JPS58195456A - 電機巻線 - Google Patents
電機巻線Info
- Publication number
- JPS58195456A JPS58195456A JP7546582A JP7546582A JPS58195456A JP S58195456 A JPS58195456 A JP S58195456A JP 7546582 A JP7546582 A JP 7546582A JP 7546582 A JP7546582 A JP 7546582A JP S58195456 A JPS58195456 A JP S58195456A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- insulating tape
- insulating
- thermosetting resin
- curing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/12—Impregnating, heating or drying of windings, stators, rotors or machines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般電機の巻線に係り、特に熱硬化性樹脂を
含浸硬化させて成る絶縁層を有する電機巻線に関する。
含浸硬化させて成る絶縁層を有する電機巻線に関する。
一般の′#IL気機器圧機器られている電機巻線におい
ては、従来より第1図の断面図に示された絶縁構造を有
するものが知られている。
ては、従来より第1図の断面図に示された絶縁構造を有
するものが知られている。
、!1図において、電機巻線の導体1の外周にはそれぞ
れ索線絶縁2が施されており、それらの外周に対地絶縁
層3と外層絶縁4とが順次施されて形成されている。対
地絶縁層3はマイカチーブ又はポリアミドフィルムなど
の絶縁テープを多層に巻回し友ものでろり、また外層絶
縁4#i対地絶縁層3倉保膜するものであり、ガラステ
ープなどのような繊維材料からなる絶縁テープを巻回し
たものであって、これらによって形成された絶縁テープ
層に、無溶剤の熱硬化性樹脂を含浸硬化させることによ
り絶縁層が形成されているものである。
れ索線絶縁2が施されており、それらの外周に対地絶縁
層3と外層絶縁4とが順次施されて形成されている。対
地絶縁層3はマイカチーブ又はポリアミドフィルムなど
の絶縁テープを多層に巻回し友ものでろり、また外層絶
縁4#i対地絶縁層3倉保膜するものであり、ガラステ
ープなどのような繊維材料からなる絶縁テープを巻回し
たものであって、これらによって形成された絶縁テープ
層に、無溶剤の熱硬化性樹脂を含浸硬化させることによ
り絶縁層が形成されているものである。
熱硬化性樹脂の硬化は加熱によって行われるものであり
、均一な絶縁特性を有するものとするために、通常の加
熱硬化工程は、前半は低い温度C同えば130C)で加
熱硬化させ、後半はやや高い温度(例えば150C’)
で加熱硬化させる二段硬化工程から成っている。ところ
が、硬化工程の途中において、熱硬化性樹脂がゲル化さ
れる前にその粘度が著るしく低下され、流動化された状
態になってしまうということが知られている。このよう
に流動化されたことによって、絶縁テープノー内のき浸
樹脂が層外へ流出されると、絶縁層内に空隙が形成され
てしまうので絶縁特性が著るし〈低Fされるという問題
があった。
、均一な絶縁特性を有するものとするために、通常の加
熱硬化工程は、前半は低い温度C同えば130C)で加
熱硬化させ、後半はやや高い温度(例えば150C’)
で加熱硬化させる二段硬化工程から成っている。ところ
が、硬化工程の途中において、熱硬化性樹脂がゲル化さ
れる前にその粘度が著るしく低下され、流動化された状
態になってしまうということが知られている。このよう
に流動化されたことによって、絶縁テープノー内のき浸
樹脂が層外へ流出されると、絶縁層内に空隙が形成され
てしまうので絶縁特性が著るし〈低Fされるという問題
があった。
そこで、従来は、流動状態になった熱硬化性樹脂の流出
全防止させるため、絶縁層の外表面にポリエステルや、
ホットメルトCセメダイン6500:商品名)、ワック
スなどを用いて被膜iM成させていた。
全防止させるため、絶縁層の外表面にポリエステルや、
ホットメルトCセメダイン6500:商品名)、ワック
スなどを用いて被膜iM成させていた。
しかしながら、上記の被膜材料は耐熱性が低いことから
絶縁特性を低下させるという欠点を有していた。また、
ホットメルトのように、融点(170C以上)が熱硬化
性樹脂の硬化編fC例えば100tlよりも高いものに
あっては、熱硬化性樹脂の硬化工程において不均一加熱
による不均一な硬化がなされ、このため絶縁層の耐熱性
及び機械的特性が低下されてしまうという欠点があった
。さらに、絶縁テープ層VC@硬化性樹脂を含浸させる
工程に加え、被膜処理工程を必要とすることから、工業
上の取扱い′鼻が悪いという欠点がめった。・ 本発明の目的は、ポリエステルなどの特別な被膜を用い
ることなく、加熱硬化時に発生する絶縁テープ層に含浸
された熱硬化性樹脂の溶融流出を防止させた絶縁層を有
する電機巻線を提供することにある。
絶縁特性を低下させるという欠点を有していた。また、
ホットメルトのように、融点(170C以上)が熱硬化
性樹脂の硬化編fC例えば100tlよりも高いものに
あっては、熱硬化性樹脂の硬化工程において不均一加熱
による不均一な硬化がなされ、このため絶縁層の耐熱性
及び機械的特性が低下されてしまうという欠点があった
。さらに、絶縁テープ層VC@硬化性樹脂を含浸させる
工程に加え、被膜処理工程を必要とすることから、工業
上の取扱い′鼻が悪いという欠点がめった。・ 本発明の目的は、ポリエステルなどの特別な被膜を用い
ることなく、加熱硬化時に発生する絶縁テープ層に含浸
された熱硬化性樹脂の溶融流出を防止させた絶縁層を有
する電機巻線を提供することにある。
本発明は、絶縁テープ層の最外l−に巻回される絶縁テ
ープを、内層に巻回される絶縁テープに含有される硬化
触媒よりも低い硬化温度の硬化触媒を含有させたものと
することにより、加熱硬化時において最外層の絶縁テー
プ層に含浸された熱硬化性樹脂を先に硬化させ、内層の
絶縁テープ層に含浸された熱硬化性樹脂の流出を防止さ
せようとするものである。
ープを、内層に巻回される絶縁テープに含有される硬化
触媒よりも低い硬化温度の硬化触媒を含有させたものと
することにより、加熱硬化時において最外層の絶縁テー
プ層に含浸された熱硬化性樹脂を先に硬化させ、内層の
絶縁テープ層に含浸された熱硬化性樹脂の流出を防止さ
せようとするものである。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
無溶剤硬化性樹脂を加熱硬化させるには、その樹脂を含
浸させた絶縁テープ層の形成された電機巻線を、それ単
独あ□、るいは電気鉄板等に組込んだ状態。、*−1p
−*1’+□熱風炉、。。1カ、あいイtsa−c、b
o−c、 s*な1.−1貼1.ヵ、珀、。
浸させた絶縁テープ層の形成された電機巻線を、それ単
独あ□、るいは電気鉄板等に組込んだ状態。、*−1p
−*1’+□熱風炉、。。1カ、あいイtsa−c、b
o−c、 s*な1.−1貼1.ヵ、珀、。
って徐々に加熱される。従って、最外層の絶縁テ
1−ブに含有させる硬化触媒の硬化反応!1!
電が、内層の絶縁テープに含有させる硬化触媒のものよ
り低いことから、最外層の含浸樹脂が先に硬化される。
1−ブに含有させる硬化触媒の硬化反応!1!
電が、内層の絶縁テープに含有させる硬化触媒のものよ
り低いことから、最外層の含浸樹脂が先に硬化される。
これによって、巻線全体に袋体が形成され、内層部の#
IS硬化性樹脂が流動“状態になっても外部に流出され
ることがない。
IS硬化性樹脂が流動“状態になっても外部に流出され
ることがない。
ここで、硬化触媒による硬化反応温度f:最外層のもの
と内層のものとの関係について、具体列に基づいて説明
する。前述したように、均一な絶縁性を得るため通常加
熱硬化工種は二段階になっている。二段目の加熱硬化m
fは、含浸される熱硬化性樹脂を含めた絶縁層の耐熱温
度及び所要の絶縁特性に応じて定められるものである。
と内層のものとの関係について、具体列に基づいて説明
する。前述したように、均一な絶縁性を得るため通常加
熱硬化工種は二段階になっている。二段目の加熱硬化m
fは、含浸される熱硬化性樹脂を含めた絶縁層の耐熱温
度及び所要の絶縁特性に応じて定められるものである。
また、一段目の温度は、二段目の温度を基準とし、絶縁
特性の均一性を達成させることの他に、炉温度のr!I
IJ御性を考慮して定められるものである。これらのこ
とから、例えば、一段目は温度を130Cにて10時間
加熱するものとし、二段目は温度t−1500にて15
時間加熱するものとし、一段目と二段目との処理温度差
を20Cとしているものに、本発明を適用する場合につ
いて説明する。
特性の均一性を達成させることの他に、炉温度のr!I
IJ御性を考慮して定められるものである。これらのこ
とから、例えば、一段目は温度を130Cにて10時間
加熱するものとし、二段目は温度t−1500にて15
時間加熱するものとし、一段目と二段目との処理温度差
を20Cとしているものに、本発明を適用する場合につ
いて説明する。
−1記の処理温度差20Cを基準として、最外層に含有
させる硬化触媒の硬化反応源[−内1dのものより20
C低いものを用い、加熱硬化工程の条件r順次、温度1
10Cにて5時間加熱→温度130t:’にて5時間加
熱→温度150Cにて15時間加熱、と設定すれば炉温
産制?mt−複雑にすることなく、シかも絶縁の均−性
及び絶縁特性t−損うことなく熱硬化させることができ
る。
させる硬化触媒の硬化反応源[−内1dのものより20
C低いものを用い、加熱硬化工程の条件r順次、温度1
10Cにて5時間加熱→温度130t:’にて5時間加
熱→温度150Cにて15時間加熱、と設定すれば炉温
産制?mt−複雑にすることなく、シかも絶縁の均−性
及び絶縁特性t−損うことなく熱硬化させることができ
る。
なお、通常、最外層に用いられる絶縁テープと内層に用
いられる絶縁テープとでは、要求される電気的・機械的
特性が異なっているので、それらテープの材料及び製造
工程も別のものとなっている。従って、それらに含有さ
せる硬化触媒を変えても製造工程が煩雑になるというこ
とはない。
いられる絶縁テープとでは、要求される電気的・機械的
特性が異なっているので、それらテープの材料及び製造
工程も別のものとなっている。従って、それらに含有さ
せる硬化触媒を変えても製造工程が煩雑になるというこ
とはない。
以上説明したように、不発明によれば、熱硬化性樹脂の
含浸された′#1磯用春用巻線膜形成することなく、加
熱硬化過程における絶縁層中の樹脂のゲル化前の流出を
防止することができることから、絶縁層内における空隙
の発生がなく、電気的および機械的に信頼性に優れ九電
機巻線とすることができる。
含浸された′#1磯用春用巻線膜形成することなく、加
熱硬化過程における絶縁層中の樹脂のゲル化前の流出を
防止することができることから、絶縁層内における空隙
の発生がなく、電気的および機械的に信頼性に優れ九電
機巻線とすることができる。
第1図は本発明の適用される1m磯巻線の一列の断面図
である。
である。
Claims (1)
- 1、巻線導体の外周に巻回されて成る多層の絶縁テープ
層に含浸された熱硬化性樹脂を硬化させて形成される絶
縁層を有する電機巻線において、前記絶縁テープ層の最
外層に巻回される絶縁テープは、内層に巻回される絶縁
テープに含有される硬化触媒よりも低い硬化温度の硬化
触媒の含有された絶縁テープであることを特徴とする電
機巻線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7546582A JPS58195456A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 電機巻線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7546582A JPS58195456A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 電機巻線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58195456A true JPS58195456A (ja) | 1983-11-14 |
Family
ID=13577077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7546582A Pending JPS58195456A (ja) | 1982-05-07 | 1982-05-07 | 電機巻線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58195456A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07305709A (ja) * | 1995-01-13 | 1995-11-21 | Aoyama Seisakusho:Kk | 自動調芯用ボルト |
-
1982
- 1982-05-07 JP JP7546582A patent/JPS58195456A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07305709A (ja) * | 1995-01-13 | 1995-11-21 | Aoyama Seisakusho:Kk | 自動調芯用ボルト |
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