JP2003210725A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2003210725A
JP2003210725A JP2002015706A JP2002015706A JP2003210725A JP 2003210725 A JP2003210725 A JP 2003210725A JP 2002015706 A JP2002015706 A JP 2002015706A JP 2002015706 A JP2002015706 A JP 2002015706A JP 2003210725 A JP2003210725 A JP 2003210725A
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profit
game ball
winning
ball
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JP2002015706A
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English (en)
Inventor
Eisaku Nakamura
栄策 中村
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 始動検出手段の遊技球の検出に基づいて遊技
者に還元される利益状態を可変とすることで遊技中の遊
技者の緊迫感を維持し、遊技に対する興趣を増大できる
弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技球を検出可能な始動検出手段と、始
動検出手段が遊技球を検出することを条件に遊技者に有
利な利益状態に変化可能な可変入賞手段とを備えた弾球
遊技機で、複数種類の利益状態A〜Cを設け、始動検出
手段の遊技球の検出に関連して複数種類の利益状態A〜
Cを択一的に選択する利益状態選択手段を備えたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】弾球遊技機、例えば第3種パチンコ機で
は、通過ゲート等よりなる図柄始動手段が遊技球を検出
することを条件に1又は複数の遊技図柄を変動表示する
遊技図柄表示手段と、この遊技図柄表示手段の変動後の
停止図柄が予め定められた所定態様となることに基づい
て開放すると共にその内部に特定領域を有する特定入賞
手段と、遊技球が入賞可能な始動入賞手段とを備え、特
定入賞手段に入賞した遊技球が特定領域を通過すること
を条件に発生する特定遊技状態中に始動入賞手段に遊技
球が入賞し、その始動入賞手段に設けられた始動検出手
段が遊技球を検出したときに、例えば可変入賞手段を所
定時間開放する等の遊技者に有利な利益状態を発生させ
るようにしたものが知られている。
【0003】この種の弾球遊技機では、始動入賞手段の
内部に、遊技球を保持して所定の周期で排出口側に誘導
する回転体等の球誘導手段が設けられており、始動入賞
手段内に入賞した遊技球がその球誘導手段によって排出
口側に排出され、その排出された遊技球が入賞検出手段
で検出されたときに可変入賞手段が例えば1回開放し、
始動検出手段が所定個数の遊技球を検出するまでその動
作を繰り返すようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の弾球遊技機で
は、始動検出手段が遊技球を検出すれば、そのタイミン
グ、例えば特定遊技状態が発生してから始動検出手段に
よる遊技球の検出までの経過時間等に拘わらず、可変入
賞手段の1回の開放等、常に一定の利益が遊技者に還元
されるようになっているため、特定遊技状態継続中の遊
技者は十分な緊迫感を持って遊技を行うことができず、
興趣に欠ける欠点があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、始動検出手段の遊技球の検出に基づいて遊技者に還
元される利益状態を可変とすることで遊技中の遊技者の
緊迫感を維持し、遊技に対する興趣を増大できる弾球遊
技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技球を検出
可能な始動検出手段40と、前記始動検出手段40が遊
技球を検出することを条件に遊技者に有利な利益状態に
変化可能な可変入賞手段27とを備えた弾球遊技機にお
いて、前記利益状態を複数種類設け、前記始動検出手段
40の遊技球の検出に関連して前記複数種類の利益状態
を択一的に選択する利益状態選択手段58を備えたもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図8は本発明を第3種パチン
コ機として具現化した第1の実施形態を例示している。
図1及び図2において、1は遊技機本体で、矩形状の外
枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠
3とを備えている。4はガラス扉、5は前面板で、これ
らは前枠3の窓孔6に対応して上下に配置され、前枠3
に開閉自在に枢支されている。
【0008】7は発射用の遊技球を貯留する上皿で、前
面板5の前側に装着され、上皿カバー8により覆われて
いる。9は余剰球等を貯留する下皿、10は灰皿で、前
面板5の下側で前枠3の前側に左右に配置され、下皿カ
バー11により覆われている。12は遊技盤で、前枠3
の窓孔6に対応するように、前枠3の裏側に着脱自在に
装着されている。
【0009】13は発射手段で、下皿9の一側で前枠3
の前側に設けられた発射ハンドル14と、前面板5の後
方に配置された発射レール15と、前枠3の裏側に配置
された発射モータ16及び打撃槌17等を備え、発射ハ
ンドル14を操作したときに、発射モータ16により打
撃槌17が作動して、前面板5の裏側に装着された図外
の球送り手段により上皿7から発射レール15上に1個
ずつ供給される遊技球を遊技盤12側に発射させるよう
になっている。
【0010】遊技盤12の前面側には、図2に示すよう
に、発射手段13から発射された遊技球を案内するガイ
ドレール21が環状に装着されると共に、そのガイドレ
ール21の内側の遊技領域22に液晶表示手段23、図
柄始動手段24、特定入賞手段25、始動入賞手段2
6、可変入賞手段27、普通入賞手段28等が配置され
ている。
【0011】図柄始動手段24は、通過ゲートにより構
成され、例えば液晶表示手段23の下方に配置されてお
り、遊技球が通過するときにその遊技球を検出するよう
になっている。なお、図柄始動手段24は、遊技球が入
賞する入賞手段としてもよい。
【0012】液晶表示手段23は、遊技図柄表示手段2
9と報知手段30とを夫々構成している。
【0013】遊技図柄表示手段29は、図3に示すよう
に、例えば液晶表示手段23の表示画面の上部側に設け
られ、図柄始動手段24が遊技球を検出することを条件
に、1個又は複数個、例えば左右方向に3個の遊技図柄
29a〜29cが所定時間変動して停止するようになっ
ている。なお、遊技図柄29a〜29cには、数字図
柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の
図柄を使用可能であり、この実施形態では0〜9までの
10種類の数字図柄が使用されている。また、遊技図柄
29a〜29cは、変動時には上下方向、左右方向にス
クロールする等、所定の変動パターンで変動する。
【0014】報知手段30は、後述する可変入賞手段2
7の開放期間を、例えば「6秒経過/10個入賞まで開
放」等の文言表示、その他により報知するようになって
いる。
【0015】特定入賞手段25は、例えば下部側の横軸
廻りに開閉自在な開閉板31を備え、遊技図柄表示手段
29の変動後の遊技図柄29a〜29cが所定態様(例
えば全てが「7・7・7」等のように同種図柄となる等
の所定の組み合わせ)となっって第1利益状態が発生し
た場合に開閉板31を前側に開放するようになってお
り、例えば液晶表示手段23及び図柄始動手段24の下
方に配置されている。
【0016】特定入賞手段25は、その内部が3個等の
複数の通路に区画されており、例えばその中央の通路が
特定領域32に設定されている。特定領域32を遊技球
が通過すると、特定遊技状態が発生し、始動入賞手段2
6が有効となる。
【0017】なお、特定入賞手段25には、特定領域3
2を通過した遊技球を検出する特定領域通過検出スイッ
チ33と、特定領域32以外の通路を通過した遊技球を
検出する入賞検出スイッチ34とが設けられており、特
定入賞手段25に入賞した遊技球は特定領域通過検出ス
イッチ33と入賞検出スイッチ34との何れか一方の検
出スイッチで検出されるようになっている。
【0018】始動入賞手段26は、図4及び図5に示す
ように、後部側が遊技盤12の嵌合孔12aに嵌合して
遊技盤12の前側に着脱自在に装着される入賞ケース3
5と、遊技盤12の前側で入賞ケース35の上側に開口
する入賞口36と、入賞ケース35の後側で遊技盤12
の裏側に向けて開口し且つ入賞口36から入賞ケース3
5内の入賞室35aに入賞した遊技球を遊技盤12の裏
側へと排出する排出口37と、入賞口36から入賞ケー
ス35の入賞室35a内に入った遊技球を保持して所定
の周期で排出口37側に誘導する回転体(球誘導手段)
38と、回転体38を回転駆動する駆動手段39と、排
出口37から排出された遊技球を検出する始動検出スイ
ッチ(始動検出手段)40とを備え、液晶表示手段23
の右側等に配置されている。
【0019】入賞ケース35は、遊技盤12の前面に着
脱自在に装着される平板状の装着板41と、この装着板
41の前側を覆う前カバー42とを備え、それら装着板
41と前カバー42との間の入賞室35a内に回転体3
8が配置されている。
【0020】装着板41は、嵌合孔12aに略対応して
それよりも大きな形状に形成され、その周辺部を遊技盤
12の前面側に当接させた状態で、ネジ等により遊技盤
12に着脱自在に固定されている。装着板41には、排
出口37が、入賞室35a内の周辺部分の所定位置、例
えば入賞口36の真下よりも反時計方向に若干ずらした
位置に設けられている。
【0021】前カバー42は、前後方向に形成された略
円筒状の周壁部43と、この周壁部43の前側を閉鎖す
る前板部44と、周壁部43の上部中央に上向きの開口
状に形成された入賞口36とを一体に備え、装着板41
の前側に着脱自在に装着されている。
【0022】回転体38は、回転軸を前後方向に向けた
状態で、駆動手段39の駆動軸39aに固定されて入賞
室35a内に保持されており、駆動手段39により時計
方向に所定速度で回転駆動されるようになっている。回
転体38の外周面上には、入賞口36から入賞した遊技
球を1個保持可能な凹入状の受け部45が1個形成され
ている。なお、受け部45は回転体38の外周面上に複
数個形成してもよい。
【0023】受け部45の内面側には、少なくともその
一部分に遊技球を後ろ向きに案内する傾斜部45aが形
成されており、回転体38が回転してその受け部45が
排出口37の前側にきたときに、内部に保持している遊
技球を排出口37側に案内するようになっている。
【0024】なお、入賞口36は、回転体38の受け部
45がその入賞口36の真下から外れた位置にあるとき
には、1個の遊技球を回転体38の外周面上に当接させ
た状態で停留させることができるようになっている。入
賞口36の位置で停留している遊技球は、受け部45が
その下側を通過する際に受け部45内に入り、入賞室3
5aの周辺部に沿って排出口37まで誘導される。
【0025】入賞ケース35の裏側には、駆動手段39
と、排出通路46とが設けられている。駆動手段39
は、回転体38を時計方向に回転駆動する駆動モータ等
により構成され、その駆動軸39aを入賞室35a側に
突出させた状態で着脱自在に装着されている。
【0026】排出通路46は、排出口37の後側に接続
されており、回転体38によって排出口37から排出さ
れた遊技球を、例えば駆動手段39の側方を介して遊技
盤12の裏側下方に案内するようになっている。排出通
路46上には、始動検出スイッチ40が配置され、排出
通路46内を通過する遊技球を検出するようになってい
る。
【0027】なお、入賞ケース35の前側の前カバー4
2の少なくとも一部分は透明に形成されており、前側か
ら入賞室35a内を透視可能となっている。
【0028】可変入賞手段27は、特定遊技状態中に始
動入賞手段26に遊技球が入賞し、始動検出スイッチ4
0が遊技球を検出することによって発生する遊技者に有
利な第2利益状態のときに開放する左右一対の開閉爪4
7を備え、所定の開放期間が経過した時点で開閉爪47
を閉じるようになっている。
【0029】可変入賞手段27の開放期間は、例えば最
大開放時間と最大入賞可能個数とで規定されている。即
ち、可変入賞手段27は、開閉爪47の開放後、予め設
定された最大開放時間が経過するか、又は予め設定され
た最大入賞可能個数の遊技球が入賞した時点で開閉爪4
7を閉じる。
【0030】これら最大開放時間及び最大入賞可能個数
は、所定の入賞可能時点から始動検出スイッチ40によ
る遊技球の検出までの回転体38の回転回数(始動検出
手段が遊技球を検出する経時状態の一例)に応じて設定
されるようになっている。ここで、所定の入賞可能時点
とは、特定遊技状態が発生して最初に始動入賞手段26
に入賞した遊技球については特定遊技状態の発生時点、
2個目以降の入賞球についてはその前に入賞した遊技球
が始動検出スイッチ40で検出された時点とする。
【0031】なお、特定遊技状態は、始動入賞手段26
に所定個数(例えば16個)の遊技球が入賞するか、或
いは特定入賞手段25の特定領域32に次の遊技球が入
賞した時点で終了するようになっている。
【0032】図6は制御系のブロック図である。図6に
おいて、51は主制御基板であり、この主制御基板51
は、遊技領域22に装着された液晶表示手段23、その
他の複数個の遊技部品を裏側から一括して覆う裏カバー
の裏側等、前枠3及び遊技盤12を含む遊技機本体1の
裏側の適宜箇所に着脱自在に装着された基板ケースに収
納されている。
【0033】52は図柄制御基板で、この図柄制御基板
52についても、液晶表示手段23の裏側等、前枠3及
び遊技盤12を含む遊技機本体1の裏側の適宜箇所に着
脱自在に装着された基板ケースに収納されている。
【0034】主制御基板51は、主として遊技盤12側
の遊技動作の制御を行うためのもので、乱数発生手段5
3、判定手段54、第1利益状態発生手段55、特定遊
技状態発生手段56、回転回数計数手段57、第2利益
状態選択手段58、第2利益状態発生手段59、制御コ
マンド送信手段60等を備え、CPU、ROM、RAM
等の電子部品により構成されている。
【0035】乱数発生手段53は、変動後の遊技図柄2
9a〜29cが所定態様となる確率が例えば1/100
のときに0〜99までの100個の乱数値を発生する
等、その確率に応じて所定数の乱数値を繰り返し発生す
るようになっている。
【0036】判定手段54は、乱数発生手段53からの
抽出乱数値に基づいて遊技図柄29a〜29cの変動後
の停止図柄を所定態様とするか否か、即ち第1利益状態
を発生させるか否かを判定するためのもので、図柄始動
手段24が遊技球を検出することを条件に乱数発生手段
53の発生乱数値を1つ抽出して、その抽出乱数値が予
め定められた所定態様判定乱数値と一致したときに所定
態様の判定結果を出力するようになっている。
【0037】また判定手段54は、その判定結果に基づ
いて、遊技図柄表示手段29の遊技図柄29a〜29c
を所定時間変動させて所定の停止図柄で停止させるよ
う、制御コマンド送信手段60を介して図柄制御基板5
2側に遊技図柄変動制御コマンドを送信するようになっ
ている。なお、判定手段54の判定結果が所定態様判定
であった場合には、変動後の遊技図柄29a〜29cは
「7・7・7」等の所定態様となる。
【0038】第1利益状態発生手段55は、判定手段5
4の判定結果が所定態様判定となり、遊技図柄表示手段
29の変動後の遊技図柄29a〜29cが所定態様とな
ったとき、特定入賞手段25の開閉板31を所定時間開
放させる第1利益状態を発生させるようになっている。
【0039】特定遊技状態発生手段56は、特定入賞手
段25に入賞した遊技球が特定領域32を通過して特定
領域通過検出スイッチ33が遊技球を検出することを条
件に作動して、特定遊技状態を発生するようになってい
る。特定遊技状態では始動入賞手段26が有効になり、
この始動入賞手段26に遊技球が入賞して、始動検出ス
イッチ40がその遊技球を検出すれば、可変入賞手段2
7の開閉爪47が開放して遊技球が入賞しやすくなる第
2利益状態が発生し、遊技者に多大な利益が還元され
る。
【0040】このように、特定遊技状態発生手段56
は、遊技図柄表示手段29の変動後の停止図柄が予め定
められた所定態様となり、特定入賞手段25の開閉板3
1が開放し、特定入賞手段25に入賞した遊技球が特定
領域32を通過して特定領域通過検出スイッチ33が遊
技球を検出することに基づいて、特定遊技状態を発生さ
せるようになっている。
【0041】なお、特定遊技状態発生手段56は、始動
入賞手段26に所定個数(例えば16個)の遊技球が入
賞するか、或いは特定入賞手段25の特定領域32に次
の遊技球が入賞した時点でその作動を終了するようにな
っている。
【0042】回転回数計数手段57は、所定の入賞可能
時点(特定遊技状態が発生して最初に始動入賞手段26
に入賞した遊技球については特定遊技状態の発生時点、
2個目以降の入賞球についてはその前に入賞した遊技球
が始動検出スイッチ40で検出された時点)からの回転
体38の回転回数を計数するもので、例えば特定遊技状
態が発生した時点で計数を開始し、その特定遊技状態中
に始動検出スイッチ40が遊技球を検出する度に、その
時点での回転体38の回転回数を出力すると共にその計
数値をリセットするようになっている。
【0043】なお、回転回数計数手段57は、回転体3
8や駆動手段39の回転回数を直接計数するものであっ
てもよいし、例えば回転体38が1回転するのに要する
時間と経過時間とに基づいて回転体38の回転回数を求
めるなど、回転体38の回転回数を間接的に計数するも
のであってもよい。
【0044】第2利益状態選択手段58は、始動入賞手
段26の遊技球の検出に関連して複数種類の第2利益状
態を択一的に選択するもので、回転回数計数手段57の
計数値(始動入賞手段26に遊技球が入賞して始動検出
スイッチ40が遊技球を検出したときの入賞可能時点か
らの回転体38の回転回数)に応じて、即ち始動入賞手
段26に遊技球が入賞して始動検出スイッチ40が遊技
球を検出する経時状態に応じて、複数種類の第2利益状
態を択一的に選択するようになっている。
【0045】本実施形態では、図7に示すように、入賞
可能時点から始動検出スイッチ40が遊技球を検出する
までの回転体38の回転回数に応じて、3種類の第2利
益状態A〜Cを設けている。
【0046】第2利益状態Aは、入賞可能時点から始動
検出スイッチ40が遊技球を検出するまでの回転体38
の回転回数が2回転未満の場合に対応するもので、可変
入賞手段27の開放期間は、最大開放時間が6秒、最大
入賞可能個数が10個に設定されている。第2利益状態
Bは、入賞可能時点から始動検出スイッチ40が遊技球
を検出するまでの回転体38の回転回数が3回転未満の
場合に対応するもので、可変入賞手段27の開放期間
は、最大開放時間が4秒、最大入賞可能個数が7個に設
定されている。
【0047】同様に、第2利益状態C、入賞可能時点か
ら始動検出スイッチ40が遊技球を検出するまでの回転
体38の回転回数が3回転以上の場合に対応するもの
で、可変入賞手段27の開放期間は、最大開放時間が2
秒、最大入賞可能個数が4個に設定されている。
【0048】このように、本実施形態では、入賞可能時
点から始動検出スイッチ40が遊技球を検出するまでの
回転体38の回転回数が少ないほど、即ち、なるべく早
いタイミングで始動入賞手段26に遊技球を入賞させる
ほど、第2利益状態の内容が遊技者に有利となるように
設定されている。
【0049】第2利益状態発生手段59は、特定遊技状
態において始動入賞手段26に遊技球が入賞し、始動検
出スイッチ40がその遊技球を検出することを条件に、
第2利益状態選択手段58で選択された第2利益状態に
基づいて可変入賞手段27の開閉爪47を開放させるよ
うになっている。
【0050】例えば、第2利益状態選択手段58で第2
利益状態Aが選択された場合には、第2利益状態発生手
段59は、可変入賞手段27の開閉爪47を開放した
後、その開放から6秒経過するか、若しくは可変入賞手
段27に10個の遊技球が入賞した時点で開閉爪47を
閉じる。
【0051】制御コマンド送信手段60は、図柄制御基
板52等の副制御基板に制御コマンドを一方向通信によ
り送信するためのもので、判定手段54の判定結果に基
づいて図柄制御基板52に遊技図柄変動制御コマンドを
送信する機能、第2利益状態選択手段58の選択結果に
基づいて図柄制御基板52側に第2利益状態指示コマン
ドを送信する機能、第2利益状態発生手段59の作動状
況に基づいて図柄制御基板52側に第2利益状態の発生
/終了コマンドを送信する機能等を有している。
【0052】図柄制御基板52は、液晶表示手段23の
表示制御を行うためのもので、遊技図柄制御手段61、
報知制御手段62等を備え、CPU、ROM、RAM等
の電子部品により構成されている。
【0053】遊技図柄制御手段61は、遊技図柄表示手
段29の表示制御を行うためのもので、図柄始動手段2
4の遊技球の検出により遊技図柄29a〜29cの変動
を開始させ、判定手段54の判定結果が所定態様判定の
ときに「7・7・7」等の所定態様で、非所定態様判定
のときにそれ以外の非所定態様で夫々停止させるように
なっている。
【0054】報知制御手段62は、報知手段30の表示
制御を行うためのもので、第2利益状態の発生中に、そ
のときの第2利益状態の内容、例えば最大開放時間と最
大入賞可能個数を示す文言等、即ち第2利益状態選択手
段58による利益状態の選択結果に関連する情報を報知
手段30に表示するようになっている。例えば、第2利
益状態選択手段58で第2利益状態Aが選択された場合
には、その第2利益状態の発生中に、第2利益状態Aの
最大開放時間と最大入賞可能個数とを示す「6秒経過/
10個入賞まで開放」等の文言を表示する。
【0055】なお、主制御基板51側から図柄制御基板
52側に第2利益状態の発生/終了を示すコマンドの他
に可変入賞手段27への遊技球の入賞を示すコマンド等
を送信するように構成し、第2利益状態の発生からの経
過時間と、その第2利益状態の発生中における可変入賞
手段27への遊技球の入賞個数とに基づいて、報知手段
30に表示した最大開放時間と最大入賞可能個数とをカ
ウントダウン表示するようにしてもよい。
【0056】例えば、第2利益状態の発生と同時に報知
手段30に第2利益状態Aに対応する「6秒経過/10
個入賞まで開放」の文言を表示した後、その第2利益状
態の発生から1秒経過する毎に最大開放時間に関する表
示を「5秒経過」「4秒経過」…のようにカウントダウ
ン表示し、またその第2利益状態の発生から可変入賞手
段27に遊技球が1個入賞する毎に最大入賞可能個数に
関する表示を「9個入賞まで」「8個入賞まで」…のよ
うにカウントダウン表示してもよい。
【0057】或いは、そのときの第2利益状態の最大開
放時間と最大入賞可能個数等を示す「6秒経過/10個
入賞まで開放」等の文言表示とは別に、その第2利益状
態における経過時間、入賞個数等をカウントアップ表示
するようにしてもよい。
【0058】次に上記パチンコ機における動作について
説明する。ゲームに際して発射手段13により遊技球を
発射すると、その遊技球はガイドレール21を経て遊技
領域22に入った後、その遊技領域22内を落下する間
に普通入賞手段28等に入賞するか、図柄始動手段24
を通過しながら下方へと落下する。
【0059】図柄始動手段24が遊技球を検出すると、
判定手段54が乱数発生手段53の発生乱数値を抽出し
て、その抽出乱数値から所定態様とするか否かを判定
し、その判定結果に基づいて図柄制御基板52側の遊技
図柄制御手段61の制御により遊技図柄表示手段29の
遊技図柄29a〜29cが変動を開始する。遊技図柄2
9a〜29cは、変動開始から所定時間経過した後、判
定手段54の判定結果に基づいて、その判定結果が所定
態様判定のときに所定態様となり、非所定態様判定のと
きに非所定態様となるように、遊技図柄制御手段61の
制御により所定の変動パターンで変動する。
【0060】遊技図柄29a〜29cが所定態様で停止
し確定すると、第1利益状態発生手段55により第1利
益状態が発生して、特定入賞手段25の開閉板31が前
側に開放し、上方から落下する遊技球を内部へと誘導す
る。特定入賞手段25に入賞した遊技球が特定領域32
を通過すれば、特定領域通過検出スイッチ33がその遊
技球の通過を検出する。
【0061】特定領域通過検出スイッチ33によって遊
技球の通過が検出されると、特定遊技状態発生手段56
が作動し、特定遊技状態が発生する。特定遊技状態が発
生すると、回転回数計数手段57が回転体38の回転回
数の計数を開始すると共に、始動入賞手段26が有効に
なる。
【0062】始動入賞手段26では、駆動手段39の駆
動により回転体38が常時時計方向に回転している。入
賞口36に遊技球が入ると、その遊技球はその入賞口3
6の位置で停留し、回転体38の受け部45が最上部、
即ち入賞口36の真下にきたときに受け部45内に入
り、入賞室35aの周辺部に沿って時計回りに誘導され
る。そして、受け部45が排出口37の前側に到達する
と、受け部45内に保持されている遊技球は傾斜部45
aによって後ろ向きに案内され、排出口37から遊技盤
12の後側に排出される。排出口37から排出された遊
技球は、排出通路46を通過する際に始動検出スイッチ
40で検出された後、遊技盤12の下部側に案内され
る。
【0063】始動検出スイッチ40が遊技球を検出する
と、回転回数計数手段57がその時点での回転体38の
回転回数を出力すると共にその計数値をリセットする。
【0064】そして、第2利益状態選択手段58が、回
転回数計数手段57から出力された計数値に応じて、3
種類の第2利益状態A〜Cの何れかを択一的に選択す
る。
【0065】例えば、遊技球が排出口37を通過して始
動検出スイッチ40で検出されるまでの時間を無視する
ものとすると、回転回数計数手段57の計数値が1.5
回転であれば第2利益状態Aが、2.5回転であれば第
2利益状態Bが、3回転以上であれば第2利益状態Cが
夫々選択される。
【0066】ここで、例えば特定遊技状態が発生した直
後に入賞口36に遊技球が入賞したと仮定した場合、そ
の遊技球が最も早く始動検出スイッチ40で検出される
のは、入賞時点で回転体38の受け部45が入賞口36
の真下にあった場合(図8(a))であり、特定遊技状
態が発生してから始動検出スイッチ40で検出されるま
での回転体38の回転回数は1回転未満となる。一方、
最も遅く検出されるのは、入賞時点で回転体38の受け
部45が入賞口36の真下よりも若干進んだ位置にあっ
た場合(図8(b))であり、特定遊技状態が発生して
から始動検出スイッチ40で検出されるまでの回転体3
8の回転回数は2回転未満となる。
【0067】従って、遊技者に最も有利な第2利益状態
Aを、特定遊技状態が発生してから始動検出スイッチ4
0で検出されるまでの回転体38の回転回数が2回転未
満の場合に対応させることで、特定遊技状態の発生直後
に入賞した場合の回転体38の回転位置による利益状態
を平衡化できる。
【0068】第2利益状態選択手段58により第2利益
状態A〜Cの何れかが選択されると、第2利益状態発生
手段59が、その選択された第2利益状態A〜Cに基づ
いて可変入賞手段27の開閉爪47を開放させる。
【0069】例えば、第2利益状態選択手段58で第2
利益状態Aが選択された場合には、可変入賞手段27の
開閉爪47が開放された後、その開放から6秒経過する
か、若しくは可変入賞手段27に10個の遊技球が入賞
した時点で開閉爪47が閉じられ、遊技者に多大な利益
が還元される。
【0070】一方、第2利益状態Cが選択された場合に
は、可変入賞手段27の開閉爪47が開放された後、そ
の開放から2秒経過するか、若しくは可変入賞手段27
に4個の遊技球が入賞した時点で開閉爪47が閉じら
れ、第2利益状態Aに比べて遊技者に還元される利益は
小さくなる。
【0071】このように、特定遊技状態の発生後、或い
は前の遊技球の入賞後、早いタイミングで始動入賞手段
26に入賞させるほど遊技者に還元される利益が大きく
なるため、遊技者は特定遊技状態が発生すると、なるべ
く早く始動入賞手段26に入賞させようと従来よりも緊
迫感を持って遊技を行うこととなり、興趣が向上する。
【0072】また、第2利益状態の発生中は、報知制御
手段62が、そのときに選択されている第2利益状態A
〜Cの最大開放時間と最大入賞可能個数とを、報知手段
30に「6秒経過/10個入賞まで開放」等のように表
示する。これにより、遊技者はその第2利益状態の開放
期間を容易に知ることができる。
【0073】特定遊技状態発生手段56の作動開始後、
始動入賞手段26に所定個数(例えば16個)の遊技球
が入賞するか、或いは特定入賞手段25の特定領域32
に次の遊技球が入賞すると、その時点で特定遊技状態発
生手段56の作動は終了する。
【0074】以上説明したように、本実施形態の第3種
パチンコ機は、第2利益状態を複数種類設け、始動検出
スイッチ40の遊技球の検出に関連して複数種類の第2
利益状態を択一的に選択する第2利益状態選択手段58
を備えているため、始動検出スイッチ40の遊技球の検
出に基づいて遊技者に還元される第2利益状態を可変と
することができ、遊技中の遊技者の緊迫感を維持して遊
技に対する興趣を増大できる。
【0075】また、第2利益状態選択手段58による第
2利益状態の選択結果に関連する情報、即ち、選択され
た第2利益状態の内容(最大開放時間と最大入賞可能個
数)を報知する報知手段30を備えているため、遊技者
は選択された第2利益状態の内容を容易に認識すること
ができる。
【0076】始動検出スイッチ40に対して所定の周期
で遊技球を誘導する回転体38を備え、第2利益状態選
択手段58は、始動検出スイッチ40が遊技球を検出す
る経時状態に応じて複数種類の利益状態を択一的に選択
するようになっているため、なるべく有利な第2利益状
態が選択されるように始動入賞手段26に例えばできる
だけ早く遊技球を入賞させるように遊技者を誘導するこ
とができ、遊技中の遊技者の緊迫感を維持して遊技に対
する興趣を増大できる。
【0077】複数種類の第2利益状態は、可変入賞手段
27の作動状態、例えばその開放期間(最大開放時間と
最大入賞可能個数)を夫々異ならせているため、第2利
益状態の種類によって遊技者の受ける利益の大きさを明
確に異ならせることができる。
【0078】図9及び図10は本発明の第2の実施形態
を例示し、始動検出スイッチ40が遊技球を検出するこ
とを条件に判定図柄を変動表示可能な判定図柄表示手段
64を備え、その判定図柄表示手段64の変動後の停止
図柄に関連して複数種類の第2利益状態を択一的に選択
するようにした例を示している。
【0079】図9に示すように、本実施形態における第
2利益状態選択手段58は抽選手段58aにより構成さ
れている。抽選手段58aは、始動入賞手段26に遊技
球が入賞して始動検出スイッチ40が遊技球を検出する
ことを条件に乱数抽選を行い、複数種類の第2利益状態
A〜Cのうちの1つを選択すると共に、その抽選結果を
制御コマンド送信手段60を介して図柄制御基板52側
に送信するようになっている。
【0080】また、図柄制御基板52には、遊技図柄制
御手段61、報知制御手段62の他に判定図柄制御手段
63が設けられている。判定図柄制御手段63は、制御
コマンド送信手段60から受信した抽選手段58aの抽
選結果に基づいて、例えば液晶表示手段23上に設けら
れた判定図柄表示手段64(図10)上に、第2利益状
態A〜Cに対応する判定図柄「A」〜「C」を変動表示
させ、抽選手段58aの抽選結果に応じた判定図柄で停
止させるようになっている。
【0081】例えば、抽選手段58aで第2利益状態A
が選択された場合には、判定図柄制御手段63の制御に
より判定図柄表示手段64に判定図柄「A」〜「C」が
変動表示された後、第2利益状態Aに対応する判定図柄
「A」で停止表示されると共に、報知制御手段62の制
御により報知手段30にその第2利益状態Aに対応する
「6秒経過/10個入賞まで開放」の文言が表示され、
第2利益状態発生手段59により第2利益状態Aが発生
される。
【0082】このように、判定図柄表示手段64の変動
後の停止図柄に関連して複数種類の第2利益状態を択一
的に選択するようにしても、第1の実施形態と同様の効
果を奏することができる。
【0083】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明はそれら各実施形態に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可
能である。例えば、第2実施形態における判定図柄の表
示を省略して、単に抽選手段58aの抽選結果に応じて
第2利益状態を選択するようにしてもよい。
【0084】始動入賞手段26に設けられる回転体38
は、凹入状の受け部45以外の例えば磁石等の保持手段
により遊技球を保持するものでもよい。また、回転体3
8以外の球誘導手段、例えばソレノイド等の駆動手段に
より直線方向、或いは円周方向に往復移動する可動部材
を用いてもよい。
【0085】また、始動入賞手段26は必ずしも可動部
材等の球誘導手段によって遊技球を誘導するものでなく
てもよく、可動部材を備えていない入賞手段としてもよ
い。この場合でも、その始動入賞手段26への遊技球の
入賞のタイミングや、抽選により複数種類の第2利益状
態のうちの1つを選択するように構成することが可能で
ある。
【0086】第1の実施形態では、始動入賞手段26へ
の入賞タイミングが早いほど遊技者に還元される利益が
大きくなるようにしたが、これに限られるものではな
い。例えば始動入賞手段26への入賞タイミングが遅い
ほど遊技者に還元される利益が大きくなるようにしても
よい。但しこの場合には、所定の期限を設けることが望
ましい。
【0087】複数種類の第2利益状態は、可変入賞手段
27の最大開放時間と最大入賞可能個数との何れか一方
のみを異ならせてもよい。また、最大開放時間、最大入
賞可能個数等、可変入賞手段27の開放期間を異ならせ
る以外に、例えば可変入賞手段27の1作動当たりの開
閉回数、1開放当たりの開放時間、大当たり継続回数
(大当たり時の可変入賞手段27の開放ラウンド数)等
を異ならせるようにしてもよい。
【0088】第2利益状態は、3種類に限られるもので
はなく、2種類であってもよいし、4種類以上設けても
よい。
【0089】報知手段30は、第2利益状態選択手段5
8による利益状態の選択結果、例えば「第2利益状態
A」等の文言を表示するようにしてもよい。報知手段3
0は、文言表示のみではなく例えばキャラクター等と文
言とを組み合わせた表示を行うようにしてもよい。ま
た、報知手段30は遊技図柄表示手段29とは異なる表
示手段上に設けてもよい。
【0090】報知手段30は、文言等を表示する表示手
段により構成するもの以外に、例えば音声出力手段、ラ
ンプ手段、その他により構成してもよい。もちろん複数
種類の報知手段を併用してもよい。
【0091】判定図柄表示手段64は、遊技図柄表示手
段29とは異なる表示手段上に設けてもよい。
【0092】可変入賞手段27を複数設けてもよい。こ
の場合、各可変入賞手段27の最大開放時間及び/又は
最大入賞可能個数を異ならせ、入賞検出スイッチ40等
の入賞検出手段が遊技球を検出する経時状態に応じて開
放させる可変入賞手段27を選択するようにしてもよ
い。
【0093】更に、実施形態ではパチンコ機を例に挙げ
て説明したが、アレンジボール機、雀球遊技機等のその
他の弾球遊技機でも同様に実施可能であることは言うま
でもない。
【0094】
【発明の効果】本発明によれば、遊技球を検出可能な始
動検出手段40と、始動検出手段40が遊技球を検出す
ることを条件に遊技者に有利な利益状態に変化可能な可
変入賞手段27とを備えた弾球遊技機において、利益状
態を複数種類設け、始動検出手段40の遊技球の検出に
関連して複数種類の利益状態を択一的に選択する利益状
態選択手段58を備えているため、始動検出手段40に
よる遊技球の検出に基づいて遊技者に還元される利益状
態を可変とすることができ、遊技中の遊技者の緊迫感を
維持して遊技に対する興趣を増大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す液晶表示手段の
正面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す始動入賞手段の
正面断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す始動入賞手段の
側面断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す第2利益状態の
一例である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す始動入賞手段の
回転体の位置と遊技球の入賞タイミングとの関係の説明
図である。
【図9】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図10】本発明の第2の実施形態を示す液晶表示手段
の正面図である。
【符号の説明】
27 可変入賞手段 30 報知手段 38 回転体(球誘導手段) 40 始動検出スイッチ(始動検出手段) 58 第2利益状態発生手段 64 判定図柄表示手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球を検出可能な始動検出手段(4
    0)と、前記始動検出手段(40)が遊技球を検出する
    ことを条件に遊技者に有利な利益状態に変化可能な可変
    入賞手段(27)とを備えた弾球遊技機において、前記
    利益状態を複数種類設け、前記始動検出手段(40)の
    遊技球の検出に関連して前記複数種類の利益状態を択一
    的に選択する利益状態選択手段(58)を備えたことを
    特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記始動検出手段(40)に対して所定
    の周期で遊技球を誘導する球誘導手段(38)を備え、
    前記利益状態選択手段(58)は、前記始動検出手段
    (40)が遊技球を検出する経時状態に応じて前記複数
    種類の利益状態を択一的に選択するものであることを特
    徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記利益状態選択手段(58)による利
    益状態の選択結果又はこれに関連する情報を報知する報
    知手段(30)を備えたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記始動検出手段(40)が遊技球を検
    出することを条件に判定図柄を変動表示可能な判定図柄
    表示手段(64)を備え、前記利益状態選択手段(5
    8)は、前記判定図柄表示手段(64)の変動後の停止
    図柄に関連して前記複数種類の利益状態を択一的に選択
    するものであることを特徴とする請求項1〜3の何れか
    に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記複数種類の利益状態は、前記可変入
    賞手段(27)の作動状態を夫々異ならせたものである
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊
    技機。
  6. 【請求項6】 前記複数種類の利益状態は、前記可変入
    賞手段(27)の最大開放時間を夫々異ならせたもので
    あることを特徴とする請求項5に記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記複数種類の利益状態は、前記可変入
    賞手段(27)の最大入賞可能個数を夫々異ならせたも
    のであることを特徴とする請求項5又は6に記載の弾球
    遊技機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006304893A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Aruze Corp 遊技機およびシミュレーションプログラム
JP2014180467A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Newgin Co Ltd 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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