JPS58118776A - ガツトの製造方法 - Google Patents

ガツトの製造方法

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JPS58118776A
JPS58118776A JP57000001A JP182A JPS58118776A JP S58118776 A JPS58118776 A JP S58118776A JP 57000001 A JP57000001 A JP 57000001A JP 182 A JP182 A JP 182A JP S58118776 A JPS58118776 A JP S58118776A
Authority
JP
Japan
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tension
gut
fluff
length
preferable
Prior art date
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Pending
Application number
JP57000001A
Other languages
English (en)
Inventor
大脇 新次
信 田中
達也 柴田
黒田 俊正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 テニス用ガツトは従来羊や鯨などの筋を適度に撚って集
束剤で固めたものが用いられていた。
これら動物筋のガツトによるネットは強度が大きく非常
に弾力性に富む上に使用中にゆるみにくいことなど優れ
た性質を有するものであるが、一方水にぬれると集束剤
が膨潤するため雨の日に使えないこと、高価であるなど
の欠点を有する。これがためこの欠点を補うものとして
ナイロンガツトが最近多(使用でれているが、ナイロン
ガツトは伸縮性が犬ぎく使用中にたるみを生じやす(゛
こと、夏の高湿時に使用すると伸びるなどの欠点がある
。この欠点を除(ため、組みガツトと称1、合成繊維の
マルチフィラメントを芯と(1組み糸でその周囲を被覆
したものや、たるみ防止のための某品処理をほどこした
ナイロンガツトが市販されているが、これらはそれぞれ
たるみや伸びを少なくするための処理がなされたもので
あるため、これらの性質は改善されているが、反面ガツ
トが同くなり弾力性が低下するという欠点を生ずる。こ
のようにガツト素材やガツトの内部構造に関する改良工
夫が種々なされているが、ガツトの弾性と使用中のたる
み防止を両立させることが困難であるため、動物筋から
なるガツトのようにきわめて使い心地のよいガツトは合
成繊維では得難いのが現状である。
さらに一般にガツト製品には高い品質が要求され、その
設計、製造に高度の技術が必要とされる。(7かるに現
状では、高級ガツトの場合バイオリン用の絃と同様、高
級品を再現性よく犬り生産することは事実上不可能に近
いっテニス。
バドミントンなどのプレーヤーが長期間使用してはじめ
て品質の良否が判断されるものだからである。その意味
では一品製作品に近い。技術的には、最終製品として必
要な実用性能を計測可能な量により精度良く対応させた
定量的な製品設計システムの確立、ポリマーおよびi!
!造技術面がらの技術開発の推進が強く望まれている。
ところで一般的にはガツトの要求特性は、軽量性、耐久
性そI、て使い心地である。軽量性と耐久性だけならば
、これらの要求特性に対応し。
て定性的定惜的に精度よく大量生産することはさほど困
難ではない。しかし使い心地については、雑件的定量的
把握が非常に困難である。ガツトの力学的性質9弾性的
性質、摩擦特性、断面均斉性、温湿度依存性など数多く
の用子が考えられる。本発明者らはこれらの因子と使い
心地1の関係について種々検討を重ねたが、上述のごと
き諸因子によって良好な使い心地を定量的に把握+るこ
とはできなかった。
本発明者らはかかる現状に鑑み、現在の試行錯誤的なガ
ツト生産技術をできるがぎり定損−的計測的な生* 4
4i術に引き上げんと1.て横割(た結果、本発明に達
j、たものである。
すなわち本発明は、ポリアミドマルチフィラメント糸を
合糸1、たのち5o〜200 T/Mの撚りをかけ、さ
もK O,3〜2.5 p、’aの張力下で、毛羽立て
テストtcよる平均毛羽長が05〜15朔となるごとき
温度で非接触加熱することを特徴とするガツトの製造方
法である。
ここにポリアミドマルチフィラメント糸を構成するボリ
ア′ミ ドとしては、たとえばポリカプロ7ミ ド、ポ
リエナントアミ ド、ポリノナミ ド。
ポリウンデカナミド、ポリへキサメチレンアジパミド、
ポリへキサメチンンセバヵミド、ポリメタキシリレンア
ジパミドなど、およびそれらとアミド形成官能基を有す
る化合物との共重合体などをあげることができ、添加す
るポリアミドは二種以上で)ンってもよい。
ポリアミドマルチフィラメント糸の単糸デニールは、2
〜15デニールの範囲で用いるのが好ま1−7い。2デ
ニ一ル未満では、融着面の増加という点では好ましいが
、撚糸工程において毛羽が発生するので好ま(、りない
ポリアミドマルチフィラメント糸の合糸後の繊度は、s
oo〜2000デニール、特に850〜1900デニー
ルの範囲が好ましい。
ポリアミドマルチフィラメント糸の合糸本数は、3〜6
本が適西である。すなわちこれらの金糸本数の場合、部
分融着後の長さ方向の太さ斑について測定したところ、
その程度は小さく物性のばらつきも少なく好ましい。と
ころが例えば2本の合糸では、断面がはy偏平に近くな
り好ま1−(ない。さらに7本以上の多数本合糸では、
回転するマルチフィラメントにどりかこまれるマルチフ
ィラメントを生ずるため、撚数が実際の従数以下となる
マルチフィラメントが発生するので撚の効果を十分に発
揮出来ず、さ 5− らには、モジュラス、強度9弾性回復率に大きな変動を
与えるため好ましくない。
ポリアミドマルチフィラメント糸を合糸(−だのちの撚
糸工程における撚数は、50〜200T/M 、さらに
好まI−(は75〜]5oT//Mが必要である。撚数
が50 T/M未満では、ランダムに発生する部分融着
に起因する不均一性の発生を吸収することができないの
で融着斑が欠点として残り、全体の物性値忙変動を与え
たり、部分的に弱い部位が発生17、その部分より切断
され易い。逆に撚数が200 T/Mを越えると、強力
の伺下、ガツト表面のがさっき、モジュラスの細工など
を生じるので好ま1.<ない。その結果、ガツトの使用
時、張りかえ時に切断j5やすくなる。非接触状態加熱
(熱融着処理)を施すときの張力の値としては03〜R
5f/a 、好ま1、 (はo4〜2. Oy/dが適
当である。融着時の張力が0.3974未満では応力緩
和(クリープ)が大きくなり、ガツトにゆるみを生じゃ
すく、ガツトを張った翌日もう一度張り直さなければ 
6− ならな(なるばかりでなく、張った直後でもモジュラス
が低いため、ボールやシャトルの飛びが悪い。一方、加
熱融着時の張力が2. s 9/dを越えるとモジュラ
ス、硬さなどは好ましい値を示すが、伸長弾性回復率、
応力緩和保持率が低下しすぎて好ま1.<ない。
つぎに、03〜2.59/dの張力下で非接触加熱によ
り単糸間熱融着を生じさせることが必要である。ここで
適度の張力を掛けて熱融着せLめることが重要な点であ
り、これKよりモジュラス、伸長弾性回復率を高く保持
するとともに応力緩和が少な(、形態的寸法安定性が改
善されたガツトを得ることができる。その結果、使用中
にガツトがゆるみ、ボールやシャトルの飛びが扱くなる
という従来の合成繊維ガツトの最大の欠点を解決するこ
とが出来るのである。
フィラメント間の融着は、非接触ヒーターの温度、繊維
の通過速度、合撚糸されたマルチフィラメント糸のデニ
ール、撚数によって異なる。
これらの要因を統一的に調整するための尺度とi2て毛
羽テストを開発1.た。
ここで第1図により毛羽テストについて説明する。
まず、ガツトの両端1,2を2にりの張力下でU定する
。この固守されたガント3に9 (16の角度を有する
刃物4をあて、刃物4に2 Kqの荷重を掛けながら、
ガツトの上を矛・□vi、I臼)宅。
回50 m/Q、の速度で往復運動させる。その際ガツ
ト上に発生にた毛羽の長さを顕微鏡を用いて測定し、そ
の平均値を毛羽の長さとする。
毛羽テストにおいと毛羽の長さが0.5 tm未満の場
合、融着過剰であることを示1、強度低下をおこ12、
ボールなどが衝突(、たときにガツトが切れやすい。一
方、毛羽テストで毛羽の長さが15解を趙える場合、融
着は不十分であり、物性の均一性が欠け、部分的に弱い
個R1が発生j、たり、応力緩和(Wリープが太き(な
り好ましく′j【い5従って融着状態の目安と(−ての
毛羽テスFにお〜・て平均毛羽長は0.5 = 1.5
朔、さらに好ま1 (は06−〜10簡になるようにヒ
ルタ一温度、繊維の通鍋速度を調整する必要がある。
以下に実施例をもちいて説明する。
実施例Jはテニス用ラケットとして評価したつ評価項目
は表に示j1、評価方法は表の下に示した。実施例2は
バドミントン用ラケットとして評価I、た。実施例1と
同様、評価項目は表に示12、評価方法は表の下に示1
.た。
実施例1〜5.比較例1 ナイロン−6タイヤコード原糸(1890デニール/3
06フイラメント)を数本合糸j7、撚を加えたものを
長さ1.5mの横形電熱非接触ヒーターの中を12 m
/sm、の速度で通した。マルチフィラメントヤーンの
張力は伊給p−ラー及び延伸ρ−ラーの各々の回転速度
を変更することにより鍾枠(、た。
 9− 特に実施例3のサンプルは鯨筋に物性が近く、これを軟
式テニス用ラケットに用いたところ、球の飛び、打球音
、ドライブスピンのかかり具合も良好で、使用中のガツ
トのゆるみもなく良好であった。
しかるに、比較例と1.て行った比較例1のテストでは
応力緩和保持率が低(、クリープが大きくなり、1週間
の後にはボールの飛びは悪くなり、ガツトの張りなお1
.が必要となった。
実施例6〜8.比較例2 ナイロン−6タイヤフード原糸(1260デニール/2
04フイラメント)を数本合糸し、撚を加えたものを長
さL5mの横形電熱非接触ヒーターの中を1.2 m/
1mnの速度で通(、た。熱処理時のマルチフィラメン
トヤーンの張力は供給ローラー及び延伸ローラーの各々
の回転速度を変更させることにより調節した。
 11− 特に実施例7のサンプルは、これをバドミントンのラケ
ットに用いた場合、シャトルの飛び。
打球音が良好で、使用中のガツトのゆるみもtcく良好
であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いた毛羽室てチアド装置を示す。こ
こに1,2はガソFの先端固定部である。3はガツト、
4は先端角度90°の刃物である。 特許出願人 帝人株式会社 代理人 弁理士  前  1) 純  博13− 433−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. fll  ポリアミドマルチフィラメント糸を合糸した
    のち50〜200 T/Mの撚りをかげ、さらに03〜
    25f/dの張力下で、毛羽立てテストによる平均毛羽
    長が05〜15陥となるごとき温度で非接触状態で加熱
    することを特徴とするガツトの製造方法。
JP57000001A 1982-01-04 1982-01-04 ガツトの製造方法 Pending JPS58118776A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61143080A (ja) * 1984-12-17 1986-06-30 住友ゴム工業株式会社 ラケツト用ガツト

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61143080A (ja) * 1984-12-17 1986-06-30 住友ゴム工業株式会社 ラケツト用ガツト
JPH0230267B2 (ja) * 1984-12-17 1990-07-05 Sumitomo Rubber Ind

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