JPS58107616A - 絶縁線輪の製造方法 - Google Patents
絶縁線輪の製造方法Info
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- JPS58107616A JPS58107616A JP20524881A JP20524881A JPS58107616A JP S58107616 A JPS58107616 A JP S58107616A JP 20524881 A JP20524881 A JP 20524881A JP 20524881 A JP20524881 A JP 20524881A JP S58107616 A JPS58107616 A JP S58107616A
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- JP
- Japan
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- resin
- layer
- insulating layer
- main insulating
- impregnated
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
- H01F41/12—Insulating of windings
- H01F41/122—Insulating between turns or between winding layers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
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- H01F41/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
- H01F41/12—Insulating of windings
- H01F41/127—Encapsulating or impregnating
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は主絶縁層に熱硬化性樹脂を含浸する電気機器の
絶縁線輪の製造方法に係抄、特に含浸し九樹脂の加熱硬
化時の流出防止を良好にした製造方法に関する。
絶縁線輪の製造方法に係抄、特に含浸し九樹脂の加熱硬
化時の流出防止を良好にした製造方法に関する。
発明の技術的背景とその問題点
従来の回転電機の絶縁線輪には、主絶縁層の含浸樹脂加
熱硬化時の樹脂流出を防止するため、フィルム状の熱収
縮性基材や、ガラステープなどの繊維材料に熱硬化性樹
脂を含浸し加熱によシ半硬させたプリプレグ絶縁基材を
主絶縁層の外側に巻回する方法が広く行なわれている。
熱硬化時の樹脂流出を防止するため、フィルム状の熱収
縮性基材や、ガラステープなどの繊維材料に熱硬化性樹
脂を含浸し加熱によシ半硬させたプリプレグ絶縁基材を
主絶縁層の外側に巻回する方法が広く行なわれている。
しかし、それでも硬化時には樹脂の粘度が低下すること
によ抄流出を完全に防ぐことは出来ない場合があり、絶
縁上好ましくないボイドが主絶縁層に発生することがあ
った。
によ抄流出を完全に防ぐことは出来ない場合があり、絶
縁上好ましくないボイドが主絶縁層に発生することがあ
った。
この対策としては、第１の方法として、主絶縁層に硬化
促進剤を前処理する方法。第２の方法として、線輪端部
全体又は屈曲部にプリプレグテープを巻回し、予備加熱
後に樹脂を真空加圧含浸する方法。第３の方法として、
樹脂を真空加圧含浸終了後、硬化前に常温硬化フェスで
線輪表面をコーティングする方法などが発明されている
。しかし、第１の方法は硬化促進剤が含浸用樹脂中に溶
出し、含浸用樹脂の可使寿命を短くする欠点がある。ｔ
Ｑｆｆｌｌの流出防止効果も充分でないようである。第
２の方法は工数が余分にかかることと、含浸性が阻止さ
れるため、主絶縁層の薄い低電圧の回転電機にしか適用
の可能性がない。第３の方法は一般にコーティング用ワ
ニスが溶剤を多量に含むために、含浸した樹脂が溶けて
流出する可能性がある。そこでコーティング用ワニスを
溶剤を含まない樹脂にすると、塗布作業性が悪く、実用
的でない。
促進剤を前処理する方法。第２の方法として、線輪端部
全体又は屈曲部にプリプレグテープを巻回し、予備加熱
後に樹脂を真空加圧含浸する方法。第３の方法として、
樹脂を真空加圧含浸終了後、硬化前に常温硬化フェスで
線輪表面をコーティングする方法などが発明されている
。しかし、第１の方法は硬化促進剤が含浸用樹脂中に溶
出し、含浸用樹脂の可使寿命を短くする欠点がある。ｔ
Ｑｆｆｌｌの流出防止効果も充分でないようである。第
２の方法は工数が余分にかかることと、含浸性が阻止さ
れるため、主絶縁層の薄い低電圧の回転電機にしか適用
の可能性がない。第３の方法は一般にコーティング用ワ
ニスが溶剤を多量に含むために、含浸した樹脂が溶けて
流出する可能性がある。そこでコーティング用ワニスを
溶剤を含まない樹脂にすると、塗布作業性が悪く、実用
的でない。
発明の目的
本発明の目的は、主絶縁層に真空加圧含浸した熱硬化性
樹脂の加熱硬化時の流出を防止し、絶縁特性の向上した
絶縁線輪の製造方法を提供するととｋある。
樹脂の加熱硬化時の流出を防止し、絶縁特性の向上した
絶縁線輪の製造方法を提供するととｋある。
発明の概要
樹脂を真空加圧含浸し九回転電機の絶縁線輪では、鉄心
内伸入部分に比べ、線輪端部、ループ部にボイドを発生
し易い。また亀甲形の絶縁線輪では構造上、口出し分岐
部を有するが、こめ部分にも空隙が多く発生する。これ
社、これまで述べたように、一度真空加圧含浸され情熱
硬化性樹脂が、加熱時の粘度低下で流出してしまうから
である。
内伸入部分に比べ、線輪端部、ループ部にボイドを発生
し易い。また亀甲形の絶縁線輪では構造上、口出し分岐
部を有するが、こめ部分にも空隙が多く発生する。これ
社、これまで述べたように、一度真空加圧含浸され情熱
硬化性樹脂が、加熱時の粘度低下で流出してしまうから
である。
−に実機固定子を真空状態で本漬して調べると、この口
出し分岐部で絶縁抵抗が低下することが判った。そこで
、樹脂の流出し易いこれらの部分に、含浸終了後、粉体
塗料を吹付け、低温で硬化することによシ、主絶縁宍面
層に塗膜が形成され、この塗膜により、樹脂完全硬化時
（換言すれば高温時のゲル化するまでの低粘度状帽）の
樹脂流出が防止できることを見出し、本発明に到達した
ものである。
出し分岐部で絶縁抵抗が低下することが判った。そこで
、樹脂の流出し易いこれらの部分に、含浸終了後、粉体
塗料を吹付け、低温で硬化することによシ、主絶縁宍面
層に塗膜が形成され、この塗膜により、樹脂完全硬化時
（換言すれば高温時のゲル化するまでの低粘度状帽）の
樹脂流出が防止できることを見出し、本発明に到達した
ものである。
発明の実施例
以下、本発明の一実施例について、第１図を参照して説
明する。第１図は回転電機の絶縁線輪端部の断面図であ
る。線輪導体（１）の周囲にマイカテープからなる絶縁
テープを巻回して主絶縁層（２）を １形成する。
明する。第１図は回転電機の絶縁線輪端部の断面図であ
る。線輪導体（１）の周囲にマイカテープからなる絶縁
テープを巻回して主絶縁層（２）を １形成する。
この主絶縁層（２）に熱硬化性樹脂を真空加圧含浸する
。そして、その樹脂を含浸した主絶縁層（２）の上に粉
体塗料をスプレーによシ吹付け、表面の含浸樹脂の粘度
を増加させた密封層（３）を形成させる。その後、６０
〜１００℃の低温で３〜５時間加熱し、表面部分のみ硬
化させる。その後、徐々に温度を上昇させ、約１５０℃
で１０時間程度の加熱を行ない、主絶縁層（２）内部ま
で樹脂を完全硬化させる。
。そして、その樹脂を含浸した主絶縁層（２）の上に粉
体塗料をスプレーによシ吹付け、表面の含浸樹脂の粘度
を増加させた密封層（３）を形成させる。その後、６０
〜１００℃の低温で３〜５時間加熱し、表面部分のみ硬
化させる。その後、徐々に温度を上昇させ、約１５０℃
で１０時間程度の加熱を行ない、主絶縁層（２）内部ま
で樹脂を完全硬化させる。
このようにすると、含浸樹脂硬化前に主絶縁層（２）の
表面に粉体塗料による密封層（３）があるから、含浸樹
脂の表面側の粘度が増加するため、低温（６０〜１００
℃）で加熱しても、樹脂の流出や、たれ落ちは発生しな
い。そして、その状態で３〜５時間加熱し、表面部分を
硬化させるから、その後高温で内部迄完全硬化させても
樹脂の流出がないからボイドを発生することがなく、絶
縁性能が向上する。
表面に粉体塗料による密封層（３）があるから、含浸樹
脂の表面側の粘度が増加するため、低温（６０〜１００
℃）で加熱しても、樹脂の流出や、たれ落ちは発生しな
い。そして、その状態で３〜５時間加熱し、表面部分を
硬化させるから、その後高温で内部迄完全硬化させても
樹脂の流出がないからボイドを発生することがなく、絶
縁性能が向上する。
このようにして得た絶縁線輪を備えた回転電機固定子と
、本発明を用いない絶縁線輪を備えた回転電機固定子と
を、同一大きさのものについて、真空引きを行なった後
、水を注入するいわゆる真空本漬試験により比較した結
果を第２図に示す。
、本発明を用いない絶縁線輪を備えた回転電機固定子と
を、同一大きさのものについて、真空引きを行なった後
、水を注入するいわゆる真空本漬試験により比較した結
果を第２図に示す。
第２図において横軸は浸水時間であり、縦軸は絶縁抵抗
であシ、曲線人は本実施例によるもの、曲線Ｂは従来形
のものである。尚真空度はＩＭＨｇで行なった。この真
空本漬試験は通常の使用環境に対し−では、極めて苛酷
な検証試験であるが、短時間で絶縁特性を評価すること
ができるという大きな利点がある。第２図で明らかなよ
うに、本発明を実施することにより、絶縁性能、特に絶
縁抵抗特性が極めて向上することが判る。
であシ、曲線人は本実施例によるもの、曲線Ｂは従来形
のものである。尚真空度はＩＭＨｇで行なった。この真
空本漬試験は通常の使用環境に対し−では、極めて苛酷
な検証試験であるが、短時間で絶縁特性を評価すること
ができるという大きな利点がある。第２図で明らかなよ
うに、本発明を実施することにより、絶縁性能、特に絶
縁抵抗特性が極めて向上することが判る。
尚、本発明は上記し、かつ図面に示した実施例のみに限
定されるものではなく、例えば、回転電機でない機器の
絶縁線輪にも適用できるし、含浸樹脂の表面粘度を増加
させる材料で、かつ電気絶縁に無害な材料（例えばマイ
カ粉末など）であれば一般に粉体塗料と称されないもの
でも粉体塗料として使用、できる等、その要旨を変更し
ない範囲で、檀々変形して実施できることは勿論である
。
定されるものではなく、例えば、回転電機でない機器の
絶縁線輪にも適用できるし、含浸樹脂の表面粘度を増加
させる材料で、かつ電気絶縁に無害な材料（例えばマイ
カ粉末など）であれば一般に粉体塗料と称されないもの
でも粉体塗料として使用、できる等、その要旨を変更し
ない範囲で、檀々変形して実施できることは勿論である
。
発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、主絶縁層に熱硬化
性樹脂を真空加圧含浸して加熱硬化する際に、前記樹脂
が流出し易い主絶縁層の部分に、前記樹脂含浸終了後、
粉体塗料を塗布した後、低温で表面部分のみを硬化した
から、その硬化した層に密封されて、その後、高温で内
部まで完全硬化しても含浸樹脂の゛流出が生ぜず、絶縁
特性の良好な絶縁線輪を簡単な製造方法で安価に提供す
ることが出来る。
性樹脂を真空加圧含浸して加熱硬化する際に、前記樹脂
が流出し易い主絶縁層の部分に、前記樹脂含浸終了後、
粉体塗料を塗布した後、低温で表面部分のみを硬化した
から、その硬化した層に密封されて、その後、高温で内
部まで完全硬化しても含浸樹脂の゛流出が生ぜず、絶縁
特性の良好な絶縁線輪を簡単な製造方法で安価に提供す
ることが出来る。
第１図は本発明の方法の一実施例で製造した絶縁−輪を
示す断面図、第２図は従来および本発明の一実施例で製
造した絶縁線輪の絶縁抵抗特性を比較して示す曲線図で
ある。 ｌ・・・線輪導体 ２・・・主絶縁層３・・
・粉体塗料による密封層 代理人 弁理士 井 上 −男 第１図
示す断面図、第２図は従来および本発明の一実施例で製
造した絶縁線輪の絶縁抵抗特性を比較して示す曲線図で
ある。 ｌ・・・線輪導体 ２・・・主絶縁層３・・
・粉体塗料による密封層 代理人 弁理士 井 上 −男 第１図
Claims (2)
- （１） 線輪導体に絶縁テープ又はシートを巻回して
主絶縁層を設け、この主絶縁層に熱硬化性樹脂を真空加
圧含浸して加熱硬化する絶縁線輪の製造方法において、
加熱硬化時に前記樹脂が流出し易い主絶縁層゛の表面部
分に、前記樹脂含浸終了後、粉体塗料を塗布した後、低
温で表面部分のみ硬化させ、その後、高温で樹脂を完全
硬化させたことを特徴とする絶縁線輪の製造方法。 - （２）表面部分のみ硬化する低温とＦ１６Ｇ−１００℃
とし、これで３〜５時間加熱を継続することを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の絶縁線輪の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20524881A JPS58107616A (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 絶縁線輪の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20524881A JPS58107616A (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 絶縁線輪の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58107616A true JPS58107616A (ja) | 1983-06-27 |
Family
ID=16503840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20524881A Pending JPS58107616A (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 絶縁線輪の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58107616A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6469423B2 (en) | 1993-10-18 | 2002-10-22 | Seiko Epson Corporation | Rectangular at-cut quartz element, quartz resonator, quartz resonator unit and quartz oscillator, and method of producing quartz element |
-
1981
- 1981-12-21 JP JP20524881A patent/JPS58107616A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6469423B2 (en) | 1993-10-18 | 2002-10-22 | Seiko Epson Corporation | Rectangular at-cut quartz element, quartz resonator, quartz resonator unit and quartz oscillator, and method of producing quartz element |
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