JPS581196Y2 - 混ぜご飯用包装炊飯材料 - Google Patents

混ぜご飯用包装炊飯材料

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Publication number
JPS581196Y2
JPS581196Y2 JP1976092670U JP9267076U JPS581196Y2 JP S581196 Y2 JPS581196 Y2 JP S581196Y2 JP 1976092670 U JP1976092670 U JP 1976092670U JP 9267076 U JP9267076 U JP 9267076U JP S581196 Y2 JPS581196 Y2 JP S581196Y2
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JP
Japan
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rice
oxygen
bag
cooking
mixed
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Expired
Application number
JP1976092670U
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English (en)
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JPS5310885U (ja
Inventor
北川勝幸
Original Assignee
大喜製菓株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は炊飯用米とともに混ぜご成用の副食添加物をポ
リ塩化ビニリデンコーティングプラスチックフィルムな
どの酸素非透過性の袋体に同封した混ぜご成用包装炊飯
材料に関するもので、この場合、炊飯用米は水洗の必要
がない程度にあらかじめ脱線処理し、しかも袋体内部に
はそれらの充填物の長期高品質保存を可能にするように
、空気中酸素と反応し、これを固定化する脱酸素剤を同
封するなどして実質的に無酸素状態にしたものである。
本考案を図面により説明すると、包装体Aは、酸素非透
過性のプラスチック袋体4内に、炊飯用米1、副食添加
物2、脱酸素剤3を各密封して形成したものである。
炊飯用米1としては、水洗の必要がないようにあらかじ
め脱線処理を施すと共に含水量を高めたものを用いる。
この場合の処理としては、玄米の精白の際、その精白度
合、を通常の場合より高くする方法が含まれる他、白米
をあらかじめ水や温水により水洗し、乾燥したり、ある
いはあらかじめ軽度に蒸煮する方法が含まれる。
本考案において用いる好ましい米は、脱線処理した白米
に水蒸気を接触させ、その水含量を通常の白米よりも高
めた、たとえば含水率通常10〜40%、好ましくは1
5〜20%程度に保持させたものである。
このような含水量の増大された米においては、その味は
よいが、保存が困難であるという問題を含む。
殊に、本考案においては、米に含ませた水分が蒸散しな
いように、気密フィルムの袋体内に密封保持することか
ら、袋体内部は湿度が極めて高くなり、その結果、含水
量の保存性は非常に困難になる。
しかしながら、このような米は、その保存を無酸素状態
、酸素濃度1%以下に保持する時に良好に保存させるこ
とが確認された。
副食添加物2としては、混ぜご飯の作成に慣用されてい
るもの、たとえば、あずき、栗、しいたけ、松たけ、人
参、ごぼう、えび、牛肉、鶏肉、はまぐり肉などがあり
、これらのものは生のまま用いることもできるが、長期
保存を容易にするためにあらかじめ乾燥ないし煮沸処理
あるいは殺菌処理を施しておくのがよい。
これらのものは単独又は適当に組合せて使用され、全体
を紙袋や穴あきポリフィルムなどの適当な酸素透過性の
袋体に収容して前記酸素非透過性の袋体4に封入する。
また、この副食添加物2は米1と混合して袋体4内に封
入することも可能である。
脱酸素剤3は亜ニチオン酸塩、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩
などの酸素吸収成分を含む薬剤全体を、紙袋や穴あきポ
リフィルムを貼着した紙袋などに封入したものであり、
空気中酸素と反応し、これを固定化する作用を有する。
このものの適当量を密封袋に入れると、その袋内の酸素
を実質的に無酸素、通常濃度1%以以下塵にまで低下さ
せることができる。
また、この袋内を無酸素状態に保持することは、真空パ
ック方式やガス置換方式によっても可能であるが、この
場合、その機械操作を充分注意し、酸素濃度をできる限
り低濃度になるように設定する。
また、本考案の包装体Aには、さらに、混ぜご飯の炊飯
に必要な他の調味料を適当な袋体に収容して同封するこ
ともでき、る。
本考案は、前記した如き米1及び副食添加物2を同封し
た包装体からなるもので、そしてその内部は実質的に無
酸素状態に保持されていることから、米1及び副食添加
物2は酸素による劣化が防止され、長期の保存が可能で
ある。
しかも、内容物全体を気密性の高い袋体で包装したこと
から、含水米の水分の蒸散及び乾燥が防止され、含水米
の水分は通常の白米の場合よりも高く保持され、炊飯処
理が非常に軽減される。
そして、米1は水洗不要のものであることから、炊飯に
際し包装体Aを開封して取り出した内容物は、これをそ
のまま炊飯器に入れ適当量の水及び調味料を加えてかき
まぜ、炊飯することによって混ぜご飯とすることができ
、その作業は著しく軽減される。
しかも、この場合、副食添加物の種類を適当に選定する
ことによって、赤飯、竹の子ご飯、栗ご飯、松たけご飯
、ふきよせご飯、五目ご飯、鶏ご飯、はまぐりご飯など
とすることができる。
本考案は従来のインスタント食品やレトルト食品などの
食品とは異なり、天然物を袋体に封入し、必要に応じて
これを炊飯するようにしたものであるから、その味はお
いしく、しかも袋体内部は無酸素状態であることから、
酸化による味の低下もない。
さらに、その内容量を、1人分、2人分、・・・・・・
などの適当量にすることにより、家庭における手軽な常
備食や携帯に便利な携帯食とすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の包装炊飯材料の一部切欠説明斜面図であ
り、図中、符号1は炊飯用米、2は混ぜご成用副食添加
物、3は脱酸素剤、4は酸素非透過性袋体を各示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)水洗の必要がない程度にまであらかじめ脱線処理
    されたかつ通常の白米より高められた含水量を有する炊
    飯用米1と、混ぜご飯の作成に際して混合添加される慣
    用の副食添加物2とを酸素非透過性の袋体4に収容密封
    した包装体Aからなり、該袋体内部は実質的に無酸素状
    態に保持されていることを特徴とする混ぜご成用包装炊
    飯材料。
  2. (2)該袋体4内に空気中酸素と反応し、これを固定化
    する脱酸素剤3を同封し、袋体内部酸素と反応させて袋
    内を実質的に無酸素状態に保持する実用新案登録請求の
    範囲第(1)項の混ぜご成用包装炊飯材料。
JP1976092670U 1976-07-12 1976-07-12 混ぜご飯用包装炊飯材料 Expired JPS581196Y2 (ja)

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JPS5310885U JPS5310885U (ja) 1978-01-30
JPS581196Y2 true JPS581196Y2 (ja) 1983-01-10

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ID=28703262

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Families Citing this family (3)

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JPS5925650U (ja) * 1982-08-02 1984-02-17 三洋電機株式会社 ロ−デイング検出用のスイツチ保護装置
JPH0120878Y2 (ja) * 1986-01-06 1989-06-22
JPS63191459U (ja) * 1987-05-27 1988-12-09

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JPS4861647A (ja) * 1971-12-01 1973-08-29
JPS4875738A (ja) * 1972-01-07 1973-10-12
JPS4919862A (ja) * 1972-05-27 1974-02-21
JPS5062882A (ja) * 1973-10-08 1975-05-29

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