JPS5813663Y2 - 消磁コイル - Google Patents

消磁コイル

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Publication number
JPS5813663Y2
JPS5813663Y2 JP1981032557U JP3255781U JPS5813663Y2 JP S5813663 Y2 JPS5813663 Y2 JP S5813663Y2 JP 1981032557 U JP1981032557 U JP 1981032557U JP 3255781 U JP3255781 U JP 3255781U JP S5813663 Y2 JPS5813663 Y2 JP S5813663Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
sheet
degaussing
degaussing coil
attached
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981032557U
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English (en)
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JPS57146480U (ja
Inventor
松浦元昭
大土谷広三
Original Assignee
東大無線株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は消磁コイルに係り、更に詳述すればカラーブ
ラウン管に装着される消磁コイルの被覆と整形を簡単な
らしめた消磁コイルに関するものである。
従来よりカラーブラウン管においては、地磁気等の不要
な外部磁界による色絶度の劣化を防止するため消磁コイ
ルが装置されている。
従来の消磁コイルは捲粋にエナメル絶縁導線を10〜2
0回捲き付けてコイルを形成した後、これを捲枠より取
外し、絶縁テープをコイルの周囲にトロイダル状に捲付
げてからブラウン管装着のため矩形状にフォーミング加
工すると云う工程を経て製造されていた。
このようなコイルの外周に絶縁テープをトロイダル状し
捲付けると云う極めて作業性の悪さを解決するために、
導電シートと絶縁シートを重ねて筒状に捲いてから所定
の幅に切断し、環状のコイルを形成せしめた後、このコ
イルを絶縁樹脂溶液中に浸漬乾燥せしめ、外周に絶縁被
覆を形成するようにした消磁コイルが提案されている。
しかし、この場合導電シートと絶縁シートを重合せしめ
たり、切断したり樹脂溶液中浸漬、乾燥させる等種種の
設備と工程を伴ない必らずしも作業性は向上しない。
この考案は上述した欠点を除去することを目的とするも
ので、その特徴とするところは、軟質合成樹脂で形成さ
れた帯状部材の両縁に前記部材と一体に半硬質樹脂で一
側縁側には凸部を他側縁側に前記凸部が嵌合する凹部を
形成したチャックな被覆シートで包み点み、この被覆シ
ートと共に前記コイルを矩形に成形することにより、ブ
ラウン管のフェイス面に沿って彎曲した形状の消磁コイ
ルとなしエスカッション部分への取付を容易ならしめる
ようにした消磁コイルを提供するものである。
以下この考案を図に示す一実施例について詳述する。
第1図at bはこの考案の1つの特徴であるコイル
を包み込む被覆シート1の拡大斜面図で、このシートは
軟質合成樹脂をもってコイルを束ねた際の外周長に略等
しい幅でブラウン管への取付位置に対応した長さを有す
る帯状のシート状部材11の−側縁側に前記シート部材
11と一体に硬質合成樹脂で第1の台部12とその幅の
中央部分に鋲頭状の凸部13と、前記シート状部材の他
側縁側に前記シート状部材と一体に硬質合成樹脂で第2
の台部14とその幅の中央部分に前記鋲頭状の凹部15
とをそれぞれ形威し前記凸部13と凹部15とでチャッ
ク部16を構成し得るようにしたものである。
第2図はこの考案の他の特徴をなす前記被覆シート1上
に絶縁導線を捲付ける硬質合成樹脂製の焼枠2の構成を
示すもので、この焼枠は回動軸21に金属製の軸受はス
トーブ22を介してキーピン23でロックされたホイー
ル24の外周には前記主体部を同芯円の円周長を1/4
等分した長さよりも若干短い弧長でその中央が前記ホイ
ール24と支持部材25を介して連接し、外測縁に前記
被覆シート幅よりも狭い開口部26とこの開口部内に前
記シート幅よりも長い略半弧状の溝27を形成した焼枠
主体部28とから構成されている。
前述した構造の焼枠2の4つの溝27と焼枠主体部28
間の4つの間隙29の総和長に略等しくかつ第1図すに
示すように両端が互に逆方向に同じ角度で斜めに切断さ
れた被覆シート1を、第3図および第4図aに示すよう
に焼枠2の焼枠主体部28に形成した開口部26より溝
27内に挿着し、この開口部より被覆シート1上に第4
図すに示すようにエナメル被覆絶縁導線31を10〜2
0回捲回すると被覆シート1は溝27の溝底まで沈むと
共に彎曲する。
所定の回数絶縁導線31を捲回し終ると第3図および第
5図aに示すように被覆シート1の前述した両端に形成
した斜めに切断された端部の凸部13と凹部15を利用
して仮結合すると共に焼枠2の間隙2901つにおいて
ジッパ4を矢印の如く動かすことによって第1.第2の
台部12,14を合せると共に凹部15に凸部13を嵌
合させて第5図b+cに示すように消磁コイル3を被覆
シート1内に包み込む。
このようにして形成された被覆シート1で被覆した被覆
筒消磁コイル5は、第6図に示すようにパネル61の一
面に所定の間隔をあげて2個の可動ピン62.63と、
前記間隔と同じ間隔で、かつ可動せしめ得る2個の可動
ピン64.65をもって構成された整形治具6を用いて
ブラウン管へ取付けよいように整形する。
すなわち、焼枠2から焼枠の弾性を利用して外された円
形の被覆筒消磁コイル5を整形治具6の可動ピン62.
63と可動ピン64.65に掛け、各可動ピンを矢印の
如く斜め放射状方向に例えばペダルや減速機付モータ等
の機構を用いてかなり強く動かすと、破線で示すように
、縦、横比すなわちピン62,63および64,65間
とピン62,64および63゜65間の比が4:3の矩
形の被覆筒消磁コイル5が得られる。
このようにして整形された被覆筒消磁コイル5は、第7
図a+bに示すように消磁コイル3を包み込んだシート
状部材11は前記整形により形造りされるがチャック部
16側が半硬質の合成樹脂なのでその弾性により元に戻
り特にコーナ部分が内側にたるみ込み自然にブラウン管
8のフェイス面にピタリと沿った形状に自動的に彎曲す
る。
このようにして整形された被覆筒消磁コイル5は消磁コ
イル3の巻始め端3A、巻終り端3Bは、前記した被覆
シートの接合部にてコネクタ33を取付げた引出線32
と接続し、この引出線は前記接合部分にて外方に引出さ
れると共にこの部分は締結バンド34で固定される。
このようにして完成した被覆筒消磁コイル5は、第8図
a+bに示すようにエスカッション7の内側にエスカッ
ション成形時に一体に形成されたチャック部16部分の
幅に略等しい間隔で直立した1対のリブ71.72間に
挿着することにより、消磁コイル3を包み込んだシート
状部材11側にブラウン管8を取付けた際前述のように
消磁コイル3はブラウン管8のフェイスプレート81の
彎曲部分82にピタリと沿った形状に予じめフォーミン
グされているので、よくなじんで、両者は対接しエスカ
ッション7より外れることなく固定支持されるためその
取付けが極めて簡単である。
そしてブラウン管8のシャドウマスク82(第8図b)
に従来例より接近して配置されその消磁は良好である。
以上述べたようにこの考案によれば、絶縁導線で構成し
たコイルを軟質合成樹脂で形成された帯状部材の両縁に
前記部材と一体に半硬質樹脂で一測縁側には凸部を他側
縁側に前記凸部が嵌合する凹部を形成したチャック付き
被覆シートで包み込み、この被覆シートと共にコイルを
矩形に成形することにより、ブラウン管のフェイス面に
沿って彎曲した形状となし、エスカッション部分へノ取
付を容易ならしめるようにしたので、消磁コイルの製造
が極めて簡単にできると共にそのエスカッションへの取
付時に改めてフォーミング加工が不要で取付が極めて容
易である等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】 図はいずれもこの考案の一実施例を示すもので第1図a
は被覆シートの一部の斜視図、第1図すはその両端部分
を折曲げた斜視図、第2図は焼枠の1例を示す断面図、
第3図は消磁コイル捲線時の焼枠の断面図、第4図at
bは焼枠溝内の被覆シートのコイル捲付げ前とあとの
それぞれ断面図、第5図a、bは被覆シートのチャッキ
ング時とチャッキング後の状態を示す斜視図、第6図は
整形治具による消磁コイルの整形状態を示す図、第7図
at bは整形後の被覆消磁コイルの斜視図とエスカッ
ションに取付けた状態の正面図、第8図a、bはエスカ
ッションへの取付状態を示す斜視図と要部の拡大断面図
である。 1・・・・・・被覆シート、11・・・・・・軟質シー
ト状部材、12.14・・・・・・半硬質台部、13・
・・・・・半硬質凸部、15・・・・・・半硬質凹部、
16・・・・・・チャック部、2・・・巻枠、26・・
・・・・開口部、27・・・・・・溝、28・・・・・
・焼枠主体部、3・・・・・・消磁コイル、31・・・
・・・W絶縁導線、3A、3B・・・・・・コイル端部
、4・・・・・・ジッパ、5・・・・・・被覆済消磁コ
イル、6・・・・・・整形治具、62.63,64,6
5・・・・・・可動ピン、γ・・・・・・エスカッショ
ン、71.72・・・・・・リブ、8・・・・・・フラ
ウン管、81・・・・・・フェイス面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁導線で構成したコイルを、軟質合成樹脂で形成され
    た帯状部材の両縁に前記部材と一体に半硬質樹脂で一側
    縁側には凸部を他側縁側に前記凸部が嵌合する凹部を形
    成したチャック付被覆シートで包み込みかつ、両端を互
    に逆方向に同じ角度で斜めに切断した被覆シートと共に
    コイルを矩形に成形することにより、ブラウン管フェイ
    ス面に沿った形状の消磁コイルとなし、エスカッション
    部分への取付を容易ならしめるようにしたことを特徴と
    する消磁コイル。
JP1981032557U 1981-03-09 1981-03-09 消磁コイル Expired JPS5813663Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981032557U JPS5813663Y2 (ja) 1981-03-09 1981-03-09 消磁コイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981032557U JPS5813663Y2 (ja) 1981-03-09 1981-03-09 消磁コイル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57146480U JPS57146480U (ja) 1982-09-14
JPS5813663Y2 true JPS5813663Y2 (ja) 1983-03-16

Family

ID=29829955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981032557U Expired JPS5813663Y2 (ja) 1981-03-09 1981-03-09 消磁コイル

Country Status (1)

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JP (1) JPS5813663Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS492231U (ja) * 1972-04-09 1974-01-10

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Publication number Publication date
JPS57146480U (ja) 1982-09-14

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