JPH0920716A - 2,2−ジアルキル−アリーリデン−シクロアルカノン類の製造方法 - Google Patents

2,2−ジアルキル−アリーリデン−シクロアルカノン類の製造方法

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JPH0920716A
JPH0920716A JP8179834A JP17983496A JPH0920716A JP H0920716 A JPH0920716 A JP H0920716A JP 8179834 A JP8179834 A JP 8179834A JP 17983496 A JP17983496 A JP 17983496A JP H0920716 A JPH0920716 A JP H0920716A
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arylidene
dialkyl
cycloalkyl
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Nikolaus Mueller
ニコラウス・ミユラー
Thomas Essert
トマス・エツセルト
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Bayer AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2,2−ジアルキル−アリーリデン−シクロ
アルカノン類の特に有利な製造方法の提供。 【解決手段】 2−アルキル−アリーリデン−シクロア
ルカノン類とハロゲン化アルキルを金属水酸化物および
第三級アルコール類の存在下で反応させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2,2−ジアルキル
−アリーリデン−シクロアルカノン類を相当する2−ア
ルキル−アリーリデン−シクロアルカノン類からアルキ
ル化で製造するに特に有利な方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】1−アルキル−アリーリデン−
シクロアルカノン類とハロゲン化アルキルを極強塩基の
存在下で反応させることで2,2−ジアルキル−アリー
リデン−シクロアルカノン類が製造されることは既に知
られている。このように、ヨーロッパ特許出願公開第A
1 378 953号には、2−アリル−5−(4−ク
ロロベンジリデン)−シクロペンタノンと塩化アリルを
水素化ナトリウムの存在下トルエン/第三級アミルアル
コール中で反応させることで2,2−ジアリル−5−
(4−クロロベンジリデン)−シクロペンタノンを製造
すること、そして2−メチル−6−(4−クロロベンジ
リデン)−シクロヘキサノンのアルキル化をトルエン/
第三級アミルアルコールおよび水素化ナトリウムの存在
下でヨウ化メチルを用いて行うことで2,2−ジメチル
−6−(4−クロロベンジリデン)−シクロヘキサノン
を製造することが記述されている。
【0003】臭化n−ブチルを用いて2−メチル−6−
ヒドロキシ−メチレン−シクロヘキサノンにn−ブチル
基を導入することも同様に行われているが、これが成功
裏に行われたのはアンモニア中で極強塩基のカリウムア
ミドを用いた時のみである(Org.Synth.4
8、40(1968)およびJ.Am.Chem.So
c.87、82(1968)参照)。その記述されてい
る化合物は、メチレン活性が比較的弱い化合物の場合必
ず極強塩基、例えばアルカリ金属のアミド類、アルカリ
金属の水素化物、アルカリ金属のトリフェニルメチド類
または第三級アルコキサイド類などを用いる必要がある
と言った欠点を有する。上記塩基は高い反応性を示すこ
とからこのような塩基を用いた操作を産業規模で行うの
は困難で、特別な手段を取る必要があり、例えば処理を
不活性ガス下で行う必要があるか或は特殊な溶媒を用い
る必要がある。更に、上記塩基の製造は複雑なことから
これらは高価であり、結果としてこれらの使用は経済的
でない。
【0004】最も頻繁に用いられるアルカリ金属の水素
化物、特に水素化ナトリウムは、水素を発生することか
ら、特別な注意を払ってこれらを取り扱う必要がある。
【0005】アルキル化を行うにはケト化合物をそれの
エノラートに完全に変換する必要があるが、文献で述べ
られているアルカリ金属の第三級アルコキシド類(これ
は、相当するアルコールを溶媒として用い、その溶媒中
で使用可能である)は、この第三級アルコキシド類が示
す塩基性は通常この目的にとって充分でないと言った重
大な欠点を有する。その結果として、そのエノラートイ
オンと遊離ケトンの間で二次反応、例えばアルドール縮
合およびミハエル付加などが起こり、これによって収率
がかなり低下しかつ骨のおれる精製操作を行うことが必
要になる(Bull.Soc.Chim.Franc.
533−537(1950)および1040(195
6)参照)。
【0006】アルカリ金属のトリフェニルメチリド類は
特にトリフェニルメタンが高い比率で不可避的に生じる
と言った欠点を有する。ある場合に用いられるジメチル
スルホキサイドのナトリウム塩は、これがカルボアニオ
ンとしてカルボニル基自身に付加することでこれ自身の
アルキル化も起こり得ると言った欠点を有する。更に、
この化合物の場合、これを最初に前反応でジメチルスル
ホキサイドと水素化ナトリウムから生じさせる必要があ
り、この場合も再びアルカリ金属の水素化物を用いるこ
とに伴う問題が生じる(J.Am.Chem.Soc.
87、1345(1965)および84、866(19
62)参照)。
【0007】更に、2,2−ジアルキル−アリーリデン
−シクロアルカノン類は2,2−ジアルキル置換シクロ
アルカノン類と芳香族アルデヒド類をアルドール縮合さ
せることでも製造可能である。このように、ヨーロッパ
特許出願公開第A1 467791号およびヨーロッパ
特許出願公開第A1 467 792号に2,2−ジメ
チル−5−(4−クロロベンジリデン)−シクロペンタ
ノンの製造が記述されている。このような方法の問題
は、本質的に簡潔ではあるが、出発材料を得るのが困難
であると言った点にある。メチレン活性を示すα位が2
つ存在していることから、2,2−ジアルキルシクロア
ルカノン類を可逆的にブロックする必要があることで追
加的反応段階を2段階要する(Org.Synth.4
8、40(1968)参照)。記述されている2,2−
ジアルキルシクロアルカノン類の代替製造は、2,2−
ジアルキル−α,ω−ジカルボン酸エステルの環化また
は金属塩を触媒として用いた相当するカルボン酸の熱環
化である(ヨーロッパ特許出願公開第A1 626 3
63号参照)。しかしながら、この場合の問題はその
2,2−ジアルキル置換ジカルボン酸またはそれらのエ
ステルが入手可能であるか否かに移行し、これは2,2
−ジアルキル置換シクロアルカノン類よりもずっと入手
が困難である。
【0008】
【課題を解決する手段】ここに、式
【0009】
【化3】
【0010】[式中、Aは、任意に置換されていてもよ
い−(CH2x−を表し、ここで、x=1、2または3
であり、R1およびR2は、同一もしくは異なり、任意に
置換されていてもよいC1−C4−アルキルまたはC3
7−シクロアルキル基を表し、R3、R4およびR5は、
同一もしくは異なり、水素、任意に置換されていてもよ
いC1−C4−アルキルまたはC3−C7−シクロアルキル
を表し、Xは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4
アルキル、C1−C4−ハロゲノアルキル、C1−C4−ア
ルコキシまたはC1−C4−ハロゲノアルコキシを表し、
そしてX基が2つ以上存在している場合、これらは同じ
か或は異なっていてもよく、そしてnは、ゼロまたは1
から5の整数を表す]で表される2,2−ジアルキル−
アリーリデン−シクロアルカノン類の製造方法を見い出
し、この方法は、式
【0011】
【化4】
【0012】[この式中で用いる記号は式(I)で与え
た意味を有する]で表される2−アルキル−アリーリデ
ン−シクロアルカノン類とハロゲン化アルキルを金属水
酸化物および第三級アルコール類の存在下で反応させる
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】Aは、任意にC1−C4−アルキル
およびC3−C7−シクロアルキルから成る群由来の同一
もしくは異なる置換基を1つ以上有していてもよく、こ
こで今度はC1−C4−アルキルは任意にハロゲンまたは
1−C4−アルコキシで置換されていてもよくそして今
度はC3−C7−シクロアルキルは任意にハロゲン、C1
−C4−アルキルまたはC1−C4−アルコキシで置換さ
れていてもよい。Aは、好適には−CH2−、−CH2
CH2−または−CH2−CH2−CH2−を表す。言い換
えれば、好適には、式(II)で表される2−アルキル
−アリーリデン−シクロペンタノン類、−シクロヘキサ
ノン類または−シクロヘプタノン類を反応させると式
(I)で表される2,2−ジアルキル−5−アリーリデ
ン−シクロペンタノン類、2,2−ジアルキル−6−ア
リーリデン−シクロヘキサノン類または2,2−ジアル
キル−7−アリーリデン−シクロヘプタノン類が生じ
る。
【0014】R1およびR2がC1−C4−アルキルを表す
場合、この後者は任意にハロゲン、C1−C4−アルコキ
シ、ハロゲノ−C1−C4−アルコキシ、C2−C4−アル
ケニル、C2−C4−アルキニル、ハロゲノ−C2−C4
アルケニルまたはハロゲノ−C2−C4−アルキニルで置
換されていてもよい。R1およびR2がC3−C7−シクロ
アルキルを表す場合、この後者はハロゲン、C1−C4
アルコキシまたはC1−C4−アルキルで置換されていて
もよい。R1およびR2は、互いに独立して好適には、未
置換のC1−C4−アルキルまたは未置換のC2−C4−ア
ルケニルを表す。
【0015】R3、R4およびR5がC1−C4−アルキル
を表す場合、この後者は任意にハロゲンまたはC1−C4
−アルコキシで置換されていてもよい。R3、R4および
5がC3−C7−シクロアルキルを表す場合、この後者
は任意にハロゲン、C1−C4−アルキルまたはC1−C4
−アルコキシで置換されていてもよい。R3、R4および
5は、好適には水素を表す。
【0016】Xは、好適にはフッ素、塩素、シアノまた
はC1−C4−アルキルを表す。
【0017】nは、好適にはゼロ、1または2を表す。
n=1の場合、Xは好適には4位に存在する。n=2の
場合、Xは好適には2および4位に存在する。
【0018】ハロゲン化アルキルの場合を除く全ての定
義において、ハロゲンは例えばフッ素、塩素または臭素
であってもよい。これは好適にはフッ素または塩素を表
す。
【0019】式(II)で表される特に好適な出発化合
物は、2−メチル−および2−エチル−5−(4−フル
オロ−、4−クロロ−、4−シアノ−および3,4−ジ
クロロ−ベンジリデン)−シクロペンタノン、−シクロ
ヘキサノンおよび−シクロヘプタノンである。
【0020】式(II)で表される2−アルキル−アリ
ーリデン−シクロアルカノン類は公知化合物であるか或
は公知化合物と同様に製造可能である。
【0021】式(II)で表される2−アルキル−アリ
ーリデン−シクロアルカノン類の好適な製造方法を例と
して2−アルキル−アリーリデン−シクロペンタノン類
の製造を採用して下記の如く説明する。最初にアジピン
酸エステルとアルコラートを反応させることでシクロペ
ンタノン−2−カルボン酸エステルの塩を得た後、前以
て単離することなくこれにアルキル化を受けさせること
で2−アルキル−シクロペンタノン−2−カルボン酸エ
ステルを生じさせ、前以て単離することなく酸を用いた
熱処理でこれに脱カルボキシル化を受けさせることによ
り、2−アルキルシクロペンタノンを調製する。次に、
このようにして得た2−アルキルシクロペンタノンと芳
香族カルボニル化合物を塩基性触媒の存在下で反応させ
る。このような手順は他の特許出願の主題である。
【0022】使用可能なハロゲン化アルキルの例は、式
(III) R1−Y (III) [式中、R1は、上で与えた最も幅広い意味を有し、そ
してYは、塩素、臭素またはヨウ素を表す]で表される
ハロゲン化アルキルである。
【0023】R1が上で与えた好適な意味を有しそして
Yが塩素または臭素を表す式(III)で表されるハロ
ゲン化アルキルが好適である。式(III)で表される
特に好適なハロゲン化アルキルは塩化メチル、臭化メチ
ル、塩化エチル、臭化エチル、塩化n−プロピル、塩化
イソプロピル、臭化n−プロピル、臭化イソプロピル、
1−クロロブタン、2−クロロブタン、塩化イソブチ
ル、1−ブロモブタン、2−ブロモブタン、臭化イソブ
チル、塩化アリル、臭化アリル、塩化クロチル、臭化ク
ロチル、塩化プロパルギルおよび臭化プロパルギルであ
る。
【0024】Y=塩素の式(III)で表されるハロゲ
ン化アルキルに加えてアルカリ金属のヨウ化物、好適に
はヨウ化カリウムおよび/またはヨウ化ナトリウムを用
いるのが好適である。このアルカリ金属のヨウ化物は、
例えば使用する式(II)で表される化合物を基準にし
て0.1から50モル%、好適には1から25モル%、
特に好適には2.5から10モル%用いることができ
る。
【0025】一般に、この使用する式(II)で表され
る化合物1モル当たり少なくとも化学量論的量、例えば
1から30モルのハロゲン化アルキルから成る量で、ハ
ロゲン化アルキルを用いる。この量は好適には1.2か
ら10モル、特に1.3から2.5モルである。
【0026】使用可能な金属水酸化物の例は、アルカリ
金属およびアルカリ土類金属の水酸化物、例えば水酸化
リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化
セシウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水
酸化ストロンチウムおよび水酸化バリウムなどである。
ナトリウム、カリウム、マグネシウムおよびカルシウム
の水酸化物が好適であり、水酸化カリウムが特に好適で
ある。
【0027】一般に、金属水酸化物を少なくとも等モル
量、好適には過剰量で用いる。例えば、金属の水酸化物
を、使用する式(II)で表される化合物1モル当たり
例えば1.09から10当量用いることができる。この
量は、好適には1.1から5当量、特に1.2から2.
5当量である。
【0028】使用可能な第三級アルコール類の例は、式
(IV)
【0029】
【化5】
【0030】で表される第三級アルコール類であり、こ
こで、R6、R7およびR8は、同一もしくは異なり各
々、C1−C4−アルキル、C2−C4−アルケニル、C2
−C4−アルキニル、C3−C7−シクロアルキル、C6
10−アリールまたはC7−C12−アラルキルを表し、
ここで、上記基は全部任意にC1−C4−アルコキシおよ
び/またはハロゲンで置換されていてもよい。また、基
6とR7か或はR7とR8か或はR6とR7とR8が各場合
ともそれらの間に存在する炭素原子と一緒になって炭素
原子を5から7個有する環を形成していてもよい。
【0031】好適な第三級アルコール類はt−ブタノー
ル、t−アミルアルコール、メチルジエチルカルビノー
ル、トリエチルカルビノール、2−メチル−2−ペンタ
ノール、2−メチル−2−ヘキサノール、1−メチル−
1−シクロペンタノールおよび1−メチル−1−シクロ
ヘキサノールである。t−ブタノールおよびt−アミル
アルコールが特に好適である。
【0032】この第三級アルコール類はそのままか或は
不活性溶媒との混合物として使用可能である。不活性溶
媒の例は脂肪族炭化水素、例えばシクロヘキサン、C6
−C12−アルカン類およびそれらの混合物など、芳香族
炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、キシレン類、ク
メン、ジイソプロピルベンゼン類およびエチルベンゼン
など、ハロゲン化芳香族化合物、例えばクロロベンゼ
ン、ジクロロベンゼン類、トリクロロベンゼン類および
クロロトルエン類など、ジアルキル、アラルキルおよび
ジアリールエーテル類、例えばジイソプロピルエーテ
ル、メチルt−ブチルエーテル、アニソール、フェネト
ールおよびジフェニルエーテルなど、環状エーテル、例
えばテトラヒドロフラン、テトラヒドロピランおよび
1,4−ジオキサンなど、およびスルホン類、例えばジ
メチルスルホキサイドおよびテトラメチレンスルホンな
どである。
【0033】第三級アルコールを基準にして例えば0.
01から50重量%、好適には0.1から20重量%の
量で不活性溶媒を添加することができる。不活性溶媒を
添加しないで第三級アルコール類を用いるのが特に好適
である。
【0034】この第三級アルコール類はその使用する式
(II)で表される化合物100g当たり例えば100
から5000gの量で使用可能である。好適には、撹拌
が容易な反応混合物が得られるように第三級アルコール
の量を選択する。
【0035】本発明に従う方法は例えば−20から+2
00℃の範囲の温度で実施可能である。好適な温度は0
から100℃、特に20から50℃である。
【0036】本発明に従う方法は例えば1から100バ
ールの圧力下で実施可能である。反応混合物の特定成分
が大気圧下で気体状である温度で本発明に従う方法を実
施するのが望ましい場合、少なくとも自然発生的圧力下
の密封容器内で処理を行う必要がある。不活性ガス、例
えば窒素、ヘリウムまたはアルゴンなどを注入しそして
処理を5から50バール、特に10から30バールで行
うのがしばしば有利である。
【0037】反応時間は個々の場合各々における反応混
合物の組成および反応条件に依存する。例えば反応時間
は1から48時間であってもよい。これはしばしば3か
ら30時間の範囲であり、そして10から50℃で処理
を行う場合しばしば5から24時間の範囲である。
【0038】本発明に従う反応が終了した後に存在する
反応混合物の処理は、例えば、最初にその存在する第三
級アルコールおよび任意の不活性溶媒を、任意に減圧下
で分離し、その残渣に水を加え、そして生じてくる結晶
性生成物を吸引濾別し、洗浄した後、乾燥させるように
行うことができる。この生成物を更に精製することが望
まれる場合、これの再結晶を行うことができる。
【0039】本発明に従う方法の好適な態様を以下に例
として2−メチル−5−(4−クロロベンジリデン)シ
クロペンタノンと塩化メチル/ヨウ化カリウムの反応を
参照して説明する。
【0040】圧力用オートクレーブに2−メチル−5−
(4−クロロベンジリデン)シクロペンタノンとt−ブ
タノールとヨウ化カリウムを入れ、水酸化カリウムを加
えた後、撹拌しながら塩化メチルを注入する。撹拌を室
温または若干高温で特定時間継続する。次に、t−ブタ
ノールの大部分を留出させた後、残存する懸濁液に水を
加える。結晶性生成物を吸引濾別し、洗浄した後、乾燥
させる。さらなる精製で、例えばアルコールを用いた再
結晶を行う。
【0041】アルカリ金属の水酸化物を塩基として用い
て本発明に従う特にメチレン活性を示さないケトン類の
アルキル化を実施することができることは、特に複合要
因(multiple factor)でより高い塩基
性を示すアルカリ金属のアルコラート類でもこの目的に
とって充分でないことから(J.March、Adva
nced Organic Chemistry、第4
版、New York1992およびそこに引用されて
いる文献を参照のこと)、極めて驚くべきことである。
水酸化カリウムをt−ブタノール中で用いる場合、以下
に示すように:
【0042】
【化6】
【0043】その平衡はほとんど完全に左側にあること
から、アルカリ金属の第三級アルコキサイド類、例えば
かなり頻繁に引用されているt−ブタノール中のカリウ
ムt−ブチラートなどの使用には匹敵し得ない。カリウ
ムt−ブチラート/t−ブタノールから成る系を用いた
としてもケトンを完全にエノラートに変換するのは不可
能である。エノラートイオンと変化しなかったケトンが
互いに並行して存在していると、二次反応が大きな度合
で起こると予測され得る(Bull.Soc.Chi
m.Fr.533、537(1950)および1040
(1956)参照)。
【0044】従って、ずっと弱いアルカリである金属水
酸化物を用いると二次反応が大きく助長されることにな
るであろう。それにも拘らず、塩基としてアルカリ金属
の水酸化物を用いた本発明に従うアルキル化が非常に穏
やかな条件下で高い収率で起こることは一層驚くべきこ
とである。本発明に従う方法は、式(I)で表される
2,2−ジアルキル−アリーリデン−シクロアルカノン
類の製造を穏やかな条件下で高収率に実施するに極めて
簡潔な方法である。
【0045】安全に対する高い出費を伴うことでのみ使
用可能で取り扱いが困難な塩基、例えば金属水素化物ま
たは金属アミド類の使用が回避される。反応混合物を処
理する時に水で汚染される可能性がありそして後で回収
する必要がある、即ち骨のおれる操作を行う必要がある
非常に特殊な溶媒、例えばDMSO、DMFまたはアン
モニアなどを比較的多量に用いる必要がなくなる。
【0046】アルカリ金属のヨウ化物を存在させること
で塩化アルキルを用いることができるようになれば費用
の節約がもたらされ、そして発癌性を示すことから特別
な考慮を払う必要があるヨウ化アルキルを用いた操作が
回避される。
【0047】式(I)で表される2,2−ジアルキル−
アリーリデン−シクロアルカノン類は有害生物防除剤、
特に殺菌・殺カビ剤の製造を行うにとって価値有る中間
体である(ヨーロッパ特許第1 378 953号、ヨ
ーロッパ特許出願公開第A1467 791号およびヨ
ーロッパ特許出願公開第A1 467 792号)。ま
た、還元を行うことでこれらを2,2−ジアルキル−ベ
ンジル−シクロアルカノン類に変化させることも可能で
あり、これは今度も再び殺菌・殺カビ剤の出発材料とし
て使用可能である(ヨーロッパ特許出願公開第A1 2
67 778号およびヨーロッパ特許出願公開第A1
413 448号)。
【0048】
【実施例】特に明記しない限りパーセントは重量パーセ
ントである。
【0049】実施例1 2,2−ジメチル−5−(4−クロロベンジリデン)−
シクロペンタノン 106gの2−メチル−5−(4−クロロベンジリデ
ン)−シクロペンタノン、49.5gの85%濃度水酸
化カリウム水溶液、8.3gのヨウ化カリウムおよび4
00gのt−ブタノールを重量測定して逐次的に700
mLのステンレス鋼製オートクレーブに入れた後、5
0.5gの塩化メチルを20℃で注入した。この混合物
を室温で23時間撹拌した後、20ミリバール下、頭頂
温度が最大で50℃になるまで、t−ブタノールを30
0mL留出させた。その残渣に水を400mL加えた
後、その混合物を充分に撹拌した。その結果として生じ
る懸濁液を吸引フィルターで濾別し、そしてそのフィル
ターケーキを各場合とも200mLの水を用いて2回洗
浄した後、乾燥させた。このようにして淡いベージュ色
の固体を89.5%の純度で112.8g得た。この粗
生成物の収率は理論値の90.2%であった。
【0050】精製では、上記粗生成物を250mLのメ
タノールに懸濁させ、この懸濁液を還流温度で30分間
加熱した後、冷却した。分離してきた生成物を濾別し、
メタノールで洗浄した後、乾燥させた。このようにし
て、融点が120から122℃の高純度生成物を86g
得た。
【0051】実施例2 2,2−ジメチル−6−ベンジリデン−シクロヘキサノ
ン 1リットルの4つ口フラスコに85%濃度の水酸化カリ
ウム溶液を66gおよびt−ブタノール750mL入れ
た後、この混合物を撹拌しながら還流下で短期間加熱し
た。次に、ヨウ化カリウムを8.3g加え、この混合物
を室温に冷却した後、2−メチル−6−ベンジリデン−
シクロヘキサノンを200g加えた。101gの塩化メ
チルを室温で8時間かけて流し込んだ。その後、この混
合物を室温で8時間撹拌した後、t−ブタノールを45
0mL留出させた。その残渣に水を500mL加え、そ
の混合物を充分に撹拌した後、分離してきた生成物を吸
引濾別した。メタノールを用いて再結晶を行うことで融
点が79−81℃の高純度生成物を161g(理論値の
75%)得た。
【0052】実施例3から9 実施例1の手順に従って下記の生成物を製造した。
【0053】実施例3 融点が69℃の2,2−ジメチル−5−(4−フルオロ
ベンジリデン)−シクロペンタノン。
【0054】実施例4 油状の2,2−ジアリル−5−(4−クロロベンジリデ
ン)−シクロペンタノン。
【0055】実施例5 油状の2,2−ジメチル−5−(3,4−ジクロロベン
ジリデン)−シクロペンタノン。
【0056】実施例6 融点が83−84℃の2−エチル−2−メチル−5−
(4−クロロベンジリデン)−シクロペンタノン。
【0057】実施例7 油状の2,2−ジメチル−5−(4−シアノベンジリデ
ン)−シクロペンタノン。
【0058】実施例8 融点が71−72℃の2−エチル−2−メチル−6−
(4−クロロベンジリデン)−シクロヘキサノン。
【0059】実施例9 融点が63℃の2,2−ジメチル−7−(4−クロロベ
ンジリデン)−シクロヘプタノン。
【0060】本発明の特徴および態様は以下のとうりで
ある。
【0061】1. 式
【0062】
【化7】
【0063】[式中、Aは、任意に置換されていてもよ
い−(CH2x−を表し、ここで、x=1、2または3
であり、R1およびR2は、同一もしくは異なり、任意に
置換されていてもよいC1−C4−アルキルまたはC3
7−シクロアルキル基を表し、R3、R4およびR5は、
同一もしくは異なり、水素、任意に置換されていてもよ
いC1−C4−アルキルまたはC3−C7−シクロアルキル
を表し、Xは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4
アルキル、C1−C4−ハロゲノアルキル、C1−C4−ア
ルコキシまたはC1−C4−ハロゲノアルコキシを表し、
そしてX基が2つ以上存在している場合、これらは同じ
か或は異なっていてもよく、そしてnは、ゼロまたは1
から5の整数を表す]で表される2,2−ジアルキル−
アリーリデン−シクロアルカノン類の製造方法であっ
て、式
【0064】
【化8】
【0065】[この式中で用いる記号は式(I)で与え
た意味を有する]で表される2−アルキル−アリーリデ
ン−シクロアルカノン類とハロゲン化アルキルを金属水
酸化物および第三級アルコール類の存在下で反応させる
ことを特徴とする方法。
【0066】2. Aが任意にC1−C4−アルキルおよ
びC3−C7−シクロアルキルから成る群由来の同一もし
くは異なる置換基を1つ以上有していてもよく、ここで
今度はC1−C4−アルキルが任意にハロゲンまたはC1
−C4−アルコキシで置換されていてもよくそして今度
はC3−C7−シクロアルキルが任意にハロゲン、C1
4−アルキルまたはC1−C4−アルコキシで置換され
ていてもよく、R1およびR2がC1−C4−アルキルを表
す場合これらが任意にハロゲン、C1−C4−アルコキ
シ、ハロゲノ−C1−C4−アルコキシ、C2−C4−アル
ケニル、C2−C4−アルキニル、ハロゲノ−C2−C4
アルケニルまたはハロゲノ−C2−C4−アルキニルで置
換されていてもよく、そしてR1およびR2がC3−C7
シクロアルキルを表す場合この後者が任意にハロゲン、
1−C4−アルコキシまたはC1−C4−アルキルで置換
されていてもよく、R3、R4およびR5がC1−C4−ア
ルキルを表す場合これらが任意にハロゲンまたはC1
4−アルコキシで置換されていてもよく、そしてこれ
らがC3−C7−シクロアルキルを表す場合これらが任意
にハロゲン、C1−C4−アルキルまたはC1−C4−アル
コキシで置換されていてもよく、Xがフッ素、塩素、シ
アノまたはC1−C4−アルキルを表し、そしてnがゼ
ロ、1または2を表す、ことを特徴とする第1項記載の
方法。
【0067】3. 使用する式(II)で表される化合
物が2−メチル−または2−エチル−5−(4−フルオ
ロ−、4−クロロ−、4−シアノ−または3,4−ジク
ロロ−ベンジリデン)−シクロペンタノン、−シクロヘ
キサノンまたは−シクロヘプタノンであることを特徴と
する第1および2項記載の方法。
【0068】4. 使用するハロゲン化アルキルが式
(III) R1−Y (III) [式中、R1は、第1項で与えた意味を有し、そしてY
は、塩素、臭素またはヨウ素を表す]で表されるハロゲ
ン化アルキルであることを特徴とする第1から3項記載
の方法。
【0069】5. Y=塩素の式(III)で表される
ハロゲン化アルキルに加えてアルカリ金属のヨウ化物を
0.1から50モル%(式(II)で表される化合物を
基準)用いることを特徴とする第4項記載の方法。
【0070】6. ハロゲン化アルキルをその使用する
式(II)で表される化合物1モルを基準にして1から
30モルの量で用いることを特徴とする第1から5項記
載の方法。
【0071】7. 該金属水酸化物がアルカリ金属また
はアルカリ土類金属の水酸化物でありそしてこれを少な
くとも等モル量で用いるこれを特徴とする第1から6項
記載の方法。
【0072】8. 使用する第三級アルコール類が式
(IV)
【0073】
【化9】
【0074】[式中、R6、R7およびR8は、同一もし
くは異なり、各々、C1−C4−アルキル、C2−C4−ア
ルケニル、C2−C4−アルキニル、C3−C7−シクロア
ルキル、C6−C10−アリールまたはC7−C12−アラル
キルを表し、ここで、上記基は全部任意にC1−C4−ア
ルコキシおよび/またはハロゲンで置換されていてもよ
く、そして基R6とR7か或はR7とR8か或はR6とR7
8が各場合ともそれらの間に存在する炭素原子と一緒
になって炭素原子を5から7個有する環を形成していて
もよい]で表される第三級アルコール類であり、そして
この第三級アルコール類を、そのままか或は不活性溶媒
との混合物として、式(II)で表される化合物100
g当たり100から5000gの量で用いることを特徴
とする第1から7項記載の方法。
【0075】9. 1から100バールの範囲の圧力下
−20から+200℃の範囲の温度で実施することを特
徴とする第1から8項記載の方法。
【0076】10. 該反応が終了した後に存在する反
応混合物の処理を、最初にその存在する第三級アルコー
ルおよび任意の不活性溶媒を分離し、その残渣に水を加
え、そして生じてくる結晶性生成物を吸引濾別し、洗浄
した後、乾燥させるように行うことを特徴とする第1か
ら9項記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 201/12 9450−4H C07C 201/12 205/45 9450−4H 205/45 255/56 9357−4H 255/56 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 [式中、Aは、任意に置換されていてもよい−(C
    2x−を表し、ここで、x=1、2または3であり、
    1およびR2は、同一もしくは異なり、任意に置換され
    ていてもよいC1−C4−アルキルまたはC3−C7−シク
    ロアルキル基を表し、R3、R4およびR5は、同一もし
    くは異なり、水素、任意に置換されていてもよいC1
    4−アルキルまたはC3−C7−シクロアルキルを表
    し、Xは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4−アル
    キル、C1−C4−ハロゲノアルキル、C1−C4−アルコ
    キシまたはC1−C4−ハロゲノアルコキシを表し、そし
    てX基が2つ以上存在している場合、これらは同じか或
    は異なっていてもよく、そしてnは、ゼロまたは1から
    5の整数を表す]で表される2,2−ジアルキル−アリ
    ーリデン−シクロアルカノン類の製造方法であって、式 【化2】 [この式中で用いる記号は式(I)で与えた意味を有す
    る]で表される2−アルキル−アリーリデン−シクロア
    ルカノン類とハロゲン化アルキルを金属水酸化物および
    第三級アルコール類の存在下で反応させることを特徴と
    する方法。
JP8179834A 1995-06-28 1996-06-21 2,2−ジアルキル−アリーリデン−シクロアルカノン類の製造方法 Pending JPH0920716A (ja)

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