JPS5813673Y2 - スピ−カ - Google Patents
スピ−カInfo
- Publication number
- JPS5813673Y2 JPS5813673Y2 JP1978172297U JP17229778U JPS5813673Y2 JP S5813673 Y2 JPS5813673 Y2 JP S5813673Y2 JP 1978172297 U JP1978172297 U JP 1978172297U JP 17229778 U JP17229778 U JP 17229778U JP S5813673 Y2 JPS5813673 Y2 JP S5813673Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- iron
- pole piece
- plate
- voice coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスピーカ、特に磁気回路を構成する部材の改良
に関するものである。
に関するものである。
従来のスピーカの磁気回路は、ボイスコイルの近傍に磁
性体として軟鉄等をポールピース、プレートとして使用
して℃・た。
性体として軟鉄等をポールピース、プレートとして使用
して℃・た。
そしてボイスコイルに音声電流が流れ、この電流により
交流磁束が発生し、これがポールピース、プレートに入
り込んで材料の持つ非直線性の磁化特性によって音圧ひ
ずみとなってＬ・た。
交流磁束が発生し、これがポールピース、プレートに入
り込んで材料の持つ非直線性の磁化特性によって音圧ひ
ずみとなってＬ・た。
このひずみを取除くのにポールピース、またはプレート
もしくは両方に固有抵抗の高（・金属、例えば５ｉ−Ｆ
ｅ（シリコン鉄）ヲ用Ｌ・ることによりボイスコイルか
ら発生する交流磁束がプレート、ポールピースを通る時
に生ずるうず電流を減少させて目的を達成させることが
知れて（゛る。
もしくは両方に固有抵抗の高（・金属、例えば５ｉ−Ｆ
ｅ（シリコン鉄）ヲ用Ｌ・ることによりボイスコイルか
ら発生する交流磁束がプレート、ポールピースを通る時
に生ずるうず電流を減少させて目的を達成させることが
知れて（゛る。
しかしながらプレート、ポールピース全ての材料を５ｉ
−Ｆｅで形成すると透磁率μ５ｉ−Ｆｅが鉄のみとした
場合の値より低下して磁気回路とした場合に磁束密度が
低下するとＬ・つた欠点がある。
−Ｆｅで形成すると透磁率μ５ｉ−Ｆｅが鉄のみとした
場合の値より低下して磁気回路とした場合に磁束密度が
低下するとＬ・つた欠点がある。
そこで第１図のようにリング状の５ｉ−Ｆｅ部材４．５
を鉄で作られたプレート１、ポールピース３に接着して
このような欠点を補うことが出来るが、５ｉ−Ｆｅ部材
４，５を製造するための加工費、ポールピース３をリン
グ部材４が取付くようにするための加工費、部材の接着
するための手間を考えると非常にコストの高（・ものと
なってしまう欠点がある。
を鉄で作られたプレート１、ポールピース３に接着して
このような欠点を補うことが出来るが、５ｉ−Ｆｅ部材
４，５を製造するための加工費、ポールピース３をリン
グ部材４が取付くようにするための加工費、部材の接着
するための手間を考えると非常にコストの高（・ものと
なってしまう欠点がある。
本考案は以上のような欠点を除去するために考案された
もので製造工程が激減するとともに製造コストも安価で
優れたひずみ低減効果を約束するものである。
もので製造工程が激減するとともに製造コストも安価で
優れたひずみ低減効果を約束するものである。
以下図示実施例につ（・て説明する。第２図はシリコン
Ｓｉの含有量と固有抵抗の関係を示したものでシリコン
Ｓｉを３多程度含有させるとその固有抵抗値は純鉄に比
べて約４倍程度の値をとることが出来る。
Ｓｉの含有量と固有抵抗の関係を示したものでシリコン
Ｓｉを３多程度含有させるとその固有抵抗値は純鉄に比
べて約４倍程度の値をとることが出来る。
そしてこの固有抵抗の増加はうず電流の流れを抑止して
ひずみの発生を防ぐことが出来る。
ひずみの発生を防ぐことが出来る。
このことからシリコンＳｉの含有量は多Ｌ・方が効果的
となるが、シリコンＳｉが多くなると材料がもろくなり
加工が困難で機械的強度も低下する。
となるが、シリコンＳｉが多くなると材料がもろくなり
加工が困難で機械的強度も低下する。
そして実用の５ｉ−Ｆｅでは一般にシリコンＳｉ含有量
は５係を越えなし・。
は５係を越えなし・。
第３図は本考案による磁気回路でプレート１とポールピ
ース３は粉末冶金製法で作られておりボイスコイル近傍
部分のみを５ｉ−Ｆｅとなるようにパウダーを配合し他
の部分を鉄Ｆｅのみとして（・る。
ース３は粉末冶金製法で作られておりボイスコイル近傍
部分のみを５ｉ−Ｆｅとなるようにパウダーを配合し他
の部分を鉄Ｆｅのみとして（・る。
このようにすることにより第１図に示した従来の方法に
くらべ５ｉ−Ｆｅ部材４，５を接着する手間を省略する
ことが出来るほか、従来では材料的もろさが出る故に不
可能であったシリコンＳｉ含有量を多くした、特性に優
れた５ｉ−Ｆｅを一体で作ることが可能となる。
くらべ５ｉ−Ｆｅ部材４，５を接着する手間を省略する
ことが出来るほか、従来では材料的もろさが出る故に不
可能であったシリコンＳｉ含有量を多くした、特性に優
れた５ｉ−Ｆｅを一体で作ることが可能となる。
そしてプレート１、ボールピース３全体を５ｉ−Ｆｅで
作る場合の欠点である全体の透磁率の低下も避けられる
。
作る場合の欠点である全体の透磁率の低下も避けられる
。
以上のように本考案は粉末冶金製造法を用Ｌ・ることに
より安価にして性能の安定したスピーカを提供すること
が出来る。
より安価にして性能の安定したスピーカを提供すること
が出来る。
第１図は従来のスピーカを示す断面図、第２図は特性図
、第３図は本考案の一実施例を示す断面図である。 図にお（・て、１はプレート、２はマグネフト、３はポ
ールピース、４，５は磁性部材。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
、第３図は本考案の一実施例を示す断面図である。 図にお（・て、１はプレート、２はマグネフト、３はポ
ールピース、４，５は磁性部材。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 磁気回路を構成するポールピース及びプレートを粉末冶
金製法により製造し、ボイスコイル近傍付近の材料のみ
を５ｉ−Ｆｅ合金、残りの部分を鉄としてなるスピーカ
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978172297U JPS5813673Y2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | スピ−カ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978172297U JPS5813673Y2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | スピ−カ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5588595U JPS5588595U (ja) | 1980-06-18 |
| JPS5813673Y2 true JPS5813673Y2 (ja) | 1983-03-16 |
Family
ID=29176965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978172297U Expired JPS5813673Y2 (ja) | 1978-12-15 | 1978-12-15 | スピ−カ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5813673Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022138013A (ja) * | 2021-03-09 | 2022-09-22 | ヤマハ株式会社 | 音響変換器用磁気回路 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4984224A (ja) * | 1972-12-14 | 1974-08-13 | ||
| JPS51138431A (en) * | 1975-05-26 | 1976-11-30 | Mitsubishi Electric Corp | Speaker |
-
1978
- 1978-12-15 JP JP1978172297U patent/JPS5813673Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4984224A (ja) * | 1972-12-14 | 1974-08-13 | ||
| JPS51138431A (en) * | 1975-05-26 | 1976-11-30 | Mitsubishi Electric Corp | Speaker |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5588595U (ja) | 1980-06-18 |
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