JPS58117218A - ポリイミド化合物の製造方法 - Google Patents

ポリイミド化合物の製造方法

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JPS58117218A
JPS58117218A JP20509981A JP20509981A JPS58117218A JP S58117218 A JPS58117218 A JP S58117218A JP 20509981 A JP20509981 A JP 20509981A JP 20509981 A JP20509981 A JP 20509981A JP S58117218 A JPS58117218 A JP S58117218A
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polyimide compound
polyimide
aromatic
reaction
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岡 仁志
Yoshinori Yoshida
吉田 淑則
Yuji Naito
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリイミド化合物およびその製造方法に関す
る。
一般にポリイミド化合物は、耐熱性に非常に優れた性質
な示し、%に高温で使用するフィルム、電線被徨、接着
剤、塗料等の原料として非常に有用である。
従来のポリイミド化合物としては無水ピロメリット酸等
の芳香族ナト2カルボン酸2無水物とアミンとを、N、
N−ジメチルホルムアンド、N。
N−ジメチルアセトアンド、N−メチル−2−ピロリド
ン等の溶媒中で反応させてポリアミド酸を得、次にこれ
を加熱等の方法により脱水閉環して得られる芳香族ポリ
イミド化合物が知られている4、しかし従来の芳香族ポ
リイミド化合物は、その前駆体である芳香族ポリアミド
酸の安定性が悪く、例えば脱水閉環によるイミド化が若
干でも進むと溶剤に溶けなくなり、溶液状態で長期間保
存すると白濁を生じるという欠点がある。この欠点を除
くため、従来の芳香族ポリアミド酸の溶液は通常、10
℃以下で保存する必要があり、取扱いが著しく不便であ
った。更に従来の芳香族ポリイミドは、原料である芳香
族テトラカルボン酸の価格が高いため、汎用的な用途に
は不向きであった。
本発明者らは上記欠点を改良すべく、鋭意研究した結果
、特定のポリアミド酸が、一部イミド化が進んでも溶媒
に溶けるため、溶液状態で非常に安定があり、かつ作業
性がよいこと、またそのポリアミド酸を脱水閉環して得
られるポリイミド化合物が耐熱性、機械的特性、電気特
性、耐薬品性等に優れていることなどを見出し、本発明
KM違したものである。
本発明の目的は、耐熱性、機械的特性、電気特性、耐薬
品特性等に優れたポリイミド化合物およびその製造方法
を提供することにある。
本発明による新規なポリイミド化合物は、下記の一般式
(I)で示される構造を有することを特徴と(式中、R
は2価の芳香族炭化水素基、鴇は2以上の整数を示す。
) また本発明による上記ポリイミド化合物は、2゜3.5
−)リカルボキシーシクロペンタンーア竜チックアシッ
ドまたはその無水物と芳香族ジアミノとを少なくともそ
れらの一方を溶解する溶媒中で反応させてポリイミドの
前駆体であるボリアイド酸を製造し、そのポリアンド酸
を加熱処理するととKよって製造される。
上記一般式〇)のポリインド化合物におけるRとしては
、例えば などを挙げることができる。
また好ましい鶏は10以上であり、41に10〜s、o
ooが好ましく、最も好ましくは20〜1,000であ
る。
本発明に使用される2、 a、 s−トリカルボキシ−
シクロペンタン−アセチックアシッド(以下、TCAと
称する)は、例えばジシクロペンタジェンをオゾン分解
し、過酸化水素で酸化する方法(英国特許第872,3
55号、J 、Orl 、Cfa 、 28 (1G 
)2537〜41.1963)、またはジシクロペンタ
ジェンを水和して得られるヒドロキシ−ジシクロペンタ
ジェンを硝酸々化する方法(N独特許第1,078、1
20号)などkよって製造することができる。TCAは
無水物(通常は2無水物)でもよい。
また上記TCAまたはその無水物と反応させるジアミン
は、一般式: H*N−RNH茸で示される化合物(R
は2価の芳香族炭化水素基)である。これらの異体例と
しては、パラフェニレンジアミン、メタフェニレンジア
ミン、4.4’−ジアミノジフェニルメタン、4.4’
−ジアミノジフェニルエタン、ベンジジン、4.4’−
ジアミノジフェニルスルフィド、4.4!−ジアミノジ
フェニルスルホン、4.イージアミノジフェニルエーテ
ル、1.5−ジアミノナフタレン、3.1−ジメチル−
4,4ニージアミノビフエニル、3.4’−シア建ノベ
ンズアニリド、3.イージアミノジフェニルエーテル、
メタキシリレンジアミノおよびパフキシリレンシアマン
等を挙げることができる。これらは単独または協会して
用いることができる。
本発明における反応および再溶解の溶媒としては、N−
メチル−2−ビ四リドン、N、N−ジメチルホルムアミ
ド、N、N−ジメチルア七ドア電ド、N、N’−ジメチ
ルスルホオキシド等のN−アル中ルビロリドン類、N、
N−ジアルキルア擢ド類が好ましいが、一般的な有機溶
媒であるアルコール類、フェノール類、r)ンas z
−チルfa、例t ハz +ルアルコール、インプロピ
ルアルコール、エチレングリコール、プpビレングνコ
ール、1、4−ブタンジオール、トリエチレングリコー
ル、エチレングリコールモノメチルエーテル、フェノー
ル、クレゾール、メチルエチルケトン、ナト2ヒドロフ
ラン等も使用することがでdる。
上記TCAまたはその無水物とジアミノとの反応割合は
当モルで行なうのが好ましいが、本発明の目的が達成さ
れる限り、若干の過不足があっても差支えない。また反
応は、通常溶媒中で行うが好ましい、溶媒の使用量はT
CAまたはその無水物とジアミンに対して0.5〜20
重量倍である、本発明のポリイミド化合物の前駆体であ
るポリアミド酸を製造する際の反応温度は、TCAとT
Cム無水物のどちらを出発原料にするかKよって異なり
、TCAを原料とする場合には脱水縮合を行なわせるた
めに1通常、50〜300℃、好ましくは100〜25
0℃で反応を行なうのが効果的である。
一方、TC人無水物を原料とする場合には付加重合であ
り、必らずしも高温で反応させる必要はなく、通常は0
〜100℃で反応を行えばよい、得られるポリアミド酸
は溶媒に溶は易く、かつポリアミド酸の1部がイミド化
しても溶媒に溶けるために溶液状態で非常に安定なもの
である。
次にポリアミド酸を脱水閉環してポリイミド化合物を製
造するKは、一般に上記め反応で得られたボリアイド酸
溶液をそのまま加熱するか、またはポリアミド酸の非溶
媒(例えばアセトン)中でポリアミド酸を凝固した後、
凝固したポリアミド酸を加熱するととにより脱水環化さ
せるか、もしくは凝固したポリアミド酸を溶媒に再溶解
させたものを加熱し、溶媒を蒸発させながら脱水閉環さ
せる。好ましい加熱温度は100〜500℃である。加
熱前のポリアンド酸の極限粘度(〔ダ〕M−19に−2
−に’a9 f7 )は好ましくは0.05dl/Ii
以上、特に好ましくは0.05〜5dt/IIであり、
ポリアミド酸の重合度路としては通常10〜s、ooo
@変のものである。
このポリアミド酸の重合1isは前記一般式〇で示され
るポリイミド化合物の重合度BK対応したものである。
上記ポリアミド酸には、酸化防止剤等の安定剤を、例え
ばポリアミド酸100重量部に対して0.01〜5重量
部S*加えてもよく、また充填剤などの添加剤を、例え
ばポリアミド酸100重量部に対して1〜100重量部
11度加えてもよい。
ポリイミド化合物の成形方法は、そのポリイミド化合物
の用途によって異なるが、例えば支持体にボリアイド酸
溶液を塗布したり、またはガラス繊−1炭素繊維などの
マットに含浸させた後、漸次加温し、最終的に250〜
400℃まで加熱処理することにより、ポリイミド化合
物の透明で強靭なフィルムまたは繊維強化シートが得ら
れる。
本発明による新規なポリイミド化合匍は、耐熱性、機械
的特性、電気特性、耐薬品特性等に優れた特性を示し、
例えば高温用フィルム、接着剤、塗料埠に有用であり、
具体的にはプリント配線基板、フレキシブル配線基板、
半導体集積回路素子の表面保護膜または層関絶縁展、エ
ナメル電線用被覆材、各種積層板、ガスケット等に有用
である。
以下、本発明を実施例によってさらに詳細に説明するが
、本発明はこれらの実施例によって制限されるものでは
ない。
実施例I Ns雰11気下、4.4′−ジアミノジフェニルメタン
19.89(0,1襲of )をN−メチル−2−ピロ
リドン200117に溶解し、攪拌しながら25℃でT
CA2無水物22.477 (0,1肩01 )を2〜
3分で添加し、2時間反応させた。その後、この反応溶
液をアセトン中に投入して凝固し、乾燥させてポリアミ
ド酸の粉末411Iを得た。このポリアミド酸の極限粘
III! ((’I )i!”+に−x−twaq r
y)は0.511#/Iであった。なお、反応後の溶液
をえ5℃でsO日間放置しても粘度の上昇はなく、また
白濁等の不溶分析出の現象はみられなかった。
次にこのボリアぐド酸の粉末zOItN、N−ジメチル
アセトアンド30#に溶解し、その40重量−溶液を作
り、一部をガラス版上にスピン・コーティングし、12
0℃で1時間、350℃で30分加熱J6珊して20s
Hの透明なグリインド化合物のフィルム動作成した。
上記ポリインド化金物のフィルムの赤外吸収スペクトル
を第1図に示したが、インド・カルボニルに基づく吸収
が17800mlおよび170G傷付近に、またインド
の特性吸収が920 cm”Kみちれ、また芳香族C−
H伸縮に基づく吸収が30400IIに、1.4−二置
換の芳香族C−H面外賓角に基づく吸収が815awK
みられた。さらに上記ポリイミド化合物の元素分析の結
果は、炭素?1.0嗟、水素4.6%1窒素7.4チ、
酸素17. O% (計算値:炭素71.5チ、水素4
.7チ、窒素7.29G、酸素16.61G)であった
上記より本実施例で得られたポリイミド化合物の構造は
、 またこのフィルムの各種物性を測定したところ、第1表
に示す結果を得た。
第   l   表 壷減量割合が3%710℃の時 実施例2 実施例Iにおいて、4.4’−ジアンノジフエ品ルメタ
ンの代わ9に4.イーシアミノジフェニルエーテル20
 N (0,1m$1 )を用いる以外は実施例1と同
様の反応を行なった。この反応溶液も、2s℃で30日
間放置しても粘度の上昇はなく、白濁勢の不溶分析出の
現象はみられなかった。このポリアミド酸の反応液の極
限粘度(〔η〕ウー、、、−ゆ9.)は0.52dj/
jであった。
次にこの反応液を談細し、固形分が40重量−になるよ
うに調整し、実施例1と同じようにスピンコーティング
および加熱処理を行なってポリイミド化合物のフィルム
を作成した。
上記ポリ、イミド化合物のフィルムの赤外吸収スペクト
ルを第2図に示したが、イミドカルボニル基に基づく吸
収が1780億および170G傷付近に、またイミドの
特性吸収が920cmKみられ、芳香族C−H伸縮に基
づく吸収が3040cm鷺、1.4−二置換の芳香族C
−H面外変角に基づく吸収が8251に、モしてC−0
−Cの逆対称伸縮に基づく吸収が1220aa付近にみ
られた。さらに上記ポリイミド化合物の元素分析の結果
は、炭素67.5 %、水素4.0−1窒素′1.4 
%、酸素21゜1チ(計算値:炭素6&11水素4.1
−1窒素7.2−1酸素zo、ss)であった。
上記より本実施例で得られたポリアミド化合物であると
決定された。このフィルムの各種物性を測定した結果を
前記第1表に示した。
実施例3 4.4′−シアζノジブエニルエーテル20 J (0
1mad )とT CA 26 g(0,1罵o1 )
をN−メチル−2−ピロリドン100111中に溶解し
、190℃で水を留去ながら2時間反応を行なった。そ
の螢、この反応液を水中に投入しポリアミド酸を凝固し
た螢、乾燥させてポリアミド酸の粉末44.9を得8σ
C た、このポリアミド酸の極限粘f((43M−1phb
−*49 )、)は0.32dl/jlであり、そのイ
ミド化率は30−であった。なおインド化率とは、ポリ
イミドの状態を10091.イミド結合のないポリアミ
ド酸の状態な0−とじたときの反応物中のポリイミド化
分の割合をいう。
上記のように得られたポリアンド酸の粉末をN−メチル
−2−ピロリドンに40重量1!溶解した溶液は、室温
で30日間放置後も粘度の上昇はなく、白濁等の不溶分
析出の現象はみられなかった。
次にこの液を実施例1と同様にスピンコーティング、加
熱処理を行ない、ポリイミド化合物のフィルムを作成し
た。上記ポリイミド化合物のフィルムの赤外吸収スペク
トルは実施例2と同様であった。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明のポリイミド化合物の赤外
吸収スペクトルを示す図である。 代理人 弁理士  川 尤 武 長 手続補正書 昭和!s7年$月18日 特許庁長官若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和S6年   特許願第2050f19号2 発明の
名称 ポリイ々ド化合物およびその製造方法3 補正を
する者 事件との関係  特許出願人 4 代  理  人  〒103 ! \ 8、補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙のように改めも(
3)明細書第5頁第13行目の「芳香族炭化水素基を「
芳香族基」に改める。 (舶明細書第4頁第7行目の「例えば」の次に下記を加
える。 「xt X重 C式中、)l 、X!、 Xs  およびX4は同一ま
たは異なり、HまたはCHsであり、YはCH工、 C
5Ha 、0 、S−80mまたはC0NHC−あり、
ルは0または1を示す、)を挙げることができ、具体例
としては」(5)明細書第5頁第13行目の「芳香族炭
化水素基」を「芳香族基」に改める。 (6)明細書@5頁第13行目の「である、」を「であ
り、例えば X。 (式中、X+ 、 X! 、 LおよびX4は同一ま九
は異なり、HまたハC)is テアリ、Y !! CH
t 、CtH4、QS 、 802ま九はC0NHであ
り、路は0ま九はlを示す。) で示される化合物を挙げることができる。JGC改める
。 以上 特許請求の範囲 を示す)。 (2) 213.5− ) vカルボキシ−シクロベン
fi7−7セチツクアシツドまたはその無水物と芳香゛
族ジアミンとを少なくともそれらの一方を溶解する溶媒
中で反応させてポリイミドの前駆体であるポリアミド酸
を製造し、そのポリアミド酸を加熱処理することを特徴
とする前記一般式(1)で示されるポリイミド化合物の
製造方法。 手続補正書 昭和58年 2月15日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和56年特許願第205099号2
、発明の名称 ポリイミドMMのW’7VW3、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区築地2丁目11番24号4、代理
人〒103 住 所 東京都中央区日本橋茅場町−丁目11番8号(
紅萌ビルディング)電話03 (639) 5592番
氏 名(765B)弁理士 川  北  武  長5、
補正命令の日付 自発 6、補正により増加する発明の数 0 7、補正の対象 発明の名称の欄、明細書の特許請求の
範囲の欄および明細書の発明の詳細な 説明の欄。 ホウ 法」に改める。 (2)明細書の特許請求の範囲を別紙のように改める。 (3)明細書1頁17行の「およびその」を「のjに改
める。 (4)明細書2頁14行の「溶けなくなり、」の次に「
室温で保存すると分子量が低下し、また場合によっては
jを加える。 (5)明細書3頁lO行〜11行の「およびその」をr
の1に改める。 (6)明細書3頁12行〜17行の「本発明による〜を
示す。」 (昭和57年8月18日付の手続補正書8(
3)項の補正部分も含む。)を削る。 (7)明細書3頁18行の「また本発明による上記」を
r本発明による」に改める。 (8)明細書4頁6行〜最終行の「上記一般式(I)〜
である。」 (昭和57年8月18日付の手続補正書8
(3)項の補正部分も含む。)を削る。 (9)明細書5頁6行のr2537〜41」をr253
7Jに改める。 (10)明細17頁5行のU本発明のJをr本発明にお
いて、1に改める。 (11)明細書8頁8行の「重合度」の次にr(繰返し
構造単位数)」を加える。 (12)明細書8頁1o行〜12行の「この〜である。 」を削る。 (13)明細書1o頁5行の「上昇」を「低下」に改め
る。 (I4〕明細書11頁1行の「、酸素17.0%」を削
る。 (15)明細書11頁2〜3行の「、酸素16.6%J
を削る。 (16)明細書11頁4行〜7行の「上記より〜決定さ
れた。」を削る。 (17)明細書12頁7行の「上昇」を「低下1に改め
る。 (18)明細書13頁4行〜5行の「、酸素2・1゜1
%」を削る。 (19)明細書13頁6行の「、酸素20.6%」を削
る。 (20)明細書13頁7行〜10行の「上記より〜決定
された。」を削る。 (21)明細書14頁8行の「上昇」を「低下Jに改め
る。 (22)明細書14頁14行の次に下記実施例および比
較例を加える。 実施例4 実施例1において用いた4、4−ジアミノジフェニルメ
タンの代わりに4,4′−ジアミノシフエールスルフィ
ド21.6g (0,1mol )を用い、N媒;fc
 N−メチル−2−ピロリドンの代わりにN。 N−ジメチルアセトアミド200ml!を用いる以外は
、実施例1と同様の反応を行った。次にこの反応液をア
セトン中に投入して凝固し、乾燥してポリアミド酸の粉
末18gを得た。このポリアミド酸の極限粘度〔η〕 
(30℃、N−メチル−2−ピロリドン中)は0.82
dl/gであった。なお反応後の溶液を25℃で30日
間放置しても、粘度の低下や不溶分の析出はみられなか
った。 このポリアミド酸の赤外吸収スペクトルには、アミドカ
ルボニルに基づく吸収が1660(2) に、また1、
4−二置換の芳香族C−H面外変角に基づく吸収が84
0cm にみられた。さらに、そのイミド化率を測定し
たところ、0であった。 また上記ポリアミド酸の元素分析を行った結果、炭$ 
59.7%、水、i4.7%、窒素6.3%(計算値:
炭素60.0%、水素4.6%、窒素6.4%)であっ
た。 次にポリアミド酸粉末を実施例1と同様に処理してポリ
イミド化合物の透明なフィルムを作成した。このポリイ
ミド化合物のフィルムの赤外吸収スペクトルには、イミ
ドカルボニル基に基づく吸収が1780cm  および
1700CII  付近に芳香族C−H伸縮に基づく吸
収が3040cs  に、l。 4−二置換の芳香族C−H面外変角に基づく吸収が82
5cII にみられた。さらに上記ポリイミド化合物の
元素分析の結果は、炭$−64,8%、水素4.0%、
窒素7.2%(計算値:炭素65.4S、水素4.0%
、窒$i6.9%)であった。 実施例5 実施例4において4.41−ジアミノジフェニルスルフ
ィドの代わりにバラフェニレンジアミン10.8 g 
(0,1mol )を用いる以外は実施例工と同様の反
応を行った。なお、この反応後の溶液は25℃で30日
間放置しても粘度の低下はなく白濁等の不溶分析出の現
象はみられなかった。次にこの反応液をアセトン中に投
入して凝固し乾燥してポリアミド酸の粉末27gを得た
。このポリアミド酸の極限粘度〔η〕 (30℃、N−
メチル−2−ピロリドン中)は0.73dl/gであっ
た。 このポリアミド酸の赤外吸収スペクトルには、アミドカ
ルボニルに基づく吸収が1660cm  に、また1、
  4−二置換の芳香族(、−H面外変角に基づ(吸収
が840 cm”にみられた。さらにそのイミド化率を
測定したところ、0であった。 また上記ポリアミド酸の元素分析を行った結果、炭t、
 58.4%、水素5.0%、窒素8.3%(計算値:
炭素57.8%、水素4.9%、窒素8.4%)であっ
た。 次にポリアミド酸粉末を実施例1と同様に処理してポリ
イミド化合物の透明なフィルムを作成した。このポリイ
ミド化合物のフィルムの赤外吸収スペクトルにはイミド
カルボニル基に基づく吸収1 がl 780alI  および17000m  付近に
、芳香族C−H伸Nニ基ツ< ’Jt収IJ’ 304
0 orr’ ニ、1゜4−二置換の芳香族C−H面外
変角に基づく吸収が825 cs−1にみられた。さら
に上記ポリイミド化合物の元素分析の結果は、炭素65
.3%、水素4.0%、窒素9.7%(計算値:炭素6
4,9%、水素4.1%、窒素9.5%)であった。 実施例6 実施例4において4.4−ジアミノジフェニルスルフィ
ドの代わりにメタフェニレンジアミン10.8g (0
,1mol )を用いる以外は実施例1と同様の反応を
行った。なお、この反応後の溶液は25℃で30日間放
置しても粘度の低下はなく白濁等の不溶分析出の現象は
みられなかった。次にこの反応液をアセトン中に投入し
て凝固し、乾燥してポリアミド酸の粉末41gを得た。 このポリアミド酸の極限粘度(η〕 (30℃、N−メ
チル−2−ピロリドン中)は0.44dl/gであった
。 このポリアミド酸の赤外吸収スペクトルには、アミドカ
ルボニルに基づく吸収が1660cm  にみられた。 さらにそのイミド化率を測定したところ、Oであった。 また上記ポリアミド酸の元素分析を行った結果、炭素5
7.6%、水素4.8%、窒素8.6%(計算値:炭素
57.8%、水素4.9%、窒素8.4%)であった。 次にポリアミド酸粉末を実施例1と同様に処理してポリ
イミド化合物の透明なフィルムを作成した。このポリイ
ミド化合物のフィルムの赤外吸収スペクトルにはイミド
カルボニル基に基づく吸収が1780c+a  および
1700cm  付近に、芳香族C−H伸縮に基づく吸
収が3040cm’にみられた。さらに上記ポリイミド
化合物の元素分析の結果は、炭素65.4%、水素4.
2%、窒素9.4%<計算値: 炭t; 64.9 %
、水!4.1%、窒i9.5%)であった。 実施例7 実施例4において4.4′−ジアミノジフェニルチオエ
ーテルの代わりにパラキシリレンジアミン13.6g 
(0,1mol )を用いる以外は実施例1と同・様の
反応を行った。なおこの反応後の溶液も25℃で30日
間放置後、粘度の低下はなく、白濁等の不溶分析出の現
象はみられなかった。次にこの反応液をアセトン中に投
入して凝固し、乾燥してポリアミド酸の粉末41gを得
た。このポリアミド酸の極限粘度〔η、)(30’e、
N−メチル2−ピロリドン中)は0.32dl/gであ
った。 このポリアミド酸の赤外吸収スペクトルには、アミドカ
ルボニルに基づく吸収が1660cm1にまた1、4−
二置換の芳香族C−H面外変角に基づく吸収が8400
11’にみられた。さらにそのイミド化率を測定したと
ころ、0であった。 また上記ポリアミド酸の元素分析を行った結果、炭素6
0.8%、水素5.6%、窒素7.3%(針算値:炭t
i 60.0 %、水素5.6%、窒素7.8%)テア
った。 次にポリアミド酸粉末を実施例1と同様に処理してポリ
イミド化合物の透明なフィムルを作成した。このポリイ
ミド化合物のフィルムの赤外吸収スペクトルにはイミド
カルボニル基に基づく吸収1 が1780cm  および1.700cm  付近に、
芳香族C−H伸縮に基づく吸収が3040cm  に、
1゜4−二置換の芳香族C−H面外変角に基づく吸収が
825cm  にみられた。さらに上記ポリイミド化合
物の元素分析の結果は、炭素66.4%、水素5.1%
、窒素8.7%(計算値:炭素66.7%、水素5.0
%、窒素8.6%)であった。 実施例8 実施例4において4,4′−ジアミノジフェニルスルフ
ィドの代わりにメタキシリレンジアミン13.6 g 
(0,1a+ol )を用いる以外は実施例1と同様の
反応を行った。なお、この反応後の溶液は25℃で30
日間放置しても粘度の低下はなく、白濁等の不溶分析出
の現象はみられなかった。次にこの友応液をアセトン中
に投入して凝固し、乾燥してポリアミド酸の粉末41g
を得た。このポリアミド酸の極限粘度〔η〕 (30℃
、N−メチル−2−ピロリドン中)は0.52a/gで
あった。 このポリアミド酸の赤外吸収スペクトルには、アミドカ
ルボニルに基づく吸収、が1660cm  にみられた
。さらにそのイミド化率を測定したところ、0であった
。 また上記ポリアミド酸の元素分析を行った結果、炭素6
0.8%、水素5.6%、窒素7.2%(計算値:炭素
60.0 %、水、15.691i、窒17.8%)−
?’あった。 次にポリアミド酸粉末を実施例1と同様に処理してポリ
イミド化合物の透明なフィルムを作成した。このポリイ
ミド化合物のフィルムの赤外吸収スペクトルにはイミド
カルボニル基に基づく吸収が1780011’および1
700Ci’付近に、芳香1 族C−H伸縮に基づく吸収が3040cm  にみられ
た。さらに上記ポリイミド化合物の元素分析の結果は、
炭素66.5%、水素5.2%、窒素8.4%(計算値
:炭素66.7%、水s5.0%、窒素8.6%)であ
った。 比較例1 ピロメリット酸無水物21.8 g (0,1mol 
)とジアミノジフェニルエーテル19.8 g (0,
099−of )をジメチルアセトアミド260g中で
、実施例1と同様に反応させた。得られたポリアミド酸
の極限粘度〔η〕 (30℃、N−メチル−2−ピロリ
ドン中)は3.31a/gであった。この反応後の溶液
を25℃で3日間放置すると極限粘度が2.30d!/
gまで低下し、分子量が低下していることを示し、保存
安定性が極めて悪いことがわかる。 特許請求の範囲 (1)2,3.5−)リカルボキシーシクロペンタンー
アセチックアシツドまたはその無水物と芳香族ジアミン
とを少くともそれらの一方を融解する溶媒中で反応させ
てポリイミドの前駆体であるポリアミド酸を製造し、そ
のポリアミド酸を加熱処理することを特徴とする一弘I
Lえ」コレ合着Fと1遺1抜・

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の一般式(I)で示されるポリイミド化合物
    (式中、Rは2価の芳香族炭化水素基、ルは2以上の整
    数を示す)。
  2. (2) 2.3.5−1−リカルボキシーシクロペンタ
    ンーアセチックアシッドまたはその無水物と芳香族ジア
    ミンとt少なくともそれらの一方を溶解する溶媒中で反
    応させてポリイミドの前駆体であるポリアミド酸を製造
    し、そのポリアミド酸を加熱処理することを%徽とする
    前記一般式(I)で示されるポリイミド化合物の製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61205924A (ja) * 1985-03-08 1986-09-12 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 液晶表示素子
JP2010150379A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Jsr Corp ポリイミド系材料、フィルム及び組成物、並びにその製造方法
JP2010235859A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Jsr Corp ポリイミド系材料、フィルム及び組成物、並びにその製造方法

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