JPH119788A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH119788A
JPH119788A JP16550897A JP16550897A JPH119788A JP H119788 A JPH119788 A JP H119788A JP 16550897 A JP16550897 A JP 16550897A JP 16550897 A JP16550897 A JP 16550897A JP H119788 A JPH119788 A JP H119788A
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ball
full
prize ball
prize
pachinko
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JP16550897A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kamegawa
浩 亀川
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MASHIRO KK
Mashiro Co Ltd
Original Assignee
MASHIRO KK
Mashiro Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 球皿内の貯溜量を適正化して、トラブル発生
を未然に防ぐ。 【解決手段】 賞球排出装置38から排出される賞球を
受け溜める球皿21を大容量化して下皿を廃止する。こ
の球皿21の最上流部に満杯検出スイッチ40を設ける
と共に、この満杯検出スイッチ40のアクチュエータ4
0aを押すための満杯検出部39を球皿21の最上流部
に臨ませるように設ける。球皿21内のパチンコ球貯溜
量が満杯になると、その球圧で満杯検出部39が押され
て満杯検出スイッチ40をオンし、賞球排出装置38の
賞球排出動作を停止する。また、貯溜量が満杯でなくな
ると、満杯検出部39の押圧が解除され、満杯検出スイ
ッチ40がオフ状態に復帰して賞球排出動作を再開し、
球皿21内に残りの賞球を排出する。これにより、球皿
21内のパチンコ球の貯溜量を適正化することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、賞球を受け溜める
球皿を備えたパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般的なパチンコ機は、遊技
盤の下方に上皿と下皿という2つの球皿を設け、賞球排
出装置から排出される賞球を上皿で受け溜め、上皿内の
パチンコ球を球発射装置側に供給する。そして、上皿内
が賞球で満杯になったときに、後続の賞球を下皿内へオ
ーバーフローさせ、下皿側に設けられた満杯検出スイッ
チで下皿が満杯になったことを検出したときに、賞球の
排出を一時的に停止するようにしている。しかし、上記
従来のパチンコ機では、下皿からはパチンコ球を球発射
装置側に供給することができないため、上皿内のパチン
コ球が少なくなると、遊技者が下皿内のパチンコ球を上
皿に移し替える必要があり、手間が掛かるという欠点が
ある。
【0003】そこで、特開平9−24134号公報に示
すように、容量を拡大した1つの球皿を設けることで、
従来の下皿を廃止し、パチンコ球を移し替える手間を省
いたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に示すものでも、大当り状態になれば球皿内が満杯に
なった後も賞球の排出が続くことがある。このようにな
ると、賞球排出装置と球皿をつなぐ賞球流下路内に賞球
が貯溜されていき、賞球流下路内が賞球で満杯になるこ
とがある。この状態になると、賞球排出装置の排出口に
賞球が詰まって賞球の排出ができない状態で、賞球排出
装置が無理に賞球排出動作を続けようとするため、賞球
排出装置が故障したり、賞球流下路で球詰まりが発生し
たり、入賞数に応じた賞球が排出されない等、トラブル
発生の原因となる。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、賞球を受け溜める球
皿内のパチンコ球の貯溜量を適正化でき、パチンコ機の
トラブル発生を未然に防ぐことができるパチンコ機を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のパチンコ機は、賞球排出装置か
ら排出される賞球を受け溜める球皿内のパチンコ球の貯
溜量が満杯であることを検出する球満杯検出手段と、前
記球満杯検出手段がパチンコ球の貯溜量が満杯であるこ
とを検出した時に前記賞球排出装置の賞球排出動作を停
止させると共に、前記球満杯検出手段がパチンコ球の貯
溜量が満杯であることを検出していない状態に復帰した
時に前記賞球排出装置の賞球排出動作を再開させる賞球
排出制御手段とを備えた構成としたものである。
【0007】この構成では、賞球排出装置から多くの賞
球が連続的に排出され、球皿内のパチンコ球の貯溜量が
満杯になると、それが球満杯検出手段で検出され、賞球
排出装置の賞球排出動作が停止され、それ以上賞球が排
出されない。これにより、賞球流下路内が賞球で満杯に
なることが防止され、賞球排出装置の排出口が賞球で詰
まることが防止される。その後、球皿内のパチンコ球が
球発射装置側に順に供給されていき、球皿内のパチンコ
球の貯溜量が満杯でなくなると、賞球排出装置の賞球排
出動作が再開され、球皿内に残りの賞球が自動的に補給
される。
【0008】この場合、請求項2のように、前記球満杯
検出手段を、前記球皿の上流部又は前記賞球排出装置か
ら前記球皿までの賞球流下路に配置すると良い。このよ
うに、球皿の上流部又は賞球流下路に球満杯検出手段を
配置して、球満杯検出手段近傍までパチンコ球が溜まっ
たときに球満杯検出手段が検出作動するようにすれば、
賞球流下路がパチンコ球で満杯になることを確実に防止
できる。
【0009】更に、請求項3のように、前記球満杯検出
手段を、スイッチと、満杯状態に達するまで貯溜したパ
チンコ球の圧力により押されて移動することで前記スイ
ッチを作動状態にする満杯検出部とから構成しても良
い。この場合、スイッチで直接パチンコ球を検出するの
ではなく、満杯検出部を介して検出するようにしている
ので、この満杯検出部を取付及び検出に適した形状とな
るように形成すれば、確実な満杯検出が可能になると共
に、スイッチ自身を特別に専用設計しなくて済み、既存
のスイッチを利用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。まず、図4に基づいてパチンコ機
全体の概略構成を説明する。パチンコ機本体を構成する
プラスチック製の機枠11に遊技盤12が取り付けら
れ、この遊技盤12の盤面には、例えば大型ディスプレ
イ13、始動入賞口14、大型ディスプレイ13の画面
15の表示動作結果によって開放時間・開放回数が可変
される可変入賞装置16、通常の入賞口17や通常の入
賞装置18等が設けられている。また、遊技盤12の左
側部には、パチンコ機の左側下部に設けられた球発射装
置(図示せず)からほぼ垂直上方に打ち上げられたパチ
ンコ球を遊技盤12の上部へ案内するガイドレール19
が設けられている。また、機枠11の前面下部には、前
面パネル20が設けられ、この前面パネル20には、1
皿化された大容量の球皿21が設けられ、この球皿21
の右側に球発射装置の操作ハンドル22が設けられてい
る。
【0011】図2に示すように、球皿21は、前面パネ
ル20から前方に突出した前皿部23と、前面パネル2
0より後方でパチンコ機後部側に広がる後皿部24とか
ら構成され、これら前皿部23と後皿部24とは、前面
パネル20に一体成形された仕切壁25により前後に仕
切られている。前面パネル20の裏面側をカバーするプ
ラスチック枠26は、機枠11に一体成形され、後皿部
24の後方への広がり形状に合わせて後方側に窪むよう
に形成されている。
【0012】前皿部23は、左側部分の流路が下流に向
かうにつれて狭められていると共に、底面23aが左方
に向かって下り傾斜するように形成され、パチンコ球が
整列しながら案内流路27に流下し、球発射装置(図示
せず)側に向かうようになっている。また、前皿部23
には、底面23aの中央部に形成された球抜き穴28に
球抜き部材29が設けられていると共に、案内流路27
の最下流部に形成された球抜き穴30に球抜き部材31
が設けられ、球皿21前面に設けられた操作レバー3
2,33(図4参照)を横方向にスライドさせてそれぞ
れ球抜き部材29,31を横方向に移動させることで、
球皿21内のパチンコ球を各球抜き穴28,30から下
方へ抜き取ることができるようになっている。
【0013】一方、後皿部24は、前皿部23とは反対
方向にパチンコ球が流下するように底面24aが右方に
向かって下り傾斜するように形成され、底面24a下流
側の案内底面部24bが前方に向かって下り傾斜するよ
うに形成されていると共に、この案内底面部24b前方
で仕切壁25に連通口34が形成され、パチンコ球が後
皿部24の下流側から前皿部23の上流側ヘスムーズに
転動できるようになっている。また、仕切壁25には、
連通口34の左側に覗き窓35(図4参照)が形成さ
れ、この覗き窓35に透明樹脂等の透明部材により形成
された透明カバー36が取り付けられ、遊技者が覗き窓
35の透明カバー36を通して後皿部24内を覗くこと
で、後皿部24内のパチンコ球の有無や貯溜量又は球の
流れ具合等を確認できるようになっている。
【0014】図1に示すように、後皿部24の左側後部
(上流側後部)の上方には賞球口37が設けられ、賞球
排出装置38から排出される賞球が賞球流下路48を流
下して賞球口37から後皿部24内に流入するようにな
っている。また、後皿部24の左端部(最上流部)には
満杯検出部39が設けられ、この満杯検出部39の左側
にマイクロスイッチ等よりなる常閉型の満杯検出スイッ
チ40が設けられている。
【0015】以下、図1及び図2に基づいて、球満杯検
出手段を構成する満杯検出スイッチ40及び満杯検出部
39について説明する。満杯検出部39は、樹脂等によ
り略角柱形状に形成され、その下面には、下方に延びる
一対のクリップ片41が一体成形されている。この満杯
検出部39は、右側面の下部に形成されたストッパ部3
9aを後皿部24の左端に当接させた状態で右側面が後
皿部24の左端(最上流部)の上方に位置し、各クリッ
プ片41の内側に形成された凹部間に回動軸42を挟持
することで、満杯検出部39が左方向(満杯検出スイッ
チ40方向)に傾動可能に取り付けられている。
【0016】満杯検出部39の回動軸42は、後皿部2
4の左方側で後皿部24と一体成形された取付部43上
に前後方向に延びるように設けられ、この回動軸42の
左方に設けられたスイッチ台44上に満杯検出スイッチ
40がネジ止め等により取り付けられている。この満杯
検出スイッチ40のスイッチ接点をオン/オフするため
のアクチュエータ40aの先端が満杯検出部39の左側
面に当接し、アクチュエータ40aのバネ力によって満
杯検出部39が右方向(後皿部24方向)に付勢されて
いる。尚、満杯検出部39を右方向に付勢するバネを別
途設けていも良い。
【0017】この場合、満杯検出部39の右側面が後皿
部24内に満杯に貯溜されたパチンコ球の圧力により押
され、満杯検出部39がアクチュエータ40aのバネ力
に抗して左方(満杯検出スイッチ40方向)に傾動する
と、アクチュエータ40aが押されて満杯検出スイッチ
40がオンされる。また、満杯検出手段39が後皿部2
4内のパチンコ球の圧力から解放され、満杯検出部39
がアクチュエータ40aのバネ力により右方(後皿部2
4方向)に傾動すると、アクチュエータ40aが突出し
て満杯検出スイッチ40がオフされる。本実施形態で
は、満杯検出部39は、中空状に形成されることで軽量
化されているため、パチンコ球の圧力及びアクチュエー
タ40aのバネ力に対して応答良く傾動することがで
き、確実に満杯検出スイッチ40のオン/オフをするこ
とができるようになっている。尚、満杯検出スイッチ4
0の各出力端子は後述する賞球排出制御回路45に接続
されている。
【0018】次に、図3に基づいて賞球排出制御手段で
ある賞球排出制御回路45による賞球排出装置38の制
御ついて説明する。賞球排出制御回路45は、上述した
満杯検出スイッチ40と、入賞球を検出する入賞球検出
スイッチ46と、賞球タンク(図示せず)から賞球を賞
球排出装置38に流下させる賞球補給路(図示せず)内
の賞球の有無を検出する球切れ検出スイッチ47とから
出力される信号を読み込み、賞球排出装置38に信号を
出力して賞球排出装置38の賞球排出動作を制御する。
【0019】例えば、遊技盤12内に打ち込まれたパチ
ンコ球が、始動入賞口14、可変入賞装置16、入賞口
17及び入賞装置18のいずれかに入賞すると、その入
賞球は集合桶(図示せず)に集められ、入賞球検出スイ
ッチ46が1個ずつ検出する。そして、入賞球を1個検
出する毎に賞球排出制御回路45が賞球排出装置38を
動作させて所定数の賞球を排出する。
【0020】賞球排出装置38から排出された賞球は、
賞球流下路48内を通って賞球口37から後皿部24の
左端部に流入し、球皿21内に貯溜される。賞球排出装
置38から多くの賞球が連続的に排出され、球発射装置
(図示せず)から発射されるパチンコ球よりも、賞球と
して排出されるパチンコ球の方が多いと、パチンコ球の
貯溜量は、まず、前皿部23内で上流側に向かって増加
し、前皿部23が満杯になると、次は、後皿部24内で
下流側から順に増加する。
【0021】その後、後皿部24内が賞球で満杯になる
と、満杯検出部39の右側面が満杯のパチンコ球の圧力
により押されて左方(満杯検出スイッチ40方向)に傾
動し、満杯検出スイッチ40がオンされて、賞球排出制
御回路45が賞球排出装置38の賞球の排出動作を停止
させる。これにより、大当り発生時に、賞球流下路48
内が賞球で満杯になることを防止でき、賞球排出装置3
8の排出口が賞球で詰まった状態で賞球排出装置38が
無理に賞球排出動作を続けることを未然に防止でき、賞
球排出装置38が故障したり、賞球流下路48で球詰ま
りが発生したり、入賞数に応じた賞球が排出されない等
のトラブル発生を未然に防止することができる。
【0022】その後、球皿21内のパチンコ球が順に球
発射装置に送られ、発射されていき、球皿21内のパチ
ンコ球の貯溜量が満杯でなくなるか、或は、球抜き穴2
8からパチンコ球が抜かれると、満杯検出部39がパチ
ンコ球の圧力から解放され、右方(後皿部24方向)に
傾動し、満杯検出スイッチ40がオフ状態に復帰する。
これにより、賞球排出制御回路45が賞球排出装置38
の賞球の排出動作を再開させ、球皿21内に残りの賞球
を補給する。このような動作により、大当り発生時で
も、球皿21内のパチンコ球の貯溜量を適正量に保つこ
とができる。
【0023】また、球切れ検出スイッチ47が賞球補給
路(図示せず)内に賞球が無いことを検出した場合に
は、賞球排出制御回路45が賞球排出装置38の賞球の
排出動作を停止させる。その後、賞球タンクから賞球が
供給されて、球切れ検出スイッチ47が賞球補給路(図
示せず)内に賞球が有ることを検出したら、賞球排出制
御回路45が賞球排出装置38の賞球排出動作を再開さ
せて、球皿21内に賞球を排出する。
【0024】ところで、満杯検出部39を省略して、満
杯検出スイッチ40のアクチュエータ40aをパチンコ
球で直接押さえて、パチンコ球の貯溜量が満杯であるこ
とを検出するようにしても良いが、本実施形態では、検
出するパチンコ球と満杯検出スイッチ40との間に略角
柱形状の満杯検出部39を介在させ、この満杯検出部3
9の広く平らな右側面をパチンコ球が押さえて、該満杯
検出部39の左側面で満杯検出スイッチ40のアクチュ
エータ40aを押すようになっている。このように、満
杯検出スイッチ40の形態や検出対象(パチンコ球)に
適した形状に形成した満杯検出部39を介することで、
パチンコ球が満杯であることを確実に検出でき、検出信
頼性を向上できると共に、専用のスイッチを設計しなく
ても良く、既存の汎用スイッチを利用することができ、
コスト低減にもなる。
【0025】尚、満杯検出スイッチ40は、マイクロス
イッチ以外のものを使用しても良く、使用するスイッチ
に応じて、満杯検出部39の形状を適宜変更して形成す
ることで、種々のスイッチを使用することができる。ま
た、スイッチは非接触のものを用いても良く、例えば、
投光素子と受光素子を、満杯検出部39の移動経路を挟
むように設置しておき、パチンコ球の圧力に押されて満
杯検出部39が移動して、投光素子から受光素子への光
路を遮ることで、満杯検出状態とするようにしても良
い。また、満杯検出スイッチ40は、満杯検出時にオン
する常開型のスイッチに限定されず、満杯検出時にオフ
する常閉型のスイッチを用いても良い。
【0026】また、本実施形態では、満杯検出部39及
び満杯検出スイッチ40を球皿21の上流部に設けてい
るが、満杯検出部39及び満杯検出スイッチ40を賞球
流下路48の途中に設けて、この位置でパチンコ球が満
杯であることを検出するようにしても良い。この場合で
も、賞球流下路48内のパチンコ球の貯溜量が賞球排出
装置38の排出口に達することを防止でき、前述したト
ラブルを未然に防止することができる。
【0027】更に、本実施形態の球皿21は、後方に貯
溜スペースを拡大することで球皿21の容量を拡大して
いるが、球皿21は、特開平9−24134号公報に示
すように、球皿の底板を傾動可能に支持することで、容
量を拡大するようにしても良い。
【0028】また、本実施形態では、1皿化した球皿2
1に本発明を適用したが、従来と同じ2皿構成のパチン
コ機の上皿に本発明を適用して、上皿のパチンコ球貯溜
量を適正化するようにしても良い。
【0029】また、本実施形態では、球発射装置をパチ
ンコ機の左側下部に設け、発射球をパチンコ機の左側下
方部からほぼ垂直上方に打ち上げるようにしたが、これ
とは反対に、球発射装置をパチンコ機の右側下部に設
け、発射球をパチンコ機の右側下部からほぼ垂直上方に
打ち上げるようにしても良い。
【0030】その他、本発明は、球皿21の形状、盤面
構成等を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲
内で種々変更して実施できることはいうまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1のパチンコ機によれば、球満杯検出手段によ
って球皿内の貯溜量が満杯であることを検出すると、賞
球排出装置の賞球排出動作が停止され、満杯でなくなる
と、賞球排出動作が再開されるので、大当り状態になっ
ても球皿内のパチンコ球の貯溜量を適正化することがで
き、賞球排出装置が故障したり、賞球流下路で球詰まり
が発生したり、入賞数に応じた賞球が排出されない等の
トラブル発生を未然に防止することができる。
【0032】また、請求項2では、球皿の上流部又は賞
球流下路の途中に球満杯検出手段を配置し、球満杯検出
手段近傍までパチンコ球が溜まったときに満杯であると
検出するようにしたので、賞球流下路がパチンコ球で満
杯になることを確実に防止でき、信頼性を向上させるこ
とができる。
【0033】更に、請求項3では、満杯検出部がパチン
コ球の圧力により押されて移動することでスイッチを作
動状態にするようにしたので、満杯検出部を取付及び検
出に適した形状となるように形成することで、パチンコ
球が満杯であることを確実に検出することができると共
に、スイッチ自身を特別に専用設計しなくて済み、既存
のスイッチを利用することができ、検出信頼性向上及び
コスト低減となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるパチンコ機の賞球
排出装置から球皿の上流部までの構成を示す縦断正面図
【図2】球皿部分の一部破断平面図
【図3】賞球排出装置の制御系を説明するためのブロッ
ク図
【図4】パチンコ機の正面図
【符号の説明】
11…機枠、12…遊技盤、19…ガイドレール、20
…前面パネル、21…球皿、22…操作ハンドル、23
…前皿部、24…後皿部、25…仕切壁、34…連通
口、37…賞球口、38…賞球排出装置、39…満杯検
出部(球満杯検出手段)、39a…ストッパ部、40…
満杯検出スイッチ(球満杯検出手段)、40a…アクチ
ュエータ、41…クリップ片、42…回動軸、43…取
付部、44…スイッチ台、45…賞球排出制御回路(賞
球排出制御手段)、46…入賞球検出スイッチ、47…
球切れ検出スイッチ、48…賞球流下路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 賞球排出装置から排出される賞球を球皿
    内に受け溜めるパチンコ機において、 前記球皿内のパチンコ球の貯溜量が満杯であることを検
    出する球満杯検出手段と、 前記球満杯検出手段がパチンコ球の貯溜量が満杯である
    ことを検出した時に前記賞球排出装置の賞球排出動作を
    停止させると共に、前記球満杯検出手段がパチンコ球の
    貯溜量が満杯であることを検出していない状態に復帰し
    た時に前記賞球排出装置の賞球排出動作を再開させる賞
    球排出制御手段とを備えたことを特徴とするパチンコ
    機。
  2. 【請求項2】 前記球満杯検出手段を、前記球皿の上流
    部又は前記賞球排出装置から前記球皿までの賞球流下路
    に配置したことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ
    機。
  3. 【請求項3】 前記球満杯検出手段を、スイッチと、満
    杯状態に達するまで貯溜したパチンコ球の圧力により押
    されて移動することで前記スイッチを作動状態にする満
    杯検出部とから構成したことを特徴とする請求項1又は
    2に記載のパチンコ機。
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