JP4240672B2 - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4240672B2 JP4240672B2 JP25467099A JP25467099A JP4240672B2 JP 4240672 B2 JP4240672 B2 JP 4240672B2 JP 25467099 A JP25467099 A JP 25467099A JP 25467099 A JP25467099 A JP 25467099A JP 4240672 B2 JP4240672 B2 JP 4240672B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- closing
- electric
- time
- symbol variation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技盤に設けられた図柄変動表示器の図柄が揃うことによっていわゆる大当たり状態となり一時に多数の賞球が獲得できるパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技盤に設けられた通過ゲートを打球が通過すると7セグメントの発光表示器からなる普通図柄表示器に表示される図柄、例えば数字が4→6→8→3→5→7の順に変動し、数秒後に3〜7のいずれかの数字で停止し、その停止した数字が一定の確率で偶然性をもって例えば3または5または7となつた場合に、チューリップと称される電動開閉入賞口が短時間(例えば約0.4秒間)開いて該電動開閉入賞口へ打球が入り易くなり、該入賞口に打球が入ると、CRT,カラー液晶表示装置等の電子ディスプレイからなる特別図柄変動表示器に数字,記号,その他の図柄が3列にて上から下に流れる如くに変動表示され定時間後にその図柄が左側列,右側列,中央列の順に停止して数百分の1の確率で偶然にも例えば「555」,「777」等に予め決められた図柄に揃うと、いわゆる大当たり状態となって遊技盤下部に設けられた電動開閉大入賞口が一定時間または一定個数の打球が入賞するまで開放され、遊技者は一時に多数の賞球を得ることができるように構成されたパチンコ機は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記パチンコ機では、電動開閉大入賞口が閉じていわゆる大当たり状態が終ってしまうと、再び大当たりを勝ちとるのが容易でなくその間に遊技者はその持球をなくしてしまうおそれもあった。そこで本発明はいったん大当たりが発生したらその大当たり状態が終わった後も一定の条件のもとにその遊技者に何らかの特典を与え有利にパチンコゲームが続行できるようにして興趣を増大させようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そのために本発明は、遊技盤に通過ゲートと普通図柄変動表示器と電動開閉入賞口と特別図柄変動表示器と電動開閉大入賞口が設けられ、打球が通過ゲートを通過することにより普通図柄変動表示器の表示図柄が変動し所定の図柄にて停止するごとに電動開閉入賞口が短時間開放され、該電動開閉入賞口に打球が入賞すると前記特別図柄変動表示器に表示される複数列の図柄が変動し所定の図柄が揃うと大当たり状態となって電動開閉大入賞口が開放され一時に多数の打球が容易に入賞し得るようにしたパチンコ機であって、大当たり状態が終った後は所定時間が経過するまでに限って前記電動開閉入賞口の開放時間を延長し該電動開閉入賞口への打球の入賞を容易ならしめることで前記特別図柄変動表示器の図柄変動を頻繁に行なわしめるとともに、該電動開閉入賞口が開放時間延長モードにあり特別図柄変動表示器が図柄変動中に次の打球が該電動開閉入賞口に入賞した場合に残り1秒間程を図柄変動させるだけで早目にその図柄変動を切り上げて停止させるようにしたことを特徴とする。
【0005】
大当たり状態が終った後は、普通図柄変動表示器の表示が所定の単一図柄にて停止するごとに電動開閉入賞口が大当たり発生前よりも長時間開放され、該電動開閉入賞口へ打球が入り易くなるので、特別図柄変動表示器の図柄変動が頻繁になる。このため大当たりが発生し易くなる。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に図面に従い本発明に係るパチンコ機の実施形態を説明する。図1にこのパチンコ機の遊技盤1の正面を示す。図中2は天入賞口、3は左肩入賞口、4は右肩入賞口、5は左袖入賞口、6は右袖入賞口で、これらの各入賞口はいわゆる普通入賞口であって打球が入賞する毎に一定個数の賞球が遊技者に払い出される。7,8,9,10は風車、11,12,13,14は装飾ランプである。15はアウト穴である。
【0007】
20,21は遊技盤1面上を落下する打球が内部を通過することによりセンサが作動し電気信号を出力する通過ゲート、22は7セグメントの発光表示器からなる普通図柄変動表示器、23は一対の翼片24,24がソレノイドの作動により開閉する電動開閉入賞口、25はカラー液晶ディスプレイからなる特別図柄変動表示器、26は長方形状の扉板27がソレノイドの作動により前方に開かれることにより打球を極めて入り易くする電動開閉大入賞口で、該電動開閉大入賞口26の内部中央にはさらにVゾーンと称される特定入賞口28が設けられている。なお29,29…は通過ゲート20,21を打球が通過したことを記憶しそのことを点灯により表示する打球通過記憶表示ランプ、30,30…は電動開閉入賞口23に打球が入賞したことを記憶しそのことを点灯により表示する打球入賞記憶表示ランプである。
【0008】
上記のように遊技盤1に設けられた各機器は図2に示したブロック図を示したようにCPU,RAM,ROMおよびI/Oからなるマイクロコンピュータに接続され該マイクロコンピュータと電気信号が授受されることにより作動する。即ち、通過ゲート20または通過ゲート21を打球が通過すると普通図柄変動表示器22に表示される数字が4→6→8→3→5→7の順に高速で変動し数秒後に3〜8のいずれかの不特定な数字で停止する。そしてその停止した数字が偶然にも予め決められた3または5または7であった場合は電動開閉入賞口23のソレノイドの作動により翼片24,24を短時間(約0.5秒間)開かしめ該電動開閉入賞口23へ打球が多少入賞し易くなるようにしている。
【0009】
電動開閉入賞口23に打球が入賞するとそれを検知するセンサからの信号がCPUに入力され特別図柄変動表示器25に図3に示したような0〜9の数字、および、島,花,カモメ,飛行機,ペンギン等のキャラクタの図柄がその順に3列にて上から下へ流れるように循環表示される。図4にこのように図柄変動表示がされているときの背景画の一例としての南国の海岸風景を示す。そして、その図柄変動は変動表示がスタートしてから約7秒経過後に左側列,右側列,中央列の順に停止する。そして図5に示したようにその停止図柄が数百分の1の確率をもって偶然にも「000」,「111」,「222」………「777」,「島島島」………のように横一列に同一図柄が揃うと、大当たり状態となり電動開閉大入賞口26の扉板27がソレノイドの作動により開かれて該電動開閉大入賞口26に打球がきわめて入り易い状況をもたらすと同時に装飾ランプ11,12,13,14が点滅し、スピーカー(図示せず)から効果音が発せられ特別図柄変動表示器25には大当たりの祝勝表示がなされる。そして、電動開閉大入賞口26に打球が10個入るかまたは29秒経過すると該扉板27は閉じるがその間にVゾーンと称される特定入賞口28に打球が入ったことが検出されることにより、また開いて打球を再び入り易くする。このような扉板27の開閉は最高で16回繰り返される。従ってこの大当たり状態の一時期に遊技者は多数の賞球を得ることができる。
【0010】
しかして本発明では、上記のような大当たり状態が終った後は、所定時間が経過するまでに限って電動開閉入賞口23の翼片24の開放時間を延長(この実施例では約0.5秒間から約5秒間に延長)させることにより該電動開閉入賞口23に打球が入賞し易くする。即ち、図6のフローチャートのステップdに示したように、開放時間延長モードかどうかの判別部を電動開閉入賞口23の開放時間を制御するサブルーチンに設けている。そして、通過ゲート20または通過ゲート21を打球が通過し(ステップa)、普通図柄変動表示器22の変動表示時間が経過し(ステップb)、その停止図柄が3または5または7であるかどうかが判別され(ステップc)た後、このステップdにて上記開放時間延長モードであるかどうかがさらに判別され、開放時間延長モードにあるときはステップeにて電動開閉入賞口23が約5秒間開放されることとなり、開放時間延長モードにないときは従来どおりステップfにて電動開閉入賞口23が約0.5秒間のみ開放される。
【0011】
また、開放時間延長モードにあるときは、図4に示した背景画が夕やけ時のように赤味がかかって表示されることにより、遊技者にそのことが知らされ、現状は遊技者にとつて有利な条件でパチンコゲームが進められる状況であることを知らせる。
【0012】
また、図7に特別図柄変動表示器25の図柄変動時間を制御するサブルーチンを示す。即ち、電動開閉入賞口23が長時間開放するときは特別図柄変動表示器25が頻繁に図柄変動するようになるので、図柄変動がスタートしてから停止するまでの所要時間がステップjに示したように普通は約7秒に設定されるものをステップiに示したように短縮に設定されるようにしている。この短縮モードは図柄変動の際中に次の打球が電動開閉入賞口23に入賞した場合に残り1秒間程を図柄変動させるだけで早目にその図柄変動を切り上げて停止させることにより行なわれる。
【0013】
こうして特別図柄変動表示器25の図柄変動・停止が頻繁に行なわれるようになり、所定時間が経過すると電動開閉入賞口23の開放時間延長モードは終わりとなり、普通の短かい開放時間モードに戻る。このように本発明では、大当たり状態が終った後、例えば10分乃至15分のような時間を限定して開放時間延長モードとなる。
【0014】
【発明の効果】
このように本発明のパチンコ機は、大当たり状態が終っても所定時間が経過するまでに限って電動開閉入賞口の開放時間が長くなることによって、該電動開閉入賞口への打球の入賞を容易ならしめ特別図柄変動表示器の図柄変動が頻繁に行なわれるようにしたので、再び停止図柄が揃って大当たりが出やすいようになり引き続き有利にパチンコゲームを続けることができるようになり、興趣を増大させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ機の実施形態を示す遊技盤の正面図。
【図2】本発明の実施形態を示すパチンコ機のゲーム制御系のブロック図。
【図3】本発明の実施形態を示すパチンコ機の特別図柄変動表示器の変動図柄図。
【図4】本発明の実施形態を示すパチンコ機の特別図柄変動表示器の背景図。
【図5】本発明の実施形態を示すパチンコ機の特別図柄変動表示器の大当たり時の表示図。
【図6】本発明の実施形態を示すパチンコ機における電動開閉入賞口の開放時間延長処理の制御系フローチャート。
【図7】本発明の実施形態を示すパチンコ機における特別図柄変動表示器の図柄変動時間の制御系フローチャート。
【符号の説明】
1 遊技盤
20 通過ゲート
21 通過ゲート
22 普通図柄変動表示器
23 電動開閉入賞口
25 特別図柄変動表示器
26 電動開閉大入賞口
Claims (1)
- 遊技盤に通過ゲートと普通図柄変動表示器と電動開閉入賞口と特別図柄変動表示器と電動開閉大入賞口が設けられ、打球が通過ゲートを通過することにより普通図柄変動表示器の表示図柄が変動し所定の図柄にて停止するごとに電動開閉入賞口が短時間開放され、該電動開閉入賞口に打球が入賞すると前記特別図柄変動表示器に表示される複数列の図柄が変動し所定の図柄が揃うと大当たり状態となって電動開閉大入賞口が開放され一時に多数の打球が容易に入賞し得るようにしたパチンコ機であって、大当たり状態が終った後は所定時間が経過するまでに限って前記電動開閉入賞口の開放時間を延長し該電動開閉入賞口への打球の入賞を容易ならしめることで前記特別図柄変動表示器の図柄変動を頻繁に行なわしめるとともに、該電動開閉入賞口が開放時間延長モードにあり特別図柄変動表示器が図柄変動中に次の打球が該電動開閉入賞口に入賞した場合に残り1秒間程を図柄変動させるだけで早目にその図柄変動を切り上げて停止させるようにしたことを特徴とするパチンコ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25467099A JP4240672B2 (ja) | 1999-09-08 | 1999-09-08 | パチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25467099A JP4240672B2 (ja) | 1999-09-08 | 1999-09-08 | パチンコ機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7167015A Division JP3039765B2 (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | パチンコ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000061063A JP2000061063A (ja) | 2000-02-29 |
JP4240672B2 true JP4240672B2 (ja) | 2009-03-18 |
Family
ID=17268240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25467099A Expired - Lifetime JP4240672B2 (ja) | 1999-09-08 | 1999-09-08 | パチンコ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4240672B2 (ja) |
-
1999
- 1999-09-08 JP JP25467099A patent/JP4240672B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000061063A (ja) | 2000-02-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09271567A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2004242787A (ja) | パチンコ機 | |
JPH0671019A (ja) | パチンコ機 | |
JP4240672B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP2000084197A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JPH0422769Y2 (ja) | ||
JP3039765B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP3020860B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP4359946B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2753487B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2887129B1 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2744964B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP3921318B2 (ja) | 確率変動型パチンコ遊技機 | |
JPH09206442A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP3914349B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2672344B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP3629001B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2000140265A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2000176113A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP3205052B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2003180998A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2000296217A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP4486933B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2005334091A (ja) | 遊技機 | |
JP3953263B2 (ja) | パチンコ遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060310 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060704 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150109 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |