JP2003045898A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2003045898A
JP2003045898A JP2001233213A JP2001233213A JP2003045898A JP 2003045898 A JP2003045898 A JP 2003045898A JP 2001233213 A JP2001233213 A JP 2001233213A JP 2001233213 A JP2001233213 A JP 2001233213A JP 2003045898 A JP2003045898 A JP 2003045898A
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semiconductor
channel
semiconductor device
electrode
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Tsutomu Imoto
努 井本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】占有面積の増大を抑制し、かつ、製造工程の増
加を抑制しつつ、寄生ソース・ドレイン抵抗が低減され
た半導体装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】ゲート電極17下に複数の層が積層された
半導体層12,13,14を有し、当該半導体層12,
13,14内に、隣接する層14とのヘテロ接合により
電流チャネルが形成されるチャネル層13を有する半導
体装置であって、半導体層12,13,14は、ゲート
電極17の近傍を上面に残して、側壁面が主面に対して
傾斜を有するメサ形状を有し、半導体層12,13,1
4の上面を除いて、少なくとも半導体層12,13,1
4の側壁面に露出したチャネル層13に接するように半
導体層12,13,14の側壁面上に形成されたソース
あるいはドレインとなる接続層16b,16cを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、複数の層
からなる半導体層の積層構造内部に電荷を高速走行可能
に閉じ込めた半導体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に、従来の高電子移動度トランジ
スタ(HEMT : High Electron Mobility Transisto
r)の一例を断面図で示す。この従来のHEMTでは、
半絶縁性InP基板21の上に、InAlAsからなる
バッファ層22と、InGaAsからなるチャネル層2
3と、InAlAsからなるバリア層24が順次積層さ
れている。また、バリア層24のゲート領域上には、P
d/Ti/Pt/Auよりなるゲート電極27が形成さ
れ、ソース・ドレイン領域上には、それぞれn型不純物
としてシリコン(Si)を高濃度に含むInGaAsか
らなるキャップ層25が形成されており、各キャップ層
25上にそれぞれAuGe/Niからなるオーミック電
極となるソース電極26bとドレイン電極26cが形成
されている。
【0003】上記のHEMTの例では、チャネル層23
に電子を供給する不純物を含有するキャリア供給層24
aを、バリア層24内にシート状に設けているが、バリ
ア層24内に一様に不純物をドーピングしてもよい。あ
るいは、バッファ層22に不純物をドーピングしてキャ
リア供給層を設けてもよいし、チャネル層23に不純物
をドーピングすることもできる。
【0004】上記のHEMTでは、主に微細化にともな
って近くなるゲートとソースまたはドレインとの間の耐
圧を確保する目的でバリア層24が設けられ、また、バ
リア層24介在による接続抵抗を少しでも低減するため
に、ソース電極26bおよびドレイン電極26c下にキ
ャップ層25が設けられている。
【0005】上記構成のHEMTにおいては、ドレイン
電流を担う電子は、ソース電極26bから入り、キャッ
プ層25、バリア層24を通過して、チャネル層23に
形成された2次元ガス(2DEG)の層に注入され、2
DEGの層内においてチャネル電子としてゲート直下を
通過し、再びバリア層24、キャップ層25を通過し
て、ドレイン電極26cから出て行く。上記の構造のH
EMTでは、電子は、チャネル層23とソース・ドレイ
ン電極26b,26cとの間を移動する際、かならずバ
リア層24を通過しなければならない。
【0006】ところが、バリア層24は、電子に対する
電位障壁を成しており、しかも、通常完全に空乏化して
いる。したがって、電子は、バリア層24をトンネル効
果によって通過していると考えられる。このため、トン
ネリング効率が高ければ、この部分の電気抵抗は低くな
り、寄生ソース・ドレイン抵抗への寄与は小さくなる。
【0007】しかし、上記のバリア層24の幅と高さ
は、トランジスタのしきい値電圧や耐圧、ゲート電極構
造を含めて決めなければならないことから、トンネリン
グ効率はある程度犠牲になり、寄生ソース・ドレイン抵
抗への影響は無視できなくなる。寄生ソース・ドレイン
抵抗は、パワーアンプにおいては電力付加効率に影響す
る要因の1つ、スイッチにおいては挿入損失に影響する
要因の1つであるから、できるだけ低く抑えたい。
【0008】例えば、特開平9−82693号公報に
は、InP等からなる基板上にメサエッチングにより島
状の半導体導電層を形成し、その上にオーミック電極を
リフトオフにより形成し、数分間アロイングを行い、半
導体導電層にオーミック電極の構成材料を拡散させてア
ロイ層を形成して、アロイ層を直接、2次元電子ガス
(2DEG)が表出するエピタキシャル成長層端面に接
触させたHEMTが開示されている。
【0009】上記のHEMTでは、低抵抗のアロイ層を
介してソースあるいはドレインとなるオーミック電極を
2次元電子ガスの層と接続させることから、オン抵抗は
小さいと予想される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示のHEMTでは、通常のHEMTにおける素子
分離のためのメサエッチングを行い、当該メサエッチン
グされた島状の半導体導電層の上面および側面にオーミ
ック電極の構成材料を堆積させ、アロイングを行って、
オーミック電極下における半導体導電層のほぼ全てをア
ロイ化する必要があることから、アロイングのためにメ
サエッチングされた島状の半導体導電層の占有面積を大
きくとる必要があり、高集積化に適さないという不利益
がある。また、深くまでアロイングする工程が生じる。
【0011】さらに、例えば、特開2000−2087
54号公報には、2次元電子ガスの層に、直接、不純物
がドーピングされた半導体材料からなるコンタクト半導
体層が形成され、当該コンタクト半導体層上に、ソース
あるいはドレインとなるオーミック電極が形成されたH
EMTが開示されている。
【0012】上記公報に開示のHEMTでは、オーミッ
ク電極と2次元電子ガスの層とを低抵抗のコンタクト半
導体層を介して接続することにより、電流経路としてバ
リア層を通過しないことから、オン抵抗は小さいと予想
されるが、構造が複雑で、製造工程が増加してしまうと
いう問題がある。
【0013】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、占有面積の増大を抑制し、かつ、
製造工程の増加を抑制しつつ、寄生ソース・ドレイン抵
抗が低減された半導体装置およびその製造方法を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の半導体装置は、ゲート電極下に複数の層が
積層された半導体層を有し、当該半導体層内に、隣接す
る層とのヘテロ接合により電流チャネルが形成されるチ
ャネル層を有する半導体装置であって、前記半導体層
は、前記ゲート電極の近傍を上面に残して、側壁面が主
面に対して傾斜を有するメサ形状を有し、前記半導体層
の上面を除いて、少なくとも前記半導体層の側壁面に露
出した前記チャネル層に接するように前記半導体層の側
壁面上に形成された接続層を有する。
【0015】例えば、前記接続層は、前記チャネル層と
オーミック接触するソース電極およびドレイン電極であ
る。
【0016】あるいは、前記接続層は、前記チャネル層
に接するように前記半導体層の側壁面上に形成され、前
記チャネル層と同じ種類の材料からなり不純物を含有す
る接続用半導体層と、前記接続用半導体層上に形成され
たソース電極およびドレイン電極とを有する。この場
合、前記ソース電極およびドレイン電極は、前記ゲート
電極と同一の材料により形成されている。
【0017】例えば、前記半導体層は、前記チャネル層
に隣接して形成され、前記チャネル層を構成する材料よ
りバンドギャップの大きい半導体により形成されたバリ
ア層を有する。前記バリア層は、不純物を含有し前記チ
ャネル層に電荷を供給するキャリア供給層を有する。
【0018】上記の本発明の半導体装置では、チャネル
層が接続層と直接接触していることから、ドレイン電流
を担う電子は、ソース側の接続層から、チャネル層に供
給され、チャネル層内においてチャネル電子としてゲー
ト電極直下を通過して、ドレイン側の接続層から直接出
ていく。ここで、半導体層の上面に接続層が存在しない
ことから、電子がチャネル層を通過中に上方向へ向かう
成分をなくし、電流経路を接続層からチャネル層への平
面方向のみにすることができる。以上のように、上記の
本発明の半導体装置では、ドレイン電流の経路に高抵抗
な層が介在せず、チャネル層と接続層との間に低い接触
抵抗が得られる。また、半導体層は、ゲート電極の近傍
を上面に残して、側壁面が主面に対して傾斜を有するメ
サ形状となっていることから、メサ形状となった半導体
層の占有面積を小さくすることができ、高集積化に適し
ている。
【0019】さらに、上記の目的を達成するため、本発
明の半導体装置の製造方法は、ゲート電極下に複数の層
が積層された半導体層を有し、当該半導体層内に、隣接
する層とのヘテロ接合により電流チャネルが形成される
チャネル層を有する半導体装置の製造方法であって、基
板上に前記チャネル層を含む複数の層を積層して前記半
導体層を形成する工程と、前記半導体層を、前記ゲート
電極の近傍を上面に残して、少なくとも前記チャネル層
までメサエッチングする工程と、前記半導体層の上面を
除いて、少なくとも前記半導体層の側壁面に露出した前
記チャネル層に接するように前記半導体層の側壁面上に
接続層を形成する工程と、前記半導体層の上面にゲート
電極を形成する工程とを有する。
【0020】前記メサエッチングする工程は、前記半導
体層上にマスク層を形成する工程と、前記マスク層をゲ
ート電極形成部およびその近傍を残して除去する工程
と、前記マスク層をマスクとして、前記半導体層をメサ
エッチングする工程とを有する。
【0021】前記接続層を形成する工程は、前記マスク
層および前記半導体層上に接続層材料を堆積させる工程
と、前記マスク層上の前記接続層材料とともに前記マス
ク層を除去して、前記接続層を形成する工程とを有す
る。
【0022】前記接続層材料を堆積させる工程におい
て、前記チャネル層とオーミック接触するソース電極お
よびドレイン電極材料を蒸着し、前記接続層を形成する
工程において、ソース電極およびドレイン電極を形成す
る。
【0023】前記接続層を形成する工程は、前記マスク
層をマスクとして、前記半導体層の少なくとも側壁面上
に選択的に前記チャネル層と同じ種類の材料からなり不
純物を含有するコンタクト半導体層をエピタキシャル成
長させる工程と、前記マスク層を除去する工程とを有す
る。
【0024】前記マスク層を除去する工程の後に、前記
ゲート電極、ソース電極およびドレイン電極を形成する
領域に開口を有するマスク層を形成する工程と、前記マ
スク層上、および前記開口内に露出した前記半導体層と
前記コンタクト半導体層上に、電極材料を蒸着する工程
と、前記マスク層上に堆積した前記電極材料とともに、
前記マスク層を除去して、前記ゲート電極、ソース電
極、ドレイン電極を形成する工程とを有する。
【0025】上記の本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、半導体層を少なくともチャネル層まで露出するよ
うにメサエッチングする工程が従来に比して追加される
のみで、上述した作用の半導体装置が製造される。ま
た、メサエッチングを行うためのマスク層と、リフトオ
フによりソースおよびドレイン電極のパターニングのた
めのマスク層とを兼用することで、製造工程が削減され
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の半導体装置およ
びその製造方法の実施の形態について、図面を参照して
説明する。
【0027】第1実施形態 本実施形態に係る半導体装置およびその製造方法につい
て、InP基板上に形成されたヘテロ接合型電界効果ト
ランジスタを例に説明する。図1は本実施形態に係る半
導体装置の断面図である。図1に示すように、半絶縁性
のInPからなる基板11の上に、InAlAsからな
るバッファ層12と、InGaAsからなるチャネル層
13と、InAlAsからなるバリア層14が順次積層
されている。バッファ層12およびバリア層14は、チ
ャネル層13を構成する半導体よりも広いバンドギャッ
プを有する半導体で構成されている。
【0028】また、バリア層14内には、チャネル層1
3に電子を供給する不純物を含有するキャリア供給層1
4aが、バリア層14内にシート状に設けられている。
なお、バリア層14内に一様にドーピングしてキャリア
供給層を形成してもよく、あるいは、バッファ層12に
不純物をドーピングしてキャリア供給層を設けてもよい
し、チャネル層13に不純物をドーピングしてもよい。
【0029】上記の半導体層12,13,14は、例え
ば、ゲート領域とその近傍を残してメサエッチングされ
ており、断面が台形のメサ形状となっている。このメサ
エッチングにより半導体層12、13、14の結晶面で
ある(111)面が露出しており、この結晶面(側壁
面)上に、それぞれ、AuGe/Niからなるオーミッ
ク電極となるソース電極16bとドレイン電極16cが
形成されている。
【0030】また、バリア層14上には、Ti/Pt/
Auよりなるゲート電極17が形成されている。ゲート
電極17に印加する電圧により、2次元電子ガス(2D
EG)濃度が制御されることとなる。
【0031】上記の構造のHEMTにおいては、InG
aAsからなるチャネル層13がソース電極16bおよ
びドレイン電極16cと直接接触している。従って、ド
レイン電流を担う電子は、ソース電極16bから、2次
元電子ガス(2DEG)の層を有するチャネル層13に
供給され、チャネル層13内においてチャネル電子とし
てゲート直下を通過して、ドレイン電極16cから直接
出ていく。ここで、半導体層12,13,14の上面に
ソース・ドレイン電極16b,16cが存在しないこと
から、電子がチャネル層13を通過中に上方向へ向かう
成分をなくし、電流経路をソース・ドレイン電極16
b,16cからチャネル層13への平面方向のみにする
ことができる。このように、上記のHEMTは、ドレイ
ン電流の経路に高抵抗なバリア層14が介在せず、ま
た、InGaAsからなるチャネル層13とソース・ド
レイン電極16b,16cとの間の接合は障壁が低いた
め、電子は、チャネル層13とソース・ドレイン電極1
6b,16cとの間を、効率よく移動でき、チャネル層
13とソース・ドレイン電極16b,16cとの間に低
い接触抵抗が得られる。
【0032】従って、本実施形態に係る半導体装置によ
れば、バリア層14による寄生ソース・ドレイン抵抗が
発生せず、従来構造と同じしきい値電圧や耐圧を維持し
たままトランジスタのオン抵抗を低減させることができ
る。また、オン抵抗の寄生成分がバリア層14の設計に
依存しないため、トンネリング効率を気にせずにバリア
層14やその中に設けるキャリア供給層14aの構造を
設計することができ、デバイス設計の自由度が高まるの
で、より高いトランジスタ性能を実現することができ
る。さらに、半導体層12,13,14は、ゲート電極
17の近傍を上面に残して、少なくともチャネル13層
までメサエッチングされたメサ形状を有することから、
メサエッチングされた半導体層12,13,14の占有
面積を小さくすることができ、高集積化に適している。
【0033】次に、上記の本実施形態に係る半導体装置
の製造方法について説明する。図2〜図4は、上記のヘ
テロ接合型電界効果トランジスタの製造工程を示した工
程断面図である。
【0034】まず、図2(a)に示すように、半絶縁性
のInPからなる基板11上に、例えばMOCVD(Me
tal Organic Chemical Vapor Deposition)法により、不
純物を添加しないInAlAsをエピタキシャル成長さ
せて、バッファ層12を形成する。
【0035】次に、図2(b)に示すように、バッファ
層12上に、例えばMOCVD法により、不純物を添加
しないInGaAsをエピタキシャル成長させて、チャ
ネル層13を形成する。チャネル層13のInとGaの
組成比は、例えば、In52%、Ga48%とする。
【0036】次に、図2(c)に示すように、チャネル
層13上に、例えばMOCVD法により、InAlAs
をエピタキシャル成長させて、バリア層14を形成す
る。このバリア層14のエピタキシャル成長時におい
て、例えば、n型不純物としてシリコン(Si)を添加
したn型InAlAsをエピタキシャル成長させて、キ
ャリア供給層14aを形成する。
【0037】次に、図3(d)に示すように、バリア層
14の表面をレジストで被覆した後、ゲート領域とその
近傍を残して、フォトリソグラフィー技術により、当該
レジストを除去し、レジスト膜Rをパターン形成する。
【0038】次に、図3(e)に示すように、レジスト
膜Rをマスクにして、基板をエッチング液に浸漬させ、
少なくともチャネル層13の側面が露出するように、半
導体層12,13,14をメサエッチングする。このメ
サエッチングに使用されるエッチング液としては、例え
ば、硫酸と過酸化水素水の混合液を挙げることができ
る。
【0039】次に、図4(f)に示すように、レジスト
膜Rを残したまま、AuGe/Ni層16を全面に蒸着
する。蒸着には、抵抗加熱蒸着を用い、例えば、AuG
e合金層を170nm程度蒸着し、Ni層を50nm程
度蒸着する。
【0040】次に、図4(g)に示すように、基板をア
セトンなどの有機溶剤に浸漬させ、レジスト膜Rを溶解
させるとともに、レジスト膜R上に積層された不要なA
uGe/Ni層16をリフトオフで除去して、ソース電
極16bおよびドレイン電極16cを形成する。
【0041】以降の工程としては、全面をレジストで被
覆した後、ゲート領域に開口を有するレジスト膜をパタ
ーン形成し、当該レジスト膜を含む全面に、例えば、T
i/Pt/Auを蒸着して、レジスト膜上に積層された
不要なTi/Pt/Au層をリフトオフで除去すること
により、Ti/Pt/Auを積層してなるゲート電極1
7が形成され、図1に示す半導体装置が製造される。
【0042】上記の本実施形態に係る半導体装置の製造
方法によれば、従来のバリア層上にソース・ドレイン電
極を形成するのに比してメサエッチング工程が増えるの
みで、ほとんど工程数は変わらない。また、メサエッチ
ングを行うためのマスクとなるレジスト膜Rを、リフト
オフによるソース・ドレイン電極16b,16cのパタ
ーニングのためのマスクと兼用していることから、製造
工程が削減される。さらに、上記の構造では、バリア層
14の上にキャップ層を設けないので、ゲート領域のキ
ャップ層を除去するエッチング工程を省くことができ
る。このエッチングのばらつきは、トランジスタのしき
い値電圧のばらつきとなるため、この工程を省くことに
よって、トランジスタのしきい値電圧のばらつきと製造
コスト等を低減させることができる。
【0043】第2実施形態 本実施形態に係る半導体装置およびその製造方法につい
て、InP基板上に形成されたヘテロ接合型電界効果ト
ランジスタを例に説明する。本実施形態では、ゲート電
極とソース・ドレイン電極とを同時形成するものであ
る。
【0044】図5は本実施形態に係る半導体装置の断面
図である。図5に示すように、半絶縁性のInPからな
る基板11の上に、InAlAsからなるバッファ層1
2と、InGaAsからなるチャネル層13と、InA
lAsからなるバリア層14が順次積層されており、バ
リア層14内には、チャネル層13に電子を供給する不
純物を含有するキャリア供給層14aが形成されてい
る。
【0045】上記の半導体層12,13,14は、第1
実施形態と同様、例えば、ゲート電極とその近傍を残し
てメサエッチングされており、断面が台形のメサ形状と
なっている。
【0046】本実施形態においては、半導体層12,1
3,14のメサエッチングにより露出した結晶面(側壁
面)上に、それぞれ、n型不純物としてシリコン(S
i)を高濃度に含むInGaAsからなるキャップ層1
5が形成されており、各キャップ層15上には、Ti/
Pt/Auからなるソース電極17bとドレイン電極1
7cが形成されている。
【0047】また、バリア層14上には、ソース・ドレ
イン電極17b,17cと同時形成された、Ti/Pt
/Auよりなるゲート電極17aが形成されている。ゲ
ート電極17に印加する電圧により、2次元電子ガス
(2DEG)濃度が制御されることとなる。
【0048】上記の構造のHEMTにおいては、InG
aAsからなるチャネル層13が、不純物が添加された
InGaAsからなるキャップ層15を介して、ソース
電極17bおよびドレイン電極17cと接続されてい
る。従って、ドレイン電流を担う電子は、ソース電極1
7bから、キャップ層15を通過して、2次元電子ガス
(2DEG)の層を有するチャネル層13に供給され、
チャネル層13内においてチャネル電子としてゲート直
下を通過し、キャップ層15を通過して、ドレイン電極
17cから出ていく。ここで、半導体層12,13,1
4の上面には、キャップ層15およびソース・ドレイン
電極17b,17cが存在しないことから、電子がチャ
ネル層13を通過中に上方向へ向かう成分をなくし、電
流経路をソース・ドレイン電極17b,17cからチャ
ネル層13への平面方向のみにすることができる。この
ように、上記のHEMTは、ドレイン電流の経路に高抵
抗なバリア層14が介在せず、また、高濃度に不純物を
含有するInGaAsからなるキャップ層15と、Ti
/Pt/Auからなるソース・ドレイン電極17b,1
7cとは、良好なオーミック接触が得られることから、
チャネル層13とソース・ドレイン電極17b,17c
との間の抵抗を低く抑えられる。また、Ti/Pt/A
uからなるゲート電極17aは、バリア層14に対して
はショットキー接合を形成し、ゲート電極として機能す
ることができる。
【0049】従って、本実施形態に係る半導体装置によ
れば、第1実施形態と同様、バリア層14による寄生ソ
ース・ドレイン抵抗が発生せず、従来構造と同じしきい
値電圧や耐圧を維持したままトランジスタのオン抵抗を
低減させることができる。また、オン抵抗の寄生成分が
バリア層14の設計に依存しないため、トンネリング効
率を気にせずにバリア層14やその中に設けるキャリア
供給層14aの構造を設計することができ、デバイス設
計の自由度が高まるので、より高いトランジスタ性能を
実現することができる。さらに、半導体層12,13,
14は、ゲート電極17aの近傍を上面に残して、少な
くともチャネル13層までメサエッチングされたメサ形
状を有することから、メサエッチングされた半導体層1
2,13,14の占有面積を小さくすることができ、高
集積化に適している。
【0050】次に、上記の本実施形態に係る半導体装置
の製造方法について説明する。図6〜図9は、上記のヘ
テロ接合型電界効果トランジスタの製造工程を示した工
程断面図である。
【0051】まず、図6(a)に示すように、半絶縁性
のInPからなる基板11上に、例えばMOCVD(Me
tal Organic Chemical Vapor Deposition)法により、不
純物を添加しないInAlAsをエピタキシャル成長さ
せて、バッファ層12を形成する。
【0052】次に、図6(b)に示すように、バッファ
層12上に、例えばMOCVD法により、不純物を添加
しないInGaAsをエピタキシャル成長させて、チャ
ネル層13を形成する。チャネル層13のInとGaの
組成比は、例えば、In52%、Ga48%とする。
【0053】次に、図6(c)に示すように、チャネル
層13上に、例えばMOCVD法により、InAlAs
をエピタキシャル成長させて、バリア層14を形成す
る。このバリア層14のエピタキシャル成長時におい
て、例えば、n型不純物としてシリコン(Si)を添加
したn型InAlAsをエピタキシャル成長させて、キ
ャリア供給層14aを形成する。
【0054】次に、図7(d)に示すように、バリア層
14上に、例えば、CVD法により酸化シリコン(Si
2 )を堆積させて、誘電体層20を形成する。
【0055】次に、図7(e)に示すように、誘電体層
20の表面をレジストで被覆した後、ゲート領域とその
近傍を残して、フォトリソグラフィー技術により、当該
レジストを除去し、レジスト膜Rをパターン形成する。
【0056】次に、図8(f)に示すように、レジスト
膜Rをマスクにして、誘電体層20をバリア層14が露
出するまでエッチングして、誘電体層20aをパターン
形成する。誘電体層20に酸化シリコンを用いる場合に
は、エッチングには、CF4を反応ガスとして含むRI
E(Reactive Ion Etching) を用いる。その後、レジス
ト膜Rを除去する。
【0057】次に、図8(g)に示すように、誘電体層
20aをマスクにして、基板をエッチング液に浸漬さ
せ、少なくともチャネル層13の側面が露出するよう
に、半導体層12,13,14をメサエッチングする。
このメサエッチングに使用されるエッチング液として
は、例えば、硫酸と過酸化水素水の混合液を挙げること
ができる。
【0058】次に、図9(h)に示すように、誘電体2
0aをマスクとして、例えば、MOCVD法を用いて、
n型不純物としてシリコン(Si)が高濃度にドーピン
グされたInGaAsを選択エピタキシャル成長させ
て、チャネル層13の側面を被覆するキャップ層15を
形成する。ここで、レジストではなく、誘電体層20を
マスクとして、エピタキシャル成長させているのは、エ
ピタキシャル成長させるのに必要な温度が高いことか
ら、レジストをマスクとするとレジストが固まってしま
い後に剥離することが困難だからである。
【0059】以降の工程としては、図9(i)に示すよ
うに、誘電体20aを除去した後、基板全体をレジスト
膜で被覆し、ゲート、ソース、ドレイン領域に開口部を
設ける。続いて、基板全面にTi/Pt/Auよりなる
メタル薄膜を成膜する。蒸着には、電子線加熱蒸着を用
い、Ti/Pt/Au層の厚さはそれぞれ50nm/5
0nm/200nmとする。続いて、基板をアセトンな
どの有機溶剤に浸漬させ、レジストを溶解させるととも
に、レジスト上に積層された不要なTi/Pt/Au層
をリフトオフで除去することで、ゲート電極17a、ソ
ース電極17b、ドレイン電極17cが形成され、図5
に示す半導体装置が製造される。
【0060】上記の本実施形態に係る半導体装置の製造
方法によれば、従来のバリア層上にソース・ドレイン電
極を形成するのに比してメサエッチング工程が増えるの
みで、ほとんど工程数は変わらない。また、ゲート電極
17a、ソース電極17bおよびドレイン電極17cを
同時に形成することから、製造工程を削減することがで
きる。また、上記のキャップ層15の製造においては、
半導体層12,13,14の側壁に選択的にエピタキシ
ャル成長させるため、ゲート領域のキャップ層をエッチ
ング除去する工程はない。従って、エッチングのばらつ
きによる、トランジスタのしきい値電圧のばらつきをな
くすことができる。
【0061】本発明の半導体装置は、上記の実施形態の
説明に限定されない。例えば、第1実施形態において、
ゲート電極と、ソース電極およびドレイン電極を同時に
形成してもよい。この場合、図3(e)に示す工程後に
レジスト膜Rを除去して、基板全体を再度レジスト膜で
被覆し、ゲート、ソース、ドレイン領域において当該レ
ジスト膜に開口部を設ける。続いて、基板全面にTi/
Pt/Auよりなるメタル薄膜を成膜し、基板をアセト
ンなどの有機溶剤に浸漬させ、レジストを溶解させると
ともに、レジスト上に積層された不要なTi/Pt/A
u層をリフトオフで除去することで、ゲート電極、ソー
ス電極、ドレイン電極を同時に形成することもできる。
この場合においても、Ti/Pt/Auからなるソース
電極およびドレイン電極は、InGaAsからなるチャ
ネル層に対してはオーミック接触することから、オーミ
ッック電極としての役割を果たし、Ti/Pt/Auか
らなるゲート電極は、InAlAsからなるバリア層1
4に対してはショットキー接合を形成してショットキー
電極としての役割を果たすことから、第1実施形態と同
様の効果を有するトランジスタを実現することができ
る。
【0062】また、ゲート電極下における半導体層の構
成には特に限定はなく、例えば、本実施形態において
は、チャネル層13の上側にキャリア供給層14aを含
むバリア層14を設けたシングルヘテロ構造を例に説明
したが、チャネル層13の下側にも同様にキャリア供給
層を含むバリア層を設けるダブルヘテロ構造とすること
もできる。
【0063】また、本実施形態においては、InP基板
にInGaAsからなるチャネル層を有する半導体装置
について説明したが、例えば、GaAs基板を用いるこ
ともできる。例えば、基板11にGaAsを用いた場合
には、バッファ層12にはAlGaAsを用い、チャネ
ル層13にはInGaAsを用い、バリア層14には、
チャネル層13を構成する材料よりもバンドギャップの
大きい材料、例えば、AlGaAsを用いることがで
き、キャリア供給層14aにはn型不純物としてシリコ
ンを含むAlGaAsを用いることができる。
【0064】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々の変更が可能である。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、占有面積の増大を抑制
し、かつ、製造工程の増加を抑制しつつ、寄生ソース・
ドレイン抵抗が低減された半導体装置およびその製造方
法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る半導体装置の断面図であ
る。
【図2】第1実施形態に係る半導体装置の製造工程にお
いて、バリア層の形成工程までの断面図である。
【図3】図2に続く、半導体層のメサエッチング工程ま
での断面図である。
【図4】図3に続く、ソース・ドレイン電極の形成工程
までの断面図である。
【図5】第2実施形態に係る半導体装置の断面図であ
る。
【図6】第2実施形態に係る半導体装置の製造工程にお
いて、バリア層の形成工程までの断面図である。
【図7】図6に続く、レジスト膜のパターニング工程ま
での断面図である。
【図8】図7に続く、半導体層のメサエッチング工程ま
での断面図である。
【図9】図8に続く、キャップ層の形成工程までの断面
図である。
【図10】従来例に係る半導体装置の一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
11…基板、12…バッファ層、13…チャネル層、1
4…バリア層、14a…キャリア供給層、15…キャッ
プ層、16b…ソース電極、16c…ドレイン電極、1
7…ゲート電極、17a…ゲート電極、17b…ソース
電極、17c…ドレイン電極、20,20a…誘電体
層、21…基板、22…バッファ層、23…チャネル
層、24…バリア層、24a…キャリア供給層、25…
キャップ層、26b…ソース電極、26c…ドレイン電
極、27…ゲート電極。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲート電極下に複数の層が積層された半導
    体層を有し、当該半導体層内に、隣接する層とのヘテロ
    接合により電流チャネルが形成されるチャネル層を有す
    る半導体装置であって、 前記半導体層は、前記ゲート電極の近傍を上面に残し
    て、側壁面が主面に対して傾斜を有するメサ形状を有
    し、 前記半導体層の上面を除いて、少なくとも前記半導体層
    の側壁面に露出した前記チャネル層に接するように前記
    半導体層の側壁面上に形成された接続層を有する半導体
    装置。
  2. 【請求項2】前記接続層は、前記チャネル層とオーミッ
    ク接触するソース電極およびドレイン電極である請求項
    1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記接続層は、 前記チャネル層に接するように前記半導体層の側壁面上
    に形成され、前記チャネル層と同じ種類の材料からなり
    不純物を含有する接続用半導体層と、 前記接続用半導体層上に形成されたソース電極およびド
    レイン電極とを有する請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】前記ソース電極およびドレイン電極は、前
    記ゲート電極と同一の材料により形成されている請求項
    3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】前記半導体層は、前記チャネル層に隣接し
    て形成され、前記チャネル層を構成する材料よりバンド
    ギャップの大きい半導体により形成されたバリア層を有
    する請求項1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】前記バリア層は、不純物を含有し前記チャ
    ネル層に電荷を供給するキャリア供給層を有する請求項
    5記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】ゲート電極下に複数の層が積層された半導
    体層を有し、当該半導体層内に、隣接する層とのヘテロ
    接合により電流チャネルが形成されるチャネル層を有す
    る半導体装置の製造方法であって、 基板上に前記チャネル層を含む複数の層を積層して前記
    半導体層を形成する工程と、 前記半導体層を、前記ゲート電極の近傍を上面に残し
    て、少なくとも前記チャネル層までメサエッチングする
    工程と、 前記半導体層の上面を除いて、少なくとも前記半導体層
    の側壁面に露出した前記チャネル層に接するように前記
    半導体層の側壁面上に接続層を形成する工程と、 前記半導体層の上面にゲート電極を形成する工程とを有
    する半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記メサエッチングする工程は、 前記半導体層上にマスク層を形成する工程と、 前記マスク層をゲート電極形成部およびその近傍を残し
    て除去する工程と、 前記マスク層をマスクとして、前記半導体層をメサエッ
    チングする工程とを有する請求項7記載の半導体装置の
    製造方法。
  9. 【請求項9】前記接続層を形成する工程は、 前記マスク層および前記半導体層上に接続層材料を堆積
    させる工程と、 前記マスク層上の前記接続層材料とともに前記マスク層
    を除去して、前記接続層を形成する工程とを有する請求
    項8記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】前記接続層材料を堆積させる工程におい
    て、前記チャネル層とオーミック接触するソース電極お
    よびドレイン電極材料を蒸着し、 前記接続層を形成する工程において、ソース電極および
    ドレイン電極を形成する請求項9記載の半導体装置の製
    造方法。
  11. 【請求項11】前記接続層を形成する工程は、 前記マスク層をマスクとして、前記半導体層の少なくと
    も側壁面上に選択的に前記チャネル層と同じ種類の材料
    からなり不純物を含有するコンタクト半導体層をエピタ
    キシャル成長させる工程と、 前記マスク層を除去する工程とを有する請求項8記載の
    半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】前記マスク層を除去する工程の後に、 前記ゲート電極、ソース電極およびドレイン電極を形成
    する領域に開口を有するマスク層を形成する工程と、 前記マスク層上、および前記開口内に露出した前記半導
    体層と前記コンタクト半導体層上に、電極材料を蒸着す
    る工程と、 前記マスク層上に堆積した前記電極材料とともに、前記
    マスク層を除去して、前記ゲート電極、ソース電極、ド
    レイン電極を形成する工程とを有する請求項11記載の
    半導体装置の製造方法。
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