JPH106574A - 画像処理装置及びその方法及び媒体 - Google Patents

画像処理装置及びその方法及び媒体

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JPH106574A
JPH106574A JP8163356A JP16335696A JPH106574A JP H106574 A JPH106574 A JP H106574A JP 8163356 A JP8163356 A JP 8163356A JP 16335696 A JP16335696 A JP 16335696A JP H106574 A JPH106574 A JP H106574A
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JP8163356A
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Kenichi Moritoki
憲一 守時
Kohei Ishikawa
公平 石川
Akira Katayama
昭 片山
Shinichi Saijo
信一 西條
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Canon Aptex Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーラベルプリンタにおいて、所定ページ
毎に同一領域の内容が変化する画像情報を処理する場合
には、書き換えるべきデータ量が増大するため、記録媒
体サイズに関らず連続的な記録を一定速度で行うことは
困難であった。 【解決手段】 記録媒体サイズに応じて、各色毎のVR
AM204を複数ページに分割し、各ページ毎に不変部
データ及び可変部データを展開する。そして、ページの
記録処理が終了したVRAMに、新たなページの可変部
データを展開することにより、記録処理と展開処理とを
並行して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及びそ
の方法及び媒体に関し、例えば、メモリカードから記録
すべき画像情報を入力して記録する画像処理装置及びそ
の方法及び媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、キャラクタやバーコード、イ
メージ等のデータを連続して複数枚のラベルに印刷出力
する、所謂ラベル印刷が可能なラベルプリンタが普及し
ている。ラベルプリンタによって印刷されるラベルとし
ては、通し番号を付加する等、その1ページ毎、又は複
数ページ毎に同位置、同領域の一部分の内容を変化させ
ることが要求されている。従って、従来のラベルプリン
タにおいては、最小一ページ単位で所定の可変部につい
てのみ、その内容を変化させ、一定の速度で、かつ高速
な印刷出力を可能とすることが、重要な技術の一つとな
っている。
【0003】従来のラベルプリンタではモノクロ記録が
主流であるため、記録ヘッドとして1色分のラインの
み、また、出力すべきデータの記憶容量として1乃至2
ページ分を備えていれば十分であった。このような従来
のラベルプリンタにおいては、上述した様に所定ページ
毎に同一領域の内容のみが変化する画像情報を処理する
場合でも、書き換えを行うべきデータ量が少ないため、
1ページの記録処理時間よりも、書き換えを行う編集時
間の方が短がかった。従って、連続した記録を一定速度
で続けることが十分に可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
画像処理技術の発達に伴い、ラベルプリンタにもカラー
化が検討されつつある。このような所謂カラーラベルプ
リンタとしては、複数ラインの記録ヘッドを並列に用い
るものが主流である。
【0005】カラーラベルプリンタにおいて、所定ペー
ジ毎に同一領域の内容が変化する画像情報を処理する場
合には、モノクロの場合と比べて書き換えるべきデータ
量が増大する。従って、1ページの記録処理時間より
も、書き換えを行う編集時間の方が長くなってしまう場
合があった。このような場合には、編集処理が終了する
まで、記録を一時停止せざるを得なかった。従って、カ
ラーラベルプリンタにおいて出力すべきデータの記憶容
量が少なければ少ない程、連続的な印刷出力は低速とな
ってしまう。これは、例えば出力すべきデータの記憶容
量として1乃至2ページ分しか備えられていない場合に
も十分発生しうることであった。
【0006】また、上記従来のカラーラベルプリンタに
おいては、記録媒体のサイズ、又は書き換えるべきデー
タサイズに応じてその処理速度は変化してしまい、連続
的な記録を一定速度で行うことは困難であった。
【0007】本発明は上述した課題を解決するためにな
されたものであり、所定ページ毎に同一領域のみが変化
する画像情報を出力する場合に、記録媒体のサイズにか
かわらず、一定の速度で連続的な出力が可能な画像処理
装置及びその方法及び媒体を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための一手段として、本発明の画像処理装置は以下の構
成を備える。
【0009】即ち、画像データを入力する入力手段と、
該画像データを解析して出力形式に展開する解析・展開
手段と、前記展開された画像データを保持するバッファ
を画像データの出力サイズに応じて分割する分割手段
と、前記分割されたバッファに前記展開された画像デー
タをページ単位で保持する保持手段と、前記分割された
バッファ単位に保持された画像データを出力する出力手
段と、を有することを特徴とする。
【0010】また、上述した目的を達成するための一手
法として、本発明の画像処理方法は以下の工程を備え
る。
【0011】即ち、画像データを入力する入力工程と、
該画像データを解析して出力形式に展開する解析・展開
工程と、前記展開された画像データを保持するバッファ
を画像データの出力サイズに応じて分割する分割工程
と、前記分割されたバッファに前記展開された画像デー
タをページ単位で保持する保持工程と、前記分割された
バッファ単位に保持された画像データを出力する出力工
程と、を有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1に、本実施形態を適用するカラーラベ
ルプリントシステムの構成例を示す。同図において、1
0がカラーラベルプリンタ本体であり、ケーブル11を
介して外部装置であるホストコンピュータ12と接続さ
れている。カラーラベルプリンタ10において、13は
ロール紙フォルダであり、記録媒体であるロール紙15
を内蔵している。そして、ホストコンピュータ12から
ケーブル11を介してカラーラベルプリンタ10に転送
されてきた画像データが、ラベルとしてロール紙15に
記録される。
【0014】また、14はカラーラベルプリンタ10に
着脱可能なメモリカードであり、カラーラベルプリンタ
10においては、メモリカード14に予め記憶されてい
る画像データを、ロール紙15にラベルとして記録する
ことも可能である。また、ホストコンピュータ12から
ケーブル11を介して、メモリカード14内に画像情報
等のデータを記録することも可能である。
【0015】図2に、上述したカラーラベルプリンタ1
0の側断面図を示す。カラーラベルプリンタ10は、イ
ンクジェット方式によりライン記録を行う記録ヘッド部
100を備える。記録ヘッド部100は、イエローヘッ
ド101,シアンヘッド102,マゼンタヘッド10
3,ブラックヘッド104の4本の記録ヘッドを内蔵し
ており、それぞれ対応するいインクカートリッジ10
5,106,107,108からインクが供給される。
これにより、各記録ヘッド101〜104の各色によ
り、記録媒体であるロール紙15上にカラー記録が行わ
れる。尚、ロール紙15は不図示の搬送モータにより、
図中矢印方向に搬送される。
【0016】ここで図3に、本実施形態の記録ヘッド部
100によるロール紙15上への記録の様子を示す。本
実施形態における4本の記録ヘッド101〜104は、
1ページ分の記録をブラックヘッド101から開始し、
イエローヘッド101で終了する。尚、図中301,3
02,303がそれぞれ1ページ毎の領域である。以
下、本実施形態においては、このブラックヘッド104
からイエローヘッド101までの距離、即ち記録開始ヘ
ッドから記録終了ヘッドまでの距離をAとする。また、
図中Bは、記録媒体のサイズ(長さ)を示す。
【0017】図4の(a)に、カラーラベルプリンタ1
0の電気的なブロック構成を示す。同図において、20
0はMPUであり、プログラムROM201に内蔵され
た制御プログラムをRAM202に展開し、該プログラ
ムに基づいてカラーラベルプリンタ10全体を統括的に
制御する。202はRAMであり、MPU200の作業
用領域として使用される。203はCGROMであり、
文字コードデータ等に基づいて、対応するフォントのビ
ットマップデータを生成する。204はVRAMであ
り、出力すべき画像データを記憶保持している。205
は通信用ドライバであり、上記ケーブル11等を介し
て、ホストコンピュータ12等の外部装置とのインタフ
ェースをとり、通信を制御する。206はモータドライ
バであり、記録媒体搬送用モータ207等、装置内の各
種モータを駆動制御する。208はヘッド駆動部であ
り、上述した各色の記録ヘッド101〜104を駆動制
御する。
【0018】本実施形態におけるVRAM204は、図
4の(b)に示す様に、上記4色の記録ヘッド101〜
104に対応した、K−VRAM210,C−VRAM
211,M−VRAM212,Y−VRAM213に分
割され、本実施形態における印刷記録データは、VRA
M204上の各領域210〜213に各色毎に展開さ
れ、対応する各色の記録ヘッド101〜104により記
録される。尚、VRAM204における各色領域は、1
ページ内の色構成に応じて自由に変化させることが可能
である。またVRAM204は、記録媒体(ロール紙1
5)の1ページ分のサイズに応じて、数ページ分に分割
可能な分の容量を有している。
【0019】図5の(a)〜(e)に、本実施形態にお
ける記録データのコマンド体系例を示す。まず図5の
(a)に、本実施形態において例えばホストコンピュー
タ12等の外部装置から転送された、又はメモリカード
14内に保持された記録データ300のコマンド構造を
示す。該記録データにおいて、301は記録の基準とな
る設定が存在する開始コマンド301と、キャラクタや
バーコード、イメージ等の記録データ本体である複数の
フィールド305と、記録データの終了を示す終了コマ
ンド304から成る。更に、各フィールド305は、デ
ータの各種属性が設定された属性部302と、実データ
であるデータ部303とに分けられる。
【0020】開始コマンド301の詳細構成を図5の
(b)に示す。本実施形態における印刷処理は、記録デ
ータにおいて開始コマンド301と終了コマンド304
とに挟まれた複数のフィールド305によって1ページ
を構成し、これを開始コマンド301内の「印刷枚数」
情報によって指定されたページ数分繰り返す。尚、開始
コマンド301内において「印刷モード」情報は、本実
施形態の印刷処理において、特定フィールドを可変とし
た連続印刷処理を行う可変モード処理と、各フィールド
を固定として連続印刷処理を行うコピーモード処理とを
判別するための情報である。
【0021】また、フィールド305における属性部3
02の詳細構成を、記録データがキャラクタである場
合、イメージである場合、可変数字列である場合のそれ
ぞれについて図5の(c)に示す。また、フィールド3
05におけるデータ部303の詳細構成を図5の(d)
に示す。また、終了コマンド304の詳細構成を図5の
(e)に示す。
【0022】以下、上述した構成からなる本実施形態の
カラーラベルプリンタ10における記録動作について、
説明する。
【0023】まず、本実施形態において記録すべき画像
データを保持するVRAM204の記憶容量が、例えば
従来のように各色毎に2ページ分であり、1ページ毎に
同一領域のみが変化する画像データを3ページ以上記録
する場合について考える。この場合、第1ページの記録
を行う際に、上述した図3に示す1ページの記録媒体サ
イズBが、記録開始ヘッド104から記録終了ヘッド1
01間の距離Aより十分に短い場合、つまり、第1ペー
ジ目(301)の記録が未終了の状態で、記録開始ヘッ
ド104が第3ページ目(303)の記録を開始する位
置まで到達する場合に、第3ページ目の記録データはV
RAM204に未だ保持されていない。従って、第1ペ
ージ目(301)の記録終了を待ってから、第3ページ
目(303)の記録データの展開処理を行なわねばなら
なかった。即ち、カラーラベルプリンタ10は第2ペー
ジ目(302)の記録終了後、ヘッド駆動部208によ
る記録ヘッド駆動を一時停止して、第3ページ目(30
3)が記録可能な位置までロール紙15を逆搬送させて
から、記録を再開させる必要があった。
【0024】従って本実施形態においては、1ページ毎
に同一領域のみが変化する画像データを連続記録する場
合、このようなロール紙15の逆搬送を行うことなく、
一定速度によるスムーズな記録を可能とすることを特徴
とする。
【0025】以下、本実施形態において1ページ内の同
一領域のみが変化する画像データを記録する場合の記録
データ編集処理について、図6A,図6Bに示すフロー
チャートを参照して説明する。尚、図6A,図6Bに示
すフローチャートの処理は、上述したプログラムROM
201に制御プログラムとして予め保持されており、M
PU200によってRAM202上で実行される。
【0026】本実施形態の記録データ編集処理において
は、ホストコンピュータ12からケーブル11を介して
転送されてきた、又はメモリカード14内に保持されて
いる画像データを、前記図5に示すコマンド体系に基づ
いて解析、変換することにより、記録データを出力可能
な形式でVRAM204上に展開する。そして、記録処
理を行うタスクへ記録指示を行う。尚、ここで記録処理
を行うタスクとは、ステップS400の編集処理による
記録指示に基づいてロール紙15への記録処理を行い、
1ページの記録が終了する以前に次ページの記録指示を
受けた場合に、一定速度の連続記録を行うためのタスク
である。
【0027】まず図6AのステップS401において、
記録データの先頭に存在するコマンドを解析する。通
常、該コマンドは図5の(b)に示す開始コマンド30
1であるが、更にその「印刷モード」情報の解析を行
う。これにより、該記録処理が「コピーモード処理」で
あればステップS403へ、「可変モード処理」であれ
ばステップS404へ進む。尚、上述した様に、「コピ
ーモード処理」は同一データによる複数枚記録を行う処
理であり、「可変モード処理」は同一領域のみが変化す
るデータを複数枚記録する処理である。また、ステップ
S401において解析したコマンドが何らかの理由によ
り終了コマンド304であった場合や、又は特に説明は
行なわないが何らかのコマンドエラーを示すものであっ
た場合にはステップS405へ進み、記録処理を終了す
る。
【0028】以降、本実施形態の特徴であるステップS
404の「可変モード処理」について、図6Bのフロー
チャート、及び図7〜図10を参照して詳細に説明す
る。
【0029】まず、本実施形態の可変モードにおける記
録データ形態及びその記録結果を図7に示す。図7にお
いて、500が記録データコマンド群であり、開始コマ
ンド301によって「可変モード」であること、及び印
刷枚数が100枚であることが示されている。そして、
該コマンド群における複数のフィールドは、不変部デー
タコマンド群501と、可変部データコマンド群502
とに分けられる。この可変部データコマンド群502が
即ち、本実施形態においてページ毎に変化する特定領域
情報を提供するものである。
【0030】そして503に、記録データコマンド群5
00による記録結果を示す。この例では、不変部データ
コマンド群501は、赤い外枠、シアンの背景イメー
ジ、及び文字列から構成されており、可変部データコマ
ンド群502は、赤い可変数字列として構成されている
とする。従って、記録結果503においては、可変数字
列として示される可変部データコマンド群502によっ
て、製造番号が「0001」から100ページ分、即ち
製造番号「0100」までのラベルが印刷出力される。
【0031】従来のラベルプリンタにおいては、前記送
信データコマンド群500が入力された場合、1ページ
分のみの記録バッファに記録データを展開し、可変部の
みを毎回書き換える処理を行いながら、記録処理を行っ
ていた。従って、可変データ量が増大すると、展開処理
時間が1ページの記録処理時間より長くなってしまうた
め、記録処理を一時停止して、展開終了後に記録を再開
せざるを得なかった。
【0032】そこで本実施形態においては、以下に説明
する処理を行うことにより、記録処理を一時停止させる
ことなく、連続的な記録を一定速度で行うことを可能と
した。
【0033】可変モード処理時、まずステップS410
において記録媒体、即ち1ページ分のロール紙の搬送方
向サイズに応じて、図4の(b)に示した様に、VRA
M204を各色バッファ(K−VRAM210,C−V
RAM211,M−VRAM212,Y−VRAM21
3)に分割する。本実施形態においては、3ページ分の
バッファ分割が可能であるとする。このように、装置内
に予め用意されているVRAM204を記録媒体サイズ
に応じて分割することにより、効率的に利用することが
できる。そして、ステップS411で、分割された各バ
ッファ上に記録データを展開する。
【0034】このバッファ分割・展開の様子を図8に示
す。同図は、VRAM204の全ての分割ページに、不
変部データコマンド群501、及び可変部データコマン
ド群502を展開した様子を示す。同図において、各色
バッファは全て3ページ分に分割され、各ページ毎に不
変部データが書き込まれている。そして、601が可変
部領域であり、本実施形態においては、602に示す各
色毎の可変数字列を該領域に順次展開していく。そして
3ページ分の展開処理が終了すると、VRAM204は
図9に示す状態となる。
【0035】そして処理はステップS412に進み、記
録処理を行うタスクに対し、VRAM204上の3ペー
ジ分の記録データの記録指示を行う。この記録指示によ
り、該タスクは記録処理の実行準備を行い、記録を開始
する。そして以降の編集処理は、記録処理と平行に行わ
れる。
【0036】ステップS413で、例えば不図示の操作
部よりの強制終了コマンドの入力、、ロール紙切れ、装
置駆動系の不具合等、何らかの記録動作中止要因が発生
したかどうかを判断し、発生していればステップS41
8に進んで処理を終了する。記録中止要因がなければス
テップS414に進み、記録バッファ(VRAM20
4)の分割ページの記録済み判定を行う。即ち、分割ペ
ージバッファに空き領域が発生するのを待つ。
【0037】そして空き分割ページが発生すれば、即ち
1ページ目の記録処理が終了したものであるから、ステ
ップS415に進み、4ページ目の編集処理を開始す
る。この様子を図10に示す。
【0038】ステップS415においては、展開すべき
4ページ目の可変データ801を、分割ページバッファ
内の可変部領域601に描画する。そしてステップS4
16に進み、記録処理を行うタスクに4ページ目の記録
指示を行う。
【0039】そしてステップS417において、指定枚
数分の記録が終了したか否かを判定する。本実施形態で
は100ページ分の記録を行うため、100枚が終了し
たか否かが判定される。指定枚数の処理が未終了であれ
ば、記録処理を継続するためにステップS413に戻っ
て、次ページ処理へ以降する。このように、3ページ分
の分割ページバッファを順次繰り返して使用することに
より、100ページ分の編集・記録処理を行う。
【0040】ステップS417において指定枚数の処理
が終了していれば、ステップS418に進んで記録処理
の終了を待ち、全ての記録処理終了後、本実施形態の編
集・記録処理が全て終了する。
【0041】以上説明した様に本実施形態によれば、V
RAM204を複数のページバッファに分割することに
より、所定ページ毎に同一領域のみが変化する画像デー
タを記録する場合であっても、ページ記録処理とページ
の可変部データ展開処理とを並行して行うことができる
ため、記録媒体のサイズにかかわらず、一定速度で連続
的な記録を行うことが可能となる。
【0042】尚、本実施形態のラベルプリンタはインク
ジェット方式により記録を行うとして説明を行ったが、
本発明はこれに限定されるものではなく、電子写真方式
等、他の記録方法を適用することももちろん可能であ
る。
【0043】また、本実施形態はYMCKのフルカラー
画像を記録する場合を例として説明を行ったが、本発明
はもちろんカラーデータを他の形式によってバッファに
保持することも可能であり、また、カラーデータに限ら
ず、可変部分の多いモノクロデータについても適用可能
である。
【0044】<他の実施形態>なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機
器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0045】また、前述した実施形態の機能を実現する
様に各種デバイスを動作させることを目的として、該各
種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコン
ピュータに、前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウェアのプログラムコードを供給し、該供給されたプロ
グラムに従ってそのシステムあるいは装置のコンピュー
タ(またはCPUやMPU)により前記各種デバイスを
動作させることによって実施したものも本願発明の範疇
に含まれる。
【0046】またこの場合、記憶媒体から読出されたプ
ログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体、及びそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0047】かかるプログラムコードを供給するための
記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハード
ディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−RO
M,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,
ROMなどを用いることができる。
【0048】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼動しているOS(オペレーティング
システム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と
協同して前述の実施形態の機能が実現される場合にも、
かかるプログラムコードは本願発明の実施形態に含まれ
ることは言うまでもない。
【0049】更に、供給されたプログラムコードが、コ
ンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータ
に接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納さ
れた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機
能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
前述した実施形態の機能が実現される場合も本願発明に
含まれることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、カラ
ーラベルプリンタにおいて所定ページ毎に同一領域のみ
が変化する画像データを記録する際に、記録媒体のサイ
ズにかかわらず、一定速度で連続的な記録を行うことが
可能となる。従って、全記録が終了するまでの操作者の
待機時間の短縮や、所定時間内の総記録枚数を増大させ
ることができ、操作性が向上する。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態におけるカラーラベル
プリントシステムの概要構成を示す図である。
【図2】本実施形態におけるカラーラベルプリンタの側
断面図である。
【図3】本実施形態におけるカラーラベルプリンタの記
録ヘッド部の拡大図である。
【図4】本実施形態におけるカラーラベルプリンタの構
成を示すブロック図である。
【図5】本実施形態における記録データのコマンド構造
を示す図である。
【図6A】本実施形態における記録データ編集処理を示
すフローチャートである。
【図6B】本実施形態における可変モード処理を示すフ
ローチャートである。
【図7】本実施形態における記録データ及びその記録結
果を示す図である。
【図8】本実施形態におけるバッファ分割の様子を示す
図である。
【図9】本実施形態における記録データ展開の様子を示
す図である。
【図10】本実施形態における記録データの可変部書き
換えの様子を示す図である。
【符号の説明】
10 カラーラベルプリンタ 11 プリンタ接続ケーブル 12 ホストコンピュータ 13 ロール紙ホルダ 14 メモリカード 15 ロール紙 101〜104 記録ヘッド 105〜108 インクカートリッジ 200 MPU 201 プログラムROM 202 RAM 203 CGROM 204 VRAM 205 通信用ドライバ 206 モータドライバ 207 搬送用モータ 208 ヘッド駆動部 209 記録ヘッド 210 K−VRAM 211 C−VRAM 212 M−VRAM 213 Y−VRAM
フロントページの続き (72)発明者 西條 信一 茨城県水海道市坂手町5540−11 キヤノン アプテックス株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する入力手段と、 該画像データを解析して記録ヘッドの記録領域に合わせ
    た出力形式に展開する展開手段と、 前記展開された画像データを保持するバッファを画像デ
    ータの出力サイズに応じて分割する分割手段と、 前記分割されたバッファに前記展開された画像データを
    ページ単位で保持する保持手段と、 前記分割されたバッファ単位に保持された画像データを
    出力する出力手段と、を有することを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像データはカラー画像データであ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記バッファはカラー画像データの色成
    分毎に備えられ、 前記分割手段は、前記各色成分のバッファ毎に分割する
    ことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データは、前記記録領域に応じ
    た幅の所定ページ毎に同一領域のみが変化することを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記展開手段は、第2ページ以降は前記
    変化する領域のみを展開することを特徴とする請求項4
    記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記展開手段は、前記分割されたバッフ
    ァのうち、前記出力手段により既に出力済みであるバッ
    ファ上に画像データを展開することを特徴とする請求項
    5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記展開手段による画像データの展開
    は、前記出力手段による画像データの出力と並行して行
    われることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記展開手段による1ページ分の画像デ
    ータの展開に要する時間は、前記出力手段による前記分
    割されたバッファの画像データの出力に要する時間より
    も短いことを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記出力手段は、記録媒体上に画像デー
    タを出力することを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  10. 【請求項10】 前記分割手段は、前記記録媒体のサイ
    ズに応じて前記バッファを分割することを特徴とする請
    求項9記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記出力手段は、複数の異なる色の記
    録ヘッドにより出力を行うことを特徴とする請求項9記
    載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して
    記録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴
    とする請求項11記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
    用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに
    与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換
    体を備えていることを特徴とする請求項12記載の画像
    処理装置。
  14. 【請求項14】 前記記録媒体はラベル用紙であること
    を特徴とする請求項9記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 画像データを入力する入力工程と、 該画像データを解析して記録ヘッドの記録領域に合わせ
    た出力形式に展開する展開工程と、 前記展開された画像データを保持するバッファを画像デ
    ータの出力サイズに応じて分割する分割工程と、 前記分割されたバッファに前記展開された画像データを
    ページ単位で保持する保持工程と、 前記分割されたバッファ単位に保持された画像データを
    出力する出力工程と、を有することを特徴とする画像処
    理方法。
  16. 【請求項16】 画像データを入力する入力工程と、 該画像データを解析して記録ヘッドの記録領域に合わせ
    た出力形式に展開する展開工程と、 前記展開された画像データを保持するバッファを画像デ
    ータの出力サイズに応じて分割する分割工程と、 前記分割されたバッファに前記展開された画像データを
    ページ単位で保持する保持工程と、 前記分割されたバッファ単位に保持された画像データを
    出力する出力工程と、を実現するためのソフトウェアを
    コンピュータから読み出し可能に格納した媒体。
JP8163356A 1996-06-24 1996-06-24 画像処理装置及びその方法及び媒体 Withdrawn JPH106574A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012192628A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Seiko Epson Corp 記録装置、記録システム、記録装置の制御方法、及び、プログラム
JP2016055592A (ja) * 2014-09-12 2016-04-21 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法
JP2016055593A (ja) * 2014-09-12 2016-04-21 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法

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