JPS58144800A - 原子炉の使用済燃料要素又は別の放射性物質を長期間貯蔵するための容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原子炉の使用済燃料要素又は別の放射性物質
を長期間貯蔵するための、鋼又は鋳鋼製の容器であって
、該容器の端面側の受容開口が溶接された閉鎖蓋によっ
て閉鎖され−〔いる形式のものに関する。

照射済原子炉燃料要素でこのような容２ｇを満たした後
では容器が閉鎖蓋によって密閉されねばならな（・。金
属製の容器基体では金属製の蓋を溶接することで該容器
基体に蓋を密部するこ　“とがｏＪ能になっている。容
器基体がグラファイトから成っていると、同様にグラフ
ァイトから成っている閉鎖蓋と容器基体を高温および高
圧で閉鎖することができる。

長期間貯蔵するための容器は機械的に剛性で耐腐食性を
有するように密閉されて（・なければならない、容器基
一体が鋼から成っていると、容器基体と閉鎖蓋とを溶接
することによる密閉と機械的な剛性とが保証されている
。しかしながら鋼の耐腐食性は長期間貯蔵する目的のた
めには不十分である。それ放縦に極めて良い耐腐食性を
有しているグラファイトから長期間貯蔵するための容器
を製造することが提案されて（・る。

この場合もちろん鋼製容器に対する機械的剛性は低くな
って（・る。

それ故、容器が機械的な剛性を得るために鋼の母材かも
成っていてかつ外側でグラファイト、セラミック又はエ
ナメル製の耐腐食性保護層を持つようになると、有利に
なる。このことは次の理由で不可能である。即ち、ホッ
トセルの中で容器を溶接した後ではこのホットセルの中
で、高い技術的コストのもとでしか申し分のな（・耐食
被覆を行なうことができないからである、。

本発明の課題は、冒頭で述べた形式のｄ器を改善して、
該容器の母材が機械的な剛性な自して（・てかつ該容器
が外側の被覆で耐腐食性になっていて、かつまたホット
セル内で該容器を容易に閉鎖することが可能となってい
るようにすることである。

この課題は本発明の構成では、容器基体および閉鎖蓋が
互いに面した接合面の範囲内で冷間溶接可能な耐腐食性
材料から成るそれぞれの溶接鍍金を有しており、しかも
上記の容器基体および閉鎖蓋が外側で、該容器基体およ
び閉鎖蓋の溶接鍍金の互いに向かい合っている範囲を除
いて有利にはグラファイト又はセラミック製の腐食保護
層で被覆されており、かつまた５超容器を密閉するため
の溶接鍍金を介して容器基体が閉鎖蓋と溶接されている
ことによって解決されて（・る。

前記の容器基体および閉鎖蓋はホットセル内へ挿入さ才
する前に別々に溶接鍍金を備えつげられる。溶接鍍金さ
れた後で容器基体および閉鎖蓋は腐食保護層で被覆され
る。

ホットセル内で燃料要素容器の積載をした後ではこの燃
料要素容器を閉鎖蓋と冷間溶接する二とができる。冷間
溶接可能な材料とは、あとからの熱処理なしで溶接可能
である材料である。

このような材料では溶接の際に、あとからの付加的な熱
処理によって補償しなければならな（・著しいｒＥ、力
又は組織変化は発生しな（・。このような材料はＮ：ｉ
Ｍｏ　１６Ｃｒ１６Ｔｉ　Ｃ市販名：ハステロイ（Ｈａ
ｓｔｅｌｌｏｙ　）　Ｃ−４）である。閉鎖蓋もし　゛
（は容器基体上の溶接鍍金の始端は腐食保護層によって
覆われる。

本発明の別の有利な１実施例は特許請求の範囲第２項で
挙げた特徴によって示されている。

溶接鍍金は、閉鎖蓋もしくは容器基体を取り巻くそれぞ
れのリング形薄板から形成される。斜めに延びて（・て
リング面を形成している蓋区分は容器基体の端面側の接
合面といっしょに外側へ開いている喫形すきまを形成す
る。

次に図面につき本発明の詳細な説明する。。

燃料要素容器は容器基体ｌを有しており、この容器基体
ｌは円筒形に構成されても・てか−）端面側の端部で開
いている。それによって二の場合図示されて（・ない燃
料要素を積載するための受容開口２が形成されている。

容器基体ｌの開（・た端部には、冷間溶接可能で耐腐食
性の材料製で横断面で見てＬ字形でリング形の条材から
成る溶接鍍金３が端面側の接合面１０上に装着されてい
る。このような材料は合金ＮｉＭｏ１６Ｃｒ１６Ｔｉ〔
市販名：ハステロイ（Ｈａｓｔｅｌｌｏｙ　）　Ｃ−４
］である。このリング形の材料条材はＬ字形に成形され
ており、この場合短い方の脚部４が容器基体ｌの端面側
の端部上に載っている。長し・方の脚部５は容器基体１
の外側に位置して℃・る。

容器基体ｌは溶接された閉鎖蓋６に′よって閉鎖されて
いる。この閉鎖蓋６は上方へ突出している縁７を有して
いる。容器基体１に面した側で閉鎖蓋６は円形リング形
に面取りされており、この場合投影された斜めのリング
面８０幅は容器基体１の内径から外径まで延びている。

閉鎖蓋６は冷間溶接可能な材料製の材料条材の溶接鍍金
９により周方向で取り巻かれている。この溶接鍍金され
た材料条材９は一方の端部で縁７を取り巻（・でいてか
つ他方の端部で閉鎖蓋６のリング面８を取り巻（・て（
・る。

前記の閉鎖蓋６および容器基体ｌは溶接鍍金された後で
グラファイト製の腐食保護層１１゜１２で被覆されてい
る。この腐食保護層１１゜１２は溶接範囲内の溶接鍍金
３．９な表に出して（・る。この閉鎖蓋６の斜めのリン
グ面８によつ−（外側へ開いている喫形すきまが生じて
おり、この喫形すさまは耐腐食性の金属材料から成るＶ
字形の溶接ビー１１３を受容している。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による容器の１実施例をｌトした断面図で
ある。 １・・・容器、２・・・受容開口、３・・・溶接鍍、税
、４゜５・・・脚部、６・・・閉鎖蓋、７・・・縁、８
・・・す／グ面、９・・・溶接鍍金、１０・・・接合面
、１１．１２・・・腐食保護層、１３・・・溶接ビード 図面の浄書（内容に変更なし） 手続補正書（方式） ％式％ １、事件の表示　昭和５７年特許願第２１９３５８号２
、発明の名称 １京Ｆ炉の使用済燃料要素を長期間貯蔵するための容器
３、補１１をする者 ノド・くシュレンクテノい／ヴノ／グ　（）ｔ７！ｌ、
１名）４．１ｙ代理人 ６、補ＩＦのに・１象 図　　面

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　原子炉の使用済燃料要素又は別の放射性物質な長期
   間貯蔵するための、鋼又は鋳鋼製の容器であって、該容
   器の端面側の受容開口が溶接された閉鎖蓋によって閉飴
   されている形式のものにお（・て、容器基体（＋）およ
   び閉鎖蓋（６）が互℃・に面した接合面（８，１０）の
   範囲内で冷間溶接可能な耐腐食性材料から成るそれぞれ
   の溶接鍍金（３，（りを有しており、しかも上記の容器
   基体（１）および閉鎖蓋（６）が外側で、該容器基体（
   １）および閉鎖蓋（６）の溶接鍍金の互〜・に向かい合
   っている範囲を除いて腐食保護層（１１，１２）で被覆
   されており、かつまた当該容器を密閉するための溶接成
   金（３，９）を介して容器基体（１）が閉鎖蓋（６）と
   溶接されていることを特徴とする、原子炉の使用済燃料
   要素を長期間貯蔵するための容器。 ２　前記の容器基体（１）の溶接鍍金（３）が横断面で
   見てＬ字形のリングから成っており、該リングの一方の
   脚部（４）が容器基体（＋）の端面側の接合面（］０）
   上に位置していてかつ上記リングの他方の脚部（５）が
   容器基体（１）の外面に位置しており、閉鎖蓋（６）の
   溶接鍍金（９）が閉鎖蓋（６）の突出している縁（７）
   な取り巻いて℃・て、蓋の外面に接していてかつ、外側
   から斜めに容器内径に延びているリング面（８）に゛装
   着されている特許請求の範囲第１項記載の容器。