JP2753487B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2753487B2
JP2753487B2 JP35051995A JP35051995A JP2753487B2 JP 2753487 B2 JP2753487 B2 JP 2753487B2 JP 35051995 A JP35051995 A JP 35051995A JP 35051995 A JP35051995 A JP 35051995A JP 2753487 B2 JP2753487 B2 JP 2753487B2
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宏 榎本
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Kyoraku Sangyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤に設けられ
た図柄変動表示器の図柄が揃うことによっていわゆる大
当たりとなり一時期に多数の景品球が獲得できるように
したパチンコ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技盤に設けられた通過ゲートを打球が
通過すると7セグメントの発光表示器からなる普通図柄
変動表示器に表示される図柄、例えば数字が4→6→8
→3→5→7の順に変動し、数秒後に3〜7のいずれか
の数字で停止し、その停止した数字が一定の確率で偶然
性をもって例えばラッキーナンバー7となった場合に、
チューリップと称される普通電動開閉入賞装置が短時間
(例えば0.5秒間)開いて該電動開閉入賞装置へ打球
が入り易くなり、該入賞装置に打球が入ると、CRT,
カラー液晶表示装置等の電子ディスプレイからなる特別
図柄変動表示器に数字,記号,その他の図柄が3列にて
上から下に流れる如くに変動表示され、定時間後にその
図柄が左側列,右側列,中央列の順に停止して数百分の
1の確率で偶然にも例えば「555」,「777」等の
予め決められた図柄に揃うと、いわゆる大当たりが発生
し特別遊技状態となって遊技盤下部に設けられた電動開
閉大入賞口が継続的に開放され、遊技客はその一時期に
多数の景品球を得ることができるように構成されたパチ
ンコ遊技機は周知のとおりである。
【0003】しかし従来の上記パチンコ遊技機では、通
過ゲートを打球が通過しても普通図柄変動表示器がラッ
キーナンバーで停止しない限り普通電動開閉入賞装置が
全く開かないためにその運,不運に大きく左右され、そ
の運がなければ特別図柄変動表示器が変動表示するチャ
ンスも少なくなりゲームをつまらなくするおそれがあっ
た。
【0004】また上記パチンコ遊技機では、電動開閉大
入賞口が閉じていわゆる特別遊技状態が終ってしまう
と、再び大当たりを勝ちとるのが容易でなくその間に遊
技客はその持球をなくしてしまうおそれもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は普通電
動開閉入賞装置が、比較的運,不運なく平等に開くよう
にして特別図柄変動表示器が何人にも確実性をもって変
動表示し大当たりのチャンスが均等に与えられるように
すると共に、いったん特別遊技状態が発生したらその特
別遊技状態が終っても従来より比較的有利にゲームが続
行できるようにしてパチンコの興趣を増大させようとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、遊
技盤に通過ゲートと普通電動開閉入賞装置と特別図柄変
動表示器と電動開閉大入賞口を設け、通過ゲートを通過
する打球をカウントし、そのカウント数の表示器を設け
ると共に、そのカウント数が予め定められた規定個数N
に達することにより普通電動開閉入賞装置を所定時間開
成状態にし、該普通電動開閉入賞装置に打球が入賞する
ことにより特別図柄変動表示器が変動表示しその表示が
所定の大当たり図柄にて停止した場合に特別遊技状態と
なって電動開閉大入賞口が継続的に開かれるように構成
したことを特徴とする。また本発明は上記パチンコ遊技
機において、特別遊技状態が終った後は優遇モードに移
行し、普通電動開閉入賞装置を開成するに必要な通過ゲ
ートの打球の通過個数が一定条件の基で規定個数Nより
少なく設定されるようにしたことを特徴とする。また本
発明は上記パチンコ遊技機において、特別遊技状態が終
った後は優遇モードに移行し、普通電動開閉入賞装置が
開成状態となる時間が一定条件の基で延長されるように
したことを特徴とする。また本発明は、上記パチンコ遊
技機における一定条件は特別遊技状態の発生回数が一定
回数以下であることを特徴とする。さらに本発明は上記
パチンコ遊技機において、優遇モードに移行しているこ
とを表示する表示手段を設けたことを特徴とする。
【0007】このように本発明では、規定個数の打球が
通過ゲートを通過することで必ず普通電動開閉入賞装置
が開くようにすることにより、該入賞装置への入賞の機
会が平準化される。また、特別遊技状態が終った後に優
遇モードに移行するので、大当たり発生前より有利にゲ
ームが続行できる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に図面に従い本発明に係るパチ
ンコ遊技機の実施の形態を説明する。図1にこのパチン
コ遊技機の遊技盤1の正面を示す。図中2は天入賞口、
3は左肩入賞口、4は右肩入賞口、5は左袖入賞口、6
は右袖入賞口で、これらの各入賞口はいわゆる普通入賞
口であって打球が入賞する度に一定個数の賞球が遊技客
に払い出される。7,8,9,10は風車、11,12
は装飾ランプ、15はアウト穴である。
【0009】20,21は遊技盤1面上を落下する打球
が内部を通過することにより球センサが作動し電気信号
を出力する通過ゲート、22は7セグメントの発光表示
器からなる通過球数表示器、23は一対の翼片24,2
4がソレノイドの作動により開閉する普通電動開閉入賞
装置、25はカラー液晶ディスプレイからなる特別図柄
変動表示器、26は長方形状の扉板27がソレノイドの
作動により前方に開かれることにより打球を極めて入り
易くする電動開閉大入賞口で、該電動開閉大入賞口26
の内部中央にはさらにVゾーンと称される特別入賞口2
8が設けられている。なお29はモード表示ランプ、3
0,30…は普通電動開閉入賞装置23に打球が入賞し
たことを記憶しそのことを点灯により表示する打球入賞
記憶表示ランプである。
【0010】上記のように遊技盤1に設けられた各機器
は図2にブロック図を示したようにCPU,RAM,R
OMおよびI/Oからなるマイクロコンピュータに接続
され該マイクロコンピュータと電気信号が授受されるこ
とにより作動する。即ち、通過ゲート20または通過ゲ
ート21を打球が通過するとそれが球センサにより検出
されカウンタがその通過打球数をカウントする。そして
そのカウント数を通過球数表示器22に表示する。そし
てその通過球数が予め定められた規定個数10個に達す
ると、電動開閉入賞装置23のソレノイドが作動し翼片
24,24を短時間(約0.5秒間)開かしめ該電動開
閉入賞装置23に打球が入り得るようになる。
【0011】電動開閉入賞装置23に打球が入賞すると
それを検知する球センサからの信号がCPUに入力され
特別図柄変動表示器25に図3に示したような0〜9の
数字、および島,花,カモメ,飛行機,ペンギン等のキ
ャラクタの図柄がその順に3列にて上から下へ流れるよ
うに循環表示される。そして、その図柄変動は変動表示
がスタートしてから約7秒経過後に左側列,右側列,中
央列の順に停止する。そしてその停止図柄が数百分の1
の確率をもって偶然にも「000」,「111」,「2
22」………「777」,「島島島」………のように横
一列に同一図柄が揃うと、大当たりとなり電動開閉大入
賞口26の扉板27がソレノイドの作動により開かれて
該電動開閉大入賞口26に打球がきわめて入り易い状況
をもたらすと同時に装飾ランプ11,12が点滅し、ス
ピーカー(図示せず)から効果音が発せられ特別図柄変
動表示器25には大当たりの祝勝表示がなされ特別遊技
状態となる。そして、電動開閉大入賞口26に打球が1
0個入るかまたは29秒経過すると該扉板27は閉じる
が、その間にVゾーンと称される特定入賞口26に打球
が入ったことが検出されることにより、また該扉板27
が開いて打球を再び入り易くする。このような扉板27
の開閉は最高で16回繰り返される。従ってこの特別遊
技状態の一時期に遊技客は多数の賞球を得ることができ
る。
【0012】しかして本発明では、上記のような特別遊
技状態が終った後は、特別遊技状態の発生回数が一定回
数(例えば2回)以下であることを条件として優遇モー
ドに移行する。図4にそのブロック図を示す。なお、こ
の優遇方法としては、電動開閉入賞装置23を開動させ
るに必要な通過ゲート20,21の通過球数を10個か
ら5個程度まで少なくする方法、或いは、電動開閉入賞
装置23が開成状態となる時間を0.5秒から5秒程度
まで延長させる方法等があるが、次に図5のフローチャ
ートに従い前者の方法から先に説明する。
【0013】即ち、通過ゲート20または通過ゲート2
1を打球が通過することがステップaにて検知されると
その検知の度にカウンタが歩進されそのカウント数を通
過球数表示器22に表示し、さらにステップbにて現状
が優遇モードにあるか否かが判定され、優遇モードにあ
るときはステップcにてカウント数が5に達したかどう
かが判定され、5に達すれば電動開閉入賞装置23をソ
レノイド駆動により0.5秒間開成状態にする。そして
カウンタをリセットする。また、優遇モードにないとき
はステップdにてカウント数が10に達したかどうかが
判定され、10に達してからソレノイドを駆動し電動開
閉入賞装置23を0.5秒間開成状態にし該カウンタを
リセットする。このため優遇モードにあるときはより少
ない通過個数で電動開閉入賞装置23が開き、該電動開
閉入賞装置23に打球が入賞すると特別図柄変動表示器
25が変動表示するので大当たりに結びつく確率が高く
なる。なお、特別遊技状態が終わると図4に示したよう
に特別遊技制御手段から判定手段にモード変更信号が出
力されその判定手段はその信号に従い電動開閉入賞装置
23を開成すべきカウント数を変更する。
【0014】また、図6に示したフローチャートは、優
遇モードに移行すると電動開閉入賞装置23の開成時間
が長くなるようにしたもので、通過ゲート20または通
過ゲート21を打球が通過しステップeから前記と同様
にカウンター歩進,カウント数表示が行なわれステップ
fにてカウント数が10に達したことが判定され、さら
にステップgにて現況モードが判定され、優遇モードの
ときは電動開閉入賞装置23を5秒間開成状態にし、優
遇モードでないときは電動開閉入賞装置23を0.5秒
間開成状態にし、カウンタリセットしてスタートに戻
る。このため優遇モードにあるときは電動開閉入賞装置
23への打球の入賞が容易となり同じく大当たりを勝ち
とるチャンスが多くなる。なお、この場合、図4に示し
たように特別遊技制御手段から開時間制御手段に出力さ
れるモード変更信号に従い電動開閉入賞装置23を開成
すべき時間が制御される。
【0015】なお、上記のような優遇モードは、例えば
特別遊技状態の発生回数が2回になった時点で特別遊制
御手段からその優遇モード解消のためのモード変更信号
が判定手段または開時間制御手段に出力されることによ
り優遇モードが解消されるようにし、従らに大当たりが
連続することのないようにする。また、優遇モードにあ
るときはモード表示ランプ29を点灯させることで続け
てプレイすると有利であることを遊技客に知らせ好趣を
増大させられる。なお、通過球数表示器22は複数個の
LEDを打球が通過する毎に1つ宛点灯させるようにす
ることをもって代用してもよい。
【0016】
【発明の効果】このように本発明のパチンコ遊技機は、
通過ゲートを一定数の打球が通過することにより普通電
動開閉入賞装置を開かしめるようにしたので、特図柄変
動表示器を変動表示させ大当たりに結びつくチャンスが
比較的均等に平準化して与えられるようになり、常に盛
り上がったゲームを楽しむことができる。また、特別遊
技状態が終わった後は優遇モードに移行することにより
引き続き一定条件の基で有利にゲームが続行できるよう
にしたので、特別遊技状態終了後も遊技客をその台に惹
き付けておくことができるなどパチンコの興趣を増大さ
せる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ遊技機の遊技盤の正面
図。
【図2】本発明に係るパチンコ遊技機のブロック図。
【図3】本発明に係るパチンコ遊技機の特別図柄変動表
示器の表示例図。
【図4】本発明に係るパチンコ遊技機のブロック図。
【図5】本発明に係るパチンコ遊技機のフローチャー
ト。
【図6】本発明に係るパチンコ遊技機のフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 遊技盤 20,21 通過ゲート 22 通過球数表示器 23 普通電動開閉入賞装置 25 特別図柄変動表示器 26 電動開閉大入賞口 29 モード表示ランプ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に通過ゲートと普通電動開閉入賞
    装置と特別図柄変動表示器と電動開閉大入賞口を設け、
    通過ゲートを通過する打球をカウントし、そのカウント
    数の表示器を設けると共に、そのカウント数が予め定め
    られた規定個数Nに達することにより普通電動開閉入賞
    装置を所定時間開成状態にし、該普通電動開閉入賞装置
    に打球が入賞することにより特別図柄変動表示器が変動
    表示しその表示が所定の大当たり図柄にて停止した場合
    に特別遊技状態となって電動開閉大入賞口が継続的に開
    かれるように構成したことを特徴とするパチンコ遊技
    機。
  2. 【請求項2】 特別遊技状態が終った後は優遇モードに
    移行し、普通電動開閉入賞装置を開成するに必要な通過
    ゲートの打球の通過個数が一定条件の基で規定個数Nよ
    り少なく設定されるようにした請求項1に記載のパチン
    コ遊技機。
  3. 【請求項3】 特別遊技状態が終った後は優遇モードに
    移行し、普通電動開閉入賞装置が開成状態となる時間が
    一定条件の基で延長されるようにした請求項1または2
    に記載のパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項2または3における一定条件は特
    別遊技状態の発生回数が一定回数以下であることとした
    パチンコ遊技機。
  5. 【請求項5】 優遇モードに移行していることを表示す
    る表示手段を設けた請求項2〜4のいずれかに記載のパ
    チンコ遊技機。
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