JP2001086394A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2001086394A
JP2001086394A JP25809999A JP25809999A JP2001086394A JP 2001086394 A JP2001086394 A JP 2001086394A JP 25809999 A JP25809999 A JP 25809999A JP 25809999 A JP25809999 A JP 25809999A JP 2001086394 A JP2001086394 A JP 2001086394A
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Satoshi Miyashita
訓 宮下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオカメラ装置等の撮像装置における静止
画のモニタ時と記録時との画像の変化を抑え、また、画
質を向上させる。 【解決手段】 CCDイメージセンサ14は、静止画モ
ニタモード時に2ライン混合読み出しにより2フィール
ドに1回全領域が読み出され、静止画記録モード時に
は、奇数ラインと偶数ラインとを別々に別の時間で全画
素が読み出される。静止画記録モード時には、撮像信号
を、GCA(利得制御アンプ)16で静止画モニタモー
ド時のほぼ2倍に増幅してA/D変換回路17に送るこ
とにより、A/D変換の際の量子化誤差を低減すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置に関し、
特に、静止画記録機能を有するビデオカメラ装置に適用
可能な撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】動画撮影用のいわゆるビデオカメラにお
いて用いられるCCDイメージセンサ等の固体撮像素子
は、主に出力信号のフォーマットのNTSC/PALの放送方式
に合わせた画素数配列のものとなっており、例えば、一
般家庭用のディジタルVTR規格の1つである、いわゆ
るDVフォーマットのビデオカメラでは、実効画素が3
4〜42万画素程度のものが一般的である。
【0003】また、CCDイメージセンサ等の固体撮像
素子での撮像は、空間的なサンプリングを行うことに相
当することから、画素ピッチそのものによるサンプリン
グキャリアや、画素上に形成された色フィルタの繰り返
しにより発生するサンプリングキャリアにより発生す
る、画像のエッジ部分のぎざぎざや高周波部分でのニセ
色などの折り返し成分による画質劣化を抑制するため、
光学的なローパスフィルタを撮像光学系に挿入するのが
一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記光学的
なローパスフィルタは、高域まで平坦な周波数特性を実
現することが難しく、画像の高周波成分が減衰し、解像
度の低下を招く。
【0005】特に、単板のCCDを用いたカラーカメラ
システムでは、1枚のCCDイメージセンサで輝度も色
も生成するために、画素毎に異なる色のフィルタが形成
されている。この色コーディングによって発生するサン
プリングキャリアによる折り返り成分による画質劣化を
押さえるため、色コーディングを持たないカメラシステ
ムに比べ、低い空間周波数に帯域制限しなければなら
ず、さらに解像度が低下する。例えば、Ye,Cy,Ye,Cy な
ど2繰り返しの色コーディングでは、白黒撮像やプリズ
ムによってR,G,Bに光を分ける3CCDのカメラシシ
テムの半分の周波数まで帯域制限する必要がある。
【0006】また、静止画像をモニタする場合、全ての
画素をNTSCやPAL方式等のテレビジョン規格の1
フィールドの時間内に読み出すのは、CCDの駆動特性
上困難であるため、CCDからの読み出し画素を間引い
てCCDの駆動速度を抑えることが考えられるが、空間
での標本化周波数が下がる。これに対し、光学ローパス
フィルタは、実際の記録時に高周波での特性劣化をさせ
ないために、全ての画素を読み出す状態に合わせて特性
が決められているので、上述のような間引き読み出しに
より下がった標本化周波数からの側帯波が折り返って出
力画像に混入してしまう。これが輝度、色に対して大き
な弊害となり著しく画質を損なう。このため実際にすべ
ての画素を読み出して記録する前のモニタしている状態
で、記録される画像がどうなるかの確認の大きな妨げと
なる。
【0007】さらにまた、静止画記録用にCCDイメー
ジセンサから信号を読み出す際、2ライン混合して読み
出す方法と、2ライン混合せずに偶数ラインと奇数ライ
ンを別時間に読み出した後、フィールドメモリ等に書い
たこれらの信号を合わせて1枚の画像信号とする方法が
あるが、これらの方法を切り換えて用いる場合に、レベ
ルの変化やA/D変換の量子化精度の変化があり、これ
が画質劣化を招く可能性がある。
【0008】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであって、出力画像の高周波での特性を改善して解
像度を向上させることができ、特に高画質のモニタ画像
を得ることができ、また、CCDイメージセンサから信
号を読み出す際の読み出し方法によらず安定した画質の
信号が得られるような撮像装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る撮像装置は、撮像素子と、この撮像
素子の読み出しを、2ライン混合して読み出す第1のモ
ードと、各ライン独立に読み出す第2のモードとを切り
換える手段と、上記撮像素子からの撮像信号が入力され
上記第2のモード時に上記第1のモード時の2倍に増幅
する増幅手段とを有することを特徴としている。
【0010】ここで、上記第1のモードは静止画モニタ
モード、上記第2のモードは静止画記録モードであるこ
とが挙げられる。この場合、上記第1のモードでは、上
記撮像素子の全領域を2ライン混合により読み出すこと
が挙げられる。
【0011】また、上記撮像素子は、出力画像の画素数
よりも多い画素数を有し、上記撮像素子からの撮像信号
に基づいて得られた出力画像の画素数よりも多い画素数
を有する中間画像の信号を縮小画素数変換して上記出力
画像の画像信号に変換する画素数変換手段を有すること
が挙げられる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る撮像装置の実
施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は、本発明に係る撮像装置の実施の形
態となるビデオカメラ装置のシステムの構成の一例を示
すブロック図である。この図1のビデオカメラ装置は、
動画撮像と静止画撮像の2つの撮像モードを持ち、動画
出力は一般家庭用のディジタルVTR規格であるいわゆ
るDVフォーマットに従って、出力画像の画素数は、水
平720画素×垂直480ラインとなっている。撮像素
子であるCCDイメージセンサ14の画素数は、出力画
像の画素数よりも充分に多く、例えばいわゆるメガピク
セル(100万画素)オーダとなっており、具体的に
は、水平1152画素×垂直864ラインのものを用い
ている。
【0014】図1において、カメラ部の光学レンズを介
して得られたレンズからの光11は、機械的なメカニカ
ルシャッタ等のシャッタ12を介し、光学ローパスフィ
ルタ13を介して、撮像素子であるCCDイメージセン
サ14に送られて撮像される。シャッタ12は、静止画
撮像動作時において、露光時間を制御すると共に、CC
Dからの信号読み出し中の遮光状態を持続するためのも
のであり、この実施の形態では、動画撮像時に明るさを
ダイナミックに調整するアイリス(絞り)としても兼用
している。光学ローパスフィルタ13は、CCDイメー
ジセンサ14での撮像の際の空間的サンプリングにより
発生する画質劣化を抑制するためのものであり、画素ピ
ッチそのものによるサンプリングキャリアや、画素上に
形成された色フィルタの繰り返しにより発生するサンプ
リングキャリアにより発生する、画像のエッジ部分のぎ
ざぎざや高周波部分でのニセ色などの折り返し成分によ
る画質劣化を抑制するものである。CCDイメージセン
サ14で光電変換された画像信号は、動画モード、静止
画モニタリングモード、静止画記録モードの3種類のモ
ードに対応する電荷転送動作で読み出され、信号処理系
に送られる。
【0015】信号処理系のサンプルホールド(S/H)
回路15は、CCDで光電変換され蓄積された各画素毎
の電荷を検出するためのいわゆる相関2重サンプリング
(CDS)を行うものであり、このサンプルホールド回
路15からの信号は、利得制御アンプ(GCA)16を
介しA/D変換回路17に送られ、アナログ/ディジタ
ル変換される。A/D変換回路17からの出力は、動画
/静止画の切換スイッチ18の動画用の被選択端子a
と、静止画用のフレームメモリ21とに送られる。フレ
ームメモリ21は、メモリコントローラ22からの制御
信号により書込/読出制御され、フレームメモリ21か
ら読み出された信号は静止画記録用前処理回路23を介
して切換スイッチ18の静止画用の被選択端子bに送ら
れる。切換スイッチ18からの出力信号は、カメラ信号
処理回路19に送られ、いわゆるY(輝度)プロセスや
C(クロマ)プロセス等の信号処理が施されて、画素数
変換ブロック30に送られる。
【0016】カメラ信号処理回路19からの出力信号
は、画素数変換ブロック30に送られて、帯域制限ロー
パスフィルタ31、画素間引き回路32、縮小時画素間
補間ローパスフィルタ33を介して、切換スイッチ34
の被選択端子aに供給され、切換スイッチ34の被選択
端子bには、カメラ信号処理回路19からの出力信号が
そのまま供給される。切換スイッチ34からの出力信号
は、メモリコントローラ26により制御される画像メモ
リ35に送られ、この画像メモリ35から読み出された
画像信号は、拡大時画素間補間ローパスフィルタ37
と、切換スイッチ38の被選択端子aとに送られる。拡
大時画素間補間ローパスフィルタ37からの出力信号
は、切換スイッチ38の被選択端子bに送られる。以上
が画素数変換ブロック30の内部構成例である。
【0017】画素数変換ブロック30の切換スイッチ3
8からの出力信号は、切換スイッチ41の被選択端子a
と、クロック乗換え用ラインメモリ42とに送られる。
クロック乗り換え用ラインメモリ42からの出力信号
は、モニタ出力として出力端子43から取り出され、モ
ニタ表示系や動作記録系に送られる。切換スイッチ41
の被選択端子bには、上記カメラ信号処理回路19から
の出力信号が供給され、この切換スイッチ41からの出
力信号は、静止画キャプチャ用バッファメモリ46に一
旦蓄えられた後、出力端子47を介して静止画記録のた
めの画像信号として取り出され、静止画記録系に送られ
る。
【0018】タイミング発生器25は、水晶発振器等に
より得られる基準クロックに基づいて各種クロックを発
生するものであり、CCD駆動用のクロックがドライバ
24を介してCCDイメージセンサ14に送られ、サン
プルホールドパルスがサンプルホールド回路15に送ら
れ、A/D変換用のクロックがA/D変換回路17に送
られ、同期信号発生用のクロックが同期信号発生器26
に送られ、システムクロックがPLL(位相ロックルー
プ)回路27に送られる。同期信号発生器26からの同
期信号は、メモリコントローラ22,タイミング発生器
25,出力系同期信号発生器28、及びシステム制御マ
イクロコンピュータ50に送られ、PLL回路27から
の出力信号が出力系同期信号発生器28及びクロック乗
換え用ラインメモリ42に送られ、出力系同期信号発生
器28からの出力信号がクロック乗換え用ラインメモリ
42に送られる。
【0019】システム制御マイクロコンピュータ50
は、動作モード選択等に応じてシステム全体を制御する
ためのものであり、端子51を介してモード切換選択信
号が入力される。システム制御マイクロコンピュータ5
0からは、シャッタ制御信号がドライバ53を介してシ
ャッタ12に送られ、ゲイン制御信号が利得制御アンプ
(GCA)16に送られ、信号処理制御パラメータがカ
メラ信号処理回路19に送られ、モード切換や手振れ補
正等に応じた制御信号がタイミング発生器25に送られ
る。また、垂直方向用の角速度センサ56Vからの検出
信号がアンプ57V、A/D変換器58Vを介してシス
テム制御マイクロコンピュータ50に送られ、水平方向
用の角速度センサ56Hからの検出信号がアンプ57
H、A/D変換器58Hを介してシステム制御マイクロ
コンピュータ50に送られる。
【0020】ここで図2は、CCDイメージセンサ14
の表面に配置される色フィルタの色コーディングの一例
を示しており、これは、単板のCCDカラーカメラシス
テムでは、1つのCCDで輝度成分も色成分も生成する
ために、画素毎に異なる色のフィルタをCCD表面に形
成したものである。この図2では、水平2画素を周期と
する補色モザイクカラーコーディングの例を示してい
る。この場合、画素ピッチによるサンプリング間隔p1
に対して、2画素繰り返し色コーディングによるサンプ
リング間隔p2 は2倍(p2=2p1)となり、画素ピッ
チそのものによるサンプリングキャリア周波数(標本化
周波数)Fs に対して、2画素繰り返し色コーディング
によるサンプリングキャリア周波数(標本化周波数)は
Fs/2 となる。
【0021】図3は、上記光学ローパスフィルタ13の
周波数特性の例を示しており、曲線aが上記2画素繰り
返し色コーディングを持つCCDイメージセンサ14用
の光学ローパスフィルタの周波数特性を示す。これに対
して曲線bは、上記2画素繰り返し色コーディングを持
たない、例えば白黒撮像や、色分解プリズムによって
R,G,Bに光を分けて撮像する3CCDカメラシステム
の場合の光学ローパスフィルタの周波数特性を示す。こ
れらの曲線a,bから明らかなように、上記2画素繰り
返し色コーディングを持つCCDイメージセンサの場合
には、色コーディングを持たない場合の半分の低い空間
周波数に帯域制限しなければならないため、その分だけ
解像度が低下することになる。この場合、光学ローパス
フィルタは、高域まで平坦な周波数特性を実現すること
が難しく、画像の高周波成分が矢印cに示すように減衰
し、解像度の低下を招くことになる。
【0022】そこで、本発明の実施の形態においては、
出力画像よりも多い画素数のCCDイメージセンサを用
いて撮像された信号に基づく出力画像よりも多い画素数
の画像信号を縮小画素数変換することにより、出力画像
の高周波の特性を改善している。
【0023】次に図4は、本実施の形態のシステムで使
用されるCCDイメージセンサの画素数と上記3つの撮
像モードでの画素数の使われ方を示す。この例ではCC
Dイメージセンサの有効画素数は垂直864、水平11
52で正方格子である。
【0024】図4の(A)に示す動画モードでは、手振
れ補正エリアを確保するため、垂直、水平ともそれぞれ
20%を余剰エリアとして扱い、取り出された垂直80
%、水平80%の領域の画像信号を縮小画素数変換する
ことで、NTSC方式の場合で水平720画素×垂直2
40ライン(PAL方式の場合は水平720画素×垂直
288ライン)の出力画像信号を得ている。
【0025】これに対して、図4の(B)、(C)に示
す静止画用のモードでは、CCDイメージセンサの有効
画素数の全ての画素が画像出力対象となる。水平、垂直
とも出力画素よりも多くの画素をフィールド単位ですべ
てCCDから出力する必要があるので、出力側のフィー
ルド周期、水平同期、システムクロックに対して、フィ
ールド周期は同じで、水平同期の周波数と、水平転送ク
ロックの周波数をより高い周波数で動作させる。
【0026】この実施の形態の場合、NTSC方式で
は、図5の(A)に示すように、1フィールドあたり垂
直同期1/60秒の間に385水平同期、1水平同期期
間に1430クロック、クロック周波数33MHzで動作
させ、またPAL方式では、図5の(B)に示すよう
に、垂直同期1/50秒の間に375水平同期、1水平
同期期間に1440クロック、クロック周波数27MHz
で動作させている。これらの切り替えは図1内のタイミ
ング発生器25で行う。
【0027】ここで、図4の(A)の動画モードでは、
フィールド画像信号を出力しており、CCDイメージセ
ンサからの読み出しの際には、CCDイメージセンサの
内部で2ラインを混合して出力するような、いわゆる2
ライン混合読み出しを行っている。また、CCDイメー
ジセンサの一部を切出して読み出し、余りのエリアを作
ってこの切出しエリアを撮影者の手振れ量に応じてダイ
ナミックに動かしてやることにより手振れを補正する機
能に対応しており、手振れ量は垂直、水平各方向の角速
度センサの出力をマイコンで積分して検出する。手振れ
補正により取り出された画像信号は、上記出力画像の画
素数よりも多い水平960画素×垂直360ラインとな
っており、これを水平720画素×垂直240ライン
(NTSC方式)又は水平720画素×垂直288ライ
ン(PAL方式)の出力画像信号に縮小画像変換してい
る。
【0028】図6は、動画撮像モード時の各部信号を示
すタイムチャートであり、図6の(A)は垂直同期信号
VDを、(B)は上記CCDイメージセンサ14で撮像
された画像信号を示している。この図6では、時刻t
1 、t4 、t7 が垂直同期信号VDの基準タイミングで
あるが、上述した手振れ補正のため、図6の(C)に示
すように、垂直方向の80%が有効画像期間(t2〜t3
、t5〜t6 )として読み出され、信号処理系に送られ
て、図6の(D)に示す上記画素数変換が行われる。
【0029】図1の画素数変換ブロック30において、
縮小時すなわち画素数を減らす場合には、帯域制限ロー
パスフィルタ31により変換後の折り返し雑音を防ぐた
め出力の標本化周波数に合わせて帯域制限する。これを
画像の垂直、水平両方向に対して行う。この後、画素間
引き回路32で出力画素数に合うように画素を間引いた
後、出力画素の重心を得るため画素間補間ローパスフィ
ルタ33を通す。これも画像の垂直、水平両方向に対し
て行う。これにより画素の空間位置が整えられる。すな
わち、画素間引き回路32と画素間補間ローパスフィル
タ33とで、補間される位置での画素値が求められる。
ここではまだ時間的に画素信号が不連続であるため、画
像メモリ35にいったん取り込み、ライン毎にクロック
乗換え用ラインメモリ42に送って、出力画像のクロッ
ク(13.5MHz)にて連続して読み出すことで、最終
的な画像となる。図6では、上記画像メモリ35とライ
ンメモリ42とをまとめてメモリとして表し、このメモ
リに対しての書込は高速かつ間欠的に行い、次のフィー
ルドで一定クロック(13.5MHz)で連続して読み出
して、上記端子43からモニタ出力として取り出すよう
に表している。
【0030】また、画像の拡大時には、帯域制限する必
要がないため、切換スイッチ34の被選択端子bを介し
てカメラ信号処理回路19からの出力信号がそのまま直
接に画像メモリ35に書き込まれる。この画像メモリ3
5から読み出された出力は、拡大時画素間補間ローパス
フィルタ37に送られ、画素数が増やされて、切換スイ
ッチ38の被選択端子bを介してクロック乗換え用ライ
ンメモリ42に送られ、一定クロック(13.5MHz)
で連続して読み出されて出力される。
【0031】なお、上記手振れ補正のための垂直方向の
切出しはCCDの垂直転送で、水平方向の切出しは画素
数変換ブロックのメモリへの書き込み時点で行う。ここ
では水平・垂直とも20%を手振れ補正用余剰エリアと
している。これらを毎フィールド行う。
【0032】また、後述するように、画素数変換ブロッ
ク30での縮小率を細かく変化させる(円滑に変化させ
る)ことにより、光学レンズによるズーミングに近い電
子的なズーミングが行える。
【0033】次に静止画モード時の動作について説明す
る。この静止画モードとしては、上記図4の(B)に示
す静止画モニタリングモード時の静止画モニタ動作と、
上記図4の(C)に示す静止画記録モード時の静止画記
録動作とがあり、動作説明のためのタイミングチャート
を図7に示す。図7のaが静止画モニタ動作期間、bが
静止画記録動作期間をそれぞれ示している。
【0034】静止画モニタリングモードとは、静止画を
撮像する前の主に画枠設定、焦点や明るさ確認のための
記録されないモニタモードであり、できるだけ多くの画
素を有効画素として使用する目的のため動画モードのよ
うな切出しを伴う手振れ補正は行わない。すなわち、図
4の(B)に示すように、上記CCDイメージセンサ1
4の有効画素数である水平1152画素×垂直864ラ
インを全て読み出すが、垂直方向では2ラインを混合す
ることで、432ラインとして読み出す。この水平11
52画素×垂直432ラインの画像信号を縮小画像変換
して、水平720画素×垂直240ライン(NTSC方
式)又は水平720画素×垂直288ライン(PAL方
式)の画像信号として出力する。
【0035】これを図7の静止画モニタ動作期間aにつ
いて見ると、垂直同期信号VDの2垂直期間(2V:2
フィールド)を周期として高速電子シャッタ期間cと露
光期間dとが設けられ、高速電子シャッタ期間cの間は
CCDでの蓄積電荷が捨てられ、露光期間dの間に露光
された画像信号が次の垂直期間以降で2ライン混合読み
出しされる。ここで、上記図5と共に説明したように、
CCD読み出しクロックの1フィールド間での読み出し
ライン数は、NTSCで385ライン、PALで375
ラインであり、図4の(B)に示すようにCCDから2
ライン混合読み出しされるライン数(432)の全てを
1フィールド以内で読み出すことができない。そこで、
図7に示すように、1フィールドを超える期間eで2ラ
イン混合読み出しを行っている。この2ライン混合読み
出しされた画像信号を、上述したようにカメラ信号処理
し、画素数変換した後、画像メモリに書き込み、所定の
動画フォーマット(例えばDVフォーマット)に従った
動画像信号として読み出される。これらのカメラ信号処
理、画素数変換、画像メモリへの書込/読出の各動作
は、変換元の画素数が水平1152画素×垂直432ラ
インであることを除けば、上述した動画モードの場合と
同様であるため、説明を省略する。
【0036】次に、静止画記録モードとは、上記静止画
モニタリングで画枠、明るさ、焦点位置を決めたのち静
止画を記録するための動作モードである。このモードで
は、CCDからの読み出し時、2ライン混合せず、目標
の時間露光後、メカニカルシャッタを閉じ、偶数ライ
ン、奇数ラインを別々に、別の時間で読み出す。なお、
偶数ライン、奇数ラインを別の時間で読み出すようにし
たのは、CCDの全画素を1度に読み出すためにはCC
D内の垂直レジスタの数が2倍必要となり、CCDの電
極形成が困難であり、性能的にも有利とはいい難い点
と、動画モードも選択可能な動画/静止画兼用の撮像装
置の場合に、毎フィールド必ず1枚の画像を読み出す必
要がある動画モードとの適合性を考慮したものである。
このように、2ライン混合せずに読み出す場合には、上
記動画モード時や静止画モニタモード時のような2ライ
ン混合読み出しの場合に比べて、CCD出力レベルが半
減することを考慮して、図1のGCA(利得制御アン
プ)16で上記動画モード時や静止画モニタモード時の
ほぼ2倍に増幅し、A/D変換回路17に送るようにし
ている。
【0037】図4の(C)は、この静止画記録モードで
の画素数を示すものであり、CCDイメージセンサの水
平1152画素×垂直864ラインを、垂直432ライ
ンずつの偶数ライン、奇数ラインの2回に分けて読み出
した後、図1のフレームメモリ21に書き込み、読み出
す際に偶数ライン、奇数ラインを交互に読み出していわ
ゆるプログレッシブ化することにより、水平1152画
素×垂直864ラインの静止画像を得る。この水平11
52画素×垂直864ラインの静止画像を、図1の静止
画記録用前処理回路23で、動画時のカメラ信号処理と
同じ処理が可能な信号形態に変換する。具体的には、C
CDからの読み出し時に行わなかった2ライン混合の代
わりに、図8に示すような2ライン加算により行う。こ
の2ライン加算では、動画時や静止画モニタリング時と
は異なり、図8に示すように、偶数ライン+奇数ライ
ン、奇数ライン+偶数ライン、偶数ライン+奇数ライ
ン、奇数ライン+偶数ライン、・・・という順に加算し
て出力することにより、CCDの有効ライン数と同じラ
イン数の静止画像を得る。この静止画像を、動画モード
時と同様にカメラ信号処理を施した後、必要に応じてい
わゆるVGAサイズ(640×480)の画像に縮小変
換したり、あるいはそのままいわゆるメガピクセルサイ
ズ(1152×864)の画像として、図1の出力端子
47を介して静止画記録系へ出力する。
【0038】以上のような静止画記録動作を図7の静止
画記録動作期間bを参照しながら説明すると、先ず、上
記静止画モニタ動作期間aのシャッタボタン検出期間f
でシャッタボタン操作が検出され、その直後の垂直期間
での高速電子シャッタ期間gと、図1のメカニカルシャ
ッタ12のクローズ期間jとの間の露光時間hで露光が
行われる。この露光時間hは、メカニカルシャッタ12
のクローズ開始時点に対する高速電子シャッタ期間gの
終端のタイミングによって決定され、具体的には高速電
子シャッタ期間gの終端のタイミングが調整されること
で露光時間、いわゆるシャッタスピードが決められる。
この露光時間hで露光されて撮像された画像は、上述し
たように、奇数ライン読み出し期間mと、偶数ライン読
み出し期間nとに分けられて読み出され、図1のフレー
ムメモリ21にそれぞれ書き込まれる。これらの書き込
みが終了した後の期間pで、上述したようなライン順序
に従うプログレッシブ化された読み出しと、静止画用前
処理(2ライン加算処理)とが施され、動画モード時と
同様なカメラ信号処理が施され、必要に応じて画素数変
換処理が施された後、図1の静止画キャプチャ用バッフ
ァメモリ46に書き込まれる。この静止画キャプチャ用
バッファメモリ46に書き込まれた静止画像は、静止画
記録系の要求に従ったタイミングやデータレートで読み
出され、出力端子47を介して静止画記録系に送られて
記録される。
【0039】次に、図9は、上記図1の帯域制限ローパ
スフィルタ31、縮小時画素間補間ローパスフィルタ3
3、拡大時画素間補間ローパスフィルタ37として使用
されるフィルタの基本構成例を示し、この図9のフィル
タの各係数K1〜K17の例を図10、図11に示して
いる。
【0040】図9は、いわゆる17タップのFIR(有
限インパルス応答)ディジタルフィルタの基本構成を示
し、ハードウェア的には、16個の遅延素子と、17個
の係数ROMと、17個の乗算器と、1個の総和加算器
とから成っている。ただし、必要とされる演算速度を満
足する範囲で、1個の係数ROMから17個の係数を読
み出すようにしたり、フィルタの一部あるいは全体をソ
フトウェアで実現するようにしてもよい。上記遅延素子
としては、画像の垂直方向のフィルタではラインメモリ
やディレイライン等の1H(1ライン)遅延素子、水平
方向のフィルタではDフリップフロップ等の1画素遅延
素子が用いられる。
【0041】図10は、帯域制限ローパスフィルタを構
成する場合の各係数K1〜K17を示し、(A)は1倍
以上に画素数変換する場合の帯域制限ローパスフィルタ
におけるフィルタ係数の例を、(B)は3/4倍に縮小
画素数変換する場合のフィルタ係数の例を、(C)は2
/3倍に縮小画素数変換する場合のフィルタ係数の例
を、それぞれ示している。この例では、できるだけ周波
数特性を劣化させずに帯域制限を行うため、タップ数を
17と多くしており、各タップの係数(フィルタ係数)
は、sinX/X 、すなわちsinc関数とも称される曲線を
ディジタル値化したものを用いている。図10の例で
は、上記sinc関数に窓関数を乗じてタップ数を制限して
17としている。
【0042】図11は、画素間補間ローパスフィルタを
構成する場合の各係数K1〜K17を示し、補間後の画
素重心が上記sinc関数の中心のピーク位置となるように
各係数K1〜K17を選ぶことで、図中の画素重心の位
置の画素値を得ることができる。
【0043】次に、図12は、画素間補間フィルタの具
体的な構成例を示し、例えば図1の縮小時画素間補間ロ
ーパスフィルタ33として使用されるものである。
【0044】この図12において、入力端子101に
は、例えば図1の画素間引き回路32からの出力信号が
入力され、水平画素間補間フィルタ102に供給され
る。この水平画素間補間フィルタ102は、上記図9と
同様な構成を有し、この場合、図9の各遅延素子はDフ
リップフロップ等の1画素遅延素子である。この水平画
素間補間フィルタ102により水平方向の画素間の補間
が行われた信号は、ラインメモリ回路103を介して垂
直画素間補間回路104に送られる。これらのラインメ
モリ回路103と垂直画素間補間回路104とで、上記
図9の遅延素子をライン遅延素子とした垂直方向の画素
間補間フィルタが構成され、その出力が、例えば図1の
画像メモリ35に相当する画像メモリ105に送られ
る。メモリコントローラ109は、例えば図1のメモリ
コントローラ36に相当するものであり、水平画素間補
間フィルタ102や垂直画素間補間回路104からの書
込ディセーブル信号等の制御信号が送られてラインメモ
リ103の書込/読出を制御したり、画像メモリ105
の書込/読出を制御したりする。このとき、上記フィル
タ係数を細かく、ほぼ連続的に変化させることにより、
縮小率を円滑に変化させて、いわゆるズーミングを行わ
せることができる。
【0045】ここで、図13〜図16は、縮小率を変化
させたときの周波数特性及び表示画像範囲の例を示して
いる。これらの図13〜図16の例では、図示及び説明
を簡略化するために、いわゆるDVフォーマットの出力
撮像(水平720画素×垂直480ライン)に対して、
CCDにより撮像されて得られる入力画像を、水平、垂
直共に2倍の、水平1440画素×垂直980ライン、
としている。
【0046】いわゆるDVフォーマットの基本仕様(S
D仕様)の規格においては、標本化周波数が13.5 M
Hzであるので、その半分の6.75MHzまでが信号の再生
帯域となる。このような出力画像の画素数に対し十分多
い画素を持つCCDイメージセンサ、例えば水平144
0画素×垂直980ライン、あるいは上述した実施の形
態のような水平1152画素×垂直864ラインのCC
Dイメージセンサを用いれば、光学的にはより高い周波
数帯域までの撮像が可能で、縮小方向に画素数変換して
出力している間は、出力画像の周波数特性の劣化は少な
い。
【0047】図13は、上記水平1440画素×垂直9
80ラインのCCDイメージセンサで撮像されて入力さ
れた画像の全ての領域を用い、1/2倍に縮小画素数変
換して出力する場合を示し、(A)は周波数特性を示
し、(B)は出力画像に使用される領域を斜線部で示し
ている。図14は、CCDイメージセンサの上記有効撮
像領域である水平1440画素×垂直980ラインの内
の水平1200画素×垂直800ラインの領域を切り出
して3/5倍に縮小画素数変換して出力する場合を示
し、(A)は周波数特性を、(B)は入力画像中の使用
領域(図中の斜線部)をそれぞれ示す。同様に、図15
は、水平1440画素×垂直980ラインの内の水平9
60画素×垂直640ラインの領域を切り出して3/4
倍に縮小して出力する場合を示し、(A)は周波数特性
を、(B)は使用領域(斜線部)をそれぞれ示す。ま
た、図16は、等倍切り出しの例を示し、入力画像の水
平1440画素×垂直980ラインの内から、(B)の
斜線部に示す出力画像と同サイズの水平720画素×垂
直480ラインを切り出して、等倍で(縮小せずに)出
力する場合の周波数特性を(A)に示している。
【0048】これらの図13〜図16において、図16
の等倍切り出しの例では、従来と同程度の周波数特性に
相当し、縮小方向の画素数変換を行う図13〜図15の
例では、各図の(A)の周波数特性から明らかなよう
に、出力画像帯域(0〜6.75MHz)内では、高周波成
分での信号レベルが大きく得られている。この場合、変
換の比率を変えても解像度の劣化は少ないことから、電
子的に画素変換を縮小率を細かく変化させることで光学
レンズによるズーミングに近いズーミングが可能にな
る。これにより単焦点レンズを使った電子カメラにおい
ても画質劣化の少ないズーミングが可能となり、また、
光学のズームレンズを使った電子カメラでもズーム倍率
のさらなる拡張が可能になる。
【0049】ところで、上記図1と共に説明したような
本発明の実施の形態となる撮像装置は、出力画像の画素
数に対して十分に多い画素数を持つCCDイメージセン
サを用いて光学ローパスフィルタのNull(ヌル点)とな
る周波数を高い周波数に上げ、高周波までできるだけ平
坦な特性の補間ローパスフィルタを含む画素数変換処理
を通すことで、出力画像での高周波特性、解像度を改善
している。
【0050】この解像度改善の原理を、図17及び図1
8を参照しながら説明する。ここで、出力信号のフォー
マットのNTSC/PALの放送方式に合わせた画素数配列のC
CDを用いる場合、CCDでの空間標本化周波数とDV
フォーマットでの出力の標本化周波数とがそのまま対応
する。DVフォーマットの基本仕様(SD仕様)の標本
化周波数は13.5 MHzであり、それに対しCCDへの
入力から、画像としての出力までの周波数特性を図17
及び図18に示している。
【0051】図17は、従来の出力画像の画素数と同程
度の画素数のCCDイメージセンサを用いる場合を示し
ており、このようなCCDイメージセンサに対応する光
学ローパスフィルタの周波数特性は(A)のようにな
り、限界解像度近辺(6.75MHz近傍)の光学的な利得
が残らない。従って、出力画像の輝度信号の周波数特性
も、(B)に示すように、限界解像度付近のレベルが非
常に小さくなって、解像度が劣化したものとなる。
【0052】これに対して図18は、本実施の形態のよ
うに、出力画像の画素数に対して十分に多い画素数を持
つCCDイメージセンサを用いた場合を示しており、光
学ローパスフィルタの周波数特性は、図18の(A)に
示すように、限界解像度近辺(6.75MHz近傍)の光学
的な利得が大きく残っている。図18の(B)は、上記
画素数変換処理における画素間補間ローパスフィルタの
周波数特性の一例を示し、上述したように、フィルタの
タップ数を多くすることで急峻なカットオフ特性が得ら
れ、画素数変換した後の周波数特性も、図18の(C)
に示すように、限界解像度付近の信号レベルが比較的大
きく残っており、鮮明度の高い高画質の出力画像を得る
ことができる。
【0053】また、上述した本発明の実施の形態の撮像
装置においては、静止画記録前にカメラ画像をモニタす
る静止画モニタモードの際、CCDイメージセンサから
の読み出し画素を間引かないですべて出力し、縮小画素
数変換を行ってビデオ出力画像信号を作ることで、解像
度の良好なモニタ用画像を得ている。
【0054】ここで、出力画像の画素数よりも多くの画
素数のCCDイメージセンサを持つカメラシステムで画
像をモニタする際に、画素の一部を間引いて読み出す場
合がある。具体的には、垂直方向についてのラインの一
部を間引くようなライン間引き読み出しが挙げられ、例
えば、図19の(A)は、上記図2に示したような補色
モザイクカラーコーディングフィルタを用いたCCDイ
メージセンサの場合のライン間引き読み出しの例を示し
ている。この図19の(A)では、3ラインにつき1ラ
インを読み出すような3ライン周期の間引きを行うこと
で、垂直方向の読み出し画素の色の並びが、全画素を読
み出した場合と同じ順(例えば、Ye,G,Ye,Mg,・・
・の順)に得られている。また、3原色モザイクカラー
コーディングフィルタを用いる場合も、図19の(B)
に示すように、3ラインにつき1ラインを読み出すよう
な3ライン周期の間引きを行うことで、垂直方向の読み
出し画素の色の並びが、全画素を読み出した場合と同じ
順(例えばR,G,R,B,・・・の順)に得られている。
【0055】ところが、このようにCCDイメージセン
サから間引きを行いながら読み出す場合には、サンプリ
ング折り返し成分による悪影響があり好ましくない。す
なわち、図20は、ライン間引きによる悪影響を説明す
るための図であり、図20の(A)はCCDの前に設け
られる光学ローパスフィルタの周波数特性を、(B)は
CCDから全画素を読み出す場合の周波数特性を、また
(C)は上述したような3ラインに1ラインだけ読み出
す場合の周波数特性をそれぞれ示している。この図20
において、Fs は画素ピッチによるサンプリング周波数
を示し、So はCCDに入力される原信号を示し、図中
の斜線部はサンプリングによる折り返し成分を示してい
る。
【0056】CCDイメージセンサから全画素を読み出
す場合には、図20の(B)に示すように、出力信号帯
域の高周波部分での折り返し成分の混入量は少ないが、
上述したように3ラインに1ラインだけ読み出す場合に
は、Fs/3 の周波数でサンプリングされることに等価
となり、図20の(A)に示す光学ローパスフィルタに
よる帯域制限を行っても、出力信号帯域内に、Fs/3
のサンプリングによる側帯波成分が大量に折り返って混
入することになる。これが輝度、色に対して大きな弊害
を及ぼし、著しく画質を損なうことになる。
【0057】そこで、本発明の実施の形態においては、
静止画モニタモード時には、図21に示すような2ライ
ン混合読み出しを行い、また、静止画記録モード時に
は、図22に示すように、奇数ラインと偶数ラインとを
分けて別々に読み出すことで全画素を独立に読み出すよ
うにしている。すなわち、図21の2ライン混合読み出
しでは、CCDイメージセンサからの読み出しの際に2
ラインを混合して読み出し、また、図22の全画素独立
読み出しでは、(A)のような1ライン置きの第1フィ
ールドの読み出しと、(B)のような残りのラインの第
2フィールドの読み出しとを、別の時間に行い、フレー
ムメモリでライン順に並べて出力することで、CCDイ
メージセンサの全画素を読み出している。なお、図22
は、補色モザイクカラーコーディングフィルタを用いた
CCDイメージセンサの場合の例を示しているが、図2
3に示すように、3原色モザイクカラーコーディングフ
ィルタを用いたCCDイメージセンサの場合も同様に全
画素読み出しが行える。
【0058】次に、上記静止画記録モード時には、上述
したように、図1のA/D変換回路17の前段のGCA
(利得制御アンプ)16で、CCDイメージセンサ14
内で2ライン混合しないで出力された撮像信号を動画時
のほぼ2倍程度に増幅しており、これによってモニタリ
ング時と同じレベルで撮像信号をA/D変換回路17に
供給できるので、A/D変換による量子化誤差を低減す
ることができる。このときの動作について、図24を参
照しながら説明する。
【0059】すなわち、図24の(A)は、2ライン混
合読み出し時における、A/D変換回路17の入力レン
ジRa に対する入力信号(GCA16からの出力信号)
レベルLa を示し、(B)は、全画素独立読み出し時の
A/D変換回路17の入力レンジRb に対する入力信号
レベルLb を示す。ここで、図24の(A)に示すよう
に、2ライン混合読み出し時の信号レベルLa に対して
適切にA/D変換が行えるように、A/D変換回路17
の入力レンジRb と入力信号レベルLb とが調整されて
いる場合に、全画素独立読み出し時の信号レベルLb
は、2ライン混合読み出し時の信号レベルLa のほぼ半
分となるため、量子化精度が約半分に低下することにな
る。そこで、図24の(C)に示すように、上記全画素
独立読み出し時の信号レベルLbを、図1のGCA16
で2倍に増幅して2Lb とすることで、A/D変換回路
17の入力レベルを2ライン混合読み出し時と同程度と
し、量子化精度も上記2ライン混合読み出し時と同程度
に向上させている。
【0060】この時、A/D変換後の信号を、図1の静
止画記録用前処理回路23にて、上述したように2ライ
ン加算してモニタ時と同様な信号にしてカメラ信号処理
回路19に渡してやるが、ただ加算したのではこのレベ
ルがモニタ時の約2倍になり、信号処理側のダイナミッ
クレンジに対して大きくなってしまうので、語長を維持
したまま1/2に減衰し、カメラ信号処理回路19に渡
す前にその入力語長に合わせて最下位ビットを丸めるよ
うな処理を行わせている。
【0061】また、本発明の実施の形態においては、上
記多画素CCDイメージセンサ14の画素を正方格子の
ものを用いている。これにより、PC(パーソナルコン
ピュータ)のディスプレイ等で表示する用途の静止画を
記録する場合においては、アスペクト比を維持するため
の画素数変換を必要としないで済む。また、画像記録前
に画素数を変換するとしても垂直、水平とも同じ比率で
変換することになるので、垂直、水平の画像の周波数特
性が偏らずに済む。すなわち、ビデオ信号出力に対して
は十分多い画素数のCCDであることで縮小方向の画素
数変換によって高周波まで帯域の伸びた画像が得られ、
PCディスプレイで表示する目的の画像については画素
数変換をしないで済むのでカメラの特性をそのまま表示
できる、あるいは垂直、水平の周波数特性のバランスが
とれた画像を表示できる。また、NTSC、PAL両方
式の出力画像に対して十分多い画素数を持つCCDイメ
ージセンサを使用し、画素数変換の比率を変えることで
両方の動画像出力に対応することができる。この場合、
NTSC/PAL の各方式に対して、画素数変換の比率を変え
ることで両者に同一のCCDイメージセンサを用いるこ
とが可能になり、システム上の切り替えが容易になり、
コストの面で有利となる。
【0062】これによって、静止画モニタリング時も、
静止画記録時も、高画質の出力画像を得ることができ
る。
【0063】なお、本発明は、上述した実施の形態のみ
に限定されるものではなく、例えば上記実施の形態で
は、CCDイメージセンサの画素数を水平1152画素
×垂直864ラインとしたが、2メガピクセルCCDや
それ以上の画素数のCCD等も使用可能である。また、
補色モザイクカラーコーディングの画素配列は、上記実
施の形態に限定されず、他の配列であってもよく、ま
た、3原色のカラーコーディングフィルタを用いる場合
にも本発明を適用できる。さらに、ビデオカメラ装置以
外にも、静止画専用のディジタルカメラ装置等の撮像装
置にも本発明を適用可能である。この他、本発明の要旨
を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であること
は勿論である。
【0064】
【発明の効果】本発明に係る撮像装置によれば、撮像素
子と、この撮像素子の読み出しを、2ライン混合して読
み出す第1のモードと、各ライン独立に読み出す第2の
モードとを切り換える手段と、上記撮像素子からの撮像
信号が入力され上記第2のモード時に上記第1のモード
時の2倍に増幅する増幅手段とを有することにより、ア
ナログ撮像信号のレベルを2ライン混合読み出し時と各
ライン独立読み出し時とで同じものとし、このアナログ
信号をディジタル信号に変換するためのA/D変換の際
の量子化誤差を低減することができる。
【0065】また、上記第1のモードは静止画モニタモ
ード、上記第2のモードは静止画記録モードである場合
に、静止画のモニタモードから記録モードに切り換える
際の画質の変化を小さく抑えることができる。
【0066】また、上記第1のモードでは、上記撮像素
子の全領域を2ライン混合により2フィールド以内に読
み出すことにより、高画質のモニタ画像を得ることがで
き、また、2フィールドに1回であれば静止画撮影にお
いて十分な画質確認が可能であり、意図した画枠合わせ
に対しても遅れなく表示できる。
【0067】さらに、上記撮像素子としては、出力画像
の画素数よりも多い画素数を有するものを用い、上記撮
像素子からの撮像信号に基づいて得られた出力画像の画
素数よりも多い画素数を有する中間画像の信号を縮小画
素数変換して上記出力画像の画像信号に変換する画素数
変換手段を有することにより、画像の高周波での特性が
上がり、解像度あるいは鮮明度を上げることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る撮像装置の実施の形態となるビデ
オカメラ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】CCDイメージセンサ上の補色モザイクカラー
コーディングフィルタの一例を示す図である。
【図3】CCDイメージセンサの前方に配置される光学
ローパスフィルタの周波数特性を示す図である。
【図4】各モードでの撮像信号の画素数や出力画像の画
素数等を示す図である。
【図5】NTSC方及び/PAL方式でのCCD読み出
しクロックの周波数を説明するための図である。
【図6】動画モード時の動作説明タイミングチャートで
ある。
【図7】静止画モード時の動作説明タイミングチャート
である。
【図8】フレームメモリからの読み出し時の2ライン加
算動作を説明するための図である。
【図9】ディジタルフィルタの基本構成を示す図であ
る。
【図10】帯域制限ローパスフィルタを構成する場合の
ディジタルフィルタの各係数の例を示す図である。
【図11】画素間補間ローパスフィルタを構成する場合
のディジタルフィルタの各係数の例を示す図である。
【図12】画素間補間フィルタの具体的な構成例を示す
ブロック図である。
【図13】縮小率を1/2としたときの周波数特性及び
表示画像範囲を示す図である。
【図14】縮小率を3/5としたときの周波数特性及び
表示画像範囲を示す図である。
【図15】縮小率を3/4としたときの周波数特性及び
表示画像範囲を示す図である。
【図16】縮小率を1(等倍)としたときの周波数特性
及び表示画像範囲を示す図である。
【図17】出力画像の画素数と同じ画素数のCCDイメ
ージセンサを用いる場合の光学ローパスフィルタ特性及
び出力画像の周波数特性を示す図である。
【図18】出力画像の画素数よりも多くの画素数のCC
Dイメージセンサを用いる場合の光学ローパスフィルタ
特性、画素間補間ローパスフィルタ特性及び出力画像の
周波数特性を示す図である。
【図19】CCDイメージセンサの画像をモニタする場
合のライン間引き動作の例を説明するための図である。
【図20】CCDイメージセンサの画像をモニタする場
合のライン間引き動作による悪影響を説明するための図
である。
【図21】CCDイメージセンサの画像の2ライン混合
読み出し動作を説明するための図である。
【図22】補色モザイクカラーコーディングCCDイメ
ージセンサの画像の全画素読み出し動作を説明するため
の図である。
【図23】3原色モザイクカラーコーディングCCDイ
メージセンサの画像の全画素読み出し動作を説明するた
めの図である。
【図24】A/D変換器の前段のGCA(利得制御アン
プ)の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
13 光学ローパスフィルタ、 14 CCDイメージ
センサ、 15 S/H(サンプルホールド)回路、
16 GCA(利得制御アンプ)、 17 A/D変換
回路、 19 カメラ信号処理回路、 21 フレーム
メモリ、 22,36 メモリコントローラ、 23
静止画記録用前処理回路、 25 タイミング発生器、
26 同期信号発生器、 27 PLL回路、 28
出力系同期信号発生器、 30 画素数変換ブロッ
ク、 31 帯域制限ローパスフィルタ、 32 画素
間引き回路、 33 縮小時画素間補間ローパスフィル
タ、35 画像メモリ、 37 拡大時画素間補間ロー
パスフィルタ、 42 クロック乗換え用ラインメモ
リ、 46 静止画キャプチャ用バッファメモリ、50
システム制御マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/92 H04N 9/07 C 9/07 5/91 J 5/92 D Fターム(参考) 5C022 AA00 AB12 AB13 AB55 AC42 AC52 AC55 5C024 AA01 BA00 CA11 CA24 DA01 DA05 DA07 EA02 EA04 FA01 FA11 GA11 HA06 HA08 HA10 HA14 HA17 HA19 HA24 JA04 JA09 JA11 JA31 5C053 FA05 FA07 GA08 GA09 GA10 KA03 KA18 KA22 KA24 KA25 LA03 LA06 5C065 AA01 BB13 BB39 BB48 CC01 DD02 DD17 EE03 GG11 GG18 GG30 GG39

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子と、 この撮像素子の読み出しを、2ライン混合して読み出す
    第1のモードと、各ライン独立に読み出す第2のモード
    とを切り換える手段と、 上記撮像素子からの撮像信号が入力され上記第2のモー
    ド時に上記第1のモード時の2倍に増幅する増幅手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のモードは静止画モニタモー
    ド、上記第2のモードは静止画記録モードであることを
    特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記第1のモードでは、上記撮像素子の
    全領域を2ライン混合により2フィールド以内に読み出
    すことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記撮像素子は、出力画像の画素数より
    も多い画素数を有し、上記撮像素子からの撮像信号に基
    づいて得られた出力画像の画素数よりも多い画素数を有
    する中間画像の信号を縮小画素数変換して上記出力画像
    の画像信号に変換する画素数変換手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 上記第1,第2のモードとなる静止画モ
    ードと、動画モードとを有し、動画モード時には上記撮
    像素子の画素数よりも少なく上記出力画像の画素数より
    も多い上記中間画像の信号を上記撮像素子の撮像領域か
    ら切り出し、静止画モード時には上記撮像素子の撮像領
    域の全てを読み出して上記中間画像の信号とすることを
    特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 上記動画モード時には、上記撮像素子の
    撮像領域から手振れ補正を伴って上記中間画像を切り出
    すことを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
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