもハン
マー7の抑圧部7aと活字輪3−3Bの案内軸5の軸方
向相対位置は不変で、従って5桁目以降も同様で、任意
の上位桁まで第1色印字が可能となる。但し後述するよ
うに第2色印字の場合は4桁目から印字可能となるので
、被印刷用紙2上の印字の見易さの観点から第1色印字
の場合3桁目は、活字3Bのうちのブランクを印字する
のが望ましい。
第6図は、R選択によりキャリッジ8が3桁目の桁上げ
された直後の状態を示す図である。この場合の絹4図で
のR選択の仕方は、キャリッジ8の一部分8g−1と8
g−2が、矢印B方向に見て部材P16の回転により壁
16i−1bあるいは壁16i−2bを通り過ぎた直後
のできるだけ早い文字選択可能タイミングで文字位置を
選択して部材P16を停止させる。そしてハンマー7を
動作させて桁上げが完了した直後の状態が第6図に示す
状態である。
この場合には、歯16cと歯17cは係合したままであ
るので、このままて案内軸5が回転を始めると、部材P
16も一体的に第3図矢印c方向に回転するので、ある
角度回転するとキャリッジ8の一部分8g−1と8g−
2は、第3図に示すように、部材P16の部位16g−
1、16g−2の両端に立つ軸方向の壁16i−1a、
16i−1b、16i−2a、16i−2bのうちの壁
16i−1aと16i−2aに衝突し、部材P16はそ
れ以後の回転を止められ、歯16cと歯17cの係合が
案内軸5の軸方向にお互に逃げることによって無理やり
はずされるか案内軸5が無理やり回転を止められるか、
いずnかのトラブルが起こる。それを防止するために、
第6図の状態から活字輪3が回転を始めてからキャリッ
ジ8の一部分8g−1と8g−2が盤16i−1aある
いは盤16i−2aと衡突する前に適当なタイミングで
文字位置選択(この様な文字選択ができる様な設計にな
っている)をして部材P16の回転を停止させ、ハンマ
ー7を動作させ、第7図に示すような4桁目へ桁上げさ
せて歯16cと歯17cの係合をはずす。第6図の状態
ではハンマー7の押圧部7aが、動作した場合保持部材
4の円周方向リプ4dで係止されるような4dとの位置
関係になる様に、位墳決め板14上の歯14a−2と歯
14a−1のピッチおよび円周方向リブ4dの位置と幅
が決定(設計)されている。それ故第6図の状態ではい
かなる文字位置を選択しても被印刷用紙2上には印字は
なされない。
かくしてR選択の場合には2桁目、3桁目は被印刷紙2
上に印字がなされないまま4桁目に桁上げされ第7図の
状態となる。第6図の状態から第7図の状態に桁上げさ
れる過程においては、キャリッジ8の移動量は歯14a
−3と歯14a−2のピッチ分P3であるが、キャリッ
ジ8の一部分8g−1と8g−2が部位16g−1また
に16g−2に当接するまての距離δ3間はキャリッジ
8だけが動き、それ以後は桁上げ完了までの間、距離P
3−δ3の間、はキャリッジ8が部材P16を押して桁
上げがなされる。そして第7図の状態では、ハンマー7
の押圧部7aと第2色印字用活字輪3−3Rが対向する
(こうなるように設計がなされる)のである。部材P1
6がP3−δ3分矢印B方向へ押し上けられることによ
り歯16cと歯17cの係合ははずされることとなり部
材P16の回転がキャリッジ8の一部分8g−1と8g
−2によって停止されていても活字輪3は自由に回転で
きることとなる。すなわち4桁目においては活字輪3−
3R上の任意の文字の第2色印字が可能となり、以後の
桁上げは、キャリッジ8と部材P16および保持部材4
が一体的になされていくので、ハンマー7の押圧部7a
と活字輪3−3Rとの軸方向相対位置は不変であり、そ
の結果4桁目以降任意の桁まで活字輪3−3R上の任意
の文字の第2色印字が可能となる訳である。
以上の説明で第3桁目あるいは第4桁目から上位の桁で
第1色印合印字は第2色印字の選択制御が容易に行なえ
ることが理解できよう。
今までの説明を、歯16cと歯17cの対、部材P16
上の部位16f−1と16f−2の対、部位16g−1
と16g−2の対、および突起16f−1aと16f−
2aの対、突起16f−1bとjSf−2bの対がある
形で進めてきたが原理的には対になっていなくても良く
、上記対のうち片方だけで良いことは推察できよう。た
だ上記対を備えている理由に、2桁目においてB選択あ
るいはR選択をする際に、1桁目に選択される文字の種
類により、選択可能な文字位置信号のタイミングを、前
記対のうち片方だけしかない場合には最高で活字輪3が
1回転するまで待たなければならないか、前記対が揃っ
ている場合には最高で活字輪3が半回転するまで待てば
よく、それだけ1行を印字するのに要する時間が短かく
なることである。
また、1文字が1個の活字輪3の中で14個としてきた
がこれに限定されるものではない。
また、シンボル活字輪3−38は1個の例で説明してき
たが、2個以上ある場合においても、最も上位桁側にあ
るシンボル活字輪以降に今までの説明を当てはめること
ができるのて本発明はシンボル活字輪1個に限定される
ものではない。
以上の説明により、第1色印字の場合も、第2色印字の
場合も最下位桁から印字していき、B選択の場合とR選
択の場合で2桁目と3桁目の文字選択のタイミングが少
し異なるのみであることから同じ文字組合せ、同じ桁数
の印字であれば、ほぼ同じ時間で1行の印字が可能とな
り従来の方式の欠点を十分カバーてきるものであり、本
発明の構造の有用なことは明白である。
【図面の簡単な説明】
第1、4、5、6、7図は、本発明のシリアルプリンタ
ーの1実施例を示す平断面図と桁ごとの状態図である。 第2図は、活字輪3と保持部材4とハンマー7の部分の
断面構造を示す図である。 第3図は、部材Pの斜視図である。 ここに 2……被印刷用紙 3B…第1色印字用活字B 3R…第2色印字色印字R 4……保持部材 5……案内軸 6……偏倚手段 7……ハンマー 8……キャリッジ 8a…押圧部7aの動作軌跡の決定手段12…躯動軸 13…桁上げカム、 13a…条 14…位置決め板、 14a…歯 12、13、13a、14e、14a…桁上げ手段16
…部材P 16f−1、16f−2、16g−1、16g−2…部
位17…部材Q。 16c、17c…係合手段(歯)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所望の文字を文字選択手段により選択することにより前
    記文字に対応する活字が被印刷用紙に対し回転状態から
    対向停止状態となり、ハンマーににより前記活字と前記
    被印刷用紙が押圧され印字がなされ、前記印字がなされ
    ている以外の期間に桁上けがなされ、前記桁上げがなさ
    れる期間中少なくとも一定期間は前記活字の回転が停止
    されているごときシリアルプリンターにおいて、第1色
    印字用活字Bと、第2色印手用活字Rと、前記活字Bお
    よび前記活字Rの保持部材と、該保持部材を、その回転
    方向には一体的に、その軸方向には摺動可能に案内する
    案内軸と、前記保持部材を桁上げ方向とは逆方向に戻そ
    うとする偏倚手段と、前記活字Bあるいは前記活字Rと
    前記被印刷用紙を押圧せしめるハンマーと、該ハンマー
    の押圧部の動作軌跡の決定手段を担持するキャリッジと
    、該キャリッジを前記案内軸の軸方向に歩進的に移動さ
    せるための桁上げ手段と、前記保持部材と前記キャリッ
    ジに挾まれ、前記案内軸に摺動自在かつ回転自在に嵌装
    され、前記ハンマーの動作軌跡と前記活字Bあるいは前
    記活字Rとの前記軸方向位置関係を決定するべく前記キ
    ャリッジの一部分と係合する部位を前記活字Bと前記活
    字R各々に対して少くとも各々1個ずつ持つ部材Pと、
    前記案内軸にその回転方向には一体的に、その軸方向に
    は固定的に嵌装された前記部材Pと対向して配置される
    部材Qとから成り、前記部材Pと前記部材Q各々の対向
    面には相互にその回転方向に対し係合手段が具備され、
    前記部材Pと前記部材Qがある相互の回転位相関係に達
    した後は前記部材Pは前記部材Qと係合してほぼ一体的
    に回動するごとく構成され、ある特定の文字群Bあるい
    は特定の文字群Rを前記文字選択手段により選択的に選
    択することにより、前記ハンマーの動作終了後前記桁上
    げ期間内に前記キャリッジの一部分と、前記活字Bある
    いは前記活字Rに対応する前記部位が選択的に保合され
    、前記第1色印字あるいは前記第2色印字の選択を可能
    と成す構造としたことを特徴とするシリアルプリンター
JP2698082A 1982-02-22 1982-02-22 シリアルプリンタ− Granted JPS58145473A (ja)

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JP2698082A JPS58145473A (ja) 1982-02-22 1982-02-22 シリアルプリンタ−
DE19833305694 DE3305694A1 (de) 1982-02-22 1983-02-18 Seriendrucker
GB08304734A GB2117323B (en) 1982-02-22 1983-02-21 Serial printer
US06/468,625 US4534665A (en) 1982-02-22 1983-02-22 Serial printer

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JPH0348035B2 JPH0348035B2 (ja) 1991-07-23

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