JPS58104956A - アゾ染料の製造法 - Google Patents

アゾ染料の製造法

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JPS58104956A
JPS58104956A JP20577781A JP20577781A JPS58104956A JP S58104956 A JPS58104956 A JP S58104956A JP 20577781 A JP20577781 A JP 20577781A JP 20577781 A JP20577781 A JP 20577781A JP S58104956 A JPS58104956 A JP S58104956A
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JP
Japan
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naphthol
dye
aqueous solution
diazo
alpha
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JP20577781A
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Kazuaki Abe
阿部 一明
Tadao Sakaguchi
坂口 忠夫
Hiromi Takada
高田 宏巳
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は遊離酸の形!下記式CI) で示されるアゾ染料の製造法の改良に関する。
式〔1〕で示される1ゾ染料は廉価で堅牢な黒色染料と
して、主Iζ羊毛の染色に広く用いられてお畳、一般的
には「線説合成染料」〔場「1博著・三共出J[I  
w4和48年発行 176J5[]に記載されている下
記の方法で製造されている。
すなわち、40℃のα−ナフトールのアルカリ溶液(対
ジアゾ成分1.2モル比)に15℃に冷却した1−アミ
ノ−6−ニト【1−2−ナフトール−4−スルホン酸の
ジアゾ化物水溶液をs5〜40℃で1時間で注加し、そ
の後岩場を加えて、この温度で2〜8時間攪拌してカッ
プリング反応を終了させ、次に塩酸にて反応液を中和し
そののち濾過圧搾して染料ウェットケーキを取り出す。
これを95”Cで乾燥して目的とする1ゾ染料を得るの
である。
しかしながら、上記の方法では不安定なジアゾ成分の分
解は避けられず、従って、ジアゾ分解物が染料に混入し
て染料の染色性能を低下させることを防止するためにジ
アゾ分解物の除去が必要であった。
本発明者らが検討を行なうなかで得た知見にで示され、
その分解物は式〔■〕から式〔■〕(式中X及びマはそ
れぞれ独立に水素原子及びヒドロキシル基を表わす。) で表わされる化合物の混合体である。これらジアゾ分解
物が染料中に含まれると、染色物の堅牢度、特に汗竪牢
度が著しく低下する。
従って、こめようなジアゾ分解物を除去するために上記
した従来の製造法においては一過圧搾後、塩水によつ、
、11十分に洗浄を行い、圧搾して染料のウェットケー
キを得、これを乾燥・粉砕するか、又は腋ウェットケー
キを再度水に溶解しスプレードライすることによって目
的とする染料が製造されていた。しかし、斯かる製造法
においては、染料の一過が著しく困難であり多大の労力
を要し、更にはジアゾ分解物除去のために行う塩水洗浄
による目的染料の損失という問題があった。
本発明者らは、このジアゾ分解物の生成阻止を目的とし
て種々検討の結果、意外にも反応条件とし゛ては非常に
過酷である、ジアゾ成分にカバツブリング成分であるα
−ナフトールのアルカリ溶液を一挙に注入することによ
りジアゾ分解物の生成が゛有効に抑制されることを見い
出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、α−ナフトールと1−アミノ−6−ニ
トロ−2−ナフトール−4−スルホン酸めジアゾ化物を
カップリングすることにより式[1)で示されるアゾ゛
染料を′製造する方法において、該ジアゾ化物の水溶液
にα−ナフトールのアルカリ水溶液を加えて一カップリ
ングを行うことを特徴とする式(1)で示されるアゾ染
料の製造法を提供するものである。
本発明方法によれ゛ば、反応が日清に進行するためにカ
ップリング反応後に得られる染料反応液にはジアゾ分解
物のみならずその他の副生物も殆んど含まれていなく、
従ってジアゾ分解物を含む不純物の除去を目的とするr
過操作あるいは洗浄操作を必要とせずに、反応液から直
接たとえば反応液を直接スプレードライすることにより
目的とす′る染料を得ることができる。
以下、本発明方法を詳細に説明する。
本発明方法におけるジアゾ成分は、1−アミノ−6−ニ
トロ−2−ナフトール−4−スルホン酸を通常の方法で
ジアゾ化して得られる。このジアゾ成分は弱酸性、好ま
しくはPH約8乃至8.6の水溶液として用いる。
剛勇、α−ナフトールは、これ番−アルカリ、たとえば
苛性ソーダを用い1通常は加温下、水−に□溶解して得
られる水溶液として用いる。こ゛の際使用するα−ナフ
トールの量はジアゾ成分1モルに対して通常1.02そ
ル以上、好ましくは1.05乃至1.1モルである。
カップリング反応を行うに当っては、ジアゾ成分の水溶
液を20℃以下、好ましくは約14乃至16℃に調整し
、この中にα−ナフトールの水溶液を好ましくは約46
乃至50′Cとし、これを−挙に、即ち、数秒乃至数分
以内、工業的には通常は1乃至2分以内に加える。カッ
プリング反応は約80乃至85℃の温度でpug、5乃
至11で攪拌することをこより行われるが、本発明方法
によれば従来の方法に比べて非常に速やかにカップリン
グ反応が進行し、せいぜい20分以内、通常は6乃至1
0分で終了する。
本反応を行なうに際して反応液の粘度を良好な状態に保
つ為に非イオン系の界面活性剤を適宜使用する事ができ
る。
カップリング反応後は通常の方法に従って乾燥染料を得
ることができるが、本発明方法による場合、ジアゾ分解
物や他の副生物の生成が全(ないか、又は無視し得る:
程度であるので、好ましくは反応液から直接、たとえば
スプレードライなどにより目的とする乾燥染料を得るこ
とができる。乾燥前に染料の安定性を計るために染料液
のpHを弱酸性好ましくはpH5〜5.5に調整するこ
とが望ましい。
この様にして得られた本発明の目的染料は従来の濾過、
洗浄によりジアゾ分解物を除去した染料と同等以上の染
色性能を有する。本発明方法は従来多大の労力と経費を
要し、収率的にも不満足であった本染料の製造法の問題
点を一挙に解決した工業的番こ優れた方法である。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。尚、文
中部とあるのは電量部をあられす、実施例1 1−アミノ−6−二トロー2−ナフトール−4−スルホ
ン酸のジアゾ化物988m(100%換算)を水280
0部に加え14〜16℃にて苛性ソーダにてpH8〜8
.6にj′ 調整して完全憾溶解する。このジアゾ液に、水490部
中に”d−ナフトール504部(対ジアゾ成分1.05
モル比)を苛性ソーダ144部(100%換算)にて4
5〜60℃で溶解した液を急速に注入する。注入時の反
応熱等により温度は80〜35℃、pE[9,5〜11
となる。α−ナフトール溶液注入後、6〜20分攪拌し
たのち塩酸にて反応液のpH5〜5.5に調整する。こ
の反応終了液をスプレー乾燥あるいはトレイ上で加熱乾
燥する事により染料乾燥ケーキ1986部を得た。吸光
分析による含量79.8%であり、これは対理論収率9
9.7%に相当する。
本染料の堅牢度は以下に示す従来製法により得られた染
料と同等以上の性能を有する。
比較例1 (従来製法による合成) α−ナフトール576部、(対ジアゾ成分1.2モル比
)を水920部に苛性ソーダ181部(100%換算)
と共に60℃で溶解し、40°Cに下ケる。この中に1
−アミノ−6−ニトロ−2−ナフトール−4−スルホン
酸のジアゾ化物988部(100%換算)を水1180
0部に加えて苛性ソーダにてpH3〜8.6として溶解
したジアゾ液を86〜40℃で1時間を要して滴下する
。滴下中、ジアゾ分解による窒素ガスの発生によると思
われる発泡が認められた。ジアゾ液滴T:後、岩塩17
20部を加え86〜40℃で2時間攪拌した。塩酸を加
えてpH5〜S、5に中和し、濾過後5%塩水7500
部で洗浄した。、濾過ケーキをトレイ上で乾燥して染料
ケーキ1488部を得た。
吸光分析による含t90.1%であり、これは対理論収
率88.9%に相当する6P液、洗液を分析した結果1
.対理論収率7%の染料分が認められた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 α−ナフトールと1−アミノ−6−ニトロ−2−ナフト
    ール−4−スルホン酸のジアゾ化物をカップリングする
    ことにより、下記式〔1〕で示されるアゾ染料を製造す
    る方法において、該ジアゾ化物の水溶液にα−ナフトー
    ルのアルカリ水溶液を加えてカップリングを行う仁とを
    特徴とする式〔菖〕で示されるアゾ染料の製造法。
JP20577781A 1981-12-18 1981-12-18 アゾ染料の製造法 Granted JPS58104956A (ja)

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JPH0413388B2 JPH0413388B2 (ja) 1992-03-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01101376A (ja) * 1987-09-08 1989-04-19 Ciba Geigy Ag 金属化可能なアゾ染料の製造方法

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JPS4864122A (ja) * 1971-11-27 1973-09-05
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JPS53126034A (en) * 1977-04-09 1978-11-02 Basf Ag Acid azo dye
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JPS56151763A (en) * 1980-03-28 1981-11-24 Ciba Geigy Ag Novel azo dye, its manufacture and its use

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