JPS58120616A - フィルム成形用又はブロ−成形用樹脂 - Google Patents
フィルム成形用又はブロ−成形用樹脂Info
- Publication number
- JPS58120616A JPS58120616A JP334682A JP334682A JPS58120616A JP S58120616 A JPS58120616 A JP S58120616A JP 334682 A JP334682 A JP 334682A JP 334682 A JP334682 A JP 334682A JP S58120616 A JPS58120616 A JP S58120616A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethylene
- ethylene content
- film
- copolymer
- melt flow
- Prior art date
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- Granted
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は透明性に優れた、ベタツキのないフィルムを製
造するに適したエチレン−プロピレンランダム共重合体
に関する。
造するに適したエチレン−プロピレンランダム共重合体
に関する。
ポリプロピレンはフィルムとした場合透明性に優れ又剛
性が良好であシ、多くの用途に用いられているが、大き
な欠点は、耐衝撃性が劣ることでぺ用ブローグレード、
或はシートグレードとしては、用いることができない。
性が良好であシ、多くの用途に用いられているが、大き
な欠点は、耐衝撃性が劣ることでぺ用ブローグレード、
或はシートグレードとしては、用いることができない。
これに対して、少量のエチレンを共重合することによっ
て低温耐衝撃性、剛性、透明性に優れたものが得られる
ことはすでに公知である。しかしながら公知のエチレン
・プロピレン共重合体は、低温耐衝撃性を高めるために
は、エチレンの含量を多くする必要があり、一般的にエ
チレン含量の多いものでは、プロー成形によシビン等の
容器に成形したり、或はTダイ法やインフレ法等によシ
フィルムに成形すると、成形直後には問題がなくても時
間が経過すると表面がくもってきて(いわゆる浮き出し
)、結果的(で不透明になったり表面がペタツク等の問
題があった。
て低温耐衝撃性、剛性、透明性に優れたものが得られる
ことはすでに公知である。しかしながら公知のエチレン
・プロピレン共重合体は、低温耐衝撃性を高めるために
は、エチレンの含量を多くする必要があり、一般的にエ
チレン含量の多いものでは、プロー成形によシビン等の
容器に成形したり、或はTダイ法やインフレ法等によシ
フィルムに成形すると、成形直後には問題がなくても時
間が経過すると表面がくもってきて(いわゆる浮き出し
)、結果的(で不透明になったり表面がペタツク等の問
題があった。
本発明者は、種々の検討を行った結果、特許請求の範囲
に特定した要件を満たすエチレン−プロピレン共重合体
が上記のような欠点がなく、極めて優れた物性を有する
ものであることを見出し本発明を完成した。
に特定した要件を満たすエチレン−プロピレン共重合体
が上記のような欠点がなく、極めて優れた物性を有する
ものであることを見出し本発明を完成した。
本発明の目的は優れた性質を有するブロー用又はノート
用エチレン−プロピレンランダム共重合体を提供するこ
とにある。
用エチレン−プロピレンランダム共重合体を提供するこ
とにある。
本発明は、a)エチレン含量が1・5〜8重量%、b)
メルトフローインデックスが0.1〜20F/10m1
n、 c)30℃白灯油可溶部の極限粘度が0.6以
上であり且d) 30 ℃白灯油可溶部のエチレン含量
が40重量%以下であることを特徴とするエチレン−プ
ロピレン共重合体に関する。
メルトフローインデックスが0.1〜20F/10m1
n、 c)30℃白灯油可溶部の極限粘度が0.6以
上であり且d) 30 ℃白灯油可溶部のエチレン含量
が40重量%以下であることを特徴とするエチレン−プ
ロピレン共重合体に関する。
この共重合体を用いることにより、前記のような欠点の
ない物性の良好なブロー成形品又はフィルムが得られる
。
ない物性の良好なブロー成形品又はフィルムが得られる
。
本発明に於いて30℃白灯油可溶部とは、試料を130
〜180℃の白灯油に一度完全に溶解した後に温度を3
0℃に降温し30℃に12時間保持した後に濾過し不溶
部を分離することによって得られるものを言う。エチレ
ン含量は赤外吸収スペクトル及び/又はCarbon−
13N M R法によって決定される。又メルトフロー
インデックスは、230℃′、荷重2.16kfでAS
TM D−1238−62Tに準じて測定され、極限粘
度数は、135℃テトラ洟 リン溶葦で測定される。
〜180℃の白灯油に一度完全に溶解した後に温度を3
0℃に降温し30℃に12時間保持した後に濾過し不溶
部を分離することによって得られるものを言う。エチレ
ン含量は赤外吸収スペクトル及び/又はCarbon−
13N M R法によって決定される。又メルトフロー
インデックスは、230℃′、荷重2.16kfでAS
TM D−1238−62Tに準じて測定され、極限粘
度数は、135℃テトラ洟 リン溶葦で測定される。
エチレン含量が1.5重量%以下では耐衝撃性、特に低
温耐衝撃性が乏しいので本発明の目的を達しない。エチ
レン含量が8重量%以上では剛性が不良である。メルト
フローインテックスが0.1れ 以下では流水性が不良で成形に大きな力を必要とする。
温耐衝撃性が乏しいので本発明の目的を達しない。エチ
レン含量が8重量%以上では剛性が不良である。メルト
フローインテックスが0.1れ 以下では流水性が不良で成形に大きな力を必要とする。
又20以上では、フィルム等にした時、表面がペタツク
等の問題が生ずる。又、30℃白灯油可溶部の極限粘度
が0.6以上であることは、本発明に於て特に重要な要
件であり、0.6以下では、表面がくもって透明性が不
良となるだけではなく、表面がベタツキ商品価値が失わ
れる。さらに30℃白灯油可溶部のエチレン含量が40
%以上では、成形した時、透明性が不良となシ好ましく
ないだけでなく、成形品の表面が白っぽくなって商品価
値を損ねる。
等の問題が生ずる。又、30℃白灯油可溶部の極限粘度
が0.6以上であることは、本発明に於て特に重要な要
件であり、0.6以下では、表面がくもって透明性が不
良となるだけではなく、表面がベタツキ商品価値が失わ
れる。さらに30℃白灯油可溶部のエチレン含量が40
%以上では、成形した時、透明性が不良となシ好ましく
ないだけでなく、成形品の表面が白っぽくなって商品価
値を損ねる。
本発明のエチレン−プロピレンの共重合体は種々の方法
で得られるが例えば、公知の立体規則性触媒を用いて、
通常の方法でプロピレンと少量のエチレンを共重合して
得たポリマーから出発する場合には、ポリマーを炭化水
素溶媒に完全に溶解した後、適当な比率のブチルカルピ
トールを添加して大部分のポリマーを沈降させて分離す
る方法、或は完全に炭化水素溶媒に溶解した後、温度を
下げ大部分のポリマーを沈降させ次いでメタノール等で
完全にポリマーを沈降させ次いで低温のプロピレンで抽
出する方法などによって得ることができる。
で得られるが例えば、公知の立体規則性触媒を用いて、
通常の方法でプロピレンと少量のエチレンを共重合して
得たポリマーから出発する場合には、ポリマーを炭化水
素溶媒に完全に溶解した後、適当な比率のブチルカルピ
トールを添加して大部分のポリマーを沈降させて分離す
る方法、或は完全に炭化水素溶媒に溶解した後、温度を
下げ大部分のポリマーを沈降させ次いでメタノール等で
完全にポリマーを沈降させ次いで低温のプロピレンで抽
出する方法などによって得ることができる。
本発明のエチレン−プロピレン共重合体はプロー成形用
、フィルム用として極めて良好な物性を有する樹脂であ
り工業的に価値が高い。
、フィルム用として極めて良好な物性を有する樹脂であ
り工業的に価値が高い。
以下に実施例を挙げ本発明をさらに詳細に説明する。
実施例及び比較例
表に示す特性を有する共重合体を用いて、フェノール系
安定剤を対パウダー20/10000重量比、ステアリ
ン酸カルシウム10/10000重量比、アマイド系滑
剤10/10000重量比、シリカ系滑剤10/100
00重量比添加して、240℃で厚さ30μ幅25cm
のTダイフィルムを成形して、フィルムの両端を取り去
って中心部から厚さ30μ、幅20 cmのフィルム試
料として評価した。
安定剤を対パウダー20/10000重量比、ステアリ
ン酸カルシウム10/10000重量比、アマイド系滑
剤10/10000重量比、シリカ系滑剤10/100
00重量比添加して、240℃で厚さ30μ幅25cm
のTダイフィルムを成形して、フィルムの両端を取り去
って中心部から厚さ30μ、幅20 cmのフィルム試
料として評価した。
物性の測定は、
ヘイ、<(3は、 ASTMD−1003−53に準
じて、ブロッキング(至)は、フィルムを2枚重ねあわ
せ、2並 に2の銀りを乗せ50℃で24時 間装、密着面積の割合として算 出し、 ヤング率(ks’/inmっは、20mmX 220m
mのフィルムを用いインストロンで測定 し、 引張シ強さくM’/cmりは、ASTMD882−64
Tに準じて、 インパクト(kグ・cm/mm )は、15℃でフィル
ム(10mmX10mmのもの)に球形の 沈 平りで衝撃を与え、破壊した時 の衝撃エネルギーより求め、 浮き出し は、 フィルムを50℃で24時間保持の後
目視により判定した。
じて、ブロッキング(至)は、フィルムを2枚重ねあわ
せ、2並 に2の銀りを乗せ50℃で24時 間装、密着面積の割合として算 出し、 ヤング率(ks’/inmっは、20mmX 220m
mのフィルムを用いインストロンで測定 し、 引張シ強さくM’/cmりは、ASTMD882−64
Tに準じて、 インパクト(kグ・cm/mm )は、15℃でフィル
ム(10mmX10mmのもの)に球形の 沈 平りで衝撃を与え、破壊した時 の衝撃エネルギーより求め、 浮き出し は、 フィルムを50℃で24時間保持の後
目視により判定した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 a)エチレン含量が1・5〜8重量%、b)メルトフロ
ーインデックスが0.1〜201/10m1n。 C)30℃白灯油 可溶部の′極限粘度が0.6i上で
あり且つ d)30℃白灯油 回外部のエチレン含量が40重量%
以下 であることを特徴とするエチレン−プロピレンランダム
共重合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP334682A JPS58120616A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | フィルム成形用又はブロ−成形用樹脂 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP334682A JPS58120616A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | フィルム成形用又はブロ−成形用樹脂 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58120616A true JPS58120616A (ja) | 1983-07-18 |
JPS6220202B2 JPS6220202B2 (ja) | 1987-05-06 |
Family
ID=11554792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP334682A Granted JPS58120616A (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | フィルム成形用又はブロ−成形用樹脂 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58120616A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59207907A (ja) * | 1983-05-13 | 1984-11-26 | Mitsui Toatsu Chem Inc | フイルム用エチレン−プロピレンランダム共重合体 |
JPS60127310A (ja) * | 1983-12-13 | 1985-07-08 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 透明性、ブロツキング性、耐衝撃性に優れたポリプロピレンフイルム |
KR100895947B1 (ko) | 2008-03-31 | 2009-05-07 | 삼성토탈 주식회사 | 내충격성이 우수한 파이프용 에틸렌-프로필렌 랜덤공중합체 수지 조성물 |
-
1982
- 1982-01-14 JP JP334682A patent/JPS58120616A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59207907A (ja) * | 1983-05-13 | 1984-11-26 | Mitsui Toatsu Chem Inc | フイルム用エチレン−プロピレンランダム共重合体 |
JPH0549691B2 (ja) * | 1983-05-13 | 1993-07-27 | Mitsui Toatsu Chemicals | |
JPS60127310A (ja) * | 1983-12-13 | 1985-07-08 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 透明性、ブロツキング性、耐衝撃性に優れたポリプロピレンフイルム |
JPH0531568B2 (ja) * | 1983-12-13 | 1993-05-12 | Mitsui Toatsu Chemicals | |
KR100895947B1 (ko) | 2008-03-31 | 2009-05-07 | 삼성토탈 주식회사 | 내충격성이 우수한 파이프용 에틸렌-프로필렌 랜덤공중합체 수지 조성물 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6220202B2 (ja) | 1987-05-06 |
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