JPS6350199B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6350199B2 JPS6350199B2 JP54163692A JP16369279A JPS6350199B2 JP S6350199 B2 JPS6350199 B2 JP S6350199B2 JP 54163692 A JP54163692 A JP 54163692A JP 16369279 A JP16369279 A JP 16369279A JP S6350199 B2 JPS6350199 B2 JP S6350199B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- type
- type wheel
- digits
- wheel
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002950 deficient Effects 0.000 claims 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 208000003580 polydactyly Diseases 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J9/00—Hammer-impression mechanisms
- B41J9/02—Hammers; Arrangements thereof
- B41J9/10—Hammers; Arrangements thereof of more than one hammer, e.g. one for each character position
- B41J9/12—Hammers; Arrangements thereof of more than one hammer, e.g. one for each character position each operating in more than one character position
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は活字輪選択型のプリンタに係り、詳し
くは活字輪、活字輪選択機構を全桁数分より少な
くし、プラテンを移動機構により桁方向に移動さ
せ、1行分の印字を行なうプリンタに関する。
くは活字輪、活字輪選択機構を全桁数分より少な
くし、プラテンを移動機構により桁方向に移動さ
せ、1行分の印字を行なうプリンタに関する。
従来から用いられているプリンタを図面を参照
しつつ詳説する。
しつつ詳説する。
第1図はフライング方式のドラムプリンタを示
し、1つのハンマーが5桁分の印字を可能とした
ものである。モータ1によつて回転する活字ドラ
ム2は第2図に示されるように外周に数字等の活
字3を20桁分備えている。また、活字3の配列は
第2図から明らかな様に、活字ドラム2をラジア
ル方向に5分割(S1〜S5)し、各エリア内に
は1桁分に対応する活字だけが設けられている。
この構造により、ハンマー4は20桁に対して4個
設けられるだけであり、ハンマー4を駆動するコ
イル6及び駆動回路5はそれぞれ4個ずつで済
む。しかし、ドラムプリンタはハンマー4の打撃
音が大きく、事務所等で使用するプリンタとして
は不向きであつた。また、この場合の活字配列は
活字ドラム2の径が大きくなり、小型化が難し
く、モータ1の駆動エネルギも大きくなければな
らない。
し、1つのハンマーが5桁分の印字を可能とした
ものである。モータ1によつて回転する活字ドラ
ム2は第2図に示されるように外周に数字等の活
字3を20桁分備えている。また、活字3の配列は
第2図から明らかな様に、活字ドラム2をラジア
ル方向に5分割(S1〜S5)し、各エリア内に
は1桁分に対応する活字だけが設けられている。
この構造により、ハンマー4は20桁に対して4個
設けられるだけであり、ハンマー4を駆動するコ
イル6及び駆動回路5はそれぞれ4個ずつで済
む。しかし、ドラムプリンタはハンマー4の打撃
音が大きく、事務所等で使用するプリンタとして
は不向きであつた。また、この場合の活字配列は
活字ドラム2の径が大きくなり、小型化が難し
く、モータ1の駆動エネルギも大きくなければな
らない。
次に第3図A,B及び第4図に従来の活字輪選
択型プリンタを示す。第3図Aは印字機構の主要
断面図、第3図Bは駆動のための輪列及び復帰行
程の主要部を示し、第4図は平面図である。
択型プリンタを示す。第3図Aは印字機構の主要
断面図、第3図Bは駆動のための輪列及び復帰行
程の主要部を示し、第4図は平面図である。
構造及び動作を説明すると、活字輪7は各桁独
立して活字輪軸8に配列されており、その外周は
16分割され、12個の文字と4つの“ブランク”か
ら成つている。活字輪7の側面には、12個の文字
に対応してラチエツト歯9が12歯設けられてお
り、この歯と選択爪10が噛み合うようになつて
いる。活字輪7の内部には活字輪バネ11が入つ
ており、バネの一方は活字輪軸8のV溝に落ち込
み、活字輪7と活字輪軸8の一体性をもたせてい
る。しかも文字選択行程においてある桁の選択爪
10によつて活字輪7の回転が止められる文字選
択が行なわれたとき、活字輪軸8は自身の回転と
ともにそのV溝に沿つて活字輪バネ11を押し上
げ、活字輪7をその位置へ残していく。
立して活字輪軸8に配列されており、その外周は
16分割され、12個の文字と4つの“ブランク”か
ら成つている。活字輪7の側面には、12個の文字
に対応してラチエツト歯9が12歯設けられてお
り、この歯と選択爪10が噛み合うようになつて
いる。活字輪7の内部には活字輪バネ11が入つ
ており、バネの一方は活字輪軸8のV溝に落ち込
み、活字輪7と活字輪軸8の一体性をもたせてい
る。しかも文字選択行程においてある桁の選択爪
10によつて活字輪7の回転が止められる文字選
択が行なわれたとき、活字輪軸8は自身の回転と
ともにそのV溝に沿つて活字輪バネ11を押し上
げ、活字輪7をその位置へ残していく。
活字輪軸8のフレーム12の外側には、一部歯
のない選択歯車13が固定されており、間欠歯車
14に噛み合つて活字輪軸8および活字輪7を図
の矢印A方向へ回転させる。また選択歯車13の
外周には活字輪復帰バネ26があり、印字終了後
活字輪7および活字輪軸8を文字選択行程の前の
待期位置に戻す役割をしている。
のない選択歯車13が固定されており、間欠歯車
14に噛み合つて活字輪軸8および活字輪7を図
の矢印A方向へ回転させる。また選択歯車13の
外周には活字輪復帰バネ26があり、印字終了後
活字輪7および活字輪軸8を文字選択行程の前の
待期位置に戻す役割をしている。
印字指令がはいると、モータ(図示せず)が回
転を始め、歯車列を通して間欠歯車14も矢印F
方向に回転を始める。間欠歯車14の最初の歯と
選択歯車13の最初の1歯aが噛み合うと、活字
輪軸8とともに活字輪7が活字輪復帰バネ26を
巻き上げながら矢印A方向へ回転し、文字選択の
行程に入る。印字すべき文字が印字位置15(活
字輪軸中心と印字ローラの回転中心を結ぶ線)に
くる前に、該当するトリガ電磁石16に電流を流
す。すると吸引板17が吸引されてトリガバー1
8は下方へ押し下げられ、選択爪10との喰い合
いが外れる。選択爪10は選択バネ19の力によ
つて常に矢印C方向に回転しようとしているた
め、即座に回転し、印字すべき文字に対応するラ
チエツト歯9に飛びこんで活字輪7を停止させ
る。
転を始め、歯車列を通して間欠歯車14も矢印F
方向に回転を始める。間欠歯車14の最初の歯と
選択歯車13の最初の1歯aが噛み合うと、活字
輪軸8とともに活字輪7が活字輪復帰バネ26を
巻き上げながら矢印A方向へ回転し、文字選択の
行程に入る。印字すべき文字が印字位置15(活
字輪軸中心と印字ローラの回転中心を結ぶ線)に
くる前に、該当するトリガ電磁石16に電流を流
す。すると吸引板17が吸引されてトリガバー1
8は下方へ押し下げられ、選択爪10との喰い合
いが外れる。選択爪10は選択バネ19の力によ
つて常に矢印C方向に回転しようとしているた
め、即座に回転し、印字すべき文字に対応するラ
チエツト歯9に飛びこんで活字輪7を停止させ
る。
トリガ電磁石16への通電が終了すると、トリ
ガバー18はトリガバーバネ20の復帰力によつ
て上方へ押されるが、選択爪10がラチエツト歯
9に噛み合つたままであるため、元の位置までは
戻ることができない。活字輪軸8がさらに回転す
ると、活字輪バネ11は活字輪軸8のV溝に沿つ
て押し上げられ、軸の円周上で接する。活字輪軸
8は選択歯車13の最後の1歯bが間欠歯車14
の歯のない摺動面Cに乗り上げると静止状態とな
る。このとき印字位置には選択された活字輪は印
字すべき文字がきており、選択されない活字輪は
“ブランク”の部分がくる。
ガバー18はトリガバーバネ20の復帰力によつ
て上方へ押されるが、選択爪10がラチエツト歯
9に噛み合つたままであるため、元の位置までは
戻ることができない。活字輪軸8がさらに回転す
ると、活字輪バネ11は活字輪軸8のV溝に沿つ
て押し上げられ、軸の円周上で接する。活字輪軸
8は選択歯車13の最後の1歯bが間欠歯車14
の歯のない摺動面Cに乗り上げると静止状態とな
る。このとき印字位置には選択された活字輪は印
字すべき文字がきており、選択されない活字輪は
“ブランク”の部分がくる。
印字ローラ21を軸支するクランク22は、モ
ータからの歯車列によつて矢印D方向に回転して
おり活字輪7が静止して印字すべき文字が印字位
置にそろつたときは、印字ローラ21は印字位置
15の直前まできている。更にクランク22が回
転すると、印字ローラ21はインクリボン(図示
せず)を介して記録紙(図示せず)を文字に押し
付けながらころがつていく。
ータからの歯車列によつて矢印D方向に回転して
おり活字輪7が静止して印字すべき文字が印字位
置にそろつたときは、印字ローラ21は印字位置
15の直前まできている。更にクランク22が回
転すると、印字ローラ21はインクリボン(図示
せず)を介して記録紙(図示せず)を文字に押し
付けながらころがつていく。
印字の動作終了とほぼ同期して、間欠歯車14
の側面にあるカム23によつてリセツトレバー2
4およびそれと一体のリセツトレバー軸25が矢
印E方向へ回転して、選択爪10を矢印Cと反対
の方向に回転させ、活字輪7のラチエツト歯9か
ら逃がす。この時初めてトリガバー18は元の位
置まで上がることができ、選択爪10と喰い合
う。印字中にも間欠歯車14は回転を続け、印字
動作終了と同時に選択歯車13の最後の1歯bと
間欠歯車14の歯のない摺動面Cとの接触が外れ
たとき、活字輪軸8は間欠歯車14の制御から解
放され、活字は復帰バネ26の復帰力によつて矢
印B方向へ回転させられる。この時活字輪バネ1
1も再び活字輪軸8のV溝にはいつて、活字輪軸
8と活字輪7が一体となつて回転する。活字輪7
と同軸上の選択歯車13がフレームに設けられた
ストツパー27に当たり、活字輪7は待機位置に
停止する。これが活字輪復帰行程である。
の側面にあるカム23によつてリセツトレバー2
4およびそれと一体のリセツトレバー軸25が矢
印E方向へ回転して、選択爪10を矢印Cと反対
の方向に回転させ、活字輪7のラチエツト歯9か
ら逃がす。この時初めてトリガバー18は元の位
置まで上がることができ、選択爪10と喰い合
う。印字中にも間欠歯車14は回転を続け、印字
動作終了と同時に選択歯車13の最後の1歯bと
間欠歯車14の歯のない摺動面Cとの接触が外れ
たとき、活字輪軸8は間欠歯車14の制御から解
放され、活字は復帰バネ26の復帰力によつて矢
印B方向へ回転させられる。この時活字輪バネ1
1も再び活字輪軸8のV溝にはいつて、活字輪軸
8と活字輪7が一体となつて回転する。活字輪7
と同軸上の選択歯車13がフレームに設けられた
ストツパー27に当たり、活字輪7は待機位置に
停止する。これが活字輪復帰行程である。
このような構造を成すプリンタは、係止させら
れた活字群に対して印字ローラが押圧する如く成
つているため、印刷時に発生する音も非常に小さ
いという利点をもつている。しかし、第4図に示
されるように、活字輪が密接しており、更に各活
字輪の間にラチエツト歯や活字輪バネが設けられ
ているため、各部品の精度がばらつくと動作が渋
くなる等の不具合点を有する。
れた活字群に対して印字ローラが押圧する如く成
つているため、印刷時に発生する音も非常に小さ
いという利点をもつている。しかし、第4図に示
されるように、活字輪が密接しており、更に各活
字輪の間にラチエツト歯や活字輪バネが設けられ
ているため、各部品の精度がばらつくと動作が渋
くなる等の不具合点を有する。
本発明は以上の従来の不具合点に鑑みて、従来
の利点である印字音の静かな点を生かしつつ改善
の図られたものであり、事務所等でも使用でき、
且つ小型化が図られることにより個人所有の電卓
にも適用できる。
の利点である印字音の静かな点を生かしつつ改善
の図られたものであり、事務所等でも使用でき、
且つ小型化が図られることにより個人所有の電卓
にも適用できる。
本発明の目的は、小型プリンタの主要機構であ
る活字輪選択機構の桁方向のスペースを広くとる
ことにより、信頼性の向上したプリンタを提供す
ることにある。
る活字輪選択機構の桁方向のスペースを広くとる
ことにより、信頼性の向上したプリンタを提供す
ることにある。
本発明の他の目的は、桁ものの部品点数を低減
させ、組立工程における作業の簡易化を図り安価
なプリンタを提供することにある。
させ、組立工程における作業の簡易化を図り安価
なプリンタを提供することにある。
そして、本発明の特徴とする構成は、外周にn
桁分(nは2以上の整数)の活字を有する活字輪
ユニツトをm個配列(mは2以上の整数)した活
字輪と、前記活字輪ユニツトに1個の割合で前記
活字と対応して配置され、前記活字輪ユニツトを
係合して前記活字を印字位置に選択停止させる活
字輪選択部材と、前記活字輪のn―1桁分に相当
する部分は欠損部を有し、前記活字輪に記録紙を
介して押圧することにより前記記録紙に前記活字
を転写する押圧部材と、前記活字輪の1回転毎に
動作して前記活字輪のn桁間隔にm桁分の印刷を
行なう前記押圧部材を前記活字輪の桁方向にn回
移動させる移動手段とを有し、前記押圧部材が前
記活字輪の桁方向にn回移動することにより一ラ
イン分の印字が行なわれるものである。
桁分(nは2以上の整数)の活字を有する活字輪
ユニツトをm個配列(mは2以上の整数)した活
字輪と、前記活字輪ユニツトに1個の割合で前記
活字と対応して配置され、前記活字輪ユニツトを
係合して前記活字を印字位置に選択停止させる活
字輪選択部材と、前記活字輪のn―1桁分に相当
する部分は欠損部を有し、前記活字輪に記録紙を
介して押圧することにより前記記録紙に前記活字
を転写する押圧部材と、前記活字輪の1回転毎に
動作して前記活字輪のn桁間隔にm桁分の印刷を
行なう前記押圧部材を前記活字輪の桁方向にn回
移動させる移動手段とを有し、前記押圧部材が前
記活字輪の桁方向にn回移動することにより一ラ
イン分の印字が行なわれるものである。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明
する。
する。
第5図は本発明による小型プリンタの平面図で
ある。構造及び動作を説明する。30は活字輪で
外周に2桁分の活字301と302が一体成形で
設けられており、活字輪軸32に複数個配列して
ある。又活字輪30の側面には活字に対応してラ
チエツト歯303が活字輪1個につき1つのみ設
けられており、このラチエツト歯303と選択爪
31が噛み合うようになつている。33はプラテ
ンであり、活字輪30の右桁の活字302には接
触しない様に欠損部331をもつている。34は
プラテンを矢印G方向に移動させるカムである。
この様な構成において文字を印刷する為には、ま
ず活字輪30の左の桁の活字301の中で所望す
る活字を選択爪31、電磁石(図示してない)等
の働きにより印字位置(プラテンとの対向位置)
に停止させる。全部の活字輪30が同様の動作を
修了した後、プラテン33を矢印H方向に移動さ
せ印刷紙35を介して活字輪30を押圧する。活
字輪30には、インクローラによりインクが塗ら
れてある為、印刷紙35に転写され印刷される。
この時プラテン33は活字輪30の左の桁のみ対
応してある為、左桁の活字301は印刷されるが
右桁の活字302は押圧されず印刷されない。従
つて印刷された文字は2桁間隔となる。全桁印刷
する為に、全部品を初期状態にリセツトすると共
にカム34が移動し、今までプラテン33と接触
していた部分341より1段高い部分342をプ
ラテン33と接触させる。これによりプラテン3
3は矢印G方向に移動し、プラテン33の欠損部
331は活字輪30の左桁に対応する。この状態
で今度は活字輪30の右桁の活字302の中で所
望する活字を先程と同じ選択爪31、電磁石(図
示してない)等の働きにより印字位置に選択停止
させ、再びプラテン33をH方向に移動させ、活
字輪30を押圧し印刷する。先程空白であつた部
分に印刷されるわけであり、これで全桁分の印刷
が修了するものである。尚、活字301を印字す
る時には、活字302に対応する部分に、又活字
302を印字する時には活字301にそれぞれ活
字が記録紙に接触して発生する汚れが考えられる
が、マスク36を設けマスク36を桁方向に移動
することにより汚れを防止する事ができる。
ある。構造及び動作を説明する。30は活字輪で
外周に2桁分の活字301と302が一体成形で
設けられており、活字輪軸32に複数個配列して
ある。又活字輪30の側面には活字に対応してラ
チエツト歯303が活字輪1個につき1つのみ設
けられており、このラチエツト歯303と選択爪
31が噛み合うようになつている。33はプラテ
ンであり、活字輪30の右桁の活字302には接
触しない様に欠損部331をもつている。34は
プラテンを矢印G方向に移動させるカムである。
この様な構成において文字を印刷する為には、ま
ず活字輪30の左の桁の活字301の中で所望す
る活字を選択爪31、電磁石(図示してない)等
の働きにより印字位置(プラテンとの対向位置)
に停止させる。全部の活字輪30が同様の動作を
修了した後、プラテン33を矢印H方向に移動さ
せ印刷紙35を介して活字輪30を押圧する。活
字輪30には、インクローラによりインクが塗ら
れてある為、印刷紙35に転写され印刷される。
この時プラテン33は活字輪30の左の桁のみ対
応してある為、左桁の活字301は印刷されるが
右桁の活字302は押圧されず印刷されない。従
つて印刷された文字は2桁間隔となる。全桁印刷
する為に、全部品を初期状態にリセツトすると共
にカム34が移動し、今までプラテン33と接触
していた部分341より1段高い部分342をプ
ラテン33と接触させる。これによりプラテン3
3は矢印G方向に移動し、プラテン33の欠損部
331は活字輪30の左桁に対応する。この状態
で今度は活字輪30の右桁の活字302の中で所
望する活字を先程と同じ選択爪31、電磁石(図
示してない)等の働きにより印字位置に選択停止
させ、再びプラテン33をH方向に移動させ、活
字輪30を押圧し印刷する。先程空白であつた部
分に印刷されるわけであり、これで全桁分の印刷
が修了するものである。尚、活字301を印字す
る時には、活字302に対応する部分に、又活字
302を印字する時には活字301にそれぞれ活
字が記録紙に接触して発生する汚れが考えられる
が、マスク36を設けマスク36を桁方向に移動
することにより汚れを防止する事ができる。
この様なプリンターでは、活字輪選択機構の桁
方向のスペースを2桁分使用する事ができ、隣接
桁と密集する事がないため悪影響を与えることが
なく、又、電磁石のスペースも広くとる事ができ
効率をよくする事が可能である。さらに2桁分の
活字を1つの選択爪、電磁石等で選択する為部品
点数が削減出き組立工数も低減できる。以上の説
明であきらかな様に本発明は複雑かつ精度の要求
される部品を半減させ、スペース的に余裕のもて
る構造とし、安価で信頼性の高いプリンターを提
供できるものであり、また従来のプリンターのも
つ欠点をなくし、しかも利点を損なうことなしに
新規なプリンターを提供でき、その効果は誠に大
である。
方向のスペースを2桁分使用する事ができ、隣接
桁と密集する事がないため悪影響を与えることが
なく、又、電磁石のスペースも広くとる事ができ
効率をよくする事が可能である。さらに2桁分の
活字を1つの選択爪、電磁石等で選択する為部品
点数が削減出き組立工数も低減できる。以上の説
明であきらかな様に本発明は複雑かつ精度の要求
される部品を半減させ、スペース的に余裕のもて
る構造とし、安価で信頼性の高いプリンターを提
供できるものであり、また従来のプリンターのも
つ欠点をなくし、しかも利点を損なうことなしに
新規なプリンターを提供でき、その効果は誠に大
である。
第1図はインパクトタイプのドラムプリンター
を示し、ハンマーが複数桁分に渡つて共通に配置
されているものである。第2図は第1図のプリン
ターに使用される活字ドラムの展開図。第3図
A,B、第4図は従来の活字輪選択型プリンター
の主要印字機構部を示す図である。第5図は、本
発明の実施例の平面図であり、30は活字輪、3
1は選択爪、33はプラテン、34はプラテン3
3を桁方向に移動させるカムである。
を示し、ハンマーが複数桁分に渡つて共通に配置
されているものである。第2図は第1図のプリン
ターに使用される活字ドラムの展開図。第3図
A,B、第4図は従来の活字輪選択型プリンター
の主要印字機構部を示す図である。第5図は、本
発明の実施例の平面図であり、30は活字輪、3
1は選択爪、33はプラテン、34はプラテン3
3を桁方向に移動させるカムである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外周にn桁分(nは2以上の整数)の活字を
有する活字輪ユニツトをm個配列(mは2以上の
整数)した活字輪と、 前記活字輪ユニツトに1個の割合で前記活字と
対応して配置され、前記活字輪ユニツトを係合し
て前記活字を印字位置に選択停止させる活字輪選
択部材と、 前記活字輪のn―1桁分に相当する部分は欠損
部を有し、前記活字輪に記録紙を介して押圧する
ことにより前記記録紙に前記活字を転写する押圧
部材と、前記活字輪の1回転毎に動作して前記活
字輪のn桁間隔にm桁分の印刷を行なう前記押圧
部材を前記活字輪の桁方向にn回移動させる移動
手段とを有し、 前記押圧部材が前記活字輪の桁方向にn回移動
することにより一ライン分の印字が行なわれるよ
う構成したことを特徴とする活字輪選択型プリン
タ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16369279A JPS5686785A (en) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | Type wheel selection type printer |
GB8038292A GB2065564B (en) | 1979-12-17 | 1980-11-28 | Printer |
US06/216,900 US4373439A (en) | 1979-12-17 | 1980-12-16 | Character ring-selecting type printer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16369279A JPS5686785A (en) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | Type wheel selection type printer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5686785A JPS5686785A (en) | 1981-07-14 |
JPS6350199B2 true JPS6350199B2 (ja) | 1988-10-07 |
Family
ID=15778781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16369279A Granted JPS5686785A (en) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | Type wheel selection type printer |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4373439A (ja) |
JP (1) | JPS5686785A (ja) |
GB (1) | GB2065564B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06224589A (ja) * | 1993-01-22 | 1994-08-12 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 電磁波シールド用シート |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5848456U (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-01 | 日本電産コパル株式会社 | プリンタの紙送り解放装置 |
JPH02299867A (ja) * | 1989-05-15 | 1990-12-12 | Citizen Watch Co Ltd | 小型プリンタ |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3850097A (en) * | 1962-03-08 | 1974-11-26 | Mohawk Data Sciences Corp | High speed printers with staggered fonts |
JPS5912472B2 (ja) * | 1974-05-09 | 1984-03-23 | エプソン株式会社 | 印字装置 |
US4230039A (en) * | 1977-05-20 | 1980-10-28 | Citizen Watch Company Limited | Drum printer with helically arranged type sets |
DE2830226A1 (de) * | 1977-07-11 | 1979-02-01 | Canon Kk | Druckvorrichtung |
JPS5418315A (en) * | 1977-07-11 | 1979-02-10 | Canon Kk | Printer |
-
1979
- 1979-12-17 JP JP16369279A patent/JPS5686785A/ja active Granted
-
1980
- 1980-11-28 GB GB8038292A patent/GB2065564B/en not_active Expired
- 1980-12-16 US US06/216,900 patent/US4373439A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06224589A (ja) * | 1993-01-22 | 1994-08-12 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 電磁波シールド用シート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2065564A (en) | 1981-07-01 |
US4373439A (en) | 1983-02-15 |
JPS5686785A (en) | 1981-07-14 |
GB2065564B (en) | 1983-12-07 |
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