JP3107685B2 - 印刷データ送信方法 - Google Patents

印刷データ送信方法

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JP3107685B2
JP3107685B2 JP05234476A JP23447693A JP3107685B2 JP 3107685 B2 JP3107685 B2 JP 3107685B2 JP 05234476 A JP05234476 A JP 05234476A JP 23447693 A JP23447693 A JP 23447693A JP 3107685 B2 JP3107685 B2 JP 3107685B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ページ記述言語方式の
印刷装置に対して印刷データを送信する際の印刷データ
送信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印刷装置に対して印刷デ
ータを送信する際の印刷データ送信方法においては、コ
ンピュータ等で作成された印刷制御命令と画像データ等
のデータが混在したデータを送信しており、印刷装置は
受信した印刷データを印刷制御命令に従って逐次処理を
実行することによって、1ページ分のラスターデータに
展開した後、プリント装置の印刷機構をスタートさせ、
前記ラスターイメージデータを印刷機構に入力すること
によって1ページ分の印刷を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年イ
メージスキャナ等の画像入力装置が高解像度化するに伴
って、原画像の画像データ量が増大しており、印刷デー
タが画像データを含んでいる場合は、大量の印刷データ
の中から、印刷制御命令を識別して印刷装置を制御しつ
つ、画像データを識別して1ページ分のラスターイメー
ジデータを作成して印刷機構に入力する必要があるた
め、印刷処理速度の著しい低下を招いていた。また、印
刷装置の使用者は、大量の印刷データを作成し、印刷装
置に送る必要があるため、印刷データファイルを作成す
る時間が増大することにより、作業効率が著しく低下し
ていた。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、画像データを含んだ印刷データ
を送信する際に、印刷データのファイルサイズを小さく
し、ファイル作成時間を短縮するとともに、作業効率を
向上させ、更には印刷装置の印刷処理速度を速くするこ
とができる印刷データ送信方法を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の印刷データ送信方法は、印刷データが画像デ
ータファイルとして記憶手段に格納される画像データ
と、それ以外の印刷制御データとからなり、印刷制御デ
ータ中に前記画像データが含まれず、前記画像データフ
ァイルのファイル名が含まれている場合、前記印刷制御
データを検索し、ファイル名を抽出するファイル名抽出
段階と、当該ファイル名抽出段階により抽出されたファ
イル名の画像データについて送信して良いか否かの送信
確認を行うファイル送信確認段階と、当該ファイル送信
確認段階において、送信して良いと確認された場合に、
前記ファイル名抽出段階により抽出されたファイル名に
基いて、前記画像データファイルの中から該当する画像
データを呼出して、その画像データと印刷制御データと
を前記印刷装置に対して別々に送信する印刷データ送信
段階とを有している。
【0006】
【作用】上記の段階を有する本発明の印刷データ送信方
法において、印刷データが画像データファイルとして記
憶手段に格納される画像データと、それ以外の印刷制御
データとからなり、印刷制御データ中に前記画像データ
が含まれず、前記画像データファイルのファイル名が含
まれている場合、ファイル名抽出段階において前記印刷
制御データ検索され、ファイル名抽出されるファ
イル送信確認段階において、前記ファイル名抽出段階に
より抽出されたファイル名の画像データについて送信し
て良いか否かの送信確認が行われ、当該ファイル送信確
認段階において、送信して良いと確認された場合に、
刷データ送信段階において、そのファイル名抽出段階に
より抽出されたファイル名に基いて、前記画像データフ
ァイルの中から該当する画像データ呼出されて、その
画像データと印刷制御データと前記印刷装置に対して
別々に送信される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の印刷データ送信方法適用した
一実施例の印刷システムを図面を参照して説明する。図
3は、本実施例の印刷システムを構成するコンピュータ
100と印刷制御装置300とインクジェットプリンタ
200との接続の一例を模式的に示す図である。コンピ
ュータ100と印刷制御装置300は両者の間で、印刷
命令の受渡しが可能なように、コンピュータ100の外
部コネクタ101とインターフェイスコネクタA301
がケーブルA401にて接続されている。また印刷制御
装置300からインクジェットプリンタ200に対して
ラスターイメージデータを送出可能なように、インター
フェイスコネクタB302とインターフェイスコネクタ
201は、ケーブルB402で接続されている。
【0008】次に、図4を参照して、コンピュータ10
0の構成と印刷データ送信の手順を詳細に説明する。C
PU103には、印刷データの送信手順を制御するプロ
グラム等が格納されたROM105が接続されており、
更には印刷データ送出用の外部コネクタ101が接続さ
れたインターフェイス回路102と、作業用のデータを
一時的に記憶しておくRAM104がバス106を介し
て接続されている。
【0009】また、バス106には、印刷制御データ、
画像データを蓄積しておくためのハードディスク装置1
08が、ハードディスク駆動用インターフェイス回路1
07を介して接続されており、CPU103の命令によ
って所望のデータが順次読み出され、インターフェイス
回路102を通って外部コネクタ101から印刷制御装
置300にデータが送信されるようになっている。さら
に、バス106にはデータ入力用のキーボード111
と、ビデオインターフェース109を介してデータ表示
用のCRTディスプレイ110が接続されている。
【0010】次に、図1および図2を参照してROM1
05に格納された印刷データ送信手順に関する内容につ
いて詳細に説明する。図1は印刷データ送信手順を制御
する部分のブロック図である。印刷データは印刷データ
入力部501の手順に従ってハードディスク装置108
から読み込まれ、後述する画像データファイル管理機構
500によって送信する画像データファイルを決定し、
印刷制御データは印刷制御データ出力部506の手順に
従って、画像データは後述する画像データ出力部507
の手順に従って外部コネクタ101から印刷制御装置3
00に送信される。
【0011】ここで、印刷制御データとは、印刷制御装
置300を制御するための命令群と、印刷される直線、
曲線等の図形データと、文字データ等が含まれているデ
ータであり、画像データとはイメージスキャナ等で読み
取ったビットマップデータを含んだデータのことであ
り、1ページの印刷には、印刷制御データファイルは通
常1個であるが、画像データファイルは複数であること
が多い。
【0012】画像データファイル管理機構500は、印
刷データ分割部502と、画像データ印刷位置演算部5
03と、画像データファイル名取得部504と、画像デ
ータベース検索部505とから構成されている。印刷デ
ータ分割部502は、印刷制御データと画像データを別
々に送信しない場合に、印刷制御データファイルを分割
して画像データを挿入する際のファイル分割を行う手順
であり、主として画像データファイルが印刷制御装置3
00の受信できない形式で格納されている場合に、画像
データを印刷制御データに含めて送信するために起動さ
れる。
【0013】画像データ印刷位置演算部503は、画像
データを印刷する位置、サイズ、色等を指示する制御命
令を印刷制御データに挿入する際に、同時に送信される
数値データを演算する手順である。使用者が前回印刷し
たデータの画像データファイルだけを取り替えて印刷を
行う場合、前回使用した画像データファイルとの解像度
の違い等を調整するために起動される。画像データファ
イル名取得部504は、印刷制御データファイルに記述
されている画像データファイル名を取得してハードディ
スク装置108、またはRAM104に記憶しておく手
順である。尚、別の方法で画像データファイル名が与え
られる場合は、起動されない。画像データベース検索部
505は、画像データファイル名取得部によって記憶さ
れたファイル名に該当する画像データを検索する手順で
ある。
【0014】次に画像データ出力部507の手順を図2
を参照してさらに詳細に説明する。印刷する画像データ
が存在しない場合は、以下の処理を実行せずに画像デー
タ出力部507を終了する(S10)。存在する場合
は、画像データファイル名取得部504で取得された画
像データファイルの個数分、S11からS17の処理を
繰り返す。まず始めに、CRTディスプレイ110にフ
ァイル名を表示し、そのファイルを送信して良いか否か
を使用者に判断させる(S11)。画像データファイル
を高解像度の画像データファイル等に置換したい場合
は、S11で置換ファイル名の入力を行う。
【0015】次に、画像データファイルを見つけるため
に画像データベースを検索し(S12)、該当するファ
イルが見つかればS14へ進み、見つからなければS1
1に戻る(S13)。S14では画像印字位置データを
画像データのヘッダ部分として送信する。次に、画像デ
ータの形式変換が必要な場合は、印刷制御装置300が
受信可能な形式に変換する(S15,S16)。例え
ば、印刷制御装置300が点順次形式の画像データしか
受信できない場合は、S16で全ての画像データを点順
次形式に変換する必要がある。その後、画像データ(ヘ
ッダを除く)を送信する(S17)。
【0016】次に図5を参照して、印刷制御装置300
の構成をより詳細に説明する。コンピュータ100から
の印刷データが入力されるインターフェイスコネクタA
301には、そのデータを受け取るインターフェイス回
路A303が接続されている。
【0017】さらに、インターフェイス回路A303に
は、受信データファイル格納手段320が接続され、こ
れによって受信データをハードディスクドライブ309
に格納する。同様に、インターフェイスコネクタB30
2には、データを送信可能なようにインターフェイス回
路B350が接続されている。両インターフェイス回路
の他端には、CPU−A305との間でデータの受渡し
が可能なようにバスA313が接続されている。
【0018】また、同バスA313には、データを蓄積
するためのダイナミックメモリA306、ハードディス
クドライブ309とのインターフェイスを行う為のイン
ターフェイス回路C307と、後述するCPU−B31
0との間の通信を行う為の、2つのポートを持ち両ポー
トから同一メモリセルにアクセスが可能なデュアルポー
トメモリ308の第1のポートと、それらデバイス間で
ダイレクトメモリ転送を行うためのDMAC314が接
続されている。ハードディスクドライブ309には、印
刷制御命令を解釈する手順と、ラスターイメージデータ
に画像データを合成する手順が予め格納されている。
【0019】一方、CPU−B310のバスB312に
は、前述したデュアルポートメモリ308の第2のポー
トと、データ蓄積の為のダイナミックメモリB311が
接続されている。尚、同図においては、アドレスバスや
チップセレクト信号のような各種のコントロール信号は
特別に図示はしていない。
【0020】インターフェイス回路A303が印刷デー
タを受け取ると、図6に示すように受信データファイル
格納手段320が、最初に受信した印刷データは印刷制
御データと見なし、”PRINT.Data”というフ
ァイル名で、その後受信した印刷データは画像データと
見なし、昇順に画像データ番号を付け、”IMAGE_
000”、”IMAGE_001”、・・・、”IMA
GE_nnn”というファイル名でハードディスクドラ
イブ309に書き込み、記憶する。
【0021】次にインターフェイス回路B350の構成
を図7を参照しながら更に詳細に説明する。CPU−A
305等からのデータ書き込みが可能なようにファース
トインファーストアウトメモリ装置FIFO351のデ
ータ入力端がバスA313に接続されている。また、同
FIFOのデータ出力端には、インターフェイスコネク
タB302へデータを出力するためのドライバ352が
接続されている。またインターフェイスコネクタB30
2よりのレディー信号を受け取り、コントロール回路3
54に入力させるために、レシーバ353が配設されて
いる。前記FIFO351のリード信号359と、イン
ターフェイスコネクタBへドライバ352を介して出力
されるデータクロック信号356とを生成するために、
コントロール回路354が配設されており、同コントロ
ール回路354のタイミングを制御するためのクロック
信号360を生成するために、クロック生成回路355
が配設されている。また、FIFO351のエンプティ
フラグ357はコントロール回路354に入力されてい
る。
【0022】次に本発明を適用したインクジェットプリ
ンタ200の構成を、図8および図9を参照して更に詳
細に説明する。インターフェイスコネクタ201には入
力されたデータ及びデータクロック信号221を、FI
FO205のデータ入力端及びインターフェイスコント
ロール回路204に入力するための、レシーバ202が
接続されている。また同インターフェイスコネクタ20
1には、インターフェイスコントロール回路204で生
成されたレディー信号220を出力するためのドライバ
203が接続されている。
【0023】更にはFIFO205のオーバーフローを
防止するために同FIFO205のフルフラグ信号22
3がインターフェイスコントロール回路204に接続さ
れている。またデータをFIFO205に書き込むため
に、インターフェイスコントロール回路204からライ
ト信号222が接続されている。
【0024】FIFO205のデータ出力端にはCPU
206がデータを読み取れるようにバス224が接続さ
れており、同バスには相互にデータの授受が可能なよう
に、データ蓄積のためのダイナミックメモリ207と、
後述する印刷データを格納するデータメモリA209
と、データメモリB210と、データメモリC211
と、データメモリD212とがそれぞれ接続されてい
る。またデータメモリAのデータ出力端はヘッド制御回
路A213に印刷データAを送出できるように接続され
ており、その読出しを制御するためにデータ読出し制御
回路208のリード信号228がデータメモリA209
に接続されている。
【0025】一方、ヘッド制御回路A213は、ノズル
256からのインクの噴出量が制御可能なように、ヘッ
ド制御信号229がインクジェットヘッド251に接続
されており、同インクジェットヘッドには図示しないイ
ンクポンプからインクを供給できるように、パイプ26
0が接続されている。尚、上記データメモリAよりの接
続はデータメモリB,C,Dに付いても同様である。こ
こで各々のパイプ260、261、262、263を通
して、例えば、ブラック、イエロー、マジェンタ、シア
ンの4色の異なるインクが供給されるようになってい
る。
【0026】上記4個のインクジェットヘッドに対向し
て紙264を巻き付けられたドラム269が軸265の
周りに回転可能に配設されており、同軸265には回転
のタイミング信号をデータ読出し制御回路208に送出
可能なエンコーダ266が取り付けられている。更に同
軸265には、モータ267の回転を伝えるためにベル
ト268が巻き付けられている。また上記4個のインク
ジェットヘッドは図示していない1つのベッド上に取り
付けられており、軸方向に一体となって移動可能なよう
に構成されている。
【0027】以上の構成を持つ印刷システムの一連の印
刷動作を図1乃至図13を参照して説明する。CPU−
A305は、コンピュータ100から印刷データを受け
取ると、受信データファイル格納手段を起動し、その印
刷データを印刷制御データと画像データに分類してハー
ドディスクドライブ309に格納する。この時印刷デー
タを解釈しながら受け取るわけではないので、コンピュ
ータ100を通信から早く解放でき、さらにハードディ
スクドライブ309に格納していくので、印刷データを
格納するダイナミックメモリ306の容量を少なくでき
る。コンピュータ100からの印刷データがすべて入力
されると、CPU−A305はデュアルポートメモリ3
08に、印刷制御ファイルを読み出して、そこに記述さ
れている印刷制御命令群を解釈するようにCPU−B3
10に指示する指令を書き込む。
【0028】一方、CPU−B310はこの指令を受け
取ると、その命令群をハードディスクドライブ309か
ら読出し、デュアルポートメモリ308に書き込むよう
CPU−A305に指示する指令を同様にデュアルポー
トメモリ308に書き込む。命令群がデュアルポートメ
モリ308に書き込まれると、CPU−B310はその
解釈を開始し、その結果をダイナミックメモリB311
に格納していく。その解釈の手順を図10乃至図12を
参照して詳細に説明する。
【0029】最初に、図10を参照して、印刷制御命令
の解釈の手順と画像データ合成の手順を読出す手順を説
明する。印刷制御命令の解釈の手順と画像データ合成の
手順をハードディスク309から読出すことを要求する
指令をデュアルポートメモリ308に書き込む(S
1)。CPU−A305は、デュアルポートメモリ30
8の指令を読取り、ハードディスク309から印刷制御
命令の解釈の手順と画像データ合成の手順を読取ってデ
ュアルポートメモリ308に書き込む(S2)。
【0030】CPU−B310は、デュアルポートメモ
リ308に書き込まれた印刷制御命令の解釈の手順と画
像データ合成の手順を読取って、ダイナミックメモリB
311に書き込む(S3)。ダイナミックメモリB31
1に印刷制御命令の解釈の手順と画像データ合成の手順
が書き込まれると、CPU−B310は印刷制御命令の
解釈の手順の先頭アドレスから印刷制御命令の解釈を開
始する(S4)。
【0031】次に図11および図12を参照して、印刷
制御命令の解釈の手順について詳細に説明する。最初
に、1つの印刷制御命令を読込み(S20)、その命令
が画像挿入命令であるか否かを判定する(S21)。そ
して、画像挿入命令でなければ図形(文字)印刷命令で
あると理解し、図形(文字)データを線分情報610に
展開する(S22)。画像挿入命令であれば画像データ
番号(受信データファイル格納手段320で付けられた
ファイル名の番号)を線分情報610に展開する(S2
3)。次に、線分情報610をダイナミックメモリB3
11に格納する(S24)。ダイナミックメモリB31
1に空き領域が存在しない場合は、ハードディスクドラ
イブ309を仮想メモリと見なしてハードディスクドラ
イブ309に格納する。
【0032】また、線分情報610の格納先は、最初か
らハードディスクドライブ309を使用しても構わな
い。S20からS24の処理を印刷制御命令が無くなる
まで繰り返す(S25)。線分情報610の一例を図1
2に示す。図12(a)の斜線部分は、図形データを解
釈して得られた直線が占める画素600を示している。
これを線分情報610に展開したデータが図12(b)
である。印刷結果の幅方向をX座標、高さ方向をY座標
とした場合、X方向の線分情報610をY座標の該当す
る位置に追加していく。線分情報610は、リスト形式
で次々に追加されていく。線分情報610は、線分の開
始位置602と、終了位置603と、色情報604と、
リストの接続先605とから成り、画像データの場合
は、色情報604の位置に画像データ番号が書き込まれ
る。ここで、画像データ番号は、受信データファイル格
納手段320で付けられたファイル名の番号であるが、
色データと区別するために、例えば色データが0〜25
5の範囲の値である場合は、番号に256を加算した値
を書き込んでおく。
【0033】以上の解釈が終了すると、CPU−B31
0はデュアルポートメモリ308に指令を出し、印刷の
開始であることを知らせる。CPU−A305はその指
令を受け取るとインターフェイス回路B350にインク
ジェットプリンタ200の起動コマンドを書き込む。イ
ンターフェイス制御回路B350は、レディー信号35
8が真であるならば、FIFO351からコマンドを1
バイトずつ読出し、データクロック信号356を1パル
スずつ送出する。インクジェットプリンタ200内のイ
ンターフェイスコントロール回路204は、そのデータ
クロック信号356に同期して上記コマンドをFIFO
205に取り込む。上記動作は印刷制御装置300内の
FIFO351がエンプティになるか、インクジェット
プリンタ200内のFIFO205がフルになるまで中
断されることはない。
【0034】また、インターフェイスコントロール回路
204はFIFO205にデータが入力されていること
をCPU206に知らせる。CPU206は、そのデー
タを順次読出し、起動コマンドであることを認識する
と、特別に図示はしていない機構制御回路によりモータ
267を起動させ、ドラム269を回転させる。
【0035】続いてCPU−B310は、ダイナミック
メモリB311の画像データ合成の手順の先頭アドレス
から処理を開始する。ここで、図13を参照して画像デ
ータ合成の手順を説明する。最初に、1ラスター分の線
分情報610をダイナミックメモリB311から読出し
(S31)、1ラスター分の線分情報610の中から順
次1個ずつ線分情報610を取り出して(S32)、1
ラスター分の線分情報610が無くなるまでS33から
S35の処理を繰り返す。そして、取出した線分情報6
10の色情報604を見て、それが画像データであるか
否かを判定し(S33)、画像データでなければ線分情
報610をラスターイメージデータに展開する(S3
4)。画像データであれば、画像データ番号の示す画像
データファイルから画像データを読出し、ラスターイメ
ージデータの線分情報610が指定する位置に書き込む
(S35)。CPU−B310は、画像データ合成の完
了したラスターイメージデータをデュアルポートメモリ
308に書き込む。
【0036】CPU−A305は、デュアルポート30
8にあるラスターイメージデータをダイナミックメモリ
306に格納し、DMAC314にラスターイメージデ
ータをインターフェイス回路B350に書き込みに行く
ように指令する。この時必要なダイナミックメモリの容
量は、最低で1ラスター分のデータ量であり、ラスター
イメージデータを1ページ分持つ場合に比して、著しく
少なくても良い。DMAC314はFIFO351がフ
ルになると書き込みを中断し、同FIFO351がエン
プティになると再び書き込みを開始する。このダイレク
トメモリ転送が中断している間に、CPU−A305
は、次のラスターの線分情報610をCPU−B310
側にハードディスクドライブ309より転送することが
可能であるし、また展開し終わったラスターイメージデ
ータをダイナミックメモリA306の別の領域に格納す
ることも可能である。またCPU−B310はバス22
4が使用中であるか否かには関係なく、ラスターイメー
ジ作成を継続して続けることが出来るので高速な処理が
可能である。
【0037】DMAC314によりFIFO351にラ
スターイメージデータが書き込まれると、起動コマンド
の送出の部分で説明したと同様に、そのデータはインク
ジェットプリンタ200に送られ、CPU206はその
データをダイナミックメモリ207に一次的に格納す
る。更にCPU206はその内、シアンのデータ成分の
みをデータメモリ212に1ラスター分順次格納し、格
納し終えるとデータ読出し制御回路208に1ラスター
分の印刷を行わせるように指令を出す。データ読出し制
御回路208は、その指令を受け取ると、エンコーダ2
66の出力信号に同期させて、データメモリD212の
内容をヘッド制御回路D216に送出させる。
【0038】ヘッド制御回路D216は、そのデータに
基いて、駆動量を決定しヘッド254を駆動する。ヘッ
ド254は駆動量に応じたインク量を紙264に噴出す
る。それによりドラム269上の紙264にシアンの1
ラスターイメージが印刷される。CPU206は、次に
ヘッドを1ラスター分軸方向に移動させ、次のシアンの
1ラスターイメージに関しても上記の動作を繰り返させ
る。そしてヘッド253が最初のシアンのラスター位置
にきたところで、次からはマジェンタとシアンのデータ
に関して、同様の事を繰り返させる。
【0039】もし必要なデータがダイナミックメモリ2
07上にないときには、データが入力されるまで待つ。
以上をイエロー、ブラックに関しても繰り返し、更に印
刷データの終わりでは逆にシアンから順次ラスターの印
刷を止めていくことにより、紙264上にフルカラーの
印刷を行うことが出来る。この時インクジェットプリン
タ200内のダイナミックメモリ207に必要な容量
は、高々1ラスター分のデータ量とヘッドの最大オフセ
ットラスター数の積であるし、ヘッドをドラム周回方向
に並べれば、オフセット数を1に出来、1ページ分のラ
スターイメージメモリに対して極端に少ないメモリ量で
同じ印刷物を得ることが可能である。
【0040】上記に説明した様に、1ラスター分のラス
ターイメージデータを展開しながら印刷する操作を格納
された全線分情報610について実行すれば、最終的に
フルカラーで印刷された画像を得ることができる。
【0041】尚、本発明は以上詳述した一実施例に限定
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て種々の変更を加えることが可能である。例えば印刷装
置は昇華型熱転写方式でも良いし、ハードディスクドラ
イブのかわりに光磁気ディスク装置やテープドライブ装
置を用いても良い。また、印刷制御装置300が直接受
信可能な画像データの形式に合わせ、画像データを変換
して送信することも可能である。また、画像データファ
イルは印刷制御データを検索し、取得した場合すぐに送
信し、最後に印刷制御データファイルを送信することも
可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の印刷データ送信方法では、印刷制御データに画像
データを含まずに、コンピュータから画像データと印刷
制御データを別々に送信することにより、コンピュータ
の占有時間を短縮することができ、作業効率の向上が可
能となる。また、印刷制御データを送信する際に、その
ファイルサイズを小さくし、ファイル作成時間を短縮す
るとともに、作業効率を向上させ、更には印刷装置の印
刷処理速度を速くすることができる。さらに、ファイル
送信確認段階により、使用者にファイルを送信して良い
か否かを判断させることにより、使用者の意図したデー
タのファイルを間違いなく確実に送信することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷データ送信方法を適用したコンピ
ュータの印刷データ送出しに関わる部分の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の印刷データ送信方法によるコンピュー
タの画像データ送出しに関わる動作を示すフローチャー
トである。
【図3】本発明の印刷データ送信方法を実現するシステ
ムを模式的に示す図である。
【図4】図3に示すコンピュータの構成を示すブロック
図である。
【図5】図3に示す印刷制御装置の電気的構成を具体化
した一実施例を示すブロック図である。
【図6】図5に示す印刷制御装置における受信データフ
ァイル格納手段の説明に供する図である。
【図7】図5に示す印刷制御装置におけるインターフェ
イス制御回路の構成を示すブロック図である。
【図8】図3に示すインクジェットプリンタの構成を示
すブロック図である。
【図9】インクジェットプリンタの内部構成を模式的に
示す図である。
【図10】図5に示す印刷制御装置における印刷制御命
令の解釈の手順と画像データ合成の手順をダイナミック
メモリにダウンロードする手順を示すフローチャートで
ある。
【図11】図5に示す印刷制御装置における印刷制御命
令の解釈の手順を示すフローチャートである。
【図12】図5に示す印刷制御装置で使用される線分情
報の説明に供する図である。
【図13】図5に示す印刷制御装置におけるラスターイ
メージデータの作成及び画像データ合成の手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
301 インターフェイスコネクタA 302 インターフェイスコネクタB 303 インターフェイス回路A 305 CPU−A 306 ダイナミックメモリA 307 インターフェイス回路C 308 デュアルポートメモリ 309 ハードディスクドライブ 310 CPU−B 311 ダイナミックメモリB 313 バスA 314 DMAC 320 受信データファイル格納手段 350 インターフェイス回路B
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高柳 敏広 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号ブラザー 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−108574(JP,A) 特開 昭64−32376(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ページ記述言語方式の印刷装置に対して
    印刷データを送信する際の印刷データ送信方法におい
    て、 前記印刷データが画像データファイルとして記憶手段に
    格納される画像データと、それ以外の印刷制御データと
    からなり、印刷制御データ中に前記画像データが含まれ
    ず、前記画像データファイルのファイル名が含まれてい
    る場合、前記印刷制御データを検索し、ファイル名を抽
    出するファイル名抽出段階と、当該ファイル名抽出段階により抽出されたファイル名の
    画像データについて送信して良いか否かの送信確認を行
    うファイル送信確認段階と、 当該ファイル送信確認段階において、送信して良いと確
    認された場合に、前記 ファイル名抽出段階により抽出さ
    れたファイル名に基いて、前記画像データファイルの中
    から該当する画像データを呼出して、その画像データと
    印刷制御データとを前記印刷装置に対して別々に送信す
    る印刷データ送信段階とを有することを特徴とする印刷
    データ送信方法。
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