JPH1199708A - 画像処理装置及びその制御方法並びにメモリ媒体 - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法並びにメモリ媒体

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JPH1199708A
JPH1199708A JP9264606A JP26460697A JPH1199708A JP H1199708 A JPH1199708 A JP H1199708A JP 9264606 A JP9264606 A JP 9264606A JP 26460697 A JP26460697 A JP 26460697A JP H1199708 A JPH1199708 A JP H1199708A
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JP9264606A
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Kenichi Moritoki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速且つ連続的にラベルを形成可能なラベルプ
リンタを提供する。 【解決手段】画像情報に基づいて不変画像色と変更画像
色を決定し(S801)、VRAMの領域を不変画像色
のフレーム画像の領域と変更画像色のフレーム画像の複
数ページ分の領域とに分割する(S802)。次いで、
不変画像色のフレーム画像及び変更画像色のフレーム画
像とをVRAM上に展開し(S803、S804)、記
録動作を開始する(S805)。以下、不変画像色のフ
レーム画像に関してはVRAM上に保持し続ける一方
で、変更画像色に関してはラベル画像の形成に同期して
順次新たなフレーム画像を展開しながら、順次不変画像
色のフレーム画像と変更画像色のフレーム画像を合成す
ることにより、指定された枚数分のラベル画像を形成す
る(S806〜S809)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報に基づい
て画像を形成する画像処理装置及びその制御方法及びそ
の制御に供するプログラムを格納したメモリ媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、種々の分野で多品種、少生産への
対応が望まれており、ラベルプリンタの分野においても
同様である。すなわち、ラベルプリンタの分野では、多
数枚のラベルについて共通の画像(例えば、社名等を表
示する画像)と、1又は複数のラベル毎に個別の画像
(例えば、製造番号等を表示する画像)とを組合わせた
画像を高速に作成することができるラベルプリンタが要
求されている。
【0003】現在のラベルプリンタは、モノクロ記録が
主流であるため、1又は複数のラベル毎に異なる画像を
形成する場合であっても、数ページ分の画像を形成する
ためのメモリを備えていれば、高速且つ連続的にラベル
を作成することができる。
【0004】しかしながら、カラーのラベルを作成する
ためのカラーラベルプリンタにおいては、処理すべきデ
ータ量がモノクロのラベルの場合に比べて格段に多いた
め、高速且つ連続的に作成することは困難であった。そ
こで、カラーラベルプリンタにおいては、大容量のメモ
リを備えるものが多いと言える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、大容量のメ
モリを備えるカラーラベルプリンタにおいても、画像の
展開処理を高速に行うことができなければ、結局は、高
速且つ連続的なラベルの作成を行うことはできない。
【0006】ここでは、カラーラベルプリンタに着目し
て、その問題点を指摘したが、モノクロラベルプリンタ
においても、更に高速且つ連続的に多種のラベルを作成
するためには、メモリの容量や画像の展開処理の速度が
問題になることは言うまでもない。
【0007】本発明は、上記の背景に鑑みてなされたも
のであり、画像の形成を効率化することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理装
置は、画像情報に基づいて画像を形成する画像処理装置
であって、画像を展開するためのメモリと、前記メモリ
に展開された画像に基づいて記録媒体上に複数ページ分
の画像を連続的に形成する画像形成手段と、画像情報を
解析して、複数ページについて共通の画像である第1の
画像と1又は2以上のページ毎に異なる画像である第2
の画像とを判別する判別手段と、前記第1の画像を前記
メモリの第1の領域に展開し、前記画像形成手段による
画像の形成動作に同期して、前記第2の画像を前記メモ
リの第2の領域に順次展開する展開手段とを備え、前記
画像形成手段は、前記第1の領域に展開された画像と前
記第2の領域に順次展開される画像とを合成した画像を
記録媒体上に形成することを特徴とする。
【0009】上記画像処理装置において、前記判別手段
は、画像情報を解析して、複数ページについて共通の画
像の分解色である第1の分解色と、1又は2以上のペー
ジ毎に異なる画像の分解色である第2の分解色とを判別
し、前記展開手段は、前記第1の分解色の画像を前記第
1の領域に展開し、前記第2の分解色の画像を前記第2
の領域に順次展開することが好ましい。
【0010】上記画像処理装置において、前記展開手段
は、前記第1の領域として前記第1の分解色の数に相当
するフレーム数分の領域を前記メモリに確保し、前記第
2の領域として複数のフレーム数分の領域を前記メモリ
に確保する領域定義手段を有することが好ましい。
【0011】上記画像処理装置において、前記展開手段
は、前記画像形成手段による前記第2の分解色の画像の
形成が終了する都度、前記第2の領域中の不要になった
画像を置換するようにして前記第2の分解色の新たな画
像を展開することが好ましい。
【0012】上記画像処理装置において、前記画像形成
手段は、例えばカラーの画像を形成する手段であること
が好ましい。
【0013】上記画像処理装置に係る発明は、ラベルプ
リンタとして実施されても良い。
【0014】上記画像処理装置において、前記展開手段
は、前記第1の画像を1回のみ前記第1の領域に展開
し、処理対象の画像情報に係る複数ページの画像の形成
が終了するまで、当該展開した画像を前記第1の領域に
保持させておくことが好ましい。
【0015】上記画像処理装置は、外部装置から画像情
報を受信する受信手段を更に備えることが好ましい。
【0016】本発明に係る画像処理装置の制御方法は、
画像を展開するためのメモリと、前記メモリに展開され
た画像に基づいて記録媒体上に複数ページ分の画像を連
続的に形成する画像形成手段とを有する画像処理装置の
制御方法であって、画像情報を解析して、複数ページに
ついて共通の画像である第1の画像と1又は2以上のペ
ージ毎に異なる画像である第2の画像とを判別する判別
工程と、前記第1の画像を前記メモリの第1の領域に展
開し、前記画像形成手段による画像の形成動作に同期し
て、前記第2の画像を前記メモリの第2の領域に順次展
開する展開工程と、前記第1の領域に展開された画像と
前記第2の領域に順次展開される画像とを合成してた画
像を記録媒体上に形成するように前記画像形成手段を制
御する制御工程とを含むことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な実施の形態を説明する。
【0018】図1は、本発明の好適な実施の形態に係る
カラーラベルプリンタシステムの構成を示す外観図であ
る。この実施の形態に係るシステムは、外部装置として
のコンピュータ12と、画像処理装置としてのカラーラ
ベルプリンタ10とを通信ケーブル11を介して接続し
てなる。
【0019】カラーラベルプリンタ10は、ロール紙ホ
ルダ13に収容されたロール紙15に対して連続的にラ
ベル用の画像(以下、ラベル画像)を形成することがで
きる。また、カラーラベルプリンタ10は、メモリカー
ド14を有し、例えばコンピュータ12から転送された
画像情報を該メモリカード14に格納し、その画像情報
に基づいて順次画像データを生成(展開)し、この画像
データに基づいてロール紙上にラベル画像を形成する。
【0020】図2は、カラーラベルプリンタ10の概略
構成を示す断面図である。カラーラベルプリンタ10
は、この実施の形態においては、インクジェット方式に
より、ロール紙15に対して画像を形成する。具体的に
は、カラーラベルプリンタ10は、イエロー、シアン、
マゼンタ、ブラックの4色の記録ヘッド101〜104
を内蔵しており、各記録ヘッド101〜104は、夫々
イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのカートリッジ
105〜108よりインクを供給される。図3は、記録
ヘッド部の拡大図である。
【0021】図4は、カラーラベルプリンタ10の制御
系の構成を示す図である。MPU115は、プログラム
ROM110に格納された制御プログラムに基づいて各
デバイスを制御する。RAM111は、MPU115の
ワークメモリとして使用される。CGROM112は、
文字パターンデータを保持するメモリである。VRAM
113は、複数フレーム分の画像データを保持可能な容
量を有する画像メモリであって、コンピュータ12から
供給される画像情報(ラベル画像の内容)に応じて、イ
エロー領域(Y−VARAM)、シアン領域(C−VR
AM)、マゼンタ領域(M−VRAM)及びブラック領
域(K−VRAM)のうち必要な領域に分割される。
【0022】通信用ドライバー114は、通信ケーブル
11を介してコンピュータ12と通信を行うために使用
される。モータドライバ116、117は、夫々ロール
紙15、記録ヘッド部(101〜104)を移動させる
ためのモータ118、119を駆動するために使用され
る。ヘッド駆動回路120は、記録ヘッド101〜10
4を駆動するために使用される。
【0023】図5は、VRAM113のメモリマップの
一例を示す図である。図示のメモリマップは、6フレー
ム分の領域を有するVRAM113を1フレームのイエ
ロー領域201、1フレームのシアン領域202、1フ
レームのマゼンタ領域203及び3フレームのブラック
領域204〜206に分離した例である。
【0024】図6は、コンピュータから供給される画像
情報のデータ構造を示す図である。この画像情報は、画
像情報の開始(記録の開始)を意味する開始コマンド3
01と、複数のデータフィールド305と、画像情報の
終了(記録の終了)を意味する終了コマンド304とを
含む。
【0025】開始コマンド301は、開始コマンドであ
ることを示す識別コードと、印刷基準位置、有効印刷領
域、印刷枚数、印刷モードに関する情報を含む。データ
フィールド305は、データの属性を示す属性部302
と、データ部303とを含む。
【0026】図7及び図8は、カラーラベルプリンタ1
0の動作を示すフローチャートである。なお、これらの
フローチャートに示す処理は、プログラムROM110
に格納された制御プログラムに基づいてMPU115に
より制御される。
【0027】先ず、ステップS701では、画像情報を
取得(参照)する。この画像情報は、予めコンピュータ
12より通信ケーブル11を介して転送され、RAM1
11又はメモリカード14に格納されている。
【0028】ステップS702では、取得した画像情報
を解析する。具体的には、このカラーラベルプリンタ1
0では、画像情報に含まれる印刷モードの情報に応じ
て、多種類モード又は1種類モードを選択して、ロール
紙にラベル画像を連続的に形成する。ここで、多種類モ
ードとは、多種類のラベル画像(例えば、1枚毎に異な
る製造番号を表示する画像)を連続的に形成するモード
をいい、1種類モードとは、同一のラベル画像を連続的
に形成するモードをいう。すなわち、ステップS702
では、取得した画像情報に含まれる印刷モードの情報を
参照して、当該画像情報が多種類モードによりラベル画
像を形成することを指示するものであるか、1種類モー
ドによりラベル画像を形成することを指示するものであ
るかを調査する。
【0029】ステップS703では、解析結果に基づい
て、印刷モードが多種類モードであるか否かを判断し、
多種類モードであればステップS704に進み、1種類
モードであればステップS705に進む。
【0030】印刷モードが1種類モードである場合(ス
テップS705)は、VRAM113にイエロー領域、
シアン領域、マゼンタ領域、ブラック領域のうち必要な
領域を確保し、確保した各領域に対して、該当する分解
色の画像を展開し、以下、モータドライバ116、11
7及びヘッド駆動回路120を制御しながら連続的に指
定枚数(印刷枚数)分のラベル画像をロール紙15上に
形成する。
【0031】一方、多種類の画像を形成する場合(S7
04、図8)には、画像情報を解析し、不変画像色と変
更画像色とを決定する。ここで、不変画像色とは、複数
ページ(この例では、印刷枚数)にわたって同一の画像
を形成する色をいい、変更画像色とは、1又は複数のペ
ージ毎(この例では、1ページ毎)に別個の画像を形成
する色をいう。
【0032】図9は、不変画像色と変更画像色とを説明
するための図である。図中、500は、処理対象となる
画像情報を模式的に示している。また、503は、画像
情報500に基づいて形成されるラベル画像を示してい
る。図示の例は、外枠504、背景505、文字列(”
ABC株式会社”)506、文字列(”製造番号”)5
07、製造番号を示す数字列(例えば、”0001”)
508、バーコード509とからなる100種類(製造
番号0001〜0100)のラベル画像を形成するもの
である。
【0033】このラベル画像のうち、外枠504、背景
505、文字列(”ABC株式会社”)506、文字列
(”製造番号”)507は、図示のように、100枚の
ラベル画像において共通であり、これらの画像を構成す
るための分解色を不変画像色という。ここでは、イエロ
ー、シアン及びマゼンタが不変画像色であるものとす
る。
【0034】一方、このラベル画像のうち、製造番号を
示す数字列(例えば、”0001”)508及びバーコ
ード509は1枚毎に異なり、これらの画像を構成する
ための分解色を変更画像色という。ここでは、ブラック
が変更画像色であるものとする。
【0035】図10は、従来のラベル画像の形成方法を
説明するための図である。従来は、不変画像色(図9の
例では、イエロー、シアン、マゼンタ)及び変更画像色
(図9の例では、ブラック)に拘わらず、VRAM60
0上に確保された4つの分解色の領域(Y−VRAM、
M−VRAM、C−VRAM、K−VRAM)の全てに
1ページ毎に逐一画像を展開していた。したがって、全
体として画像の展開処理に長時間を要するのみならず、
複数枚分の画像を一度に展開処理しようとすると、大容
量のメモリ(VRAM)を必要とするという問題があっ
た。
【0036】また、従来は、画像の形成を最後に行うイ
エローの画像の形成が終了した時点で4色分の画像デー
タが不要になったものと看做して、当該画像データが保
持されていた領域を解放し、次のページの画像を展開し
ていたため、画像の展開処理を効率的に行うことができ
ず、結果として、高速且つ連続的にラベル画像を形成す
ることができなかった。
【0037】一方、この実施の形態においては、変更画
像色(図9の例では、ブラック)の画像601に関して
のみ1又は複数ページ毎(図9の例では、1ページ毎)
に画像を展開し、不変画像色に関しては1回だけ画像の
展開を実行する。
【0038】図11は、この実施の形態に係るラベル画
像の形成方法を説明するための図である。この実施の形
態においては、先ず、画像情報を解析して不変画像色と
変更画像色とを決定する。ここでは、図9に示す例に従
い、イエロー、シアン、マゼンタが不変画像色、ブラッ
クが変更画像色であるものとする。
【0039】不変画像色と変更画像色とを決定したら、
不変画像色のフレーム画像を形成するための領域を優先
的にVRAM113上に確保し、次いで、変更画像色の
フレーム画像を形成するための領域をVRAM113上
に確保する。図11は、VRAM113上に6つのフレ
ーム画像の領域を確保することが可能な場合の例を示
す。この場合、変更画像色であるブラック用の領域は、
3ページ分確保されることになる。
【0040】イエロー、シアン、マゼンタのフレーム画
像と、第1〜第3ページのブラックのフレーム画像の展
開が終了したら、カラーラベルプリンタ10は、ロール
紙上へのラベル画像の形成を開始する。そして、第1ペ
ージのブラックの画像をロール紙上に形成した後に領域
204を解放し、該領域204に第4ページのブラック
の画像を展開する。以下、第2ページのブラックの画像
をロール紙上に形成した後に領域205を解放し、該領
域205に第5ページのブラックの画像を形成するとい
う手順で処理を繰り返すことにより、指定枚数(印刷枚
数)分のラベル画像を形成する。
【0041】この実施の形態によれば、同一の画像を逐
一展開しないため、少ない容量のメモリ(VRAM)を
利用して高速且つ連続的にラベル画像を形成することが
できる。また、変更画像色の画像の形成が終了した後に
直ちに次の変更画像色の画像を展開することによっても
ラベル画像の形成が高速化される。
【0042】次に、図8を参照しながらステップS80
2以降の処理を説明する。ステップS802では、ステ
ップS801の解析結果に基づいてVRAM113の領
域を分割する。なお、図9の例に従えば、VRAM11
3の領域は図5に示すように分割される。
【0043】ステップS803では、不変画像色である
イエロー、シアン、マゼンタの第1ページのフレーム画
像をVRAM113上の領域201〜203に展開す
る。そして、ステップS804では、変更画像色である
ブラックの第1〜第3ページのフレーム画像をVRAM
113上の領域204〜206に展開する。これによ
り、第1〜第3ページのラベル画像をロール紙上に形成
する準備が完了する。
【0044】ステップS805では、ラベル画像の記録
用タスクを起動してラベル画像の記録を開始させる。こ
のタスクは、VRAM113より該当する分解色の画像
データを読出してヘッド駆動回路120に供給すると共
にモータドライバ116及び117を制御することによ
り、ロール紙上にラベル画像を形成する。
【0045】ステップS806では、ラベル画像の形成
が完了することにより画像データが不要になるのを待っ
た後、当該不要になった画像データを格納していた領域
(VRAM上の領域)を解放する。
【0046】ステップS807では、解放された領域に
対して変更画像色の次の画像(未展開の画像)を展開す
る。ステップS808では、記録動作の続行が可能であ
る旨をラベル画像の記録用タスクに通知する。これによ
り、当該タスクは、ラベル画像の形成を連続的に実行可
能であることを認識することができる。
【0047】ステップS809では、画像情報により指
定された印刷枚数のラベル画像の形成が完了したか否か
を判断し、未完了である場合にはステップS806に戻
り、完了した場合には、このフローチャートに示す一連
の処理を終了する。
【0048】以上、変更画像色がブラックである場合を
中心に説明したが、変更画像色は他の色であっても良い
し、複数の色(例えば、ブラックとシアン等)であって
も良い。
【0049】また、上記の例は、変更画像色の各ページ
に関して1ページ分のメモリ領域を確保するものである
が、例えば、実際に画像を記録する範囲(例えば、図1
1の801)に相当するメモリ領域のみをVRAM上に
確保すると共に当該メモリ領域を特定するアドレス情報
を保持しておき、ヘッド駆動回路120に画像データを
供給する際に、該アドレス情報に基づいて、画像データ
の供給タイミングを制御しても良い。すなわち、本発明
は、1フレーム単位でVRAMの領域を分割する場合の
みならず、画像を形成する範囲を単位としてにVRAM
のメモリ領域を分割する場合にも適用することができ
る。したがって、本発明は、当然にモノクロのラベルプ
リンタにも適用可能である。
【0050】また、本発明は、ラベルプリンタのみなら
ず、一般的なプリンタを含む画像処理装置に広く適用す
ることができる。
【0051】また、本発明は、インクジェット方式の画
像処理装置のみならず、電子写真方式その他の方式の画
像処理装置にも同様に適用することができる。
【0052】また、本発明は、YMCKの分解色により
画像を形成する画像処理装置のみならず、他の分解色又
は赤と黒の2色等により画像を形成する画像処理装置に
も適用することができる。
【0053】また、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0054】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0055】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
【0056】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0057】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0058】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】本発明は、画像の形成を効率化すること
を目的とする。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施の形態に係るカラーラベル
プリンタシステムの構成を示す外観図である。
【図2】カラーラベルプリンタの概略構成を示す断面図
である。
【図3】記録ヘッド部の拡大図である。
【図4】カラーラベルプリンタの制御系の構成を示す図
である。
【図5】VRAMのメモリマップの一例を示す図であ
る。
【図6】コンピュータから供給される画像情報のデータ
構造を示す図である。
【図7】カラーラベルプリンタの動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】カラーラベルプリンタの動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】不変画像色と変更画像色とを説明するための図
である。
【図10】従来のラベル画像の形成方法を説明するため
の図である。
【図11】この実施の形態に係るラベル画像の形成方法
を説明するための図である。
【符号の説明】
10 カラーラベルプリンタ(画像処理装置) 11 通信ケーブル 12 コンピュータ 13 ロール紙ホルダ 14 メモリカード 15 ロール紙 101〜104 記録ヘッド 105〜108 カートリッジ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に基づいて画像を形成する画像
    処理装置であって、 画像を展開するためのメモリと、 前記メモリに展開された画像に基づいて記録媒体上に複
    数ページ分の画像を連続的に形成する画像形成手段と、 画像情報を解析して、複数ページについて共通の画像で
    ある第1の画像と1又は2以上のページ毎に異なる画像
    である第2の画像とを判別する判別手段と、 前記第1の画像を前記メモリの第1の領域に展開し、前
    記画像形成手段による画像の形成動作に同期して、前記
    第2の画像を前記メモリの第2の領域に順次展開する展
    開手段と、 を備え、前記画像形成手段は、前記第1の領域に展開さ
    れた画像と前記第2の領域に順次展開される画像とを合
    成した画像を記録媒体上に形成することを特徴とする画
    像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は、画像情報を解析して、
    複数ページについて共通の画像の分解色である第1の分
    解色と、1又は2以上のページ毎に異なる画像の分解色
    である第2の分解色とを判別し、 前記展開手段は、前記第1の分解色の画像を前記第1の
    領域に展開し、前記第2の分解色の画像を前記第2の領
    域に順次展開することを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記展開手段は、前記第1の領域として
    前記第1の分解色の数に相当するフレーム数分の領域を
    前記メモリに確保し、前記第2の領域として複数のフレ
    ーム数分の領域を前記メモリに確保する領域定義手段を
    有することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記展開手段は、前記画像形成手段によ
    る前記第2の分解色の画像の形成が終了する都度、前記
    第2の領域中の不要になった画像を置換するようにして
    前記第2の分解色の新たな画像を展開することを特徴と
    する請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成手段は、カラーの画像を形
    成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記画像情報は、ラベル画像を形成する
    ための画像情報であることを特徴とする請求項1に記載
    の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記展開手段は、前記第1の画像を1回
    のみ前記第1の領域に展開し、処理対象の画像情報に係
    る複数ページの画像の形成が終了するまで、当該展開し
    た画像を前記第1の領域に保持させておくことを特徴と
    する請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 外部装置から画像情報を受信する受信手
    段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項7
    のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 画像を展開するためのメモリと、前記メ
    モリに展開された画像に基づいて記録媒体上に複数ペー
    ジ分の画像を連続的に形成する画像形成手段とを有する
    画像処理装置の制御方法であって、 画像情報を解析して、複数ページについて共通の画像で
    ある第1の画像と1又は2以上のページ毎に異なる画像
    である第2の画像とを判別する判別工程と、 前記第1の画像を前記メモリの第1の領域に展開し、前
    記画像形成手段による画像の形成動作に同期して、前記
    第2の画像を前記メモリの第2の領域に順次展開する展
    開工程と、 前記第1の領域に展開された画像と前記第2の領域に順
    次展開される画像とを合成してた画像を記録媒体上に形
    成するように前記画像形成手段を制御する制御工程と、 を含むことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記判別工程では、画像情報を解析し
    て、複数ページについて共通の画像の分解色である第1
    の分解色と、1又は2以上のページ毎に異なる画像の分
    解色である第2の分解色とを判別し、 前記展開工程では、前記第1の分解色の画像を前記第1
    の領域に展開し、前記第2の分解色の画像を前記第2の
    領域に順次展開することを特徴とする請求項9に記載の
    画像処理装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記展開工程は、前記第1の領域とし
    て前記第1の分解色の数に相当するフレーム数分の領域
    を前記メモリに確保し、前記第2の領域として複数のフ
    レーム数分の領域を前記メモリに確保する領域定義工程
    を有することを特徴とする請求項10に記載の画像処理
    装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記展開工程では、前記画像形成手段
    による前記第2の分解色の画像の形成が終了する都度、
    前記第2の領域中の不要になった画像を置換するように
    して前記第2の分解色の新たな画像を展開することを特
    徴とする請求項11に記載の画像処理装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記画像形成手段は、カラーの画像を
    形成することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装
    置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記画像情報は、ラベル画像を形成す
    るための画像情報であることを特徴とする請求項9に記
    載の画像処理装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記展開工程では、前記第1の画像を
    1回のみ前記第1の領域に展開し、処理対象の画像情報
    に係る複数ページの画像の形成が終了するまで、当該展
    開した画像を前記第1の領域に保持させておくことを特
    徴とする請求項9に記載の画像処理装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 外部装置から画像情報を受信する受信
    工程を更に含むことを特徴とする請求項9乃至請求項1
    5のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 画像を展開するためのメモリと、前記
    メモリに展開された画像に基づいて記録媒体上に複数ペ
    ージ分の画像を連続的に形成する画像形成手段とを有す
    る画像処理装置の制御プログラムを格納したメモリ媒体
    であって、 画像情報を解析して、複数ページについて共通の画像で
    ある第1の画像と1又は2以上のページ毎に異なる画像
    である第2の画像とを判別する判別工程のコードと、 前記第1の画像を前記メモリの第1の領域に展開し、前
    記画像形成手段による画像の形成動作に同期して、前記
    第2の画像を前記メモリの第2の領域に順次展開する展
    開工程のコードと、 前記第1の領域に展開された画像と前記第2の領域に順
    次展開される画像とを合成してた画像を記録媒体上に形
    成するように前記画像形成手段を制御する制御工程のコ
    ードと、 を含むことを特徴とするメモリ媒体。
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