JPS60185607A - 空気圧表示装置付のタイヤのバルブキヤツプ - Google Patents

空気圧表示装置付のタイヤのバルブキヤツプ

Info

Publication number
JPS60185607A
JPS60185607A JP59226026A JP22602684A JPS60185607A JP S60185607 A JPS60185607 A JP S60185607A JP 59226026 A JP59226026 A JP 59226026A JP 22602684 A JP22602684 A JP 22602684A JP S60185607 A JPS60185607 A JP S60185607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulp
indicator
sleeve
tire
air pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59226026A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0338124B2 (ja
Inventor
ライナー アハターホールト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPS60185607A publication Critical patent/JPS60185607A/ja
Publication of JPH0338124B2 publication Critical patent/JPH0338124B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0491Constructional details of means for attaching the control device
    • B60C23/0496Valve stem attachments positioned outside of the tyre chamber
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L17/00Devices or apparatus for measuring tyre pressure or the pressure in other inflated bodies

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、中空タイヤ用のパルプキャップに関するも
ので、特にタイヤ内の空気圧が低下したときにこれを検
出して表示する表示手段を備えたパルプキャップに関す
るものである。
従来の技術 タイヤの空気圧低下表示手段を有するパルプキャップは
、西ドイツ特許公開2627529に開示されている。
この公知のパルプキャップにおけるタイヤ空気圧の低下
表示手段は、中空のアクチュエータの螺子部に側方に突
出するピンにて係合した軸に固定された回転盤にて成る
インジケータとして構成される。アクチュエータはダイ
アフラムによってIItIII線方向に動作し、この動
作によって回転盤の突出部全回動させる。表示部を有す
る回転リングは、スリーブの外周に調整可能に設けられ
る。
この公知のパルプキャップ全パルプチューブに装着する
と、タイヤの空・気圧が空気圧室に作用する。
空気圧室の空気圧上昇に伴ってダイアフラムが沖長じて
アクチュエータを上昇させ、これによって軸を回転させ
る。軸の空気圧室の圧力とスゲリング圧がバランスする
了で回転する。この状態において、回転リングを回転し
て回転盤の突出部の位置に表示部を位置させる。この状
態より、タイヤの空気圧が低下すると、アクチュエータ
によって軸及び回転盤がアクチュエータの動作幅に対応
する角度回動して回転盤の突出部を回転リングの表示部
に対して変位させる。しかして、回転盤の突出部と回転
リングの表示部間の距離又は角度によって、タイヤ空気
圧の低下量が表示される。
この種のパルプキャップはその径が約J、Om+nであ
り、長さは径の約2倍に形成される。従つ′C1上記の
タイヤ空気圧の表示手段を収容するスペースは非常に小
さなものとなつ一〇いる。一方、軸線方向の直線的動作
を回転動作に変換する機構は、高い精密性を安し、葦た
誤動作し易いものである。
1だ、回転リングとともにタイヤのパルプに螺合された
表示部は非常に小さいため、これを手動操作して回転盤
の突出部に表示部を合わせることがむずかしいものとな
っているが、一方、タイヤの空気圧を測定又は調整する
毎に、表示部を回転盤の突出部に合わせなければ、タイ
ヤの空気圧の低下量を表示することが出来なくなる。
西ドイツ特許396474には、タイヤゲージの復帰動
作を阻止する手段が示されている。この西ドイツ特許に
示されるインジケータは、ラチェット機構を有してお9
、このラチェット機構はインジケータの突出方向の動作
を許容し、一方復帰方向への動作を阻止する。スプリン
グが作動してインジケータの復帰動作を不能となされた
後は、インジケータの初期位置への復帰は、タイヤゲー
ジをパルプチューブより取外して行うものとなる。
更に、西ドイツ特許公開a104081には、タイヤ用
のタイヤゲージが示されている。このタイヤゲージはダ
イアフラムの状態により実際の空気圧を表示するもので
、パルプチューブに螺合されるスリーブの一端を透明部
材製のカップ部材にて気密シールし、この透明カップ部
材を通してダイアフラムの空気圧に対応する変形が観察
出来るように構成されている。従って、−このダイアフ
ラムの変形度合によってタイヤの空気圧が表示さ九るも
のとなる。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、上記の西ドイツ特許公開262752
9に示されたパルプキャップと同様の構成であって、上
記に比して構造が簡単で、信頼性が高く、且つ表示部材
をインジケータに関して初期位置への復帰を容易とする
パルプキャップ全提供しようとするものである。
葦た、本発明のもう1つの目的は、スリーブに連関され
たダイアフラム又はピストン、又はシールが破損した時
に於ても、気密保持を確実とし得るパルプキャップを提
供しようとするものである。
問題を解決するための手段 上記の目的を達成するために、本発明によるパルプキャ
ップは、タイヤのパルプチューブに螺合可能なスリーブ
と、タイヤの空気圧に応じて動作するダイ77ラム又は
ピストンにて駆動されるインジケータと、該インジケー
タと連関動作する表示部制とより成り、前記空気圧室の
圧力が上昇した時に前記インジケータが前記表示部拐と
共に前記スリーブに関して軸線方向に動作し、前記空気
圧室の圧力が低下した時に、前記の表示部材は復帰動作
阻止手段によって復帰動作不能とされるとともに、前記
インジケータはスリーブに関して軸線方向にアクチュエ
ータに向って移動するようにしたことを特徴とする。
好1し゛くは、スリーブは、タイヤのパルプより遠い側
の端部を透明な、帽子状のカバーにて気密にシー、ルさ
れる。帽子状のカバーは、インジケータ及び表示部材の
タイヤの空気圧による上動動作を許容し、要すれば、表
示部材の復帰動作を許容するように構成される。帽子状
カバーにてスリーブのパルプより遠い側の端部が気密に
閉塞されているので、インジケータ及び表示部材を動作
させるためにスリーブ内に空気圧室を形成するダイアフ
ラム又はピストンが破損し、若しくはこれらによる気密
シールに不具合が生じた場合に於ても、気、密シールが
確保され、タイヤの空気漏れを生じる恐れのないものと
なる。1だ、帽子状カバーは、透明材料にて形成されて
いるので、タイヤの空気圧低下に伴うインジケータの表
示部材に対する相対動作を外視することが出来る。
本発明によれば、上記の帽子状カバーは頂部と筒状部と
を一体に設けてなり、筒状部はスリーブと嵌合する。こ
の場合、要すれば、スリーブとカバーの重合部を少なく
とも環状に溶接して、気密性を向上する。筒状部の長さ
は、好1しくは、筒状部がスリーブに嵌合した状態に於
て、その下端部が、空気圧室を形成するダイアフラム周
縁部に形成されたビード部をスリーブあ軸線に対し直交
して設ける隔壁又はスリーブ内壁面に形成する内向き膨
出部に押圧して気密シールを形成する。この時、カバー
がダイアフラムのリテーナとしての機能をも奏するので
、ダイアフラムの保持に余分な部材を必要とせず、従っ
て、部品点数を減少することか可能となる。
また更に、本発明によれば、空気圧室の空気圧全完全に
リリーフした状態に於て、インジケータに作用するリタ
ーンスプリングの付勢力によって、インジケータが下動
動作した時に、表示部材がインジケータによって動作さ
れて、自動的に復帰方向に動作されるよう、にすること
も可能である。この表示部材の自動復帰動作を行うため
に、本発明の好適実施例によれば、表示部材に、長手方
向に □延びる長孔又は長溝を形成して、これをインジ
ケータに設ける突起又は突子と係合させて、インジケー
タの表示部材に対する相対動作が所定量を越えた時に、
前記の突起又は突子が、長孔又は長溝の端部に当接して
、表示部材を動作させるように構成している。即し、空
気圧室の空気圧が完全にリリーフされると、インジケー
タ示リターンスプリングの旬勢力によって上記の所定量
を越えて下動動作して、その結果、表示部材は、インジ
ケータの前記所定量を越える動作分だけ下向きに復帰動
作されることとなる。このため、前記の長孔又は長溝の
長さは、タイヤの空気圧が減少したときに、表示部材に
影響することなくインジケータが下降動作し得る長さと
し、空気圧室の空気圧がほぼ完全にIJ IJ−フされ
た時に、表示部材が、インジケータによって動作される
。!:′)に選択される。
必要に応じて、上記全長孔又は長溝及び突起又は突子の
アレンジを変更することも可能である。即ち、表示部材
に突起又は突子を設け、他方インジケータに長孔又は長
溝を形成することも可能である。
1だ、本発明の好適実施例によれば、インジケータは軸
部を有1〜、この細部の下端部には円盤状部が形成され
ており、この円盤状部は、リターンスゲリングのスプリ
ングシートとして作用する。
軸部には軸線に沿ってスロットが形成されており、表示
部材として機能する小板は、このスロット内に動作自在
に収容される。小板の寸法は、スロットの長さ及び幅と
ほぼ一致している。小板の上端部には、側方に膨出する
突起部を設け、この突起部をスロットより突出させてカ
バーの内周面と対向させる。空気圧室の圧力上昇に伴っ
て、インジケータが上動すると表示部材もこれに伴って
初期位置に上動する。初期位置に於て、表示部材の突起
がカバーの内周面に摩擦係合して表示部材を初期位置に
保持する。この実施例に於ても、小板には長孔が形成さ
れ、スロット内に突出する突子又はスロット内に跨かん
するピンと係合する。
この長孔と突子又はピンの保合により、インジケータが
完全に復帰したときに、表示部材が復帰方向に移動する
ように構成される。
インジケータはダイアフラム又はピストンによりタイヤ
の空気圧に応じて駆動され、若しくはダイアフラム又は
ピストンと一体に形成さ九で、空気圧に応じて動作する
ように形成されるが、ダイアフラム又はピストンの空気
圧による負荷が掛る部分にアクチュエータを設けて、こ
のアクチュエータにてインジケータを駆動することも出
来る。
この場合、アクチュエータはダ・イアフラム又はピスト
ンと機能的に又は非固着状態で連関される。
このアクチュエータは、ダイアフラム、ピストンとは別
部材にて形成される。いずれの場合に於ても、アクチュ
エータは空気圧室の空気圧上昇に伴って、ダイアフラム
又はピストンに負荷される上向き力をインジケータに伝
達してインジケータをスリーブに対してその軸線方向に
変位させる。
このインジケータの動作にょ9、表示部材も上動動作す
る。要すれば、ダイアフラム又はピストンの動作をアク
チュエータにて増幅することも可能である。この場合、
アクチュエータは例えばベルクランク状に形成され、ス
リーブにリンクされる。1だ、このアクチュエータをイ
ンジケータと機能的、又は、非固着状態に於て連関され
、若しくは一体に設けることも出来る。
また、本発明によれば、パルプギャップのスリーブには
、タイヤのパルプを開放するアクチュエータ部材を設け
て、キャップがスリーブ内周面に形成する螺子部をパル
プチューブの外周部に形成する螺子部に螺合させて装着
したときに、このアクチュエータ部材によってパルプを
開放しタイヤ内部と空気圧室を導通させるようにする。
このアクチュエータ部材はスリーブに形成する突子にて
なシ、スリーブがパルプチューブに係合されている間、
パルプを旬勢してこれを開放状態に維持する。
このアクチュエータ部材は、スリーブ内にビンを設けて
構成することも出来、上記と同様にスリーブをパルプチ
ューブに装着した状態に於て、パルプを開放するように
ピンを配設する。この場合、例えば、一端に於てピンに
連関し、他端部をスリーブより突出するレバーを設けて
、このレバーを操作することによって、ビンヲ動作させ
てパルプを開放することも出来る。しかして、レバーを
操作してビンを介してパルプの開閉を制御すれば、レバ
ーをパルプ開放位置に保持している間のみ空気圧室がタ
イヤ内部と連通ずることとなる。
なお、要すれば、タイヤのパルプチューブとスリーブ間
の気密保持を確実とするために、シーリングリングを前
記の隔壁又は内向き膨出部とスリーブ下端部及びパルプ
チューブ上端部間にクランプするように設けることも出
来る。
互だ、本発明の他の実施例によれば、タイヤのエアパル
プのパルプチューブに係合すると共に、前記パルプを介
してタイヤ内部と連通ずるチャンバ金画成するし、前記
パルプに連関しこれを開閉する手段を有するスリーブと
、前記チャンバ内の圧力に応じて、非作動状態の第一の
位置と前記チャンバの圧力に対応する第二の位置間にて
往復動作する第一の手段と、該第−の手段と連関し、第
一の手段の前記第一の位置より前記第二の位置への動作
によって前記第二の位置に移動され、前記第一の手段の
第二の位置から第一の位置への動作時には、前記第一の
手段との連関を解除される第二の手段と、及び前記第二
の手段に連関し、前記第二の手段が前記第一の手段によ
!ll前記第一の位置より@記第二の位置に動作される
時にこの動作を許容し、前記第二の手段の前記第二の位
置より前記第一の位置への動作を抑止する第三の手段と
にてなる空気圧表示性のタイヤのパルプキャップが提供
される。
作用 本発明によれば、タイヤの空気圧を所望の圧力に調整し
た後に、本発明によるパルプキャップをパルプチューブ
に装着すると、タイヤ内の空気圧によって、インジケー
タと表示部材が直線移動して、空気圧に対応する位置で
停止する。この初期位置に於て、表示部制は強制的に不
作動位置に復帰されない限り、固定される。一方、イン
ジケータは空気圧の変化に応じて直線的に変位し、従っ
て、インジケータと表示部材の相対的な位置関係によυ
、タイヤの空気圧を表示するようにしている。
、本発明の構成全上記の西ドイツ特許公開262752
9に開示される従来技術全企画すれば、本発明は、動作
の変換手段を必要としないので、従来のものに比較して
その構造を簡単とすることができる。必要があれば、表
示部材をバルブキャップをタイヤに装着する前に押し、
斗げて不作動位置に復帰させることか出来る。また、本
発明によると何等の注意を払うことに?さす、単に、タ
イヤのパルプチューブに装着すtしばよく、簡単に使用
できるものである。バルブキャンプ全装着している間、
スリーブに形、成する空気圧室は常時タイヤ内部と連通
しているので、タイヤの空気圧は常にバルブキャップ内
の空気圧室に導入される。タイヤの空気圧が低下すると
、インジケータが上記のように初期位置に固定される表
示部材に対して相対移動して、空気圧の低下を報知する
特に、このインジケータと表示部材に異る色を用い、若
しくは、異る色に着色すれば、空気圧の低下の表示の視
認性を更に向上出来るものである。
なお、帽子状のカバーをスリーブに固着した場合、この
バルブキャップの表示部制ヲ不作動位置に復帰させるた
めには、キャップに衝撃を加えて表示部材と復帰動作閉
止手段との摩擦体合金解除すれば、表示部材は自重によ
って、不作動位置に復帰することとなる。
実 施 千タリ 第」図乃至第8図は、本発明によるバルブキャップの第
1実施例の要部を示すもので、このバルブキャップ10
はスリーブ」2と、ダイアフラム26と、インジケータ
40と、スゲリング84と、表示部材46と、及び表示
部材の復帰動作阻止部材80とにて構成されている。第
1図に示すように、バルブキャップ10のスリーブ゛1
2にはその長手方向中間部に隔壁14か形1jν5され
ている。隔壁14の中央部には上向きに拡開した中央孔
」6が形成されている。スリーブ12の下側部内周面に
は螺子部が形成されており、この螺子部はパル 1プチ
ユーグ18に螺合して、バルブキャップ10をパルプチ
ューブに係止才る。シーリングリング2.0は、スリー
ブ■2の上端部とバルブチューブ上端間にて、スリーブ
にカシメ止めされており、ノメルグキャップ10とスリ
ーブ間を気密シールしている。スリーブ12はバルブチ
ューブ12に螺合された状態(動作状態)に於て、隔壁
中央の下向膨出部22がパルプチューブ18のバルブロ
ッド24を押圧してバルブ(図示せず)を開放状態に保
持して、タイヤ(図示せず)の空気圧が中央孔1Gを介
して空気圧室30に作用するように構成されている。図
示の第1実施例に於て、上記の空気圧室30はダイアフ
ラム26と隔壁にて画成されている。ダイアノラムの周
縁部は、スリーブ12の内周面に形成する溝内にてスプ
リングワラツヤ28rこより、気密にスリーブに圧着さ
れている。
上記においては、ダイアフラム26を用いた例を示して
いるが、このダイアフラムをスリーブに嵌合し、スリー
ブの軸線方向に動作するピストンニ置換えることが出来
る。この際、ピストンの外周面に溝を設けて、この溝に
0−リングを収容して、スリーブ内周面とピストン外周
面間を気密にシール(−で、空気圧を大気より遮断する
上記したように、空気圧室30は、バルブロッド24が
押圧されている間、中間孔16及びパルプチューブ18
を介してタイヤ内部に連通して、タイヤの空気圧に等し
い空気圧が空気圧室80に作用するように構成される。
軸状のインジケータ40の下端にはダイアノラム26の
上端部に当接づ−るディスク部82が形成されている。
このディヌク部82はコイルスプリング84のスプリン
グシートとして機能する。スプリング84の他端は、リ
ング部材86に着座している。リング部材86は、スプ
リング34に対しては充分剛性を有するスプリングシー
トとして機能するが、弾性変形可能であり、スリーブ1
2の上端近傍の内周面に形成した嵌合溝88にその周縁
部を嵌合している。インジケータ40として機能する軸
部は前記のディスク部32より上方に突出しており、リ
ング部材86に形成した透孔42にその内周面と間隙を
存して挿通している。
インジケータ40として機能する軸部には、その軸線方
向に伸びるスロット44が形成されている。このスロッ
ト44は、その下端がディスク部:32の上面とほぼ同
一平面上に位置するように形成される。このスロット4
4内には表示部材46が収容されている。表示部材・1
6は、スロット内面より離間しており、軸部の軸線方向
動作とは独立にスロットに沿って軸線方向に動作可能と
なっている。表示部材46の長さはスロット44の長さ
に対応しており、幅の数倍の長さに設定されている。一
方、表示部材46の幅は厚さの数倍に設定されてい各−
0この表示部材46の幅は、インジケータ40として作
用する軸部の径よりも僅かに大きくなっており、第・3
図に示すよってその長手方向の両側縁部がインジケータ
40の局面よジ外方に突出するように構成されている。
更に、表示部材46の幅は、リング郵相36に形成した
透孔42の内径よりも僅かに大きくなっており、表示部
材46の両側線部によって透孔42の内周面の対向部4
8.50i外側に押圧して弾性変形させて、リング部材
の弾性復帰力にて摩擦係合するようになっている。
パルプキャップ10をパルプチューブ18に装着すると
、タイヤの空気圧が空気圧室80に導入される。この結
果、ダイアクラム26が変位してインジケータ40を上
向きにスプリング84の下向き押圧力とバランスするで
で押上げて、インジケータ40の上側部をスリーブより
突出させる。
このため、本実施例のパルプキャップに用いるスゲリン
グ84.は、通常の車両のタイヤの空気圧に対応するよ
う、1.5〜8バールに対応する圧力に設定さ九る。本
発明のバルブキャソグ全自転車用として用いる場合には
、上記のスプリング圧は4気圧に対応する圧力であり、
自動車用のものよりも高いスプリング圧に設定される。
また、ダイアフラム及びスプリングの位置関係を調節す
ることによシ、上記の実施例のパルプキャップは更にト
ラックのタイヤにも用いるこ七が出来る。
上記のように、多イヤの空気圧の空気圧室30への導入
により、インジケータ4oは、その空気圧に応じてスリ
ーブ12より上方に突出し、空気圧によシダイアフラム
26に付与される上向きカとスゲリング34の下向きス
ゲリングIEが衝合う位置に位置する。インジケータ4
oの上向き動作に伴って、表示部材46も上動してタイ
ヤ空気圧に対応する初期位置に位置される。この時、表
示部材46の下端部はスロット44の底部に当接してお
ジ、インジケータ40の上動によって上向きに押上げち
れてタイヤの初期空気圧に対応する初期位置に設定され
るので、従来のように手動で表示部材の初期位置を設定
することを要しないものとなる。上記〔唆ように、表示
部材46はその両側線部においてリング郵相36の透孔
42の内周面と摩擦係合して、軸線方向への動作を規制
されているが、この摩擦力は、タイヤの空気圧によって
生じるダイアフラムの上向き付勢力よりも小さく設定さ
れ、タイトの空気圧によりインジケータ40が上昇する
時に、表示部材46がインジケータ40と共に上動出来
るようになっている。表示部材4.6は、その下端をイ
ンジケータ4oのスロット44の底部に当接した状態で
初期位置に移動されるので、初期位置に設定されたとき
には、インジケータ40の位置とは完全に一致した位置
となシ、初期設定の精度は非常に高いものとなる。
タイヤの空気圧が低下すると、空気圧室8oの圧力がこ
れに伴って低下して、ダイアフラム26に付与される上
向き押圧力が減少する。これにまり、空気圧による土向
き押圧力とスズリング84による下向きスプリング圧の
バランスが崩れて、インジケータ40は、空気圧とスプ
リング圧がバランスする位置1でスリーブ12側に向っ
て下降する。この時、表示部材46はリング郵相86の
透孔42の周面との摩擦係合によって下降動作全不能と
されており、タイヤの初期空気圧に対応する初期位置に
保持される。従って、インジケータ40の下降分に対応
する長さの表示部材46がインジケータの上端部よジ露
出することとなる。この際インジケータ40と表示部材
46を異なる色に着色しておけば、離れた位置からも、
タイヤの空気圧の低下を容易に認識し得るものとなる。
タイヤの空気圧が低下したときのインジケータ40と表
示部Iの位置関係は、第2図に例示したようになる。
タイヤの空気圧が低下し/ζ場合、バルブキャップ10
を外して、周知の方法でタイヤに空気を補充して所望の
圧力にタイヤの空気圧を調整する。
バルブキャップ10をタイヤより取外す際に、表示部1
tl 6 i押下げて、その下端部をスロット44の底
部に当接させておく。タイヤの空気圧を所望圧に調整し
た後、バルブキャップ10を再びバルブキャップに装着
する。すると、タイヤのパルプが開放されて、タイヤの
空気圧が空気圧室80に導入され、ダイアフラム26が
再び変位して、インジケータ40と表示部材46をタイ
ヤの空気圧に対応する初期位置了て上昇させる。表示部
材46の長さはインジケータのスロット44の長さと等
しいので、表示部材46の下端がスロット44の底部に
当接している間は、表示部材はインジケータより蕗出し
ない。従って、表示部材46がインジケータ40内に隠
れている限り、タイヤの空気圧は、正常で1あると判断
することが出来る。
なお、図示の実施例において、ダイアフラム26はスゲ
リングワッシャ28によって、完全に気密状態にてスリ
ーブ12に密接されているが、万一シールが不児全とな
った場合、若しくはダイアフラムが破損した場合、ディ
スク部32に形成した下向きの半球状突起40’がスプ
リング84によって下向きに押圧されてダイアフラム2
6と共に中央孔■6の拡開した上端部に嵌合してタイヤ
の空気圧が完全に放出されることを防止する。ダイアフ
ラムの動作はゆつく9行なわれるので、ダイアフラムに
付与される負荷は小さいのでこれが破損する恐れは極め
て低い。丑た、ダイアフラムが破損する場合、その破損
は周縁部のフラングされている部分又はその近傍にて発
生する場合が多く、中央部による緊急時のシールは確保
することが出来る。
上記の実施例によれば、タイヤの空気圧を所望の圧力に
調整した後に、本発明によるバルブキャップをバルブチ
ューブに装着すると、タイヤ内の空気圧によって、イン
ジケータと表示部材が直線移動して、空気圧に対応する
位置で停止する。この初期位置に於て、表示部材は強制
的に不作動位置に復帰されない限り、固定される。一方
、インジケータは空気圧の変化に応じて直線的に変位し
、従って、インジケータと表示部材の相対的な位置関係
により、タイヤの空気圧を表示するようにしている。
特に、このインジケータと表示部材に異る色を用い、若
しくは、異る色に着色すれば、空気圧の低下の表示の視
認性を更に向上出来るものである。
また、上すの実施例に於て、アクチュエータ部材として
機能する下向き膨出部22に換えて、スリーブ内にピン
を設り゛て構成することも出来、上記と同様にスリーブ
をパルプチューブに装着した状態に於て、パルプを開放
するようにピンを配設する。この場合、例えば、一端に
於てピンに連関し、他端部をスリーブより突出するレバ
ーを設けて、このレバーを操作することによって、ピン
な動作させてパルプを開放することも出来る。しかして
、レバーを操作してピンを介してバルブの開閉を制御す
れば、レバーをバルブ開放位置に保持している間のみ空
気圧室がタイヤ内部と連通ずることとなる。
第4図乃至第8図は、上記の実施例の変形例を示してお
り、透明部材にてなる帽子状又はカップ状のカバーをス
リーブのバルブより遠い側の端部に嵌着して、インジケ
ータ及び表示部材がカバーを通して表出するようにする
と共に、スリーブの端部な気密に閉塞している。この構
成によれば、例えばダイアフラム又はピストンが破損し
、又はそのシール性が悪化して気密の保持が不可能とな
った場合に於ても、気密シールが確保出来、従って、空
気漏れの生じる恐れがないものである。
第4図は、本発明のバルブキャップの第2実施例を示し
ている。この第2実施例に於て、スリーブ、ダイアフラ
ム、インジケータ等の本発明の主要部の構成は、前記の
第1実施例と同様となっている。この第2実施例に於て
は、スリーブJ2のパルプチューブ18より遠い側の端
部は、帽子状のカバー !’+ 2にて気密に閉塞され
ている。この帽子状カバー52は例えば周知のポリアク
リラート等の無色、透明な材料にて形成される。図示の
ように、カバー52はスリーブ12の上端外周に係合し
ており、スリーブとの間に、インジケータ40及び表示
部材46が突出する空間を画成している。カバー52と
スリーブ12間の気密の保持は周知の種々要領によって
行われる。即ち、例えば、カバー52の筒状部54の内
径をスリーブ12の上部の外径よりも僅かに小径として
、これらの係合をカバーの筒状部を弾性変形させつつ行
い、このカバーの弾性復帰力にて、気密を保持すること
が出来る。又、シール保持部材を追加することも可能で
ある。好ましくは、符号58にて示すように、カバー5
2はスリーブ12に螺合する。この場合、カバー52は
、必要に応じて、表示手段を初期設定位置より不作動位
置に押し込む場合に、スリーブとの係合を解除され、取
外される。更に、カバードスリーブの対向する端部間に
は、シーリングリング51が挿入されており、気密シー
ルをより確実なものとしている。また、要すれば、カバ
ーとスリーブ間を気密溶接し、若しくは気密接着するこ
とも可能である。
なお、帽子状のカバーをスリーブに気密溶接により固着
した場合、このパルプキャップの表示部材を不作動位置
に復帰させるためには、キャップに衝撃を加えて表示部
材と復帰動作阻止手段との摩擦係合を解除すれば、表示
部材は自重によって、不作動位置に復帰することとなる
第5図は、本発明によるバルブキャップの第8実施例を
示している。この実施例に於ては、帽子状のカバー52
の筒状部54は、スリーブ12の上側部内面に気密に係
合している。気密性を向上するために、例えば、超音波
溶接等の溶接接合が施されている。筒状部5Φの内面に
は環状の溝39が形成されており、この溝には、リング
郵相36の周縁部が嵌合する。溝39の下側には、内向
き突出部55が筒状部内面より突出形成されている。こ
の内向き突出部55は、スプリング84のスプリングシ
ードして作用する。
しかして、リング部材86はスプリング圧が負荷されな
いようになっている。この結果、インジケータ40の動
作の誘導及び表示部材の初期位置保持を更に確実とする
ことが出来る。
この実施例に於て、帽子状のカバー52は筒状部54と
頂部56を一体に形成してなり、頂部56は下向きに拡
開した形状となっている。なお、先の実施例と同様に、
カバー52は全体を無色、透明な材料にて形成されてい
る。
上記の実施例によれば、スリーブの上端部を被覆するカ
バーは、略円錐台形状に形成されており、ln部より下
側の筒状部に向って僅かに拡開している。表示部材には
、インジケータより突出する突出部が設けられており、
インジケータの上動に伴って、カバーの内周面に摩擦係
合して、表示部材を初期位置に固定している。この例に
よれば、カバーが気密保持と表示部材の双方の機能を有
するので、別の復帰動作阻止部材を設ける必要がないも
のとなる。
第6図及び第7図は、本発明の第4実施例によるバルブ
キャップを示しており、帽子状の力/< −は全体を中
空円錐台形状に形成されている。カバー52の側壁部下
端部には側方に膨出するベース部59が形成されており
、このベース部59はスリーブ12の内壁面に形成する
環状溝89に弾性係合する。カバー52のベース部59
の外径は、スリーブ12の内径よりも太き(形成されて
おり、カバーをスリーブに嵌着する場合には、カバーの
側壁部を内向きに弾性変形させてベース部を環状溝に嵌
合させるようにし、側壁部及びベース部の復帰力により
気密シールを形成する。要すれば、気密シールを確実に
するために、スリーブ]2とベース部59を気密溶接す
ることも出来る。一方、ベース部の下側面は、スプリン
グ84のスプリングシートとして作用する。また、ベー
ス部の内側端縁部61はインジケータ4=0及び表示部
材46のガイドとして作用する。
この実施例によれば、カバー56の内壁面が、表示部材
の復帰動作阻止手段として機能する。この実施例に於て
も、表示部材4・6はインジケータ40のスロット44
に沿って動作する小板にて構成されており、この小板は
略長方形に形成されている。本実施例に於ては、第7図
に示すように、表示部材の上端部に側方に突出する突出
部62゜63を設けて、略T−字状に形成している。
突出部62 + 63の111]縁部は、カバー56の
内壁面の傾斜に対応して傾斜しており、タイヤの空気圧
゛によってインジケータ40と表示部材4・6が上動し
たときに、この突出部62.63がカバー5(5の内壁
面04に当接して、内壁面との摩擦力によって、初期位
置に保持される構成となっている。
第6図に於ては、バルブキャンプがタイヤより取外され
た状態を示しており、ダイアフラム26は隔壁14!に
当接している。この状態に於て、表示部材46の上端は
、インジケータ4・0の上端と同一平面上に位置してお
り、また表示部材とインジケータの上面は、スリーブ1
2の上越1面とほぼ同一平面上に位置するように構成さ
れている。これとタイヤのバルブチューブに嵌合すると
、前記のようにバルブが開放してタイヤ内部と空気圧室
30が導通して、タイヤ内の空気圧が空気圧室に負荷さ
れる。これによって、ダイアフラム26が変形して空気
圧室を膨張させると共に、インジケータ40を表示部月
4・6と共に上動させる。この時、表示部材Φ6の下端
部は、インジケータ40のスロット+ 4+に当接して
おり、タイヤの初期空気圧に対応する初期位置にインジ
ケータと共に上動する。この時、表示部羽の突出部62
.63は、カバー50の側壁内面に当接し、これを弾性
変形させつつ前記の初期位置まで−F昇することになる
しかして表示部制46の突出部62.63は、カバー側
壁の弾性力によって、これど摩擦係合して、表示部材を
初期位置に保持する。タイヤの空気圧が減少すると、イ
ンジケータ小Oはスプリング34の付勢力によって、そ
の伺勢力と空気圧室の圧力が均衡する位置まで下降する
。この時、表示部月46は、その突出部62.63がカ
バー56の !側壁内面と摩擦係合した状態に保持され
るので、表示部拐は、初期位置に保持される。インジケ
ータの全体が、例えば、黒色のプラスチックにて形成さ
れているとすれば、表示部材4−(5を黒色の材料にて
形成し、その側縁部及び突出部の側縁部を白色に着色す
る。このようにすると、インジケータ手00下動によっ
て、この白色の側線部が表出して、表示部材の厚さを数
分の1ミリとしてもカバーを通して、この白色の部分を
侵入することができる。
また、表示部(Aを赤色とし、インジケータを緑色とし
ても良好な視認性が得られるものとなる。
第8図は、本発明の第5実施例によるバルブキャップを
示しており、この図に於ては、バルブキャップを構成す
る各要素を分解して示している。
スリーブ70の下側部内周面には螺子部71が形成され
ている。この螺子部71は、タイヤのバルブに係合して
、バルブキャンプをバルブに止着する。バルブキャップ
をバルブに数句けた状態に於て、隔壁72より下向きに
突出するアクチュエータ部月73はパルブロンドをバル
ブチューブ内に押圧してバルブを開放する。バルブが開
放されると、空気圧室75がタイヤの内部とアクチュエ
ータ部Jg’ 7 Bに隣接して隔壁に設ける透孔74
を介して導通して、タイヤ内の空気圧が空気圧室内に導
入される。
前記の実施例と同様に、本実施例の空気圧室は、隔壁7
2とダイアフラム76間に画成される。ダイアフラム7
6は円形に形成されており、その周縁部にはビード部7
7が設り“られている。バルブキャンプは組立てられた
状態に於て、このビード材77は帽子状のカバー80の
筒状部下端縁にて抑圧変形されて、筒状部82の下端と
隔壁72の間に気密シールを形成する。隔壁72の上方
に於て、スリーブ70の内周面には帽子状のカバーを位
置決めするための段部79が形成されている。
スリーブ70はインジェクション成形により、強固で、
耐衝撃性の高い、例えば、高密度ポリエステル等の樹脂
によって形成される。
帽子状のカバー80は、前記の筒状部82と頂部84と
を一体に有してなり、カバ・−全体は無色、透明な、例
えば、周知のポリアクリラート等にて形成されている。
頂部84と筒状部82の接合部には、筒状部内周面より
突出する段部85が形成されている。頂部84の側壁部
8Gはインジケータ90の軸部92のガイドとして機能
する。
段部85の下端面87にはスプリング89の上端が着座
しており、従ってこの下AlI3而87はスプリング8
9のスプリングシートとして機能している。筒状部82
の外周面には、側方に突出する暗部88が形成されてお
り、この暗部88は、カッく−80をスリーブ70に挿
入する際に、スリーブ70の段部70に当接する。全て
の要素を組立てた後、スリーブ70とカバーの重合部は
超音波溶接により接合される。
インジケー タ90は軸部92と円盤状部93とにてな
り、円盤状部93は軸部92の下端に一体に設けられて
いる。円盤状部93の上面は、スプリングの下端が着座
するスプリングシートとして機能している。軸部中央に
は、軸線方向に伸びるスロット95が形成されている。
スロット95の一側壁部より突出する突子96は、他方
の壁部に向って伸びている。この突子96に換えて、ス
ロット95の両壁部間に、ビンをその両端を壁部に形成
する盲孔に係合させて設けることも出来る。
スロット950幅は、小板にて構成する表示部材100
がスロット内にて動作可能となるように設定される。組
立てられた状態に於ては、表示部月100下端部はスロ
ット95の底部97に当接している。空気圧室にタイヤ
の空気圧が導入されると、表示部1111’ ]、 O
Oはインジケータ90と共に帽子状カバー80に向って
軸線方向に上動する。
表示部旧100は、上述したように略長方形状の小板に
て構成される。表示部i’ ]、 OOの上端部には、
長手方向側縁]06より僅かに側方に突出する突起部1
04,105が設けられており、この突起部10.4 
、 l 05は表示部月が初期位置に移動した時に頂部
84の側壁内周面と摩擦係合して、表示部材を初期位置
に保持する。しかして、タイヤの空気圧が降下して、空
気圧室75の空気圧が低下して、スプリング89の付勢
力によってインジケータ90が下降しても、先に第7図
((ついて説明したように、表示部拐は初期位置に保持
される。なお、表示部拐100には長孔107が形成さ
れており、この長孔107には表示部材100を前記の
スロット95に挿入する際に、突子96が係合する。
筒状部の長さは好ましくは、筒状部がスリーブに嵌合し
た状態(で於て、その下端部が、空気圧室を形成するダ
イアフラム周縁部に形成されたビード部をスリーブの軸
線に対し直交して設ける隔壁又はスリーブ内壁面に形成
する内向き膨出部に押圧して気密シールを形成する。こ
の時、カバーがダイアフラムのリテーナとしての機能を
も奏するので、ダイアフラムの保持に余分な郵相を必要
とせず、従って、部品点数を減少することが可能となる
また、上記のように構成すれば、表示部材K、長手方向
に延びる長孔又は長溝107を形成して、これをインジ
ケータに設ける突起又は突子96と係合させて、インジ
ケータの表示部材に対する相対動作が所定量を越えたと
きに、前記の突起又は突子が、長孔又は長溝の端部に当
接して、表示部材を動作させるように構成している。即
ち、空気圧室の空気圧が完全にリリーフされると、イン
ジケータがリターンスプリングのイ」勢力によって上記
の所定量を越えて下動動作して、その結果、表示部材は
、インジケータの前記所定量を越える動作分だけ下向き
に復帰動作されることとなる。このため、前記の長孔又
は長溝の長さは、タイヤの空気圧が減少したどきに、表
示部拐に影響することなくインジケータが下降動作し得
る長さどじ、空気圧室の空気圧がほぼ完全にIJ IJ
−]された時に、表示部材か、インジケータによって動
作されるように選択される。必要に応じて、上記を長孔
又は長溝及び突起又は突子のアレンジを変更することも
可能である。即ち、表示部材に突起又は突子を設け、他
方インジケータに長孔又は長溝を形成することも可能で
ある。
好ましくは、スプリング89はコイルスプリングにて構
成して、カバー80の筒状部82の内周面との間に適当
な間隙を存し、且つ、インジケータ90の軸部92を適
当間隙を存して包囲するように構成する。発明者等の実
験に於てはζダイアフラム及びスプリング、01バール
空気圧室の空気圧が減少した時に、インジケータ90が
約0.05闘乃至0.20 mm下降するように選択さ
れた。
第9図は、第1図乃至第8図に示す本発明の第1実施例
の変形例を示している。この変形例によれば、上記の第
1実施例に於るダイアフラム26がピストン27に置き
換えられている。ピストン27の外径はスリーブ12の
対応個所の内径とほぼ一致するように構成されており、
更に、ピストン27)外周面には環状溝を形成して、こ
の環状溝にOリングを嵌合させ、このOリングによって
、スリーブの気密性を確保している。このピストン27
は、隔壁14と共に空気圧室80を画成する。
上記の第1実施例と同様に、この空気圧室80は、バル
ブキャップがバルブチューブに装着されている間、タイ
ヤ内部と連通して、タ゛イヤ内の空気圧を導入する。ピ
ストン27は、空気圧室30の圧力増加に伴って、下面
をピストン上面に当接するインジケータに負荷されるリ
ターンスプリング34のスプリング圧に抗して、上動す
る。これに伴って、インジケータ40が小板にて構成す
る表示部材46と共に上動し、バルブキャップ装着時の
タイヤの空気圧に対応する初期位置に位置する。
上記の第1実施例と同様に、表示部材46は側縁部に於
て、リング部材の透孔の周縁部と摩擦係合して、初期位
置に固定される。
ピストン27は、タイヤの空気圧の減少に伴う空気圧室
の圧力低下に応じて下動して、リターンスプリング84
のスプリング圧と空気圧室80内の圧力が均衡する位置
に移動する。この時、空気圧室の圧力変化に応じてピス
トンの往復動作を可能とするために0す/グ及びピスト
ン外周面とスリーブ内周面の摩擦力は、空気圧室に導入
される空気圧及びリターンスプリングのスプリング圧に
対して充分に小さく設定される。なお、要すれば、ピス
トン、又はスリーブ若しくはその双方に別の周知のシー
ル手段を赴けて、スリーブの気密シー □ルをより確実
とすることも出来る。これは、例えば、仮想線にて示す
ように、第2実施例に示すものと同様な帽子状のカバー
53をスリーブ12に装着することで達成される。更に
、要すれば、隔壁14の中央孔上側のテーパ一部15の
形状に対応した寸法及び形状の突起81をピストン下面
より突出させて、スリーブの気密シールに不具合が生じ
て、空気漏れが惹起された場合に於ても、リターンスプ
リングのスプリング圧に対応する空気圧がタイヤ内に確
保で□きるようにしてもよい。
なお、この場合、上記の帽子状カバーは第2実施例と同
様に、無1色、透明な拐料にて形成される。
また、上記の例に於ては、ピストン27をインジケータ
40と別体に形成したが、これらを一体に形成すること
も可能である。また更に、上記した突起81をゴム等の
弾性変形可能な月別にて形成して、これとピストンの下
面にてん着するようにすれば、空気漏れを生じた場合の
シール性を一層良くすることが出来る。
発明、の効果 しかして、本発明のパルプキャップによれば、タイヤの
空気圧の低下を視覚的に表示することが出来る。本発明
のバルブギャップの使用方法は、非常に簡単であり、単
にタイヤのパルプチューブにパルプキャップを係合装着
すればよい。この時、インジケータと表示部制が自動的
にタイヤの初期空気圧に対応した初期位置に設定される
。このパルプキャップは構造が非常に簡単なので、非常
に信頼性が高く、悪天候下に於て、又は200Km/h
以上の高速走行時に於ても安全に使用出来るものである
ことが長期に亘るテストにより確認された。
このパルプキャップはDIN7780の規定を満足して
いる。また更に、本発明によるパルプキャップは構造が
簡単であり、部品点数も少ないので、大量生産が可能で
あり、しかもその生産コストは非常に安価となる。
本発明は上記に種々の実施例について説明したが、本発
明は、これらの実施例に特定されるものではなく、本発
明の要旨を含む如何なる変更、変形、異る要領による実
施も包含するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例によるパルプキャップを動
作状態にて示す断面図、第2図は第1図と同様の断面図
であり、タイヤの空気圧が低下した状態全示す、第8図
は、第1図8−8線断面図、第4図は本発明の第2実施
例によるバルブキャップの断面図、第5図は本発明の第
8実施例によるバルブキャップの断面図、第6図は不発
明の第4実施例によるパルプキャップの断面図、第7図
は第6図のパルプキャップに用いる表示部材が帽子状カ
バーに係合した状態を示す説明図、及び、第8図は本発
明の第5実施例によるバルブキャップを分解して示す断
面図、第9図は第1図の第1実施例の変形例である。 10・・・バルブキャップ、12・・・スリーブ、14
・・・隔壁、16・・・中央孔、18・・・パルプチュ
ーブ、20・・シーリングリング、22・・・膨出部、
24・・・パルプロッド、26・・・ダイアフラム、8
0・・・空気圧室、32・・・ディスク部、84・・・
スゲリング、86・・・リング部材、44・・・スロッ
ト、46・・・表示部材、56・・・カバー。 〜・1 〜・2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) タイヤのパルプチューブに螺合可能なスリーブ
    と、該スリーブが作動位置となっている時に、パルプチ
    ューブに設けるパルプを開放するアクチュ主−夕と、前
    記パルプが開放されている時に前記タイヤ内部と導通す
    るとともに、ダイアフラム又はピストンによって大気よ
    り遮断された空気圧室と、前記ダイアフラム又はピスト
    ンにて駆動されるインジケータと、該インジケータと連
    関動作する表示部材と、及び、アクチュエータ側に付勢
    され、前記インジケータと連動するスプリングとより成
    り、前記空気圧室の圧力が上昇した時に前記インジケー
    タが前記表示部材と共に前記スリーブに関して軸線方向
    に動作し、前記空気圧室の圧力が低下した時に、前記の
    表示部材は復帰動作阻止手段によって復帰動作不能とさ
    庇るとともに、前記インジケータはスリーブに関して軸
    線方向にアクチュエータに向って移動するようにしたこ
    とを特徴とする空気圧表示性のタイヤのパルプキャップ
    。 (2) 前記復帰動作阻止手段はブレーキである特許請
    求の範囲第1項に記載したパルプキャップ。 (3) 前記のブレーキにて構成する復帰動作阻止手段
    は、前記インジケータが所定間隙を存して挿通し、前記
    表示部拐が挿通すると共に摩擦係合するリングである特
    許請求の範囲第2項に記載したパルプキャップ。 (4) 前記リングは、弾性町とう材料にて形成される
    特許請求の範囲第8項に記載したパルプキャップ。 (5) 前記リングは前記スリーブの端部を閉塞する特
    許請求の範囲第3項又は第4項に記載したパルプキャッ
    プ。 (6)前記のスリーブのパルプより遠い側の端部は、透
    明材料にて形成された帽子状のカバーにて密閉されてお
    り、該カバーは前記インジケータ及び前記表示部制の突
    出を許容し、前記表示部材は、空気圧室の圧力が完全に
    l) IJ−フされた時に復帰動作か可能となる特許請
    求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載したパルプ
    キャップ。 (7)前記のカバーは帽子状部と筒状部とを一体に形成
    してなり、前記筒状部は前記スリーブに挿入可能である
    特許請求の範囲第6項に記載したパルプギャップ。 (8) 前記の筒状部の外壁部はスリーブの内壁部に、
    少なくとも環状部分に於て溶接されている特許請求の範
    囲第7項に記載したパルプキャップ。 (9)前記の筒状部には、内向きに突出するスプリング
    シー トが形成されている特許請求の範囲第7項又は第
    8項に記載したパルプキャップ。 (]・t) 前記ダイアフラムの周縁部にはビード部が
    形成されており、前記筒状部の開口端部は、前記ダイア
    フラムのビード部を前記スリーブの軸線に直交する壁部
    に向けて押圧するようにした特許請求の範囲第7項乃至
    第9項のいずれかに記載したパルプキャップ。 αη 前記の帽子状部は筒状部に向って僅かに拡開する
    中空の円錐形状部を有している特許請求の範囲第7項乃
    至第1.0項のいず扛かに記載したパルプキャップ。 (6) 前記帽子状部の内壁部は、前記の復帰動作阻止
    手段として機能する特許請求の範囲第7項乃至第1J項
    のいずれかに記載したパルプキャップ。 (13前記空気圧室の圧力が完全にl) IJ−フさ几
    た時に、前記インジケータが変位して、前記表示部材は
    前記のインジケータの動作に伴って少なくとも復帰方向
    に部分的に動作するようにした特許請求の範囲第6項乃
    至第12項に記載したノ<ルプキヤング。 04 前記のインジケータは軸状部材にてなり、該軸状
    部材は一端より突出しスプリングシートとして機能する
    ディスク状部を有していると共に、その軸線方向に伸び
    るスロットが形成されており、該スロットには軸状部の
    軸線に沿って動作可能に前記表示部材として機能する小
    板が収容される特 1許請求の範囲第1項乃至第18項
    のいずれかに記載したパルプキャップ。 aυ 前記の小板状に形成された表示部材の長手方向の
    平行する・商縁部は、前記のスロットより突出して、前
    記リングの内周面と摩擦係合するようにした特許請求の
    範囲第14項に記載したパルプキャップ。 Qd AfJ記の衣示部桐は、Ail記スロスロットさ
    に対応する長さである特許請求の範囲第15項に記載し
    たパルプキャップ。 (171前記小板状の表示部材は、前記スロットの幅及
    び長さに対応した寸法となっているとともに、小板の上
    端部にはMiJ記軸部の断面より突出する相互に逆向き
    の突出部を設け、該突出部は前記の中空円錐形状部の内
    壁面と摩擦係合するようにした特許請求の範囲第14項
    に記載したパルプキャップ。 (至) タイヤのエアパルプのパルプチューブに係合す
    るとともに、前記パルプを介してタイヤ内部と連通ずる
    チャンバを1成するし、前記・(ルプに連関しこれを開
    閉する手段を有するスリーブと、前記チャンバ内の圧力
    に応じて、非作動状態の第一の位置と前記チャンバの圧
    力に対応する第二の位\ 層間にて往復動作する第一の手段と、該年−の手段と連
    関し、第一の手段の前記第一の位置より前記第二の位置
    への動作によって前記第二の位置に移動され、前記第一
    の手段の第二の位置から第一の位置への動作時には、前
    記第一の手段との連関を解除される第二の手段と、及び
    MtJ記第二の手段に連関し、前記第二の手段が前記第
    一の手段により前記第一の位置より@記第二の位置に動
    作される時にこの動作を許容し、前記第二の手段の前記
    第二の位置より前記第一の位置への動作を抑止する第三
    の手段とにてなる空気圧表示性のタイヤのパルプキャッ
    プ。
JP59226026A 1983-10-28 1984-10-29 空気圧表示装置付のタイヤのバルブキヤツプ Granted JPS60185607A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3339095.9 1983-10-28
DE3339095A DE3339095C1 (de) 1983-10-28 1983-10-28 Ventilkappe für Luftreifen
DE3422725.3 1984-06-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60185607A true JPS60185607A (ja) 1985-09-21
JPH0338124B2 JPH0338124B2 (ja) 1991-06-07

Family

ID=6212927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59226026A Granted JPS60185607A (ja) 1983-10-28 1984-10-29 空気圧表示装置付のタイヤのバルブキヤツプ

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPS60185607A (ja)
DE (2) DE3339095C1 (ja)
ZA (1) ZA848240B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7341210B2 (en) 2002-12-09 2008-03-11 Pacific Industrial Co., Ltd. Nozzle cap for sealing nozzle particularly used to charge with high pressurized fluid

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3930092A1 (de) * 1989-09-09 1991-03-14 Wabco Westinghouse Fahrzeug Einrichtung zur ueberwachung des druckes eines fahrzeugreifens

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4922981U (ja) * 1972-05-29 1974-02-26
JPS58103342A (ja) * 1981-12-15 1983-06-20 Toyo Soda Mfg Co Ltd 2,4−ジクロル−4′−ヒドロキシジフエニルアミンの製造法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE396474C (de) * 1921-03-25 1924-05-30 Schrader S Son Inc A Druckmesser fuer Reifenventile u. dgl.
DE2627529A1 (de) * 1976-06-18 1977-12-29 Helmut Schmidt Druckanzeigende staubkappe fuer pneumatische bereifungen

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4922981U (ja) * 1972-05-29 1974-02-26
JPS58103342A (ja) * 1981-12-15 1983-06-20 Toyo Soda Mfg Co Ltd 2,4−ジクロル−4′−ヒドロキシジフエニルアミンの製造法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7341210B2 (en) 2002-12-09 2008-03-11 Pacific Industrial Co., Ltd. Nozzle cap for sealing nozzle particularly used to charge with high pressurized fluid

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0338124B2 (ja) 1991-06-07
ZA848240B (en) 1985-06-26
DE3339095C1 (de) 1985-01-31
DE8330963U1 (de) 1985-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4606391A (en) Valve cap with pressure drop indication for pneumatic tires
US4819686A (en) Pressure drop indicating valve cap for pneumatic tires
US8365756B2 (en) Fuel tank valve device
US4450985A (en) Reclosable valve with separate internal seal means and seal removing means therefor
US4815705A (en) Valve body
US9783046B2 (en) Valve device for fuel tank
MXPA03009536A (es) Indicador lineal para valvula.
US4163970A (en) Pneumatic springs and other telescopic systems
US4512278A (en) Vehicle tire deflation signalling system
CA1094913A (en) Fuel vapor vent valve
US4362121A (en) Pressure indicator for pneumatic tires
JPS60185607A (ja) 空気圧表示装置付のタイヤのバルブキヤツプ
US5149926A (en) Acceleration sensor
US3794078A (en) Pressure vessel
EP0106966B1 (en) A valve for mounting on the rim of wheels provided with tubeless tyres
US3791561A (en) Pressure relief system for an aerosol dispenser
WO1980002537A1 (en) Low tire pressure warning indicator
US5192839A (en) Acceleration sensor
US4507963A (en) Tachograph cover door assembly
US5325808A (en) Filler and pressure indicator valve
EP0119174B1 (en) Double-acting breather valve, particularly for fuel tanks of motor vehicles
US4079691A (en) Pressure indicators
US5493900A (en) Indicator for compressed air bottles
US2883089A (en) Aerosol valve assembly
US4601254A (en) Tire pressure warning device