JPS5811518A - 重合体ポリオ−ルの製造法 - Google Patents

重合体ポリオ−ルの製造法

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JPS5811518A
JPS5811518A JP56108358A JP10835881A JPS5811518A JP S5811518 A JPS5811518 A JP S5811518A JP 56108358 A JP56108358 A JP 56108358A JP 10835881 A JP10835881 A JP 10835881A JP S5811518 A JPS5811518 A JP S5811518A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は重合体ポリオールの製造法に関するものである
。さらに詳しくは、吸水性が少なく耐候性の良好なポリ
ウレタンを与える、流動性の良好な重合体ポリオールの
製造法に関するものである。
従来、重合体ポリオールはポリエーテルポリオール中で
エチレン性不飽和単量体をラジカル発生剤の存在下、重
合させて製造されている。しかしながらこの重合体ポリ
オールを用いて製造したポリウレタンは吸水性が大きい
欠点があり物性も必ずしも満足できない点がある。本発
明者らは、上記問題点のない重合体ポリオールの製造法
につき鋭意検討を重ねた結果本発明に到達した。すなわ
ち本発明はポリオールとエチレン性不飽和単量体とから
重合体ポリオールを製造するにあたり、該ポリオールと
して(4)ポリオキシプロピレンおよび/またはポリオ
キシエチレンポリオ−tW (B)ポリテトラメチレン
エーテルグリコールおよび(Q必要によりポリエステル
ポリオールポリエステル・ポリ? エーテルポリオール、ポリブタジェンポリオール。
オール組成物を使用することを特徴とする重合体ポリオ
ールの製造法である。
本発明において使用されるポリテトラメチレンエーテル
グリコールとしては通常の方法たとえばテトロラヒドロ
フランをルイス酸などの酸性重合触媒の存在下、開環重
合させて加水分解することにより得られるものがあげら
れる。該触媒としてはAlCl3 、FeCl3,5n
CI4+HC1(またはHCIの代りにCH3CO0H
もしくは5OCh )、フルオロ硫酸、過塩素酸と無水
酢酸、三フッ化ホウ素、ホウフッ化水素、無水酢酸と三
フッ化ホウ素′、三酸化硫黄など従来から使用されてい
るものがあげられる。また日本ゴム協会誌第45巻(1
972)の447〜448頁に記載のものが使用できる
。また超強酸−無水酢酸系を触媒とした、特公昭52−
82798号公報、特公昭5B−28195号公報に記
載の方法により得られるポリテトラメチレンエーテルグ
リコールは分子量・分布が狭く好ましい。ポリテトラメ
チレンエーテルグリコールの水酸基価は通常22〜11
0.好ましくは85〜75である。本発明において・使
用される囚のポリオキシプロピレンおよび/またはポリ
オキシエチレンポリオールとしては多価アルコール。
アルミン類、多価フェノール、ポリカルボン酸などの活
性水素原子含有化合物にプロピレンオキサイドおよび/
またはエチレンオキサイドが付加した構造の化合物であ
る。上記多価アルコールとしてはエチレングリコール、
プロピレングリコール。
1.4−ブタンジオール1.6−ヘキサンジオール、ジ
エ? チレングリコール、ネオペンチルグリコール、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、
ソルビトール、ショ糖などがあげられる。
アミン類としては、アンモニア、ブチルアミンなどのモ
ノアミン類;エチレンジアミン、トリノチレンジアミン
、ジエチレントリアミンなどの脂肪族ポリアミン;ピペ
ラジン、N−アミノエチル) ピペラジンなどの脂環式ポリアミン;フェニレンジアミ
ン、トリレンジアミン、キシリレンジアミン、ジフェニ
ルメタンジアミン、ポリフェニルメタンポリアミンなど
の芳香族ポリアミンおよびモノエタノールアミン、ジェ
タノールアミン、・トリエタノールアミンなどのアルカ
ノールアミン類があげられる。多価フェノールとしては
ピロガロ−Jし。
ヒドロキノンなどの多価フェノールのほかビスフェノー
ルAなどのビスフェノール類があげられる。
またポリカルボン酸としてはコハク酸、アジピン酸など
の脂肪族ポリカルボン酸;フタル酸、テレフタル酸、ト
リメリット酸などの芳香族ポリカルボン酸があげられる
。上述した活性水素原子含有化合物は2種類以上使用す
ることもできる。活性水素原・子含有化合物にプロピレ
ン、オキサイド。
≠−〒≠5エチレンオキサイドを付加させる方法は常法
でよくブロック、ランダム何れの付加法でもよい。
囚     −′  において好ましいものは多価アル
コールにプロピレンオキサイドまたはプロピレンオキサ
イドとエチレンオキサイドとが付加した構造の化合物で
あり、とくに好ましくハ多価アルコール(とくにプロピ
レングリコール、グリセリン、トリメチロールプロ1+
ン)にプロピレンオキサイドとエチレンオキサイドとが
付加した構造の化合物、とくに末端オキシエチレン基含
有ポリオキシプロピレン・ポリオキシエチレンポリオー
ル(チップド型および)<ランスト型)テする。末端オ
キシエチレン基含量は通常8〜80重量%、好ましくは
10〜25重量%である。末端オキシエチレン基含量が
8重量%未満ではポリウレタン製造時にキュアー性が悪
くなり80重量%を越えるとポリウレタンの吸水性が大
きくなる。また(4)全体に占めるオキシエチレン基含
量は通常1゜〜35重量%である。
ポリオール組成物において(3)ポリオキシプロピレン
および/またはポリオキシエチレンポリオールの水酸基
価は150以下、好ましくは15〜6G。
更に好ましくは20〜45でする。水酸基価が150を
越えると得られた重合体ポリオールをウレタン成型品に
用いると弾力性の乏しい成型品となる。
必要により用いられる(Oのポリエステルポリオールと
しては、たとえばポリオールとジカルボン酸(マタはジ
カルボン酸無水物およびアルキレンオキサイド)とを反
応させて得られる縮合ポリエステルポリオールやラクト
ンの開環重合により得られるポリエステルポリオールな
どがあげられる。
上記ポリオールとしては低分子ポリオールたとえばエチ
レングリコール、プロピレングリコール1.6一ヘキサ
ンジオール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリ
コール、ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、ビ
ス(ヒドロキシエチル)ベンゼンなどのジオール;トリ
メチロールプロパン。
グリセリンなど;ポリエーテルポリオール(ポリアルキ
ルングリコールなど)およびそれらの混合物があげられ
る。
またジカルボン酸としてはコハク酸、グルタミン酸、ア
ジピン酸、セバシン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル
酸、テレフタル酸、ダイマー酸およびそれらの混合物が
あげられる。また特公昭48−10078号記載のポリ
オキシアルキレンポリオ−も使用できる。上記ポリエス
テルの水酸基価は通常85〜110である。
ポリブタジェンポリオールとしては、特開昭55−98
220号、特願昭54−162968号の各明細書およ
び、シーランッ(ダムシス著、レインホールド社。
1967年発行)の164〜165頁に記載のポリオー
ルがあげられる。このものの水酸基価は通常50〜1o
である。
水酸基含有ビニル重合体としてはアクリルポリ55−6
5767号記載のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレ
ート(共)重合体、酢酸ビニール(共)重合体加水分解
物などがあげられる。このものの水酸基価は通常20”
! 00である。
(C)は2種類以上併用してもよい。たとえばポリエス
テルポリオールとポリブタジェンポリオールおよび/ま
たは水酸基含有ビニル重合体があげられる。
ポリオール組成物中囚は通常20〜95%(重量%を表
わす。以下同様)好ましくは80〜90%、とくに好ま
しくは50〜80%である。(4)が20%未満ではポ
リオールの流動性が悪くまたポリウレタンの物性(とく
に温度特性)が悪くなる。95%を越えるとポリウレタ
ンの吸水性と物性が満足できない。
ポリオール組成物中(8)は通常5〜80%、好ましく
は20〜50%である。(B)が5%未満ではポリウレ
タンの吸水性と物性が充分でなく 80%を越えるとポ
リオールの流動性が悪くまたポリウレタンの物性が悪く
なる。
(ロ)゛と(C)の割合は重量基準で通常1:9から1
0:0゜好ましくは8ニアから10:0  である。
ポリオール組成物の水酸基価は通常500以下好ましく
は10〜180.さらに好ましくは15〜110である
本発明において使用されるエチレン性不飽和単量体とし
ては、下記のものがあげられる。
(a)  アクリル酸、メタクリル酸およびその誘導体
:アクリ口ニトリル、メタアクリロニトリル。
アクリル酸、メタ2クリル酸およびそれらの塩アクリル
酸メチル、メタクリル酸メチル、ジメチルアミノエチル
メタクリレート、アクリル酸アミド、メタ゛・“クリル
酸アミドなど。
(b)芳香族ビニル単量体:スチレン、α−メチルスチ
レンなど (c)オレフィン系炭化水素単量体:エチレン、プロ。
ピレン、ブタジェン、イソブチレン、イソプレン、1.
4−ペンタジェンなど。
(d)  ビニルエステル単量体:酢酸ビニルなど(e
)  ビニルハライド単量体:塩化ビニル、塩化ビニリ
デンなど (f)  ビニルエーテル単量体:ビニルメチルエーテ
ルなど これらのうち好ましいものはアクリロニトリル。
メタクリル酸メチル、スチレン、ブタジェンであり、と
くに好ましいものはアクリロニトリル、アクリロニトリ
ルとスチレンの併用である。
重合体ポリオールの製造においてポリオール組成物と単
量体(あるいは重合体)との使用割合は広範囲にわたっ
てかえられるが、通常ポリオール組成物100重量部に
対しエチレン性不飽和単量体(あるいは重合体)2〜7
0重量部、好ましくは5〜40重量部である。スチレン
とアクリロニトリルとを混合使用して重合させる際には
、スチレン:アクリロニトリルの配合比は10:9G〜
60:40 (重量比)が好ましい。
ポリオール組成物とエチレン性不飽和単量体とから重合
体ポリオールを製造する方法は公知の方法でよく、たと
えばポリオール組成物中でエチレン性不飽和単量体を重
合触媒(ラジカル発生剤など)゛の存在下重合させる方
法(米国特許第8888851号、特公昭89−247
37号、特公昭47−47999号、特開昭50−15
894号)や上記単量体をあらかじめ重合させて得た重
合体とポリオール組成物とをラジカル発生剤の存在下グ
ラフト重合させる方法(特公昭47−47597号)が
あげられる。好ましいのは前者の方法である。
反応(重合)温度は通常50〜170℃、好ましくは9
0〜150’Cである。重合反応に使用される重合触媒
(ラジカル発生剤)としてはアゾ化合物、過酸化物、過
硫酸塩、過ホウ酸塩などが使用できるが実用上アゾ化合
物が好ましい。その使用量もとくに限定されず、たとえ
ばエチレン性不飽和単量体(あるいは重合体)100重
量部に対し0.1〜20重量部好ましくは0.1〜15
重量部である。上記の重合はまた溶媒たとえばトルエン
、キシン等の存在下で行うこともできる。
本発明により得られる重合体ポリオールはポリオキシプ
ロピレンおよび/またはポリオキシエチレンポリオール
から得た重合体ポリオールIo ルL)は、ポリテトラ
メチレンエーテルグリコ1ルから得た重合体ポリオール
に比べ、1)分子中の酸素濃度が減少するためポリウレ
タンにした場合の吸水性が小さくなる、2)酸素濃度の
低下により紫外線劣化を受ける程度が減少し耐候性が向
上する、8)ポリテトラメチレンエーテルグリコールは
ポリオキシプロピレンおよび/またはポリオキシエチレ
ンポリオールに比べ融点が高く流動性薔こ欠は取り扱い
にくいが、本発明の重合体ポリオールCよ流動性が良く
なる、4)ポリオキシプロピレンおよび/またはポリオ
キシエチレンポリオールシト相溶しないポリエステルポ
リオールまたはポ1Jブタジェンポリオールを重合体ポ
リオールとすることにより均一な溶液とすることがでd
る、5)ポリウレタンを製造した場合の強度物性(引張
強度、伸び)、吸水性、耐候性が優れている、などの効
果を奏する。本発明によって得られた重合体ポリオール
はポリウレタン製造の原料として適している。
ポリウレタンの製造を実施するに当っては、上記の重合
体ポリオールを、単独でまたは他の高分子−リオールま
たは/および架橋剤と併用して、有機ポリイソシアネー
トと反応させることにより行われる。
プリウレタン製造に使用する有機ポリイソシアネートと
しては、従来からポリウレタン製造Gこ使用されている
゛ものが使用できる。例えば脂肪族ポリイソシアネート
(ヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシア
ネートなど)、脂環式ポリイソシアネート(水添ジフェ
ニルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネ
ート、水添トリレンジイソシアネートなど)、芳香族ポ
リイソシアネート〔トリレンジイソシアネー) (TD
Iχジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ナ
フチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネー
トなど〕およびこれらの混合物があげられる。
これらのうち好ましいもの−は、芳香族ジイソシアネー
トであり、とくに好ましいものは、TDr、MDIであ
る。これらのポリイソシアネートは粗製ポリイソシアネ
ート、たとえば粗製TDI、粗製MDI〔粗製ジアミノ
ジフェニルメタン(ホルムアルヒトと芳香族アミンまた
はその混合物との縮合生成物ニジアミノジフェニルメタ
ンと少量(たとえば5〜20重量%)の3官能以上のポ
リアミンとの混合物)のホスゲン化物:ポリアリルポリ
イソシアネート(PAPI))、あるいは変性ポリイソ
シアネートたとえば、液状化MDI(カーポジイミド変
性、トリヒドロカルビルホスフェート変性など)や過剰
のポリイソシアネー) (TDI、MDIなど)とプリ
オールとを反応させて得られる遊離イソシアネート含有
プレポリマーとして使用することもでき、またこれらを
併用(たとえば変性ポリイソシアネートとプレポリマー
を併用)することもできる〇上記プレポリマー製造に硼
いるポリオールとしては、当量が30〜2000ポリオ
ール、たとえば、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ルなどのグリコール:トリメチロールプロパン、グリセ
リンなどのトリオール;ペンタエリスリトール、ソルビ
+−ルなどの高官能ポリオール;およびこれちのアルキ
レンオキサイド(エチレンオキサイドおよび/またはプ
ロピレンオキサイド)付加物があげられる。これらのう
ち好ましいものは官能基数2〜8のものである。上記変
性ポリイソシアネートおよびプレポリマーの遊離イソシ
アネート基含量は、通常10〜33%、好ましくは15
〜8096゜とくに好ましくは25〜80%のものであ
る。
場合により併用される架橋剤としては低分子ポリオール
およびポリアミンが使用できる。低分子ポリオールとし
てはトリエタノールアミン、ジェタノールアミン、エチ
レングリコール、ジエチレングリコール、ブタンジオー
ル、トリメチロールプロパン、グリセリンなどがあげら
れる。M士ゝ     またポリアミンとしてはトリレ
ンジアミン、キシリレンジアミン、ジアミノジフェニル
メタン、メチレンビス−〇−クロルアニリンが挙げられ
る。架橋剤の使用量は要求される剛性度等に応じて種々
変えることができる。低分子ポリオールの場合、全ポリ
オール中通常50重量%以下、好ましくは5〜40%の
量用いられる。ポリアミンを用いる場合は上記よりも少
量、たとえばポリオールおよびアミンの合計に対し10
%以下、好ましくは2〜596である。架橋剤の量を上
記よりも多くするとウレタンの剛性が出すぎるとともに
温度特性が低下する。
場合により用いられる他の高分子ポリオールとしてはポ
リエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、他の
重合体ポリオールなどが挙げられる。ポリエーテルポリ
オールとしては通常用いられている種類のものでよ(、
少なくとも2個活性水素原子を有する化合物〔前記囚の
出発原料として述べた多価アルコール、アミンlRr多
価フェノールJポリカルボン酸など〕のアルキレンオキ
サイド(プロピレンオキサイド、エチレンオキサイド、
ブチレンオキサイドなど)付加物が挙げられる。他の高
分子ポリオールと併用する場合、上記重合体ポリオール
は、全高分子ポリオール(上記重合体ポリオールと他の
高分子ポリオールの合計)中二通常5重量%以上、好ま
しくは20%以上さらに好ましくは50%以上使用され
る。
重合体ポリオールを使用してポリウレタンを製造するに
当り、発泡させてポリウレタンホームを製造してもよく
、発泡させずにポリウレタン樹脂(エラストマー、シー
ラント、シート、塗料、接着→を製造してもよい。
発泡は通常1発泡剤を用いて行なわれるが、成形時に空
気等の気体を導入するなどの方法で発泡させることもで
きる。
発泡剤としては水および/またはハロゲン置換脂肪族炭
化水素系発泡剤(トリクロロモノフロロメタンなどのフ
ロン類)が使用できる。発泡剤の使用量は要求される物
性、用途などに応じて種々変えることができるが、一般
にポリオール100部に対して水の場合は通常6部以下
、好ましくは4部以下である。またフロン類の場合は通
常80部以下、好ましくは15部以下である。RIM法
でポリウレタン成形品を製造する場合の発泡剤の量はポ
リオール100部に対して水の場合は0.−以下、フロ
ンの場合は1#以下が好ましい。両方の発泡剤を併用す
ることもできる。
ポリイソシアネートと活性水素原子含有化合物(高分子
ポリオール、架橋剤、水)との割合は通常のポリウレタ
ン(樹脂、フオーム)と同じでよい(NGO指数として
たとえば95〜120とくに100〜11O)。またイ
ソシアネートを過剰に(指数としてたとえば120〜1
000とくに150〜500)用いてポリイソシアヌレ
ート(樹脂、フオーム)を形成することもできる。
また必要により触媒(第8級アミン類、有機スズ化合物
、有機鉛化合物など)、界面活性剤(シリコーン系界面
活性剤など)、その他の助剤の存在下に反応を行なうこ
とができる。必要により顔料、フィラー、難燃化剤、溶
剤、揺変剤などを添加することもできる。
ポリウレタン製造法は、従来と同じでよくワンシ!fy
ト法、プレポリマー法(準プレポリマー法)の何れも適
用できる。たとえば特公昭89−24787号、特公昭
47−15108号、特開昭55−188417号、特
開昭46−5750号などに記載のフオーム製造法、特
開昭50−28497号、特開昭49−99597号、
特開昭58−42294号、特開昭511−16796
号などに記載のエラストマー。
シートまたはシーラント製造法が使用でき、用いる触媒
、界面活性剤その他の助剤、当量比、添加量等もこれら
に記載のものが使用できる。
ポリウレタン製造法はとくにRIM法による成型に有用
であるが、それ以外の方法たとえばRIM法以外の成型
(開放モールドによる成型、複合材との一体成形など、
コ゛−ルドキュアーおよびホットキュアー)、スラブ法
、現場施工、スプレー法。
注入、塗布、含浸等種々の方法にも適用できる。
RIM法により成型してポリウレタン成型品を製造する
方法は通常の方法で行うことができる。例えばポリオー
ルに架橋剤、触媒、必要により発泡剤(水および/また
はフロン類)、顔料、整泡剤を加え均一に混合したもの
をA液とし、B液としては有機イソシアネートを予め用
意しておき、高圧発泡機のAおよびB液のタンクに充て
んする。
予め高圧発泡機の注入ノズルをモールドの注入口とを接
続しておきミキシングヘッドでA液とB液を混合し密閉
モールドに注入し、硬化後説型する。
以下実施例により本発明を説明するが、本発明はこれに
限定されるものではない。実施例中の部は重量部をあら
れす。
実施例 1 コルベンに水酸基価42のポリエーテルポリオール(ト
リメチロールプロパン184部にプロピレンオキサイド
8466部、次いでエチレンオキサイド400部を付加
して得たもの)80部と、水酸基価87のポリテトラメ
チレンエーテルグリコール70部をそれぞれ仕込み、攪
拌しながら120〜140℃に昇温したのちアクリロニ
トリル15部にアゾビスイソブチロニトリル1部溶解さ
せたものを少量づつ8時間にわたって滴下した。滴下後
向温度で1時間熟成させて本発明における重合体ポリオ
ール(I)を得た。
実施例 2 水酸基価2Bのポリエーテルポリオール(グリセリン9
2部にプロピレンオキサイド4828部次いでエチレン
オキサイド1080部を付加して得たもの)80部と、
水酸基価56のポリテトラメチレンエーテルグリコール
■部を混合したポリオール組成物に、アクリロニトリル
■部にアゾビスイソブチロニトリル1部を使用して実施
例1と同様の方法で反応させて、本発明における重合体
ポリオール(1)を得た。
実施例 8 実施例2で得た水酸基価280)ポリエーテルポリオー
ル1部と水酸基価■のポリテトラメチレンエーテルグリ
コール50部を混合したポリオール組成物に、アクリロ
ニトリルとスチレンを8対2の重量比であらかじめ混合
したモノマー25部とアゾビスイソブチロニトリル1部
を使用して実施例1と同様の方法で反応させて本発明に
おける重合体ポリオール1)を得た。
実施例 4 水酸基価22のポリエーテルポリオール(ペンタエリス
リトール136部にプロピレンオキサイド7664部、
次いでエチレンオキサイド220幅を付加して得たもの
)を70 部と、水酸基価112のポリテトラメチレン
エーテルグリコール1部を混合したポリオール組成物に
、アクリロニトリル20部とアゾビスイソブチロニトリ
ル1部を使用して実施例1と同様の方法で反応させて本
発明における重合ポリオール■を得た。
実施例 5 実施例4で得た水酸基価2肋ポリ工−テルポリオールU
部と水酸基価56のポリテトラメチレンエーテルグリコ
ール20部、さらに水酸基価150メ水酸基含有ビニル
重合体(日本カーバイド工業製、二カライドH480,
水酸基価160)  1mを混合したポリオール組成物
に、アクリロニトリル1部とアゾビスイソブチロニトリ
ル1部を使用して実施例1と同様の方法で反応させて、
本発明における重合体ポリオールff)を得た。
実施例 6 実施例2で得た水酸基価280)ポリエーテルポリオー
ル70部と水酸基価56のポリテトラメチレンエーテル
グリコール20部、さらに水酸基価45のポリ〜200
℃で約2瞬間反応させて得たもの)10部を混合したポ
リオール組成物にアクリロニトリル20部とアゾビスイ
ソブチロニトリル1部を使用して、実施例1と同様の方
法で反応させて本発明における重合体ポリオール(6)
を得た。
実施例 7 実施例2で得た水酸基価28のポリエーテルポリオール
70部と水酸基価56のポリテトラメチレンエーテルグ
リコール1部、さらに水酸基価47のポリブタジェンポ
リオール(出光石油化学製ポリbdR−45HT) 1
0部を混合したポリオール組成物にアクリロニトリル2
0部とアゾビスイソブチロニトリル1部を使用して実施
例1と同様の方法で反応させて本発明における重合体ポ
リオール(2)を得た。
比較例 1 水酸基■のポリテトラメチレンエーテルグリコール10
0部にアクリロニトリル20部とアゾビスイソブチロニ
トリル1部を使用して実施例1と同様の方法で反応させ
て比較用の重合体ポリオール囚を得た。
比較例 2 比較例1のポリテトラメチレンエーテルグリコールにか
えて実施例2で得た水酸基価280)ポリエーテルポリ
オールを用いて同様の方法で反応させて比較用の重合体
ポリオール(II)を得た。
実施例 8 実施例1〜7および比較例1で得た重合体ポ1ノオール
■〜■およびAの外観および分析型は表−1のとおりで
あった。
表−1各重合体ポリオールの外観および分析値また実施
例6および7で得た重合体ポリオールと実施例6および
7でそれぞれ使用したポリエステルまたはポリブタジェ
ンポリオールを除いたポリオール組成物で−たん組型合
体ポリオールを作成し、ポリエステルまたはポリブタジ
ェンポリオールを後から混合したポリオールとを室温で
放置し比較すると、実施例6および7で得た重合体ポ1
ノオールは黄色均一液状であるが、ポリエステルまたー
はポリブタジェンポリオールを後から混合したポリオー
ルは一日で二層に分能した。
参考例1〜−4および比較例1 重合体ポリ−オール1〜■およびBを用0て次の姓方市
よび成型条件でポリウレタン成型品を製造した。
〔成形処方〕
重合体ポリオール       1001.4−ブタン
ジオール       8゜黒トナー        
    4 ダイフロン−11u7 DABCO88LV          O,5DTD
              0.05ミリオネ一トM
TL  NCOIndex 105(注)黒トナー:カ
ーボンブラックをポリエーテルポリオールに分散したも
の。
ダイフロン−11u;ダイキン工業社製フロン−’$1
゜ DABCO88LV;三共エアーブロタクッ社製アミン
触媒 DTD    ;三共有機合成社製ジブチルチンジラウ
レート ミリオ・ネートyル;日本ポリウレタン社製変性DI 〔ウレタン成型品成形条件〕 重合体ポリオールと架橋剤および触媒等の助剤を高圧発
泡機の原料タンクにそれぞれ仕込み、A液、B液を高圧
発泡材で混合後厚み2.5mm 巾aOOmm長さ10
00mmの温度調節が可能なる密閉モールドに注入しウ
レタン成形品を作成した。
吐出量(KgZ分)          約40吐出圧
力(Kg/d)          約160注入時間
(秒)          約i、s原料温度(’C) ポリオール成分/インシアネート成分 50/40モ一
ルド温度(”C)          70±2離型時
間(秒)           a。
参考例5〜8および比較例2 重合体ポリオール厘〜■およびAを用いて上記と同じ成
形条件で次の処方によりポリウレタン成形品を製造した
〔成形処方〕
重合体ポリオール        100エチレングリ
コール       20黒トナー         
   4 フロン−11? D T D               0.10ミ
リオネ一トMTL   NCOIndex  105上
記参考例および比較例で得られたポリウレタン成形品の
物性測定結果を表−2および表−8に示す。物性測定は
次の通りである。尚成型したポリウレタンは離型後直ち
に120℃で1時間アニーリングをした後、室温で8日
以上放置して測定した。
引張強度  : JIS K−6402による。
伸び    :同 上 曲げモジュラス :サンプルの大きさ25mmX?0m
mX2.5mdi)スパン40mm、ポンチ径5Rで測
定。
ヒートサグ :サンプルの大きさ25mmX150mm
X2.5mm (t)で100 mmオーバーハングし
た状態で120℃X lhr  放置後室温で8@放冷
後垂れた距離を測 定。
脆化温度  : JIS K−6801による。
吸水性   :サンプルの大きさ100100mmX2
002.5mm (t)条件40℃の水槽に10日間浸
漬後の重量変化率。
表−2ウレタン成型品の物性値

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリオールとエチレン性不飽和単量体とから重合体
    ポリオールを製造するにあたり該ポリオーリエステルポ
    リオールンポリエステル・ポリエーテルポリオール、ポ
    リブタジェンポリオールおよびオールの製造法。 2、ポリオール組成物が(A)20〜95重量%を含む
    ポリオール組成物である特許請求の範囲第1項記載の製
    造法。 3、ポリオール組成物が(均5〜80重量%を含むポリ
    オール組成物である特許請求の範囲M1項、または第2
    項記載の製造法。 4、ポリオール組成物の囚が末端オキシエチレン基含有
    ポリオキシプロピレン・ポリオキシエチレンポリオール
    である特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれかに記載
    の製造法。 5、末端オキシエチレン基含有ポリオキシプロピレン・
    ポリオキシエチレンポリオールの末端オキシエチレン基
    含量が8〜80重量%である特許請求の範囲第4項記載
    の製造法。 6、ポリオール組成物の水酸基価が10〜180である
    特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載の製造
    法。
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