JPS5812566B2 - 光コネクタ用モ−ルド中子の製造方法 - Google Patents
光コネクタ用モ−ルド中子の製造方法Info
- Publication number
- JPS5812566B2 JPS5812566B2 JP7062180A JP7062180A JPS5812566B2 JP S5812566 B2 JPS5812566 B2 JP S5812566B2 JP 7062180 A JP7062180 A JP 7062180A JP 7062180 A JP7062180 A JP 7062180A JP S5812566 B2 JPS5812566 B2 JP S5812566B2
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- JP
- Japan
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- coating layer
- fiber
- optical fiber
- core
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- Expired
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3833—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
- G02B6/3865—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture fabricated by using moulding techniques
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光コネクタ用モールド中子の製造方法に関する
ものである。
ものである。
従来光ファイバの接続には、それぞれ挿入される光ファ
イバを端面をそろえて保持する1対の中子を、前記端面
を対向させてスリーブの両端面に嵌合させ、スリーブの
両端外周部にそれぞれ螺合する固定用ナットにより中子
の端面同士を圧接させる方式が一般に採用されている。
イバを端面をそろえて保持する1対の中子を、前記端面
を対向させてスリーブの両端面に嵌合させ、スリーブの
両端外周部にそれぞれ螺合する固定用ナットにより中子
の端面同士を圧接させる方式が一般に採用されている。
この場合、中子は、一端より穿孔された光ファイバの被
覆層嵌台用の第1の孔と、他端より第1の孔と同心に穿
孔され第1の孔と連絡する光ファイバのファイバ素線嵌
合用の第2の孔とを備え、光ファイバは被覆層を除去さ
れた先端部のファイバ素線およぴ該ファイバ素線に続く
被覆層をそれぞれ第2および第1の孔に嵌合させて中子
に保持されている。
覆層嵌台用の第1の孔と、他端より第1の孔と同心に穿
孔され第1の孔と連絡する光ファイバのファイバ素線嵌
合用の第2の孔とを備え、光ファイバは被覆層を除去さ
れた先端部のファイバ素線およぴ該ファイバ素線に続く
被覆層をそれぞれ第2および第1の孔に嵌合させて中子
に保持されている。
このような中子は従来機械加工により作製されているが
、第2の孔の加工に際し、この第2の孔の径はファイバ
素線の外径数百μmより僅かに大きい細孔であるため超
精密加工が要求され、かつ中子外径に対する第1、第2
の孔の心出しが困難であった。
、第2の孔の加工に際し、この第2の孔の径はファイバ
素線の外径数百μmより僅かに大きい細孔であるため超
精密加工が要求され、かつ中子外径に対する第1、第2
の孔の心出しが困難であった。
またこの中子に光ファイバを挿入する際に第2の孔に対
するファイバ素線の挿入が困難であった。
するファイバ素線の挿入が困難であった。
本発明は上述の問題を解決するためのもので、中子の製
造を容易化してコストを低減させるとともに、中子に対
する光ファイバの挿入を容易化することのできる光コネ
クタ用モールド中子の製造方法を提供することを目的と
している。
造を容易化してコストを低減させるとともに、中子に対
する光ファイバの挿入を容易化することのできる光コネ
クタ用モールド中子の製造方法を提供することを目的と
している。
次に図面に関連して本発明の実施例を説明する。
第1図乃至第5図は本発明に係る光コネクタ用モールド
中子の製造方法を工程順に示したもので、次にその詳細
を説明する。
中子の製造方法を工程順に示したもので、次にその詳細
を説明する。
まず、第1図に示すように、ファイバ素線1にシリコン
コート層2、ナイロンコート層3よりなる被覆層4を被
覆してなる光ファイバ5の先端部の被覆層4を除去して
ファイバ素線1を露出させる。
コート層2、ナイロンコート層3よりなる被覆層4を被
覆してなる光ファイバ5の先端部の被覆層4を除去して
ファイバ素線1を露出させる。
次に、この光ファイバ5を、第2図に示すように一端を
その先端がファイバ素線1ががたなく嵌合する細孔6を
有するようにテーパ状に形成されかつ被覆層4の融点に
加熱されたガラス管T内に、ファイバ素線1を細孔6に
挿通するとともに被覆層4をガラス管7のテーパ部8に
押圧して挿入する。
その先端がファイバ素線1ががたなく嵌合する細孔6を
有するようにテーパ状に形成されかつ被覆層4の融点に
加熱されたガラス管T内に、ファイバ素線1を細孔6に
挿通するとともに被覆層4をガラス管7のテーパ部8に
押圧して挿入する。
この場合、ファイバ素線1の細孔6に対する挿通はファ
イバ素線1がテーパ部8に案内されるため容易に行われ
、また被覆層4の先端部はテーパ部8の熱により軟化し
てテーパ部8に嵌合するテーパ状に成形される。
イバ素線1がテーパ部8に案内されるため容易に行われ
、また被覆層4の先端部はテーパ部8の熱により軟化し
てテーパ部8に嵌合するテーパ状に成形される。
次に、ガラス管8を取外すが、この場合、光ファイバ5
の被覆層4には、第3図に示すようにテーパ部9が形成
されている。
の被覆層4には、第3図に示すようにテーパ部9が形成
されている。
次に、この光ファイバ5の被覆層4、ファイバ素線1の
外周に第4図に示すようにエポキシ樹脂をトランスファ
モールドして中子10を形成する。
外周に第4図に示すようにエポキシ樹脂をトランスファ
モールドして中子10を形成する。
この場合、ファイバ素線1の先端部11を残してトラン
スファモールドが行われる。
スファモールドが行われる。
また図示のように金属保護管12を被覆層4に嵌合させ
この金属保護管12にかかるようにトランスファモール
ドすれば、後述するように本発明の製造方法により製造
された中子に光ファイバを保持させる際に、光ファイバ
にこの金属保護管12と同様の金属保護管を嵌合させる
ようにして光ファイバの中子から突出する部分の強度を
向上させることが可能である。
この金属保護管12にかかるようにトランスファモール
ドすれば、後述するように本発明の製造方法により製造
された中子に光ファイバを保持させる際に、光ファイバ
にこの金属保護管12と同様の金属保護管を嵌合させる
ようにして光ファイバの中子から突出する部分の強度を
向上させることが可能である。
次に、光ファイバを金属保護管12ごと取外して第5図
に示すようにテーパ部13を有する孔14と細孔15と
を連続形成した中子10を得ることができる。
に示すようにテーパ部13を有する孔14と細孔15と
を連続形成した中子10を得ることができる。
これらの作業は、特別な精密加工を必要とする従来の機
械加工に比しはるかに容易でコストを低減できる。
械加工に比しはるかに容易でコストを低減できる。
第6図はこのようにして製造された中子10に光ファイ
バを保持させた正面断面図で、金属保護管12′を嵌合
させた光ファイバ5(第1図と同様に先端の被覆層4を
除去してある)をエポキシ樹脂等の接着剤16とともに
中子10内に挿入し(この場合ファイバ素線1の先端は
中子10の端面より突出させる)、接着剤16硬化後中
子10の端面17を研摩して光ファイバ取付は完了する
。
バを保持させた正面断面図で、金属保護管12′を嵌合
させた光ファイバ5(第1図と同様に先端の被覆層4を
除去してある)をエポキシ樹脂等の接着剤16とともに
中子10内に挿入し(この場合ファイバ素線1の先端は
中子10の端面より突出させる)、接着剤16硬化後中
子10の端面17を研摩して光ファイバ取付は完了する
。
この場合、光ファイバの挿入は、ファイバ素線1がテー
パ部13に案内されるためきわめて容易である。
パ部13に案内されるためきわめて容易である。
実験の結果では、中子外径に対するファイバ素線の心ず
れ、およびコネクタ接続時の接続損失は極めて少ないこ
とが確認された。
れ、およびコネクタ接続時の接続損失は極めて少ないこ
とが確認された。
以上述べたように、本発明によれば、中子の製造を容易
化して製造コストを低減させるとともに、中子に対する
光ファイバの挿入を容易化することが可能である。
化して製造コストを低減させるとともに、中子に対する
光ファイバの挿入を容易化することが可能である。
第1図乃至第6図は本発明に係る光コネクタ用モールド
中子の製造方法の実施例を工程順に示したもので、第1
図は光ファイバ先端の被覆層除去要領図、第2図はガラ
ス管に対する光ファイバ挿入要領図、第3図はガラス管
から抜き取った光ファイバの正面図、第4図はエポキシ
樹脂のトランスファモールド要領図、第5図は中子の正
面断面図、第6図はこの中子に光ファイバを保持させた
状態を示す正面断面図である。 図中、1はファイバ素線、4は被覆層、5は光ファイバ
、6,15は細孔、7はガラス管、8,9,13はテー
パ部、10は中子、11は先端部、114は孔である。
中子の製造方法の実施例を工程順に示したもので、第1
図は光ファイバ先端の被覆層除去要領図、第2図はガラ
ス管に対する光ファイバ挿入要領図、第3図はガラス管
から抜き取った光ファイバの正面図、第4図はエポキシ
樹脂のトランスファモールド要領図、第5図は中子の正
面断面図、第6図はこの中子に光ファイバを保持させた
状態を示す正面断面図である。 図中、1はファイバ素線、4は被覆層、5は光ファイバ
、6,15は細孔、7はガラス管、8,9,13はテー
パ部、10は中子、11は先端部、114は孔である。
Claims (1)
- 1 ファイバ素線に被覆層を形成してなる光ファイバの
先端部の前記被覆層を除去してファイバ素線を露出させ
、この光ファイバを、一端をその先端が前記ファイバ素
線ががたなく嵌合する細孔となるようにテーパ状に形成
されかつ前記被覆層の融点に加熱されたガラス管内に、
前記ファイバ素線を前記細孔に挿通するとともに前記被
覆層を前記ガラス管に挿入しそのテーパ部に押圧して前
記被覆層の先端部をテーパ状に加工した後前記ガラス管
を取外し、次にこれらの被覆層、ファイバ素線の外周に
、ファイバ素線の先端部を残して樹脂をトランスファモ
ールドした後、被覆層、ファイバ素線を取外すことを特
徴とする光コネクタ用モールド中子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7062180A JPS5812566B2 (ja) | 1980-05-27 | 1980-05-27 | 光コネクタ用モ−ルド中子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7062180A JPS5812566B2 (ja) | 1980-05-27 | 1980-05-27 | 光コネクタ用モ−ルド中子の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56167113A JPS56167113A (en) | 1981-12-22 |
JPS5812566B2 true JPS5812566B2 (ja) | 1983-03-09 |
Family
ID=13436862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7062180A Expired JPS5812566B2 (ja) | 1980-05-27 | 1980-05-27 | 光コネクタ用モ−ルド中子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812566B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61221712A (ja) * | 1985-03-27 | 1986-10-02 | Fujitsu Ltd | 光コネクタのフエル−ルおよびそのフエル−ルと光フアイバの接続方法 |
US5469521A (en) * | 1994-05-23 | 1995-11-21 | Itt Corporation | Seal between buffer tube and optical fiber |
JP4674762B2 (ja) * | 2006-01-30 | 2011-04-20 | 株式会社フジクラ | 光ファイバ挿入用補助部品、及びこれを用いた光ファイバ付き光フェルール |
-
1980
- 1980-05-27 JP JP7062180A patent/JPS5812566B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56167113A (en) | 1981-12-22 |
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