JPH1198419A - Ccd撮像装置 - Google Patents

Ccd撮像装置

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JPH1198419A
JPH1198419A JP9252155A JP25215597A JPH1198419A JP H1198419 A JPH1198419 A JP H1198419A JP 9252155 A JP9252155 A JP 9252155A JP 25215597 A JP25215597 A JP 25215597A JP H1198419 A JPH1198419 A JP H1198419A
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JP
Japan
Prior art keywords
ccd
period
reset gate
reset
high speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP9252155A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Miyashita
訓 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不要電荷の高速転送による不都合を改善する
ことを目的とする。 【解決手段】 CCDの変則駆動を用いて電子的に手振
れ補正、電子ズーム等を実現するようにしたCCD撮像
装置において、高速に不要電荷を転送する高速転送期間
にリセットゲートに供給するリセットゲートパルスのリ
セット時間の割合を増すようにデューティ比を変えるよ
うにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCCDの変則駆動を
用いて電子的に手振れ補正、電子ズーム等を実現するよ
うにしたCCD撮像素子を使用したカメラ一体形ビデオ
テープレコーダに使用して好適なCCD撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】先に、
CCD撮像素子を使用したCCD撮像装置において、C
CDの変則駆動を用いて電子的に手振れ補正、電子ズー
ム等を実現するようにしたものが提案されている。
【0003】この電子的な手振れ補正は図3に示すよう
に、映像信号に対応する有効画角1aよりも広い撮像領
域を持つCCD撮像素子1を使い、例えばカメラ一体形
ビデオテープレコーダのブレに応じて切り出す有効画角
1aを移動する操作により行なわれる。
【0004】この例えばカメラ一体形ビデオテープレコ
ーダがブレて狙った被写体が撮像領域の中で動いてしま
ったとすると、画素から読み出した信号電荷のうち、有
効画角1aの外の垂直方向の領域1bの不要電荷を垂直
CCDを高速に転送して、垂直ブランキング期間中に捨
ててしまう如くする。
【0005】この有効画角1aの信号電荷は普通どおり
に垂直CCDを動作し、テレビジョン信号の同期信号に
合わせて、映像信号を出力する如くする。またこの有効
画角1aの外の水平方向の領域1cの不要電荷は、CC
D撮像素子1の出力信号として現れるが、CCD撮像素
子1の信号処理回路に用意されているラインメモリを用
いて切り捨てる如くする。
【0006】また、このCCD撮像素子を使用したCC
D撮像装置のCCDの変則駆動を用いた電子ズームにお
いても上述と同様に不要な画素が存在し、この不要画素
の電荷を上述同様に垂直ブランキング期間中に掃き捨て
る等している。
【0007】この不要電荷を掃き捨てる垂直ブランキン
グ期間においては、垂直レジスタを構成する垂直CCD
の垂直転送は通常より高速に行なわれ、結果としてこの
CCD撮像素子1の水平レジスタを構成する水平CCD
に電荷が溢れ、CCD撮像素子1の出力側に大きな電圧
が発生する。この大きな電圧が後段のサンプルホルード
回路の入力ダイナミックレンジを超える懼れがあり、サ
ンプルホールド回路でのクランプはずれや電流リークを
引き起こし、出力映像信号による画像の一部が暗く沈ん
だり色が変わってしまう等の不都合を生ずる懼れがあっ
た。特に低電圧化が進むCCD撮像装置においては上述
不都合を生じやすい。
【0008】本発明は斯かる点に鑑み、上述不要電荷の
高速転送による不都合を改善することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明CCD撮像装置は
CCDの変則駆動を用いて電子的に手振れ補正、電子ズ
ーム等を実現するようにしたCCD撮像装置において、
高速に不要電荷を転送する高速転送期間にリセットゲー
トに供給するリセットゲートパルスのリセット時間の割
合を増すようにデューティ比を変えるようにしたもので
ある。
【0010】本発明によれば高速に不要電荷を転送する
高速転送期間にリセットゲートに供給するリセットゲー
トパルスのリセット時間の割合を増すようにデューティ
比を変えるようにしたので、この高速転送期間により多
くの不要電荷を掃き捨てることができ、大きな電圧が後
段のサンプルホールド回路に供給されなくなるので、こ
のサンプルホールド回路でのクランプはずれや電流リー
クを引き起こすことがなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明CCD
撮像装置の一例につき説明しよう。図1において1はC
CD撮像素子を示し、このCCD撮像素子1は図3に示
す如く映像画角1aよりも広い撮像領域を持つものを使
用し、電子的な手振れ補正、電子ズーム等ができる如く
する。
【0012】この電子的な手振れ補正は図3に示すよう
に、映像信号に対応する有効画角1aよりも広い撮像領
域を持つCCD撮像素子1を使い、例えばカメラ一体形
ビデオテープレコーダのブレに応じて切り出す有効画角
1aを移動する操作により行なわれる。
【0013】この場合、この例えばカメラ一体形ビデオ
テープレコーダがブレて狙った被写体が撮像領域の中で
動いてしまったとすると、画素から読み出した信号電荷
のうち、有効画角1aの外の垂直方向の領域1bの不要
電荷を垂直レジスタを構成する垂直CCDを高速に転送
して、垂直ブランキング期間中に捨ててしまう如くして
いる。
【0014】また、この有効画角1aの信号電荷は通常
どおりにこの垂直CCDを動作し、テレビジョン信号の
同期信号に合わせて、映像信号を出力する如くする。
【0015】また、この有効画角1aの外の水平方向の
領域1cの不要電荷はCCD撮像素子1の出力信号とし
て現れるが、これを信号処理回路に用意されているライ
ンメモリを用いて切り捨てる如くする。
【0016】このCCD撮像素子1の出力信号を電界効
果トランジスタ2を使用したソースホロワ回路を介して
集積回路より成る信号処理回路3に供給する。この信号
処理回路3には従来と同様にリセットノイズを除去する
相関二重サンプリング回路等を有すると共に電子的な手
振れ補正処理を行う回路等を有し、この信号処理回路3
で所定の信号処理をして出力端子3aに所望の映像信号
を得る如くする。
【0017】この図1において、4はテレビジョン信号
の水平及び垂直同期信号を発生する集積回路より成る同
期信号発生回路を示し、この同期信号発生回路4よりの
水平及び垂直同期信号を信号処理回路3に供給すると共
にこの同期信号発生回路4よりの水平及び垂直同期信号
を集積回路より成るタイミングジェネレータ回路5に供
給する。
【0018】このタイミングジェネレータ回路5はマイ
コンを有し、水平及び垂直同期信号に同期したクロック
信号、垂直CCDを駆動する4相の垂直駆動パルスφV
1〜φV4、水平CCDを駆動する2相の水平駆動パル
スφH1,φH2、フローティングディフュージョンを
リセットするリセットゲートに供給するリセットゲート
パルスφRG等を発生する如くする。
【0019】このタイミングジェネレータ回路5よりの
クロック信号を信号処理回路3に供給すると共に集積回
路より成るCCD撮像素子1のドライバ回路6に供給す
る。
【0020】このタイミングジェネレータ回路5よりの
CCD撮像素子1の垂直CCDを駆動する4相の垂直駆
動パルスφV1〜φV4をドライバ回路6を介してCC
D撮像素子1に供給する。この場合、図2Aに示す如き
垂直ブランキング期間では図2Bに示す如く垂直転送を
高速転送とする如くすると共に、この垂直ブランキング
期間以外の有効画像期間ではこの垂直CCDの転送をテ
レビジョン信号の水平及び垂直同期信号に同期した通常
の転送とする如くする。またこの場合垂直ブランキング
期間の終了時に各画素の電荷を垂直CCDに読み出す如
くする。
【0021】またタイミングジェネレータ回路5よりの
水平レジスタを構成する水平CCDを駆動する図2C及
びDに示す如き2相の水平駆動パルスφH1及びφH2
をCCD撮像素子1に供給する。この水平駆動パルスφ
H1及びφH2の周波数はこのCCD撮像素子1の画素
数が例えば38万個のときは約14MHzである。
【0022】またタイミングジェネレータ回路5よりの
フローティングディフュージョンをリセットするリセッ
トゲートに供給するリセットゲートパルスφRGをCC
D撮像素子1に供給する。このリセットゲートパルスφ
RGは水平駆動パルスφH1及びφH2に同期して1画
素毎にフローティングディフュージョンをリセットする
もので、このリセットゲートパルスφRGはこの水平駆
動パルスφH1,φH2の周期のうち1画素毎にサンプ
ルホールドを行うのに必要な時間及び水平CCDの1画
素分の電荷を水平CCDの出力段でリセットするのに必
要な時間から決まっており、通常は図2Eに示す如くこ
の駆動パルスφH1,φH2の周期の4分の1の時間程
度である。
【0023】従って従来はこのリセットゲートパルスφ
RGとして、図2Eに示す如きものが使用されていた。
【0024】本例においてはこのリセットゲートパルス
φRGとして、図2Fに示す如く垂直CCDを高速転送
する垂直ブラッキング期間のリセットゲートパルスφR
Gを通常のリセットゲートパルスの位相を反転し、水平
駆動パルスφH1,φH2の周期の4分の3の時間をリ
セットオンとなる如くし、その他の期間は通常と同様に
し、水平駆動パルスφH1,φH2の周期の4分の1の
時間をリセットオンとなる如きものとする。
【0025】この場合、この垂直ブランキング期間内で
の高速転送時の水平CCDの出力信号は画像としては使
わないのでこのCCD撮像素子1の内部で電荷を捨てて
しまっても何等不都合はない。その他は従来と同様に構
成する。
【0026】本例は上述の如く手振れ補正時等の不要電
荷を垂直CCDを高速に転送して垂直ブランキング期間
中に捨ててしまうのに、この高速転送する垂直ブランキ
ング期間にリセットゲートに供給するリセットゲートパ
ルスφRGのリセットする時間を通常の3倍の水平駆動
パルスφH1,φH2の周期の4分の3の時間としたの
で、この不要電荷を高速転送する垂直ブランキング期間
により多くの電荷を掃き捨てることができ、水平CCD
の出力側に大きな電圧が発生するのを防ぐことができ、
後段のサンプルホルード回路でのクランプはずれや電流
リークを防止することができ、これによる画像の一部が
暗く沈んだり色が変わってしまう等の不都合を改善でき
る利益がある。
【0027】従って本例によればCCD撮像素子1の出
力側の信号処理回路のサンプリング回路の入力電圧は通
常の出力電圧を対象とすれば良く、それだけ設計が容易
となる利益がある。
【0028】尚上述実施例では垂直ブランキング期間の
リセットゲートに供給するリセットゲートパルスφRG
のリセット時間を水平駆動パルスφH1,φH2の周期
の4分の3の時間としたが、本発明はこれに限らず、こ
の垂直ブランキング期間のリセットゲートパルスφRG
をリセット時間の割合を増すようにデューティ比を変え
るようにすれば良い。
【0029】また上述例では電子的な手振れ補正のとき
の不要電荷を掃き捨てる例につき述べたが、CCD撮像
素子1のCCDの変則駆動を用いて電子ズーム等を実現
するようにしたCCD撮像装置にも適用できることは勿
論である。
【0030】また、本発明は上述例に限ることなく本発
明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成が採り得
ることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば高速に不要電荷を転送す
る高速転送期間にリセットゲートに供給するリセットゲ
ートパルスのリセット時間の割合を増すようにデューテ
ィ比を変えるようにしたので、この高速転送期間により
多くの不要電荷を掃き捨てることができ、出力側に大き
な電圧が発生するのを防ぐことができ、後段のサンプル
ホールド回路でのクランプはずれや電流リークを防止す
ることができ、これによる画像の一部が暗く沈んだり色
が変わってしまう等の不具合を改善できる利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明CCD撮像装置の例を示す構成図であ
る。
【図2】本発明の説明に供する線図である。
【図3】本発明の説明に供する線図である。
【符号の説明】
1…CCD撮像素子、3…信号処理回路、4…同期信号
発生回路、5…タイミングジェネレータ回路、6…ドラ
イバ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CCDの変則駆動を用いて電子的に手振
    れ補正、電子ズーム等を実現するようにしたCCD撮像
    装置において、高速に不要電荷が転送する高速転送期間
    にリセットゲートに供給するリセットゲートパルスのリ
    セット時間の割合を増すようにデューティ比を変えるよ
    うにしたことを特徴とするCCD撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のCCD撮像装置におい
    て、 前記高速転送期間は垂直ブランキング期間であることを
    特徴とするCCD撮像装置。
JP9252155A 1997-09-17 1997-09-17 Ccd撮像装置 Pending JPH1198419A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9252155A JPH1198419A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 Ccd撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9252155A JPH1198419A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 Ccd撮像装置

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Publication Number Publication Date
JPH1198419A true JPH1198419A (ja) 1999-04-09

Family

ID=17233256

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9252155A Pending JPH1198419A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 Ccd撮像装置

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JP (1) JPH1198419A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100590915B1 (ko) * 1999-04-13 2006-06-19 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 액정 표시 장치의 액정 극성 반전 신호 제어 장치
JP2008035331A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 高速撮像装置
JP2011250477A (ja) * 2011-08-29 2011-12-08 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 高速撮像装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100590915B1 (ko) * 1999-04-13 2006-06-19 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 액정 표시 장치의 액정 극성 반전 신호 제어 장치
JP2008035331A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 高速撮像装置
JP2011250477A (ja) * 2011-08-29 2011-12-08 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 高速撮像装置

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