JPS5814197Y2 - 自動車用ドアチェック装置 - Google Patents

自動車用ドアチェック装置

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Publication number
JPS5814197Y2
JPS5814197Y2 JP1977144959U JP14495977U JPS5814197Y2 JP S5814197 Y2 JPS5814197 Y2 JP S5814197Y2 JP 1977144959 U JP1977144959 U JP 1977144959U JP 14495977 U JP14495977 U JP 14495977U JP S5814197 Y2 JPS5814197 Y2 JP S5814197Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
base member
check
arm
roller
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977144959U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5471818U (ja
Inventor
和義 行元
新二 小笠原
朝生 小笠原
宝 尾之内
Original Assignee
アイシン精機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイシン精機株式会社 filed Critical アイシン精機株式会社
Priority to JP1977144959U priority Critical patent/JPS5814197Y2/ja
Publication of JPS5471818U publication Critical patent/JPS5471818U/ja
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Publication of JPS5814197Y2 publication Critical patent/JPS5814197Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用ドアチェック装置に関する。
ドアチェック装置はその目的上、ドア開度を保持する力
が強く、さらに、ドアの開閉操作力が小さく円滑に操作
できることに加えて、ドア操作時に、ガタ音の如き異音
のないことが要求されている。
本考案の目的は、上述した要求を満たすドアチェック装
置、特に、ドア操作時に異音を発生させないドアチェッ
ク装置を提供することにある。
本考案の実施例を説明する。
第1図において10はドア、11は車体のピラーであっ
て、ドア10にヒンジピン121 、131で連結する
ヒンジ部材12.13によりピラー11に対し回動自在
に取付けられている。
Aはドア開度を保持するドアチェック装置である。
第2図および第3図に示す如くドアチェック装置Aはチ
ェックアーム2およびベース部材3を有する。
チェックアーム2はその一端24を車体ピラー11に固
定したブラケット14に枢着し、他端にはストッパ一部
22を突設するとともに、その途中下面側にはカム部2
1a、21bを形成せしめる。
ベース部材3はこれをドア10の内部に固着し、その通
孔31に上記チェックアーム2を挿通する。
該通孔31はドア10の開閉に伴なうチェックアーム2
の揺動が可能な大きさに形成する。
ベース部材30両側壁33 a 、33 b間の適所に
はピン4を固着し、該ピン4の両側部にはねじりコイル
スプリング7を捲回し、その中間部71をベース部材3
の底面の突出部32に沿って延在させ且つ掛止せしめる
とともに両端72 a 、72 bをベース部材3内に
位置する軸51に係止せしめる。
軸51にはローラ5を回転自在に取付ける。
コイルスプリングの両端72 a及び72 bは、この
ローラ5の両側の軸51部に係止させられる。
ローラ5は上記スプリング7によりチェックアーム2の
下側面へ押圧付勢されるようにする。
上記ベース部材3のチェックアーム2より上方位置には
、該ベース部材3の両側壁33 a、33 b間に固着
した軸61を介してローラ6を回動可能に取付ける。
これによりチェックアーム2は、ローラ6とスプリング
7により上方へ付勢された浮動軸51に回転自在に取付
けられたローラ5との間に挟持される。
前記ローラ6の両側には、それぞれテーパ部621 a
、621 bを形成した1対のガイド部材62 a
、62 bを軸支せしめる。
該テーパ部621a、621bはドア10の開閉時、車
体ピラー11への枢着部を中心に揺動するチェックアー
ム2を案内する。
次に上記実施例装置の作用について説明する。
第2図はドア10の全閉状態を示し、ドア10を開くと
ベース部材3を内蔵した該ドア10は第1図におけるヒ
ンジピン121.131を支点として反時計方向に回動
する。
これによりローラ6およびねじりスプリング7の付勢を
受けたローラ5はチェックアーム2を挟圧しつつ該アー
ム2の上下面をチェック用カム部21a、21b方向に
転動する。
しかしてローラ5がねじりスプリング7の付勢力に抗し
てチェック用カム部21 aを乗り越えてチェック用カ
ム部21 bとの間に達すると、チェック用カム部21
aにて閉じ方向は規制され、またチェック用カム部2
1 bにて開き方向は規制されて該位置で保持される。
即ち半開き位置で保持されるのである。
ドア10にさらに開き方向の操作力を加えると、ドア1
0の開度に応じてローラ5はチェックアーム2のチェッ
ク用カム部21 bを乗り越えてストッパ一部22との
間に達し、該ストッパ一部22にてドア10がそれ以上
開くことを規制され、また閉じ方向はチェック用カム部
21 bにて規制されて全開位置に保持される。
そしてドア10を半開き位置または全開位置から解除す
るには、その保持力以上にドア操作力を加えれば、ドア
10は円滑に開閉操作することができる。
前記したドア10の開閉時において、チェックアーム2
は車体ピラー11への枢着部を中心としてローラ6の軸
心方向に揺動するが、ローラ6の両側のガイド部材62
a 、62 bにそれぞれ形成したテーパ部621
a 、621 bに案内され、ドアチェック装置Aはチ
ェックアーム2の揺動に円滑に追従移動して開閉される
ものである。
上述したドアの開閉操作時に於て、ローラ5が、チェッ
クアーム2にスプリング7の力を受けながら接し且つ軸
51がベース部材3内に浮動しているため、ローラ5が
カム部21 a 、21 bを登り降りする際にもベー
ス部材とは無関係に、常に、アーム2と接し、軸51と
他の支持部材との衝接による異音発生は全くない。
これは、軸をベース部材に設けた長穴に保持された従前
例が、ローラのカム部の登り降りの際、長穴と軸とが当
接することによるガタ音発生の多いことに較べて、優れ
た利点である。
さらにチェックアーム2の車体ピラ11のブラケット1
4に軸支すべき部材24を、第4図に示すように構成さ
せる。
即ち、段部8をアーム2に設ける。
これは、ドアたてつけ時に生しるピラー側のピン9の取
付部のアーム2によるこしれ、摩耗等を防止し、円滑な
ドア操作を可能にする。
即ち、段部8がブラケット14に接し、アームとピンと
の過剰なこじれを防ぐ働きをする。
以上から明らかなように、本考案に於ては、浮動軸51
に回転自在に保持されたローラ5をスプリング7の力に
よりアーム2に常に接触させて該軸51をベース部材内
に保持し、軸51の動きをベース部材と無関係にしてい
るため、軸51に基因する力゛り音の発生は全くない。
アーム端部の段部はピラー側のピンのこじれを作らず、
円滑なドア操作が可能となる。
又、軸51の本考案の如き保持は、組付が容易であり、
又、ベース部材に長穴をあけることもないので製作が容
易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の取付状態を示す図、第2図は本発
明の実施例装置の正面図、第3図はその右側面図、第4
図はチェックアームとピラ一部との取付を示す側面図で
ある。 10・・・・・・ドア、12.13・・・・・・ドア取
付用ヒンジ部材、2・・・・・・チェックアーム、21
a 、21 b・・・・・・チェックアームのチェッ
ク用カム部、3・・・・・・ベース部材、5゜6・・・
・・・ベース部材に設けたローラ、7・・・・・・ロー
ラ5を押圧付勢するスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側面にドア開度位置を適宜保持するチェック用カム部
    を有するチェックアームの一端を車体のピラーに回動自
    在に装着し、さらに、ドア内部に固着したベース部材に
    前記アームと接する対のローラを設けた自動車用ドアチ
    ェック装置に於て、前記対のローラの一方が前記ベース
    部材に支持されたピンに回動自在に装置され且つ前記チ
    ェックアームの一側に接し、前記一方のローラの両側の
    ガイド部材により前記チェックアームの振れを防止し、
    さらに、前記対のローラの他方が前記ベース部材に固定
    されたピンに差し回されるスプリングの一端により前記
    ベース部材内に浮動し、且つ前記チェックアームの他側
    に前記スプリングの附勢力を受けて接触し、前記他方の
    ローラが前記チェックアームのカム部と接触可能となっ
    ていることを特徴とする自動車用ドアチェック装置。
JP1977144959U 1977-10-31 1977-10-31 自動車用ドアチェック装置 Expired JPS5814197Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977144959U JPS5814197Y2 (ja) 1977-10-31 1977-10-31 自動車用ドアチェック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977144959U JPS5814197Y2 (ja) 1977-10-31 1977-10-31 自動車用ドアチェック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5471818U JPS5471818U (ja) 1979-05-22
JPS5814197Y2 true JPS5814197Y2 (ja) 1983-03-19

Family

ID=29124061

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977144959U Expired JPS5814197Y2 (ja) 1977-10-31 1977-10-31 自動車用ドアチェック装置

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JP (1) JPS5814197Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4313048Y1 (ja) * 1965-09-03 1968-06-04
JPS5341852U (ja) * 1976-09-14 1978-04-11

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4313048Y1 (ja) * 1965-09-03 1968-06-04
JPS5341852U (ja) * 1976-09-14 1978-04-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5471818U (ja) 1979-05-22

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