JPS58103342A - 2,4−ジクロル−4′−ヒドロキシジフエニルアミンの製造法 - Google Patents

2,4−ジクロル−4′−ヒドロキシジフエニルアミンの製造法

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Publication number
JPS58103342A
JPS58103342A JP20094481A JP20094481A JPS58103342A JP S58103342 A JPS58103342 A JP S58103342A JP 20094481 A JP20094481 A JP 20094481A JP 20094481 A JP20094481 A JP 20094481A JP S58103342 A JPS58103342 A JP S58103342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
dichloroaniline
hydroxydiphenylamine
phosphoric acid
hydroquinone
Prior art date
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Pending
Application number
JP20094481A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Tsuzuki
続木 建治
Takeshi Uotani
魚谷 武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Soda Manufacturing Co Ltd filed Critical Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
Priority to JP20094481A priority Critical patent/JPS58103342A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フェニルアミンの製造法に関する。
2、4−シクロル−4/−ヒドロキシジフェニルアミン
は医薬及び農薬の中間体として有用な化合物である。特
開昭55−98144号公報. II111M18S&
−128745号公報Kl;j本発明により製造できる
2.4−ジクロル−4′−ヒドロキシジフェニルアミン
を原料とする除重活性の高い有用な化合物の製造法が記
載されている。
4−ヒドロキシジフェニルアミンの製造法としては、例
えばベリヒテ争ドイチェンヘーミッシエンゲゼルシャフ
ト、16巻、2799頁(188!S年)には塩化カル
シウムを触媒とし、アニリンとハイドロキノンを反応温
度250〜260℃にて8〜10時間反応させ4−ヒド
ロキシジフェニルアミンを85〜95慢の収率で得たと
報告されている。また、特開昭52−44031号公報
には亜リン酸トリフェニルエステルを触媒とする方法が
記載されている。
そして、特開昭55−2417号公報ではオルソクロロ
アニリンとハイドはキノンとを塩化亜鉛と周期律表第2
族金属の酸化物との混合物を触媒として、反応により生
成する水を反応系外に除去しながら縮合させている。特
開昭55.2411号公報では無機リン酸化合物の存在
下有機不活性溶媒中で反応銀[100〜200℃で反応
させることにより高純度の2−クロル−4′〜ヒドロキ
シジフエニルアミンを高収率で製造できることが開示さ
れている。
しかし、2.4−ジクロル−4′−ヒドロキシジフェニ
ルアミンに関しては、工業的製造法はもとよシ実験室的
製造法についても全く記述されていない。
そこで、工業的製造法の確立を目的に2.4−ジクロル
アニリンとハイドロキノンの反応により2.4−)lロ
ルー4′−ヒドロキシジフェニルアミンの製造を前記の
方法、即ち塩化亜鉛と酸化カルシウムとの混合物を触媒
とし或いはリン酸存在下有機不活性溶媒中反応温度10
0〜200℃にで行った。
しかし、z4−ジクロルアニリンはオルソアニリンに比
較し、反応性が著しく劣る丸め塩化亜鉛と酸化カルシウ
ムの混合物を触媒とし反応により生成する水を除去しな
がら20時間反応を行っても50嗟の低い収率でありま
た、リン酸を触媒として反応しても70〜100時間も
の長い反応時間を必要とし、しかもその間に副反応を併
発し重質分が多く生成する。さらに生成物である2、4
−ジクロル−4′−ヒドロキシジフェニルアミンは2−
クロル−4−ヒドロキシジフェニルアミンに比較して熱
安定性が劣るため、長い反応時間には他物質へ変化する
そこで本発明者らはこれらの欠点を克服すべく鋭意検討
した結果、′2.4−ジクロルアニリンとハイドロキノ
ンを溶媒中で無機リン酸化合物存在下、反応により生成
する水を反応系外に除去しながら縮合させれば著しく反
応速度を高めることができ8〜20時間の短い反応時間
内に高収率で24−ジクロル−4′−ヒドロキシジフェ
ニルアミンの製造を可能にし、しかも副反応を抑制し重
質物の生成を極めて少なくできることを見い出し本発明
を完成し九。
本発明の実線に当っては、24−ジクロルアニリン1モ
ルに対してハイドロキノン1!〜10モル好ましくはt
O〜t1モルとをリン酸、亜すン酸、ボIJ 9ン酸郷
の無機り/酸化合物(Lot〜10モル(ポリリン酸#
′1HP0.1単位を1モルとする。)存在下、不活性
溶媒中で反応により生成する水を反応系外に除去しなが
ら縮合させる。
除去する水は、反応により理論的に生成する水の通常1
091以上、好ましくは2〇−以上である。
理論的に生成する水とはアニリン1モルとハイドロキノ
ン1モルの反応によシ生成する水1モルのことである。
不活性溶媒としては、沸点160〜250℃のプソイド
クメン、ジクロロベンゼン等の芳香族炭化水素をはじめ
アルキルエーテル、ケトン、ハロゲン化アルキル類等が
通常用いられる。そして、反応は一般に160〜190
℃、好ましくは160〜175℃の温度にて行う。
次に実施例にて本発明の詳細な説明するが本発明はこれ
ら実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 100mのナス型フラスコに、2.4−ジクロルアニリ
ン10gr、ハイドロキノン6.8gr。
85−−リン酸2gr、そしてプソイドクメン20mを
取り、165℃にて20時間加熱攪拌した。反応中反応
液から水a 4 grをプソイドクメンと共に留去させ
水のみを反応系外に除き、プソイドクメンは反応系中に
戻した。反応系外に除去し九本は反応により理論的に生
成した水の27%であった。
反応終了後、反応液をガスクロマトグラフにより分析し
たところ、2.4−ジクロル−4′−ヒドロキシジフェ
ニルアミンはIN’?gr生成していた。
2.4−シクロルー4′−ヒドロキシジフェニルアミン
の収率は、2.4−ジクロルアニリン基準で81L4−
であっ九 比較例1 100mのナス型フラスコにλ4−ジクロルアニリン1
0 gr、ハイドロキノン&8gr、85Ls−リン酸
2gr、そしてプソイドクメン20−を取り、165℃
にて表−1に示し九時間、生成する水を除去することな
く反応した。
反応終了後、実施例1と同様に反応液をガスクロマトグ
ラフにより分析した。その結果を同じく表−1に示す。
表−1 $2.4−ジクロルー4ξヒトbキシジフエ97ミン#
よ2,4−ジクロルアニリン基準。
実施例2 100.6gのナス型フラスコに24−ジクロルアニリ
ン10 gr、ハイドロキノン7、8 gr、ポリリン
酸2grsそしてm−ジクロロベンゼン20 agヲ取
り、175℃にて12時間加熱攪拌した。反応中反応液
から水α5gr′5rm−ジクロロベンゼンと共に留出
させ水のみを反応系外に除き、m−ジクロロベンゼンは
反応系に戻した。反応系外に除去し九本は反応により理
論的に生成した水の45911であっ九。
反応終了後、反応液をガスクロマトグラフに↓シ分析し
たところ、2.4−ジクロル−4′−ヒドロキシジフェ
ニルアミンij t 五4 gr生成していた。
2.4−ジクロル−4′−ヒドロキシジフェニルアミン
の収率は、2.4−ジクロルアニリン基準で846優で
あった。
実施例5 100−のナス型フラスコに2.4−ジクロルアニリン
10 gr、ハイドロキノン7、” grsポリリン酸
1 gr、プソイドクメン50mgを取シ、170℃に
て20時間加熱攪拌した。反応中反応液から水(Llo
grをプソイドクメンと共に留出させ水のみを反応系外
に除き、プソイドクメンは反応系に戻した。反応系外に
除去した水は反応により理論的に生成した水の11%で
あった。
反応終了後、反応液をガスクロマトグラフにより分析し
たところz4−ジクロル−4′−ヒドロキシジフェニル
アミンは1t8gr生成していた。
2.4−シクロルー4′−ヒドロキシジフェニルアミン
の収率け、2.4−ジクロルアニリン基準で7!L5チ
であった。
参考例 100m1のナス型フラスコに、z4−ジクロルアニリ
710 gr、ハイドロキノンt a grs塩化亜鉛
1.7 gr、酸化カルシウムα05計そしてプソイド
クメン20−を取り170℃にて20時間加熱攪拌した
。反応中、反応液から水(L4grをプソイドクメンと
共に留出させ水のみを反応系外に除き、プソイドクメン
Fi反応系中に戻した。除去した水は反応により理論的
に生成した水のs6−であった。
反応終了後、反応液をガスクロマドグーy7にょシ分析
したところ、2.4−ジクロル−4′−ヒドロキシジフ
ェニルアミンは7.8 gr生成していた。
2.4−ジクロル−41−ヒドロキシジフェニルアミン
の収率は2.4−ジクロルアニリン基準で5゜嘩であっ
た。
特許出願人  東洋曹達工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  2.4−ジクロルアニリンとハイドロキノン
    を溶媒中で無機リン酸化合物存在下、反応により生成す
    る水を反応系外に除去しながら縮合させることを特徴と
    する2、4−ジクロル−4f−ヒドロキシジフェニルア
    ミンの製造法。
JP20094481A 1981-12-15 1981-12-15 2,4−ジクロル−4′−ヒドロキシジフエニルアミンの製造法 Pending JPS58103342A (ja)

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JP20094481A JPS58103342A (ja) 1981-12-15 1981-12-15 2,4−ジクロル−4′−ヒドロキシジフエニルアミンの製造法

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JP20094481A JPS58103342A (ja) 1981-12-15 1981-12-15 2,4−ジクロル−4′−ヒドロキシジフエニルアミンの製造法

Publications (1)

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JPS58103342A true JPS58103342A (ja) 1983-06-20

Family

ID=16432889

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JP20094481A Pending JPS58103342A (ja) 1981-12-15 1981-12-15 2,4−ジクロル−4′−ヒドロキシジフエニルアミンの製造法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60185607A (ja) * 1983-10-28 1985-09-21 エレクトロン スタイリア テクニーシェ ゼリエンプロドゥクテ ゲー.エム.ベー.ハー. 空気圧表示装置付のタイヤのバルブキヤツプ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS552618A (en) * 1978-06-21 1980-01-10 Hodogaya Chem Co Ltd Improved preparation of diphenylamine
JPS552617A (en) * 1978-06-21 1980-01-10 Hodogaya Chem Co Ltd Improved preparation of 2-chloro-4'-hydroxy-diphenylamine

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