JPS5814097B2 - デンキカイヘイキ - Google Patents

デンキカイヘイキ

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Publication number
JPS5814097B2
JPS5814097B2 JP50057327A JP5732775A JPS5814097B2 JP S5814097 B2 JPS5814097 B2 JP S5814097B2 JP 50057327 A JP50057327 A JP 50057327A JP 5732775 A JP5732775 A JP 5732775A JP S5814097 B2 JPS5814097 B2 JP S5814097B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photothyristor
light
main
auxiliary
turned
Prior art date
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Expired
Application number
JP50057327A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51133773A (en
Inventor
菅原良孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS51133773A publication Critical patent/JPS51133773A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気開閉器に係わり、特に光制御可能な電気開
閉器に関する。
従来の電気制御方式の電気開閉器としては半導体開閉器
があり、代表的なものとしてゲートターンオフサイリス
ク(以下GTOサイリスタと略称する)がある。
GTOサイリスタは逆阻止3端子サイリスタであり、ゲ
ート信号によりターンオン,ターンオフの両動作ができ
る。
すなわちある極性のゲート信号でオンさせ、オンの場合
とは逆極性をもつゲート信号を与えることによりターン
オフできる。
その上自己保持特性もあるので特に直流電気開閉器とし
て使う場合、通常の逆阻止サイリスタを使う場合に必要
な転流回路が不用になり、その上、トランジスタに比べ
駆動電力が小さくてすむという利点がある。
しかし従来の電気制御方式のGTOサイリスクには以下
の欠点がある。
■ ゲート制御回路部と主回路部の間の絶縁ができない
ため主回路部から制御回路部へ悪影響を及ぼし誤動作し
易い。
■ ターンオンの場合とターンオフの場合のゲート信号
の極性が異なるためゲート回路部が複雑になる。
また、光制御方式の電気開閉器としてはホトトランジス
タ、ホトサイリスタ等がある。
前者は光の照射によりターンオンし、照射停止によりタ
ーンオフするが、自己保持機能をもたない欠点があり、
後者は光照射によりターンオンし、自己保持機能をもつ
が、光照射停止によるターンオフはできない欠点がある
本発明は前記の欠点をすべて除去した電気開閉器を提供
するものであり、その第1の目的は、自己保持機能をも
ち、かつ光照射によってターンオフができる電気開閉器
を提供することである。
本発明の他の目的は、自己保持機能をもち、かつ光照射
によってターンオン・ターンオフの両動作ができる電気
開閉器を提供することである。
以下図面を参照して本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す。
主開閉器を構成する制御電極はPNPN素子からなる逆
阻止主ホトサイリスタ1は、負荷2および電源3と直列
に接続され、主ホトサイリスタ1の制御電極とカソード
間には抵抗4が接続される。
さらに補助ホトサイリスタ5が前記抵抗4およびバイア
ス電源6と直列に接続され、補助ホトサイリスタ5の制
御電極とカソード間には抵抗7が接続される。
8,9はそれぞれ主および補助ホトサイリスタに照射さ
れる光である。
ここで、抵抗4の値は主ホトサイリスタ1の光感度を上
げるためには大きい方がよいが、dv/dt耐量を犬と
するためには小さい方がよく、また補助ホトサイリスタ
5が所定のバイアス電源電圧でターンオンするためには
余り大きくてはならず、さらに補助ホトサイリスタがオ
ンとなったときに主ホトサイリスタ1をターンオフする
ためには小さすぎてはならない等の諸条件を考慮するほ
か、照射光の強度、バイアス電圧値、各ホトサイリスタ
の特性等も考慮して適当な値に選ばれる。
抵抗7は補助ホトサイリスタ5のdv/dt耐量を大と
して誤動作を防止する作用をするが、補助ホトサイリス
タ5のdv/dt耐量が大きいときは必ずしも必要では
ない。
主ホトサイリスタ1および補助ホトサイリスタ5がそれ
ぞれ電源3,6によって順バイアスされて、未だターン
オンされていない状態では、バイアス電源6の電圧はほ
とんど補助ホトサイリスタ5の両端にかかつている。
主ホトサイリスタ1に光8が照射されるとこれがオンと
なり負荷2に電流が流れる。
光8の照射を停止しても主ホトサイリスタ1の自己保持
特性によって負荷電流は流れつづける。
補助ホトサイリスタ5に光9を照射するとこれがオンと
なり、バイアス電源6の電圧の大部分は抵抗4の両端に
かかるようになる。
この電圧が主ホトサイリスタ1のnエミツタとpゲート
間の接合を逆バイアスするので主ホトサイリスタ1はタ
ーンオフされる。
以上のように、本実施例では光照射によって主ホトサイ
リスタ1のターンオン・ターンオフ両動作が可能となる
この実施例では、前述のように補助ホトサイリスタ5を
ターンオンした後光9の照射を停止しても補助ホトサイ
リスタ5は点弧しつづけるために、主ホトサイリスタ1
に再び光8を照射しても再点弧せず、結局ターンオン、
オフ動作は単発で終ってしまう。
しかし抵抗4の値をある範囲の大きさにすると補助ホト
サイリスタ5に光9を照射している間だけ補助ホトサイ
リスタ5に保持電流以上の電流が流れ、光照射を停止し
た場合には保持電流以下になりこれを消弧するようにで
きる。
すなわち光9の照射・停止により補助ホトサイリスタ5
をオン・オフできるため、光8により主ホトサイリスタ
1がオンー光8の照射停止一光9により補助ホトサイリ
スタ5がオンー主ホトサイリスタ1がオフー光9の照射
停止一補助ホトサイリスタ5がオフー光8により主ホト
サイリスタ1がオンといった動作を繰り返すことができ
る。
補助ホトサイリスタ5としてスイッチング電流が小さく
保持電流が大きい素子を用いると主ホトサイリスタ1を
流れる電流が十分大きくても制御できる。
以上では両電源3,6が直流の場合について述べたが、
電源3,6として互に極性の異なる半波もしくは全波整
流された順バイアス電圧を供給する場合や、互に位相が
πだけずれた交流電圧を供給する場合でも、照射光8,
9を所定の位相をもつパルス光とすることにより全く問
題なく光でもってターン・オフ動作ができる。
電源6がパルス電圧を供給する場合もパルス光8,9と
の位相関係を所定の関係にすることにより全く問題なく
ターンオン・ターンオフ動作ができる。
これらの動作方式としては公知の電気制御半導体装置の
駆動技術をそのままもしくは若干の変更を加えるだけで
適用できることは、その方面の専門家には自明のことで
ある。
第2図は本発明の第2の実施例を示す。
第1図と比較すれば明らかなように、第1図の補助ホト
サイリスタ5の代りに、この実施例ではホトダーリント
ントランジスタ10を用いた点が異なるだけで、他の構
成は同じである。
その動作もほぼ同じであるが、ホトダーリントントラン
ジスタ10は照射光9によるクーンオン後の自己保持機
能がなく、光9が照射されているときだけオンになるか
ら、第1図に関して前に述べたオン・オフの繰返し動作
が極めて簡単にできる特長がある。
第3図は本発明の第3の実施例であり、実施例1におけ
る光8および9の照射装置として発光半導体素子11お
よび12を用いた光結合半導体電気開閉器である。
すなわち主発光半導体素子11と主ホトサイリスタ1お
よび補助発光半導体素子12と補助ホトサイリスタ5と
はそれぞれ光結合半導体装置(通称ホトカプラー)13
,14を構成している。
15〜17は発光半導体素子を制御するための電源の端
子である。
その動作は第1実施例の場合と同様である。
以上に述べた本発明の電気開閉器は実質的に電気制御方
式のGTOに対応する光結合電気開閉器であり、従来の
GTOおよび光制御電気開閉器がもつ前述の欠点を克服
したものである。
すなわち、制御用の発光装置と電気開閉半導体装置は光
によって結合され、電気的には完全に絶縁されているの
で、主回路から制御回路へ電気的悪影響を与えることが
ない。
また、光8,9の照射は同極性の信号で制御可能である
すなわち、例えば”第3図で″発光半導体素子11を発
光させて主ホトサイリスタ1をターンオンさせる場合お
よび発光半導体素子12を発光させて補助ホトサイリス
タ5をターンオンさせ、これによって主ホトサイリスタ
1をターンオフさせる場合のいずれにおいても、同極性
の信号で制御ができるので、制御回路部の構成が簡単に
なる。
なお、以上において説明した主ホトサイリスタ1の代り
に電気信号によってターンオンされるサイリスクを用い
てもよく、また抵抗4も一般的にはインピーダンスであ
ることができる。
また実施例1,2において光を照射する手段は太陽光で
あってもよい。
さらに、主ホトサイリスタと補助ホトサイリスタは1個
ずつが対になる必要はなく、一例を第6図、第7図に示
したようにそれぞれを1個または複数個並列状に接続し
ておき、何れか1個または複数個の補助ホトサイリスタ
のターンオンによってすべての主ホトサイリスタをター
ンオフとすることができることも、当業者にとっては自
明であろう。
つぎに第4図および第5図はそれぞれ、第1図および第
3図に示した本発明実施例を半導体装置として集積し一
体化した固体電気開閉器である。
第4図において主ホトサイリスタ1は半導体基体18の
左端にnpnp素子として形成され、電極19.20お
よび制御電極21が設けられる。
補助ホトサイリスタ5は半導体基体18の右端に同様に
PNPN素子として形成され、電極22.23が設けら
れる(抵抗7は省略)。
抵抗4はここでは両ホトサイリスタ1およぴ5の間にP
層として形成され、それぞれの領域間に所要の結線がな
されている。
なお抵抗7は省略してある。第5図においては、第4図
に示した半導体固体開閉器上にさらにSs02膜24お
よびガラス板25を介して、それぞれ主発光半導体素子
11および補助発光半導体素子12を対向して積層して
いる。
このように、本発明の電気開閉器は半導体集積回路とし
て構成することが極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はそれぞれ本発明の実施例を示す回
路図、第4図は第1図の装置を集積化した一例を示す断
面図、第5図は第3図の装置を集積化した一例を示す断
面図、第6図及び第7図は本発明の他の実施例を示す回
路図である。 1……主ホトサイリスク、4……ゲート抵抗、5……補
助ホトサイリスク、8,9……光、11,12……発光
半導体素子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 光トリガー信号によってターンオンし、夕一ンオフ
    用ゲート電極を具備する少なくとも1個の主サイリスク
    と、光トリガー信号によってターンオンする少なくとも
    1個の補助開閉装置と、前記補助開閉装置に直列接続さ
    れたインピーダンス素子と、前記補助開閉装置がターン
    オンした際に前記インピーダンスの両端に表われる電圧
    を前記主サイリスクのターンオフ用ゲート電極を付与す
    る手段とを備え、これによって前記補助開閉装置がター
    ンオンされるとき前記主サイリスタがターンオフされる
    ことを特徴とする電気開閉器。
JP50057327A 1975-05-16 1975-05-16 デンキカイヘイキ Expired JPS5814097B2 (ja)

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JP50057327A JPS5814097B2 (ja) 1975-05-16 1975-05-16 デンキカイヘイキ

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JP50057327A JPS5814097B2 (ja) 1975-05-16 1975-05-16 デンキカイヘイキ

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JPS51133773A JPS51133773A (en) 1976-11-19
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JPS61137365A (ja) * 1984-12-08 1986-06-25 Semiconductor Res Found 光トリガ・光クエンチ静電誘導サイリスタ
JPH0752768B2 (ja) * 1984-12-21 1995-06-05 財団法人半導体研究振興会 光トリガ・光クエンチ・ゲ−ト・タ−ン・オフ・サイリスタ

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