JPH1197669A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH1197669A
JPH1197669A JP25348897A JP25348897A JPH1197669A JP H1197669 A JPH1197669 A JP H1197669A JP 25348897 A JP25348897 A JP 25348897A JP 25348897 A JP25348897 A JP 25348897A JP H1197669 A JPH1197669 A JP H1197669A
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直人 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い電子濃度を実現し、かつソース及びドレ
イン抵抗の上昇を抑制して、高性能で高出力化が実現で
きる半導体装置を得る。 【解決手段】 半絶縁性基板1上に形成された比較的高
い不純物濃度のAlxGa1-xAsからなる第1の電子供
給層3、この第1の電子供給層3上に形成されたアンド
ープInGaAsチャネル層4、このチャネル層上に形
成された比較的高い不純物濃度のAlyGa1-yAsから
なる第2の電子供給層5、この第2の電子供給層上に形
成されたアンドープAlzGa1-zAsショットキー接合
形成層6、このショットキー接合形成層6上に形成され
たゲート電極11、このゲート電極11を挟んで上記シ
ョットキー接合形成層6上に形成されたソース及びドレ
イン電極9、10を備え、上記第2の電子供給層及びシ
ョットキー接合形成層のAl組成比y、zは、第1の電
子供給層のAl組成比xよりも低いことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はショットキー接合
型の電極を有する半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のショットキー接合型の電極
を有する半導体装置を示す要部断面図である。この図に
おいて、1は半絶縁性GaAs基板、18はこの基板1
上に形成された高抵抗のアンドープAl0.20Ga0.80
sバッファ層、19はこのバッファ層18上に形成され
たn型不純物濃度が比較的高いAl0.20Ga0.80Asか
らなる第1の電子供給層、4はこの第1の電子供給層1
9上に形成されたアンドープIn0.15Ga0.85Asチャ
ネル層、20はこのチャネル層4上に形成されたn型不
純物濃度が比較的高いAl0.20Ga0.80Asからなる第
2の電子供給層、21はこの第2の電子供給層20上に
形成されたアンドープAl0.20Ga0.80Asショットキ
ー接合形成層である。
【0003】又、7は上記ショットキー接合形成層21
上に所望の間隔を開けて形成された一対のn型不純物を
有する(以下、「n−」と記載する。)GaAs層、8
はこのn−GaAs層7上にそれぞれ形成された高濃度
にn型不純物を含有するGaAsコンタクト層、9及び
10はそれぞれ上記コンタクト層8上に形成されたソー
ス及びドレイン電極、11は上記ショットキー接合形成
層21上に上記一対のn−GaAs層7に挟まれて形成
されたゲート電極である。
【0004】ここで、従来の半導体装置は、低不純物濃
度のInGaAsチャンネル層4の上下に配置された電
子親和力の小さな比較的高濃度のn−AlGaAs電子
供給層19、20から、電子親和力の大きなチャネル層
4に電子が供給され、チャネル層4に蓄積した電子がキ
ャリアとして動作するいわゆるHEMT(HighEl
ectron Mobility Transisto
r)を構成しており、ゲート電極11のバイアス電圧を
変化させることによりチャネル層4の電子濃度を変調さ
せてトランジスタ動作を行わせることができる。
【0005】ここで、高出力化のためには高い電子濃度
が必要であり、そのためにn−AlGaAs電子供給層
19、20の不純物濃度を高くするとともに、そのAl
組成比を大きくして、チャネル層4との伝導帯のポテン
シャル差を大きくすることが有効である。
【0006】又、高出力化のためにはゲートの高耐圧化
が要求され、そのためにゲート電極11の下にアンドー
プ又は比較的低濃度のAlGaAsショットキー接合形
成層21が用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のこの
種の半導体装置では、ショットキー接合形成層21と電
子供給層19、20は同一Al組成比のAlGaAsが
用いられていたため、Al組成比を高くしていくとショ
ットキー接合形成層21とn−GaAs層7とのヘテロ
障壁も高くなり、n−GaAs7とチャネル層4間の抵
抗が高くなり、結果としてソース及びドレインの抵抗が
高くなり、デバイス特性を劣化させる要因となってい
た。
【0008】加えて、上記のようにAl組成比を高くす
ると、ゲート電極11近傍に露出したAlGaAsショ
ットキー接合形成層21の表面22はより活性になるた
め、酸化等の影響によりキャリアをトラップする表面準
位が増加し、デバイス特性が劣化することが問題となっ
ていた。
【0009】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、高い電子濃度を実現し、かつソース及びドレ
イン抵抗の上昇を抑制して、高性能で高出力化が実現で
きる半導体装置を得ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置は、半絶縁性基板上に形成された比較的高い不純物濃
度のAlxGa1-xAsからなる第1の電子供給層と、こ
の第1の電子供給層上に形成されたアンドープ又は比較
的低い不純物濃度のInGaAsからなるチャネル層
と、このチャネル層上に形成された比較的高い不純物濃
度のAlyGa1-yAsからなる第2の電子供給層と、こ
の第2の電子供給層上に形成されたアンドープ又は比較
的低い不純物濃度のAlzGa1-zAsからなるショット
キー接合形成層と、このショットキー接合形成層上に形
成されたゲート電極と、このゲート電極を挟んで上記シ
ョットキー接合形成層上に形成されたソース電極及びド
レイン電極とを備え、上記ショットキー接合形成層のA
l組成比zは、第1の電子供給層のAl組成比xよりも
低いことを特徴とするものである。
【0011】又、上記ショットキー接合形成層のAl組
成比zは、0.15以上0.20以下であることを特徴
とするものである。
【0012】又、上記第2の電子供給層のAl組成比y
は、第1の電子供給層のAl組成比xよりも低いことを
特徴とするものである。
【0013】又、上記第2の電子供給層のAl組成比y
は、0.15以上0.20以下であることを特徴とする
ものである。
【0014】又、上記第1の電子供給層のAl組成比x
は、0.25以下であることを特徴とするものである。
【0015】又、半絶縁性基板上に形成された比較的高
い不純物濃度のAlGaAsからなる第1の電子供給層
と、この第1の電子供給層上に形成されたアンドープ又
は比較的低い不純物濃度のInGaAsからなるチャネ
ル層と、このチャネル層上に形成された比較的高い不純
物濃度のAlGaAsからなる第2の電子供給層と、こ
の第2の電子供給層上に形成されたアンドープ又は比較
的低い不純物濃度のInGaPからなるショットキー接
合形成層と、このショットキー接合形成層上に形成され
たゲート電極と、このゲート電極を挟んで上記ショット
キー接合形成層上に形成されたソース電極及びドレイン
電極とを備えたものである。
【0016】又、上記第2の電子供給層はAlGaAs
の代わりにInGaPからなることを特徴とするもので
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下に、この発明の実施の形態1につい
て図1に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形
態1における半導体装置の構造を示す要部断面図であ
る。
【0018】図1において、1は半絶縁性GaAs基
板、2はこの基板1上に形成された高抵抗のアンドープ
Al0.24Ga0.76Asバッファ層、3はこのバッファ層
3上に形成されたn型不純物濃度が比較的高いAl0.24
Ga0.76Asからなる第1の電子供給層、4はこの第1
の電子供給層3上に形成されたアンドープIn0.15Ga
0.85Asチャネル層、5はこのチャネル層4上に形成さ
れたn型不純物濃度が比較的高いAl0.16Ga0.84As
からなる第2の電子供給層、6はこの第2の電子供給層
5上に形成されたアンドープAl0.16Ga0.84Asショ
ットキー接合形成層である。ここで、上記チャネル層4
及びショットキー接合形成層6のそれぞれにおいて、ア
ンドープでなく比較的低濃度のn型不純物を含有してい
ても良い。
【0019】又、7は上記ショットキー接合形成層6上
に所望の間隔を開けて形成された一対のn−GaAs
層、8はこのn−GaAs層7上にそれぞれ形成された
高濃度にn型不純物を含有するGaAsコンタクト層、
9及び10はそれぞれ上記コンタクト層8上に形成され
たソース及びドレイン電極、11は上記ショットキー接
合形成層6上に上記一対のn−GaAs層7に挟まれて
形成されたゲート電極である。
【0020】このように、本実施の形態1においては、
チャネル層4下のアンドープAlGaAsバッファ層2
及びn−AlGaAs第1の電子供給層3のAl組成比
が0.24、そしてチャネル層4上のn−AlGaAs
第2電子供給層5及びアンドープAlGaAsショット
キー接合形成層6のAl組成比が0.16と、チャネル
層4の上層のAlGaAs層のAl組成比が下層のAl
組成比より小さいことを特徴とする。
【0021】図2に本実施の形態1における製造方法を
示す。まず、図2(a)に示すように、MOCVD法又
はMBE法のようなエピタキシャル成長技術をもちいて
半絶縁性GaAs基板1上に、バッファ層2、第1の電
子供給層3、チャネル層4、第2の電子供給層5、ショ
ットキー接合形成層6、n−GaAs層7、コンタクト
層8を順次成長する。そして、写真製版、蒸着、リフト
オフ及びシンタリングにより、AuGe/Ni/Auか
らなるソース電極9及びドレイン電極10を形成する。
【0022】次に、図2(b)に示すように、写真製版
と例えばリン酸、過酸化水素水及び水の混合溶液を用い
たウェットエッチングにより、コンタクト層8をエッチ
ングして第1のリセス溝12を形成する。
【0023】次に、図2(c)に示すように、ゲート電
極形成用のレジスト13のパターニングを行い、例えば
クエン酸、過酸化水素水及び水の混合溶液を用いたウェ
ットエッチングにより第2のリセス溝14を形成しショ
ットキー接合形成層6を露出させる。上記クエン酸系の
ウェットエッチングにおいてはAlGaAsのエッチン
グ速度がGaAsに比較して非常に遅いため、選択的に
GaAsのみエッチング可能であり、制御性良く均一に
ショットキー接合形成層6を露出させることが可能であ
る。
【0024】最後に、蒸着により全面に例えばTi/A
lからなるゲート金属を蒸着し、リフトオフすることに
よりゲート電極11を形成し、図1に示した半導体装置
を得る。
【0025】本実施の形態1においては、チャネル層4
の下層の第1の電子供給層3のAl組成比を大きくする
ことにより電子濃度を高めており、また、チャネル層4
の上層の第2の電子供給層5及びショットキー接合形成
層6のAl組成比を小さくすることにより、ソース及び
ドレインの抵抗を低減するとともにゲート近傍の表面酸
化を抑制しており、高性能で高出力化が実現できる半導
体装置を得ることが可能となる。
【0026】ここで、第2の電子供給層5及びショット
キー接合形成層6のAl組成比を0.16としたのは、
Al組成比を0.15未満にすると、上記クエン酸系の
ウェットエッチング時のGaAsに対する選択性が急激
に劣化するとともに、InGaAsチャネル層4と第2
の電子供給層5のヘテロ障壁が小さくなり実用的な電子
濃度を得ることが困難になるためである。したがって、
電子供給層5及びショットキー接合形成層6のAl組成
比は0.15から0.2程度が望ましい。
【0027】又、第1の電子供給層3のAl組成比を
0.24としたのは、Al組成比を0.25より大きく
すると活性化率が急激に低下してしまうからである。し
たがって第1の電子供給層3のAl組成比は0.22か
ら0.25程度が望ましい。
【0028】実施の形態2.図3に本発明における実施
の形態2を示す。本実施の形態における半導体装置の基
本的構造は実施の形態1に示した構造と同一であるが、
本実施の形態では、第1及び第2の電子供給層3、15
は同一でかつ比較的高いAl組成比のAlGaAsを用
いており、それに対して、ショットキー接合形成層6の
Al組成比のみ低くすることを特徴としている。具体的
には、第1の電子供給層3はAl0.24Ga0.76As、第
2の電子供給層15はAl0.24Ga0.76As、ショット
キー接合形成層6はAl0.16Ga0.84Asとしている。
【0029】本実施の形態2においては、ショットキー
接合形成層6は前述のとおりアンドープであるため、こ
の層のAl組成比を下げるだけでもヘテロ障壁に起因し
た抵抗成分を下げることが可能となり、ソース及びドレ
イン抵抗を低減できる。加えて、この場合は表面酸化も
抑制可能となる。
【0030】又、本実施の形態2においては、第2の電
子供給層15も比較的高いAl組成比を用いているた
め、実施の形態1に比較して高い電子濃度を実現できる
という利点も有する。
【0031】実施の形態3.図4に本発明における実施
の形態3を示す。本実施の形態における半導体装置の基
本的構造は実施の形態1の構造と同一であるが、本実施
の形態では、第1の電子供給層3に比較的高いAl組成
比のAlGaAsをもちいており、それに対して、第2
の電子供給層16及びショットキー接合形成層17には
InGaPをもちいている。ここで、具体的な組成比と
して、Al0.24Ga0.76As及びIn0.53Ga0.47Pを
用いている。
【0032】本実施の形態3においては、チャネル層4
の下層の第1の電子供給層3のAl組成比を大きくする
ことにより電子濃度を高めており、また、チャネル層4
の上層の第2の電子供給層16及びショットキー接合形
成層17をInGaPで構成することにより、GaAs
との伝導帯のヘテロ障壁を小さくして、ソース及びドレ
イン抵抗を小さくするとともに、表面準位をAlGaA
sより小さくしているので、高性能で高出力化を実現で
きる半導体装置を得ることが可能となる。
【0033】実施の形態4.図5に本発明における実施
の形態4を示す。本実施の形態における半導体装置の基
本的構造は実施の形態3の構造と同一であるが、本実施
の形態では、第1及び第2の電子供給層3、15は同一
でかつ比較的高いAl組成比のAlGaAsをもちいて
おり、それに対してショットキー接合形成層17にIn
GaPを用いていることを特徴とする。ここで、具体的
な組成比として、Al0.24Ga0.76As及びIn0.53
0.47Pを用いている。
【0034】本実施の形態4においては、前述のとおり
ショットキー接合形成層17をInGaPで構成するこ
とにより、GaAsとの伝導帯のヘテロ障壁を小さくで
き、このヘテロ障壁に起因した抵抗成分を下げること
で、ソース及びドレイン抵抗を低減するとともに、表面
準位をAlGaAsより小さくしているので、高性能で
高出力化を実現できる半導体装置を得ることが可能とな
る。
【0035】又、本実施の形態4においては、第2の電
子供給層15も比較的高いAl組成比を用いているた
め、実施の形態3に比較して高い電子濃度を実現できる
という利点も有する。
【0036】
【発明の効果】この発明に係る半導体装置は、半絶縁性
基板上に形成された比較的高い不純物濃度のAlxGa
1-xAsからなる第1の電子供給層と、この第1の電子
供給層上に形成されたアンドープ又は比較的低い不純物
濃度のInGaAsからなるチャネル層と、このチャネ
ル層上に形成された比較的高い不純物濃度のAlyGa
1-yAsからなる第2の電子供給層と、この第2の電子
供給層上に形成されたアンドープ又は比較的低い不純物
濃度のAlzGa1-zAsからなるショットキー接合形成
層と、このショットキー接合形成層上に形成されたゲー
ト電極と、このゲート電極を挟んで上記ショットキー接
合形成層上に形成されたソース電極及びドレイン電極と
を備え、上記ショットキー接合形成層のAl組成比z
は、第1の電子供給層のAl組成比xよりも低いことを
特徴とするので、高い電子濃度を実現でき、かつソース
及びドレイン抵抗の上昇を低減するとともにゲート近傍
の表面酸化を抑制でき、そのため、高性能及び高出力化
を実現できる。
【0037】又、半絶縁性基板上に形成された比較的高
い不純物濃度のAlGaAsからなる第1の電子供給層
と、この第1の電子供給層上に形成されたアンドープ又
は比較的低い不純物濃度のInGaAsからなるチャネ
ル層と、このチャネル層上に形成された比較的高い不純
物濃度のAlGaAsからなる第2の電子供給層と、こ
の第2の電子供給層上に形成されたアンドープ又は比較
的低い不純物濃度のInGaPからなるショットキー接
合形成層と、このショットキー接合形成層上に形成され
たゲート電極と、このゲート電極を挟んで上記ショット
キー接合形成層上に形成されたソース電極及びドレイン
電極とを備えたので、高い電子濃度を実現でき、かつ、
ショットキー接合形成層とGaAsとの伝導帯のヘテロ
障壁を小さくでき、このヘテロ障壁に起因した抵抗成分
を下げることで、ソース及びドレイン抵抗を低減すると
ともに、表面準位をAlGaAsからなるショットキー
接合形成層を用いた場合より小さくでき、そのため、高
性能及び高出力化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における半導体装置
の構造を示す要部断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における半導体装置
の製造方法を示す要部断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2における半導体装置
の構造を示す要部断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態3における半導体装置
の構造を示す要部断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態4における半導体装置
の構造を示す要部断面図である。
【図6】 従来のHEMTの構造を示す要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 半絶縁性基板、 3 第1の電子供給層、
4 チャネル層、5 第2の電子供給層、 6 ショッ
トキー接合形成層、9 ソース電極、 10 ド
レイン電極、 11 ゲート電極、15、16 第
2の電子供給層、 17 ショットキー接合形成
層。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半絶縁性基板上に形成された比較的高い
    不純物濃度のAlxGa1-xAsからなる第1の電子供給
    層と、 この第1の電子供給層上に形成されたアンドープ又は比
    較的低い不純物濃度のInGaAsからなるチャネル層
    と、 このチャネル層上に形成された比較的高い不純物濃度の
    AlyGa1-yAsからなる第2の電子供給層と、 この第2の電子供給層上に形成されたアンドープ又は比
    較的低い不純物濃度のAlzGa1-zAsからなるショッ
    トキー接合形成層と、 このショットキー接合形成層上に形成されたゲート電極
    と、 このゲート電極を挟んで上記ショットキー接合形成層上
    に形成されたソース電極及びドレイン電極とを備え、 上記ショットキー接合形成層のAl組成比zは、第1の
    電子供給層のAl組成比xよりも低いことを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 ショットキー接合形成層のAl組成比z
    は、0.15以上0.20以下であることを特徴とする
    請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 第2の電子供給層のAl組成比yは、第
    1の電子供給層のAl組成比xよりも低いことを特徴と
    する請求項1又は2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 第2の電子供給層のAl組成比yは、
    0.15以上0.20以下であることを特徴とする請求
    項3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 第1の電子供給層のAl組成比xは、
    0.25以下であることを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれか1項記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 半絶縁性基板上に形成された比較的高い
    不純物濃度のAlGaAsからなる第1の電子供給層
    と、 この第1の電子供給層上に形成されたアンドープ又は比
    較的低い不純物濃度のInGaAsからなるチャネル層
    と、 このチャネル層上に形成された比較的高い不純物濃度の
    AlGaAsからなる第2の電子供給層と、 この第2の電子供給層上に形成されたアンドープ又は比
    較的低い不純物濃度のInGaPからなるショットキー
    接合形成層と、 このショットキー接合形成層上に形成されたゲート電極
    と、 このゲート電極を挟んで上記ショットキー接合形成層上
    に形成されたソース電極及びドレイン電極とを備えた半
    導体装置。
  7. 【請求項7】 第2の電子供給層はAlGaAsの代わ
    りにInGaPからなることを特徴とする請求項6記載
    の半導体装置。
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