JPS5826979Y2 - 放射状異方性磁石の成形機の構造 - Google Patents
放射状異方性磁石の成形機の構造Info
- Publication number
- JPS5826979Y2 JPS5826979Y2 JP11866979U JP11866979U JPS5826979Y2 JP S5826979 Y2 JPS5826979 Y2 JP S5826979Y2 JP 11866979 U JP11866979 U JP 11866979U JP 11866979 U JP11866979 U JP 11866979U JP S5826979 Y2 JPS5826979 Y2 JP S5826979Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- anisotropic magnet
- core
- forming machine
- radially
- Prior art date
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- Expired
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- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は放射状異方性磁石の成形機の構造に関する。
最近の科学技術の進歩、とくに電子工業の驚異的な発展
は、ますます小型、高性能で、複雑な磁極を有する永久
磁石の必要性を増大させている。
は、ますます小型、高性能で、複雑な磁極を有する永久
磁石の必要性を増大させている。
特に第1図のような放射状に磁化を持つ穴付円筒磁石の
要求は、各磁石ユーザーから多くでていた。
要求は、各磁石ユーザーから多くでていた。
従来の放射状異方性磁石成形機は、第2図のような構造
である。
である。
これは、コイル3に通電することにより、高透磁率材料
の丸棒コアー1を飽和磁束密度付近まで磁化させ、磁気
回路4に矢印ρような磁束を発生させたものである。
の丸棒コアー1を飽和磁束密度付近まで磁化させ、磁気
回路4に矢印ρような磁束を発生させたものである。
そしてA部においてコアー1から外周の純鉄製磁気回路
4に向けて放射状の磁束を発生させて、磁性粉末5を放
射状に配向させ、超硬型6内にて、非磁性のパイプ状上
下パンチ2,2′で圧粉成形するものである。
4に向けて放射状の磁束を発生させて、磁性粉末5を放
射状に配向させ、超硬型6内にて、非磁性のパイプ状上
下パンチ2,2′で圧粉成形するものである。
この成形機において、成形部分に大量の磁束を発生させ
るためには、コアー1を飽和磁束密度付近まで磁化させ
る必要がある。
るためには、コアー1を飽和磁束密度付近まで磁化させ
る必要がある。
そのため次のような欠点が生じていた。
(1)コアー1を飽和させるために非常に大きな起磁力
が要求され、コイル3が粗大になる。
が要求され、コイル3が粗大になる。
(2)コアー1と磁気回路4の間B、B’部に非磁性パ
ンチ2,2′が入るため、磁気抵抗が増加する。
ンチ2,2′が入るため、磁気抵抗が増加する。
本考案はかかる欠点を除去したもので、コアー1を飽和
させるための起磁力を減少させ、コアー1と磁気回路4
の間に生じる磁気抵抗を小さくしたものである。
させるための起磁力を減少させ、コアー1と磁気回路4
の間に生じる磁気抵抗を小さくしたものである。
すなわち第3図のように、上下パンチを非磁性部7と高
透磁率部8の接合体にすることにより、第4図の矢印の
ように磁束を流しコアー1の飽和部長さlを短かくシ、
又、コアー1と磁気回路4の非磁性空間B、B’を除去
し、磁気抵抗を低下させ、コイル3の巻数を大巾に減少
させたものである。
透磁率部8の接合体にすることにより、第4図の矢印の
ように磁束を流しコアー1の飽和部長さlを短かくシ、
又、コアー1と磁気回路4の非磁性空間B、B’を除去
し、磁気抵抗を低下させ、コイル3の巻数を大巾に減少
させたものである。
以下実施例に基づいて本考案を詳しく説明する。
第2図の従来の成形機を用いて、外径IQmm、穴径5
mmの放射状異方性磁石を成形するために、コアー1に
は鉄:コバル) =1 : 1の高透磁率材料を、磁気
回転4には純鉄を用いたが、コアー1を98%以上の飽
和にするために、コイル3の巻数は、30Aの電流を流
す時、片側約600ターン必要であった。
mmの放射状異方性磁石を成形するために、コアー1に
は鉄:コバル) =1 : 1の高透磁率材料を、磁気
回転4には純鉄を用いたが、コアー1を98%以上の飽
和にするために、コイル3の巻数は、30Aの電流を流
す時、片側約600ターン必要であった。
これに対し第4図のように、非磁性材7としてステライ
トを、高透磁率材8として鉄:コバル) −1: 1の
コアー1と同一材料を接合した本考案の上下パンチを用
いた場合、コアー1を98%以上の飽和にするために必
要なコイル3の巻数は30Aの電流を流す時、片側約3
00ターンとなった。
トを、高透磁率材8として鉄:コバル) −1: 1の
コアー1と同一材料を接合した本考案の上下パンチを用
いた場合、コアー1を98%以上の飽和にするために必
要なコイル3の巻数は30Aの電流を流す時、片側約3
00ターンとなった。
又、コアー1と磁気回路4間も、非磁性材料から高透磁
率材料になったため、この間の磁気抵抗が激減した。
率材料になったため、この間の磁気抵抗が激減した。
以上のように本考案は従来の成形機に要した起磁力を大
巾に低減したものであり、これによりコイルの巻数が低
減し、成形機の小型化に非常な効果を得たものである。
巾に低減したものであり、これによりコイルの巻数が低
減し、成形機の小型化に非常な効果を得たものである。
尚本考案のパンチの材質は、非磁性材7として超硬、ス
テライト、ステンレス、ベリリウム銅等又、高等磁率材
料としては、鉄、ニッケル、コバルトの内、1種又は2
種以上の飽和磁束密度5000 G以上の合金材が有効
である。
テライト、ステンレス、ベリリウム銅等又、高等磁率材
料としては、鉄、ニッケル、コバルトの内、1種又は2
種以上の飽和磁束密度5000 G以上の合金材が有効
である。
第1図は放射状に磁化を持つ穴付円筒磁石の説明図。
第2図は従来の放射状異方性磁石成形機の断面図。
1はコアー、2及び2′は上下パンチ、3はコイル、4
は磁気回路、5は磁性粉末、6は超硬型、第3図は本考
案による非磁性材と高透磁率材を接合したパンチの断面
図。 7は非磁性材、8は高透磁率材、第4図は本考案による
放射状異方性磁石成形機の断面図。
は磁気回路、5は磁性粉末、6は超硬型、第3図は本考
案による非磁性材と高透磁率材を接合したパンチの断面
図。 7は非磁性材、8は高透磁率材、第4図は本考案による
放射状異方性磁石成形機の断面図。
Claims (1)
- 高透磁率材料のコアーから外周へ放射状に磁束を発生さ
せて、磁性粉末を放射状に配向させた後上下パンチにて
圧粉成形をする放射状異方性磁石の成形機において、上
下パンチが、非磁性部7と高透磁率材料8(飽和磁束密
度5000 G以上)を接合したものであることを特徴
とする放射状異方性磁石の成形機の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11866979U JPS5826979Y2 (ja) | 1979-08-29 | 1979-08-29 | 放射状異方性磁石の成形機の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11866979U JPS5826979Y2 (ja) | 1979-08-29 | 1979-08-29 | 放射状異方性磁石の成形機の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5639426U JPS5639426U (ja) | 1981-04-13 |
JPS5826979Y2 true JPS5826979Y2 (ja) | 1983-06-11 |
Family
ID=29350882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11866979U Expired JPS5826979Y2 (ja) | 1979-08-29 | 1979-08-29 | 放射状異方性磁石の成形機の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826979Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-29 JP JP11866979U patent/JPS5826979Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5639426U (ja) | 1981-04-13 |
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