JP2850717B2 - 印刷制御装置 - Google Patents

印刷制御装置

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JP2850717B2
JP2850717B2 JP5234478A JP23447893A JP2850717B2 JP 2850717 B2 JP2850717 B2 JP 2850717B2 JP 5234478 A JP5234478 A JP 5234478A JP 23447893 A JP23447893 A JP 23447893A JP 2850717 B2 JP2850717 B2 JP 2850717B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等で作成
されたデータの印刷装置による印刷を制御する印刷制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印刷装置においては、コ
ンピュータ等で作成された印刷制御命令や画像データ等
の混在したデータを受信し、印刷制御命令に従って逐次
処理を実行することによって、1ページ分のラスターデ
ータを展開した後、印刷機構をスタートさせ、そこに展
開されたラスターイメージデータを入力することによっ
て1ページ分の印刷を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年イ
メージスキャナ等の画像入力装置が高解像度化するに伴
って、原画像の画像データ量が増大しており、印刷デー
タが画像データを含んでいる場合は、大量の印刷データ
の中から、印刷制御命令を識別して印刷装置を制御しつ
つ、画像データを識別して1ページ分のラスターイメー
ジデータを作成して印刷機構に入力する必要があるた
め、印刷処理速度の著しい低下を招いていた。また、印
刷装置の使用者は、大量の印字データを印刷装置に送る
必要があるため、印刷データファイルを作成する時間が
増大することにより、作業効率が著しく低下していた。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、画像データを含んだ高解像度の
印刷を高速に行うことが可能な印刷制御装置を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の印刷制御装置は、コンピュータから送られて
くる印刷データを印刷装置で印刷可能なデータに変換す
る印刷制御装置であって、前記コンピュータから送られ
てくる印刷データを受取る第一のインターフェイス回路
と、その第一のインターフェイス回路により受取られた
前記印刷データをデータファイルとして記憶するデータ
ファイル記憶手段と、前記第一のインターフェイス回路
により受取られた前記印刷データのうち画像データを
画像データファイルとして前記データファイル記憶手段
に格納させ、それ以外のデータを印刷制御データファイ
ルとして前記データファイル記憶手段に格納させるデー
タファイル格納手段と、前記データファイル記憶手段に
記憶された印刷制御データファイルのデータを解釈し
当該データが図形印刷命令であった場合には当該データ
をラスター方向における図形データの線分情報に変換
し、当該データが文字印刷命令であった場合には前記デ
ータをラスター方向における文字データの線分情報に変
換するデータ変換手段と、前記データ変換手段が変換し
たラスター方向における図形データの線分情報及びラス
ター方向における文字データの線分情報を記憶する線分
情報記憶手段と、前記データファイル記憶手段に記憶さ
れた印刷制御データファイルのデータを解釈し、当該デ
ータが画像挿入命令であった場合には、前記データファ
イル記憶手段に記憶されている挿入指定された画像デー
タの識別情報をラスター方向の線分情報として前記線分
情報記憶手段に格納させる画像データ格納手段と、前記
線分情報記憶手段から、1ラスター分の線分情報を取り
出して展開し、1ラスター分のラスターイメージデータ
に合成するための画像データ合成手段と、その画像デー
タ合成手段により合成されたラスターイメージデータを
印刷機構に送出する第二のインターフェース回路とを備
えている。また、前記線分情報は、図形データ又は文字
データの場合は、線分の開始位置、終了位置、色情報と
リストの接続先の情報からなり、画像データの場合は、
線分の開始位置、終了位置、前記データファイル記憶手
段に記憶されている画像デー タの識別情報とリストの接
続先からなるように構成してもよい。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明の印刷制御装置にお
いては、第一のインターフェイス回路を介してコンピュ
ータから印刷データを受け取ると、データファイル格納
手段は、前記第一のインターフェイス回路により受取ら
れた前記印刷データのうち画像データを画像データフ
ァイルとして前記データファイル記憶手段に格納させ、
それ以外のデータを印刷制御データファイルとして前記
データファイル記憶手段に格納させる。データ変換手段
は、前記データファイル記憶手段に記憶されている印刷
制御データファイルのデータを解釈し、当該データが図
形印刷命令であった場合には当該データをラスター方向
における図形データの線分情報に変換し、当該データが
文字印刷命令であった場合には前記データをラスター方
向における文字データの線分情報に変換し、線分情報記
憶手段は、前記データ変換手段が変換したラスター方向
における図形データの線分情報及びラスター方向におけ
る文字データの線分情報を記憶する。また、画像データ
格納手段は、前記データファイル記憶手段に記憶された
印刷制御データファイルのデータを解釈し、当該データ
が画像挿入命令であった場合には、前記データファイル
記憶手段に記憶されている挿入指定された画像データの
識別情報をラスター方向の線分情報として前記線分情報
記憶手段に格納させる。画像データ合成手段は、前記線
分情報記憶手段から、1ラスター分の線分情報を取り出
して展開し、1ラスター分のラスターイメージデータに
合成し、第二のインターフェース回路は、その画像デー
タ合成手段により合成されたラスターイメージデータを
印刷機構に送出する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の印刷制御装置を印刷システム
の一部分として具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。図2は、本発明の印刷制御装置の外部装置との
接続状態の一例を模式的に示す図である。コンピュータ
100と印刷制御装置300は両者の間で印刷命令の受
渡しが可能なように、コンピュータ100の外部コネク
タ101とインターフェイスコネクタA301がケーブ
ルA401にて接続されている。また印刷制御装置30
0からインクジェットプリンタ200に対してラスター
イメージデータを送出可能なように、インターフェイス
コネクタB302とインターフェイスコネクタ201
は、ケーブルB402で接続されている。
【0008】次に、図3を参照して、コンピュータ10
0の構成と印刷データ送信の手順を詳細に説明する。C
PU103には、印刷データの送信手順を制御するプロ
グラム等が格納されたROM105が接続されており、
更には印刷データ送出用の外部コネクタ101が接続さ
れたインターフェイス回路102と、作業用のデータを
一時的に記憶しておくRAM104がバス106を介し
て接続されている。
【0009】また、バス106には、印刷制御データ、
画像データを蓄積しておくためのハードディスク装置1
08が、ハードディスク駆動用インターフェイス回路1
07を介して接続されており、CPU103の命令によ
って所望のデータが順次読み出され、インターフェイス
回路102を通って外部コネクタ101から印刷制御装
置300にデータが送信されるようになっている。さら
に、バス106にはデータ入力用のキーボード111
と、ビデオインターフェース109を介してデータ表示
用のCRTディスプレイ110が接続されている。
【0010】次に、図4および図5を参照してROM1
05に格納された印刷データ送信手順に関する内容につ
いて詳細に説明する。図4は印刷データ送信手順を制御
する部分のブロック図である。印刷データは印刷データ
入力部501の手順に従ってハードディスク装置108
から読み込まれ、後述する画像データファイル管理機構
500によって送信する画像データファイルを決定し、
印刷制御データは印刷制御データ出力部506の手順に
従って、画像データは後述する画像データ出力部507
の手順に従って外部コネクタ101から印刷制御装置3
00に送信される。
【0011】ここで、印刷制御データとは、印刷制御装
置300を制御するための命令群と、印刷される直線、
曲線等の図形データと、文字データ等が含まれているデ
ータであり、画像データとはイメージスキャナ等で読み
取ったビットマップデータを含んだデータのことであ
り、1ページの印刷には、印刷制御データファイルは通
常1個であるが、画像データファイルは複数であること
が多い。
【0012】画像データファイル管理機構500は、印
刷データ分割部502と、画像データ印刷位置演算部5
03と、画像データファイル名取得部504と、画像デ
ータベース検索部505とから構成されている。印刷デ
ータ分割部502は、印刷制御データと画像データを別
々に送信しない場合に、印刷制御データファイルを分割
して画像データを挿入する際のファイル分割を行う手順
であり、主として画像データファイルが印刷制御装置3
00の受信できない形式で格納されている場合に、画像
データを印刷制御データに含めて送信するために起動さ
れる。
【0013】画像データ印刷位置演算部503は、画像
データを印刷する位置、サイズ、色等を指示する制御命
令を印刷制御データに挿入する際に、同時に送信される
数値データを演算する手順である。使用者が前回印刷し
たデータの画像データファイルだけを取り替えて印刷を
行う場合、前回使用した画像データファイルとの解像度
の違い等を調整するために起動される。画像データファ
イル名取得部504は、印刷制御データファイルに記述
されている画像データファイル名を取得してハードディ
スク装置108、またはRAM104に記憶しておく手
順である。尚、別の方法で画像データファイル名が与え
られる場合は、起動されない。画像データベース検索部
505は、画像データファイル名取得部によって記憶さ
れたファイル名に該当する画像データを検索する手順で
ある。
【0014】次に画像データ出力部507の手順を図5
を参照してさらに詳細に説明する。印刷する画像データ
が存在しない場合は、以下の処理を実行せずに画像デー
タ出力部507を終了する(S10)。存在する場合
は、画像データファイル名取得部504で取得された画
像データファイルの個数分、S11からS17の処理を
繰り返す。まず始めに、CRTディスプレイ110にフ
ァイル名を表示し、そのファイルを送信して良いか否か
を使用者に判断させる(S11)。画像データファイル
を高解像度の画像データファイル等に置換したい場合
は、S11で置換ファイル名の入力を行う。
【0015】次に、画像データファイルを見つけるため
に画像データベースを検索し(S12)、該当するファ
イルが見つかればS14へ進み、見つからなければS1
1に戻る(S13)。S14では画像印字位置データを
画像データのヘッダ部分として送信する。次に、画像デ
ータの形式変換が必要な場合は、印刷制御装置300が
受信可能な形式に変換する(S15,S16)。例え
ば、印刷制御装置300が点順次形式の画像データしか
受信できない場合は、S16で全ての画像データを点順
次形式に変換する必要がある。その後、画像データ(ヘ
ッダを除く)を送信する(S17)。
【0016】次に図1を参照して、印刷制御装置300
の構成をより詳細に説明する。コンピュータ100から
の印刷データが入力されるインターフェイスコネクタA
301には、そのデータを受け取るインターフェイス回
路A303が接続されている。
【0017】さらに、インターフェイス回路A303に
は、受信データファイル格納手段320が接続され、こ
れによって受信データをハードディスクドライブ309
に格納する。同様に、インターフェイスコネクタB30
2には、データを送信可能なようにインターフェイス回
路B350が接続されている。両インターフェイス回路
の他端には、CPU−A305との間でデータの受渡し
が可能なようにバスA313が接続されている。
【0018】また、同バスA313には、データを蓄積
するためのダイナミックメモリA306と、ハードディ
スクドライブ309とのインターフェイスを行なう為の
インターフェイス回路C307と、後述するCPU−B
310との間の通信を行う為の、2つのポートを持ち両
ポートから同一メモリセルにアクセスが可能なデュアル
ポートメモリ308の第1のポートと、それらデバイス
間でダイレクトメモリ転送を行うためのDMAC314
とが接続されている。ハードディスクドライブ309に
は、印刷制御命令を解釈する手順と、ラスターイメージ
データに画像データを合成する手順が予め格納されてい
る。
【0019】一方、CPU−B310のバスB312に
は、前述したデュアルポートメモリ308の第2のポー
トと、データ蓄積の為のダイナミックメモリB311が
接続されている。尚、同図においては、アドレスバスや
チップセレクト信号のような各種のコントロール信号は
特別に図示はしていない。
【0020】インターフェイス回路A303が印刷デー
タを受け取ると、図6に示すように受信データファイル
格納手段320が、最初に受信した印刷データは印刷制
御データと見なし、”PRINT.Data”というフ
ァイル名で、その後受信した印刷データは画像データと
見なし、昇順に画像データ番号を付け、”IMAGE_
000”、”IMAGE_001”、・・・、”IMA
GE_nnn”というファイル名でハードディスクドラ
イブ309に書き込み、記憶する。
【0021】次にインターフェイス回路B350の構成
を図7を参照しながら更に詳細に説明する。CPU−A
305等からのデータ書き込みが可能なようにファース
トインファーストアウトメモリ装置FIFO351のデ
ータ入力端がバスA313に接続されている。また、同
FIFOのデータ出力端には、インターフェイスコネク
タB302へデータを出力するためのドライバ352が
接続されている。またインターフェイスコネクタB30
2よりのレディー信号を受け取り、コントロール回路3
54に入力させるために、レシーバ353が配設されて
いる。前記FIFO351のリード信号359と、イン
ターフェイスコネクタBへドライバ352を介して出力
されるデータクロック信号356とを生成するために、
コントロール回路354が配設されており、同コントロ
ール回路354のタイミングを制御するためのクロック
信号360を生成するために、クロック生成回路355
が配設されている。また、FIFO351のエンプティ
フラグ357はコントロール回路354に入力されてい
る。
【0022】次に本発明を適用したインクジェットプリ
ンタ200の構成を、図8および図9を参照して更に詳
細に説明する。インターフェイスコネクタ201には入
力されたデータ及びデータクロック信号221を、FI
FO205のデータ入力端及びインターフェイスコント
ロール回路204に入力するための、レシーバ202が
接続されている。また同インターフェイスコネクタ20
1には、インターフェイスコントロール回路204で生
成されたレディー信号220を出力するためのドライバ
203が接続されている。
【0023】更にはFIFO205のオーバーフローを
防止するために同FIFO205のフルフラグ信号22
3がインターフェイスコントロール回路204に接続さ
れている。またデータをFIFO205に書き込むため
に、インターフェイスコントロール回路204からライ
ト信号222が接続されている。
【0024】FIFO205のデータ出力端にはCPU
206がデータを読み取れるようにバス224が接続さ
れており、同バスには相互にデータの授受が可能なよう
に、データ蓄積のためのダイナミックメモリ207と、
後述する印刷データを格納するデータメモリA209
と、データメモリB210と、データメモリC211
と、データメモリD212とがそれぞれ接続されてい
る。またデータメモリAのデータ出力端はヘッド制御回
路A213に印刷データAを送出できるように接続され
ており、その読出しを制御するためにデータ読出し制御
回路208のリード信号228がデータメモリA209
に接続されている。
【0025】一方、ヘッド制御回路A213は、ノズル
256からのインクの噴出量が制御可能なように、ヘッ
ド制御信号229がインクジェットヘッド251に接続
されており、同インクジェットヘッドには図示しないイ
ンクポンプからインクを供給できるように、パイプ26
0が接続されている。尚、上記データメモリAよりの接
続はデータメモリB,C,Dに付いても同様である。こ
こで各々のパイプ260、261、262、263を通
して、例えば、ブラック、イエロー、マジェンタ、シア
ンの4色の異なるインクが供給されるようになってい
る。
【0026】上記4個のインクジェットヘッドに対向し
て紙264を巻き付けられたドラム269が軸265の
周りに回転可能に配設されており、同軸265には回転
のタイミング信号をデータ読出し制御回路208に送出
可能なエンコーダ266が取り付けられている。更に同
軸265には、モータ267の回転を伝えるためにベル
ト268が巻き付けられている。また上記4個のインク
ジェットヘッドは図示していない1つのベッド上に取り
付けられており、軸方向に一体となって移動可能なよう
に構成されている。
【0027】以上の構成を持つ印刷システムの一連の印
刷動作を図1乃至図13を参照して説明する。CPU−
A305は、コンピュータ100から印刷データを受け
取ると、受信データファイル格納手段を起動し、その印
刷データを印刷制御データと画像データに分類してハー
ドディスクドライブ309に格納する。この時印刷デー
タを解釈しながら受け取るわけではないので、コンピュ
ータ100を通信から早く解放でき、さらにハードディ
スクドライブ309に格納していくので、印刷データを
格納するダイナミックメモリ306の容量を少なくでき
る。コンピュータ100からの印刷データがすべて入力
されると、CPU−A305はデュアルポートメモリ3
08に、印刷制御ファイルを読み出して、そこに記述さ
れている印刷制御命令群を解釈するようにCPU−B3
10に指示する指令を書き込む。
【0028】一方、CPU−B310はこの指令を受け
取ると、その命令群をハードディスクドライブ309か
ら読出し、デュアルポートメモリ308に書き込むよう
CPU−A305に指示する指令を同様にデュアルポー
トメモリ308に書き込む。命令群がデュアルポートメ
モリ308に書き込まれると、CPU−B310はその
解釈を開始し、その結果をダイナミックメモリB311
に格納していく。その解釈の手順を図10乃至図12を
参照して詳細に説明する。
【0029】最初に、図10を参照して、印刷制御命令
の解釈の手順と画像データ合成の手順を読出す手順を説
明する。印刷制御命令の解釈の手順と画像データ合成の
手順をハードディスク309から読出すことを要求する
指令をデュアルポートメモリ308に書き込む(S
1)。CPU−A305は、デュアルポートメモリ30
8の指令を読取り、ハードディスク309から印刷制御
命令の解釈の手順と画像データ合成の手順を読取ってデ
ュアルポートメモリ308に書き込む(S2)。
【0030】CPU−B310は、デュアルポートメモ
リ308に書き込まれた印刷制御命令の解釈の手順と画
像データ合成の手順を読取って、ダイナミックメモリB
311に書き込む(S3)。ダイナミックメモリB31
1に印刷制御命令の解釈の手順と画像データ合成の手順
が書き込まれると、CPU−B310は印刷制御命令の
解釈の手順の先頭アドレスから印刷制御命令の解釈を開
始する(S4)。
【0031】次に図11および図12を参照して、印刷
制御命令の解釈の手順について詳細に説明する。最初
に、1つの印刷制御命令を読込み(S20)、その命令
が画像挿入命令であるか否かを判定する(S21)。そ
して、画像挿入命令でなければ図形(文字)印刷命令で
あると理解し、図形(文字)データを線分情報610に
展開する(S22)。画像挿入命令であれば画像データ
番号(受信データファイル格納手段320で付けられた
ファイル名の番号)を線分情報610に展開する(S2
3)。次に、線分情報610をダイナミックメモリB3
11に格納する(S24)。ダイナミックメモリB31
1に空き領域が存在しない場合は、ハードディスクドラ
イブ309を仮想メモリと見なしてハードディスクドラ
イブ309に格納する。
【0032】また、線分情報610の格納先は、最初か
らハードディスクドライブ309を使用しても構わな
い。S20からS24の処理を印刷制御命令が無くなる
まで繰り返す(S25)。線分情報610の一例を図1
2に示す。図12(a)の斜線部分は、図形データを解
釈して得られた直線が占める画素600を示している。
これを線分情報610に展開したデータが図12(b)
である。印刷結果の幅方向をX座標、高さ方向をY座標
とした場合、X方向の線分情報610をY座標の該当す
る位置に追加していく。線分情報610は、リスト形式
で次々に追加されていく。線分情報610は、線分の開
始位置602と、終了位置603と、色情報604と、
リストの接続先605とから成り、画像データの場合
は、色情報604の位置に画像データ番号が書き込まれ
る。ここで、画像データ番号は、受信データファイル格
納手段320で付けられたファイル名の番号であるが、
色データと区別するために、例えば色データが0〜25
5の範囲の値である場合は、番号に256を加算した値
を書き込んでおく。
【0033】以上の解釈が終了すると、CPU−B31
0はデュアルポートメモリ308に指令を出し、印刷の
開始であることを知らせる。CPU−A305はその指
令を受け取るとインターフェイス回路B350にインク
ジェットプリンタ200の起動コマンドを書き込む。イ
ンターフェイス制御回路B350は、レディー信号35
8が真であるならば、FIFO351からコマンドを1
バイトずつ読出し、データクロック信号356を1パル
スずつ送出する。インクジェットプリンタ200内のイ
ンターフェイスコントロール回路204は、そのデータ
クロック信号356に同期して上記コマンドをFIFO
205に取り込む。上記動作は印刷制御装置300内の
FIFO351がエンプティになるか、インクジェット
プリンタ200内のFIFO205がフルになるまで中
断されることはない。
【0034】また、インターフェイスコントロール回路
204はFIFO205にデータが入力されていること
をCPU206に知らせる。CPU206は、そのデー
タを順次読出し、起動コマンドであることを認識する
と、特別に図示はしていない機構制御回路によりモータ
267を起動させ、ドラム269を回転させる。
【0035】続いてCPU−B310は、ダイナミック
メモリB311の画像データ合成の手順の先頭アドレス
から処理を開始する。ここで、図13を参照して画像デ
ータ合成の手順を説明する。最初に、1ラスター分の線
分情報610をダイナミックメモリB311から読出し
(S31)、1ラスター分の線分情報610の中から順
次1個ずつ線分情報610を取り出して(S32)、1
ラスター分の線分情報610が無くなるまでS33から
S35の処理を繰り返す。そして、取出した線分情報6
10の色情報604を見て、それが画像データであるか
否かを判定し(S33)、画像データでなければ線分情
報610をラスターイメージデータに展開する(S3
4)。画像データであれば、画像データ番号の示す画像
データファイルから画像データを読出し、ラスターイメ
ージデータの線分情報610が指定する位置に書き込む
(S35)。CPU−B310は、画像データ合成の完
了したラスターイメージデータをデュアルポートメモリ
308に書き込む。
【0036】CPU−A305は、デュアルポート30
8にあるラスターイメージデータをダイナミックメモリ
306に格納し、DMAC314にラスターイメージデ
ータをインターフェイス回路B350に書き込みに行く
ように指令する。この時必要なダイナミックメモリの容
量は、最低で1ラスター分のデータ量であり、ラスター
イメージデータを1ページ分持つ場合に比して、著しく
少なくても良い。DMAC314はFIFO351がフ
ルになると書き込みを中断し、同FIFO351がエン
プティになると再び書き込みを開始する。このダイレク
トメモリ転送が中断している間に、CPU−A305
は、次のラスターの線分情報610をCPU−B310
側にハードディスクドライブ309より転送することが
可能であるし、また展開し終わったラスターイメージデ
ータをダイナミックメモリA306の別の領域に格納す
ることも可能である。またCPU−B310はバス22
4が使用中であるか否かには関係なく、ラスターイメー
ジ作成を継続して続けることが出来るので高速な処理が
可能である。
【0037】DMAC314によりFIFO351にラ
スターイメージデータが書き込まれると、起動コマンド
の送出の部分で説明したと同様に、そのデータはインク
ジェットプリンタ200に送られ、CPU206はその
データをダイナミックメモリ207に一次的に格納す
る。更にCPU206はその内、シアンのデータ成分の
みをデータメモリ212に1ラスター分順次格納し、格
納し終えるとデータ読出し制御回路208に1ラスター
分の印刷を行わせるように指令を出す。データ読出し制
御回路208は、その指令を受け取ると、エンコーダ2
66の出力信号に同期させて、データメモリD212の
内容をヘッド制御回路D216に送出させる。
【0038】ヘッド制御回路D216は、そのデータに
基いて、駆動量を決定しヘッド254を駆動する。ヘッ
ド254は駆動量に応じたインク量を紙264に噴出す
る。それによりドラム269上の紙264にシアンの1
ラスターイメージが印刷される。CPU206は、次に
ヘッドを1ラスター分軸方向に移動させ、次のシアンの
1ラスターイメージに関しても上記の動作を繰り返させ
る。そしてヘッド253が最初のシアンのラスター位置
にきたところで、次からはマジェンタとシアンのデータ
に関して、同様の事を繰り返させる。
【0039】もし必要なデータがダイナミックメモリ2
07上にないときには、データが入力されるまで待つ。
以上をイエロー、ブラックに関しても繰り返し、更に印
刷データの終わりでは逆にシアンから順次ラスターの印
刷を止めていくことにより、紙264上にフルカラーの
印刷を行うことが出来る。この時インクジェットプリン
タ200内のダイナミックメモリ207に必要な容量
は、高々1ラスター分のデータ量とヘッドの最大オフセ
ットラスター数の積であるし、ヘッドをドラム周回方向
に並べれば、オフセット数を1に出来、1ページ分のラ
スターイメージメモリに対して極端に少ないメモリ量で
同じ印刷物を得ることが可能である。
【0040】上記に説明した様に、1ラスター分のラス
ターイメージデータを展開しながら印刷する操作を格納
された全線分情報610について実行すれば、最終的に
フルカラーで印刷された画像を得ることができる。
【0041】尚、本発明は以上詳述した一実施例に限定
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て種々の変更を加えることができる。例えば印刷装置は
昇華型熱転写方式でも良いし、ハードディスクドライブ
のかわりに光磁気ディスク装置やテープドライブ装置を
用いても良い。また、印刷制御装置300が直接受信可
能な画像データの形式も、点順次形式、線順次形式、面
順次形式等に限らず、一般に知られているTIFF(Ta
g Image File Format)、PICT等でも良く、複数形
式の受信が可能な様にも構成可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の印刷制御装置では、第一のインターフェイス回路
を介してコンピュータから印刷データを受取ると、デー
タファイル格納手段は、前記第一のインターフェイス回
路により受取られた前記印刷データのうちの画像データ
を画像データファイルとして前記データファイル記憶手
段に格納させ、それ以外のデータを印刷制御データファ
イルとして前記データファイル記憶手段に格納させる。
データ変換手段は、前記データファイル記憶手段に記憶
されている印刷制御データファイルのデータを解釈し、
当該データが図形印刷命令であった場合には当該データ
をラスター方向における図形データの線分情報に変換
し、当該データが文字印刷命令であった場合には前記デ
ータをラスター方向における文字データの線分情報に変
換し、線分情報記憶手段は、前記データ変換手段が変換
したラスター方向における図形データの線分情報及びラ
スター方向における文字データの線分情報を記憶する。
また、画像データ格納手段は、前記データファイル記憶
手段に記憶された印刷制御データファイルのデータを解
釈し、当該データが画像挿入命令であった場合には、前
記データファイル記憶手段に記憶されている挿入指定さ
れた画像データの識別情報をラスター方向の線分情報と
して前記線分情報記憶手段に格納させる。画像データ合
成手段は、前記線分情報記憶手段から、1ラスター分の
線分情報を取り出して展開し、1ラスター分のラスター
イメージデータに合成し、第二のインターフェース回路
は、その画像データ合成手段により合成されたラスター
イメージデータを印刷機構に送出するので、高画質の出
力画像を高速に作成し、印刷処理することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷制御装置の電気的構成を具体化し
た一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の印刷制御装置の外部装置との接続状態
を模式的に示す図である。
【図3】図2に示すコンピュータの構成を示すブロック
図である。
【図4】図3に示すコンピュータの印刷データの送出し
に関わる部分の構成を示すブロック図である。
【図5】図3に示すコンピュータの画像データの送出し
に関わる動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の印刷制御装置における受信データファ
イル格納手段の説明に供する図である。
【図7】本発明の印刷制御装置におけるインターフェイ
ス制御回路の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の印刷制御装置が適用されたインクジェ
ットプリンタの構成を示すブロック図である。
【図9】図8に示すインクジェットプリンタの内部構成
を模式的に示す図である。
【図10】本発明の印刷制御装置における印刷制御命令
の解釈の手順と画像データ合成の手順をダイナミックメ
モリにダウンロードする手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】本発明の印刷制御装置における印刷制御命令
の解釈の手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の印刷制御装置における線分情報の説
明に供する図である。
【図13】本発明の印刷制御装置におけるラスターイメ
ージデータの作成及び画像データ合成の手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
301 インターフェイスコネクタA 302 インターフェイスコネクタB 303 インターフェイス回路A 305 CPU−A 306 ダイナミックメモリA 307 インターフェイス回路C 308 デュアルポートメモリ 309 ハードディスクドライブ 310 CPU−B 311 ダイナミックメモリB 313 バスA 314 DMAC 320 受信データファイル格納手段 350 インターフェイス回路B
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−108574(JP,A) 特開 昭64−32376(JP,A) 特開 平4−52168(JP,A) 特開 平6−4230(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 5/30 G06F 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータから送られてくる印刷デー
    タを印刷装置で印刷可能なデータに変換する印刷制御装
    置であって、 前記コンピュータから送られてくる印刷データを受取る
    第一のインターフェイス回路と、 その第一のインターフェイス回路により受取られた前記
    印刷データをデータファイルとして記憶するデータファ
    イル記憶手段と、 前記 第一のインターフェイス回路により受取られた前記
    印刷データのうち画像データを画像データファイルと
    て前記データファイル記憶手段に格納させ、それ以外
    のデータを印刷制御データファイルとして前記データフ
    ァイル記憶手段に格納させるデータファイル格納手段
    と、 前記データファイル記憶手段に記憶された 印刷制御デー
    タファイルのデータを解釈し、当該データが図形印刷命
    令であった場合には当該データをラスター方向における
    図形データの線分情報に変換し、当該データが文字印刷
    命令であった場合には前記データをラスター方向におけ
    る文字データの線分情報に変換するデータ変換手段と、 前記データ変換手段が変換したラスター方向における図
    形データの線分情報及びラスター方向における文字デー
    タの線分情報を記憶する線分情報記憶手段と、 前記データファイル記憶手段に記憶された印刷制御デー
    タファイルのデータを解釈し、当該データが画像挿入命
    令であった場合には、前記データファイル記憶手段に記
    憶されている挿入指定された画像データの識別情報をラ
    スター方向の線分情報として前記線分情報記憶手段に格
    納させる画像データ格納手段と、 前記線分情報記憶手段から、1ラスター分の線分情報を
    取り出して展開し、1ラスター分のラスターイメージデ
    ータに合成するための画像データ合成手段と、 その画像データ合成手段により合成されたラスターイメ
    ージデータを印刷機構に送出する第二のインターフェー
    ス回路とを備えたことを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記線分情報は、図形データ又は文字デ
    ータの場合は、線分の開始位置、終了位置、色情報とリ
    ストの接続先の情報からなり、画像データの場合は、線
    分の開始位置、終了位置、前記データファイル記憶手段
    に記憶されている画像データの識別情報とリストの接続
    先からなることを特徴とする請求項1に記載の印刷制御
    装置。
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