JP2638995B2 - 永久磁石構造体 - Google Patents

永久磁石構造体

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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、永久磁石型モータに使用されるような永久
磁石構造体に関するものであり、更に詳しくはR2Fe14B
相と非晶質相とを共有する非平衡状態R−Fe−B系粒子
(但しRはYを含むCe,Pr,Nd,Gd,Tb,Dy,Ho等の希土類元
素,またFeの一部をCoで置換したR−Fe−Co−B系を含
み、更にはSi,Al,Nb,Zr,Hf,Mo,Ga,P,Cの1種または2種
以上の組み合わせを用いたR−Fe−B−M系,R−Fe−Co
−B−M系を包含する)と電気伝導性支持部材とから構
成される永久磁石構造体に関する。
従来の技術 R(Co,Cu,Fe,M)n(但しRはSm,Ceなどの希土類元
素、Mは周期律表のIV族,V族,VI族,VII族に属する元素
の1種または2種以上の組み合わせ、nは一般に5〜9
のp整数)で例示されるSm−Co系焼結磁石は環状に形成
する場合、ラジアル方向へ磁気異方化することが極めて
難しい。その主な理由は焼結過程において異方性に基づ
く膨脹率に差が生じるためであり、特に薄肉環状磁石の
場合には等方性にて対応するほかない。このため本来な
らば、20〜30MGOe発現する高度な磁気性能も5MGOe程度
に低下してしまう。更に高度な寸法精度が要求される永
久磁石モータの永久磁石の場合には、研削加工が必要で
あるため歩留りが悪く、SmやCoを主成分とすることも加
えると経済性において性能とのバランスに乏しい。
一方R(Co,Cu,Fe,M)nで例示されるSm−Co系樹脂磁
石はマトリクスである樹脂がラジアル方向へ異方化した
Sm−Co系粒子の膨脹率の差を吸収してくれるためにラジ
アル磁気異方化した環状磁石を製造することができる。
例えば、アキシャル方向へ磁気異方化した場合には8〜
10MGOeの磁気性能を有する磁石が容易に得られる。該磁
気性能は磁気異方化した焼結磁石に比べて低いけれども
高度に寸法精度を確保し易い。
発明が解決しようとする課題 しかし上記Sm−Co系樹脂磁石であっても環状磁石の小
形化、薄肉軽量化、或はまた永久磁石モータに使用され
るような一般に他の支持部材とのアッセンブル性などの
面で、なお十分対処できないという欠点があった。
以下その理由を説明する。
先ず、環状磁石の小形化・薄肉化などでは磁気性能の
制約を受け易い。一般にSm−Co系樹脂磁石をラジアル磁
気異方化する手段としては、例えば特開昭57−170501号
公報に記載されているようにキャビティを取り囲んで磁
性体ヨークと非磁性体ヨークとを組み合わせ、且つ外側
に磁化コイルを配置した金型を用いるか、或はまたキャ
ビティの外周に磁化コイルを埋設した金型を用いる。か
かる方法はキャビティ内に所定の磁界の強さを発生させ
るために高電圧低電流型の電源を用い、且つ起磁力を大
とすることが行われている。しかし、金型の外周からヨ
ークによって磁化コイルで励磁した磁束をキャビティ内
に有効に集束させるために磁路長を長くせざるを得ず、
特に小径の環状磁石の場合には起磁力のかなりの部分が
漏洩磁束として消費されてしまう。従ってラジアル磁気
異方化の程度に基づく磁気性能が、該磁石形状によって
重大な影響を受けざるを得ない。
次に上記のようなSm−Co系樹脂磁石を永久磁石モータ
の例えばロータ部材とする場合、環状磁石に直接軸を固
定するよりも支持部材を介在させて環状磁石と軸とを固
定する場合が一般である。ここで環状磁石と支持部材と
は機械的な嵌合によるか、或は外部から接着剤を流入せ
しめて固着する。何故ならラジアル磁気異方化した環状
磁石では金型構成上の制約によって非磁性或は磁性を有
する任意の支持部材と一体的に製造することが極めて困
難だからである。従って環状磁石と支持部材とを機械的
な嵌合とした場合には接着剤が流入する空隙が必要なこ
とから環状磁石と支持部材との接合強度や寸法精度、或
は作業性などアッセンブル性に難点がある。
以上のような問題は、本発明の利用分野として挙げる
永久磁石モータの性能や構造など、該設計思想に重大な
影響を及ぼすことは明白である。本発明は以上のような
形状任意性の乏しさに起因した永久磁石の磁気性能を改
善しつつ、同時にアッセンブル性の向上も果たし得る永
久磁石構造体を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 本発明はR2Fe14B相と非晶質相とを共有する非平衡状
態R−Fe−B系粒子(但しRはYを含むCe,Pr,Nd,Gd,T
b,Dy,Ho等の希土類元素、またFeの一部をCoで置換した
R−Fe−Co−B系を含み、更にはSi,Al,Nb,Zr,Hf,Mo,G
a,P,Cの1種または2種以上の組み合わせを用いたR−F
e−B−M系,R−Fe−Co−B−M系を包含する。)の集
合体と電気伝導性支持部材とに直接圧力と電流とを附加
し、該集合した粒子接触界面、並びに該粒子と電気伝導
性支持部材との接触界面を原子的に結合しせめて永久磁
石構造体とするものである。
作用 抵抗焼結、或は放電焼結は難焼結材料を焼結す方法と
して知られている。本発明はR2Fe14B相と非晶質相とを
共有する非平衡状態R−Fe−B系粒子の集合体、並びに
該集合体と支持部材との一体化に採用することが極めて
有効であることを見い出したものである。この方法の原
理は粒子、並びに支持部材自体に直接電圧印加し、通電
することにより粒子相互、或は支持部材との接触界面の
原子的結合を行うものである。電圧印加により粒子相
互、或は支持部材との接触界面を絶縁破壊せしめ、放電
を行えば接触界面では陰極から飛び出した電子と陽極で
発生したイオン衝撃によって表面が浄化される。そし
て、放電衝撃圧力は粒子に歪を与えて原子の拡散速度を
助長しつつ、電流によるジュール熱は接触界面を中心に
拡がり、粒子が塑性変形し易くなる。とくに接触界面の
原子は活性化されて移動し易い状態にあるから原子的結
合が促進される。この方法における特徴は電気抵抗の大
きな膜の厚みが僅か10nm以下であること及び通電にあ
り、sec水準の通電によってR2Fe14B相と非晶質相とを共
有する非平衡状態が移行することなく、接触界面を一体
化することができることにある。尚、この通電時に粒子
集合体に圧力を加えて接触界面の一体化に伴う粒子の再
配列を促進させ、空孔を減少させることは本発明に係る
R−Fe−B系永久磁石の磁気性能を改善するうえで重要
であり、必要な条件である。
R2Fe14B相と非晶質相とを共有する非平衡状態R−Fe
−B系粒子(但しRはYを含むCe,Pr,Nd,Gd,Tb,Dy,Ho等
の希土類元素、またFeの一部をCoで置換したR−Fe−B
系を含み、更にはSi,Al,Nb,Zr,Hf,Mo,Ga,P,Cの1種また
は2種以上の組み合わせを用いたR−Fe−B−M系,R−
Fe−Co−B−M系を包含する)は好ましくはR11〜18原
子%,B4〜11原子%,Co30原子%以下、Si,Al,Nb,Zr,Hf,M
o,Ga,P,Cなどの添加元素3原子%以下、残部Feおよび不
可避不純物からなる組成としたものである。また、R2Fe
14B相は10〜500nmとして保磁力の水準を維持・確保する
ことが必要である。
R2Fe14B相と非晶質相を有する非平衡状態R−Fe−B
系粒子は所定の組成の母合金を高周波溶解、アーク溶解
等で作成し、高温融液状態から104℃/sec以上の冷却速
度で超急冷するることにより、少なくとも融液状態で凍
結した非晶質相を有する非平衡状態とする必要がある。
非平衡状態を得る超急冷方法は単ロール法、双ロール法
のいずれであっても差し支えない。尚、ロール材質はF
e,Cu等を用いるがCuの場合はCrメッキを施すことが望ま
しい。また、超急冷は酸化防止のためAr,He等の不活性
ガス雰囲気で行う。尚、超急冷方法によって得たR2Fe14
B相と非晶質相とを共有する非平衡状態R−Fe−B系粒
子はR2Fe14B相が等方的に集合した組織を有するフレー
ク状であるが、これを温間圧延して面に対して垂直方向
に磁気異方化した粒子であっても、或はまた特開昭60−
100402号公報記載のような2段階ホットプレス法により
磁気異方化した塊状物質を粉砕した粒子であっても差し
支えない。しかし、ここでより好ましは超急冷フレーク
を直接温間圧延して磁気異方化した粒子である。
上記のような磁気異方化したR2Fe14B相と非晶質相と
を共有する非平衡状態R−Fe−B系粒子はフレーク状で
あれば、一体化する段階で高度な機械配向を施した異方
性磁石となるが、必要に応じて適宜予め磁場配向したグ
リーン体としてもよい。またR2Fe14B相と非晶質相とを
共有する非平衡状態R−Fe−B系粒子はR2Fe14B相が等
方的に集合した組織を有する状態のまま、該粒子を一体
化せしめ、または/および温間塑性変形することにより
磁気異方化しても差し支えない。
次に電気伝導性支持部材は、例えば、永久磁石モータ
の設計思想に基づき非磁性、或は磁性支持部材を用いる
ことができる。また、該支持部材が粒子集合体であり同
時に永久磁石構造体とすることもできる。
実施例 以下本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1 純度97wt%のNd(残部はCe,Prを主体とする希土類元
素),フェロボロン(B純分約20wt%)および電解鉄を
使用し、Ndが29wt%,Bが1wt%,残部FeとなるようArガ
ス雰囲気中で高周波加熱により溶解し母合金を得た。次
に該母合金をArガス雰囲気中で高周波加熱により融解状
態としたのち、周速度約50m/secのCu製ロールに噴射し
単ロール法により厚さ40μmのリボンとした。このリボ
ンは融液状態のまま凍結された非晶質相のリボンである
ことをX回折によって確認した。該非晶質リボンをArガ
ス雰囲気中700℃で熱処理し、等方的に集合した200nm以
下のR2Fe14B相と非晶質相とを共有する非平衡状態R−F
e−B粒子とした。この粒子を第1図のような電気絶縁
性金型部材と電気伝導性金型部材、並びに電気伝導性支
持部材とで構成した金型キャビティに充填した。但し第
1図において、1はR2Fe14B相と非晶質相とを共有する
非平衡状態R−Fe−B系粒子の集合体、2はCu製電気伝
導性支持部材、3は電気絶縁性ダイ、4aは電気伝導性パ
ンチ、4bは電気絶縁性パンチ、5aは電気伝導性センタコ
ア、5bは電気絶縁性センタコアである。次に当該R−Fe
−B粒子集合体にパンチ4a,4bを介して300kgf/cm2の圧
力を加えつつ、電気伝導性金型部材に10sec,650A通電し
た。次に脱型することにより外径8mm,高さ4mmの永久磁
石部材と電気伝導性支持部材とが一体化した永久磁石構
造体を得た。該永久磁石構造体の永久磁石部分は相対密
度98.6%であり、電気伝導性支持部材と強固に接合した
ものであった。この永久磁石構造体の永久磁石部分を第
2図のように切り出しラジアル方向の45KOeパルス着磁
後の磁気性能を試料振動型磁力計により測定したところ
(BH)max12.3MGOe,Br7.96KG,Hcj13.2KOeであった。
尚、第2図中1は永久磁石、2は電気伝導性支持部材、
a,b,cは寸法、Hはパンチ着磁の方向を示し、反磁界係
数は1/3とした。
尚、比較のため溶体化処理を経て得たHcj9.8KOeのSm
(Co0.688,Cu0.101,Fe0.214,Zr0.017)7粒子92wt%と
下記構造を有する相対粘度1.6(0.5% m−クレゾール
溶液を25℃でオストワルド粘度計により測定)の12−ポ
リアミド8wt%とを混練して得た射出成形グレードのSm
−Co計樹脂磁石を40000AT反発起磁力によるラジアル磁
界中で射出成形した外径8mm,高さ4mmの環状磁石を切り
出し、ラジアル方向45KOeパルス着磁後の磁気性能を測
定したところ(BH)max3.7MGOe,Br4.1KG,Hcj9.8KOeに過
ぎかった。
実施例2 実施例1で用いた等方的に集合した200nm以下のR2Fe
14B相と非晶質相とを共有する非平衡状態R−Fe−B系
粒子を第1図と同様の構成を有するキャビティに充填し
た。但し電気伝導性支持部材は0.5mmの電磁鋼板を12枚
積層した外径47mmの電磁鋼板積層コアである。次に当該
R−Fe−B粒子集合体にパンチ4a,4bを介して300kgf/cm
2の圧力を加えつつ、電気伝導性金型部材に実施例1と
同様に通電した。次に脱型することにより外径50mm,高
さ6mmの永久磁石部材と電気伝導性支持部材とが一体化
した永久磁石構造体を得た。該永久磁石構造体の永久磁
石部分は相対密度98.6%であり、100℃,104rpmの回転に
耐える強固な接合力を確保したものであった。また、ラ
ジアル方向の磁気性能を実施例1と同様に測定したとこ
ろ(BH)max13.0MGOe,Br7.93KG,Hcj13.8KOeであった。
尚、比較のため実施例1で用いた射出成形グレードの
Sm−Co系樹脂磁石でラジアル磁界中にて積層電磁鋼板の
一体成形を試みたが、12−ポリアミドの溶融・固化に伴
う体積収縮が原因となって亀裂が生じてしまった。
実施例3 実施例1で用いた厚さ約40μmの非晶質リボンをアル
ゴン雰囲気中700℃で温間圧延し、厚さ約20μmとし
た。
これにより面に対して垂直方向にC軸が配列したR2Fe
14B相と非晶質相とを共有する非平衡状態R−Fe−B粒
子を得た。一方、Fe60Ni40P14B6なる非晶質相薄帯を粉
砕し粒子とした。次に上記R−Fe−B粒子とFe−Ni−P
−B系粒子とをそれぞれ個別に6ton/cm2の成形圧力で第
3図a,bのようなC形状のグリーン体とした。但しaは
R−Fe−B粒子のグリーン体,bはFe−Ni−P−B系粒子
のグリーン体である。これを第4図のような電気絶縁性
金型部材と電気伝導性金型部材で構成した金型キャビテ
ィに装填した。但し第4図において、1は面に体して垂
直方向にC軸が配列したR2Fe14B相と非晶質相とを共有
する非平衡状態R−Fe−B粒子のグリーン体,2は電気伝
導性支持部材に該当するFe−Ni−P−B系粒子のグリー
ン体、3は電気絶縁性ダイ、4は電気伝導性パンチであ
る。次にパンチ4を介して300kgf/cm2の圧力を加えつ
つ、電気伝導性金型部材に20sec,650A通電した。次に脱
型することにより第3図CのようなC形状永久磁石構造
体を得た。該永久磁石構造体の永久磁石部分の相対密度
は99.7%であり、R−Fe−B系粒子は第3図dのように
規則的に配列していた。この永久磁石構造体の永久磁石
部分を切り出し、半径方向の磁気性能を実施例1と同様
に測定したところ(BH)max31.0MGOe,Br11.8KG,Hcj14.7
KOeであった。また、電気伝導性支持部材として一体成
形したFe−Ni−P−B系部材は非晶質状態を維持してい
た。
発明の効果 以上のように本発明は形状任意性の乏しさに起因した
永久磁石の磁気性能を改善しつつ、同時にアッセンブル
性の向上も果たし得る永久磁石構造体を提供することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図,第4図は永久磁石構造体の成形金型構成を示す
要部断面図、第2図は環状永久磁石構造体、第3図はC
形状永久磁石構造体の斜視図である。 1……R2Fe14B相と非晶質相とを共有する非平衡状態R
−Fe−B系粒子の集合体、2……電気伝導性支持部材。

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】R2Fe14B相と非晶質相とを共有する非平衡
    状態R−Fe−B系粒子(但しRはYを含むCe,Pr,Nd,Gd,
    Tb,Dy,Ho等の希土類元素、またFeの一部をCoで置換した
    R−Fe−Co−B系を含み、更にはSi,Al,Nd,Zr,Hf,Mo,G
    a,P,Cの1種または2種以上の組み合わせを用いたR−F
    e−B−M系、R−Fe−Co−B−M系を包含する)の集
    合体と電気伝導性指示部材とに直接圧力と電流とを附加
    し、該集合した粒子接触界面並びに粒子と指示部材との
    接触界面を原子的に結合せしめた永久磁石構造体。
  2. 【請求項2】R−Fe−B系粒子がR11〜18原子%,B4〜11
    原子%,Co30原子%以下、残部Feおよび不可避不純物か
    らなる請求項1記載の永久磁石構造体。
  3. 【請求項3】R−Fe−B系粒子が温間塑性変形により磁
    気異方化したものである請求項1記載の永久磁石構造
    体。
  4. 【請求項4】前記温間塑性変形がR−Fe−B系粒子の直
    接温間圧延である請求項1記載の永久磁石構造体。
  5. 【請求項5】R−Fe−B系粒子の集合体がグリーン体で
    ある請求項1記載の永久磁石構造体。
  6. 【請求項6】前記グリーン体が磁場中で配向したR−Fe
    −B系粒子の集合体である請求項1記載の永久磁石構造
    体。
  7. 【請求項7】R−Fe−B系粒子の集合体が焼結体である
    請求項1記載の永久磁石構造体。
  8. 【請求項8】R−Fe−B系粒子の粒子接触界面の原子的
    結合が温間塑性変形を伴う請求項1記載の永久磁石構造
    体。
  9. 【請求項9】電気伝導性支持部材が非磁性粒子の集合体
    である請求項1記載の永久磁石構造体。
  10. 【請求項10】電気伝導性支持部材が軟磁性粒子の集合
    体である請求項1記載の永久磁石構造体。
  11. 【請求項11】電気伝導性支持部材が積層電磁鋼板であ
    る請求項1記載の永久磁石構造体。
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