JPS58106228A - クラツチ円板 - Google Patents

クラツチ円板

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JPS58106228A
JPS58106228A JP57207791A JP20779182A JPS58106228A JP S58106228 A JPS58106228 A JP S58106228A JP 57207791 A JP57207791 A JP 57207791A JP 20779182 A JP20779182 A JP 20779182A JP S58106228 A JPS58106228 A JP S58106228A
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friction
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クルト・フリ−チユ
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LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH
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LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH
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Publication date
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Publication of JPH0461210B2 publication Critical patent/JPH0461210B2/ja
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/129Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means

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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はハブ体とフェーシング支持板との間に回転の遊
びを有するクラッチのためのクラッチ円板fあって、ハ
ブ体とフェーシング支持板との間に、両者の相対回動を
妨げるように働く蓄力部材と、回動の遊びの一部分範囲
にわたって作用せず回転の遊びのその他の範囲1作用す
る摩擦装置とが配置されており、この摩擦装置が、摩擦
部分から成シかつ回転の遊びの前記その他の範囲で有効
な摩擦部材を備えており、回転の遊びの前記その他の範
囲にわたって前記摩擦部分と協働する少なくとも2つの
圧縮可能な蓄力部材が設けられている形式のものに関す
る。
この種のクラッチ円板は西独国特許第2436288号
明細書に基づき、特にその第・1図から公知fある。こ
の場合、摩擦板は、これに同時に協働する2つのばねに
よって制御される。
それゆえ、摩擦作用は所定の角位置で突然に生じ、回転
の遊び全体にわたって均一に作用しつづける。
この種のクラッチ円板によっては、自動車の駆動系内の
騒音の問題並びに多くの使用例における寿命の問題は解
決されるが、例えばエンジンのアイPリング回転数を著
しく低下せしめるとともに車体及びエンジンの重量を軽
減する傾向に関連した問題は依然として未−のままであ
る。この種のエンジンで生じる不均一な回転特性がこの
問題の原因である。
本発明の課題は、機能及び構造的に、著しい騒音及び振
動を排除することができるとともに、製作が簡単かつ安
価で、寿命が大きいようなりラッチ円板を提供すること
にある。
この課題を解決した本発−〇要旨は、前記摩擦部分と協
働する蓄力部材が互いに段階的に摩擦部分に作用する如
く構成されていることにある0 摩擦部分と協働する蓄力部材段は同じばね強さ若しくは
同じ回転抵抗を有するか又は生ぜしめることができる0
そのつどの使用例に適合されるばね特性を得るためには
、各蓄力部材段がそれぞれ不均一なばね強度を有するの
が有利である。ハブ体とフェーシング支持板との間に配
置された蓄力部材のすべてを1つの円の円周上に配置す
るのが特に効果的である。摩擦部分と協働する蓄力部材
の各段を、異なる直径の円の円周上に配置することもで
き、これによって一回転軸線からの種々異なる七こ腕が
生じることによって一回動に対する種々異なる抵抗モー
メントが生じる。
本発明の1実施例では、摩擦装置の作用する前記その他
の範囲の第1の部分範囲にわたって、一覧 この第1の部分範囲において摩擦部分と協働する単数又
は複数の蓄力部材段の戻しモーメント若しくは戻し力が
、第1の部分範囲の少なくとも一部分にわたって摩擦装
置の摩擦抵抗に比して小さく、かつ、別の部分範囲にわ
たって、この別の部分範囲で摩擦部分に作用する単数又
は複数の蓄力部材段の戻しモーメント若しくは戻し力が
この摩゛−抵抗に比して大きい。これによって、クラッ
チ円板の休止位置から引張若しくは押し範囲への移行時
に、摩擦緩衝力が弾性的にかつ徐々に作用する。摩擦装
置の有効な、その他の範囲の第1の部分範囲において摩
擦部分と協働する蓄力部材が、摩擦装置の有効な、その
他の範囲の別の部分範囲へ移行するさいに、摩擦装置の
摩擦抵抗モーメントとほぼ同じ大きさの戻し力を摩擦部
分に作用する弾発力を有するように緊縮されると、特に
弾性的な移行が生じる。
本発明の別の1実施例では、摩擦板と段階的に協働する
蓄力部材が、ハブ体とフェーシング支持板との間で作用
する蓄力部材に所属しており、かつ、この蓄力部材によ
って形成された各ばね段がハブ体と7エーシング支持板
との間に互いに並列に組込まれておりかつ摩擦装置の摩
擦部分に並列的に協働している。クラッチ円板のこの構
成は特に簡単である0 本発明のさらに別の1実施例では、摩擦板と段階的に協
働するばねの如き蓄力部材がノ・ブ体とフェーシング支
持板との間に直列に配置されておりかつ順次摩擦装置の
摩擦部分と協働するようべなっており、かつ、摩擦部分
と協働するばね段の戻しモーメント若しくは戻し力が第
1の部分範囲の少なくとも一部にわたって摩擦装置の摩
擦抵抗に比して小さいような、回転の遊びのその他の範
囲の第1の部分範囲から、ばね段の戻し力がこの摩擦抵
抗に比して大きいようなその他の部分範囲へ移行するさ
いに、第1の部分範囲において摩擦板に作用する蓄力部
材がノイパスされる又はされている。
特に、摩擦部分と協働する蓄力部材が段階的に並列的に
相前後して種々異なる回転角後に摩擦部分と協働するよ
うなりラッチ円板においては、摩擦装置の有効な、回転
の遊びのその他の範囲の第1の部分範囲においては、少
なくとも1つのばねから成る第1の蓄力部材段が摩擦部
分と協働し、かつ、摩擦装置の有効な、回転の遊びのそ
の他の範囲の別の部分範囲にわたっては、前記第1の蓄
力部材段に対して並列な少なくとも2つのばねから成る
付加的な蓄力部材段が摩擦部分と協働するように構成す
るのが効果的である。
その場合、本発明のさらに別の実施例では、摩擦装置の
有効な、回転の遊びのその他の範囲の別の部分範囲にお
いては、摩擦部分に作用しはじめる蓄力部材段が、回転
の遊びのその他の範囲の第1の部分範囲で摩擦部分と協
働する蓄力部材段に比して著しく大きな硬さくばね強さ
)を有している。
その場合、本発明のさらに別の実施例では、回転の遊び
のその他の範囲の別の部分範囲においては、摩擦部分に
作用しはじめる蓄力部材段が、摩擦装置の摩擦抵抗に比
して大きな戻しモーメントを摩擦部分へ作用する弾発力
を得る如く緊縮される。このことの意味するところは、
回転の遊びのその他の範囲の別の部分範囲の始めで作用
しはじめるばねが、摩擦装置の摩擦抵抗モーメ/1.を
克服し、これによって摩擦部分をある程度回転の遊びの
別の範囲の始めまで戻すに十分な力を得るように緊縮さ
れるということである。
回転の遊びのその他の範囲の始めまで摩擦部分を十分に
戻すためには、別の部分範囲の始めに摩擦部分と協働す
る蓄力段、要する罠第1の部分範囲の蓄力部材段と、別
の部分範囲の始めのところで摩擦部分に作用する蓄力部
材段とが、摩擦装置の摩擦抵抗モーメントに比して大き
な戻し力を作用する力を生ぜしめれば足る。
本発明のさらに別の1実施例では、ハブ休め)ら延在し
たハブフランジの一方の側に配置すれていて、クラッチ
軸線方向でハブフランジの他方の側に配置された摩擦部
材の片側にじかに支持されてこの摩擦部材を一方の円板
状部材に圧着する皿ばね状の蓄力部材の作用によって、
摩擦装置の摩擦力が生じる如く構成されており、この蓄
力部材が他面において他方の円板部材に支持されており
、かつ、摩擦部分に皿ばね状の蓄力部材をじかに支持さ
せるために、一方の円板部材がアームによって軸方向に
ハブフラン、りを貫通しており、かつ、摩擦部分が半径
方向で外側範囲に、その制御のためにストッパ部材を有
しており、このストッパ部材が周方向の適当な遊びを以
って・・ブフラン・りの切欠内に係合している。
摩擦部分を介して大きなトルクが伝達されなければなら
ないような多くの使用例のための効果的な実施例では、
皿ばね状の蓄力部材を支持するために軸方向にハブフラ
ンジを貫通した前記アームが、摩擦部分の半径方向で外
側範囲に設けた軸向きのストン・ξ部材と一緒に、摩擦
部分の制御のために役立つ。
この構成の利点は、有効直径が大きいために一製作誤差
が同じでも一摩擦部分の制御時の角度誤差が小さくでき
ることにある。
本発明のさらに別の1実施例では、摩擦部材の半径方向
で外側範囲で軸方向に延在する前記制御ストン・上部材
が、摩擦部分に一体形成されていてハブフラン、りの切
欠内に係合する舌片から成る。その場合効果的には、周
方向に均一に複数の舌片が分配して配置され、この舌片
が2つのグループに分割され、各グループがそれぞれた
んに一方の回転方向で作用し、要するに、各舌片がたん
に一方の回転方向でハブフランジと協働する。
本発明のさらに別の1実施例では、摩擦部分が主として
、閉じたリング状の形状を有しており、かつ種々異なる
蓄力部材段を受容するために、クラッチ円板軸線に関し
て対を成して位置する合計6つの切欠を備えている。
その場合、本発明の効果的なl実施例では、摩擦部分に
互いに対向して設けた前記切欠対の一方の切欠内K、ク
ラッチ円板の第1のばね段を形成するばねが収容されて
おり、かつ他方の切欠内に、クラッチ円板の第2の段を
形成するばねが収容されており、かつ、その他の切欠内
に、クラッチ円板の少なくとも1つの第30段のばねが
設けられており、クラッチ円板の第2のばね段を収容す
るための前記切欠が、クラッチ円板内に組込まれたばね
の長さに適合しており、第1及び第3の段のばねを収容
するための切欠がクラッチ円板の周方向でみて、クラッ
チ円板内のこのばねの組込み長さに比して大きい。
クラッチ円板の第1の段の単数又は複数のばねを収容す
るために摩擦部分に設けた単数又は複数の切欠は、第1
の段がクラッチ円板の回転の遊び全体にわたって摩擦部
分に作用しないように設計することができる。
本発明のさらに別の効果的な実施例では、摩擦装置の有
効な、回転の遊びのその他の範囲の第1の部分範囲にお
いて摩擦部分に作用しはじめる蓄力部材が第2の段を形
成しており、かつ、摩擦装置の有効な、回転の遊びのそ
の他の範囲の別の部分範囲においてはクラッチ円板の第
3の段の付加的なばねが摩擦部分に作用する0次に図示
の実施例につき本発明の詳細な説明する。
第1図に、緩衝装置の種々の部材を支持したハシ1が図
示されており、このハブ1はクラッチ円板の出力部材を
形成している。このノ\ブ1はスプラインによって駆動
軸2に回動不能に結合されている。ハブ1にはハブ7ラ
ンジ3が回動不能に取付けられている。このノ1ゾ7ラ
ンジ3には切欠養、”5,6,7.8.9が環状に配置
されている。
第2図から判るように、ノ−ゾ7ランジ3の片側には、
鴬フェーシング支持板10が/%ブ1に回転可能に配置
されている。この7エーシング支持板10の外周には7
エーシング11が設けられている。ハブ7ランジ3の他
方の側には対向板12がハブ1に回転可能に配置されて
いる。
7エーシング支持板10及び対向板12は隔てピン12
aによって互いに結合されており。
かつ入力部材を形成している。隔て2ン12aは、ハブ
7ランジ3に設けた切欠3aを貫通している。
7エーシング支持板10及び対向板12は、互いに対向
して位置する同寸法の合致した窓13.14,15.1
6,17.18を有している。第1図及び第2図から判
るように、回転振動の緩衝のために、フェーシング支持
板10及び対向板12の各窓内並びにハブ7ランジ3に
この窓に対応して設けた切欠内にそれぞれ1つのばねが
設けられている。即ち、第1図から判るように、ばね1
9が窓13と切欠ヰ内に、ばね20が窓14と切欠5内
に、ばね21が窓15と切欠6内に、ばね22が窓16
と切欠7内に、ばね2るが窓17と切欠8内に、かっば
ね24が窓18と切欠9内に配置されている。
回転振動の摩擦緩衝のために、摩擦装置25がハシ1の
周りに回転可能に配置されている。
この摩擦装置25は摩擦板26を備えており、この摩擦
板26はハブ7ランジ3と7工−シング支持体10との
間に配置されており、ハブ7ランジ3と摩擦板26との
間には第1の摩擦リング27が、かつ摩擦板26と7エ
ーシング支持板10との・間には第2の7字形の摩擦リ
ング28が設けられており、この摩擦リング28はフェ
ーシング支持板1oに回動不能に結合されている。7字
形の摩擦リング28のスリーブ状部分によって形成され
た脚部は、ハブ1に7エーシング支持板10を支承せし
めるのに役立つとともに摩擦板26及び摩擦リング27
の収容及び半径方向での案内のためにも役立っている。
ハブ7ランジ3と対向板12との間の中間室内には別の
摩擦リング29及び波板ばね30が設けられている。波
板ばね3oによって、摩擦リング29がハブ7ランジ3
に圧着され、フェーシング支持板10及び対向板12が
ビン12aを介して結合されていることによって、7エ
ーシング支持板10がハブ7ランジ3へ向かって押圧さ
れる。これによって、第1の摩擦リング27、摩擦板2
6及び第2の7字形の摩擦リング28もハブ7ランジ3
へ向かって押圧される。
摩擦板26は軸向きのアーム31を備えておリ、このア
ーム31はハブ7ランジ3の孔内に突入している。
アーム31が、ばね19,20,21,22.23.2
4の収容されたハブ7ランジ3の切欠4,5,6,7.
8.9を貫通していると効果的である。ハブ7ランジ3
と摩擦板26のアーム31との間でクラッチ板がある程
度相対的に回動できるように切欠4,5.6,7,8゜
9が形成されている。
摩擦板26のアーム31には、ハブ7ランジ3と対向板
12との間に設けた皿ばね状部材32の半径方向で外側
の部分が支持されて・おり。
この皿ばね状部材32の半径方向で内側の部分は対向板
12に支持されている。これによって、摩擦板26は皿
ばね状部材32によって7エーシング支持板26へ向か
って負荷されて摩擦リング28を押圧する。
第2図から判るように、摩擦リング28は皿ばね状部材
32並びに波板ばね30によって負荷される。
摩擦リング27及び29は波板ばね3oによってのみ負
荷さ・れる。皿ばね状部材32及びこれによって負荷さ
れる摩擦リング28は1両者によって生じる摩擦が、す
でに述、べたように負荷されている摩擦リング27によ
って生じる摩擦に比して大きくなるように設計される。
第1図から判るように、摩擦板26には切欠33.34
.35.36.37.38が設けられており、各切欠は
各ばね19,20,21゜22.23.24に対応して
設けられており、各ばね19,20,21,22.23
.24は、フェーシング支持板1o及び対向板12によ
って形成された入力部材と、ハブ1によって形成された
出力部材との間に設けられている。
ばね19.20,21.22,23.24に対応してハ
ブ7ランジ3に設けられた切欠4゜5 、6 、7 、
8 、9.摩擦板26に設けられた切欠33,34,3
5,36,37,38並びに7エーシング支持板及び対
向板に設けた窓13.14,15,16,17.18は
、ばね19がクラッチ円板の回動の遊び全体にわたって
有効な第1の段を形成し、この段が摩擦装置25と協働
しないように形成されている。第2の段はばね2oによ
って、第3の段はばね21,22.23.24によって
形成される。図示の実施例では、第2の段と第3の段の
たんに2つのばね23.24とが摩擦装置25に段状に
協働する。このことのために、摩擦板26の切欠35.
36は、第3の段のばね21.22が摩擦板に作用しな
いように設計されている。
摩擦板26はその外周部に、軸方向に向いた制御舌片3
9,39aを備えており、この制御舌片39,3Qaは
ハブフランジ3の切欠4゜に係合している。制御舌片3
9.3Glaは摩擦板26の外周部に均一に配置されて
いる0図示の実施例ではそれぞれ4つの制御舌片39,
39aが、互いにクロス状に対向して位置している0 次に第1図及び第3図に基づいてクラッチ円板の作用及
び機能を説明する。第1図に示した矢印41は引張方向
、即ちモータによって駆動された入力部材10.12が
、ハブ1に°よって形成された出力部材を駆動する方向
を示し、矢印42は押し方向を示す。
ハブ7ランジ3に対して相対的に7エーシング支持板1
0及び対向板12が引張方向(矢印41)又は押し方向
(矢印42)で回転すると、まずばね19が作用する。
なんとなれば、7エーシング支持板1o及び対向板12
の窓13の縁43,43aと、ハブ7ランジ3の切欠4
の縁44.44aとが(軸方向から見て)重なるからで
ある。周方向でみて窓13及び切欠4が同じ大きさを有
するため、ばね?9は同時にハブ7ランジ3を7エーシ
ング支持板1o及び対向板12に関連して規定の零位置
へもたらすのに役立つ。
第1図に示すクラッチ円板の図示の休止位置における7
エーシング支持板・1o及び対向板12の中立位置から
、クラッチ円板がハブ7ランジ3に対して相対的に回転
角α1だけり1張方向へ又は回転角β1だけ押し方向へ
回転すると、ばね20がばね19に対して付加的に作用
する。なんとなれば、ハブ7ランジ3の切欠5の縁45
が、引張方向(矢印41)で回転角α1だけ回転すると
、フェーシング支持板及び対向板の窓1牛内のばね20
に係合するからである。同様に。
縁46は押し方向(矢印42)で回転角β1だけ回転す
るとげね2oに作用する。引張方向又は押し方向にさら
に回転すると、ばね21,22.23.24は引張方向
の回転角α2若しくは押し方向の回転角β2ではばね1
9.20に対して平行に作用する。
最大の回転角はビン12aとハブフランジ3の切欠3a
とによって規定される。フェーシング支持板10及び対
向板12が引張方向(矢印41)で回転角α3だけ、若
しくは押し方向(矢印42)で回転角β3だけ回転する
と、第1図に示すように、ビン12&は切欠3aの縁4
7゜48に係合する。
フェーシング支持板10及び対向板12が引張方向又は
押し方向で、第1図に示す休止位置から回転する・と、
まず摩擦リング2..7 、29によって摩擦が生じる
。なんとなれば、摩擦装置25の摩擦力がすでに述べた
ように大きいために、摩擦装置がまずフェーシング支持
板1o及び対向板12と同期して回転するからである。
この空転摩擦は、まず引張方向のための制御舌片39及
び押し方向のための制御舌片39aがハブ7ランジ3の
切欠4oのストツノξ縁49゜49aに当付けられ、こ
の結果、摩擦装置25がハブ7ランジ3に対して相対的
に固定されるまで継続する。ハブ7ランジ3に対して相
対的に摩擦装置25が固定されると、この摩擦装置はフ
ェーシング支持板1o及び対向板12に対して相対的に
回転させられ、ビン12aがハブ7ランジ3の切欠3a
の縁47.48に当付けられる。この回転によって、摩
擦板26と7エーシング支持板1oとの間に比較的大き
6摩擦が生じる0皿ばね状部材32と対向板12との間
にも摩擦が生じる。摩擦リング29は、フェーシング支
持板10及び対向板12とハシ7ランジ3との全相対運
動範囲にわたって作用し、摩擦リング27は、摩擦装置
25が作用すると摩擦力をもはや生ぜしめない。なんと
なれば、摩擦板がそのさいハブ7ランジ3に回動不能に
結合されるからである。
摩擦板26の制御舌片39.39aは本実施例では、ク
ラッチ円板の第1図に示す休止位置から引張方向若しく
は押し方向に回転角α1若しくはβ1だけ回転すること
ができるように配置されている。この回転角だけ回転す
ると、すでに述べたようにばね20がばね19に対して
付加的に作用する。
7エーシング支持板及び対向板の窓14及び摩擦板の切
欠34は周方向でみて同じ大きさであり、それゆえ、引
張方向で回転角α1だけ回転すると、摩擦板26の切欠
34の縁50とフェーシング支持板及び対向板の窓14
の縁51がハブ7ランジ3の切欠5の縁45と合致し、
押し方向で回転角βだけ回転すると、切欠34の縁50
a及び窓14の縁51が切欠5の縁46に合致する。・
引張方向でさらに回転が生じると。
ばね20はハブ7ランジ3の切欠5の縁45若しくは摩
擦板26の切欠34の縁5oと、フェーシング支持板及
び対向板の窓14の縁51との間!圧縮される。
同様に5回転角β、だけ回転すると、ばね20はハブ7
ランジの縁46若しくは摩擦板の縁50at、フェーシ
ング支持板及び対向板の縁51aとの間で圧縮される。
ばね20は、同ばね20によって摩擦板26へ作用する
戻し力が回転角へ若しくはβ2までは、摩擦装置25に
よって生じる摩擦に比して小さいように設計される。
このようにすることによって、摩擦装置は回転角α2若
しくはβ2ではばね20によって第1図の位置へ戻され
ず、これによって1回転方向の逆転時1例えば引張方向
から押し方向への逆転時にひきずり摩擦が生じる。
引張方向若しくは押し方向での回転角α2.β2が生じ
るまではばね2’3.24が摩擦板26と協働しないよ
うにするために、摩擦板26の切欠37(この内にはば
ね23.24が配置されている)は、フェーシング支持
板及び対向板の窓17.18に対して相対的に、引張方
向の回転角α2とα、との差、若しくは押し方向の回転
角β2とβ1との差に相当する角だけ大きく形成されて
いる。第1図及び第3図にはこの角がω1.ω2で示さ
れて、いる。引張方向で回転角α2若しくは押し方向で
回転角βだけ回転が生じると、引張方向では、ハブ7ラ
ンジの切欠6,7,8.9の縁52.摩擦板26の切欠
37,38の縁53及び7エーシング支持板10及び対
向板12e窓15.16.17.18の縁54が合致し
押し方向では切欠6,7,8.9の縁52a。
切欠37.38の縁53a及び窓15 、16 。
17.18の縁54aが合致する。すでに述べたようへ
に、摩擦板26の切欠35.36は第3段のばね21,
22が摩擦板に作用することができないように設計され
ている。換言すれば切欠35,3’6は周方向でみて切
欠37.38に比して若干大きい。回転角α若しくはβ
以上の回転が生じる。と、引張方向ではばね21,22
.23.24はばね20,19と同様にハブ7ランジ3
の縁52及び摩擦板の縁53と、7エーシング支持板1
0及び対向板12の縁54aとの間に圧縮され、押し方
向では同様に縁52a若しくは53aと縁54との間で
圧縮される。
回転角α2若しくはβ2以上の回転が生じると、ばね2
3.24によって摩擦板26に作用する戻し力は摩擦装
置25によって生じる摩擦力に比して大きくなる。これ
によって、摩擦装置は常に回転角α2若しくはβ2まで
規定的に押戻される。
ばね19がクラッチ円板の可能な全回転角にわたって作
用し続けかつ摩擦装置25によって影響されないように
するために、摩擦板の切欠33は少なくとも引張方向の
角ω1及び押し方向の角ω2だけ、7エーシング支持板
10及び対向板12の窓13に比して周方向で大きい。
第3図について本発明クラッチ円板の緩衝装置の作用を
その引張力−及び押し方向の摩擦に関して詳しく説明す
る。実線56はばね19゜20.21.22.23.2
4によつT生じた緩衝i用の特性曲線を示し、ノ・ツチ
ングを施した面57.58.59.60.61は、ばね
の前記特性曲線56に重ねられた。摩擦装置25の摩擦
緩衝作用を示す。
第1図に示したクラッチ円板の休止位置から出発して、
引張方向(矢印41)でみて、範囲A内ではまず、ばね
19によって形成された第1のばね段が作用する。この
第1のばね段は摩擦15ング27.29及び波板ばね3
0によって形成された空転装置を備えている。摩擦装置
25の摩擦緩衝作用゛に対比してこの空転装置の摩擦緩
衝作用が著しくわずかであるために、第3図にはこの空
転装置の摩擦緩衝作用は図示されない。
範囲B内では、ばね20によって形成された、第2のば
ね段が、第1のばね段(ばね19)に対して付加的に作
用する。この範WBの始めのとこ1ろでは、制御舌片3
9がノーズフランジ3−ノストツパ縁49に当付けられ
ることによって。
摩擦装置25.が有効となる。摩擦装置25のこの緩衝
作用は第3図中に面58で示されている。
範@Bでは、ばね20によって摩擦板26へ作用する戻
り力が、摩擦装置25の摩擦力に比して小さいので、範
囲B内で回転方向の逆転が生じても、摩擦装置はフェー
シング支持板10及び対向板12に対する相対位置を変
化せず、たんに空転装置及びばね19が線56aで示す
如く有効となる。
範囲C内では、ばね21 、22 、23 、24によ
って形成された第3のばね段が、ばね19.20に対し
て付加的に作用する。そのさい、面57で示した摩擦装
置の作用は維持される。
範@C内で回転方向の逆転が生じると、摩擦装置25の
作用は逆方向となる。なんとなれば、この範囲Cでは、
ばね23.24によって摩擦板26に作用する戻し力が
摩擦装置25の摩擦力に比して大きいからである。この
ことのために、ばね23及び24は、摩擦装置25の摩
擦作用Yに比して大きな弾発力Xを有している。
休止位置へ戻るさいに範囲Cから範囲Bへ移るとき、摩
擦装置は□ばね20がすでに述べたように設計されてい
るために□、7エーシング支持板10及び対向板12に
対して相対的に回転角ω若しくはBだけ後へずらされる
。要するに、摩擦装置25が無効となり、休止位置へ戻
るときの範囲B及び範囲Aにわたっては空転装置及びば
ね19だけが有効となる。
ひき続き、ハブ7ランジ3に対して相対的に押し方向(
矢印42)で7エーシング支持板10及び対向板12が
回転すると、摩擦装置25は回転範囲りの後に、若しく
は範囲E内ではじめて作用するのでなく、摩擦装置25
が引張範囲内で7エーシング支持板1o及び対向板12
に対して後へずれた角ω1若しくはBの分だけ早く作用
する。これによって、摩擦板26の制御舌状片39aが
角ω1若しくはBだけ早く押し方向でハブ7ランジ3の
縁49aに当付けられる。
押し方向でみて範囲Eの手前の範囲B内では。
摩擦装置25の摩擦力が大きいために摩擦板26゛と7
エーシ、ング支持板10及び対向板12との間に緊縮さ
れていたばね20が負荷軽減される。そのさい、フェー
シング支持板10及び対向板12に対する摩擦板26の
一方の回転方向で生じる弾発力が減少し、この結果、ば
ね2゜の弾発力によって補償されていた。摩擦装置の摩
擦力が小さくなる。このことは、第3図でハツチングで
示した面59によって表わされる摩擦が範囲Eの始めの
ところまで増大することによって表わされている。
範囲Eへ移行するさいに、ばね20が圧縮されて、第1
のばね19に対して付加的に作用する。さらに、この範
囲Eの始めのところでは摩擦装置25がヲ1ルに有効と
なる。なんとなればばね2oが圧縮されても、ばね2o
が摩擦装置に作用しないからである。
範囲Fでは、り[張力向(矢印41)の範囲Cでと同様
に、ばね21.22,23,24.によって形成された
第3のばね段が、ばね19,20に対して付加的に作用
し、そのさい摩擦装置の作用はハツチングを施した面5
7aで示すように維持される。回転方向の逆転時には、
範囲F内において摩擦装置25の作用が維持される。
その理由は、すでに述べたようにばね23,24の弾発
力Xが摩擦装置25の摩擦作用Yに比して大きいからで
ある。
範囲Fから範囲Eへ移行するさいに、摩擦装置25はフ
ェーシング支持板10及び対向板12に対して相対的に
角ω2若しくはEだけ後にずれる。なんとなれば、7エ
ーシング支持板10及び対向板12に対して相対的に摩
擦装置25を回転するためにほぼね20の弾発力が不十
分であるからである。
これによって、範囲E及びDを介して休止位置へ戻るさ
いには空転装置及びばね19だけが有効となる。このこ
とを1156bで表わす。
ハブ7ランジ3に対して相対的に引張方向でさらにフェ
ーシング支持板10及び対向板12が回転すると、摩擦
装置25は範囲Aの後にはじめて作用するのではなしに
、摩擦装置25が押し方向で7.エーシング支持板10
及び対向板12に対して相対的に後へずれた分の角ω2
だけ早く作用する。そのさい、押し方向(矢印42)で
も、摩擦装置の摩擦力が大きいために摩擦板26と7エ
ーシング支持板1o及び対向板1走′との間に緊縮され
ていたばね20が負荷軽減される。これによって、この
場合もばね・20の弾発力によって補償されていた摩擦
装置の摩擦力が小さくなり、これによって、第3図に面
61で示した摩擦が範囲Bのiめのところまで上昇する
。引張方向(矢印41)でさらに回転が生じると、範囲
B及びCにおいて、すでに説明した作用が生じる。
第3図のダイアダラムでは、まずはじめに摩擦装置と協
働するばね段1本実施例ではばね20によって形成され
た第1のばね段が摩擦装置の摩擦力に比して小さな戻し
力を摩擦板に作用するような設計のクラッチ円板が説明
されている。これによって、第3図のダイヤグラムに示
した急激的な摩擦力上昇が生じており、この摩擦力上昇
は引張範囲では符号62によって、押し方向では符号6
3によって示されている。ばね20に相当するばねが、
範囲A若しくはDに続く範囲B(又はω1)若しくはE
(又はω2)の少なくとも部分範囲にわたって、摩擦装
置の摩擦力と同じか又はこれより大きい戻し力を有する
ような設計では1面61若しくは59は相応に軽減され
、休止位置へクラッチ円板が戻るさいにこの範囲B若し
くはEの少なくとも一部にわたって、範囲C若しくはF
に続く摩擦が生じる0
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の一部破断端面図、第2図は
第1図のI−I線に沿った断面図及び第3図は第1図に
示す装置の摩擦作用を示すダイヤグラムを示す図である
。 1・・・ハブ、2・・・駆動軸、3・・・ハブフランジ
、3a、4,5,6,7,8.9・・・切欠、10・・
・フェーシング支持板、11・・・7エーシング、12
・・・対向板、1−2a・・・隔てビン、13,14,
15.16,1.7.18・・・窓、19.20,21
.22.23.24・・・ばね、25・・・摩擦装置。 26・・・摩擦板、27,28.29・・・摩擦リング
、3o・・・波板ばね、31・・・アーム、32・・・
皿ハネ状部材、33,34,35,36,37.38・
・・切欠、39.39a・・・制御舌片、4o・・・切
欠、41.42・・・矢印、43,43a、44,44
a 、 45 、46 、47 、48・・・縁、49
 、49a・・・ストツノぞ縁、50,50a 、51
.51a、52 .52a  、53 .53a  、
54 .54a・・・縁、56・・・実線、56a・・
・線、57,57a、58,59,60.61・・・面
、62.63・・・符号 特開昭5’l−106228θ2)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ノ・プ体とフェーシング支持板との間に回転の遊び
    を有するクラッチのためのクラッチ円板であって、ノ・
    ブ体とフェーシング支持板との間に、両者の相対回動を
    妨げるように働く蓄力部材と、回動の遊びの一部分範囲
    にわたって作用せず回転の遊びのその他の範囲で作用す
    る摩擦装置とが配置されており、この摩擦装置が、摩擦
    部分から成りかつ回転の遊びの前記その他の範囲f有効
    な摩一部材を備えており、回転の遊びの前記その他の範
    囲にわたって前記摩擦部分と協働する少なくとも2つの
    圧縮可能な蓄力部材が設けられている形式のものにおい
    て、前記摩擦部分と協働する蓄力部材(20,23,2
    4)が互いに段階的に摩擦部分(26)に作用する如く
    構成したことを特徴とするクラッチ円板。 2、摩擦部分(26)と協働する複数の前記蓄力部材段
    (,20,23,24)が不均一な強さを有している特
    許請求の範囲第1項記載のクラッチ円板。 3、摩擦部分(26)と協働する着力部材(20,23
    ,24)の各段(20,23,24)が、回動に対して
    種々異なる抵抗力を有している又は生ぜしめる特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載のクラッチ円板。 屯 摩擦装置の作用する前記その他の範囲(B+C; 
    E+F )の第1の部分範囲(BEE)にわたって、こ
    の第1の部分範囲(BEE)において摩擦部分と協働す
    る単数又は複数の蓄力部材段(20)の戻しモーメント
    若しくは戻し力が、第1の部分範囲の少なくとも一部分
    にわたって摩擦装置(25)の摩擦抵抗に比して小さく
    、かつ、別の部分範囲(C;F)にわたって、この別の
    部分範囲(C;F)で摩擦部分に作用する単数又は複数
    の蓄力部材段(23,24)の戻しモーメント若し〈・
    は戻し力がこの摩擦抵抗に比して大きい特許請求の範囲
    第1項乃至第3項のいずれか1項記載のクラッチ円板。 5、 摩擦板(26)と段階的に協働する蓄力部材(2
    0,23,24)が、・・ブ体(1)とフェーシング支
    持板(lO)との間で作用する蓄力部材(19,20,
    21,22,23,24)に所属しておシ、かつ、この
    蓄力部材(20,23,24)によって形成された各ば
    ね段(20;23.24)がハブ体(1)とフ・エーシ
    ング支持板(10)との間に互いに並列に組込まれてお
    シかつ摩擦装置(25)の摩擦部分(26)に並列的に
    協働している特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれ
    か1項記載のクラッチ円板。 6、 摩擦板と段階前に協働するばねの如き蓄力部材が
    ・・ブ体とフェーシング支持板との間に直列に配置され
    ておシかつ順次摩擦装置の摩擦部分と協働するようにな
    っておシ、かつ、摩擦部分と協働するばね段の戻しモー
    メント若しくは戻しカが第1の部分範囲の少なくとも一
    部にわたって摩擦装置の摩擦抵抗に比して小さいような
    、回転の遊びのその他の範囲の第1の部分範囲から、ば
    ね段の戻しカがこの摩擦抵抗に比して大きいようなその
    他の部分範囲へ移行するさいに、第1の部分範囲におい
    て摩擦板に作用する蓄力部材が・マイ・ゼスされる又は
    されている特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれが
    1項記載のクラッチ円板。 7、摩擦装置(25)の有効な、回転の遊びのその他の
    範囲(B十C;E十F)の第1の部分範囲においては、
    少なくとも1つのばね(20)から成る第1の蓄力部材
    段が摩擦部分(26)と協働し、かつ、摩擦装置(25
    )の有効な、回転の遊びのその他の範囲(B十CUE±
    F)の別の部分範囲(c ;F)にわたっては、前記第
    )lの蓄力部材段に対して並列な少なくとも2つのばね
    (23,24)から成る付加的な蓄力部材段が摩擦部分
    (26)と協働する特許請求の範囲第1項乃至第6項の
    いずれか1項記載のクラッチ円板。 8、 摩擦装置(,25)の有効な、回転の遊びのその
    他の範囲(B十C; E+F )の別の部分範囲(C;
    FJにおいては、摩擦部分(26)に作用しはじめる蓄
    力部材段(23゜24)が、回転の遊びのその他の範囲
    の第1の部分範HiB;E)で摩擦部分と協働する蓄力
    部材段に比して蓄しく大きな硬さくばね強さ)を有して
    いる特許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれか1項記
    載のクラッチ円板0 9、回転の遊びのその他の範囲CB+CSE十F)の別
    の部分範・□囲においては、摩擦部分(26)に作用し
    はじめる蓄力部材段(23゜24)が、摩擦装置(25
    )の摩擦抵抗に比して大きな戻しモーメントを摩擦部分
    (26タヘ作用する弾発力を得る如く緊縮される特許請
    求の範囲第1項乃至第8項のいずれか1項記載のクラッ
    チ円板。 10、摩擦装置(25)の有効な、回転の遊びのその他
    の範囲(B十C;g+F)の別の部分範囲(C;F)に
    おいては、摩擦部分°(26)と協働する蓄力部材段(
    20,23,24)が、摩擦装置(25)の摩擦抵抗モ
    ーメントに比して大きな戻しカを摩擦部分に作用する力
    を発生する特許請求の範囲第1項乃至第9項のいずれか
    1項記載のクラッチ円板。 11、ハブ体(1)カら延在したハブフランシノ一方の
    側に配置されていて、クラッチ軸線方向でハブ7ランジ
    の他方の側に配置された摩擦部材の片側にじかに支持さ
    れてこの摩擦部材を一方の円板状稠材に圧着する皿ばね
    状の蓄力部材の作用によって、摩擦装置の摩擦力が生じ
    る如く構成されておシ、この蓄力部材が他面において他
    方の円板部材に支持されており、かつ、摩擦部分(26
    )に皿ばね状の蓄力部材(32)をじかに支持させるだ
    めに、一方の円板部材がアーム(31)Kよっテ軸方向
    にハブフラン−)(3)を貫通しており、かつ、摩擦部
    分(26)が半径方向で外側範囲に、その制御のために
    ストッパ部材(39、39a、 )を有しておシ、この
    ストッパ部材が周方向の適当な遊びを以ってハブフラン
    ジ(3)の切欠(40)内に係合している特許請求の範
    囲第1項乃至第1○項のいずれか1項記載のクラッチ円
    板。 12、  皿ばね状の蓄力部材(:S2)を支持するた
    めに軸方向にハブフランジを貫通した前記アーム(31
    )が、摩擦部分(26)の半径方向で外側範囲に設けた
    軸向きのストッパ部材(39,39a)と−緒に、摩擦
    部分の制御のために役立つ特許請求の範囲第11項記載
    のクラッチ円板。 13、摩擦部材(26)の半径方向マ外側範囲で軸方向
    に延在する前記制御ストン18部材(39、39a )
    が、摩擦部分(26)K一体形成されていてハブフラン
    ジ(3)の切欠(40)内に係合する舌片から成る特許
    請求の範囲第11項記載のクラッチ円板。 14、制御ストツノ部材を形成する前記舌片(39、3
    9a )が2つのグループに分けられておシ、各グルー
    プがそれぞれ一方の回転方向tのみ有効であシ、要する
    に、各舌片(39,3Qa )がそれぞれ一方の回転方
    向でハブフランジ(3)と協働する特許請求の範囲第1
    1項記載のクラッチ円板。 15、  摩擦部分(26)が主として、閉じたリング
    状の形状を有しておシ、かつ種々異なる蓄力部材段を受
    容するために、クラッチ円板軸線に関して対を成して位
    置する合計6らの切欠(33,34,35,36,37
    ,38)を備えている特許請求の範囲第1項記載のクラ
    ッチ円板。 16、  摩擦部分(26)に互いに対向して設けた前
    記切欠対の一方の切欠(33)内に、クーラッチ円板の
    第1のばね段を形成するばね(19)が収容されており
    、かつ他方の切欠り34)内に、クラッチ円板の第2の
    段を形成するばね(20)が収容されておシ、がっ、そ
    の他の切欠(35,36,37,38)内に、クラッチ
    円板の少なくとも1つの第3の段のばね(21,22,
    23,24)が設けられており、クラッチ円板の第2の
    ばね段を収容するための前記切欠(34)が、クラッチ
    円板内に組込まれたばね(20)の長さに適合しており
    、第1及び第3の段のばね(19゜21.22,23.
    24)を収容するための切欠(33,35,36,37
    ,38)がクラッチ円板の周方向でみて、クラッチ円板
    内のこのばね(19,21,22,23,24)の組込
    み長さに比して大きい特許請求の範囲第15項記載のク
    ラッチ円板。 17、  摩擦装置の有効な、回転の遊びのその他の範
    囲(B+C;E+F)の第1の部分範囲において摩擦部
    分(26)に作用しはじめる蓄力部材(20)が第2の
    段を形成しており、かつ、摩擦装置の有効な、回転の遊
    びのその他の範囲(B+C;E+F)の別の部分範囲(
    C;F)においてはクラッチ円板の第3の段の付加的な
    ばね(23,24)が摩擦部分(26)に作用する特許
    請求の範囲第11項乃至第16項のいずれか1項記載の
    クラッチ円板。
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