JPS62196057A - 永久磁石型モ−タ - Google Patents

永久磁石型モ−タ

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JPS62196057A
JPS62196057A JP61038830A JP3883086A JPS62196057A JP S62196057 A JPS62196057 A JP S62196057A JP 61038830 A JP61038830 A JP 61038830A JP 3883086 A JP3883086 A JP 3883086A JP S62196057 A JPS62196057 A JP S62196057A
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magnet
resin
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resin magnet
rare earth
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Fumitoshi Yamashita
文敏 山下
Masami Wada
正美 和田
Shuichi Kitayama
北山 修一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコンピュータ周辺機、プリンタなどの制御用、
駆動用として幅広く使用され、小型軽量化を中心に技術
革新が活発な、所謂水入磁石回転子型、或は永久磁石界
磁型のパルスモータや直流モータに関し、更に詳しくは
少な(とも2種以上多極着磁せしめた小型の永久磁石型
モータの筒状磁石に関するものである。
従来の技術 希土類コバルト焼結磁石は、筒状に形成し、該形状の半
径方向に磁気異方化させることが極めて難しい。その主
な理由は焼結過程において異方性に基づ(膨張率の差が
生じるためであり、該膨張率の差は磁気異方化の程度や
形状にも影響されるが、従来に於いては等方性にて筒状
に対応してきた。このため本来ならば最大エネルギー1
20〜30 M G Oeも発生する磁気性能も筒状半
径方向では5MGOe程度に低下してしまう。更に当該
磁石を高度な寸法精度を要する永久磁石型モータに塔載
するには焼結後に研削加工が必要で製品の歩留りが悪(
、SmやCoを主成分とすることも加えて、経済性にお
いて性能とのバランスに乏しい。また、焼結晶は一般に
機械的に脆弱であるため、その一部が永久磁石型モータ
のロータとステータとの空隙や摺動部位に飛散・付着し
てモータとしての機能維持や信頼性の確保に重大な影響
を及ぼす恐れがある。
一方、希土類コバルト樹脂磁石の場合には、マトリクス
である樹脂が半径方向へ磁気異方化された希土類コバル
トの膨張率の差を吸収できるため、半径方向へ磁気異方
化した筒状磁石が得られる。
近年射出成形タイプの希土類コバルト樹脂磁石をアキシ
ャル方向へ磁気異方化すれば最大エネルギー積8〜10
 M G Oe程度のものが容易に得られることが知ら
れている。しかも焼結量に比べて密度が概ね30%軽減
され、且つ高度な寸法精度が確保され、機械的に脆弱な
点が改善されるため、半径方向へ磁気異方化した筒状希
土類コバルト樹脂磁石は、筒状永久磁石型モータの、該
磁石としては焼結量に比べて、より好ましいものである
ことは明白である。
次に、上記筒状希土類コバルト樹脂磁石の半径方向磁気
異方化手段に関する従来技術を説明する。
筒状キャビティの半径方向への磁界発生手段として、例
えば、特開昭57−170501公報に記載されている
ように、筒状キャビティを取り囲んで磁性体ヨークと非
磁性体ヨークとを交互に組み合わせ、且つ外側に磁化コ
イルを配置した金型を用いるか或は該キャビティの外周
に磁化コイルを埋設した金型を用いる方法がある。かが
る方法は筒状キャビティ内に所定の強さの磁界を発生さ
せるため、高電圧低電流型の電源を用い、且つ起磁力を
大とすることが行われている。
発明が解決しようとする問題点 しかし金型の外周からヨークにより磁化コイルで励磁し
た磁束をキャビティ内に有効に集束させるため、磁路長
を長(せざるを得す、特に小型の筒状永久磁石モータの
、該磁石の場合には起磁力のかなりが漏洩磁束として消
費されてしまうため半径方向へ十分な磁気異方化するこ
とが困難な場合がある。
すなわち、上記のような高度な磁気性能と寸法精度、並
びに機械的脆弱でない希土類コバルト樹脂磁石を半径方
向に磁気異方化することによって得られる小型の筒状永
久磁石型モータの小型化・高性能化は相反する矛盾があ
る。
本発明は上記多極着磁して使用する筒状永久磁石型モー
タをより一層の小型化・高性能化へ対応可能とすること
を目的になされたものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、永久磁石型モータの多極着磁した筒状永久磁
石を、外径25m+a以下、密度5 g / ctj以
上のFe−B−R系急冷微細片(RはNdまたは/およ
びPr)と結合剤とから構成した樹脂磁石とするもので
ある。
作用 先ず、本発明で言う永久磁石型モータとは、当該モータ
の設計思想に基づきその構造が決定されるもので、所謂
永久磁石回転子型、或は永久磁石界磁型のいずれであっ
ても差し支えない。具体的にはパルスモータや直流モー
タが例示される。しかし、それ等の永久磁石型モータの
磁石としては多極着磁された筒状であって、しかも外径
は25m以下であることが必要である。25mm以上に
なると本発明の効果がモータ性能の点でほとんど消失し
てしまうので好ましくない。また、当該磁石の密度は5
− Og / cn?以上であることが必要である。5
− Og / cdを下回ると本発明の効果がモータ性
能の点で十分発揮されないがらである。更に当該筒状永
久磁石はFe−B−R系急冷W、細片(RはNdまたは
/およびPr)と結合剤とで構成することが必要である
。Fe−B−Rは例えばNdo、+s ()’ 6o、
s3.80.07)0.87の組成で示される合金を急
冷することにより得られる極めて微細な結晶性の磁石相
をもつ磁気的に等方性の、必要に応じて粉砕調整した急
冷微細片である。また、結合剤は例えば嫌気性接着剤と
して知られるテトラエチレングリコールジメタクリレー
ト、ポリエステルジメタクリレート、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート、エポキシジメタクリレート
などとクメンヒドロキシペルオキシドなどの混合物や、
エポキシン樹脂などが使用される。
上記結合剤のFe−B−R系急冷微細片に対する添加量
は少な(とも圧縮する段階においては、6重量%以下と
し、好ましくは4重量%以下とすることが望ましい。
実施例 以下本発明の実施例を比較例と共に説明する。
(樹脂磁石の製造) Nd O,13(F eO,93、BO,07) 0.
87組成のFe−B−R系急冷微細片〈125μm以下
〉とエポキシ樹脂とを常法に従って混合した。該混合物
2gを直径10mmのキャビティに投入し、当該エポキ
シ樹脂400〜450po i s e下で圧縮成形す
ることによってFe−R−B系樹脂磁石を製造した。第
1図は該樹脂磁石の結合剤量をパーラメータとして圧力
と見掛は密度との関係を示した特性図である。第1図に
おいて、Aは結合剤4重量%、Bは6重量%、Cは8重
量%を示すものである。
図から明らかなように結合剤の添加量が6重量%以下で
あれば密度を5 g / cdに到達させることができ
る。しかし、その場合8〜10 t o n/c+jも
の高圧力が必要となるので実質的には4重量%以下とす
ることが好ましい。尚、密度5g/cdの1’J dO
,13(F 60.93.30.07) 0.87組成
のFe−B−R系樹脂磁石の最大エネルギー積は5.2
MGOeであり、等方性希土類コバルト焼結晶の最大エ
ネルギー積を上回るものとなる。そして樹脂磁石である
から希土類コバルト焼結晶のように焼結後の研削加工が
不要で歩留りもよ<SmやC。
を主成分とするものではないことも加えて経済的に性能
とのバランスが格段に優れたものとなる。
また焼結晶のように脆弱でないため、その一部が筒状永
久磁石型モータのロータとステータとの空隙や摺動部位
に飛散、移動する可能性が格段に少なくモータとしての
模能維持や信頼性の確保の点で極めて有利となる。
次に本発明の対象となる外径寸法を異にする密度5 g
 / cn?円筒形状Nd−Fe−R系樹脂磁石を結合
剤6重量%で製造した。
一方、ρ−アミノプロピルトリメトキシシラン処理した
平均粒子径6〜8μmのSmCo594重量%とC22
樹脂酸アミド5重量%含有ポリアミド樹脂6重量%とを
常法に従って混練・造粒した。
次いて磁性体によるコアを同心に設けた円筒キャビティ
の外周に磁性体ヨークと非磁性体ヨークとを交互に組み
合わせ、且つ外側に磁性体ヨークで2分割した磁化コイ
ルを配置した金型を用意した。
該磁化コイルに各々3X10’A/mの反発起磁力を発
生させながら予め用意したS m Co 5 /ポリア
ミド樹脂を溶解射出し、希土類コバルトを半径方向に磁
気異方化した外径を異にする円筒型希土類コバルト樹脂
磁石を製造した。尚、アキシャル方向へ磁気異方化した
ものの最大エネルギー積は9.6MGOeであった。
(樹脂磁石の半径方向の磁気特性) N do、+3(F 6o、9s、 I3o、o))0
.8フ/工ポキシ樹脂6重量%から製造したFe−B−
R系樹脂磁石、S m Co 5 /ポリアミド樹脂6
重量%から製造した半径方向へ磁気異方化した希土類コ
バルト樹脂磁石を対象として測定磁界25KOeでの残
留磁束密度Brを半径方向について求めた。第2図は半
径方向のBrと円筒磁石の外径寸法との関係を示す特性
図である。但し、各円筒磁石の肉厚は1.5mm、L/
D=0.50〜0.25である。
なお、第2図において、Aは磁気異方性希土類コバルト
樹脂磁石、BはFe−B−R系樹脂磁石の特性をそれぞ
れ示す。
図から明らかのように半径方向へ磁気異方化した希土類
コバルト樹脂磁石は金型の外周からヨークにより磁化コ
イルで励磁した磁束をキャビティ内に集束させるため、
キャビティの径が小さくなるにつれて起磁力のかなりの
部分が漏洩磁束として削費されるようになる。このため
小さな形状のものほど、半径方向への磁気異方化が困難
となり、磁気性能が低下する。具体的に外径25+n+
*で半径方向へ磁気異方化したもののBrはアキシャル
方向へ磁気異方化したものの3/4程度となる。そして
、更に外径が小さくなると得られる磁束が更に少な(な
るので本発明が対象とする永久磁石型モータの小型化、
高性能化に対しての対応が不利となるのである。これに
対して本発明の係るFe−B−R系樹脂磁石は例えばN
do、+3()’eo、+3゜80.07 ) 0.8
7組成の合金を急冷して得られる極めて微細な結晶性の
磁石相をもつ磁気的に等方性の微細片からなる樹脂磁石
である。従って円筒型磁石の外径等寸法形状の影響を受
けない利点があるため永久磁石型モータの小型化・高性
能化に対する対応が外径25−以下の小さな形状におい
て、半径方向へ磁気異方化した希土類コバルト樹脂磁石
に比べて極めて有利となる。尚、永久磁石回転子型モー
タとする場合には当該磁石の質量が機能に影響する場合
もある。しかし例示した希土類コバルト樹脂磁石のよう
なアキシャル磁場で磁気異方化したとき最大エネルギー
積で8〜10MGOeの性能を発現させ得る樹脂磁石に
比べて10%程度の軽量化も可能であり有利である。
(永久磁石型モータの特性) N do、13 ();’ eO,93,Bo、07)
 0.87/工ポキシ樹脂6重量%から製造した外径8
−1内径5.5mmのFe−B−R系樹脂磁石と同一形
状のS m Cos/ポリアミド樹脂6重量%から製造
した半径方向へ磁気異方化した希土類コバルト樹脂磁石
を対象として永久磁石型モータの特性を例示する。
第3図は例示の対象とした永久磁石回転子型モータの構
成を示すものである。図中1は外径8wnの外周面を1
0極均等着磁したFe−B−R系樹脂磁石または半径方
向へ磁気異方化した希土類コバルト樹脂磁石を有するロ
ータである。ステータ部は外ヨーク2a、2bと互いに
背中合わせに接合された2個の内ヨーク3と、それ等の
間に収容される励磁コイル4 a + 4 bとを備え
ている。このような所謂PM型パルスモータは1パルス
電流に対応する励磁コイルの起磁力により1ステツプ角
だけロータが変位する動作を行う。第4図は、このよう
な永久磁石回転子型モータのパルスレートとプルアウト
トルクとの関係を示す特性部である。図中PPSはPu
1se  Per  Sec。
ndを示し、Aは外径25+a以下、密度5 g / 
c+jで、多極着磁したFe−B−R系樹脂磁石モータ
(本発明例)、Bは同一形状の磁気異方性希土類コバル
ト樹脂磁石モータ(比較例)である。
また、下表に上記永久磁石型モータの他の代表特性を示
す。
図および表から明らかのように永久磁石型モータの、多
極着磁した該磁石が、外径25ITIIR以下、密度5
 g / cn1以上であり、Fe−B−R系急冷微細
片と結合剤とで構成した樹脂磁石であれば、半径方向へ
磁気異方化した希土類コバルト樹脂磁石に比較して格段
に高性能となる。
発明の効果 以上のように本発明は多極着磁してなる比較的小さな径
の永久磁石を用いる、所謂永久磁石型モータの小型化・
高性能化に効果的であるばかりか、性能の維持や信頼性
の確保に極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は樹脂磁石の圧力と密度の関係を示す特性図、第
2図は外径寸法と半径方向の残留磁束密度の関係を示す
特性図、第3図は本発明の対象とする永久磁石型モータ
の構造を示す分解斜視図、第4図はパルスレートとプル
アウトトルクの関係を示す特性図である。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はが1名第1図 圧 力  (9旋り 第2図 71径(]り 第3図 ?久 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多極着磁した筒状の永久磁石を、外径25mm以
    下、密度5.0g/cm^3以上であり、Fe−B−R
    系急冷微細片(RはNdまたは/およびPr)と結合剤
    とよりなる樹脂磁石で構成してなる永久磁石型モータ。
  2. (2)結合剤が少なくとも樹脂磁石を成形する段階で6
    重量%以下である特許請求の範囲第1項記載の永久磁石
    型モータ。
JP61038830A 1986-02-24 1986-02-24 永久磁石型モ−タ Expired - Lifetime JPH0687634B2 (ja)

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