JPS5811111B2 - 半導体レ−ザ装置の製造方法 - Google Patents
半導体レ−ザ装置の製造方法Info
- Publication number
- JPS5811111B2 JPS5811111B2 JP50075902A JP7590275A JPS5811111B2 JP S5811111 B2 JPS5811111 B2 JP S5811111B2 JP 50075902 A JP50075902 A JP 50075902A JP 7590275 A JP7590275 A JP 7590275A JP S5811111 B2 JPS5811111 B2 JP S5811111B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stripe
- layer
- substrate
- laser
- active region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 12
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 10
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 25
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 229910001218 Gallium arsenide Inorganic materials 0.000 claims description 12
- 238000000927 vapour-phase epitaxy Methods 0.000 claims 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 7
- JBRZTFJDHDCESZ-UHFFFAOYSA-N AsGa Chemical compound [As]#[Ga] JBRZTFJDHDCESZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-N Phosphoric acid Chemical compound OP(O)(O)=O NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N Sulfuric acid Chemical compound OS(O)(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- RBFQJDQYXXHULB-UHFFFAOYSA-N arsane Chemical compound [AsH3] RBFQJDQYXXHULB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- XCZXGTMEAKBVPV-UHFFFAOYSA-N trimethylgallium Chemical compound C[Ga](C)C XCZXGTMEAKBVPV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- MHAJPDPJQMAIIY-UHFFFAOYSA-N Hydrogen peroxide Chemical compound OO MHAJPDPJQMAIIY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000147 aluminium phosphate Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 229910052681 coesite Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052906 cristobalite Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 238000001259 photo etching Methods 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 description 1
- 229910052682 stishovite Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052905 tridymite Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
- 239000012808 vapor phase Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L33/00—Semiconductor devices having potential barriers specially adapted for light emission; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
- H01L33/02—Semiconductor devices having potential barriers specially adapted for light emission; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof characterised by the semiconductor bodies
- H01L33/14—Semiconductor devices having potential barriers specially adapted for light emission; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof characterised by the semiconductor bodies with a carrier transport control structure, e.g. highly-doped semiconductor layer or current-blocking structure
- H01L33/145—Semiconductor devices having potential barriers specially adapted for light emission; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof characterised by the semiconductor bodies with a carrier transport control structure, e.g. highly-doped semiconductor layer or current-blocking structure with a current-blocking structure
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/0001—Technical content checked by a classifier
- H01L2924/0002—Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガリウムヒ素(GaAs)を基板として作製し
たストライプ型半導体レーザ装置の製造方法に関するも
のである。
たストライプ型半導体レーザ装置の製造方法に関するも
のである。
GaAsとGaAlAsのダブルへテロ構造半導体レー
ザが発明されて、半導体レーザの室温連続発振が初めて
可能となり、さらに種々のストライプ型が開発されるに
及んで発振に要するしきい値も大幅に下がった。
ザが発明されて、半導体レーザの室温連続発振が初めて
可能となり、さらに種々のストライプ型が開発されるに
及んで発振に要するしきい値も大幅に下がった。
しかし従来のストライプ型レーザではまだ多くの問題が
残っていた。
残っていた。
その最も大きな問題は寿命である。
すなわち連続発振の寿命が非常に短く、数秒で発振が止
まってしまうレーザさえある。
まってしまうレーザさえある。
この劣化をおこす原因は色々と考えられるが、その最大
のものは活性領域に入る歪である。
のものは活性領域に入る歪である。
第1図に従来のストライプ型レーザの代表的な3つの例
を示しである。
を示しである。
同図aはオキサイドストライプ型とよばれるもので、第
4層p”−GaAs4の表面にその電極部となる一部の
みをストライプ状に残して他の部分を5t02膜、51
3N4膜などの絶縁膜Sで覆ったものである。
4層p”−GaAs4の表面にその電極部となる一部の
みをストライプ状に残して他の部分を5t02膜、51
3N4膜などの絶縁膜Sで覆ったものである。
このようにストライプ部に絶縁膜を用いたものでは、G
aAs4と絶縁膜8との熱膨張係数の差のために、その
界面に大きな歪が生じ、その歪が活性領域2まで達する
。
aAs4と絶縁膜8との熱膨張係数の差のために、その
界面に大きな歪が生じ、その歪が活性領域2まで達する
。
同図すはいわゆるプラナストライプ型とよばれるもので
、n−GaAs11の一部にストライプ状にZn拡散領
域12を設けこのZn拡散領域12にのみ順方向電流が
流れるようにしたものである。
、n−GaAs11の一部にストライプ状にZn拡散領
域12を設けこのZn拡散領域12にのみ順方向電流が
流れるようにしたものである。
この場合Zn拡散を導入するに際してその拡散フロント
には多くの転位も導入され、これが活性領域2の近傍に
達するので転位による活性領域2への悪影響が大きいと
思われる。
には多くの転位も導入され、これが活性領域2の近傍に
達するので転位による活性領域2への悪影響が大きいと
思われる。
同図Cはプロトン照射ストライプ型と呼ばれるもので、
ストライプ部を除いて、第1層n−Gao、7A16.
3AS1に達するまでプロトン照射を行い、その部分を
高抵抗層にして電流をストライプ部に閉じ込めるように
したものである。
ストライプ部を除いて、第1層n−Gao、7A16.
3AS1に達するまでプロトン照射を行い、その部分を
高抵抗層にして電流をストライプ部に閉じ込めるように
したものである。
この場合は、活性領域2にもプロトン照射部が入り込ん
でいるため、活性領域2中の歪は非常に大きく、適当な
後処理を行わないと歪は軽減されない。
でいるため、活性領域2中の歪は非常に大きく、適当な
後処理を行わないと歪は軽減されない。
以上述べたように、従来のストライプ型はどの場合も、
活性領域2中に歪を導入しており、これが劣化の主要因
となっていた。
活性領域2中に歪を導入しており、これが劣化の主要因
となっていた。
これに対して出願人は先に特願昭49−25943号公
報において、活性領域中の歪を無視できるほど小さくし
、放熱特性が良好なストライプ型として第2図に示すヘ
テロアイソレーション型のものを提案した。
報において、活性領域中の歪を無視できるほど小さくし
、放熱特性が良好なストライプ型として第2図に示すヘ
テロアイソレーション型のものを提案した。
これは第4層p+−GaAs4の上にn−Ga1−yA
AyAs(0<yく1)15を付着し、その一部をスト
ライプ状に窓あけを行って第4層p+−GaAs4にま
で達するようにしたものであるこの場合GaAs4とG
a1−yAAyAs15との格子定数はほぼ等しいため
、界面にはほとんど歪は生じず、従って、ストライプ型
にすることによる悪影響は活性領域2には及ばない。
AyAs(0<yく1)15を付着し、その一部をスト
ライプ状に窓あけを行って第4層p+−GaAs4にま
で達するようにしたものであるこの場合GaAs4とG
a1−yAAyAs15との格子定数はほぼ等しいため
、界面にはほとんど歪は生じず、従って、ストライプ型
にすることによる悪影響は活性領域2には及ばない。
電極6にプラス電圧を、電極Tにスイナス電圧を印加す
ると、ストライプ部以外はp+−GaAs4とn−Ga
1−yAlyAS15が逆方向にバイアスされるため電
流は流れずストライプ部にのみ電流は流れてストライプ
直下の活性領域2で発振がおこる。
ると、ストライプ部以外はp+−GaAs4とn−Ga
1−yAlyAS15が逆方向にバイアスされるため電
流は流れずストライプ部にのみ電流は流れてストライプ
直下の活性領域2で発振がおこる。
上記の方式で歪の問題は解決されたが、しかし、この構
造にも欠点がある。
造にも欠点がある。
それは第1図に示したオキサイドストライプ型レーザや
プラナストライプ型レーザと同様に、活性領域2中で電
流が広がるため、ストライプ幅を狭くしても、しきい値
はそれほど下がらないということである。
プラナストライプ型レーザと同様に、活性領域2中で電
流が広がるため、ストライプ幅を狭くしても、しきい値
はそれほど下がらないということである。
到発明は以上のことを考慮して、第2図の構造を用い、
さらに基板のn−GaAs5にもストライプ領域番設け
た、歪の少ない、しかも発振しきい値の大幅に小さい半
導体レーザ装置の製造方法を提供することを目的とする
。
さらに基板のn−GaAs5にもストライプ領域番設け
た、歪の少ない、しかも発振しきい値の大幅に小さい半
導体レーザ装置の製造方法を提供することを目的とする
。
以下図面とともに本発明について説明する。
第3図に本発明の方法こより得られる半導体レーザ装置
の概略構造断面図を示し、その製造工程図を第4図a=
fに示す。
の概略構造断面図を示し、その製造工程図を第4図a=
fに示す。
第3図において、5はGaAsからなる基板であって、
その一部をストライプ状に残し他の部分には基板5より
高抵抗率のGa、−xA!xAS(o≦X≦1)16層
を成長させである。
その一部をストライプ状に残し他の部分には基板5より
高抵抗率のGa、−xA!xAS(o≦X≦1)16層
を成長させである。
これを基板として上部にはダブルへテロ構造を有するよ
うに層が4層形成されており、2が活性領域となってい
る。
うに層が4層形成されており、2が活性領域となってい
る。
15は第4層のp+−GaAs4の表面に形成されたn
−Ga1−yklyAs層であって、基板のストライプ
部と対面する部分のみストライプ状に除去されており、
その表面には電極6が被着され、また基板5の裏面にも
電極7が被着された構造となっている。
−Ga1−yklyAs層であって、基板のストライプ
部と対面する部分のみストライプ状に除去されており、
その表面には電極6が被着され、また基板5の裏面にも
電極7が被着された構造となっている。
次こ、第4図a〜fを用いて本発明の半導体レーザの製
造方法について説明する。
造方法について説明する。
レーザ作製用の基板として、Teドープのキャリア濃度
が2×1011018Cのn+型GaAs5を用いる。
が2×1011018Cのn+型GaAs5を用いる。
先ずn+−GaAsS上に5t02膜8を6000人付
着し、フォトエツチング技術を用いて250μmピッチ
で240μm幅の窓をこの5t02膜8にあける(第4
図a)。
着し、フォトエツチング技術を用いて250μmピッチ
で240μm幅の窓をこの5t02膜8にあける(第4
図a)。
次(硫酸:過酸化水素水:水が8:1:1の容積比のエ
ツチング液を用い60℃で3分間、窓の部分のGaAs
をエツチングして除去する。
ツチング液を用い60℃で3分間、窓の部分のGaAs
をエツチングして除去する。
これにより基板n+−〇aAs5は深さが6μmエツチ
ングされる(同図b)。
ングされる(同図b)。
次いでエツチングにより凹んだ部分に高抵抗のGaAs
16をエピタキシャル成長により埋め込み、表面を鏡面
に研磨する(同図C)。
16をエピタキシャル成長により埋め込み、表面を鏡面
に研磨する(同図C)。
この高抵抗領域16は気相エピタキシャル法のトリメチ
ルガリウム(Ga(CH3)3)とアルシン(AsHs
)を用いた熱分解法により5i02膜8をマスクに用い
て選択的に埋め込み成長をさせた。
ルガリウム(Ga(CH3)3)とアルシン(AsHs
)を用いた熱分解法により5i02膜8をマスクに用い
て選択的に埋め込み成長をさせた。
この埋め込み層は630℃で成長を行なうと約104Ω
cmの高抵抗層が成長した。
cmの高抵抗層が成長した。
なお、高抵抗領域の形成法には従来よりプロトン照射法
があるが、この場合の高抵抗領域16形成には不都合で
ある。
があるが、この場合の高抵抗領域16形成には不都合で
ある。
それは、高抵抗領域16の作成後、この基板上にエピタ
キシャル層を成長する際、その成長温度850℃でプロ
トン照射領域がアンニールされて高抵抗は消滅するから
である。
キシャル層を成長する際、その成長温度850℃でプロ
トン照射領域がアンニールされて高抵抗は消滅するから
である。
次にSiO2膜8をエツチングにより除去する。
これまでの工程でストライプ状のn+−GaAs基板を
作製した。
作製した。
このストライプ状のn+−GaAs基板上に、通常の液
相エピタキシャル法でn−Gao、7AA0,3AS1
、p−GaAs2、p−Gao、5AlO,3AS3、
p”−GaAs4、n−Ga、−、AlyAs15ρ各
層を順次成長する(同図d)。
相エピタキシャル法でn−Gao、7AA0,3AS1
、p−GaAs2、p−Gao、5AlO,3AS3、
p”−GaAs4、n−Ga、−、AlyAs15ρ各
層を順次成長する(同図d)。
成長後n−Ga、−yklyAs15を基板のストライ
プと対応するように250μmピッチで108℃巾のス
トライプ状に窓あけを行い、その窓の先端が第4層p+
−GaAs4にまで達するようにする。
プと対応するように250μmピッチで108℃巾のス
トライプ状に窓あけを行い、その窓の先端が第4層p+
−GaAs4にまで達するようにする。
この場合のGa1−yA〜yAs15の選択エツチング
液としては熱リン酸を用いた。
液としては熱リン酸を用いた。
その後、両面にオーミック電極金属6及び7を付着(同
図e)すれば素子は完成する(同図f)。
図e)すれば素子は完成する(同図f)。
このレーザの特徴は、活性領域の上下両方から電流路を
制限しており、非常に狭い発振領域のレーザが得られる
点にある。
制限しており、非常に狭い発振領域のレーザが得られる
点にある。
さらに従来のプロトン照射やメサエッチングによるスト
ライプレーザのように活性領域を直接加工、処理しない
で、活性領域と一層以上隔った層で電流集中をおこなっ
ているので歪の導入とくに活性領域への歪の導入が少な
い点にある。
ライプレーザのように活性領域を直接加工、処理しない
で、活性領域と一層以上隔った層で電流集中をおこなっ
ているので歪の導入とくに活性領域への歪の導入が少な
い点にある。
さらに、同レーザの製造方法において、基板に形成した
ストライプ状の凸部の両側の埋め込み層をトリメチルガ
リウム(Ga(CHs)艶とアルシン(AsHs)を用
いた熱分解気相成長法により形成しているので、埋め込
み層の形成時の温度が低くAVたがって基板に歪が入る
ことがない。
ストライプ状の凸部の両側の埋め込み層をトリメチルガ
リウム(Ga(CHs)艶とアルシン(AsHs)を用
いた熱分解気相成長法により形成しているので、埋め込
み層の形成時の温度が低くAVたがって基板に歪が入る
ことがない。
したがって基板の歪による活性層への悪影響を防止でき
る。
る。
以下本発明の特徴をさらに説明するために、従来の各種
ストライプ型レーザ、例えば第1図aのオキサイドスト
ライプ型、第2図のへテロアイソレーションストライプ
型と本発明のレーザとの発振のしきい値電流密度を比較
した。
ストライプ型レーザ、例えば第1図aのオキサイドスト
ライプ型、第2図のへテロアイソレーションストライプ
型と本発明のレーザとの発振のしきい値電流密度を比較
した。
しきい値電流密度は、各層の厚さに大きく左右されるの
で、第1層n−Gao、7AA!0.3AS1から第4
層p−GaAs4までの厚さを同一にして、ストライプ
幅の関数としてしきい値電流密度を実験的に求めてみた
。
で、第1層n−Gao、7AA!0.3AS1から第4
層p−GaAs4までの厚さを同一にして、ストライプ
幅の関数としてしきい値電流密度を実験的に求めてみた
。
第3図のレーザでは、基板5のストライプ幅とn−Ga
、−yAAyAs15のストライプ幅は同一とした。
、−yAAyAs15のストライプ幅は同一とした。
その結果を第5図に示す。実線は本発明のストライプ型
、一点鎖線はへテロアイソレーションストライプ型、点
線はオキサイドストライプ型である。
、一点鎖線はへテロアイソレーションストライプ型、点
線はオキサイドストライプ型である。
この比較において、活性領域2の厚さは0.2μmのも
のを用いである。
のを用いである。
同図より本発明のレーザが他の2つのストライプ型レー
ザに比べ、発振しきい値が小さくなっており、特にスト
ライプ幅の狭い領域でその効果が顕著であることがわか
る。
ザに比べ、発振しきい値が小さくなっており、特にスト
ライプ幅の狭い領域でその効果が顕著であることがわか
る。
これは他のストライプ型レーザでは、p+−GaAs4
から注入された電流は、活性領域2に達するまでに相当
床がり、特にストライプ幅が狭いとき、その効果は著し
いが、本発明のレーザでは、上下の両側から電流を閉じ
込めているため、活性領域2中でも電流はあまり広がら
ないためと考えられる。
から注入された電流は、活性領域2に達するまでに相当
床がり、特にストライプ幅が狭いとき、その効果は著し
いが、本発明のレーザでは、上下の両側から電流を閉じ
込めているため、活性領域2中でも電流はあまり広がら
ないためと考えられる。
このレーザは低電流動作が可能で、しかも歪が少ないた
めに高寿命であることが確認された。
めに高寿命であることが確認された。
基板5にストライプ部を作製する場合、高抵抗領域16
はGaAsあるいはGa1−xAlxAsであるため基
板自体にはほとんど歪が入らず、従ってその活性領域2
への影響も全くない。
はGaAsあるいはGa1−xAlxAsであるため基
板自体にはほとんど歪が入らず、従ってその活性領域2
への影響も全くない。
またn−Ga1−、A7yAs15側のストライプ部に
歪が入らないのは第2図の説明のところで述べた通りで
ある。
歪が入らないのは第2図の説明のところで述べた通りで
ある。
従ってストライプにすることによる歪は全お無視できて
、寿命は飛躍的に増大した。
、寿命は飛躍的に増大した。
事実、同一条件で作製したオキサイドストライプ型レー
ザと、第3図に示した本発明レーザとでは、その寿命に
約2倍の差があり、本発明のレーザが寿命の点でも優れ
ていることが示された。
ザと、第3図に示した本発明レーザとでは、その寿命に
約2倍の差があり、本発明のレーザが寿命の点でも優れ
ていることが示された。
本実施例ではダブルへテロ構造について述べたが、ホモ
接合、シングルへテロ構造等の他の構造の半導体レーザ
にも用いることができ、また発光装置にも適用できるこ
とは勿論のことである。
接合、シングルへテロ構造等の他の構造の半導体レーザ
にも用いることができ、また発光装置にも適用できるこ
とは勿論のことである。
以上述べたように、本発明の方法によれば、基板のスト
ライプ状凸部の両側面凹部に、同基板に歪を入れること
なく高抵抗の埋め込み層を形成できるので、低しきい値
でかつ長寿命の半導体レーザ装置を得ることができる。
ライプ状凸部の両側面凹部に、同基板に歪を入れること
なく高抵抗の埋め込み層を形成できるので、低しきい値
でかつ長寿命の半導体レーザ装置を得ることができる。
すなわち、本発明の方法により得られる半導体レーザは
、従来のストライプ型レーザに比べて低いしきい値で発
振し、しかも寿命を伸ばすことのできる非常に良好なス
トライプ型レーザで、実用的価値の卓越したものである
。
、従来のストライプ型レーザに比べて低いしきい値で発
振し、しかも寿命を伸ばすことのできる非常に良好なス
トライプ型レーザで、実用的価値の卓越したものである
。
第1図a、b、cおよび第2図は従来の種々のストライ
プ型レーザの構造断面図、第3図は本発明のストライプ
型レーザの一実施例を示す構造断面図、第4図a=fは
本発明の半導体レーザ装置の製造方法の一実施例を示す
製造工程図、第5図は従来のストライプ型レーザと本発
明のストライプ型レーザのしきい値電流密度を示す特性
図である。 1・n−Ga07A103As、2・p−GaAs13
−p−Ga07A103As、4−p+−GaAs。 5・・・・・・n−GaAs、6.7・・・・・・電極
、15・・・・・・n−Ga1−、A7.AS、16−
高抵抗Ga、込11.As。
プ型レーザの構造断面図、第3図は本発明のストライプ
型レーザの一実施例を示す構造断面図、第4図a=fは
本発明の半導体レーザ装置の製造方法の一実施例を示す
製造工程図、第5図は従来のストライプ型レーザと本発
明のストライプ型レーザのしきい値電流密度を示す特性
図である。 1・n−Ga07A103As、2・p−GaAs13
−p−Ga07A103As、4−p+−GaAs。 5・・・・・・n−GaAs、6.7・・・・・・電極
、15・・・・・・n−Ga1−、A7.AS、16−
高抵抗Ga、込11.As。
Claims (1)
- I GaAsよりなる基板の表面を、ストライプ状の凸
部が形成されるように選択的に除去する工程と、熱分解
気相成長法を用いて前記除去された部分を高抵抗率のG
a1−XAlxAs(0≦X≦1)層で埋め込む工程と
、前記基板および前記Ga1−XAlXAs層の上に、
最終の層をGa1−xA7xAs(0<y<1)として
活性層を含む各層を成長する工程と、前記基板のストラ
イプ状の凸部と対面する位置の前記Ga1−yAlyA
S層にストライプ状の窓をあける工程を含むことを特徴
とする半導体レーザ装置の製造方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50075902A JPS5811111B2 (ja) | 1975-06-20 | 1975-06-20 | 半導体レ−ザ装置の製造方法 |
GB24342/76A GB1543220A (en) | 1975-06-20 | 1976-06-11 | Solid state light-emitting device and method of making the same |
CA255,114A CA1077607A (en) | 1975-06-20 | 1976-06-17 | Solid state light-emitting device and method of making the same |
DE2627355A DE2627355C3 (de) | 1975-06-20 | 1976-06-18 | Lichtemittierende Festkörpervorrichtung und Verfahren zu deren Herstellung |
FR7618712A FR2316747A1 (fr) | 1975-06-20 | 1976-06-18 | Dispositif photo-emetteur a etat solide et son procede de fabrication |
US05/873,522 US4149175A (en) | 1975-06-20 | 1978-01-30 | Solidstate light-emitting device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50075902A JPS5811111B2 (ja) | 1975-06-20 | 1975-06-20 | 半導体レ−ザ装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51151090A JPS51151090A (en) | 1976-12-25 |
JPS5811111B2 true JPS5811111B2 (ja) | 1983-03-01 |
Family
ID=13589720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50075902A Expired JPS5811111B2 (ja) | 1975-06-20 | 1975-06-20 | 半導体レ−ザ装置の製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811111B2 (ja) |
CA (1) | CA1077607A (ja) |
DE (1) | DE2627355C3 (ja) |
FR (1) | FR2316747A1 (ja) |
GB (1) | GB1543220A (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4194933A (en) * | 1977-05-06 | 1980-03-25 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Method for fabricating junction lasers having lateral current confinement |
US4169997A (en) * | 1977-05-06 | 1979-10-02 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Lateral current confinement in junction lasers |
DE3065856D1 (en) * | 1979-02-13 | 1984-01-19 | Fujitsu Ltd | A semiconductor light emitting device |
JPS57136385A (en) * | 1981-02-16 | 1982-08-23 | Sanyo Electric Co Ltd | Manufacture of semiconductor laser |
DE3105786A1 (de) * | 1981-02-17 | 1982-09-02 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Herstellung von lumineszenz- oder laserdioden mit intern begrenzter leuchtflaeche |
JPS57160186A (en) * | 1981-03-27 | 1982-10-02 | Nec Corp | Manufacture of semiconductor laser |
JPS60130880A (ja) * | 1983-12-19 | 1985-07-12 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体レ−ザ装置 |
JPS63248168A (ja) * | 1987-04-02 | 1988-10-14 | Nec Corp | ヘテロ接合バイポ−ラトランジスタおよびその製造方法 |
JPS63248167A (ja) * | 1987-04-02 | 1988-10-14 | Nec Corp | ヘテロ接合バイポ−ラトランジスタの製造方法 |
DE10008584A1 (de) * | 2000-02-24 | 2001-09-13 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | Halbleiterbauelement für die Emission elektromagnetischer Strahlung und Verfahren zu dessen Herstellung |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4946878A (ja) * | 1972-09-08 | 1974-05-07 |
-
1975
- 1975-06-20 JP JP50075902A patent/JPS5811111B2/ja not_active Expired
-
1976
- 1976-06-11 GB GB24342/76A patent/GB1543220A/en not_active Expired
- 1976-06-17 CA CA255,114A patent/CA1077607A/en not_active Expired
- 1976-06-18 DE DE2627355A patent/DE2627355C3/de not_active Expired
- 1976-06-18 FR FR7618712A patent/FR2316747A1/fr active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4946878A (ja) * | 1972-09-08 | 1974-05-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2316747A1 (fr) | 1977-01-28 |
DE2627355B2 (de) | 1978-07-20 |
DE2627355C3 (de) | 1979-03-22 |
FR2316747B1 (ja) | 1980-08-14 |
GB1543220A (en) | 1979-03-28 |
DE2627355A1 (de) | 1976-12-23 |
CA1077607A (en) | 1980-05-13 |
JPS51151090A (en) | 1976-12-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Nakamura et al. | CW operation of distributed‐feedback GaAs‐GaAlAs diode lasers at temperatures up to 300 K | |
US3983510A (en) | Semiconductor double heterostructure laser device and method of making the same | |
US4124826A (en) | Current confinement in semiconductor lasers | |
US5093278A (en) | Method of manufacturing a semiconductor laser | |
JP3791589B2 (ja) | 端面非注入型半導体レーザおよびその製造方法 | |
US4380861A (en) | Method of making a semiconductor laser by liquid phase epitaxial growths | |
US4188244A (en) | Method of making a semiconductor light-emitting device utilizing low-temperature vapor-phase deposition | |
JPS5811111B2 (ja) | 半導体レ−ザ装置の製造方法 | |
US4149175A (en) | Solidstate light-emitting device | |
JPH0474877B2 (ja) | ||
JP2525788B2 (ja) | 半導体レ−ザ装置の製造方法 | |
JPH0846283A (ja) | 半導体レーザの製造方法 | |
JPH07254750A (ja) | 半導体レーザ | |
JPH0864899A (ja) | 半導体レーザ装置の製造方法,および半導体レーザ装置 | |
JPS6352479B2 (ja) | ||
JP2642403B2 (ja) | 半導体レーザの製造方法 | |
KR100363240B1 (ko) | 반도체 레이저 다이오드 및 그 제조방법 | |
JP2528877B2 (ja) | 半導体レ−ザ | |
JPS6184888A (ja) | 埋込みヘテロ型半導体レ−ザ | |
JPH0634426B2 (ja) | 半導体レ−ザ装置の製造方法 | |
JPH10510102A (ja) | チャネル内のリッジ状レーザ | |
KR100304658B1 (ko) | 반도체 레이저 소자 및 그 제조방법 | |
JP2908480B2 (ja) | 半導体レーザ装置 | |
JPH03185889A (ja) | 半導体レーザ素子およびその製造方法 | |
JPS6361793B2 (ja) |