JPH1199248A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH1199248A
JPH1199248A JP9281264A JP28126497A JPH1199248A JP H1199248 A JPH1199248 A JP H1199248A JP 9281264 A JP9281264 A JP 9281264A JP 28126497 A JP28126497 A JP 28126497A JP H1199248 A JPH1199248 A JP H1199248A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確率変動中におけるアタッカの合計開放数の
最大残数は、従来直ちに知ることが出来なかった。 【解決手段】 可変表示装置11はアタッカ14の合計
開放数の最大残数Nを表示する表示手段に兼用されてい
る。つまり、可変表示装置11の液晶画面には各数字図
柄が可変表示される他、確率変動中におけるアタッカ1
4の合計開放数の最大残数Nが「アタッカー最大開放残
り64回」といったように液晶表示される。最大残数N
のこの表示は確率変動状態の開始と共に現れ、変動状態
の継続中は通算して減算表示される。また、変動状態の
解除と共に最大残数Nの表示は消滅する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大当たり入賞が生じ
ると変動入賞装置が予め決められた回数開放する弾球遊
技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の弾球遊技機として知られ
ているパチンコ機では、始動口と呼ばれる入賞口に遊技
球であるパチンコ球が入賞すると、遊技盤の盤面中央に
設けられた可変表示装置に複数種類の図柄が可変表示さ
れる。この可変表示装置の停止表示時に所定の図柄組合
せ、例えば「7」が3個並んでぞろ目で表示されると、
大当たり入賞が発生する。
【0003】大当たり入賞が発生するとアタッカと呼ば
れる変動入賞装置が開放し、盤面を流下するパチンコ球
はこのアタッカに極めて入賞し易くなる。1回のアタッ
カの開放は、例えば、10個のパチンコ球の入賞または
30秒の経過のいずれか早い方の達成に応じて終了す
る。所定の図柄組合せの1回の発生において、このアタ
ッカの開放は例えば最大16回まで連続して繰り返し行
われる。
【0004】また、大当たり入賞が所定の特定図柄組合
せで生じた場合には、その後の入賞態様決定のための乱
数抽選は、確率テーブルに複数記憶された大当たり発生
確率値のうちの高い発生確率値を用いて行われる。つま
り、大当たり入賞が所定の特定図柄組合せで生じた場合
には確率変動状態となり、引き続いて大当たり入賞が発
生する確率が極めて高くなる。従って、この確率変動に
よって大当たり入賞が無制限に連続して発生すると、遊
技者は遊技球を多量に獲得し過ぎてしまう。
【0005】このため、確率変動状態時には通常、アタ
ッカの合計開放数が一定数以下、例えば80回以下に制
限され、遊技者の獲得遊技球数に上限が設けられてい
る。例えば、上記のように1ラウンドのアタッカの繰返
開放回数が常に一定の16回である場合には、大当たり
入賞の最大継続回数は連続5ラウンド(80÷16=
5)に制限される。
【0006】また、パチンコ機の機種によっては、この
アタッカの繰返開放回数は、可変表示装置に停止表示さ
れた図柄組合せの種類によって変化する。例えば、
「3」,「5」,「7」といった図柄組合せで大当たり
入賞が得られた場合には、アタッカの繰返開放回数は1
6回となり、それ以外の図柄組合せで大当たり入賞が得
られた場合には、この繰返開放回数は12回となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような上記従来の
弾球遊技機では次の問題があった。すなわち、確率変動
中におけるアタッカの合計開放数の最大残数、つまり最
大であと何回アタッカが開放する可能性があるかは、ア
タッカの繰返開放回数が一定で固定の機種においては、
比較的簡単な計算によって知ることが出来るが、直ちに
把握することは出来ない。また、アタッカの繰返開放回
数が変化する機種においては、この最大残数を求める計
算がやや複雑になり、最大残数は簡単に知ることが出来
ない。
【0008】例えば、1ラウンドのアタッカの繰返開放
回数が16回で固定している機種において、アタッカが
2ラウンド繰返開放した際には、3ラウンド分の繰返開
放が残っているため、3×16という比較的簡単な計算
によってアタッカの合計開放数の最大残数が48回と求
まる。しかし、この最大残数は直ちには把握することが
出来ない。
【0009】また、1ラウンドのアタッカの繰返開放回
数が12回や16回と変化する機種において、例えば、
12回の繰返開放が2ラウンド,16回の繰返開放が1
ラウンド終了した際、アタッカの合計開放数の最大残数
を求めるには、80−(12×2+16×1)というや
や複雑な計算が必要となり、最大残数は簡単に知ること
が出来ない。
【0010】また、上記従来の弾球遊技機では、確率変
動状態中に最大であと何ラウンドのアタッカの繰返開放
が残っているか、つまり、最大であと何回の大当たり入
賞が発生する可能性が残っているか、遊技に熱中してし
まって遊技者が分からなくなってしまうことがあった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたもので、始動口に遊技球が入
賞することを条件に図柄を可変表示する可変表示装置
と、乱数抽選の結果大当たり入賞が生じてこの可変表示
装置に所定の図柄組合せが停止表示されると遊技者にと
って有利な状態に変動し,所定回数開放する変動入賞装
置と、可変表示装置に所定の特定図柄組合せが停止表示
されると大当たり入賞の発生確率を高い値に変動させて
乱数抽選を行う入賞態様決定手段とを備えて構成される
弾球遊技機において、この確率変動状態時に変動入賞装
置の合計開放数の最大残数を表示する表示手段を備えた
ことを特徴とする。
【0012】本構成によれば、表示手段に変動入賞装置
の合計開放数の最大残数が表示されるため、遊技者や遊
技場の従業員等は、計算することなく直ちにこの最大残
数を知ることが出来る。
【0013】また、本発明は、乱数抽選の結果大当たり
入賞が生じて可変表示装置に所定の図柄組合せが停止表
示されると,変動入賞装置が,遊技者にとって有利な状
態に変動し,常に一定回数開放する弾球遊技機におい
て、確率変動状態時に許容される大当たり入賞の合計発
生回数の最大残数を表示する表示手段を備えたことを特
徴とする。
【0014】本構成によれば、表示手段に大当たり入賞
の合計発生回数の最大残数が表示されるため、遊技者は
最大であと何回大当たり入賞が発生する余地があるかを
確認することが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明による弾球遊技機を
パチンコ機に適用した一実施形態について説明する。
【0016】図4は本実施形態によるパチンコ機1の正
面図である。
【0017】フロントドア2に填め込まれたガラス板3
の奥には遊技盤4が収められている。この遊技盤4の下
方の筐体には上皿5および下皿6が設けられており、下
皿6の右方にはハンドル7が配置されている。また、遊
技盤4の左上方および右上方にはそれぞれ盤面飾りラン
プ8,9が取り付けられており、遊技盤4の直ぐ上方の
筐体には枠上部飾りランプ10が設けられている。
【0018】遊技盤4の盤面中央には液晶表示画面から
なる可変表示装置11が設けられている。なお、この可
変表示装置11は液晶表示装置に限定されるものではな
く、例えば、CRTやプラズマディスプレイ,エレクト
ロルミネセンス等の表示装置であってもよい。この可変
表示装置11には「1」〜「15」の数字の図柄が3列
に可変表示される。
【0019】この可変表示装置11の上部の盤面には障
害釘である天釘12が植設されており、この他にも図示
しない多数の障害釘が盤面各部に植設されている。可変
表示装置11の下方の盤面には始動口13が設けられて
おり、この始動口13のさらに下方には大型変動入賞装
置であるアタッカ14が設けられている。さらに、この
アタッカ14の下方には打球が排出されるアウト口15
が開口している。入賞口には始動口13の他に、天入賞
口16や肩入賞口17,袖入賞口18といった通常入賞
口がある。
【0020】図5は遊技盤4の裏面に形成された球通路
を示す図である。天入賞口16,肩入賞口17および袖
入賞口18に入賞したいずれの遊技球も球通路21によ
って1カ所に集められ、入賞球センサ22に検知され
る。また、始動口13に入賞した遊技球は始動入賞球セ
ンサ23に検知された後、球通路21に合流して入賞球
センサ22に検知される。また、アタッカ14は開閉モ
ータ31によって開閉され、アタッカ14に入賞した遊
技球はカウントスイッチ24に検知された後、球通路2
1に合流して入賞球センサ22に検知される。
【0021】図6はアタッカ14の構造を示す斜視図で
あり、同図(a)はアタッカ14の扉14aが開いた状
態、同図(b)はこの扉14aが閉じた状態を示してい
る。同図(a)に示すように、アタッカ14の背後には
開閉モータ31,モータアーム32および扉開閉アクチ
ュエータ33からなる変動入賞装置駆動装置が設けられ
ている。開閉モータ31はモータカバー31a,アクチ
ュエータ33はアクチュエータホルダ33aによって被
覆されている。
【0022】モータ31の正転回動はアーム32を介し
てアクチュエータ33に伝えられ、扉14aはアクチュ
エータ33のこの作動により、図示するように開放す
る。また、扉14aはモータ31の逆転回動により、同
図(b)に示すように閉じる。扉14aが開放すると遊
技球はアタッカ14に極めて入賞しやすい状態、つま
り、遊技者にとって有利な状態に変動する。アタッカ1
4に入賞した遊技球は同図(a)に示す上記のカウント
スイッチ24に検知される。
【0023】図7はパチンコ機1の遊技動作を処理制御
する電子回路の構成を示すブロック図である。この電子
回路は遊技盤4の背面に設けられたゲーム基板に形成さ
れており、ゲーム基板にはCPU41やROM42,R
AM43といった電子部品が実装されている。
【0024】CPU41には上述した入賞球センサ2
2,始動入賞球センサ23やカウントスイッチ24から
出力された検知信号が入力される。CPU41にはこの
他にも、発射球センサ51,戻り球センサ52およびア
ウト球センサ53から出力される検知信号が入力され
る。発射球センサ51は、ハンドル7の回動操作によっ
て球発射装置から弾発される遊技球を検知した信号を出
力する。戻り球センサ52は、球発射装置によって弾発
されたが遊技領域に打ち込まれずにレール19を戻って
きた遊技球を検知した信号を出力する。また、アウト球
センサ53は、遊技領域に打ち込まれていずれの入賞口
にも入賞せずにアウト口15に集められた遊技球を検知
した信号を出力する。
【0025】また、CPU41は可変表示装置駆動回路
46へ駆動信号を出力し、可変表示装置11の液晶画面
に画像を表示させる。また、開閉モータ31からなるア
タッカ駆動回路47へ駆動信号を出力し、アタッカ14
の扉14aの開閉制御を行う。
【0026】ROM42にはパチンコ機1の遊技動作を
処理制御するプログラムが記憶されており、可変表示装
置11はこのプログラムに従うCPU41の処理制御に
よって可変表示される。また、ROM42には入賞判定
テーブル、大当たり発生確率テーブル等も記憶されてい
る。これらテーブルは入賞態様決定回路による入賞判定
の際に参照される。
【0027】CPU41,乱数発生器44および乱数サ
ンプリング回路45は入賞態様決定回路を構成してい
る。入賞判定テーブルにはこの乱数発生器44で発生す
る一定範囲の乱数を各入賞態様に区画するデータが記憶
されている。始動口13に遊技球が入賞したのが始動入
賞球センサ23に検知されると、CPU41は乱数発生
器44へ信号を出力して乱数を発生させる。サンプリン
グ回路45はこの乱数の中から1つの乱数をサンプリン
グする。入賞態様は、このサンプリング回路45によっ
てサンプリングされた乱数の値が入賞判定テーブルのど
の区画に属するかによって決定される。
【0028】サンプリングされた乱数値が入賞判定テー
ブルの大当たり入賞区画に属する確率は、大当たり発生
確率テーブルに設定された確率値に従っている。大当た
り発生確率テーブルには複数の確率値が記憶されてお
り、大当たり入賞の発生確率は設定操作部54の操作に
より、例えば3段階に可変設定することが可能になって
いる。設定1では1/215,設定2では1/230,
設定3では1/245の大当たり発生確率に設定され
る。CPU41はこの設定操作部54の設定状態を入力
し、設定表示部駆動回路48によって読み込んだ設定状
態を設定表示部49に表示させる。
【0029】入賞態様決定回路で大当たり入賞が決定さ
れると、可変表示装置11に「1」〜「15」の中のい
ずれかの同一図柄が3個ぞろ目で停止表示される。この
際、「1」,「3」,「5」,「7」,「9」,「1
1」または「13」のいずれかの特定図柄が可変表示装
置11に3個ぞろ目で停止表示されると、大当たり発生
確率は高確率値になって確率変動状態になる。すなわ
ち、設定操作部54によるテーブルの可変設定1、2、
3にかかわらず、大当たり発生確率テーブルには1/2
5の大当たり発生確率値が設定される。従って、次回の
乱数抽選で大当たりが再度発生する確率は極めて高くな
る。この確率変動制御は、初回の大当たり入賞の発生を
含めて所定回の大当たり入賞が発生することによって終
了し、その後は通常の大当たり発生確率値に復帰する。
【0030】このような構成において、ハンドル7が回
動操作されると上皿5に貯留された遊技球は球送り装置
によって1個ずつ球発射装置に送られ、この球発射装置
によって1個ずつ弾発される。弾発された遊技球は発射
球センサ51に検知された後、レール19に案内されて
遊技盤4の遊技領域内に打ち込まれる。この際、戻り球
は戻り球センサ52に検知される。
【0031】遊技領域内に打ち込まれた遊技球は障害釘
に弾かれながら盤面を流下する。遊技球が盤面を流下す
る最中に天入賞口16を始めとする通常入賞口に入賞す
ると入賞球センサ22に検知され、CPU41の処理制
御によって所定個数、例えば5個の賞球が上皿5に払い
出される。上皿5に貯留される遊技球が満杯になると賞
球は下皿6に払い出されるようになる。また、盤面に打
ち込まれた遊技球がいずれの入賞口にも入賞しなかった
場合には、打球はアウト口15に集められて回収され
る。アウト口15に集められた打球はアウト球センサ5
3に検知される。
【0032】また、盤面を流下する最中に遊技球が始動
口13に入賞すると始動入賞球センサ23に検知され、
CPU41の処理制御によって可変表示装置11が可変
表示を開始する。また、始動入賞球センサ23に遊技球
が検知されると、前述した入賞態様決定回路によって入
賞判定が行われる。
【0033】この入賞判定の結果、大当たり入賞が生じ
て可変表示装置11にぞろ目の図柄組合せが停止表示さ
れると、CPU41によってアタッカ駆動回路47が制
御され、アタッカ14の扉14aは遊技球が10個入賞
するかまたは30秒経過するまで開放状態になる。アタ
ッカ14が開放してアタッカ14に入賞する遊技球はカ
ウントスイッチ24に検知され、さらに入賞球センサ2
2に検知される。カウントスイッチ24および入賞球セ
ンサ22に遊技球が検知されると、遊技者には15個の
遊技球が賞球として払い出される。
【0034】また、単に入賞球センサ22のみに検知さ
れ、カウントスイッチ24に検知されなかった入賞球に
ついては、通常入賞口または始動口13からの入賞球と
して、5個の賞球が払い出される。カウントスイッチ2
4は、アタッカ14への入賞球数が10個になるとアタ
ッカ14を閉じさせる機能を持つと共に、アタッカ14
の最大開放時間30秒のうちの開放当初の5秒間、およ
び開放後15秒〜20秒の5秒間にそれぞれ設定された
各V入賞タイミングに1球でも入賞があると、アタッカ
14が一旦閉じた後も繰り返してアタッカ14を開放さ
せる機能を持つ。
【0035】アタッカ14の開放は1ラウンドで、つま
り1回の抽選入賞に対して最大12回まで繰り返し行わ
れる。また、「1」,「3」,「5」,「7」,
「9」,「11」または「13」の特定図柄組合せで大
当たり入賞が生じた場合には、上述したように確率変動
するが、さらに、この特定図柄の中の「3」,「7」ま
たは「11」が停止表示された場合には、アタッカ14
は1ラウンドで最大16回まで繰り返し開放する。従っ
て、確率変動状態中におけるアタッカ14の合計開放数
の最大残数は、それまでに生じた大当たり入賞の種類に
よって変化する。
【0036】例えば、「3」,「7」または「11」以
外の図柄で大当たり入賞がA回、これらの特定図柄で大
当たり入賞がB回生じている場合には、アタッカ14の
合計開放数の最大残数Nは次式に表される。ここで、確
率変動状態時におけるアタッカ14の合計開放数は80
回に制限されているものとする。
【0037】N=80−(12×A+16×B) この演算は、CPU41がRAM43を一時演算記憶領
域として使用することによって行われる。本実施形態で
は可変表示装置11がアタッカ14の合計開放数の最大
残数Nを表示する表示手段に兼用されており、可変表示
装置11の液晶画面にこの最大残数Nが液晶表示され
る。例えば、図1(a)に示す可変表示装置11の画面
のように、可変表示される数字図柄「5」,「15」,
「7」の下方に、「アタッカー最大開放残り64回」と
いうように数値情報として液晶表示される。
【0038】最大残数Nのこの表示は確率変動状態の開
始と共に現れ、変動状態の継続中は通算して減算表示さ
れる。また、変動状態の解除と共に最大残数Nの表示は
消滅する。従って、確率変動状態中における一般遊技時
にも、最大残数Nの表示は行われている。例えば、大当
たり入賞が特定図柄で発生して確率変動状態に突入し、
最初の大当たり入賞遊技が終了して次回の大当たり入賞
が発生するまでの間の一般遊技時にも、最大残数Nの表
示が行われている。
【0039】このような本実施形態によれば、可変表示
装置11にアタッカ14の合計開放数の最大残数が表示
されるため、遊技者や遊技場の従業員等は、計算するこ
となく直ちにこの最大残数を知ることが出来る。このた
め、確率変動状態の最中において、遊技者等はあとどの
くらいでアタッカ14の開放が制限されるのかを容易に
知ることが出来、遊技球の獲得量を予想し易くなる。
【0040】また、上記実施形態の説明ではアタッカ1
4の合計開放数の最大残数Nを単に数値として表示した
だけであったが、この最大残数Nをインジケータの表示
によって現してもよい。例えば、図1(b)に示すよう
に、可変表示図柄の下方に「残りアタッカー開放チャン
ス」を棒状グラフでインジケート表示させる。棒状グラ
フの最大長さはアタッカ14の合計開放数である80回
とし、最大残数Nが減っていくのに連れて残数を示すイ
ンジケータを短く移動表示させる。
【0041】また、これとは逆に、最大残数Nが減って
いくのに連れて棒状グラフを長く移動表示させ、この移
動表示が増加してある点に達すると、最大残数Nが零に
なるようにインジケータを表示させてもよい。
【0042】また、上記実施形態の説明ではアタッカ1
4の合計開放数の最大残数Nを表示させたが、1ラウン
ドのアタッカ14の繰り返し開放回数が一定で固定の機
種では、最大残数Nの代わりにあと何ラウンド遊技でき
るか、つまり、最大であと何回大当たり入賞が発生する
余地があるかを表示させるようにしてもよい。
【0043】例えば、図2(a)に示す可変表示装置1
1の画面のように、可変表示図柄の下方に「最大連チャ
ン数あと3回」というように表示させる。また、図2
(b)に示す可変表示装置11の画面のように、「最大
連チャンチャンス ★★★★」というように最大残り連
チャン数を星印「★」といった記号の数で表現するよう
にしてもよい。そして、残り連チャン数が減っていくの
に連れて星印を消していく。
【0044】また、図3に示す可変表示装置装置11の
画面のように、大当たり入賞が発生する度に1つのキャ
ラクタを表示させ、例えば、3回の大当たり入賞が発生
した場合には3つのキャラクタを同図(a)に示すよう
に表示させる。そして、5回の大当たり入賞が発生した
場合には、5つのキャラクタを同図(b)に示すように
表示させ、大当たり入賞の最大残数が零になったことを
表すようにしてもよい。
【0045】また、大当たり入賞の最大残数が減ってい
くのに連れて、動物が成長したり、変化するキャラクタ
を表示させるようにしてもよい。このように大当たり入
賞の最大残数を表示させることにより、遊技者が遊技に
熱中しても、あと何回大当たり入賞が発生する余地があ
るかを確認することが出来る。
【0046】また、上記実施形態の説明ではアタッカ1
4の開放の最大残数の表示を可変表示装置11の可変表
示に兼用して行ったが、表示する箇所はここに限定され
るものではない。例えば、天釘12の右方上部の遊技盤
面に7セグメントLED等の表示装置を埋設するように
してもよい。また、飾りランプ8,9の近辺の盤面にこ
のような表示装置を設けるようにしてもよい。また、枠
上部飾りランプ10や上皿5といった遊技機筐体部分に
このような最大残数表示装置を設けてもよい。このよう
な表示装置によっても上述した実施形態と同様な効果が
奏される。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、変
動入賞装置の合計開放数の最大残数が表示手段に表示さ
れるため、遊技者や遊技場の従業員等は、計算すること
なく直ちにこの最大残数を知ることが可能となる。
【0048】また、大当たり入賞の合計発生回数の最大
残数が表示手段に表示されるため、遊技者は最大であと
何回大当たり入賞が発生する余地があるかを確認するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による弾球遊技機に表示さ
れる可変表示装置の一画面例を示す図である。
【図2】本実施形態による弾球遊技機に表示される可変
表示装置の第1の他の画面例を示す図である。
【図3】本実施形態による弾球遊技機に表示される可変
表示装置の第2の他の画面例を示す図である。
【図4】本実施形態による弾球遊技機の正面図である。
【図5】図4に示す弾球遊技機の遊技盤裏面に形成され
た球通路を示す図である。
【図6】図4に示す弾球遊技機の変動入賞装置を示す斜
視図である。
【図7】図4に示す弾球遊技機のゲーム基板に形成され
ている電子回路の概略ブロック図である。
【符号の説明】
1…パチンコ機 2…フロントドア 3…ガラス 4…遊技盤 5…上皿 6…下皿 7…ハンドル 8,9…盤面飾りランプ 10…枠上部飾りランプ 11…可変表示装置 12…天釘 13…始動口 14…変動入賞装置(アタッカ) 15…アウト口 16…天入賞口 17…肩入賞口 18…袖入賞口 19…レール

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始動口に遊技球が入賞することを条件に
    図柄を可変表示する可変表示装置と、乱数抽選の結果大
    当たり入賞が生じてこの可変表示装置に所定の図柄組合
    せが停止表示されると遊技者にとって有利な状態に変動
    し所定回数開放する変動入賞装置と、前記可変表示装置
    に所定の特定図柄組合せが停止表示されると大当たり入
    賞の発生確率を高い値に変動させて乱数抽選を行う入賞
    態様決定手段とを備えて構成される弾球遊技機におい
    て、 この確率変動状態時に前記変動入賞装置の合計開放数の
    最大残数を表示する表示手段を備えたことを特徴とする
    弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は確率変動状態中継続して
    前記最大残数を表示することを特徴とする請求項1に記
    載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 始動口に遊技球が入賞することを条件に
    図柄を可変表示する可変表示装置と、乱数抽選の結果大
    当たり入賞が生じてこの可変表示装置に所定の図柄組合
    せが停止表示されると遊技者にとって有利な状態に変動
    し常に一定回数開放する変動入賞装置と、前記可変表示
    装置に所定の特定図柄組合せが停止表示されると大当た
    り入賞の発生確率を高い値に変動させて乱数抽選を行う
    入賞態様決定手段とを備えて構成される弾球遊技機にお
    いて、 この確率変動状態時に許容される大当たり入賞の合計発
    生回数の最大残数を表示する表示手段を備えたことを特
    徴とする弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は確率変動状態中継続して
    前記最大残数を表示することを特徴とする請求項3に記
    載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は前記最大残数を図柄を用
    いて表示することを特徴とする請求項3または請求項4
    に記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は前記可変表示装置に兼用
    されていることを特徴とする請求項1から請求項5のい
    ずれか1項に記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は遊技盤面または遊技機筐
    体に設けられていることを特徴とする請求項1から請求
    項5のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005066373A (ja) * 2004-12-13 2005-03-17 Sekiyu Ri 遊技装置
JP2012000286A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Newgin Co Ltd 遊技機
JP2012000285A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Newgin Co Ltd 遊技機

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