JP3738419B2 - 車両用開閉体のヒンジ装置、及びこのヒンジ装置を備える開閉装置 - Google Patents

車両用開閉体のヒンジ装置、及びこのヒンジ装置を備える開閉装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バックドア、ガラスハッチまたはトランクリッド等の開閉体を、ヒンジ装置を介して、車体に開閉自在に枢着して成る車両用開閉体のヒンジ装置、及びこのヒンジ装置を備える開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用開閉体のヒンジ装置は、車体に固定される固定ヒンジ部材と、固定ヒンジ部材に左右方向を向くヒンジ軸により枢着されるとともに、車体の開口部を開閉する開閉体に連結される可動ヒンジ部材とから形成されるヒンジ手段と、固定ヒンジ部材と可動ヒンジ部材間に設けられ、可動ヒンジ部材を介して、開閉体を開方向へ付勢するばねを有する付勢手段とを備え、車体に取り付けられた状態で車体とともに塗装されるようになっている。
また、付勢手段をヒンジ手段に組み込まずに、車体開閉体との間に、開閉体を開方向へ付勢するガスステーを設けたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のように、付勢手段を備えたヒンジ装置は、付勢手段がヒンジ手段に予め取り付けられているため、車体の塗装時(乾燥時)の熱の影響により、付勢手段のばねが付勢力の点で悪影響を受けることがあり、また、付勢手段と車体との隙間に塗料を上手く塗布することができず、塗装斑が発生する等の問題がある。
【0004】
また、ガスステーを設けたものにあっては、ガスステーは、取付位置の関係上、開閉体の重量による開モーメントに対して、開閉体を全閉位置から開方向へ移動させる開モーメントが弱いため、開閉体を全閉位置から開扉方向へ十分に移動させることができないという問題がある。
【0005】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、付勢手段が塗装時の熱影響等を受けることがないようにするとともに、付勢手段をヒンジ手段に簡単に組み付けることができるようにし、さらには、バックドアを円滑に開方向へ移動させることができるようにした車両用開閉体のヒンジ装置、及びこのヒンジ装置を備える開閉装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)車体に固定される固定ヒンジ部材と、ヒンジ軸をもって、前記固定ヒンジ部材に枢着されるとともに、車体の開口部を開閉する開閉体に連結される可動ヒンジ部材とを有するヒンジ手段と、前記固定ヒンジ部材と可動ヒンジ部材間に設けられ、前記可動ヒンジ部材を開方向へ付勢する付勢手段とを備える車両用開閉体のヒンジ装置において、前記付勢手段は、前記固定ヒンジ部材の側面に回動不能に固定される支持杆と、該支持杆に巻装されるとともに、一端部が可動ヒンジ部材側に係合し、かつ他端部が前記支持杆側に係合されることにより、前記可動ヒンジ部材を開方向へ付勢するねじりコイルばねとを有する
【0007】
)上記()項において、付勢手段はさらに、ヒンジ手段に取り付けられた状態において、ねじりコイルばねの一端部を、可動ヒンジ部材が全開位置にあるとき、該可動ヒンジ部材側と係合しない位置に仮保持する仮保持部材を有し、該仮保持部材は、前記ねじりコイルばねから取り外されることにより、前記ねじりコイルばねの一端部を前記可動ヒンジ部材側に係合させ得るようにする。
【0008】
)上記()または()項において、付勢手段の支持杆を、ヒンジ手段のヒンジ軸と偏心し、かつ平行をなす位置に固定する。
【0009】
)上記(1)〜()項のいずれかに記載の車両用開閉体のヒンジ装置を備える開閉装置であって、開閉体と車体間に、該開閉体を開方向へ付勢するガスステーを配設し、主に付勢手段の付勢力をもって、開閉体を全閉位置から半開位置まで、また主に前記ガスステーの付勢力をもって、半開位置から全開位置まで、それぞれ移動させるようにする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、図1、図3及び図4における左右方向を車体の「幅方向」とし、図2、図5及び図6における左方を「前方」、右方を「後方」とする。
【0011】
車体(1)後部の開口部上縁(2)には、左右1対のヒンジ装置(3)(3a)を介して、車体(1)後部の開口部(4)を開閉するバックドア(5)と、バックドア(5)に設けた開口部(5a)を開閉するガラスハッチ(6)とが、それぞれ上下方向に開閉自在に枢着されている。
【0012】
車体(1)とバックドア(5)間には、従来のものより小型の左右1対のガスステー(7)が設けられ、このガスステー(7)によって、バックドア(5)は、開方向へ付勢されるとともに、開方向への回動角度が制限されて、図2に実線で示す全閉位置と、想像線で示す全開位置間を移動することができる。ガスステー(7)は、一般的に、取り付け位置の方向性から、バックドア(5)に作用する付勢力が、バックドア(5)の全閉位置から半開位置付近までは、バックドア(5)の重量による閉モーメントに対して、バックドア(5)を移動させる開モーメントが弱く、バックドア(5)の開度が大きくなるにしたがって開モーメントが漸増するようになっている。
【0013】
図1に示すように、左方のヒンジ装置(3)と右方のヒンジ装置(3a)とは、左右対称の構成をなすとともに、左右対称となるように、開口部上縁(2)に配置されている。
【0014】
図3〜図6は、図1の左方のヒンジ装置(3)を示し、図3は、組付け前のヒンジ装置(3)の正面図、図4は、仮組付け時の正面図、図5は、図4におけるV矢視図、図6は、組付け完了後の図5と同様の方向から見た側面図である。なお、以下の説明は、左方のヒンジ装置(3)についてのみとし、右方のヒンジ装置(3a)については省略する。
【0015】
ヒンジ装置(3)は、開口部上縁(2)にバックドア(5)及びガラスハッチ(6)を枢着するヒンジ手段(8)と、ヒンジ手段(8)と別々に形成され、バックドア(5)に開方向への付勢力を付与する付勢手段(9)とを備えている。
【0016】
ヒンジ手段(8)は、車体(1)の開口部上縁(2)に固定される左右方向を向く固定ヒンジ部材(10)と、固定ヒンジ部材(10)に左右方向を向くヒンジ軸(11)により枢着されるとともに、バックドア(5)の上縁部に連結される第1可動ヒンジ部材(12)と、固定ヒンジ部材(10)にヒンジ軸(11)により第1可動ヒンジ部材(12)と同一軸線上に枢着されるとともに、ガラスハッチ(6)の上縁部に連結される第2可動ヒンジ部材(13)とから形成されている。
【0017】
第1可動ヒンジ部材(12)と第2可動ヒンジ部材(13)とは、第1可動ヒンジ部材(12)が、第2可動ヒンジ部材(13)より車体の幅方向の外方(図3において右方)に配置されるように、左右方向に並設されている。
【0018】
固定ヒンジ部材(10)は、下方を向く2本のボルト(14)をもって開口部上縁(2)に固定される水平方向の基部(15)と、基部(15)における車体の幅方向の外方寄りの端部に立設された第1側壁(16)と、同じく内方(図3において左方)寄りの端部に立設された第2側壁(17)と、同じく第1側壁(16)と第2側壁(17)間に立設された第3側壁(18)とにより形成され、第1、2及び第3側壁(16)(17)(18)の各上部に、ヒンジ軸(11)が左右方向に挿通支持されている。
【0019】
第1可動ヒンジ部材(12)は、第1側壁(16)と第3側壁(18)間に、また第2可動ヒンジ部材(13)は、第2側壁(17)と第3側壁(18)間に、それぞれヒンジ軸(11)により枢着されている。
【0020】
付勢手段(9)は、ヒンジ手段(8)を、車体(1)、バックドア(5)及びガラスハッチ(6)にそれぞれ連結した後、ヒンジ手段(8)に取り付けられるとともに、ヒンジ軸(11)と同一方向を向く支持杆(19)と、支持杆(19)に巻装されるねじりコイルばね(20)と、ねじりコイルばね(20)を所定のねじり角度に仮保持する仮保持部材(21)とから形成されている。
【0021】
支持杆(19)は、一端部に形成された角柱の嵌合部(19a)が固定ヒンジ部材(10)の第1側壁(16)におけるヒンジ軸(11)の下方、すなわちヒンジ軸(11)と偏心した位置に設けられた角孔(16a)に回動不能に嵌合され、他端部に前後方向を向く固定レバー(22)が固定されている。
【0022】
ねじりコイルばね(20)は、車体の幅方向の外方寄りの端部に設けられた固定端部(20a)が固定レバー(22)に固着された左右方向を向く固定ピン(22a)に、また同じく内方寄りの端部に設けられた自由端部(20b)が第1可動ヒンジ部材(12)の側片(12a)に枢着された係合ローラ(23)に、それぞれ係合されることにより、第1可動ヒンジ部材(12)を介して、バックドア(5)に開方向への付勢力を付与する。
【0023】
仮保持部材(21)は、左右方向を向くほぼ半円筒状をなし、主に図8に示すように、固定レバー(22)の固定ピン(22a)に下側から係合可能なほぼU字状をなす係合部(21a)と、ねじりコイルばね(20)の自由端部(20b)が係合することにより、自由端部(20b)を所定のねじり角度に仮保持する仮保持部(21b)とを有し、付勢手段(9)をヒンジ手段(8)に取り付けた後、ねじりコイルばね(20)から取り外される。
【0024】
ねじりコイルばね(20)の自由端部(20b)は、負荷が掛かっていないとき、すなわち仮保持部材(21)が取り付けられていない自由状態のときは、図8に想像線で示す自由位置(A)にあり、また自由位置(A)から時計方向へ所定角度ねじって、仮保持部材(21)の仮保持部(21b)に係合させることにより、実線で示す仮保持位置(B)に仮保持されるようになっている。
【0025】
付勢手段(9)は、ヒンジ手段(8)を車体(1)に取り付けた後、後述のようにしてヒンジ手段(8)に取り付けられる。ねじりコイルばね(20)の自由端部(20b)は、仮保持位置(B)にあるとき、図5に示すように、バックドア(5)が全開位置にあるときの第1可動ヒンジ部材(12)の係合ローラ(23)より閉扉方向側に離間した位置に仮保持されるとともに、仮保持部材(21)がねじりコイルばね(20)から取り外されることにより自由になって、係合ローラ(23)に係合するようになっている。
【0026】
第1可動ヒンジ部材(12)の係合ローラ(23)とねじりコイルばね(20)は、バックドア(5)が全閉位置、すなわち第1可動ヒンジ部材(12)が図6に実線で示す全閉位置から、想像線で示す全開位置に向けて回動するにしたがって、係合ローラ(23)がねじりコイルばね(20)の自由端部(20b)の根本付近から自由端側に係合しつつ移動するような位置に、それぞれ配設されている。これにより、ねじりコイルばね(20)のバックドア(5)に作用する付勢力は、バックドア(5)が全閉位置から全開位置に移動するにしたがって漸減するようになる。
【0027】
次に、本発明における上記実施形態の組付け要領及び作用を、図面を参照して説明する。
ヒンジ手段(8)は、付勢手段(9)を取り付けていない状態で車体(1)の開口部上縁(2)に取り付けられ、この状態で、車体(1)とともに塗装される。塗装後、バックドア(5)及びガラスハッチ(6)を、ヒンジ手段(8)の第1及び第2可動ヒンジ部材(12)(13)に、それぞれ連結して開口部上縁(2)に枢着するとともに、車体(1)とバックドア(5)間に左右のガスステー(7)を取り付ける。
【0028】
次に、バックドア(5)を全開位置とした状態で、付勢手段(9)の支持杆(19)の嵌合部(19a)を、車幅方向の外方から固定ヒンジ部材(10)の角孔(16a)に嵌合して、抜け止めワッシャ(24)をもって抜け止めすることにより、付勢手段(9)はヒンジ手段(8)に取り付けられる。
【0029】
このとき、付勢手段(8)におけるねじりコイルばね(20)の自由端部(20b)は、図5に示すように、仮保持部材(21)の仮保持部(21b)に係合して仮保持位置(B)に仮保持されているため、バックドア(5)が全開位置にあるときの係合ローラ(23)より閉扉方向側に位置して、係合ローラ(23)に係合することがない。したがって、付勢手段(9)をヒンジ手段(8)に取り付けるとき、ねじりコイルばね(20)の自由端部(20b)を付勢力に抗してねじることなく、簡単にヒンジ手段(8)に取り付けることができる。
【0030】
付勢手段(9)をヒンジ手段(8)に取り付けた後、バックドア(5)を全開位置から閉扉方向へ所定量移動させ、第1可動ヒンジ(12)の係合ローラ(23)をねじりコイルばね(20)の自由端部(20b)に係合させる。これにより、ねじりコイルばね(20)の自由端部(20b)は、時計方向へ所定量ねじられ、仮保持部材(21)の仮保持部(21b)から離間する。この結果、ねじりコイルばね(20)と仮保持部材(21)との係合関係が解除され、仮保持部材(21)を、ねじりコイルばね(20)から簡単に取り外すことができる。仮保持部材(21)を取り外すと、ねじりコイルばね(20)の自由端部(20b)は、自由になって係合ローラ(23)と係合し、バックドア(5)に全開方向への付勢力を付与することができる。
【0031】
バックドア(5)は、バックドア(5)に設けられたロック装置(図示略)が解除されることにより、ガスステー(7)及び付勢手段(9)の付勢力をもって、全閉位置から全開位置へ移動させられる。このとき、バックドア(5)の全閉位置からほぼ半開き位置までは、付勢手段(9)のねじりコイルばね(20)の付勢力が作用し、またバックドア(5)の半開き位置から全開位置までは、ガスステー(7)の付勢力が作用して、バックドア(5)は全開位置に移動させられる。これにより、大きなガスステー(7)を使用することなく、バックドア(5)を全閉位置から開扉方向へ移動させることができ、円滑に開扉操作することができる。
【0032】
また、バックドア(5)が全開位置にあるとき、従来のように大きなガスステー(7)が露出することがないので、見栄えが良好で、かつ車体(1)の開口部(4)の開口スペースを狭めることがない。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(a)請求項記載の発明によると、付勢手段を、車体の塗装後にヒンジ手段に取り付けることが可能となり、付勢手段が車体塗装時の熱等による悪影響を受けることがない。また、車体塗装時に塗装斑が発生するのを防止することができる。
【0034】
(b)請求項記載の発明によると、ねじりコイルばねを付勢力に抗してねじることなく、付勢手段を簡単にヒンジ手段に取り付けることができる。
【0035】
(c)請求項記載の発明によると、開閉体に作用する付勢力を、開閉体の開度によって変化するので、開閉体の開扉操作を良好なものとすることができる。
【0036】
(d)請求項記載の発明によると、開閉体を開方向へ付勢する付勢手段とガスステーとを設けたことにより、大きなガスステーを使用することなく、開閉体を全閉位置から開扉方向に確実に移動させることができる。また、ガスステーを小さなものとすることができるので、開閉体が全開位置にあるときの見栄えが良好となり、開口部の開口スペースが狭められるようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における一実施形態を適用した車両の概略後面図である。
【図2】 同じく、車両後部の概略側面図である。
【図3】 同じく、付勢手段の取り付け前におけるヒンジ装置の車両前方から見た正面図である。
【図4】 同じく、付勢手段の取り付け後におけるヒンジ装置の車両前方から見た正面図である。
【図5】 図4におけるV矢示方向から見た側面図である。
【図6】 組付け完了時における図5と同様の方向から見た側面図である。
【図7】 付勢手段の車両前方から見た正面図である。
【図8】 図7におけるVIII−VIII線に沿う縦断面図である。
【図9】 図8におけるIX−IX線に沿う縦断面図である。
【符号の説明】
(1)車体
(2)開口部上縁
(3)(3a)ヒンジ装置
(4)開口部
(5)バックドア(開閉体)
(5a)開口部
(6)ガラスハッチ(開閉体)
(7)ガスステー
(8)ヒンジ手段
(9)付勢手段
(10)固定ヒンジ部材
(11)ヒンジ軸
(12)第1可動ヒンジ部材(可動ヒンジ部材)
(12a)側片
(13)第2可動ヒンジ部材(可動ヒンジ部材)
(14)ボルト
(15)基部
(16)第1側壁
(16a)角孔
(17)第2側壁
(18)第3側壁
(19)支持杆
(19a)嵌合部
(20)ねじりコイルばね
(20a)固定端部
(20b)自由端部
(21)仮保持部材
(21a)係合部
(21b)仮保持部
(22)固定レバー
(22a)固定ピン
(23)係合ローラ
(24)抜け止めワッシャ

Claims (4)

  1. 車体に固定される固定ヒンジ部材と、ヒンジ軸をもって、前記固定ヒンジ部材に枢着されるとともに、車体の開口部を開閉する開閉体に連結される可動ヒンジ部材とを有するヒンジ手段と、前記固定ヒンジ部材と前記可動ヒンジ部材間に設けられ、前記可動ヒンジ部材を開方向へ付勢する付勢手段とを備える車両用開閉体のヒンジ装置において、
    前記付勢手段は、前記固定ヒンジ部材の側面に回動不能に固定される支持杆と、該支持杆に巻装されるとともに、一端部が可動ヒンジ部材側に係合し、かつ他端部が前記支持杆側に係合されることにより、前記可動ヒンジ部材を開方向へ付勢するねじりコイルばねとを有することを特徴とする車両用開閉体のヒンジ装置。
  2. 付勢手段はさらに、ヒンジ手段に取り付けられた状態において、ねじりコイルばねの一端部を、可動ヒンジ部材が全開位置にあるとき、該可動ヒンジ部材側と係合しない位置に仮保持する仮保持部材を有し、該仮保持部材は、前記ねじりコイルばねから取り外されることにより、前記ねじりコイルばねの一端部を前記可動ヒンジ部材側に係合させ得るようにした請求項記載の車両用開閉体のヒンジ装置。
  3. 付勢手段の支持杆を、ヒンジ手段のヒンジ軸と偏心し、かつ平行をなす位置に固定した請求項または記載の車両用開閉体のヒンジ装置。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載の車両用開閉体のヒンジ装置を備える開閉装置であって、開閉体と車体間に、該開閉体を開方向へ付勢するガスステーを配設し、主に付勢手段の付勢力をもって、開閉体を全閉位置から半開位置まで、また主に前記ガスステーの付勢力をもって、半開位置から全開位置まで、それぞれ移動させるようにしたことを特徴とする車両用開閉体の開閉装置。
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